JP3379465B2 - 無線通信システム及びそれに用いる基地局並びに移動機 - Google Patents

無線通信システム及びそれに用いる基地局並びに移動機

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JP3379465B2 JP05488499A JP5488499A JP3379465B2 JP 3379465 B2 JP3379465 B2 JP 3379465B2 JP 05488499 A JP05488499 A JP 05488499A JP 5488499 A JP5488499 A JP 5488499A JP 3379465 B2 JP3379465 B2 JP 3379465B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システム及
びそれに用いる基地局並びに移動機に関し、特にDS−
CDMA(Direct Sequence-Code Division Multiple A
ccess )無線通信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8はスペースダイバーシティを実現す
る従来の携帯電話機の受信機の構成である。これはいわ
ゆるフェージングによる受信品質の劣化を防ぐべく、ア
ンテナ及び受信部を具備しているものである。一般的
に、フェージングとは、電波が送信機から受信機に至る
までの伝送路の環境や、移動通信機である携帯電話機側
の移動状態により、その伝搬遅延の差異等が生じ、それ
等が合成されるときに無秩序に加算されてしまうため
に、受信電界強度が一定とならず変動してしまう現象を
指す。
【0003】そこで、図8に示す様に、受信電界強度が
独立に変動するような位置に2個のアンテナ41A,4
1Bを設置することにより、互いの受信電界強度の落ち
込みを補完することが可能となり、受信品質劣化を防ぐ
ことが可能となる。図8において、アンテナ41A,4
1Bに夫々対応して受信部42A,42B及び逆拡散部
43A,43Bが設けられている。これ等逆拡散部43
A,43Bの各出力は受信データ処理部47において復
調処理される構成である。
【0004】従来は、図8に示した様に、携帯電話機側
にてアンテナ及び受信部を2組具備することにより、ス
ペースダイバーシティを実現しているが、かかる構成で
は、携帯電話機の小型化及び軽量化を考えると不都合で
ある。そこで、特開平9−116475号公報では、時
間ダイバーシティにより上記欠点を解決する技術が示さ
れている。図9(A)はその送信側を示し、また(B)
は受信側を示している。
【0005】図9(A)を参照すると、送信データはス
ペクトラム拡散部102へ供給されていると共に、遅延
部101により時間τだけ遅延されて他の拡散部103
へ供給される。これ等拡散信号は加算部104にて加算
されて送信部105からアンテナ106を経て送信され
る。一方、受信側では、図9(B)に示すように、アン
テナ107を経て受信部108を介して逆拡散部109
A,109Bへ夫々供給され、逆拡散処理される。これ
等両出力信号は復調部110A,110Bにて復調処理
され、一方の出力信号は遅延部111にて時間τだけ遅
延されて位相合せされて受信データ処理部112へ入力
されるようになっている。
【0006】このように、2つに分岐された送信信号に
夫々異なる遅延時間を与え、これをスペクトラム拡散に
よる符号化多重して送信し、受信側では、スペクトラム
逆拡散により分離し、復調した受信信号における送信側
で与えられた遅延差を解消してタイミングを一致させて
合成することで、時間ダイバーシティを実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる図9の時間ダイ
バーシティ方式では、2系統のスペクトラム拡散処理を
行うために、各系統につき夫々に独立の拡散符号を割当
てる必要があり、よって1台の移動機に対する通信に対
して2つの拡散符号が使用され、通信効率の低下を招来
するという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、一つの移動機との通信に
おいて単一の拡散符号を割当るのみで、時間ダイバーシ
ティを実現可能とした無線通信システム及びそれに使用
する基地局並びに移動機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基地局
と移動機とを含み、前記基地局において、送信信号をス
ペクトラム拡散し、この拡散後の信号を遅延してこの遅
