JP4547179B2 - 画像形成装置及び該画像形成装置に用いる剤収納容器 - Google Patents

画像形成装置及び該画像形成装置に用いる剤収納容器 Download PDF

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本発明は、画像形成装置及び該画像形成装置に用いる剤収納容器に関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置において、可視像化処理に用いられる現像剤は、可視像処理を行うことに伴い消費され、その消費量が所定程度を越えると補充を必要とする。例えば、二成分系現像剤の場合には、トナーの量が経時的に減少し、現像装置中の現像剤におけるトナーの濃度が低下し、その結果、所望の画像濃度が得られなくなる。そこで、画像濃度の低下を抑えるために、現像剤中でのトナー濃度が所定値以下になると、現像装置へトナーを補給して現像剤中でのトナー濃度を安定した状態に維持することが行われており、そのためのトナー補給装置が備えられている。
また画像形成装置には、可視像転写後に感光体上に残留するトナーを除去するためのクリーニング装置が設けられている。転写された可視像を有する転写材を定着装置へ送る搬送装置、中間転写体や転写装置等、他の画像形成部位においても最終的に画像形成に供されなかったトナーが残り、このような残留トナーについてもクリーニング装置が備えられている。これらクリーニングして集められた残留トナーは、画像形成処理が繰り返し行われることによって増加し、やがてクリーニング装置内で満杯となってクリーニング処理に支障をきたすため、適宜取り除かれなければならず、そのための回収トナー収納装置が設けられている。
取り除かれたトナーについて再利用することも求められており、クリーニング装置に回収されたトナーを上記トナー補給装置、または現像装置に移送する機構も提案されている。
トナー補給装置から現像装置へのトナー補給や、クリーニング装置から回収トナー収納装置、またはトナー補給装置や現像装置へのトナー移送については、
1.これら互いの装置間をパイプでつなぎ、パイプ内に配設されたコイルスクリューによってトナー補給装置やクリーニング装置から現像装置乃至回収トナー収納装置に向けてトナーを移送する方式、
2.スクリューの代わりに各種形状のパドルやバケット等を用いる方式、
3.重力を利用してトナーを自然落下させてトナー収納装置に向けて案内させる方式、
4.エア供給手段のエア圧によってトナーを移送する方式、
5.一軸偏心スクリューポンプを用いた圧力によるトナー移送方式、またはこれとトナーを流動化するための微量エア供給手段を組み合わせたトナー移送方式、
等が公知である。
上記第1の方式では、コイルスクリュー等が現像装置や回収トナー収納装置のごく近傍まで配置されている必要があり、またコイルスクリューの確実な回転を保証するために望ましくは直線移送又は大きな曲率半径での曲線移送のようなかなり制約のある移送路を確保する必要がある等の問題がある。即ちレイアウト上の制約を招き、装置設計の際の自由度に制限を与えるものであり、場合によっては装置の複雑化、大型化の原因ともなる。さらに、トナー収納部の設置位置が限定されるために大容量化が行い難い点、交換操作のし易い位置に配置できない点、等多くの問題を抱える。この問題は第2、第3の方式においても存在する。
さらに、第1、第2の方式では移送経路の全域に搬送部材を必要とするために、移送経路を長くした場合に距離に比例して装置コストが高くなり、トナーへのストレスもより掛かってしまうことも問題である。
対して第4、第5の方式は上記レイアウト上の制約がないので、装置の小型化や、スペースの有効活用によるトナー収納部の容量アップや、トナー補給装置や回収トナー移送装置の操作がし易い位置に配置できる点、移送経路を長くしてもトナーへのストレスが増加せず、コストアップも少ない等、多くの利点がある。
また、トナー収納容器としてフレキシブル材料を用いた容器も前記第4、第5のトナー移送方式と併用するによって使用が可能となったことも公知である。フレキシブルトナー収納容器は、省資源による環境負荷の低減とトナー容器コストの低減、減容できることによるトナー容器回収コストの低減と保管スペースの削減等の利点がある。さらに排出口を下向きにすることで容器を上から下へ挿入するだけの装着及び引き抜くだけの取り外しで脱着が簡単となり、さらに移送管径が小さくできるために排出口が小さく脱着時のトナー漏れ、汚れが少ない利点もある。
ところで、カラー画像形成装置においては、多色のトナーを使用するために回収トナー量が大幅に増加し、これに伴い回収トナー容器の多大なスペースが必要となり、機械の大型化の問題を招いている。前述のトナー再利用についても、回収トナーの混色や変質によって画質低下を招くため、特に高画質を要求されるカラー画像形成装置では実現が難しい。しかし回収トナー容器の容量を削減することは、交換作業頻度の増加と同時に不稼働時間の増加という問題がある。
特開平5−107918号公報
そこで、トナー収納容器に予め設けられた回収トナー収納スペースに回収トナーを移送して、トナー容器使用後の容器回収と共に回収トナーを回収する方式が提案されている。さらにスペース低減のため、特許文献1等に記載されているように、回収トナー収納スペースとフレッシュトナー収納スペースの仕切壁が可動部材となっており、フレッシュトナーが使用されて空いたスペースを回収トナー収納スペースとして利用できる方式も公知である。
上記特許文献1の方式は、回収トナーが重力により可動部材を動かすようにしており、このため回収トナーの収納部がフレッシュトナーに対して上部にある。よって、回収トナーの導入部も上部に限定される。ところが、フレッシュトナー容器として上記フレキシブルトナー収納容器及び第4及び第5のトナー移送方式を採用した場合、トナー収納容器が縦長の構造であり、かつ最下部で下向きのトナー排出口を有するために、本体との脱着部が上部と下部で遠く離れた位置でかつ方向も異なる2箇所に持つことになり、その着脱操作がワンタッチ操作とならずに手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記した従来の事情に鑑み、簡単な操作で回収現像剤を処理ができる画像形成装置及び該画像形成装置に用いる剤収納容器を提供することを課題としている。
