JP6806926B2 - 干渉協調方法及び装置、基地局、ユーザーデバイス - Google Patents

干渉協調方法及び装置、基地局、ユーザーデバイス Download PDF

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Description

本発明は、通信技術分野に係り、特に干渉協調方法及び装置、基地局、ユーザーデバイス、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
無線通信技術の急速な発展に伴い、第5世代移動通信技術(5th Generation、5Gと略称する)が登場した。5Gレイアウトの初期には、非独立(non−standalone、NSAと略称する)の方法で網を配置し、即ち、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTEと略称する)を主なカバレッジとし、ニューラジオ(new radio、NR)をデータ転送業務の強力な補充として、LTE−NR相互連動(interworking)のレイアウトを形成する。このように、LTEの既存のネットワークのカバレッジの優勢を十分に利用しつつ、5G NRに徐々に移行することができ、ネットワーク移行をより平滑に安定させることができる。
現在、NRの人気の網分布の周波数は、3.4−4.2GHz、4.99GHz、24GHzなどの周波数帯がある。ここで、低周波数帯域である3.4GHzは、特別に重視されており、多くのオペレーターは、3.4GHz−3.6GHzの周波数で優先的に5G NRの配置を行っている。
LTEは、大量の周波数が1.7GHz−1.8GHzの範囲で動作し、例えば、主流をなす周波数分割二重化(Frequency Division Dual、FDDと略称する)の周波数バンド(Band)3などがある。
ユーザーデバイス(UE)は、LTEの1つの周波数帯域とNRの1つの周波数帯域で同時に動作してもよい、NRの2つの周波数帯域で同時に動作してもよい、2つの周波数帯域での相互操作する場合、2つの周波数帯域でのアップリンク/ダウンリンク伝送に相互干渉の問題が存在する可能性がある。現在、2つの周波数帯域の並行を回避(即ち、1つの周波数帯域を活性化させるか、他の1つの周波数帯域を活性化させる方式)することにより、相互干渉の問題を解決しますが、この方式は、異なる周波数帯域を頻繁に活性化させる必要があるので、UEの資源を浪費し、ユーザーの使用体験に影響を及ぼす。
上記の技術に存在する問題を解決するために、本発明は、ユーザーデバイス内の2つの周波数帯域でのアップリンク伝送とダウンリンク伝送とのデータチャネルの干渉の問題を解決するように、干渉協調方法及び装置、基地局、ユーザーデバイス、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を開示する。
本発明の実施例の第1の態様によると、干渉協調方法を提供し、当該干渉協調方法は、
2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップと、
2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信するステップと、または、
そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップと、を含む。
一実施形態において、2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含む。
一実施例において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含む。
一実施形態において、2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
同時に前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含む。
一実施例において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含む。
一実施形態において、前記干渉協調方法は、
2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、前記UEが報告した干渉許容能力情報を受信するステップをさらに含み、
2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップは、
前記干渉許容能力情報と前記UEがネットワークにアクセスした情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップを含む。
一実施形態において、前記干渉協調方法は、
第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定され、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定された後、前記UEが干渉協調機能を開くように指示するための配置情報を前記UEに送信するステップをさらに含む。
一実施例において、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
前記UEから送信された前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するステップを含む。
一実施例において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
前記UEから送信された前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するステップを含む。
一実施例において、前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属する。
前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれる。
本発明の実施例の第2の態様によると、干渉協調方法を提供し、当該干渉協調方法は、
基地局から送信された配置情報を受信するステップと、
前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開くステップと、を含み、
前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものである。
一実施形態において、前記干渉協調方法は、
前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するステップをさらに含む。
一実施形態において、前記干渉協調方法は、
前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するステップをさらに含む。
一実施形態において、前記干渉協調方法は、
前記基地局から送信された配置情報を受信する前、前記UEの干渉許容能力情報を前記基地局に報告して、前記基地局が前記干渉許容能力情報と前記UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、前記高調波干渉又は前記相互変調干渉が存在するか否かを判断するステップをさらに含む。
一実施例において、前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属する。
一実施形態において、前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれる。
本発明の実施例の第3の態様によると、干渉協調装置を提供し、当該干渉協調装置は、
2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される判断モジュールと、
前記判断モジュールが2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定すると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信するように構成される第1の協調モジュールと、または、
前記判断モジュールが2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定すると、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第2の協調モジュールと、を含む。
一実施例において、前記第1の協調モジュールは、
第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第1の協調サブモジュールを含む。
一実施例において、前記第2の協調モジュールは、
前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第2の協調サブモジュールを含む。
一実施例において、前記第1の協調モジュールは、
同時に前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第3の協調サブモジュールを含む。
一実施例において、前記第2の協調モジュールは、
第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第4の協調サブモジュールを含む。
一実施例において、前記干渉協調装置は、
前記判断モジュールが2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、前記UEが報告した干渉許容能力情報を受信するように構成される受信モジュールをさらに含み、
前記判断モジュールは、前記干渉許容能力情報と前記UEがネットワークにアクセスした情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される。
一実施例において、前記干渉協調装置は、
前記第1の協調サブモジュールが第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定し、または、前記第3の協調サブモジュールが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後、前記UEが干渉協調機能を開くように指示するための配置情報を前記UEに送信するように構成される送信モジュールをさらに含む。
一実施例において、前記第2の協調サブモジュールは、前記UEから送信された前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するように構成される。