延後の信号と前記拡散後の信号とを加算して送信するよ
うにした無線通信システムであって、前記基地局は、前
記移動機の移動状態を検出して移動時にのみ前記拡散後
の信号を当該検出結果に基づいた遅延時間だけ遅延する
と共に、この遅延時間を前記移動機へ告知するようにし
ことを特徴とする無線通信システムが得られる。
【0010】そして、前記基地局は、フェージングに起
因して生ずる前記移動機における受信電界の落ち込みの
周期に応じた前記遅延時間だけ、前記拡散後の信号を遅
延する遅延手段と、前記拡散後の信号と前記遅延手段に
よる遅延信号とを加算して送信する送信手段とを含むこ
とを特徴とする。
【0011】そして、前記遅延手段は、前記移動機の移
動速度を検出してこの移動速度に基づき前記周期を算出
するようにしたことを特徴とし、また前記遅延手段は、
前記移動速度に基づき前記フェージングの周波数を検出
する周波数検出手段と、この周波数に応じた前記遅延時
間だけ前記拡散後の信号の遅延をなす手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】前記周波数検出手段はドップラ周波数検出
機能を有することを特徴とし、前記送信手段は、前記拡
散後の信号及び前記遅延信号に夫々係数a1及びa2を
乗算して、これ等乗算出力を加算するようにしたことを
特徴とする。前記遅延時間は、前記スペクトラム拡散の
ための拡散符号の自己相関が最小の値になるような予め
設定された時間であることを特徴とし、また前記遅延時
間は、フェージングに起因して生ずる前記移動機におけ
る受信電界の落ち込みの周期に応じた遅延時間に近くか
つ前記スペクトラム拡散のための拡散符号の自己相関が
最小の値になるような時間であることを特徴とする。
【0013】そして、前記移動機において、前記基地局
から告知された前記遅延時間だけ受信信号及び拡散符号
を遅延し、この遅延受信信号及び遅延前の受信信号を、
遅延拡散符号及び遅延なしの拡散符号を夫々用いて逆拡
散を行ってこれ等逆拡散後の信号を加算し、この加算出
力を復調処理するようにしたことを特徴とする。
【0014】本発明によれば、送信信号をスペクトラム
拡散し、この拡散後の信号を所定遅延時間だけ遅延して
この遅延後の信号と前記拡散後の信号とを加算して送信
するようにした基地局であって、移動機の移動状態を検
出して移動時にのみ前記拡散後の信号を当該検出結果に
基づいた遅延時間だけ遅延すると共に、この遅延時間を
前記移動機へ告知するようにしたことを特徴とする基地
局が得られる。
【0015】そして、フェージングに起因して生ずる前
記移動機における受信電界の落ち込みの周期に応じた前
記遅延時間だけ、前記拡散後の信号を遅延する遅延手段
と、前記拡散後の信号と前記遅延手段による遅延信号と
を加算して送信する送信手段とを含むことを特徴とす
る。
【0016】前記遅延手段は、前記移動機の移動速度を
検出してこの移動速度に基づき前記周期を算出するよう
にしたことを特徴とし、また前記遅延手段は、前記移動
速度に基づき前記フェージングの周波数を検出する周波
数検出手段と、この周波数に応じた前記遅延時間だけ前
記拡散後の信号の遅延をなす手段とを有することを特徴
とする。前記周波数検出手段は、ドップラ周波数検出機
能を有することを特徴とし、前記送信手段は、前記拡散
後の信号及び前記遅延信号に夫々係数a1及びa2を乗
算して、これ等乗算出力を加算するようにしたことを特
徴とする。
【0017】前記遅延時間は、前記スペクトラム拡散の
ための拡散符号の自己相関が最小の値になるような予め
設定された時間であることを特徴とし、また前記遅延時
間は、フェージングに起因して生ずる前記移動機におけ
る受信電界の落ち込みの周期に応じた遅延時間に近くか
つ前記スペクトラム拡散のための拡散符号の自己相関が
最小の値になるような時間であるこを特徴とする。
【0018】基地局において、送信信号をスペクトラム
拡散し、移動機の移動状態を検出して移動時にのみ拡散
後の信号を当該検出結果に基づいた遅延時間だけ遅延す
ると共に、この遅延時間を前記移動機へ告知するように
した移動通信システムにおける移動機であって、前記遅
延時間だけ受信信号及び前記拡散符号を遅延し、この遅
延受信信号及び遅延前の前記受信信号を、遅延拡散符号
及び遅延なしの拡散符号を夫々用いて逆拡散を行ってこ
れ等逆拡散後の信号を加算処理し、この加算出力を復調
処理するようにしたことを特徴とする移動機が得られ
る。
【0019】そして、前記受信信号に含まれる前記遅延
時間の情報を検出してこの遅延時間だけ前記受信信号と
拡散符号とを遅延するようにしたことを特徴とし、また
