JP2008029610A - キッチンカウンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】照明手段を設けることによる構造の複雑さ若しくは水・油分の付着による不具合を解消したキッチンカウンタを提供すること。
【解決手段】カウンタ部2の上面に衝立10が立設されているとともに、衝立10を介してカウンタ部2を照らす照明手段13が、衝立10の下方に設けられていることにより、衝立10を介した間接光を用いるため、照度を抑えても、カウンタ部2を十分に照らすことができ、人の目に優しい。また、照明手段13を上方に設けた場合の支持構造若しくは配線等が不要となり、構造の複雑さ若しくは水・油分の付着による不具合を解消できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、カウンタ部の上面に衝立が立設されているとともに、カウンタ部を照らす照明手段が設けられているキッチンカウンタに関する。
従来のキッチンカウンタには、カウンタ部の上面に、例えばコンロの後方側に設けた油跳ねガード又はシンクの後方側に設けた水跳ねガードとしての衝立を設置し、この衝立に照明手段を設けてカウンタ部を照明するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−63800号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、カウンタ部の上面に設置した衝立の上部に照明手段を設けており、照明手段を支持するための特段の支持構造若しくは照明手段の配線が、衝立周りに必要となるため、水や油が直接かかるおそれがあるばかりでなく、照明手段を含んだ衝立の構造が複雑となり、見栄えも良いものとはいえなかった。
このようにカウンタ部の上方において、前述の複雑な構造体を衝立周りに設置すると、キッチンの使用による水分・油分等が付着しても拭取り作業が容易でなく、このような付着により照度が低下したり、あるいはショート等の配線トラブルの原因となる虞もあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、衝立周りに照明手段やその他の支持、配線手段を設けることによる構造の複雑さ若しくは水・油分の付着による不具合を解消したキッチンカウンタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のキッチンカウンタは、カウンタ部の上面に衝立が立設されているとともに、該衝立を介して前記カウンタ部を照らす照明手段が、該衝立の下方に設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、衝立を介した間接光を用いるため、照度を抑えても、カウンタ部を十分に照らすことができ、人の目に優しい。また、照明手段を上方に設けた場合の支持構造若しくは配線等が不要となり、構造の複雑さ若しくは水・油分の付着による不具合を解消できる。
本発明の請求項2に記載のキッチンカウンタは、請求項1に記載のキッチンカウンタであって、前記衝立は、仕切板と、前記カウンタ部の上面に設置され前記仕切板の下端部を支持するとともに中空部を有する支持具と、からなり、該支持具の中空部に前記照明手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、カウンタ部の上面に設置された支持具の中空部を利用して照明手段が設けられているため、照明手段をカウンタ部の下方に備えた場合における天板の加工や天板下の作業が煩わしく無く、カウンタ部の上面において照明手段の配設若しくは発光灯など消耗品の交換・修理等が出来る。
本発明の請求項3に記載のキッチンカウンタは、請求項2に記載のキッチンカウンタであって、前記仕切板が導光板で形成されているとともに、前記照明手段が前記導光板の下端面に向かって照らしていることを特徴としている。
この特徴によれば、中空部内において照明手段が導光板の下端面に向かって照らしているため、衝立に反射する反射光で照らす場合と比べて、照明手段と仕切板との間の遮蔽物の影響を受けることがなく、照明手段の一部として構成した導光板の上端面若しくは側端面等より発光させて、常時安定してキッチンカウンタを照らすことが出来る。
本発明の請求項4に記載のキッチンカウンタは、請求項3に記載のキッチンカウンタであって、前記仕切板の下端面における前記照明手段との対向位置に、光拡散部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、光拡散部を利用することにより仕切板の全面に亘り照光を拡散することが出来る。
