JP4546985B2 - 間接照明器具および浴室ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、間接照明器具およびこの間接照明器具を備えた浴室ユニットに関する。
間接照明は、白熱電球や蛍光管などの光源から出た光を壁面等に一度当てて、そのやわらかい反射光でまわりを照らすことによって全体的に柔らかな印象を与えることができ、リラックス効果があるといわれ、電車の車両内の照明や住宅の居間等の寛ぎ空間に用いられている(特許文献1、特許文献2等参照)。
このような従来の間接照明器具は、リフレクタ(反射板)あるいは照明器具本体を覆うカバーが白熱電球や蛍光管の前面に設けられ、ビス等で壁面や照明器具本体に固定されている。
したがって、白熱電球や蛍光管を交換する場合、ビスによる固定を解除して上記のようなリフレクタやカバー等の固定を取り除き、白熱電球や蛍光管を交換したのち、再びリフレクタやカバー等をビスで固定しなければならず、非常に面倒である。
そこで、本発明の発明者は、棒状の蛍光管を有し、この蛍光管の長手方向を水平方向に向けて壁面に取り付けられる照明器具本体と、前記蛍光管に平行に配置され、反射面を壁側に向けて設けられるリフレクタとを備えた間接照明器具において、リフレクタを、ヒンジを介して蛍光管の中心軸に平行な軸を中心に回転して、蛍光管の直接光を遮る反射位置と、蛍光管の交換可能位置との位置変更可能な構造とすれば、簡単に蛍光管の交換ができると考えた。
ところで、間接照明器具を浴室壁面の高所に取り付けた場合、椅子、脚立、洗面カウンターや浴槽の框部分などの上に立って蛍光管の交換を行なわなければならないが、洗面カウンターや浴槽の框部分などは足を置く場所が狭いので、バランスをくずしやすく、バランスを崩して咄嗟に手でリフレクタを掴んで体を支えることが考えられる。
しかし、上記のような構造の間接照明器具の場合、長尺のものにおいては、リフレクタに手をかけて体重を支えた場合、リフレクタが撓んで変形したり、破損、脱落したりする等、危険であることがわかった。
そこで、リフレクタの材質を撓みにくい、剛性体で構成することが考えられるが、重量が大きくなり、ヒンジ部分等の強度も高いものとしなければならず、コストが掛かりすぎるという問題が発生する。
実開平5-65678号公報 特開2004-349165号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、リフレクタ自体の強度をあまり高いものとせず軽量化できるとともに、荷重を掛けてもリフレクタ部分が撓んで破損しにくい間接照明器具および間接照明器具を備えた安全性の高い浴室ユニットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる請求項1に記載の間接照明器具(以下、「請求項1の間接照明器具」と記す)は、棒状の蛍光管を有し、この蛍光管の長手方向が水平方向をなして壁面に取り付けられる照明器具本体と、前記蛍光管に平行に配置され、蛍光管の中心軸に平行な軸を中心に回転し、間接照明として蛍光管の直接光を遮る反射位置と、蛍光管を交換する際の蛍光管交換位置とが、位置変更可能となるようにヒンジを介して支持されたリフレクタと、リフレクタの上縁側の中間位置に壁面と対向するように固定される係止金具と、壁面に固定されるとともに、前記リフレクタが蛍光管の直接光を遮る反射位置に来たときに前記係止金具を係止して、リフレクタにかかる荷重を受ける受け金具と、を備える間接照明器具であって、前記係止金具が、リフレクタ本体に固定される固定部と、固定部から壁面側に延出するとともに貫通孔を有する係合部とを備え、前記受け金具が、リフレクタを蛍光管交換位置から蛍光管の直接光を遮る反射位置に回転させたときに、回転途中で前記貫通孔に入り込み、係合部を受け位置までガイドするガイド部を備えていることを特徴としている。
本発明にかかる請求項2に記載の間接照明器具(以下、「請求項2の照明器具」と記す)は、請求項1の間接照明器具において、受け金具のガイド部が、壁面固定状態で直線状に立ち上がる立上ガイド部と、この立上ガイド部の上端から壁面方向斜め上方に折れ曲がる折曲ガイド部とを備えていることを特徴としている。
本発明にかかる請求項3に記載の間接照明器具(以下、「請求項3の間接照明器具」と記す)は、請求項1または請求項2の間接照明器具において、リフレクタが、長手方向に連続する中空部を有する樹脂製のリフレクタ本体と、このリフレクタ本体の前記中空部に挿入されて前記リフレクタ本体を補強する軽量金属材料製の補強材とを備えていることを特徴としている。