前記加算処理時において、前記逆拡散後の信号を同相加
算するようにしたことを特徴とする。
【0020】本発明の作用を述べる。基地局側におい
て、移動機の移動に起因するフェージングが検出された
時、送信信号のスペクトラム拡散後の信号を所定遅延時
間だけ遅延してこの遅延後の信号と、遅延しないスペク
トラム拡散後の信号とを加算して送信する。例えば、フ
ェージングに起因して生ずる移動通信機における受信電
界の落ち込みの周期に応じた遅延量τで拡散後の信号を
遅延せしめ、遅延しない拡散後の信号と当該遅延信号と
を加算して送信する構成とする。移動通信機が移動する
場合、その移動伝搬特性により中央値変動、瞬時値変動
と呼ばれる受信電界強度の変動があるが、ある時刻t1
の受信波強度が仮にかかる中央値変動、瞬時値変動によ
り激しく落ち込んだとしても、遅延量τによりt=t1
+τ時には再び上記データが送信されるために、上記落
ち込みを補完できることになる。
【0021】また、基地局側において、同様にフェージ
ング検出に応答して、拡散符号の自己相関が最小の値に
なるような遅延時間だけ拡散後の信号を遅延せしめ、遅
延しない拡散後の信号と加算して送信する構成とする。
移動機側では、受信信号を当該遅延時間だけ遅延せしめ
て、遅延受信信号と遅延しない受信信号とを遅延拡散符
号と遅延なしの拡散符号とにより夫々逆拡散を行ってこ
れ等逆拡散後の信号を同相加算処理することで、通常受
信処理の約2倍の強度のデータが復調できることにな
り、結果的にフェージングにより受信信号の落ち込みが
カバーできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例を説明する。図1は本発明の一実施例の構成を
示す基地局の概略ブロック図である。スペクトル拡散部
1では、送信データと拡散符号との乗算がなされる。こ
の拡散出力はFIRフィルタ2及び遅延部3へ供給され
る。FIRフィルタ2の出力は乗算器7へ、また遅延部
3の出力はFIRフィルタ4を介して乗算器8へ夫々供
給され、係数設定部5,6による係数a1,a2と夫々
乗算される。尚、この場合の係数a1,a2の関係は、
後述するが、 a12 +a22 =1 ……(1) であるものとする。これ等乗算出力は加算器9にて加算
され、D/A変換器10にてアナログ信号となって変調
・送信部11を介してアンテナ12から送信される。
【0023】アンテナ13による受信信号は受信部14
にて受信され、受信データ処理部15を介してドップラ
周波数検出部16へ供給される。このドップラ周波数検
出部16において、図示せぬ移動機(携帯電話機)の移
動速度が検出される。移動機が移動する場合、基地局側
にてその移動速度に応じてドップラ周波数検出部16に
てその周波数偏移が観測される。この時、移動機側の受
信機には、その移動伝搬特性により中央値変動、瞬時値
変動と呼ばれる受信電界強度の変動がある。
【0024】そこで、基地局側において、ドップラ周波
数検出部16にてその周波数偏移が観測される時には、
係数設定部5及び6にて係数a1,a2を夫々設定し
て、送出すべきデータと同時に、遅延部3により設定し
た遅延量τ遅れたデータをも送信するように動作する。
いま、t=t1にて観測される受信波強度が仮に上記の
ような中央値変動、瞬時値変動により激しく落ち込んだ
としても、独立変動するような遅延量τによりt=t1
+τ時には再び上記データが送信されるために、上記落
ち込みを補完出来ることとなる。
【0025】但し、他ユーザへの干渉を避けるために、
送信電力(振幅値の二乗に比例)に変化が生じないよう
に、係数設定部5及び6では上記(1)式を満たす係数
a1及びa2が設定される。実際の例では、a1,a2
は共に(1/2) 1/2に設定されるのが良い。尚、ド
ップラ周波数検出部16にてその周波数偏移が観測され
ない時には、係数設定部5ではa1=1、係数設定部6
ではa2=0が夫々設定されるものとする。
【0026】図1の構成を更に詳述する。通常、拡散部
1により情報データと拡散符号を乗算することによりF
IRフィルタ2に送出すべき送信データを生成する。ま
た、上記送信データは同時に所望の遅延量τを設定可能
な遅延部3にも送出される。FIRフィルタ2及び4で
は符号間干渉を生じさせないような波形生成が施され、
それぞれ乗算器7及び8に入力される。係数設定部5及
び6にて設定された係数a1,a2に従って、各送信デ
ータは、乗算器7,8によりその振幅が変化される。そ
の後、加算器9にて両乗算出力が加算され、D/A変換
器10にてアナログ変換された後、変調・送信部11及
び送信アンテナ12を介して送信される。
