JP2010534983A - 受信機における復号の最適化 - Google Patents

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Abstract

受信機は、データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するように構成されている復号器を含む。データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む。受信機はまた、制御装置も含む。制御装置は、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定するように構成されている。
【選択図】図5

Description

本件開示は、一般に通信に関係し、より詳細には受信機における復号を最適化するための技術に関係する。
最近の技術の進歩は、ワイヤレス通信デバイスの能力を格段に向上させてきた。今日では、多くのワイヤレス通信デバイスが、従来の電話通信サービスに加えて、モバイル環境でマルチメディア・ブロードキャストを見るための手段を提供している。何百万ものワイヤレス通信デバイスにマルチメディア・コンテンツを効率的および経済的に配信するために、様々なブロードキャストシステムが、現在展開されおよび/または開発されている。これらのブロードキャストシステムは、従来のセルラー音声およびデータ・サービスのために典型的に使用されるワイヤレス通信デバイスの上で、ユーザーがコンテンツの複数のチャネルにアクセスすることを可能にする。
各々のチャネル上のマルチメディア・コンテンツ・ブロードキャストは、しばしばサービスと呼ばれる。各々のサービスは、1つまたは複数のデータストリームを含んでよい。例として、一般的なマルチメディア・プログラムは、ビデオ・データストリーム、オーディオ・データストリーム、およびシグナリング・データストリームを含んでよい。これらのブロードキャストシステムにおいて、データストリームは、2つのサブストリームとして送られてよい。それらは、基本ストリームおよび増強ストリームである。この技術は、「階層型」符号化としばしば呼ばれる。基本ストリームは、すべてのワイヤレスデバイスのための基本情報を搬送することができ、増強ストリームは、よりよいチャネル状態を観察するワイヤレスデバイスのための追加の情報を搬送することができる。階層型符号化により、基本ストリームと増強ストリームは、別々に符号化されおよび変調され、次に、データ・シンボル・ストリームを得るために結合される。
基本および増強ストリームの符号化は、順方向誤り訂正(FEC)を含んでよい。FECとは、所定のアルゴリズムを使用して、送信されるデータストリームに冗長性を追加する信号処理技術のことである。追加された冗長性は、受信機が、送信されるデータストリーム内の誤りを検出し、場合によっては誤りを訂正することを可能にする。強力な誤り訂正能力を提供するために、連結したデータ符号化スキームが頻繁に使用される。例として、データストリームは、リード・ソロモン符号または同様のもののようなブロック符号によって保護され、その後、ターボ符号化されてよい。この例において、データストリームは、リード・ソロモン符号化器にブロックで提供される。各々のデータブロックについて、リード・ソロモン符号化器は、符号ブロックを形成するためにパリティブロックを付ける。各々の符号ブロックは、次に、符号シンボルのストリームを提供するためにターボ符号化器に提供される。符号シンボルは、一緒にブロック化され、信号配列上のポイントにマップされることによって、変調シンボルのストリームを提供する。変調シンボルストリームは、通信チャネル上で送信される、連続的時間信号を生成するアナログ・フロント・エンド(AFE)に提供される。
受信機において、信号配列における受信ポイントに基づいて、どの変調シンボルが最も送信されたと思われるかに関しての「緩やかな決定」をするためにシンボル・デマッパーが使用される。前記緩やかな決定は、本来送信された符号ブロックを回復するためにターボ復号器に提供される。リード・ソロモン復号器は、誤りを訂正し、データストリームを回復しようとして各々の符号ブロックを処理する。
リード・ソロモンのようなブロック符号は、次の表記を使用して一般に明記される。この表記は、リード・ソロモン(n,k)である。これは、リード・ソロモン符号化器は、k個のデータパケットを有するデータブロックを受信し、パリティブロックを追加してn個のパケットを有する符号ブロックを生成するという意味である。リード・ソロモン復号器は、最大n-k個のパケット(つまり、パリティブロック内のパケットの数)を訂正することができる。したがって、増強ストリーム内のパケット誤りは、ブロック符号の能力を超えるが、基本ストリームには誤りがないという状況が、階層型符号化スキームを使用するブロードキャストにおいては、生じるかもしれない。これらの状況においては、増強ストリームのブロック復号をスキップすることによって、処理リソースがセーブされることができる。
本件開示の1つの態様において、受信機は、データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するように構成されている復号器を含む。データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む。受信機は、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするべきかどうかを決定するように構成されている制御装置をさらに含む。
本件開示の他の態様において、受信機は、データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するための手段を含む。データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む。受信機は、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするべきかどうかを決定するための手段をさらに含む。