一実施例において、第4の協調サブモジュールは、前記UEから送信された前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するように構成される。
一実施例において、前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属する。
一実施形態において、前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれる。
本発明の実施例の第4の態様によると、干渉協調装置を提供し、当該干渉協調装置は、
基地局から送信された配置情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記受信モジュールが受信した前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開くように構成される開きモジュールと、を含み、
前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものである。
一実施例において、前記干渉協調装置は、
前記開きモジュールが前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するように構成される第1の協調モジュールをさらに含む。
一実施例において、前記干渉協調装置は、
前記開きモジュールが前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域と上記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するように構成される第2の協調モジュールをさらに含む。
一実施例において、前記干渉協調装置は、
前記受信モジュールが基地局から送信された配置情報を受信する前に、前記UEの干渉許容能力情報を前記基地局に報告して、前記基地局が前記干渉許容能力情報と前記UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、前記高調波干渉または前記相互変調干渉が存在するか否かを判断するように構成される報告モジュールをさらに含む。
一実施例において、前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属する。
一実施形態において、前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれる。
本発明の実施例の第5の態様によると、基地局を提供し、当該基地局は、
プロセッサーと、
プロセッサーで実行可能なコマンドを格納するメモリと、を含み、
前記プロセッサーは、
2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断し、
2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信し、または、
そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される。
本発明の実施例の第6の態様によると、ユーザーデバイスを提供し、当該ユーザーデバイスは、
プロセッサーと
前記プロセッサーで実行可能なコマンドを格納するメモリと、を含み、
前記プロセッサーは、
基地局から送信された配置情報を受信し、
前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開くように構成され、
前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものである。
本発明の実施例の第7の態様によると、コンピュータプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供し、
前記プログラムは、プロセッサーによって実行されると、上記の干渉協調方法のステップを実現する。
本発明の実施例の第8の態様によると、コンピュータプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供し、
前記プログラムは、プロセッサーによって実行されると、上記の干渉協調方法のステップを実現する。
本発明の実施例で提供される技術方案は、以下のような有益な効果を含むことができる。
2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在することを確定した後、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送の時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止することにより、機器内のデータチャネルの干渉を回避する目的を実現することができる。
第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、または、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信してもよい、これにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して高調波干渉を回避する目的を実現することができる。
第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して高調波干渉を回避する目的を実現することができる。
第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して相互変調干渉を回避する目的を実現することができる。
第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在することを確定した後、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止することにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して相互変調干渉を回避する目的を実現することができる。
UEが報告した干渉許容能力情報を受信し、当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断することにより、干渉を判断する正確率を向上させることができる。
第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。一方、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避する。
2つの周波数帯域が属する周波数帯域を説明することにより、上記態様をより明確にする。
配置情報が基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを説明することにより、上記態様をより明確にする。
基地局から送信された配置情報を受信すると共に、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開くことにより、その後の対応する時間区間でスケジューリング要求の送信を停止することに条件を提供することができる。
基地局から送信された第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。
基地局から送信された第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
基地局に自分の干渉許容能力情報を報告することにより、基地局が当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉(例えば、高調波干渉や相互変調干渉)が存在するか否かを判断するようにすることにより、干渉を判断する正確率を向上させることができる。
2つの周波数帯域が属する周波数帯域を説明することにより、上記態様をより明確にする。
配置情報が基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを説明することにより、上記態様をより明確にする。
なお、前記一般的な記載及び後述の詳細な記載は、単なる例示的で解釈的な記載であり、本発明を限定しない。
ここの図面は、明細書に組み入れて本明細書の一部分を構成し、本発明に該当する実施例を例示するとともに、明細書とともに本発明の原理を解釈する。
本発明の一例示的な実施例に係る干渉協調方法のフローチャートである。 本発明の一例示的な実施例に係る他の干渉協調方法のフローチャートである。 本発明の一例示的な実施例に係る高調波干渉が存在する2つの周波数帯域の模式図である。 本発明の一例示的な実施例に係る相互変調干渉が存在する2つの周波数帯域の模式図である。 本発明の一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調方法のフローチャートである。 本発明の一例示的な実施例に係る干渉協調方法のシグナリングフローチャートである。 本発明の一例示的な実施例に係る他の干渉協調方法のシグナリングフローチャートである。 一例示的な実施例に係る干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。 一例示的な実施例に係る干渉協調装置に適用されるブロック図である。 一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置に適用されるブロック図である。
以下、一例示的な実施例を詳しく説明し、その例示を図面に示す。以下の記載が図面に関わる場合、特に別の説明がない限り、異なる図面における同一符号は、同じ又は類似する要素を示す。以下の例示的な実施形態に記載の実施例は、本発明と一致する全ての実施例を代表するものではない。即ち、それらは、特許請求の範囲に記載の本発明のある側面に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
図1は、本発明の一例示的な実施例に係る干渉協調方法のフローチャートである。この実施例は、基地局側から説明し、図1に示すように、当該干渉協調方法は、以下のステップを含む。
ステップS101において、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断し、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、ステップS102またはステップS103を実行する。