【0027】次に、本発明の動作について説明する。移
動機が移動しているかどうかを、基地局側のドップラ周
波数検出部16により感知できる。また、その変動周波
数は一般的に以下のように算出できる。搬送周波数をω
(MHz)、移動機の移動速度をv(km/h)とする
と、そのフェージング周波数f(Hz)は、 f=vω/1.08×103 ……(2) となる。よって、フェージング周波数f(Hz)により
その移動速度vが算出でき、マルチパスによるスペクト
ル広がり幅Bd(Hz)が次のように算出できる。 Bd=2fv/c(c:光速) このスペクトル広がりBdは、等価的に時間広がりTm
=1/Bdと見なすことが出来、この間隔では相互のマ
ルチパスが無相関な加算を繰り返される。よって遅延時
間τをτ>Tmと設定することにより、互いに独立なふ
るまいをする2個の送信デ−タを受信することが可能に
なる。
【0028】従って、ドップラ周波数検出部16にて移
動機の移動が検出されると、上記で求めた遅延時間τと
なるよう遅延量遅延部3を動作させ、係数a1,a2を
夫々(1)式を満足するように設定して、乗算器7,8
を動作させれば良いことになる。図2はかかる基地局の
動作を示す概略フローチャートである。
【0029】図2を参照すると、先ず、移動機の移動状
態の有無を検出すべく、ドップラ周波数検出部16にお
いて、ドップラ周波数の検出が行われる(ステップS
1)。そして、(2)式に従って、ドップラ周波数fが
算出されるが(ステップS2)、このときfが算出され
なければ、遅延時間の設定は行われず、よって遅延部は
動作せず、通常の送信となる。この時、係数a1=1
に、a2=0に夫々設定されることは明白である。ステ
ップS2において、ドップラ周波数fが算出されれば、
遅延時間τが決定され(ステップS3)、同時に(1)
式に従った係数a1,a2が設定される(ステップ
4)。そして、送信が行われる(ステップS5)。
【0030】尚、前もって中央値変動、瞬時値変動等の
特性が既知な場合には、それと併せて、受信電界の落ち
込みの周期を推察できることとなる。その予測された周
期の1/N(N:整数)程度に遅延部3の遅延量τを設
定して送信することにより、移動機側では、ある時間に
受信電界強度の激しい落ち込みに遭遇しても時間τ後に
は、再び同じデータが観測されより正確な受信が可能と
なる。
【0031】移動機側にて、遅延量τは独立してサーチ
してもよいし、基地局側より前もって伝送してもらうこ
とも可能である。移動機側で、この遅延量をサーチする
場合には、移動機の構成は従来のものと何等異なること
はなく、一系統のアンテナと、受信部と、逆拡散部とを
有する構成で良いことになるが、遅延時間τをサーチす
るために要する時間が必要となるという欠点がある。そ
こで、基地局側から移動機へ遅延時間τを告知する方法
もある。この場合には、図3に示すような信号形式で送
信される。
【0032】図3に示すように、当該遅延時間は、基本
的には送信信号のタイムスロットのオーバヘッド部に挿
入されるものとする。図3(A)では、オーバヘッド部
がPLT(Pilot )信号と、TPC(Transmission Pow
er Control)信号と、τ(遅延時間)情報とからなる。
尚、PLTは基地局側から移動機側への下り回線の品質
を測定するためのパイロット信号であり、TCPは、移
動機側から基地局側への上り回線の送信電力を制御する
ための信号であり、これ等の信号については周知であり
かつ本発明には関係しないので、ここでは、特に詳述し
ない。図3(B)では、オーバヘッド部にPLT信号を
含まない場合の例である。これにより、移動機では、遅
延時間のサーチの必要がなく、この告知された遅延時間
だけ後の受信信号を受信して復調すれば良いことにな
る。
【0033】図4は本発明の他の実施例を示す基地局の
ブロック図であり、図1と同等部分は同一符号にて示し
ている。上述の図1の実施例では、ドップラ周波数検出
部16において、移動機の移動が検出されたとき、この
ドップラ周波数に応じた遅延量τを設定しているが、こ
の遅延時間に近くかつ拡散符号の自己相関が最も小なる
遅延時間、すなわち自己相関がほぼ“0”になるような
遅延時間を選択する方式(その原理の詳細は後述する)
があり、本例はこの方式の場合の例である。
【0034】図4において、図1と相違する点は、単に
メモリ17を追加した点である。ドップラ周波数検出部
16にて移動機の移動が検出され、ドップラ周波数に応
じた遅延時間が算出された時に、この遅延時間でメモリ
17をアクセスして、予め格納されている自己相関が