上記の目的を達成するため、本発明は、収容部の外殻を成す外壁を有し、該外壁に囲まれた収容部の中で補給剤収納空間と回収剤収納空間とを形成し、前記補給剤収納空間の壁面と前記回収剤収納空間の壁面との少なくとも一部は可撓性部材で形成され、前記補給剤収納空間と、前記回収剤収納空間とは前記可撓性部材の変形によって容積が変更可能にされているとともに、前記外壁に囲まれた収容部内は前記補給剤収納空間が最大となった容積と、前記回収剤収納空間が最大となった容積とを合わせたものよりも小さい容積であり、使用開始時には少なくとも前記回収剤収納空間は減容されている状態で前記外壁内に存在し、前記補給剤収納空間から前記現像剤が排出されるにつれ、前記補給剤収納空間が減容してゆき、前記回収剤収納空間に現像剤が注入されるにつれ前記回収剤収納空間は容積が増大することで、前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間が前記収容部に収まっており、かつ、前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間とは一方が他方を内包する一体容器として構成されていることを特徴とする現像剤収納容器を提案する。
なお、本発明は、前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間は袋部材によって形成されていると、効果的である。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の現像剤収納容器を備えた画像形成装置において、前記画像形成装置は像担持体、該像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置、画像転写後の像担持体に残留するトナーを除去するクリーニング装置を有する画像形成部と、該補給剤収納空間内の現像剤を前記現像装置へ搬送する補給剤搬送装置と、前記回収現像剤を前記画像形成部から前記回収剤収納空間ヘ搬送する回収剤搬送装置とを有していることを特徴とする画像形成装置を提案する。
なお、本発明は、前記回収剤搬送装置がエア圧により回収現像剤を搬送すると、効果的である。
さらに、本発明は、前記回収剤搬送装置が一軸偏芯スクリューポンプの吐出圧力により回収現像剤を搬送すると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記回収現像剤が前記クリーニング装置によって除去された回収トナーであると、効果的である。
さらにまた、本発明は、前記回収現像剤が前記現像装置から排出された余剰現像剤であると、効果的である。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体、該像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置、画像転写後の像担持体に残留するトナーを除去するクリーニング装置を有する複数の画像形成部と、各画像形成部の前記現像装置に補給する現像剤を収納する複数の補給剤収納容器と、該補給剤収納容器の現像剤を前記現像装置へ搬送する複数の補給剤搬送装置と、前記画像形成部の回収現像剤を収納する回収剤収納容器と、前記回収現像剤を前記画像形成部から前記回収剤収納容器ヘ搬送する回収剤搬送装置とを有し、該回収剤搬送手段が前記各画像形成装置からの回収現像剤を一括して1つの前記回収剤収納容器へ搬送するとともに、前記補給剤収納容器と前記回収剤収納容器が同一方向からの同じ操作により画像形成装置本体に着脱される画像形成装置において、
前記補給剤収納容器内の残量を検知し、補給現像剤の残量が所定の値以下になったとき、前記回収剤搬送装置を作動することを特徴とする画像形成装置を提案する。
本発明の構成によれば、回収トナー収納容器において、簡単な着脱性を実現する。特に、鉛直方向下向きにセットすることで視認性が高まりより簡単な脱着性を実現することができる。さらに回収トナー容器及びトナー収納容器の省資源、低コスト、保管容積低減化、回収トナー容器回収作業の削減が期待でき、補給用トナーが使用された後の空いたスペースを回収トナー収納部として利用でるため、本体の小型化が可能となる。
さらに、回収トナー収納容器を予め減容させておくことによりエア抜きの効率が高まり回収トナーの搬送効率が向上することができ、回収トナー収納容器への回収トナーの移送により、トナー収納容器を減容させる効果があり、これによってトナー収納容器内トナーの架橋を防止でき、結果トナー残量を少なくすることができる。
さらにまた、トナー収納容器と回収トナー容器の容積効率を最大限に確保することができ、トナー収納容器と回収トナー容器の排出口の位置決め精度向上による、着脱性の更なる向上が得られる。さらにまた、回収トナー移送経路の密閉性確保や、ユーザーやサービスマン等が補給トナー残量を明確に把握可能とすることができる。
以下、本発明の実施形態例を図面に従って詳細に説明する。
図1は、画像形成装置の一例であるカラープリンタを示す概略図である。ここに示した画像形成装置の画像形成部は、像担持体としての中間転写ベルト1が配置され、中間転写ベルト1はローラ2,3に巻き掛けられ、その一方のローラが駆動ローラとして反時計方向に回転駆動することにより矢印A方向に走行駆動される。また、画像形成部は中間転写ベルト1の下部走行辺に対向して第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dが設けられている。第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、像担持体としてドラム状の感光体5a,5b,5c,5dを有し、その各感光体上にマゼンタトナー像、シアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成される。
第1ないし第4の作像ユニット4a,4b,4c,4dは、その像担持体上にトナー像を形成する構成とその作用は実質的に全て同一であるため、第1の作像ユニット4aの感光体5aにトナー像を形成する構成だけを説明する。この感光体5aは図1における時計方向に回転駆動され、このとき帯電ローラ6によって像担持体表面が所定の極性に均一に帯電される。次いでその帯電面に、レーザ書き込みユニット7から出射する光変調されたレーザビームLが照射される。これによって感光体5a上に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像装置8によって例えばマゼンタトナー像として可視像化される。
このようにして形成されたマゼンタトナー像は、感光体5aと中間転写ベルト1を挟んで配置された転写ローラ9にトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって感光体5a上のマゼンタトナー像が中間転写ベルト1上に転写される。中間転写ベルト1に転写されず、感光体5a上に残された転写残トナーは、クリーニング装置10によって除去される。