この実施例において、基地局は、UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断することができ、ここで、機器内干渉は、高調波干渉と相互変調干渉を含んでもよい。
1つの周波数帯域の整数倍と他の1つの周波数帯域が少なくとも部分的に重なる場合、この2つの周波数帯域でのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉が発生する可能性がある。
相互変調干渉(intermodulation interference、IM interferenceと略す)とは、2つまたは複数の干渉信号が受信機に同時に印加される場合、非線形的な作用により、その2つの干渉の組み合わせ周波数がたまに有用信号周波数にちょうど等しくなりまたは近くなって受信機をスムーズに通過して干渉を形成することをいう。
ステップS102において、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信する。
この実施例において、基地局が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在する(例えば、高調波干渉や相互変調干渉が存在する)と確定すると、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、または、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信してもよい。
ここで、ブランクサブフレーム(Blank Subframe)とは、何も情報が送信されないサブフレームである。オールモーストブランクサブフレーム(Almost Blank Subframe、ABSと略す)とは、制御情報と参考信号を含むが、データ情報を含まないタイプのサブフレームをいう。
ステップS103において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する。
この実施例において、基地局が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在する(例えば、高調波干渉や相互変調干渉が存在する)と確定すると、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい。
上記の実施例において、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在することを確定した後、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送の時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止することによって、機器内のデータチャネルの干渉を回避する目的を実現することができる。
図2Aは、本発明の一例示的な実施例に係る他の干渉協調方法のフローチャートである。この実施例は、基地局側から説明し、図2Aに示すように、当該干渉協調方法は、以下のステップを含む。
ステップS201において、2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断し、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、ステップS202またはステップS203を実行する。第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定されると、ステップS204またはステップS205を実行する。
この実施例において、基地局は、UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい。判断の正確率を向上させるために、UEが報告した干渉許容能力情報を先に受信した後、当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい。
ここで、第1の周波数帯域は、LTEの周波数帯域に属してもよい、第2の周波数帯域は、NRの周波数帯域に属してもよい。また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域は、NRのうちの2つの周波数帯域に属してもよい。
第1の周波数帯域がLTEの周波数帯域であり、第2の周波数帯域がNRの周波数帯域であると仮定し、例えば、図2Bに示すように、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送(UL)21とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送(DL)22に高調波干渉が存在する。図2Cに示すように、同時にLTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送24及びNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送25とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送26に相互変調干渉が存在する。
ステップS202において、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信する。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信してもよい。
図2Bを例として説明する。基地局は、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEがLTEの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、NRの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEがLTEの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、高調波干渉を回避することができる。
ステップS203において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい。
図2Bを例として説明する。基地局は、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、NRの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、LTEの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、高調波干渉を回避することができる。
この実施例において、基地局がUEから送信された第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信した場合、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信してもよい、これにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができる。
ステップS204において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信する。
この実施例において、基地局は、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、相互変調干渉を回避することができる。
図2Cを例として説明する。基地局は、同時にLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、LTEの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、相互変調干渉を回避することができる。
ステップS205において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する。
この実施例において、基地局は、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
図2Cを例として説明する。基地局は、同時にLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、LTEの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
この実施例において、UEから送信された第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信した場合、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができる。
上記の実施例において、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して高調波干渉を回避する目的を実現することができる。同時に、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止することにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して、相互変調干渉を回避する目的を実現することができる。
図3は、本発明の一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調方法のフローチャートである。この実施例は、UE側から説明する。図3に示すように、当該干渉協調方法は、以下のステップを含む。
ステップS301において、基地局から送信された配置情報を受信し、当該配置情報は、基地局が第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものである。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEに配置情報を送信してもよい。
ここで、当該配置情報は、基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることができる。
選択的に、基地局が干渉を判断する正確率を向上させるために、UEは、先に基地局へ自分の干渉許容能力情報を報告してもよい、これにより、基地局は、この干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい。
ステップS302において、配置情報に基づいて干渉協調機能を開く。