本件開示のさらなる態様において、受信機においてデータストリームを処理する方法は、データストリームの少なくとも一部を復号することを含む。データストリームは、データフレームを含み、およびデータフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む。前記方法は、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定することをさらに含む。
本件開示のさらなる態様において、機械可読媒体は、受信機における1つまたは複数のプロセッサーによって実行可能な命令を具備する。ここにおいて、前記命令は、データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するためのコードを含み、前記データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む。前記命令は、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定するためのコードをさらに含む。
本発明の他の実施形態は、下記の詳細な説明から当業者らに直ちに明白になるであろうことが理解される。下記の詳細な説明において、本発明の様々な実施形態が例示として図示され、説明される。後で理解されるように、本発明は、本発明の要旨および範囲から逸脱することなく、他の実施形態および異なる実施形態も可能であり、また本発明のいくつかの詳細は、様々な他の関連するものへ修正可能である。したがって、図面および詳細な説明は、制限ではなく、本質的に例示とみなされるべきである。
図1は、通信システムにおける送信機および受信機の一例を例示する概念的ブロック図である。 図2は、送信機と受信機との間のOFDM空間インターフェースの一部として使用されてよいフレーム構造の一例を例示する概念図である。 図3は、送信機におけるTXデータ・プロセッサーの一例を例示する概念的ブロック図である。 図4は、データ・シンボル・ストリームのための符号ブロックがフレームにおいてどのように搬送されるのかを例示する概念的ブロック図である。 図5は、受信機におけるRXデータ・プロセッサーの一例を例示する概念的ブロック図である。 図6は、ブロードキャスト・サービスを提供するワイヤレス通信システムにおける送信機のためのカバレッジ領域の一例を例示する概念図である。 図7は、パリティブロックの送信の間に受信機を休止モードに強制するためのプロセスの一例を例示する図である。 図8は、受信機の機能性を例示する図である。
発明の詳細な説明
添付の図面と関係して以下において記述される詳細な説明は、本発明の様々な実施形態の説明として意図されるものであり、本発明が実施される可能性のある実施形態のみを表すように意図されるものではない。詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供する目的のために特定の詳細を含んでいる。しかしながら、本発明はこれらの特定の詳細によらずに実行することができるということが当業者には明白であろう。いくつかの実例において、周知の構造および構成要素は、本発明の概念が不明瞭となることを防ぐためにブロック図の形式で図示される。
本件開示の全体にわたって説明される様々な技術は、例えば、時分割多重(TDM)、周波数分割多重(FDM)、符号分割多重(CDM)、直交周波数分割多重(OFDM)、またはいくつかの他の構成を含む任意の数の異なる多重接続スキームを採用するワイヤレスおよびワイヤライン通信システムのために使用されてよい。説明の明瞭性のために、これらの技術は、特定の連結した符号化スキーム、特定のフレーム構造、および特定の送信スキームを採用する代表的なイヤレス通信システムについて以下で説明される。
図1は、通信システム100における送信機110および受信機150の一例を例示する概念的ブロック図である。この例において、送信機110は、多くのモバイル加入者にブロードキャスト・サービスを提供するように設計された固定サイト局である。送信機110は、送信機局、基地局、基地送受信機局、アクセスポイント、ノード、またはいくつかの他の用語であって、本件開示の全体にわたって説明される送信機機能のいくつかまたはすべてを行なうことができるデバイスまたはエンティティを識別する用語として当業者に代替的に呼ばれてよい。
この例において、受信機150は、送信機110のカバレッジ領域内のユーザーがブロードキャスト・サービスを受信することができる固定またはモバイル・デバイスであってよい。例として、受信機150は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ポータブルテレビ、パソコン、ラップトップ・コンピューター、デジタルカメラ、デジタルカムコーダー、ゲーム機、ポータブルオーディオ装置、ポータブルラジオ、またはブロードキャストを受信することができる任意の他の適切なデバイスであってよい。受信機150は、ハンドセット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、ユーザー端末、ユーザー設備、モバイル局、加入者局、またはいくつかの他の用語であって、本件開示の全体にわたって説明される受信機機能のいくつかまたは全部を行なうことができるデバイスまたはエンティティを識別するための用語として当業者により代替的に呼ばれてよい。
送信機110によってカバレッジ領域内のワイヤレスデバイスに提供されるブロードキャスト・サービスは、任意の適切な空間インターフェースを利用することができる。空間インターフェースの1つの非制限的な例はOFDMである。OFDMとは、システム帯域幅の全体を複数(N個)の副搬送波に有効に分割する多重搬送波変調技術のことである。トーン、ビン、周波数チャネルなどとも呼ばれるこれらの副搬送波は、直交性を提供するために精密な周波数で間隔が置かれている。マルチメディア・コンテンツは、各々の副搬送波の位相、振幅、またはその両方を調節することによって副搬送波上に変調されることができる。一般に、直交位相シフトキーイング(QPSK)または直交振幅変調(QAM)が使用されるが、他の変調スキームもまた使用されてもよい。