本発明の請求項5に記載のキッチンカウンタは、請求項3または4に記載のキッチンカウンタであって、前記仕切板の少なくとも上端部から外部に向かって進行する前記照明手段による照光を前記カウンタ部の前面側に反射させる反射手段が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切板の上端部から外部に向かって進行する照光が、反射手段によりカウンタ部の前面側に向かって進行するため、カウンタ部におけるキッチンの使用箇所を集中して照らすことが出来る。
本発明の請求項6に記載のキッチンカウンタは、請求項5に記載のキッチンカウンタであって、前記仕切板は、ガラス板と、該ガラス板の上端部に設けられたアクリル体とからなるとともに、前記アクリル体の上端面は、前面の上辺から、該上辺より下方に位置する後面の上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、仕切板の上端部をアクリル体で構成しているために、ガラス板と比較して、上端面を、前面の上辺から後面の上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成し易く、このテーパ面をカウンタ部の前面側に反射させる反射手段として利用できる。
本発明の請求項7に記載のキッチンカウンタは、請求項2ないし6のいずれかに記載のキッチンカウンタであって、前記支持具の外面に、上方から下方に向かって前記仕切板から離間するように傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カウンタ部から飛散して仕切板の板面に付着し垂下するなどした水滴等の飛散物を、上方から下方に向かって仕切板から離間するように傾斜している支持具の外面を容易に拭き取ることが出来るため、飛散物が仕切板の近傍に滞留せずに、キッチンカウンタの衛生環境を維持できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例におけるキッチンカウンタの全体像を示す斜視図である。図2は、キッチンカウンタの側面図である。図3は、仕切板の正面図及び側面図である。図4は、衝立の側断面図である。図5(a)〜(c)は、衝立の組付け状況を示す側断面図である。図6は、仕切板の上端面から発光する状況を示す側断面図である。図7は、仕切板の第1変形例を示す一部側断面図である。図8は、仕切板の第2変形例を示す一部側断面図である。図9は、仕切板の第3変形例を示す一部側断面図である。図10は、仕切板の第4変形例を示す一部側断面図である。図11は、仕切板の第5変形例を示す一部側断面図である。
図1に示されるように、本実施例におけるキッチンカウンタ1は、幅方向に延びる箱状に構成されており、前面に適宜開閉扉5a若しくは開閉引出し5bを備えたキッチンキャビネット5が設けられるとともに、キッチンキャビネット5の上面を構成するカウンタ部2において図示右側に設けたシンク3及び図示左側に設けたコンロ4が設けられている。また、キッチンカウンタ1の右側の後面後方には、特に図示しないが、ダイニングテーブルが配置されているものとする。
図2に示されるように、衝立10は、カウンタ部2の上面におけるシンク3の後ろ側にて立設されており、いわゆる水跳ねガードとして、後面後方のダイニングテーブル(図示略)側への水分の飛散を防止している。また、後述のように、衝立10を介してカウンタ部2を照らす照明手段としての照明具13が、衝立10の下方に設けられている(図4参照)。
図3及び図4に示されるように、衝立10について具体的に説明すると、衝立10は、仕切板11と、カウンタ部2の上面に設置され仕切板11の下端部を支持する支持具12と、からなる。支持具12は、左右方向に延びるとともに、適所においてボルト17によりカウンタ部2と螺着されており、仕切板11の下端部を前後両面11f、11gから外嵌し、ボルトナット14により挟持して、仕切板11をカウンタ部2の上面に対し略直交方向に立設するように支持している。
仕切板11は、内部に照光を導入させる導光板であるとともに、透明性を備えるアクリル板から成っており、特に前面11f及び後面11gは凹凸なく鏡面状に形成されている。カウンタ部2前面側のキッチンカウンタ1の使用者から、仕切板11を見通して、カウンタ部2後面後方のダイニングテーブル(図示略)を見渡せるようになっている。ここで導光板とは、一面から内部に照光を導入させるとともに、他面から外部に該照光を導出させる性質を備えた板のことであって、上記アクリル板に限られず、例えば、ガラス板若しくはプラスチック板等であってもよく、板の素材については特に限定されるものではない。