本発明にかかる浴室ユニットは、本発明の間接照明器具が壁面に取り付けられていることを特徴としている。
本発明において、リフレクタは、特に限定されないが、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリレート等の合成樹脂成形品からなるリフレクタ本体と、このリフレクタ本体をアルミニウムやその合金等の軽量金属製の補強材によって補強したものが好ましい。
また、補強材の取り付け方法としては、特に限定されないが、安全性を考慮すれば、請求項3のように、リフレクタ本体に長手方向に連続する中空部を設け、この中空部に挿入した状態で補強材をリフレクタ本体に固定し、補強材が外部にできるだけ露出しない構造とすることが好ましい。
上記受け金具および係止金具の材質としては、リフレクタにかかる荷重に耐えることができれば、特に限定されないが、たとえば、ステンレス鋼やクロムメッキ鋼等の板材を折り曲げ加工等したものが好ましい。
本発明にかかる請求項1の間接照明器具は、棒状の蛍光管を有し、この蛍光管の長手方向が水平方向をなして壁面に取り付けられる照明器具本体と、前記蛍光管に平行に配置され、蛍光管の中心軸に平行な軸を中心に回転し、間接照明として蛍光管の直接光を遮る反射位置と、蛍光管を交換する際の蛍光管交換位置とが、位置変更可能となるようにヒンジを介して支持されたリフレクタと、リフレクタの上縁側の中間位置に壁面と対向するように固定される係止金具と、壁面に固定されるとともに、前記リフレクタが蛍光管の直接光を遮る反射位置に来たときに前記係止金具を係止して、リフレクタにかかる荷重を受ける受け金具と、を備える間接照明器具であって、前記係止金具が、リフレクタ本体に固定される固定部と、固定部から壁面側に延出するとともに貫通孔を有する係合部とを備え、前記受け金具が、リフレクタを蛍光管交換位置から蛍光管の直接光を遮る反射位置に回転させたときに、回転途中で前記貫通孔に入り込み、係合部を受け位置までガイドするガイド部を備えているので、リフレクタにかかる荷重が係止金具および受け金具を介して壁面に受けられ、リフレクタに荷重がかかってもリフレクタが撓んで破損したり、落下したりする事故を防止できる。しかも、係止金具が、ガイド部によって、交換可能位置から反射位置までリフレクタを回転させるだけで、容易かつ確実に受け金具に係合される。したがって、リフレクタ自体の強度をあまり高いものとせず軽量化できる。
請求項2の間接照明器具のように、受け金具のガイド部が、壁面固定状態で直線状に立ち上がる立上ガイド部と、この立上ガイド部の上端から壁面方向斜め上方に折れ曲がる折曲部とを備えているようにすれば、折曲ガイド部の先端がリフレクタに取り付けられた係止金具の貫通孔の回転軌跡上に配置されるように受け金具を壁面に固定することによって、リフレクタを蛍光管交換位置から反射位置に回転させる際に折曲ガイド部先端がスムーズに貫通孔に入り込む。一方、立上ガイド部が貫通孔の回転軌跡より回転軌跡の中心方向に入り込んで配置されるため、さらに回転させていくと、貫通孔の周壁面が一旦立上ガイド部に当たり、リフレクタの長手方向中央部が回転軌跡の中心方向に弾性変形する。そして、リフレクタがさらに反射位置まで回転させられて、係合部が受け金具の受け位置に受けられる。
したがって、たとえば、リフレクタに頭等があたり、リフレクタが少し跳ね上がったぐらいでは、リフレクタが交換位置までは跳ね上がらず、元の反射位置まで戻る。すなわち、立上ガイド部によって、リフレクタの長手方向の中間部が内側に撓む事による負荷がかかり、立上ガイド部を乗り越えて係止金具が上方へ跳ね上がることが防止される。すなわち、リフレクタを反射位置での安定性した状態に保持することができる。
また、請求項3の間接照明器具のように、リフレクタが、長手方向に連続する中空部を有する樹脂製のリフレクタ本体と、このリフレクタ本体の前記中空部に挿入されて前記リフレクタ本体を補強する軽量金属材料製の補強材とを備えている構成とすれば、リフレクタを軽量にすることができるとともに、補強材が外部に露出していないので、補強材によって手を怪我するといった事故がなくなる。
本発明の浴室ユニットは、上記本発明の間接照明器具が壁面に取り付けられているので、浴室内を柔らかい光で照明し、寛ぎ空間とすることができるとともに、蛍光管の交換作業等を安全に行なえるようになる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図8は本発明にかかる間接照明器具が取り付けられた浴室ユニットの1つの実施の形態をあらわしている。