図2は、送信機と受信機との間のOFDM空間インターフェースの一部として使用されることができるフレーム構造の一例を例示する概念図である。このフレーム構造は、「スーパーフレーム」としばしば呼ばれるが、フレーム、時間スロット、またはいくつかの他の用語として呼ばれてもよい。フレーム210は、マルチメディア・コンテンツをブロードキャストするための4つの等しいサイズのサブフレームF1-F4を含む。各々のサブフレームF1-F4は、時間スロットにさらに分割される。各々の時間スロットは、1つまたは複数のOFDMシンボルを含む。OFDMシンボルは、N個の変調された副搬送波を有する複合信号である。フレーム210はまた、TDMパイロット230およびオーバーヘッド情報240をも含む。受信機は、同期(例えば、フレーム検出、周波数誤り推定、およびタイミング獲得)のためにおよび場合によってはチャネル推定のためにパイロットを使用する。オーバーヘッド情報は、送信されているデータストリームについての様々なパラメーター(例えば、フレーム内の各々のデータストリームの時間・周波数位置)を示してよい。
図1を再び参照し、送信機110は、送信機(TX)データ・プロセッサー120を含む。プロセッサー120は、データソース112から複数のデータストリームを受信し、データシンボルの対応するストリームを生成するためにデータストリームを処理(例えば、圧縮、符号化、インターリーブ、およびシンボルマップ)する。変調器130は、複合シンボルストリームを生成するために、パイロットおよびオーバーヘッド・シンボルによりすべてのデータストリームのためにデータシンボルを多重化する。変調器130は、次に、複合シンボルストリームをN個の並行ストリームに変換し、N個の各々のセット上でOFDM変調を行なうことによって、アナログ・フロントエンド(AFE)134にOFDMシンボルストリームを提供する。AFE134は、OFDMシンボルストリームをアナログ信号に変換し、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルター、および周波数アップコンバート)することによって、RF変調信号を生成する。AFE132は、次に、通信システム100における他のワイヤレスデバイスと同様に、アンテナ134から受信機150にRF変調信号を送信する。
受信機150において、送信機110からのRF変調信号は、アンテナ152によって受信され、AFE154に提供される。AFE154は、受信信号を調整(例えば、フィルター、増幅、周波数ダウンコンバート、およびデジタル化)し、ストリーム・サンプルを提供する。復調器160は、パイロットおよびオーバーヘッド・シンボルと同様に、関心のある1つまたは複数のデータストリーム(例えば、ある選択されたマルチメディア・プログラムについてのすべてのデータストリーム)についてデータシンボルを回復するためにサンプル・ストリーム上でOFDM復調を行なう。復調器160は、送信機110によって送信されるデータシンボルの推定である、検出されたデータシンボルを得るために、回復されたデータシンボル上で検出(例えば、等化または一致したフィルタリング)をさらに行なう。受信機(RX)データ・プロセッサー170は、各々の選択されたデータストリームのために、検出されたデータシンボルを処理(例えば、シンボル・デマップ、逆インターリーブ、復号、および圧縮解除)し、そのストリームのためにデータを出力する。ポスト・プロセッサー180は、選択されたデータストリームのためにデータを処理(例えば、アナログ変換、フィルター、および増幅)し、電子的ディスプレイ・ユニット182(例えば、LCDスクリーン)、オーディオ・ユニット184(例えば、拡声器)、および/または他の出力デバイス上のプレゼンテーションのために適切な出力信号を生成する。
制御装置190は、RXデータ・プロセッサー170および復調器160のオペレーションを制御するために受信機150において使用される。加えて、制御装置190は、ワイヤレスデバイスにおける電池寿命を保全するために処理リソースをイネーブルおよびディスエーブルにするために使用されてよい。
図3は、送信機におけるTXデータ・プロセッサー120の一例を例示する概念的ブロック図である。説明の単純化のために、図3は、1つのマルチメディア・プログラムにつき1つのビデオ・データストリームの処理に制限される。TXデータ・プロセッサー320内で、ビデオ符号化器310は、マルチメディア・プログラムのビデオ部分のためのデータストリーム{d}を受信および圧縮し、ビデオ部分のための基本データストリーム{db}および増強データストリーム{de}を提供する。ビデオ符号化器310は、MPEG-2(Moving Pictures Experts Groups)を実装することができ、ビデオ・データストリームのためのイントラ符号化(I)フレーム、順方向予測(P)フレーム、および双方向予測(B)フレームのシーケンスを生成することができる。基本データストリーム{db}は、IおよびPフレームを搬送することができ、増強データストリーム{de}は、Bおよび場合によってはPフレームを搬送することができる。一般に、ビデオ符号化器310は、任意のビデオ圧縮スキームを実装することができ、基本および増強ストリームは、フレームの任意のタイプおよび組み合わせを搬送することができる。