全く同様にして、第2乃至第4の作像ユニット4b,4c,4dの感光体5b,5c,5d上にシアントナー像、イエロートナー像及びブラックトナー像がそれぞれ形成され、これらのトナー像がマゼンタトナー像の転写された中間転写ベルト1上に順次重ね合されて転写される。このようにして中間転写ベルト1上に形成された4色からなるトナー像はベルト走行に伴って図1の右端の2次転写ローラ11が設けられた2次転写部へ移動する。
一方、装置本体の下部には給紙部12が設けられ、該給紙部12から給紙手段13によって例えば転写紙より成る記録材Pが矢印B方向に給送される。給紙された記録材Pは,レジストローラ14に突き当てられた後,記録材に正しくトナー像が転写されるタイミングで中間転写ベルト1の2次転写部へ送り込まれる。そして,2次転写ローラ11に対し中間転写ベルト1上のトナーと逆極性の電圧が印加され、これによって中間転写ベルト1上に重ね転写されたトナー像が記録材P上に転写される。トナー像が転写された記録材Pは、上方へ搬送されて定着装置15を通過し、トナー像が定着された後、排紙ローラ16を介して装置本体上面の排紙部17に排出される。
また、2次転写後、記録材Pに転写されなかった転写残トナーはローラ3と中間転写ベルト1を挟んで配置されたベルトクリーニング装置18に除去される。
図2は、一作像ユニットにおける現像装置8にトナーを補給するトナー補給装置とクリーニング装置10によって除去した転写残トナーを回収するトナー回収装置の一実施形態を示す断面構成図である。
図2において、符号20はフレッシュトナーを収納するトナー収納容器、40は回収トナーを収納する回収トナー容器である。このトナー収納容器20と回収トナー容器40は実質上同一のものであり、ここではトナー収納容器20について説明する。トナー収納容器20は、トナーが収納されるトナー収納袋21と、このトナー収納袋21の周囲を包む保護ケース22と、トナー収納袋21の底部に固定される口部としての口金部材23とを有している。トナー収納袋21は、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂製または紙製の厚みが50〜250μm程度の単層または複層にしたシート材折り込む、または4枚のシート溶着または接着することによって、エア流入出のない密閉された袋状に形成したものであり、袋上部には容器の内圧が過度に上昇することを防止するためのフィルタ24が設けられている。上記保護ケース22は、剛性を有する紙、段ボールやプラスチック等の材料からからなり、一部が口金部材23と係合する構造を持っている。
口金部材23には、トナー排出口25が形成され、このトナー排出口25の下部部分には後述するノズルが抜き差しされる切り込み(図示せず)が形成されたシール部材26が取り付けられている。この構成により、口金部材23に形成されたトナー排出口25は通常シール部材26によって閉じられている。この口金部材23は、剛性の高いポリエチレン、ナイロン等の樹脂から作られ、このときトナー収納袋21と口金部材23を同一材料で作ると、リサイクルの観点で望ましく、トナー収納袋21の口金部材23への溶着も容易になる。そして、このように構成したトナー収納容器20と同一の構成を持つ回収トナー容器40も回収トナー収納袋41、保護ケース42、口金部材43、フィルタ44、回収トナー受け入れ口45及びシール部材46を備えている。
このトナー収納容器20と回収トナー容器40は、例えば図1に示すように装置本体の左側に設けたセット部にセットされる。このセット部には、トナー収納容器20がセットされる容器ホルダ50と、回収トナー容器40がセットされる容器ホルダ50とが隣り合わせで設けられている。各容器ホルダ50、60内の底部には容器の装脱によって抜き差しされる補給用ノズル51と回収用ノズル61が立設され、容器が装着されるとシール部材26、46を介して容器内に挿入される。補給用ノズル51は、その先端にシール部材26への挿入をスムーズに行えるように尖頭部52が形成され、また内部はトナー通路53、外側にエア通路54が形成された2重管に形成されている。他方、回収用ノズル61はその先端にシール部材46への挿入をスムーズに行えるように尖頭部62が形成されているが、内部は回収トナー通路63のみが形成されている。
上記トナー補給装置は、現像装置8の上部に吸引型の粉体ポンプ30が設けられており、ここに示した粉体ポンプ30はホルダ33に支持されたゴム等の弾性部材から作られたダブルピッチの螺旋溝を形成した雌ねじ形のステータ32と、該ステータ32内に回動自在に嵌挿され、金属や樹脂等から作られた雄ねじ形のロータ31とを有している。このロータ31は、駆動軸35にスプリングピン等によって連結されており、駆動軸35が回転されることによって回転駆動されるが、その運動が偏心運動であることから、本ポンプは一軸偏心スクリューポンプとも称される。この粉体ポンプ30は、ロータ31とステータ32の間に仕切られた幾つかの空間を持ち、この空間がロータ31の回転によってそのままの形状で回転移動する。したがって、ロータ31の回転量によって搬送量が高精度に制御可能なポンプである。
この粉体ポンプのホルダ33に設けられた吸引口34には上記した補給用ノズル51と接続されるトナー搬送管27が接続されている。このトナー搬送管27は、内径が3mm〜7mm程度で、フレキシブルでかつ耐トナー性に優れたゴム材料、例えば、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等やプラスチック材料、例えば、ポリエチレン、ナイロン等を用いることにより、トナー補給経路を自由に配回すことが可能となり、画像形成装置のレイアウトの自由度が大きくなるため非常に有効である。
トナー補給用ノズル51のエア通路54にチューブ55を介して接続されるエアポンプ70はダイアフラム型のエアポンプであり、ダイアフラム71はゴムまたは柔軟なプラスチック等で形成された器状の部材で図中の下部はエアを遮断した状態で仕切り板72に密着し、上部をモータ73の回転軸に取り付けた偏芯軸74によって上下方向に駆動される。この動作によってダイアフラム内部にはエアが吸い込まれたり吐き出したりする。仕切り板72には二ヶ所の穴部があり一方は吸入穴75、もう一方は排出穴76であり、それぞれには可撓性の弁部材、吸入弁77、排出弁78が設けられている。このような構成によってモータ73に通電して回転することにより吸入口79よりエアを吸入し、排出口80からエアを吐き出すように作用する。このエアポンプ70と補給用ノズル51の間には、エアの供給先を切り替える電磁弁81が設けられている。すなわち、電磁弁81のオン・オフによって通路Cと通路Dとを選択することができ、通路Dが選択されているとき、エアポンプ70を作動するとチューブ55及び補給用ノズル51を介してエアがトナー収納容器20内に供給される。