UEは、当該配置情報を受信した後、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開くことができる。
上記の実施例において、基地局から送信された配置情報を受信し、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開くことにより、その後の対応する時間区間においてスケジューリング要求の送信を停止することに条件を提供することができる。
図4は、本発明の一例示的な実施例に係る干渉協調方法のシグナリングフローチャートである。この実施例は、基地局とUEがインタラクションする角度から説明する。図4に示すように、当該干渉協調方法は、以下のステップを含む。
ステップS401において、UEは、基地局に自分の干渉許容能力情報を報告する。
ステップS402において、基地局は、当該UEの干渉許容能力情報を受信すると共に、当該UEの干渉許容能力情報と当該UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定する。
ステップS403において、基地局は、UEに配置情報を送信し、当該配置情報は、UEが干渉協調機能を開くように指示する。
ステップS404において、UEは、基地局から送信された配置情報を受信すると共に、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開く。
ステップS405において、UEは、基地局から送信された第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止する。
この実施例において、UEが基地局から送信された第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。
上記の実施例において、基地局とUEとの間のインタラクションにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。
図5は、本発明の一例示的な実施例に係る干渉協調方法のシグナリングフローチャートである。この実施例は、基地局とUEがインタラクションする角度から説明する。図5に示すように、当該干渉協調方法は、以下のステップを含む。
ステップS501において、UEは、基地局に自分の干渉許容能力情報を報告する。
ステップS502において、基地局は、当該UEの干渉許容能力情報を受信すると共に、当該UEの干渉許容能力情報と当該UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定する。
ステップS503において、基地局は、UEに配置情報を送信し、当該配置情報は、UEが干渉協調機能を開くように指示する。
ステップS504において、UEは、基地局から送信された配置情報を受信すると共に、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開く。
ステップS505において、UEは、基地局から送信された第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止する。
この実施例において、UEが基地局から送信された第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
上記の実施例において、基地局とUEとの間のインタラクションにより、基地局が第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
図6は、一例示的な実施例に係る干渉協調装置のブロック図である。当該干渉協調装置は、基地局に位置することができ、図6に示すように、当該干渉協調装置は、判断モジュール61と、第1の協調モジュール62と第2の協調モジュール63のうちのいずれか1つのモジュールを含む。
判断モジュール61は、2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される。
この実施例において、基地局は、UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断することができ、ここで、機器内干渉は、高調波干渉と相互変調干渉を含んでもよい。
1つの周波数帯域の整数倍と他の1つの周波数帯域が少なくとも部分的に重なる場合、この2つの周波数帯域でのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉が発生する可能性がある。
相互変調干渉(intermodulation interference、IM interferenceと略す)とは、2つまたは複数の干渉信号が受信機に同時に印加される場合、非線形的な作用により、その2つの干渉の組み合わせ周波数がたまに有用信号周波数にちょうど等しくなりまたは近くなって受信機をスムーズに通過して干渉を形成することをいう。
第1の協調モジュール62は、判断モジュール61が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在することを確定すると、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信するように構成される。
この実施例において、基地局が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在する(例えば、高調波干渉や相互変調干渉が存在する)と確定すると、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、または、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信してもよい。
ここで、ブランクサブフレーム(Blank Subframe)とは、何も情報が送信されないサブフレームである。オールモーストブランクサブフレーム(Almost Blank Subframe、ABSと略す)とは、制御情報と参考信号を含むが、データ情報を含まないタイプのサブフレームをいう。
第2の協調モジュール63は、判断モジュール61が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在することを確定すると、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成される。
この実施例において、基地局が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在する(例えば、高調波干渉や相互変調干渉が存在する)と確定すると、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい。
上記の実施例において、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在することを確定した後、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送の時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止することによって、機器内のデータチャネルの干渉を回避する目的を実現することができる。
図7Aは、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。図7Aに示すように、上記の図6に示された実施例の上で、第1の協調モジュール62は、第1の協調サブモジュール621を含んでもよい。
第1の協調サブモジュール621は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成される。
第1の周波数帯域がLTEの周波数帯域であり、第2の周波数帯域がNRの周波数帯域であると仮定し、例えば、図2Bに示すように、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送(UL)21とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送(DL)22に高調波干渉が存在する。図2Cに示すように、同時にLTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送24及びNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送25とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送26に相互変調干渉が存在する。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信してもよい。
図2Bを例として説明する。基地局は、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEがLTEの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、NRの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEがLTEの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、高調波干渉を回避することができる。
第2の協調モジュール63は、第2の協調サブモジュール631を含んでもよい。
第2の協調サブモジュール631は、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成される。
ここで、第1の周波数帯域は、LTEの周波数帯域に属してもよい、第2の周波数帯域は、NRの周波数帯域に属してもよい。また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域は、NRのうちの2つの周波数帯域に属してもよい。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい。
図2Bを例として説明する。基地局は、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、NRの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、LTEの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、高調波干渉を回避することができる。
上記の実施例において、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して高調波干渉を回避する目的を実現することができる。