TX基本ストリーム・プロセッサー320は、基本データストリーム{db}を受信および処理する。プロセッサー320内で、基本データストリーム{db}は、データブロックに分割され、外符号化器322に提供される。各々のデータブロックは、基本データストリーム{db}からのk個のパケットを含む。外符号化器322は、各々がn個のパケットを含む符号ブロックのシリーズを生成するために、各々のデータブロックにn-k個のパリティパケットを含むパリティブロックを生成しおよび付加する。外符号化器322はまた、内符号化器324に符号ブロックを提供する前に、各々のサブフレーム内で符号ブロックをインターリーブ(つまり、再オーダー)することもできる。内符号化器324は、例えば、ターボ符号化器により実装されることができる。ターボ符号化器は、各々のパケットを別々に処理する。ターボ符号化器は、本来のパケットにおける各々のビットのために符号シンボルのシリーズおよび巡回冗長検査(CRC)を含むターボ符号化されたパケットを生成する。ターボ符号化されたパケット内の符号シンボルは、次に、一緒にブロック化され、シンボル・マッパー326によって信号配列上のポイントへマップされる。この結果、基本シンボルストリーム{sb}は、各々がn個のターボ符号化されたパケットを含む、符号ブロックのシリーズを具備する。
TX増強ストリーム・プロセッサー330は、増強シンボルストリーム{sb}を生成するために増強ストリームを処理する。増強シンボルストリームはまた、各々がn個のターボ符号化されたパケットを含む符号ブロックのシリーズを具備する。プロセッサー230は、基本データストリームのためにプロセッサー320によって使用されるのと同じ外符号、内符号、および変調スキームを使用してもよいし、または別のものを使用してもよい。
結合器340は、基本および増強シンボルストリームを受信およびスケールし、次に、プログラムのビデオ部分のためのデータ・シンボル・ストリーム{s}を生成するためにそれらを結合する。利得は、基本および増強ストリームのための送信電力の量(したがって、カバレッジエリア)を決定する。
データ・シンボル・ストリーム{s}は、各々がn個のターボ符号化されたパケットを含む、符号ブロックのシリーズを具備する。各々のターボ符号化されたパケットは、増強ストリームからの変調シンボルに重ねられた基本データストリームからの変調シンボルを含む。データ・シンボル・ストリームのための符号ブロックがフレームにおいて搬送される方法を表わす一例が図4において例示される。この例において、リード・ソロモン(16,12)符号が使用されるが、この例に関して例示される原則は、他のリード・ソロモンまたはブロック符号に拡張されることができる。図4において、M個の符号ブロックは、各々のフレームにおいて論理チャネル上で送信される。各々の符号ブロックは、4つのサブブロックに分割される。M個の符号ブロックの各々における最初の3つのサブブロックは、基本および増強データストリームからの重ねられた変調シンボルを備えるk個のターボ符号化されたパケットを含む。4番目または最後のサブブロックは、ターボ符号化されたパケットに先立つターボ符号化されたパケットのためのパリティブロックを含む。パリティブロックは、基本および増強データストリームについて重ねられたパリティシンボルを備えるn-k個のターボ符号化されたパケットを含む。M個の符号ブロックの各々について、図4において図示されているように、第1のサブブロックは、第1のサブフレームF1において送信され、第2のサブブロックは、第2のサブフレームF2において送信され、第3のサブブロックは、第3のサブフレームF3において送信され、および第4のサブブロック、またはパリティブロックは、第4のサブフレームF4において送信される。周波数および時間の観点での各々のサブフレーム内の位置づけは、基本および増強データストリームを搬送する論理チャネルのフレーム210内の割り当てに基づく。
図5は、受信機におけるRXデータ・プロセッサーの一例を例示する概念的ブロック図である。説明の単純化のために、図5は、1つのマルチメディア・プログラムにつき1つのビデオ・データストリームを処理することに限定される。RXデータ・プロセッサー170内で、RX基本ストリーム・プロセッサー520およびRX増強ストリーム・プロセッサー530は、復調器160(図1を参照)から、検出されたデータシンボル
Figure 2010534983
の符号ブロックを受信する。それは、ビデオ部分のためのデータ・シンボル・ストリーム{s}の推定である。
RX基本ストリーム・プロセッサー520内で、シンボル・デマッパー522は、符号ブロックのためのターボ符号化されたパケットにおける検出されたデータシンボルをデマップする。そのデマップの結果として得られるものは、一連の符号ブロックであって、各符号は、ログ尤度比(LLR)を含むn個のターボ符号化されたパケットを各々有している。内復号器524は、k個のターボ符号化されたパケットの各々を別々に処理し、LLRを逆インターリーブおよび復号し、ビデオ基本ストリーム
Figure 2010534983
を回復する。内復号器524はまた、消去が生じたかどうかを決定するために、k個のターボ復号されたパケットの各々についてCRC値をチェックする。「消去」とは、何らかの理由でパケットが復号されなかったことである。一般に、この理由は、空間インターフェース上の送信の間に失われたかまたは損なわれたかのいずれかによる。符号ブロックの内復号の間に内復号器524は、制御装置190(図1を参照)に符号ブロックについての消去箇所の数を示す報告書を送る。のちにより詳しく説明される方法において、制御装置190は、外符号化処理が行なわれるべきかどうかを決定するためにこの報告書を使用する。外復号器526に提供される各々の符号ブロックについて、n個のターボ符号化されたパケットは、逆インターリーブされ、次に、例えば、(n,k)リード・ソロモン符号を使用して復号されることによって、ビデオ基本ストリーム
Figure 2010534983
を回復する。
RX増強ストリーム・プロセッサー530は、RX基本ストリーム・プロセッサー520に関して前に説明されたのと同様の方法で、検出されたデータ・シンボル・ストリーム
Figure 2010534983
を処理することによって、ビデオ増強ストリーム
Figure 2010534983
を回復する。プロセッサー530は、基本ストリームのためにプロセッサー520によって使用されるのと同じ外符号、内符号、および変調スキームを使用してもよいし、または別のものを使用してもよい。