“0”に近い遅延時間τを読出すものである。こうして
読出された遅延時間τが遅延部3で設定され送信信号の
遅延がなされる。基地局での以後の動作は図1のそれと
同一である。
【0035】送信信号中には、この遅延時間τを移動機
側へ告知するために遅延時間情報が含まれる。この場合
も図3の信号形式で送信される。こうして送信された基
地局からの送信信号を受信する移動機の概略ブロック構
成を図5に示す。図5において、当該送信信号は、アン
テナ41及び受信部42を介して逆拡散部43にて逆拡
散処理されると共に、遅延部44を介して逆拡散部45
へ入力される。遅延部44では、基地局側から告知され
た遅延時間τだけ受信信号及び拡散符号が遅延される。
逆拡散部45では、この遅延拡散符号により遅延受信信
号が逆拡散処理を施され、加算器46にて逆拡散部43
からの出力と同相加算が行われる。この加算出力は受信
データ処理部47にて復調などの受信処理を受ける。
【0036】このとき、τ検出部48では、受信データ
処理部47で復調された信号から遅延時間τを検出して
メモリ49へこれを一旦格納しておき、このメモリ出力
を遅延部44へ導出するものである。
【0037】図6は移動機の動作の概略を示すフローチ
ャートであり、データ受信に応答して(ステップS1
1)、受信信号の逆拡散処理(ステップS12)に並行
して、受信信号及び拡散符号の遅延と、この遅延受信信
号の遅延拡散符号による逆拡散処理とが行われる(ステ
ップS13,S14)。そして、両逆拡散出力が同相加
算処理され(ステップS15)、受信データ処理される
(ステップS16)が、このとき、遅延時間の検出が行
われ(ステップS17)、この検出遅延時間によりステ
ップS13におけるc(t)の遅延制御が行われるので
ある。
【0038】以上述べた拡散符号の自己相関を“0”に
する様な遅延時間だけ、拡散信号を遅延して送信する時
間ダイバーシティ方式を採用した送受信システムにおい
て、移動機側でフェージングが解消される理由を、以下
に数式を使用して定量的に説明する。先ず、送信すべき
データをb(t)、拡散符号をc(t)とし、簡単化の
ために係数a1,a2を共に1と仮定して説明する。
【0039】基地局側で、フェージングを検出して遅延
部3を動作させた時には、送信信号s(t)は、 s(t)=b(t)・c(t)+b(t−τ)・c(t−τ)……(3) と表現される。一方、受信側では、b(t)を取り出す
ことが必要であるが、s(t)から再度b(t)を得る
には、拡散符号でs(t)を割り算すれば良いが、実際
には、拡散符号はD/A変換の際に(0,1)が(1,
−1)に変換されるので、拡散符号は“+1”と“−
1”の値をとる。よって、受信信号に拡散符号を乗算す
ることで割り算ができることになる。
【0040】従って、受信側では、 s(t)・c(t)=b(t)・c(t)2 +b(t−τ)・c(t−τ)・c(t)……(4) s(t)・c(t−τ)=b(t−τ)・c(t−τ)2 +b(t)・c(t−τ)・c(t)……(5) となる。尚、(5)式において、s(t)は当然遅延部
44にてτだけ遅延されるので、実際にはs(t−τ)
と表記されるが、s(t)と考えても実質的には変わり
はないので、簡単化のためにs(t)と表記している。
【0041】ここで、拡散符号の上記性質により、 c(t)2 =1,c(t−τ)2 =1 ……(6) であり、また、 c(t−τ)・c(t)=0……(7) になるように、すなわち自己相関が“0”になるよう
に、τを設定すれば、(4),(5)式は共に、b
(t)となり、最終的にこれ等を同相加算すれば、2b
(t)となり、フェージングが解消された信号が復調可
能となるのである。
【0042】また他の例として、移動機の移動を検出し
た時、自己相関が“0”になる遅延時間を予め計算して
おき、同様にメモリに格納しておき、これを読出す様に
すれば、受信側では、完全に2b(t)信号が得られ
る。この実施例の構成は先の図4と同様の構成で実現可
能であることは明らかである。
【0043】図7は本発明の他の実施例のブロック図で
あり、図1,4と同等部分は同一符号にて示している。
本例では、図1の2つのFIRフィルタ2,4を1つに
して加算器9の後段に、FIR2として配置したもので
あり、より構造が簡素化される。図4の構成にも同様に
適用され得る。
【0044】図4及び図7の実施例の場合でも、移動機
側へ基地局から遅延時間を告知する代わりに、独自にサ
ーチすることもできることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、基地