図4に示されるように、支持具12は、中空部15aを有しており、この中空部15aに仕切板11に沿って左右方向に延びる照明具13が設けられている。照明具13は、発光ダイオード(LED)からなる発光体13aと、発光体13aを保持する保持具13bとを備え、発光体13aに電力を供給するケーブルの一端が接続されている。また、ケーブル他端側は、カウンタ部2に形成された挿通孔に挿通されて、キッチンキャビネット内部に設けられた電源トランスに接続されている。照明具13は、発光体をON/OFFさせるタッチ式のスイッチ18が設けられている。
尚、発光体13aは、必ずしも本実施例の発光ダイオードに限定されるものではなく、例えば蛍光灯、電球等、他の公知の発光体であってもよい。また、スイッチは、必ずしも本実施例のタッチ式に限られず、例えばキッチン使用者の手などを検知して制御するセンサ式であってもよい。
次に、衝立10の組付けについて説明する。
図5(a)に示されるように、支持具12を構成するベース部15を、パッキンを介してボルト17によりカウンタ部2に対し螺着する。ベース部15は断面視中央下部に中空部15aを有しており、発光体13aが上方を向くようにして中空部15a内に照明具13を配設する。
次に、仕切板11の下端面11cが発光体13aと近傍位置に配置するように、仕切板11の下端部において前後両面11f、11gをベース部15により外嵌し、パッキンを介してボルトナット14により挿通孔11eに挿通し、前後両面11f、11gを螺着して支持する。このように支持した状態において、仕切板11の下端面11cと発光体13aとは近接するように配置される。また、ボルト17及びボルトナット14は、キッチンキャビネットの左右方向に所定間隔をあけて適所に設けられている。
このようにすることで、カウンタ部2の上面に設置された支持具12の中空部15aを利用して照明具13が設けられているため、照明具13をカウンタ部2の下方に備えた場合におけるカウンタ部2の天板の加工や天板下の作業が煩わしく無く、カウンタ部2の上面において照明具13の配設若しくは発光灯など消耗品の交換・修理等が出来る。
次に、図5(b)、(c)に示されるように、支持具12を構成するガード部16を、仕切板11の前面11f側及び後面11g側から夫々組付ける。具体的には、先ず、ガード部16上端の凸部16bを対向するベース部15の凹部15bに嵌合するとともに、ガード部16下端の凸部16cを対向するベース部15の凹部15cに嵌合して組付ける。
ガード部16は、プラスチックなどの公知の樹脂で形成されており、所定の弾性を有しているため、ベース部15に向けた押圧力に応じて撓るとともに、凸部16cがベース部15の凹部15cと嵌合する。この嵌合した状態において、ガード部16の外面には、上方から下方に向かって仕切板11から離間するように傾斜する傾斜面16aが形成されている。
また、仕切板11とガード部16との間に左右方向に防水パッキン19が設置され、カウンタ部2とガード部16との間に左右方向に防水パッキン20が設置されている。ガード部16の上記嵌合とともに、支持具12内の中空部15aへの水分の進入を防止する水密状態となる。
上述した衝立10は、水跳ねガードとしてシンク3の後面側に立設されており、シンク3の使用により水滴Sが飛散して仕切板11の前面11f等に付着するが、支持具12のガード部16の外面に、上方から下方に向かって仕切板11から離間するように傾斜する傾斜面16aが形成されており、このようにすることで、カウンタ部2から飛散して仕切板11の前面11fに付着し垂下するなどした水滴S等の飛散物を、上方から下方に向かって仕切板11から離間するように傾斜している支持具12の外面を容易に拭き取ることが出来るため、飛散物が仕切板11の近傍に滞留せずに、キッチンカウンタ1の衛生環境を維持できる。
更に、傾斜面16aは、シンク3に向かって傾斜しているため、水滴S等の一部は、傾斜面16aを利用して上方から下方に向かって垂下して、仕切板11の前面11f側のシンク3内に戻すことができる。
次に、照明具13の使用について説明する。
支持具12の外面に設けられたスイッチ18をON操作することにより、照明具13に電源が供給され、発光体13aが発光する。発光体13aはLEDであるため、照光Kは指向性を有し拡散せずに一定方向に進行する性質を備えている(図6参照)。