ビデオ復号器540は、ビデオ基本および増強ストリーム
Figure 2010534983
を受信する。ビデオ復号器は、圧縮解除されたビデオストリーム
Figure 2010534983
を提供するために、送信機において行なわれたビデオ圧縮と相補的な方法でビデオ圧縮解除を行なう。
図6は、ブロードキャスト・サービスを提供するワイヤレス通信システムにおける送信機のためのカバレッジ領域の一例を例示する概念図である。この例において、カバレッジ領域600は、内部のカバレッジ領域610および外部のカバレッジ領域620を含む。外部のカバレッジ領域620内のワイヤレスデバイスが一般に基本ストリームのみを受信および処理することができるのに対し、内部のカバレッジ領域610内のワイヤレスデバイスは、一般に、基本および増強ストリームの両方を受信および処理することができる。これらの条件の下では、外復号プロセスの全部がスキップされてよい。内部のカバレッジ領域610内のワイヤレスデバイスは、本質的に消去箇所がないので外復号を必要とせず、また、外部のカバレッジ領域620内のワイヤレスデバイスは、基本ストリームにおいて本質的に消去箇所がなく、かつ、増強ストリームにおける消去箇所の数が外復号器の能力を超えるので、外復号を必要としない。外復号プロセスをスキップすることによって、制御装置190(図1を参照)は、パリティブロック(例えば、各々のフレームの4番目のサブフレーム)の送信の間にワイヤレスデバイスにおける受信機の少なくとも一部を不能(つまり、休止モードに強制する)にすることによって、処理の複雑性を低減し、電池寿命を保全することができる。
次に、(n,k)リード・ソロモン符号を採用するデータ・シンボル・ストリームのための例が提供される。図4を再び参照し、データ・シンボル・ストリーム{s}は、n個のターボ符号化されたパケットを各々含む、符号ブロックのシリーズを具備する。各々のターボ符号化されたパケットは、増強ストリームからの変調シンボルに重ねられた、基本データストリームからの変調シンボルを含む。M個のデータブロックは、フレームの最初の3つのサブフレームにわたって分配され、M個のパリティブロックは、フレームの4番目のサブフレームにおいて搬送される。上で議論されたように、周波数および時間の観点での各々のサブフレーム内のデータおよびパリティブロックの位置づけは、基本および増強データストリームを搬送する論理チャネルのフレーム内の割り当てに基づく。
制御装置190(図1を参照)は、基本ストリームおよび増強ストリームについて、最初の3つのサブフレーム内の消去箇所の数をモニターする。制御装置は、次の条件の下で、フレームの4番目のサブフレームの間に休止モードになるよう受信機に強制する。その条件とは、(1)フレームの最初の3つのサブフレームの間に基本ストリームについてM個のデータブロックの各々の中に消去箇所がないこと、および(2)フレームの最初の3つのサブフレームの間に増強ストリームについてM個のデータブロックの各々の中にn-k個以上の消去箇所があることである。これらの条件の下では、基本ストリーム内に消去箇所がなく、および増強ストリームのためのM個のデータブロックの各々の中の消去箇所の数が外復号器の復号能力を超えるので、外復号プロセスは、スキップされてよい。
図7は、このプロセスを例示するフロー図である。ステップ702において、制御装置は、フレームの最初の3つのサブフレーム内の消去箇所の数を計算する。次に、制御装置は、ステップ704において、基本ストリーム内にいくつか消去箇所があるかを決定する。制御装置が1つまたは複数の消去箇所を検出する場合、ステップ706において、制御装置は、受信機が4番目のサブフレームを受信することを可能にする。しかしながら、制御装置が基本ストリーム内に消去箇所がないと決定する場合、ステップ708において、制御装置は、増強ストリーム内にいくつか消去箇所があるかを決定する。消去箇所がない場合、ステップ710において、制御装置は、4番目のサブフレームの間に休止モードになるよう受信機に強制する。一方、増強ストリームが1つまたは複数の消去箇所を有していると制御装置が決定する場合、ステップ712において、制御装置は、符号ブロックのうちのいずれかが回復可能であるかを決定する。符号ブロックのうちのいずれも回復不能である場合、ステップ714において、制御装置は、4番目のサブフレームの間に休止モードになるよう受信機に強制する。そうでなければ、ステップ716において、制御装置は、受信機が4番目のサブフレームを受信することを可能にする。
外符号化プロセスをスキップするための条件は、特定のアプリケーションおよびシステムに課される全体的な設計の制約に依拠して変化してよい。例として、基本ストリーム内に消去箇所が1つもない場合、増強ストリーム内のM個のデータブロックのうちのある数のデータブロックが最初の3つのサブフレームの間に復号されることができないとき、たとえそのデータブロックの中に復号できるものがいくつかあるにしても、制御装置は、4番目のサブフレームの間に、受信機を休止モードに強制することになるのである。制御装置は、例えば、基本ストリーム内に消去箇所がなく、最初の3つのサブフレームの間に増強ストリーム内のM個のデータパケットのうちの少なくとも90%がn-k個以上の消去箇所を有すると決定する場合、4番目のサブフレームの間に休止モードになるよう受信機に強制するように構成されていてよい。あるいは、制御装置は、基本ストリーム内にいくつかの消去箇所があるとしても、4番目のサブフレームの間に休止モードになるよう受信機に強制するように構成されていてよい。例として、最初の3つのサブフレームの間に(1)増強ストリーム内のM個のデータブロックのうちの少なくともX%がn-k個以上の消去箇所を有すること、および(2)基本ストリーム内のM個のデータブロックの少なくともY%が消去箇所を有していないことを制御装置が決定する場合、受信機は、4番目のサブフレームの間に休止モードに置かれてよい。