現像装置8は、その内部にトナーとキャリアを混合した現像剤が貯蔵されており、現像剤は2本の搬送スクリュー82,83によって撹拌されつつ循環している。この撹拌された現像剤は磁力によって感光体5と対向する現像ローラ84に汲み上げられ、ドクターブレード85で現像ローラ84上の高さが規制された後、現像に供される。このとき、トナーが消費され、この消費された分のトナーが上記構成のトナー補給装置によってトナー収納容器20から補給される。トナー補給装置は、粉体ポンプ30を作動すると、ホルダ33に形成された吸引口34に吸引力を発生し、粉体トナーを収容するトナー収納袋21内からノズル51、トナー搬送管27を介して粉体ポンプ30までをつなぐトナー通路は密閉であるため、粉体ポンプ30の作動で発生した吸引力は、トナー搬送管27、ノズル51を介してトナー収納袋21内のノズル付近のトナーに伝達され、トナーが現像装置8に搬送される。
また、粉体ポンプ30でノズル51付近のトナーを吸引した後のトナー収納容器20内では、補給でなくなったトナーの部分に空洞ができる架橋現象が発生することがある。このトナー架橋が発生すると、トナー補給量が不安定になったりトナー収納容器20内のトナー残量が極端に多くなったりすることがあるが、トナー収納容器20内部へエアを供給することにより、トナーを攪拌・流動化し、上記したトナーの架橋現象を防止する、または架橋したトナーを供給したエアにより崩し、その結果トナー補給量の安定化、トナー収納容器20内トナー残量の低減化を図るために行っている。トナー収納容器20の上部には通気性フィルタ24を設けており、これによってエアポンプ70から供給されたエアによりトナー収納容器20内の圧が上昇するのを減圧する役目をする。また、電磁弁81はエアポンプ70とノズル51を結ぶチューブ55の途中に設けられ、図の矢印D方向はトナー収納容器20内へのエア供給時のみ開かれ、それ以外は閉じた状態になっている。これは粉体ポンプ30の作動時に、エアポンプ70からエアを吸引してしまうことによりトナー搬送量が低下することを防止するためである。このため、トナー収納容器20へのエア供給は粉体ポンプ30の作動時と重ならないように制御されている。
以上のように粉体ポンプ30の作動により、トナー搬送管27を介して現像装置8にトナーが補給されるが、この動作は不図示の現像装置中のトナー濃度センサの出力により必要に応じてトナー補給信号が発信されて、粉体ポンプ30がセンサ出力に応じた必要時間分駆動されることで行われる。
ところで、上記したように転写後に感光体5に残留するトナーはクリーニング装置10によって清掃されて除去される。ここに示したクリーニング装置10は感光体5の表面に接するクリーニングブラシ86を有し、クリーニングブラシ86が反時計方向に回転されることにより転写残トナーがクリーニングブラシ86に拭き取られる。クリーニングブラシ86に拭き取られた残トナーは回収用搬送スクリュー87上に落下したり、ブラシに付着したりする。クリーニングブラシ86に付着した残トナーは、反時計方向に回転する回収ローラ88へ静電的に転移し、そしてブレード89によって掻き落とされて回収用搬送スクリュー87上に落下する。
かくして、クリーニングされた転写残トナーは回収用搬送スクリュー87上に落され、そして回収トナー搬送装置によって上記した回収トナー容器40へ送られてここに貯められる。回収トナー搬送装置は、吐出型の粉体ポンプ90を有し、該粉体ポンプ90はホルダ93に支持されたゴム等の弾性部材から作られたダブルピッチの螺旋溝を形成した雌ねじ形のステータ92と、該ステータ92内に回動自在に嵌挿され、金属や樹脂等から作られた雄ねじ形のロータ91とを有している。このロータ91は、駆動軸95にスプリングピン等によって連結されており、駆動軸95が回転されることによって回転駆動される。この吐出型の粉体ポンプ90は、上記吸引型の粉体ポンプ30とほぼ同様の構成であるが、吐出型であるのでその入口部分にトナーがなければならないため、クリーニング装置10とエアポンプ70を同期して作動させるか、回収用搬送スクリュー87で搬送された回収トナーは粉体ポンプ90の上の通路98に適量が貯められた後に作動する。さらに、粉体ポンプ90はエアポンプ70とチューブ96を介して接続され、吐出口94のトナーにエアを供給して流動化を促している。そして、この粉体ポンプ90の吐出口94と上記したノズル61が回収チューブ97によって接続されている。
回収トナー搬送装置は、クリーニング装置10とエアポンプ70を同期して作動させるか、通路98のトナーがある程度貯めると、粉体ポンプ90及びエアポンプ70を作動し、ロータ91が回転することによってトナーを吐出口94から吐き出す。このとき、吐出口94付近にエアポンプ70からエアが供給され、粉体ポンプ90から吐出されたトナーと混合される。このトナーとエアの混合気は粉体ポンプ90の吐出圧力により勢いよくかつスムーズに回収チューブ97内、ノズル61内を通って、回収トナー容器40内に移送することが可能となる。このように回収トナー容器40内には画像形成量に従い回収トナーが充填され、この回収トナー量が多くなる程、次に移送される回収トナーのトナー容器内への移送を妨げるものとなるが、トナーとエアの混合気の混合比率を適正化することによって内部のトナーを押しのけて容器内に移送することができる。また、回収トナー容器40にも通気性フィルタ44が設けられており、混合気からエアのみを容器外へ排出し、容器内の過度の圧力上昇によって回収トナーの移送が行われなくなることを防止する。
このように構成された画像形成装置は、トナー収納容器20と回収トナー容器40が同一の容器を用いることができ、さらに、トナー収納容器20と回収トナー容器40の着脱も、上から下方に押し込むだけでセットでき、逆に上方へ引き抜けば取り出すことができるというきわめて簡単な同じ操作である。したがって、トナー収納容器20と同様に、回収トナー容器40の着脱性が向上し、ユーザーまたはサービスマンが判りやすく迅速に交換することができる。