局側において、送信信号のスペクトラム拡散処理後に所
定遅延を送信信号に与えて、遅延しない拡散信号と加算
して送信する様にすることで、移動通信機側では、単一
のアンテナ及び受信部を用いるのみで、また単一の拡散
符号を割当てるのみで、スペースダイバーシティの機能
を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基地局のブロック図であ
る。
【図2】図1の基地局の動作を示す概略フローチャート
である。
【図3】基地局から移動機への信号形式を示す図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の基地局のブロック図であ
る。
【図5】本発明の実施例の移動機のブロック図である。
【図6】図5の移動機の動作を示す概略フローチャート
である。
【図7】本発明の更に他の実施例の基地局のブロック図
である。
【図8】従来のスペースダイバーシティ方式の移動機の
例を示す図である。
【図9】従来の時間ダイバーシティ方式の例を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 拡散部 2,4 FIRフィルタ 3,44 遅延部 5,6 係数設定部 7,8 乗算器 9,46 加算器 10 D/A変換器 11 変調・送信部 12,14,41 アンテナ 15 受信データ処理部 16 ドップラ周波数検出部 17,49 メモリ 42 受信部 43,45 逆拡散部 47 受信データ処理部 48 τ検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 1/02 - 1/06 H04B 1/69 - 1/713 H04B 7/02 - 7/12 H04B 7/24 - 7/26 H04J 13/00 - 13/06 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動機とを含み、前記基地局に
    おいて、送信信号をスペクトラム拡散し、この拡散後の
    信号を遅延してこの遅延後の信号と前記拡散後の信号と
    を加算して送信するようにした無線通信システムであっ
    て、前記基地局は、前記移動機の移動状態を検出して移動時
    にのみ前記拡散後の信号を当該検出結果に基づいた遅延
    時間だけ遅延すると共に、この遅延時間を前記移動機へ
    告知するようにした ことを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記基地局は、フェージングに起因して
    生ずる前記移動機における受信電界の落ち込みの周期に
    応じた前記遅延時間だけ、前記拡散後の信号を遅延する
    遅延手段と、前記拡散後の信号と前記遅延手段による遅
    延信号とを加算して送信する送信手段とを含むことを特
    徴とする請求項記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記遅延手段は、前記移動機の移動速度
    を検出してこの移動速度に基づき前記周期を算出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項記載の無線通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記遅延手段は、前記移動速度に基づき
    前記フェージングの周波数を検出する周波数検出手段
    と、この周波数に応じた前記遅延時間だけ前記拡散後の
    信号の遅延をなす手段とを有することを特徴とする請求
    記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 前記周波数検出手段は、ドップラ周波数
    検出機能を有することを特徴とする請求項記載の無線
    通信システム。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記拡散後の信号及び
    前記遅延信号に夫々係数a1及びa2(a12 +a22
    =1)を乗算して、これ等乗算出力を加算するようにし
    たことを特徴とする請求項2〜5いずれか記載の無線通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記遅延時間は、前記スペクトラム拡散
    のための拡散符号の自己相関が最小の値になるような予
    め設定された時間であることを特徴とする請求項1記載
    の無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記遅延時間は、フェージングに起因し