図8は、受信機の機能性を例示する図である。受信機150は、データストリームの少なくとも一部を復号するためのモジュール802を含む。データストリームは、符号ブロックを搬送するデータフレームを含む。符号ブロックは、データブロックおよびパリティブロックを含む。受信機150はまた、データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、受信機へのパリティブロックの送信の間に受信機の少なくとも一部を不能にするかを決定するためのモジュール804を含む。
本件明細書において説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、および回路は、1つまたは複数のプロセッサーにより実装または行なわれることができる。プロセッサーは、マイクロプロセッサー、特定アプリケーション・プロセッサー、そのようなデジタル信号プロセッサー(DSP)、またはソフトウェアをサポートすることができる任意の他のハードウェア・プラットフォームのような一般目的プロセッサーであってもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、または任意の他の用語として呼ばれたとしても、命令、データ構造、またはプログラム・コードの任意の組み合わせを意味するよう広く解釈されるものとする。あるいは、プロセッサーは、特定用途集積回路(ASIC)、プログラム可能論理デバイス(PLD)、フィールド・プログラム可能ゲートアレー(FPGA)、制御装置、マイクロ・コントローラー、ステート機械、個別のハードウェア・コンポーネントの組み合わせ、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。
本件明細書において説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、および回路はまた、ソフトウェアを格納するための機械可読媒体を含む。機械可読媒体はまた、1つまたは複数の記憶装置、搬送路、またはデータ信号を符号化する搬送波を含んでもよい。
以上の説明は、どのような当業者も、本件明細書において説明された様々な態様を実施できるように提供されている。当該態様に対する様々な修正は、当業者にとって直ちに明白であり、本件明細書において定義されている一般原則は、他の態様に対して適用されてもよい。そのような意味において、特許請求の範囲は、本件明細書において示された態様に限定されるように意図されているものではなく、特許請求の範囲の文言と一致するすべての範囲が与えられるべきものである。ここにおいて、単数形の要素に対する言及は、特に「1つおよび1つだけ」と明示的に述べられない限り、そのように意味することを意図しておらず、むしろ「1つまたは複数」を意味することを意図している。通常の当業者に知られている、または後に知られるようになる、本開示を通して説明された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照によって明白に本件明細書に組み込まれ、特許請求の範囲によって包括されるよう意図されている。さらに、本件明細書におけるいかなる開示も、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に詳述されているかどうかにかかわらず、公に捧げられることを意図しているものではない。特許請求の範囲のいかなる要素も、「のための手段」、または方法クレームの場合「するための方法」、というフレーズを使用して明示的に述べられている場合を除き、米国特許法(35 U.S.C.)112条の第6パラグラフにしたがって解釈されてはならない。

Claims (32)

  1. データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するように構成されている復号器であって、前記データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む、復号器と、および
    前記データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、前記受信機への前記パリティブロックの送信の間に前記受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定するように構成されている制御装置と
    を具備する受信機。
  2. 前記データストリームは、前記受信機に送信される前記データフレームを形成するために、前記符号ブロックを含む第1のフレームを有する第1のストリームと前記第1のフレームに結合される第2のフレームを有する第2のストリームとを具備する、請求項1に記載の受信機。
  3. 前記第1のストリームは、増強ストリームを具備し、および前記第2のストリームは、基本ストリームを具備する、請求項2に記載の受信機。
  4. 前記制御装置は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して、前記パリティブロックの前記送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするようにさらに構成されている、請求項2に記載の受信機であって、前記1つまたは複数の条件は、前記復号器の復号能力を超える前記データブロック内の消去箇所の数を含む、請求項2に記載の受信機。
  5. 前記第2のフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックにおける消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項4に記載の受信機。