さらにまた、使用済みトナー容器20,40はユーザー先からメーカーに引き取り、再使用または原材料としての再利用等が行われる場合があるが、再使用する場合、従来の剛性部材から成るトナーボトル等は内部の付着トナー及び残トナーを排除するために洗浄を行う。なぜなら高温高湿等の過酷環境で使用された後のトナー容器内の残トナーは、変質しており再使用できないためである。しかしトナーは付着性が高いために洗浄作業に非常にエネルギーを費やすために、再生時のコストも環境負荷も非常に高い。また、原材料としての再利用も付着トナーの洗浄が必要のため前記同様コストと環境負荷が高い。容器を破砕した後に燃焼することにより、熱として再利用を行う場合が最もコストがかからないが、資源の有効利用の点で効率がいいとは言えない。
本実施形態のトナー収納容器20と回収トナー容器40は、保護ケース22,42からトナー収納袋21,41を取り出して回収し、新しいトナー収納袋21,41を保護ケース22,42にセットすることで簡単に再利用が実現できる。このとき保護ケース部分や口部が再利用される。トナー収納袋部分は上記と同様、熱としての再利用だが、この部分が上述のハードボトルに比べて非常に省資源であるために、新品費用よりも少ないコスト及び環境負荷で再利用することが可能となる。
さらに、トナー収納袋21,41がフレキシブルであるため減容して、さらに折り畳むことが可能であり、運搬や保管時での取扱性が良く、また収納スペースが低減でき、回収物流コストの低減も可能である。
図3は、トナー補給装置とトナー回収装置の別の実施形態を示す断面構成図である。図3のトナー補給装置はトナー収納容器120、トナー搬送管127、粉体ポンプ130から構成されているが、図2のトナー補給装置と異なる点は、トナー収納容器120にエアを供給していない、かつトナー収納袋121にエアフィルタが設けられていないため、トナー収納容器120からトナーの移送経路を介して粉体ポンプ130までがほぼ完全密閉である点である。このため、粉体ポンプ130によりトナーが吸引排出されるとともに、排出されたトナーの容積分、トナー収納袋121が減容して(つぶれて)いく自動減容方式である。
トナー収納容器120の構成は、トナーを収納する袋状の柔軟なトナー収納袋121とその最下部に接続された口金部材123とにより構成される。口金部材123には、吸引用のノズル151が挿入され、符号126はノズルが挿入されないときにトナー流出を止める円筒形のシャッタである。また、トナー収納容器120にはノズル151またはシャッタ126の両側に、気密性を保つためのリング状のシール材122が配置されている。ノズル151にはトナー搬送管127を介して図2と同様の粉体ポンプ130が接続される。すなわち、ロータ131、ステータ132、ホルダ133、吸引口134、駆動軸135を有する粉体ポンプ130に接続される。
ノズル151から現像装置8に至る部分は装置本体に固定され、トナー収納容器120は内部のトナーが消費されて無くなる毎に、新しいものと交換される。交換の都度ノズル151の着脱が行われる為に、着脱時の汚れやエアの漏れを防ぐためには口金部材123とノズル151の間の密閉性が非常に重要である。トナー収納袋121は、図2のトナー収納袋21を構成するシートと同様のもので作られている。また、作像ユニットの構成も図2と同様なので、同一部材に同一符号を付すとともにその説明を省略する。
シャッタ126の開閉は、トナー収納容器120がホルダ150にセットされた後、ノズル151が図3の矢印Eで示す方向に移動し、シャッタ126がノズル151により口金部材123の内部から外側(右方向)に押し出され、図示する状態となる。また、トナー収納容器120をホルダ150から取り出す際には、ノズル151が矢印Eと反対の左方向に移動し、スプリング128とシャッタ押し戻し部材129によりシャッタ126が左方向に付勢されることにより、シャッタ126はほぼ口金部材123内に設けられた2つのシール材122に嵌合する位置(未使用のトナー収納容器と同様の位置に)に収まり、シャッタ126と2つのシール材122の密着により、トナー収納袋121内に残った少量のトナーが外へ漏れることを防止できる。ここで、ノズル151の左右方向への移動手段は図示していないが、レバー(手動)やモータ、ソレノイド等の従来公知の移動手段を用いればよい。図中符号155はノズル151を左方向に付勢する手段としてのスプリングであり、上記移動手段の補助手段として設けられている。また、シール材122はシャッタ126に軽く圧接するゴム材等で形成される。口金部材123は樹脂等のハード部材でトナー排出口が備えられており、トナー収納袋121と粘着または接着されている。
以上のシャッタ開閉方式は、トナーの流路の妨げにならないこと、また口金部材の外にシャッタ126を退避させるため、シャッタ126の退避スペースを口金部材123に設ける必要がなく、口金部材123をきわめてコンパクトにすることができる。さらに、トナーの流路(圧力)に直交して配置してあるため、例えば気圧等の関係で容器内圧力が上昇したときでもシャッタが押し出されることがなく安定であることが挙げられる。
回収トナー移送装置は、回収トナー容器140、移送チューブ197、エアポンプ170から構成され、回収トナーを粉体ポンプでなくエアポンプ170のエア力で搬送する。回収トナー容器140は、トナー収納容器120と同様に、回収トナー収納袋141、口金部材143により構成されており、回収トナー容器140の装着の際にノズル161が口金部材143に抜き差しされ、同時にシャッタ146が開閉する動作もトナー収納容器120と同様である。
エアポンプ170は図2のエアポンプ70と同様に構成したダイアフラム型のエアポンプである。ダイアフラム171はゴムまたは柔軟なプラスチック等で形成された器状の部材で図中の下部はエアを遮断した状態で仕切り板172に密着し、上部をモータ173の回転軸に取り付けた偏芯軸174によって上下方向に駆動される。この動作によってダイアフラム内部にはエアが吸い込まれたり吐き出したりする。仕切り板172には二ヶ所の穴部があり一方は吸入穴175、もう一方は排出穴176であり、それぞれには可撓性の弁部材、吸入弁177、排出弁178が設けられている。このような構成によってモータ173に通電して回転することにより吸入口179よりエアを吸入し、排出口180からエアを吐き出すように作用する。
クリーニング装置10によって回収されたトナーは、クリーニング装置10内のスクリュー87によって通路198に移送され、エアポンプ170の作動により吸入口179より吸入され、排出口180からエアとトナーの混合気として回収チューブ197、ノズ161を介して回収トナー容器140内に吹き込まれる。本例ではクリーニング装置10とエアポンプ170を同期して作動させるが、両者の間、つまり通路198に十分な大きさのトナー貯留部を設けることにより、トナー貯留部にトナーがある程度溜まったらエアポンプ170を作動させるような間欠作動にし、電力の節減やエアポンプ部品の劣化防止を図ることが可能である。なお、回収トナー容器140内にエアが供給されるので、回収トナー容器140には内圧の上昇を防ぐフィルタ144が設けられている。