図7Bは、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。図7Bに示すように、上記の図6に示された実施例の上で、第1の協調モジュール62は、第3の協調サブモジュール622を含んでもよい。
第3の協調サブモジュール622は、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定されると、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成される。
この実施例において、基地局は、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、相互変調干渉を回避することができる。
図2Cを例として説明する。基地局は、同時にLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、LTEの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信することにより、相互変調干渉を回避することができる。
第2の協調モジュール63は、第4の協調サブモジュール632を含んでもよい。
第4の協調サブモジュール632は、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成される。
この実施例において、基地局は、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
図2Cを例として説明する。基地局は、同時にLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、LTEの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEがLTEの周波数帯域とNRの周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止してもよい、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
上記の実施例において、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止することにより、アップリンク/ダウンリンク伝送の協調スケジューリングを利用して相互変調干渉を回避する目的を実現することができる。
図8Aは、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。図8Aに示すように、上記の図6に示された実施例の上で、当該装置は、受信モジュール64をさらに含んでもよい。
受信モジュール64は、判断モジュール61が2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、UEが報告した干渉許容能力情報を受信するように構成される。
判断モジュール61は、受信モジュール64が受信した干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される。
この実施例において、基地局は、UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい。判断の正確率を向上させるために、UEが報告した干渉許容能力情報を先に受信した後、当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送とダウンリンク伝送に高調波干渉または相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい。
ここで、第1の周波数帯域は、LTEの周波数帯域に属してもよい、第2の周波数帯域は、NRの周波数帯域に属してもよい。また、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域は、NRのうちの2つの周波数帯域に属してもよい。
第1の周波数帯域がLTEの周波数帯域であり、第2の周波数帯域がNRの周波数帯域であると仮定し、例えば、図2Bに示すように、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送(UL)21とNRの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送(DL)22に高調波干渉が存在する。図2Cに示すように、LTEの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送24及びNRの周波数帯域でのUEのアップリンク伝送25とLTEの周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送26に同時に相互変調干渉が存在する。
上記の実施例において、UEが報告した干渉許容能力情報を受信し、当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に高調波干渉や相互変調干渉が存在するか否かを判断してもよい、これにより、干渉を判断する正確率を向上させることができる。
図8Bは、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。図8Bに示すように、上記の図7Aに示された実施例の上で、当該装置は、送信モジュール65をさらに含んでもよい。図8Cは、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置のブロック図である。図8Cに示すように、上記の図7Bに示された実施例の上で、当該装置は、送信モジュール65をさらに含んでもよい。
送信モジュール65は、第1の協調サブモジュール621が第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在することを確定し、または、第3の協調サブモジュール622が第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEに配置情報を送信するように構成され、当該配置情報は、UEが干渉協調機能を開くように指示する。
一実施例において、第2の協調サブモジュール631は、UEから送信された第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信して、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信するように構成されてもよい。
この実施例において、基地局がUEから送信された第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信した場合、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信してもよい、これにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができる。
他の一実施例において、第4の協調サブモジュール632は、UEから送信された第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信して、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信するように構成される。
この実施例において、UEから送信された第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信する場合、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができる。
上記の実施例において、第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。一方、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信した後、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することにより、第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。
図9は、一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。当該干渉協調装置は、UEに位置することができ、図9に示すように、当該干渉協調装置は、受信モジュール91と開きモジュール92を含む。
受信モジュール91は、基地局から送信された配置情報を受信するように構成され、当該配置情報は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定した後、基地局から送信される。
開きモジュール92は、受信モジュール91が受信した配置情報に基づいて干渉協調機能を開くように構成される。
この実施例において、基地局は、第1の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、同時に第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのUEのアップリンク伝送と第1の周波数帯域でのUEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在することを確定した後、UEに配置情報を送信してもよい。
ここで、当該配置情報は、基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることができる。
上記の実施例において、基地局から送信された配置情報を受信し、当該配置情報に基づいて干渉協調機能を開くことにより、その後の対応する時間区間においてスケジューリング要求の送信を停止することに条件を提供することができる。
図10Aは、一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。図10Aに示すように、上記の図9に示された実施例の上で、当該装置は、第1の協調モジュール93をさらに含んでもよい。
第1の協調モジュール93は、開きモジュール92が配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、基地局から送信された第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止するように構成される。
上記の実施例において、基地局から送信された第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、高調波干渉を回避することができる。