  6. 前記第1のフレームは、追加の符号ブロックを含み、ここにおいて、前記追加の符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有し、および前記第1のフレームは、前記第1のフレーム内に前記パリティブロックを含むサブフレームをさらに含む、請求項2に記載の受信機であって、前記制御装置は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して前記サブフレームの送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするようにさらに構成されており、前記1つまたは複数の条件は、閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号器の復号能力を超えることを含む、請求項2に記載の受信機。
  7. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックの各々における消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項6に記載の受信機。
  8. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号器の復号能力を超えることをさらに含む、請求項6に記載の受信機。
  9. データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するための手段であって、前記データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む、手段と、および
    前記データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、前記受信機への前記パリティブロックの送信の間に前記受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定するための手段と
    を具備する受信機。
  10. 前記データストリームは、前記受信機へ送信される前記データフレームを形成するために、前記符号ブロックを含む第1のフレームを有する第1のストリームと前記第1のフレームに結合される第2のフレームとを有する第2のストリームとを具備する、請求項9に記載の受信機。
  11. 前記第1のストリームは、増強ストリームを具備し、および前記第2のストリームは、基本ストリームを具備する、請求項10に記載の受信機。
  12. 1つまたは複数の条件が充足されることに応答して、前記パリティブロックの前記送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするための手段をさらに具備する、請求項10に記載の受信機であって、前記1つまたは複数の条件は、前記データブロックにおける消去箇所の数が前記復号手段の復号能力を超えることを含む、請求項10に記載の受信機。
  13. 前記第2のフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックにおける消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項12に記載の受信機。
  14. 前記第1のフレームは、追加の符号ブロックを含み、ここにおいて、前記追加の符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有し、および前記第1のフレームは、前記第1のフレーム内に前記パリティブロックを含むサブフレームをさらに含む、請求項10に記載の受信機であって、前記受信機は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して前記サブフレームの送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするための手段をさらに具備し、前記1つまたは複数の条件は、閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号手段の復号能力を超えることを含む、請求項10に記載の受信機。
  15. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックの各々における消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項14に記載の受信機。
  16. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号手段の復号能力を超えることをさらに含む、請求項14に記載の受信機。
  17. 受信機においてデータストリームを処理する方法であって、前記データストリームは、データフレームを具備し、および前記データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む、方法であり、前記方法は、
    前記データストリームの少なくとも一部を復号することと、および
    前記データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、前記受信機への前記パリティブロックの送信の間に前記受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定することと
    を具備する方法。