図1に示すように、この浴室ユニットBは、1つの壁面Wの天井T近傍に間接照明器具1が取り付けられている。
間接照明器具1は、図2および図3に示すように、照明器具本体2と、リフレクタ3と、係止金具4と、受け金具5と、ヒンジとなる支持アーム6と、化粧部材7とを備えている。
照明器具本体2は、棒状をした蛍光管Lが装着されるとともに、図4及び図5に示すように、この蛍光管Lに給電する給電部(図示せず)が内蔵され、蛍光管Lの長手方向が水平となるように、壁面WにビスSで固定されている。
リフレクタ3は、図4〜図7に示すように、リフレクタ本体31と、側面カバー32と、2つの補強材33とを備えている。
リフレクタ本体31は、押出成形によって形成された長手方向に連続する2条の中空部31aを備えている。
補強材33は、アルミニウム等の軽量金属で形成された板材を断面へ字形に折り曲げた形状をしていて、中空部31aのほぼ全長にわたって、中空部31a内に挿入され、リフレクタ本体31の反射面3a側に沿った状態で一部がリフレクタ本体31にビス止めされている。
側面カバー32は、リフレクタ本体31と同じ樹脂によって成形されていて、リフレクタ本体31長手方向両端に外嵌されて中空部31aの開口端を塞いだ状態でリフレクタ本体31にビス止めされている。
係止金具4は、図3〜図5、図7、図9および図10に示すように、ステンレス鋼板を打ち抜きおよび折り曲げ加工することによって形成されていて、固定部4aと、係合部4bとを備え、リフレクタ3の長手方向の中央部で、固定部4aがリフレクタ本体31の反射面3a越しに補強材33にビス固定されている。
また、係合部4bは、中心軸を挟んで長方形をした2つの貫通孔43が左右対称に穿設されているとともに、固定部4aから一旦垂直に立ち上がったのち、この立ち上がり部先端から固定部4aとは逆側に鈍角をなすように屈曲する屈曲部44を備えている。
なお、係止金具4の各部の寸法は、特に限定されないが、たとえば、この実施形態のものの場合、図10に示す寸法となっている。
受け金具5は、図2〜図5および図11、図12に示すように、ステンレス鋼板を打ち抜きおよび折り曲げ加工することによって形成されていて、壁面固定部51と、壁面固定部51の一端で垂直に折れ曲がった水平部52と、この水平部52の先端で壁面固定部51の逆側に折れ曲がって形成された傾斜部53とを有する断面略へ字形をした受け本体部5aと、受け本体部5aの先端で壁面固定部51と平行に折れ曲がる直線状をした立上ガイド部54とこの立上ガイド部54の先端から壁面固定部51方向に傾斜部53と略平行に折れ曲がる折曲ガイド部55とを有するガイド部5bとを備えている。
そして、この受け金具5は、図4に示すように、壁面固定部51の開放端がわを上にするとともに、折曲ガイド部55の先端が係止金具4の貫通孔43の回転軌跡R(図4で点線で示す)上に配置されるように、浴室の壁面WにビスSで固定されるようになっている。
なお、受け金具5の各部の寸法は、特に限定されないが、たとえば、この実施形態のものの場合、図12に示す寸法となっている。
支持アーム6は、図8に示すように、アーム本体部6aと、このアーム本体部6aに枢支された回転部6bとを備えている。
アーム本体部6aは、ステンレス鋼板を打ち抜きおよび折り曲げ加工することによって形成されていて、壁面固定部61とこの壁面固定部61の一端から直角に立ち上がるように設けられた軸受け部62とを備えている。
軸受け部62は、軸63と同心円をなす120度の円弧状のガイド孔64が穿設されている。
回転部6bは、ステンレス鋼板を打ち抜きおよび折り曲げ加工することによって形成されていて、リフレクタ3に固定されるリフレクタ固定部65と、このリフレクタ固定部65の一端から直角に折れ曲がるように形成される枢支部66とを備えている。
枢支部66は、ガイドピン66aとストッパ66bとを備え、ガイドピン66aがガイド孔64に沿ってスライド自在に嵌り込んだ状態で軸受け部62に軸支されて、ガイドピン66aがガイド孔64の端部壁面に当たるとともに、ストッパ66bが軸受け部62の周壁の一部に当たるまでの間で軸63を中心に回転するようになっている。
化粧部材7は、図4及び図5に示すように、樹脂押出成形品であって、長手方向の寸法がリフレクタ3の長手方向寸法とほぼ同じになっていて、壁面固定部71と、化粧部72とを備えている。