図10Bは、一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。図10Bに示すように、上記の図9に示された実施例の上で、当該装置は、第2の協調モジュール94をさらに含んでもよい。
第2の協調モジュール94は、開きモジュール92が配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、基地局から送信された第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止するように構成される。
上記の実施例において、基地局から送信された第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を基地局に送信することを停止することにより、基地局が第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、UEが第1の周波数帯域と第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報をUEに送信することを停止する効果を実現することができ、これにより、相互変調干渉を回避することができる。
図10Cは、一例示的な実施例に係るまた他の干渉協調装置のブロック図である。図10Cに示すように、上記の図9に示された実施例の上で、当該装置は、報告モジュール95をさらに含んでもよい。
報告モジュール95は、受信モジュール91が基地局から送信された配置情報を受信する前、UEの干渉許容能力情報を基地局に報告するように構成されて、基地局が干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて高調波干渉や相互変調干渉が存在するか否かを判断するようにする。
上記の実施例において、基地局に自分の干渉許容能力情報を報告し、基地局が当該干渉許容能力情報とUEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉(例えば、高調波干渉や相互変調干渉)が存在するか否かを判断することにより、干渉を判断する正確率を向上させることができる。
図11は、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置に適用されるブロック図である。装置1100は、1つの基地局として提供することができ、図11を参照すると、装置1100は、処理ユニット1122、無線送受信ユニット1124、アンテナユニット1126及び無線インターフェース特有の信号処理部分を含み、処理ユニット1122は、1つまたは複数のプロセッサーをさらに含んでもよい。
処理ユニット1122のうちの1つのプロセッサーは、
2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断し、
2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、UEが2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームをUEに送信し、または、
そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信する時間区間において、2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報をUEに送信することを停止するように構成されてもよい。
図12は、一例示的な実施例に係る他の干渉協調装置に適用されるブロック図である。例えば、装置(1200)は、コンピュータ、携帯電話、デジタルブロードキャスト端末、メッセージ送受信機、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、PDA等のものであってもよい。
図12を参照すると、装置1200は、処理ユニット1202、メモリ1204、電源ユニット1206、マルチメディアユニット1208、オーディオユニット1210、入力/出力(I/O)インターフェース1212、センサーユニット1214、及び通信ユニット1216からなる群から選ばれる少なくとも1つを備えてもよい。
処理ユニット1202は、一般的には、装置1200の全体の操作、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作を制御する。処理ユニット1202は、上述した方法におけるステップの一部又は全部を実現できるように、命令を実行する少なくとも1つのプロセッサー1220を備えてもよい。また、処理ユニット1202は、他のユニットとのインタラクションを便利にさせるように、少なくとも1つのモジュールを備えてもよい。例えば、処理ユニット1202は、マルチメディアユニット1208とのインタラクションを便利にさせるように、マルチメディアモジュールを備えてもよい。
メモリ1204は、装置1200での操作をサポートするように、各種のデータを記憶するように配置される。これらのデータは、例えば、装置1200で何れのアプリケーション又は方法を操作するための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、何れの種類の揮発性又は不揮発性メモリ、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read Only Member)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクにより、或いはそれらの組み合わせにより実現することができる。
電源ユニット1206は、装置1200の各種ユニットに電力を供給するためのものであり、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置1200のために電力を生成、管理及び分配することに関連する他のユニットを備えてもよい。
マルチメディアユニット1208は、装置1200とユーザーとの間に出力インターフェースを提供するスクリーンを備えてもよい。スクリーンは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)やタッチパネル(TP)を備えてもよい。スクリーンは、タッチパネルを備える場合、ユーザーからの入力信号を受信するように、タッチスクリーンになることができる。また、タッチパネルは、タッチや、スライドや、タッチパネル上の手振りを感知するように、少なくとも1つのタッチセンサーを有する。タッチセンサーは、タッチやスライド動作の境界を感知できるだけではなく、タッチやスライド操作と関連する持続時間や圧力も感知できる。一実施例では、マルチメディアユニット1208は、フロントカメラ及び/又はバックカメラを有してもよい。装置1200が、例えば、撮影モードやビデオモードのような操作モードにある時、フロントカメラ及び/又はバックカメラが外部のマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラ及びバックカメラのそれぞれは、固定の光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有するものであってもよい。
オーディオユニット1210は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように配置される。例えば、オーディオユニット1210は、マイクロフォン(MiC)を有してもよい。装置1200が、例えば、呼び出しモード、記録モード、又は音声認識モードのような操作モードにあるとき、マイクロフォンは、外部のオーディオ信号を受信するように配置される。受信したオーディオ信号は、メモリ1204にさらに記憶されてもよいし、通信ユニット1216を介して送信されてもよい。一実施例では、オーディオユニット1210は、オーディオ信号を出力するためのスピーカをさらに備えてもよい。
I/Oインターフェース1212は、処理ユニット1202と外部のインタフェースモジュールとの間にインターフェースを提供するためのものである。上記外部のインタフェースモジュールは、キーボードや、クリックホイールや、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームボタンや、音量ボタンや、スタートボタンや、ロックボタンであってもよいが、それらに限らない。
センサーユニット1214は、装置1200のために各方面の状態を評価する少なくとも1つのセンサーを備えてもよい。例えば、センサーユニット1214は、装置1200のオン/オフ状態や、ユニットの相対的な位置を検出することができる。例えば、前記ユニットは、装置1200のディスプレイ及びキーパッドである。センサーユニット1214は、装置1200又は装置1200の1つのユニットの位置の変化や、ユーザが装置1200に接触しているか否かや、装置1200の方向又は加速/減速や、装置1200の温度変化を検出することができる。センサーユニット1214は、何れの物理的な接触もない場合に付近の物体を検出するように配置される近接センサーを有してもよい。センサーユニット1214は、イメージングアプリケーションに用いるための光センサー、例えば、CMOS又はCCD画像センサーを有してもよい。一実施例では、当該センサーユニット1214は、加速度センサー、ジャイロスコープセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーをさらに備えてもよい。
通信ユニット1216は、装置1200と他の設備の間との無線又は有線通信を便利にさせるように配置される。装置1200は、通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、又はそれらの組み合わせにアクセスできる。1つの例示的な実施例では、通信ユニット1216は、ブロードキャストチャンネルを介して外部のブロードキャスト管理システムからのブロードキャスト信号又はブロードキャストに関する情報を受信する。1つの例示的な実施例では、前記通信ユニット1216は、近距離通信を促進するために近距離無線通信(NFC)モジュールをさらに備えてもよい。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID:Radio Frequency IDentification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域無線(UWB:Ultra Wide Band)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT:Bluetooth(登録商標))技術及び他の技術によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置1200は、上述した方法を実行するために、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサー(DSP:Digital Signal Processor)、数字信号処理デバイス(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラム可能論理デバイス(PLD:Programmable Logic Device)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、又は他の電子機器によって実現されてもよい。