図4ないし図6は本発明のトナー収納容器及び回収トナー容器における別の実施形態を示す構成図である。
ここに示したトナー収納容器220と回収トナー容器240はフレキシブルなトナー収納袋221及びフレキシブルな回収トナー収納袋241を1つの保護ケース222に収納する。なお、トナー収納袋221の口金部材223、フレキシブルな回収トナー収納袋241の口金部材243及び不図示のトナー補給装置は図2に示した実施形態のものと同じである。未使用の状態では、図4に示すように、トナー収納袋221には補給用のトナーT1が充填され、回収トナー収納袋231内は空で減容された状態でセットされている。このときの回収トナー収納袋241の最大容積に対する容積比率(減容率)は50%以下となるように設定することが望ましい。減容率を小さくする程、初期のトナー収納容器220と回収トナー容器240を合わせた容積を大幅に小さくすることが出来るので有効である。
画像形成に伴いトナー収納袋221内のトナーT1が使用されてトナー残量が減少されると、回収トナーT2が回収トナー収納袋241内に徐々に収納され、図5に示すような状態となる。回収トナーT2は上述の回収トナー移送装置によりエアとの混合気で移送され、回収トナー収納袋241を膨らませながら内部に収納される。このとき、トナー収納袋221を幾分押し潰し、潰された分のエアがフィルタ224より外部へ抜ける。そして、トナー収納袋221内のトナーT1が全て現像装置8に補給された状態を図6に示す。上述のように回収トナーT2の回収トナー収納袋241内への移送によって回収トナー収納袋241がさらに膨らみ、トナー収納袋221がほぼ完全に減容された状態となる。本例ではこのように補給トナーがなくなって空いたスペースを、回収トナーの収納部として利用することができ、装置の小型化が実現できる。また、回収トナーとして戻される回収率は10%程度なので、トナー収納容器220の交換で回収トナー容器も自動的に交換することができる。
図7ないし図9は本発明のトナー収納容器及び回収トナー容器におけるさらに別の実施形態を示す構成図である。
ここに示したトナー収納容器320と回収トナー容器340はフレキシブルなトナー収納袋321及びフレキシブルな回収トナー収納袋341とそれぞれ口金部材323及び343から構成されている。そして、フレキシブルなトナー収納袋321と回収トナー収納袋341は頂部の位置で互いに接続されているが、図4ないし図6に示すような保護ケースは用いていない。なお、図7ないし図9の口金部材323、口金部材343は図3のものと同じであり、図3の矢印E方向から見た図を示してある。不図示のトナー補給装置も図3のものと同じく自動減容方式である。したがって、トナー収納容器320と回収トナー容器340は図示していないホルダに支持されている。
図7は未使用の状態で、図4と同様にトナー収納袋321には補給用のトナーT1が充填され、回収トナー収納袋341内は空で減容された状態となっている。さらに、図8に示すように、画像形成と共に補給トナーの残量が減少し、回収トナーT2が回収トナー収納袋341内に収納され、補給トナーT1の残量がほぼなくなると図9の状態となる様子も図6とほぼ同様である。
また、本例ではトナー補給装置が自動減容方式のため、上述のように補給動作に従いトナー収納袋321が減容するが、同時に回収トナーT2が移送されて回収トナー収納袋341が膨らむことによってトナー収納袋321を減容させる効果もあり、トナー収納袋321をより確実な減容が期待できる。本例でも上記実施形態と同様に、補給用のトナーT1がなくなって空いたスペースを、回収トナーT2の収納部として利用することができ、装置の小型化が実現できる。さらに保護ケースを用いないために省資源なトナー収納容器を実現できる。さらにまた、トナー収納袋321の確実な減容はトナー残量の低減する効果もある。
また、図10に示すように、トナー収納容器320の口金部材323と回収トナー容器340の口金部材343は係合部323a及び343aを持ち、2つの口金部材323,343が簡単に着脱可能となっている。これによってトナー収納容器320及び回収トナー容器340の着脱性、組み付け性、リサイクル性等が向上する。
図11ないし図13は本発明のトナー収納容器及び回収トナー容器におけるさらにまた別の実施形態を示す構成図である。
ここに示したトナー収納容器420と回収トナー容器440はフレキシブルなトナー収納袋421及びこれを内包するフレキブルな回収トナー収納袋441とそれぞれ口金部材423及び443から構成されている。なお、図11ないし図13の口金部材423は図3のものと同じであるが両者が一体に形成されている。図11は図3の矢印E方向から見た図を示してあり、不図示のトナー補給装置も図3のものと同じく自動減容方式である。
トナー収納袋421及び回収トナー収納袋441にはそれぞれフィルタ424、444が設けられ、内部のエア圧が上昇すると外部へ放出されるようになっている。図12は図11のF−F線に従う断面であって未使用の状態を示し、トナー収納袋421にはトナーT1が充填され、回収トナー収納袋441とトナー収納袋421の間の空間480内は僅かで空の状態となっている。画像形成と共に補給トナーの残量が減少すると同時に、空間480内に回収トナーT2及びエアが収納されるために、トナー収納袋421を減容させる状態を図13に示す。仮にトナー収納袋421にフィルタ424が設けられていなければ、上述のように粉体ポンプの吸引力により減容するが、この場合は粉体ポンプの吸引力によってではなく、回収トナーT2及びエアの空間480内への移送で空間480の容積が増大することによって、トナー収納袋421の減容は行われる。また、回収トナーT2とエアの混合気の空間480内への供給が過剰な場合、トナー収納袋421が過剰に押し潰されて内圧が上昇するため、これを抜くためのフィルタ424を設けている。これによって確実なトナー補給と回収トナーの収納が実現できる。本例はトナー収納容器420と回収トナー容器440が2重構造の袋容器から構成されているために、よりコンパクトで低コストな容器である。
なお、口金部材423はトナーT1の排出口の開閉機能と回収トナーT2の導入口の開閉機能を持ちあわせたものであり、これによりトナー収納容器420及び回収トナー容器440が低コストで、かつ着脱性等が向上する。
図14及び図15は本発明に係るトナー収納容器及び回収トナー容器のさらに別の実施形態を示す説明図である。