  18. 前記データストリームは、前記受信機へ送信される前記データフレームを形成するために、前記符号ブロックを含む第1のフレームを有する第1のストリームと前記第1のフレームに結合される第2のフレームを有する第2のストリームとを具備する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のストリームは、増強ストリームを具備し、および前記第2のストリームは、基本ストリームを具備する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記データストリームの前記少なくとも一部の前記復号は、復号器を用いて実行される請求項18に記載の方法であって、前記方法は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して、前記パリティブロックの前記送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にすることをさらに具備し、前記1つまたは複数の条件は、前記データブロックにおける消去箇所の数が前記復号器の復号能力を超えることを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記第2のフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックにおける消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1のフレームは、追加の符号ブロックを含み、ここにおいて、前記追加の符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有し、前記第1のフレームは、前記第1のフレーム内に前記パリティブロックを含むサブフレームをさらに含み、および前記データストリームの前記少なくとも一部の前記復号は、復号器を使用して実行される、請求項18に記載の方法であって、前記方法は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して前記サブフレームの送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするための手段をさらに具備し、前記1つまたは複数の条件は、閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号器の復号能力を超えることを含む、請求項18に記載の方法。
  23. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数のブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックの各々における消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、ここにおいて、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号器の復号能力を超えることをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  25. 受信機における1つまたは複数のプロセッサーによって実行可能な命令を具備する機械可読媒体であって、前記命令は、
    データフレームを具備するデータストリームの少なくとも一部を復号するためのコードであって、前記データフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含む、コードと、および
    前記データブロックが少なくとも1つの消去箇所を含むとき、前記受信機への前記パリティブロックの送信の間に前記受信機の少なくとも一部を不能にするかどうかを決定するためのコードと
    を具備する、機械可読媒体。
  26. 前記データストリームは、前記受信機に送信される前記データフレームを形成するために、前記符号ブロックを含む第1のフレームを有する第1のストリームと前記第1のフレームに結合される第2のフレームとを有する第2のストリームとを具備する、請求項25に記載の機械可読媒体。
  27. 前記第1のストリームは、増強ストリームを具備し、および前記第2のストリームは、基本ストリームを具備する、請求項26に記載の機械可読媒体。
  28. 前記命令は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して前記パリティブロックの前記送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするためのコードをさらに具備する、請求項26に記載の機械可読媒体であって、前記1つまたは複数の条件は、前記データブロックにおける消去箇所の数が前記復号コードの復号能力を超えることを含む、請求項26に記載の機械可読媒体。
  29. 前記第2のフレームは、データブロックおよびパリティブロックを有する符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックにおける消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項28に記載の機械可読媒体。
  30. 前記第1のフレームは、追加の符号ブロックを含み、ここにおいて、前記追加の符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有し、および前記第1のフレームは、前記第1のフレーム内に前記パリティブロックを含むサブフレームをさらに具備する、請求項26に記載の機械可読媒体であって、前記命令は、1つまたは複数の条件が充足されることに応答して前記サブフレームの送信の間に前記受信機の前記少なくとも一部を不能にするためのコードをさらに具備し、前記1つまたは複数の条件は、閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号コードの復号能力を超えることを含む、請求項26に記載の機械可読媒体。
  31. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の前記データブロックの各々における消去箇所の数がゼロであることをさらに含む、請求項30に記載の機械可読媒体。
  32. 前記第2のフレームは、複数の符号ブロックであって、前記符号ブロックの各々は、データブロックおよびパリティブロックを有する、複数の符号ブロックを含み、および前記1つまたは複数の条件は、前記第2のフレーム内の閾値数の前記データブロックの各々における消去箇所の数が前記復号コードの復号能力を超えることをさらに含む、請求項30に記載の機械可読媒体。
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