例示的な実施例では、命令を有する非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、命令を有するメモリ1204をさらに提供する。前記命令は、装置1200のプロセッサー1220により実行されて上述した方法を実現する。例えば、前記非一時的コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク及び光データメモリ等であってもよい。
装置の実施例において、当該実施例は、基本的に方法の実施例と対応するため、関連する内容は、方法の実施例の部分の説明を参照すればよい。以上に説明した装置の実施例は、単に例示的なものであり、ここで、分離部品として説明したユニットは、物理的に分離されてもよい、物理的に分離されないでもよい、ユニットに表示された部品は、物理的なユニットであってもよい、物理的なユニットではなくてもよい。即ち、1つの箇所に位置してもよい、または、複数のネットワークユニットに分布されてもよい、実際の必要に応じて、その中の一部または全部のモジュールを選択して、本発明の実施例の目的を達成することができ、当業者は、創造的な労働をしていない場合、これを理解して実施することができる。
なお、本発明において、第1の、第2のなどの関係的な用語は、1つの実体または操作を他の1つの実体または操作と区別するだけで使用されるものであり、これらの実体または操作の間に任意の実際的な関係または順序が存在することを要求したり暗示するものではない。「含む」という用語またはその任意の他の変形的な用語は、非排他的な包含の場合を含めて、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置がこれらの要素を含むだけでなく、明確に列挙されていない他の要素も含まれていたり、このようなプロセスは、方法、物品、または装置に固有する要素をさらに含むことができる。特に制限しない場合、「1つの...を含む」という用語により限定する要素は、上記の要素を含むプロセス、方法、物品または装置において他の同じ要素があることを排除するものではない。
当業者は、明細書に対する理解、及び明細書に記載された発明に対する実施を介して、本発明の他の実施形態を容易に取得することができる。本発明は、本発明に対する任意の変形、用途、又は適応的な変化を含み、このような変形、用途、又は適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本発明では開示していない本技術分野の公知知識、又は通常の技術手段を含む。明細書及び実施例は、単に例示的なものであって、本発明の本当の範囲と主旨は、以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で記述され、図面で図示した特定の構成に限定されず、その範囲を離脱しない状況で、様々な修正や変更を実施してもよい。本発明の範囲は、添付される特許請求の範囲のみにより限定される。

Claims (34)

  1. 干渉協調装置で実行される干渉協調方法であって、
    2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップと、
    2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信するステップと、または、
    そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップと、を含み、
    前記干渉協調方法は、
    2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、前記UEが報告した干渉許容能力情報を受信するステップをさらに含み、
    2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップは、
    前記干渉許容能力情報と前記UEがネットワークにアクセスした情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するステップを含む、ことを特徴とする干渉協調方法。
  2. 2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の干渉協調方法。
  3. そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の干渉協調方法。
  4. 2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    同時に前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の干渉協調方法。
  5. そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の干渉協調方法。
  6. 前記干渉協調方法は、
    第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定され、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定された後、前記UEが干渉協調機能を開くように指示するための配置情報を前記UEに送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の干渉協調方法。
  7. 前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    前記UEから送信された前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の干渉協調方法。
  8. 第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するステップは、
    前記UEから送信された前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の干渉協調方法。
  9. 前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属することを特徴とする請求項2ないし請求項5のいずれか1項に記載の干渉協調方法。
  10. 前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを特徴とする請求項に記載の干渉協調方法。
  11. 干渉協調装置で実行される干渉協調方法であって、
    基地局から送信された配置情報を受信するステップと、
    前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開くステップと、を含み、
    前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものであり、
    前記干渉協調方法は、
    前記基地局から送信された配置情報を受信する前、前記UEの干渉許容能力情報を前記基地局に報告して、前記基地局が前記干渉許容能力情報と前記UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、前記高調波干渉又は前記相互変調干渉が存在するか否かを判断するステップをさらに含む、ことを特徴とする干渉協調方法。
  12. 前記干渉協調方法は、
    前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の干渉協調方法。
  13. 前記干渉協調方法は、
    前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するステップをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の干渉協調方法。
  14. 前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属することを特徴とする請求項11に記載の干渉協調方法。
  15. 前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを特徴とする請求項11に記載の干渉協調方法。
  16. 2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される判断モジュールと、
    前記判断モジュールが2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定すると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信するように構成される第1の協調モジュールと、または、
    前記判断モジュールが2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定すると、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第2の協調モジュールと、を含み、
    前記判断モジュールが2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、前記UEが報告した干渉許容能力情報を受信するように構成される受信モジュールをさらに含み、
    前記判断モジュールは、前記干渉許容能力情報と前記UEがネットワークにアクセスした情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成される、ことを特徴とする干渉協調装置。