化粧部72は、連結部73を介して壁面固定部71と連結されていて、壁面固定部71が壁面Wに固定された状態で化粧面が床面に対して下向きほぼ45度の角度をなすように配置される。
この間接照明器具1は、照明器具本体2を壁面Wに取り付けるとともに、リフレクタ3を2つの支持アーム6によって、図5に示すように、リフレクタ3の反射面3aが床面と対面する蛍光管Lの交換位置と、交換位置から床面側(下方)に回転させて、図4に示すように、照明器具本体2に支持された蛍光管Lが室内側から直接見えず、反射面3aが天井Tと壁面Wとのコーナー部を向いて反射面3aと天井Tとのなす角度がほぼ45度となる反射位置との間を回転するように壁面Wに取り付ける。
また、このとき、受け金具5を、リフレクタ3が蛍光管Lの交換位置から反射位置まで回転する途中で、図13(a)に示すように、リフレクタ3が天井T側に撓んでも係止金具4の屈曲部44の先端部と受け金具5の傾斜ガイド部53の先端部とが当接するとともに、ガイド部5bがいずれか一方の貫通孔43に嵌り込むように壁面Wに固定する。
そして、化粧部材7をリフレクタ3が反射位置まで来た状態で、リフレクタ3と化粧部72とによって、室内側から照明器具本体2が見えなくなる位置に固定する。
この間接照明器具1は、以上のようになっており、蛍光管Lは、図5に示すように、リフレクタ3を蛍光管Lの交換位置まで天井T側に回転させて照明器具本体2を室内側から見えるようにして簡単に交換することができる。
また、交換が終われば、図4に示すように、リフレクタ3を反射位置まで床面側に回転させれば、元の間接照明を行うことができるようになる。
そして、リフレクタ3は、反射位置で、その中央部が受け金具5に係止金具4が係止されてリフレクタ3の中央部でリフレクタ3に上方からかかる荷重が、係止金具4、受け金具5を介して壁面Wに受けられるようになっている。
したがって、蛍光管Lの交換などメンテナンス時に体勢を崩し、リフレクタ3を掴んでしまっても、リフレクタ3が大きく撓んだり、破損したりすることがなく、安全である。
さらに、交換位置から反射位置にリフレクタ3を戻す際にリフレクタ3が天井側に撓んだ状態となっても、受け金具5の折曲ガイド部55の先端部と係止金具4側に屈曲部44の先端部とが当接するので、折曲ガイド部55および屈曲部44の傾斜によって互いに引き寄せ合って受け金具5のガイド部5bがうまく貫通孔43へと導かれ、所定の係合状態が得られる。勿論、図13(b)のように、リフレクタ3が蛍光管L側に撓んでも受け金具5のガイド部5bがうまく貫通孔43へと導かれ、所定の係合状態が得られる。
しかも、この間接照明器具1は、補強材33がリフレクタ本体31内に収容されているので、アングル等の補強材をリフレクタ本体31の外壁面に取り付けたものに比べ、意匠性がよいとともに、安全である。
すなわち、補強材をリフレクタ本体31の外壁面に取り付けた場合、リフレクタ3を回転させる際に補強材に手が触れて、手を傷つけたりする恐れがあるが、この間接照明器具1の場合、補強材33が直接手に触れることがなく安全である。
また、係止金具4が2つの貫通孔43を、中心軸を挟んで左右対称に備えているので、仕様の異なる浴室ユニットにも使用できる。すなわち、支持アーム6や受け金具5は、壁パネルを支持する支柱(スタッド)に通常ビス止めされるが、仕様が異なると、支柱の位置や支柱間のピッチが異なる。しかし、受け金具5の取り付け位置は、中央部であるので、左右に位置を振ることができず、リフレクタ3を左右に振って固定しなければならない。したがって、2つの貫通孔43を設けることによって、リフレクタ3を左右いずれに振って取り付けても受け金具5がいずれかの貫通孔43に係合できて、汎用性が高くなるようにしている。
さらに、受け金具5が、壁面固定状態で直線状に立ち上がる立上ガイド部54と、この立上ガイド部54の上端から壁面方向斜め上方に折れ曲がる折曲ガイド部55とを備えているので、スムーズに係止金具を受け位置までガイドできる。また、貫通孔43に立上ガイド部54が入り込むと、立上ガイド部54が貫通孔43の回転軌跡より回転軌跡の中心方向に入り込んで配置されるため、さらに回転させていくと、貫通孔43の周壁面が一旦立上ガイド部54に当たり、リフレクタ3の長手方向中央部が回転軌跡の中心方向に入り込むように弾性変形する。そして、リフレクタ3がさらに反射位置まで回転させられて、リフレクタ3が元の状態に弾性復元して係合部4bが受け金具5の受け位置に受けられる。