    て生ずる前記移動機における受信電界の落ち込みの周期
    に応じた遅延時間に近くかつ前記スペクトラム拡散のた
    めの拡散符号の自己相関が最小の値になるような時間で
    あることを特徴とする請求項1記載の無線通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記移動機側において、前記基地局から
    告知された前記遅延時間だけ受信信号及び拡散符号を遅
    延し、この遅延受信信号及び遅延前の受信信号を、遅延
    拡散符号及び遅延なしの拡散符号を夫々用いて逆拡散を
    行ってこれ等逆拡散後の信号を加算し、この加算出力を
    復調処理するようにしたことを特徴とする請求項1〜8
    いずれか記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】 送信信号をスペクトラム拡散し、この
    拡散後の信号を所定遅延時間だけ遅延してこの遅延後の
    信号と前記拡散後の信号とを加算して送信するようにし
    た基地局であって、 移動機の移動状態を検出して移動時にのみ前記拡散後の
    信号を当該検出結果に基づいた遅延時間だけ遅延すると
    共に、この遅延時間を前記移動機へ告知するようにした
    ことを特徴とする基地局
  11. 【請求項11】 フェージングに起因して生ずる前記移
    動機における受信電界の落ち込みの周期に応じた前記遅
    延時間だけ、前記拡散後の信号を遅延する遅延手段と、
    前記拡散後の信号と前記遅延手段による遅延信号とを加
    算して送信する送信手段とを含むことを特徴とする請求
    10記載の基地局。
  12. 【請求項12】 前記遅延手段は、前記移動機の移動速
    度を検出してこの移動速度に基づき前記周期を算出する
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の基地局。
  13. 【請求項13】 前記遅延手段は、前記移動速度に基づ
    き前記フェージングの周波数を検出する周波数検出手段
    と、この周波数に応じた前記遅延時間だけ前記拡散後の
    信号の遅延をなす手段とを有することを特徴とする請求
    12記載の基地局。
  14. 【請求項14】 前記周波数検出手段は、ドップラ周波
    数検出機能を有することを特徴とする請求項13記載の
    基地局。
  15. 【請求項15】 前記送信手段は、前記拡散後の信号及
    び前記遅延信号に夫々係数a1及びa2(a12 +a2
    2 =1)を乗算して、これ等乗算出力を加算するように
    したことを特徴とする請求項11〜14いずれか記載の
    基地局。
  16. 【請求項16】 前記遅延時間は、前記スペクトラム拡
    散のための拡散符号の自己相関が最小の値になるような
    予め設定された時間であることを特徴とする請求項
    載の基地局。
  17. 【請求項17】 前記遅延時間は、フェージングに起因
    して生ずる前記移動機における受信電界の落ち込みの周
    期に応じた遅延時間に近くかつ前記スペクトラム拡散の
    ための拡散符号の自己相関が最小の値になるような時間
    であるこを特徴とする請求項記載の基地局。
  18. 【請求項18】 基地局において、送信信号をスペクト
    ラム拡散し、移動機の移動状態を検出して移動時にのみ
    拡散後の信号を当該検出結果に基づいた遅延時間だけ遅
    延すると共に、この遅延時間を前記移動機へ告知する
    うにした移動通信システムにおける移動機であって、 前記遅延時間だけ受信信号及び前記拡散符号を遅延し、
    この遅延受信信号及び遅延前の前記受信信号を、遅延拡
    散符号及び遅延なしの拡散符号を夫々用いて逆拡散を行
    ってこれ等逆拡散後の信号を加算処理し、この加算出力
    を復調処理するようにしたことを特徴とする移動機。
  19. 【請求項19】 前記受信信号に含まれる前記遅延時間
    の情報を検出してこの遅延時間だけ前記受信信号を遅延
    するようにしたことを特徴とする請求項18記載の移動
    機。
  20. 【請求項20】 前記加算処理時において、前記逆拡散
    後の信号を同相加算するようにしたことを特徴とする請
    求項18または19記載の移動機。
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