ここに示したトナー収納容器及び回収トナー容器は図7ないし図9に示したものと同様の構成であり、フレキシブルなトナー収納袋321及びこれと一体のフレキシブルな回収トナー収納袋341、それぞれの口金部材323及び343から構成されている。
本例のトナー収納袋321は透明部材が用いられ、回収トナー収納袋341は不透明部材が用いられる。トナー収納袋321の透明部材はポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等の樹脂の自然色フィルムを用いれば良く、回収トナー収納袋341の不透明部材は樹脂フィルムを印刷等により着色したものを用いればよい。一般に、補給トナーT1の残量はブロッキング等によって大きく変動し易いために、残トナー量が目視確認する必要があるが、回収トナーT2の回収量はほぼ補給トナー量の10%程度であまり変動しないので、目視確認は不要である。よって、上記のように色分けすることによってユーザーやサービスマンが補給トナーの残量と回収トナー量を混同するような問題を解決することができる。
図16はトナー収納容器または回収トナー容器内のトナー残量を検知する手段を示す説明図である。
ここに示したトナー収納容器120は、図3に用いたものと同じものである。
トナー残量検知センサは光学式であり、発光素子110と、受光素子111からなる。発光素子110による光がトナー収納容器120のトナー収納袋121を通って受光素子111に受光されたときの受光量の大小によってトナー収納袋121内で口金部材123上部近傍E部のトナーの有り無しを検知することができる。なお、トナー収納袋121は透明部材である。また、本例のトナー残量検知センサを用いない場合でも、粉体ポンプ130の駆動回転量や原稿の画素数等でトナー残量を予測することも可能であるが、上述のように諸条件によりトナー移送量が変動した場合に実際の値と異なる場合があり、トナー残量検知センサを用いることでより正確にトナー残量を検知できる。
トナー残量を検知することにより、検知したトナー残量値に応じて回収トナーの移送を行うことができる。これは後述の図18のように複数のクリーニング装置から回収された回収トナーを1つの回収トナー容器に収納する場合に有効である。
図17は、トナー補給装置及び回収トナー移送装置を有するカラープリンタの全体構成図で、マゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの各作像ユニット4a,4b,4c,4dは図1と同様で、同一部材には同一符号を付している。
ここに示したトナー収納容器220及び回収トナー容器240は図4ないし図6に示したものを用いている。すなわち、1つの保護ケース222にトナー収納袋221と回収トナー収納袋241を備えたものを用いている。トナー収納袋221a〜221d内のトナーは各色用の粉体ポンプ230a〜230dにより各色の現像装置8a〜8dに必要に応じて補給される。また、各色のクリーニング装置10a〜10dから回収された各色の回収トナーは各色用の吐出用粉体ポンプ290a〜290dによって回収トナー収納袋241a〜241dに移送される。
本例は、トナー収納容器220のトナーが全て使用されてトナーエンドとなって装置本体から取り出すとき、保護ケース222に収納されている回収トナー収納袋241も同時に回収される。したがって、回収トナーをトナー収納容器220の交換に便乗して回収でき、しかも回収トナー量は各色全て新品時に充填したトナー量の10%程度と見込めるため、確実に回収トナー収納袋241が満杯になって回収し切れなくなることがなく、4色分全ての回収トナーを回収できることが利点である。
図18は、トナー補給装置及び回収トナー移送装置を有するカラープリンタの全体構成図で、マゼンダ、シアン、イエロー、ブラックの各作像ユニット4a,4b,4c,4dは図1と同様で、同一部材には同一符号を付している。
ここに示したトナー収納容器220は任意の1色だけ1つの保護ケース222にトナー収納袋221と回収トナー収納袋241を備えたものを用い、他の3色は回収トナー収納袋のないトナー収納容器220b〜220dを用いている。なお、図の例ではマゼンタになるが、後述するように使用頻度が高いブラック用トナー収納容器が最も好ましい。
各色のトナー収納容器に収納されたトナーは各色用の粉体ポンプ230a〜230dにより各色の現像装置8a〜8dに必要に応じて補給される。また、各色のクリーニング装置10a〜10dから回収された各色の回収トナーは通路98a〜98d及びスクリュー101を介して一括して回収トナー貯留部102に収集される。その後、粉体ポンプ290によって回収トナー収納袋241に移送される。
このように構成したカラープリンタではトナー収納袋221と回収トナー収納袋241を備えたトナー収納容器が1つであるため、小型で低コストの回収トナー移送装置が実現できる。また本例の場合、各色の回収トナー量の比率が偏る可能性があるため、上述のようなトナー残量検知手段を用いてトナー残量を検知し、回収トナー収納可能スペースを推定することが効果的となる。
またカラー画像形成装置では、ブラックの使用頻度が高いユーザーが多いことを考慮して、ブラック用のトナー収納容器を他色に比べて大容量とする場合が多い。したがって、使用頻度が高いブラック用トナー収納容器220に回収トナー収納袋241を内包すれば、他の色に比べて補給トナー使用後の空きスペースが大きいため特に有効となる。
図19ないし図22に本発明の回収トナー収納袋及びトナー収納袋として用いられるガゼット容器を示す。
図19及び図20は2方ガゼット容器と称され、内容物が入って膨らんだ状態が図19で、製袋時の折り畳まれた状態が図20である。各部の番号は図2の回収トナー収納袋と共通で付けてある。2箇所の側面21b、21cが内側に折り畳まれる。ガゼット容器は図のように膨らんだ状態がほぼ直方体形状となるために容積効率が良い点が優れている。
図21及び図22は3方ガゼット容器と称され、内容物が入って膨らんだ状態が図21、製袋時の折り畳まれた状態が図22である。各部の番号は図3の回収トナー容器と共通で付けてある。容積効率が良い点はもちろん、側面121b、121cと上面121dの3箇所が内側に折り畳まれるために、折り畳んだ状態でも高さがほとんど増えない点が利点である。つまり、装置内で自動減容を行った場合に、2方ガゼットでは減容して折り畳まれた時に高さが増加する分(図19のJ)のスペースを予め設ける必要があるが、3方ガゼットでは高さが増加しないので無駄なスペースを必要しない点が優れている。これによって機械本体の小型化、またはトナー容量の増加等を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は現像装置に現像剤を補給することでオーバーフロー等によって溢れで出す現像剤を回収する容器にも使用できる。例えば、図18の回収トナー貯留部102に回収トナーと回収現像剤を集め、これを回収容器に搬送するようにしてもよい。さらに、中間転写ベルト1からベルトクリーニング装置18によって回収したトナー等の汚れ等も粉体ポンプ等で図18の回収トナー貯留部102へ搬送して回収容器に送るようにしてもよい。