したがって、たとえば、リフレクタ3に頭等があたり、リフレクタ3が少し跳ね上がったぐらいでは、リフレクタ3が交換位置までは跳ね上がらず、元の反射位置まで戻る。すなわち、立上ガイド部54によって、リフレクタ3の長手方向の中間部が内側に撓むので、リフレクタ3の弾性復元力によって貫通孔43の周壁の一部が立上ガイド部54に圧接されたようになり、立上ガイド部54を乗り越えて係止金具4が上方へ跳ね上がることが防止される。すなわち、リフレクタ3を反射位置での安定性した状態に保持することができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、係止金具の貫通孔が2つであったが、1つでも構わない。
また、上記の実施の形態では、係止金具がリフレクタの長手方向中央の1箇所に設けられていたが、所定の間隔をあけて係止金具およびこの係止金具に対応する受け金具を2箇所以上に設けるようにしても構わない。
さらに、上記の実施の形態では、浴室に用いられていたが、浴室以外の室内壁にも取り付けても構わない。また、取り付け場所が浴室などの多湿な場所以外の場合、照明器具本体の防水構造は必要がない。
また、上記の実施の形態では、立上ガイド部が壁面に平行となるようになっていたが、平行でなくても構わない。さらに、折曲ガイド部は、貫通孔の回転軌跡に沿うように湾曲していても構わない。
本発明にかかる間接照明器具が取り付けられた浴室ユニットの1例を示す斜視図である。 図1の間接照明器具の斜視図である。 図1の間接照明器具の要部斜視図である。 図1の間接照明器具のリフレクタを反射位置にした状態の浴室ユニットの断面図である 図1の間接照明器具のリフレクタを蛍光管の交換位置にした状態の浴室ユニットの断面図である 図1の間接照明器具のリフレクタを反射面側からみた平面図である。 図6のX−X線断面図である。 図1の間接照明器具のリフレクタを蛍光管の交換位置にしたときの支持アーム部分の斜視図である。 係止金具の斜視図である。 図9の係止金具の断面図である。 受け金具の斜視図である。 図11の受け金具の断面図である。 係止金具と受け金具との係止状態を説明する図であって、同図(a)はリフレクタが天井側に撓んだときの状態、同図(b)はリフレクタが蛍光管側に撓んだときの状態をそれぞれあらわす。
符号の説明
B 浴室ユニット。
L 蛍光管
W 壁面
1 間接照明器具
2 照明器具本体
3 リフレクタ
31 リフレクタ本体
31a 中空部
33 補強材
4 係止金具
4a 固定部
4b 係合部
43 貫通孔
44 屈曲部
5 受け金具
5b ガイド部
54 立上ガイド部
55 折曲ガイド部
6 支持アーム(ヒンジ)

Claims (4)

  1. 棒状の蛍光管を有し、この蛍光管の長手方向が水平方向をなして壁面に取り付けられる照明器具本体と、
    前記蛍光管に平行に配置され、蛍光管の中心軸に平行な軸を中心に回転し、間接照明として蛍光管の直接光を遮る反射位置と、蛍光管を交換する際の蛍光管交換位置とが、位置変更可能となるようにヒンジを介して支持されたリフレクタと、
    リフレクタの上縁側の中間位置に壁面と対向するように固定される係止金具と、
    壁面に固定されるとともに、前記リフレクタが蛍光管の直接光を遮る反射位置に来たときに前記係止金具を係止して、リフレクタにかかる荷重を受ける受け金具と、
    を備える間接照明器具であって、
    前記係止金具が、リフレクタ本体に固定される固定部と、固定部から壁面側に延出するとともに貫通孔を有する係合部とを備え、
    前記受け金具が、リフレクタを蛍光管交換位置から蛍光管の直接光を遮る反射位置に回転させたときに、回転途中で前記貫通孔に入り込み、係合部を受け位置までガイドするガイド部を備えていることを特徴とする間接照明器具。
  2. 受け金具のガイド部が、壁面固定状態で直線状に立ち上がる立上ガイド部と、この立上ガイド部の上端から壁面方向斜め上方に折れ曲がる折曲ガイド部とを備えている請求項1に記載の間接照明器具。
  3. リフレクタが、長手方向に連続する中空部を有する樹脂製のリフレクタ本体と、このリフレクタ本体の前記中空部に挿入されて前記リフレクタ本体を補強する軽量金属材料製の補強材とを備えている請求項1または請求項2に記載の間接照明器具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の間接照明器具が壁面に取り付けられていることを特徴とする浴室ユニット。
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