  17. 前記第1の協調モジュールは、
    第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第1の協調サブモジュールを含むことを特徴とする請求項16に記載の干渉協調装置。
  18. 前記第2の協調モジュールは、
    前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第2の協調サブモジュールを含むことを特徴とする請求項17に記載の干渉協調装置。
  19. 前記第1の協調モジュールは、
    同時に前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に相互変調干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するようにスケジューリングする時間区間において、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第3の協調サブモジュールを含むことを特徴とする請求項16に記載の干渉協調装置。
  20. 前記第2の協調モジュールは、
    第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記UEが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送を同時に送信するためのスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止するように構成される第4の協調サブモジュールを含むことを特徴とする請求項19に記載の干渉協調装置。
  21. 前記干渉協調装置は、
    前記第1の協調サブモジュールが第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在すると確定し、または、前記第3の協調サブモジュールが前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後、前記UEが干渉協調機能を開くように指示するための配置情報を前記UEに送信するように構成される送信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項17ないし請求項20のいずれか1項に記載の干渉協調装置。
  22. 前記第2の協調サブモジュールは、前記UEから送信された前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するように構成されることを特徴とする請求項21に記載の干渉協調装置。
  23. 第4の協調サブモジュールは、前記UEから送信された前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を受信し、前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信した後、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信するように構成されることを特徴とする請求項21に記載の干渉協調装置。
  24. 前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属することを特徴とする請求項17ないし請求項20のいずれか1項に記載の干渉協調装置。
  25. 前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを特徴とする請求項17に記載の干渉協調装置。
  26. 基地局から送信された配置情報を受信するように構成される受信モジュールと、
    前記受信モジュールが受信した前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開くように構成される開きモジュールと、を含み、
    前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものであり、
    前記受信モジュールが基地局から送信された配置情報を受信する前に、前記UEの干渉許容能力情報を前記基地局に報告して、前記基地局が前記干渉許容能力情報と前記UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、前記高調波干渉または前記相互変調干渉が存在するか否かを判断するように構成される報告モジュールをさらに含む、ことを特徴とする干渉協調装置。
  27. 前記干渉協調装置は、
    前記開きモジュールが前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第2の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するように構成される第1の協調モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の干渉協調装置。
  28. 前記干渉協調装置は、
    前記開きモジュールが前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開いた後、前記基地局から送信された前記第1の周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を受信する時間区間において、前記第1の周波数帯域と上記第2の周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング要求を前記基地局に送信することを停止するように構成される第2の協調モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載の干渉協調装置。
  29. 前記第1の周波数帯域は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)の周波数帯域に属し、前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)の周波数帯域に属し、または、
    前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域は、ニューラジオ(NR)のうち2つの周波数帯域に属することを特徴とする請求項26に記載の干渉協調装置。
  30. 前記配置情報は、前記基地局から送信された放送シグナリング、上位層シグナリングまたは物理層制御シグナリングに含まれることを特徴とする請求項26に記載の干渉協調装置。
  31. プロセッサーと、
    プロセッサーで実行可能なコマンドを格納するメモリと、を含み、
    前記プロセッサーは、
    2つの周波数帯域でのユーザーデバイスUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断し、
    2つの周波数帯域での前記UEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在すると確定されると、前記UEが前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送を送信するようにスケジューリングする時間区間において、そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、または、ブランクサブフレームまたはオールモーストブランクサブフレームを前記UEに送信し、または、
    そのうちの1つの周波数帯域でのダウンリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信する時間区間において、前記2つの周波数帯域のうちの少なくとも1つの周波数帯域でのアップリンク伝送のスケジューリング情報を前記UEに送信することを停止し、
    2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断する前に、前記UEが報告した干渉許容能力情報を受信し、
    前記干渉許容能力情報と前記UEがネットワークにアクセスした情報に基づいて、2つの周波数帯域でのUEのアップリンク/ダウンリンク伝送に機器内干渉が存在するか否かを判断するように構成されることを特徴とする基地局。
  32. プロセッサーと
    前記プロセッサーで実行可能なコマンドを格納するメモリと、を含み、
    前記プロセッサーは、
    基地局から送信された配置情報を受信し、
    前記配置情報に基づいて干渉協調機能を開き、
    前記基地局から送信された配置情報を受信する前、前記UEの干渉許容能力情報を前記基地局に報告して、前記基地局が前記干渉許容能力情報と前記UEがアクセスしたネットワークの情報に基づいて、前記高調波干渉又は前記相互変調干渉が存在するか否かを判断するように構成され、
    前記配置情報は、前記基地局が第1の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と第2の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に高調波干渉が存在し、または、前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域での前記UEのアップリンク伝送と前記第1の周波数帯域での前記UEのダウンリンク伝送に同時に相互変調干渉が存在すると確定した後送信されるものであることを特徴とするユーザーデバイス。
  33. コンピュータプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、プロセッサーによって実行されると、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の干渉協調方法のステップを実現することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  34. コンピュータプログラムが記録されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記プログラムは、プロセッサーによって実行されると、請求項11ないし請求項15のいずれか1項に記載の干渉協調方法のステップを実現することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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