本発明の画像形成装置としてのカラープリンタの全体構成を示す概略図である。 作像ユニットのトナー補給装置とトナー回収装置の一実施形態を示す断面構成図である。 作像ユニットのトナー補給装置とトナー回収装置の別の実施形態を示す断面構成図である。 本発明に係るトナー収納容器と回収トナー容器の一実施形態を示す説明図で、未使用状態を示す。 図4の使用途中の状態を示す説明図である。 図4のトナーエンド状態を示す説明図である。 本発明に係るトナー収納容器と回収トナー容器の別の実施形態を示す説明図で、未使用状態を示す。 図7の使用途中の状態を示す説明図である。 図7のトナーエンド状態を示す説明図である。 図7のトナー収納容器と回収トナー容器の口金部材を示す斜視図である。 本発明に係るトナー収納容器と回収トナー容器のさらに別の実施形態を示す説明図である。 図11の容器の未使用状態を示す説明図である。 図11の容器の使用途中の状態を示す説明図である。 本発明に係るトナー収納容器と回収トナー容器のさらにまた別の実施形態を示す説明図である。 図14の容器のトナーエンド時の状態を示す説明図である。 トナー収納容器のトナー残量検知手段を示す説明図である。 カラープリンタ全体のトナー補給装置とトナー回収装置の一実施形態を示す断面構成図である。 カラープリンタ全体のトナー補給装置とトナー回収装置の別の実施形態を示す断面構成図である。 収納袋の一例を示す収納時の斜視説明図である。 図19の収納袋の折り畳み時を示す斜視説明図である。 収納袋の他の例を示す収納時の斜視説明図である。 図21の収納袋の折り畳み時を示す斜視説明図である。
符号の説明
8 現像装置
10 クリーニング装置
20,120,220,320,420 トナー収納容器
21,121,221,321,421 トナー収納袋
30,130,230 粉体ポンプ(吸引型)
40,140,240,340,440 回収トナー容器
41,141,241,341,441 回収トナー収納袋
70 エアポンプ
90 粉体ポンプ(吐出型)

Claims (8)

  1. 収容部の外殻を成す外壁を有し、
    外壁に囲まれた収容部の中で補給剤収納空間と回収剤収納空間とを形成し、前記補給剤収納空間の壁面と前記回収剤収納空間の壁面との少なくとも一部は可撓性部材で形成され、
    前記補給剤収納空間と、前記回収剤収納空間とは前記可撓性部材の変形によって容積が変更可能にされているとともに、
    前記外壁に囲まれた収容部内は前記補給剤収納空間が最大となった容積と、前記回収剤収納空間が最大となった容積とを合わせたものよりも小さい容積であり、
    使用開始時には少なくとも前記回収剤収納空間は減容されている状態で前記外壁内に存在し、
    前記補給剤収納空間から前記現像剤が排出されるにつれ、前記補給剤収納空間が減容してゆき、前記回収剤収納空間に現像剤が注入されるにつれ前記回収剤収納空間は容積が増大することで、前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間が前記収容部に収まっており、かつ、前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間とは一方が他方を内包する一体容器として構成されていることを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 前記補給剤収納空間と前記回収剤収納空間は袋部材によって形成されていることを特徴とする請求項1の現像剤収納容器。
  3. 請求項1または2に記載の現像剤収納容器を備えた画像形成装置において、
    前記画像形成装置は像担持体、該像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置、画像転写後の像担持体に残留するトナーを除去するクリーニング装置を有する画像形成部と、該補給剤収納空間内の現像剤を前記現像装置へ搬送する補給剤搬送装置と、
    前記回収現像剤を前記画像形成部から前記回収剤収納空間ヘ搬送する回収剤搬送装置とを有していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記回収剤搬送装置がエア圧により回収現像剤を搬送することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記回収剤搬送装置が一軸偏芯スクリューポンプの吐出圧力により回収現像剤を搬送することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記回収現像剤が前記クリーニング装置によって除去された回収トナーであることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記回収現像剤が前記現像装置から排出された余剰現像剤であることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 像担持体、該像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置、画像転写後の像担持体に残留するトナーを除去するクリーニング装置を有する複数の画像形成部と、各画像形成部の前記現像装置に補給する現像剤を収納する複数の補給剤収納容器と、該補給剤収納容器の現像剤を前記現像装置へ搬送する複数の補給剤搬送装置と、前記画像形成部の回収現像剤を収納する回収剤収納容器と、前記回収現像剤を前記画像形成部から前記回収剤収納容器ヘ搬送する回収剤搬送装置とを有し、該回収剤搬送手段が前記各画像形成装置からの回収現像剤を一括して1つの前記回収剤収納容器へ搬送するとともに、前記補給剤収納容器と前記回収剤収納容器が同一方向からの同じ操作により画像形成装置本体に着脱される画像形成装置において、
    前記補給剤収納容器内の残量を検知し、補給現像剤の残量が所定の値以下になったとき、前記回収剤搬送装置を作動することを特徴とする画像形成装置。
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