図6に示されるように、発光体13aから上方に向かって発せられた照光Kは、導光性を有する仕切板11の下端面11cを照らし、下端面11cから仕切板11内部に向かって進入する。ここで、仕切板11の下端面11cにおける照明具13との対向位置に、光拡散部としての切欠き11dが仕切板11の左右方向に形成されており(図3参照)、発光体13aから発せられた照光Kは、この切欠き11dにより左右方向に屈折するとともに、該屈折した方向に進行する。そして照光Kの一部は、仕切板11の前面11f、後面11gの両面を反射して屈折を繰り返しながら、仕切板11の上端面11a及び両側端面11b、11bから、仕切板11の外部に向かって照らす。
このようにすることで、中空部15a内において照明具13が仕切板11の下端面11cに向かって照らしているため、衝立10に反射する反射光でカウンタ部2を照らす場合と比べて、照明具13と仕切板11との間の遮蔽物の影響を受けることがなく、照明具13の一部として構成した仕切板11の上端面11a若しくは側端面11b等より発光させて、常時安定してカウンタ部2を照らすことが出来る。
また、このようにすることで、光拡散部としての切欠き11dを利用することにより、仕切板11の全面に亘り照光を拡散することが出来る。
尚、仕切板11の前面11f及び後面11gは、面上に凹凸部を設けるなどの加工を施しておらず鏡面状に形成されている。前面11f及び後面11gと略平行に仕切板11内部を進行する照光は、仕切板11内部で前面11fと後面11gとを交互に反射して進行を繰り返し、上述のように上端面11a若しくは側端面11bより外部に向けて発光するため、前面11f及び後面11gから外部に発光する照度は、上端面11a若しくは側端面11bから発光する照度と比べて、格段に低い。
このようにすることで、キッチンカウンタ1の使用に際し、仕切板11から発光される照光により眩しすぎるという不具合が生じずに快適に使用できるばかりか、シンク3の後面後方のダイニングテーブル(図示略)への視界が確保できる。
仕切板11の上端面11aは、前面11fの上辺から、該上辺より相対的に下方に位置する後面11gの上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成されているとともに、このテーパ面に形成された上端面11aに、仕切板11と別体であって反射効率の高い金属プレートからなる反射体21が貼付されており、上記テーパ面に形成された上端面11aと反射体21とにより、照明具13による照光Kをカウンタ部2の前面側に反射させる反射手段が構成されている。尚、仕切板と別体に設ける反射体は、少なくとも仕切板より反射効率の高い性質を備えていれば、例えば、金属プレートよりも肉薄の金属箔を貼付してもよいし、金属蒸着により仕切板に取付けてもよい。
このようにすることで、仕切板11の上端面11aから外部に向かって進行する照光Kが、カウンタ部2の前面側に向かって進行するため、カウンタ部2における使用箇所を集中して照らすことが出来る。
尚、仕切板は必ずしも一体の形状に形成されているに限られず、例えば、仕切板の第1変形例として図7に示されるように、仕切板24は、平板形状であって上端面が平面のガラス板25と、このガラス板25の上端部に設けられたアクリル体26とからなるとともに、アクリル体26の上端面26cは、前面26aの上辺から、この上辺26aより下方に位置する後面26bの上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成されている。また、このテーパ面を被覆するように反射手段としての反射板27を備えた反射体28が設けられている。
このようにすることで、仕切板24の上端部をアクリル体26で構成しているために、ガラス板25と比較して、上端面26cを、前面26aの上辺から後面26bの上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成し易く、このテーパ面をカウンタ部の前面側に反射させる反射手段として利用できる。
また、照光をカウンタ部の前面側に反射させる反射手段として、反射体は必ずしも仕切板の上端面に貼付され設けられているとは限られず、例えば、仕切板の第2変形例として図8に示されるように、仕切板30の平面状に形成された上端面30aと離間した上方に位置するように、反射手段としての反射体31が仕切板30の上端部に取付けられており、上端面30aから仕切板30の外部上方に向けて進行する照光Kをカウンタ部の前面側に反射させてもよい。
また、特に図示しないが、反射体は、仕切板の後面若しくは後面の後方側に位置するように設けられており、このような位置に設けられた反射体により、照光をカウンタ部の前面側に向けて反射させてもよい。
更に、特に図示しないが、反射体は、仕切板の平面状に形成された上端面と離間した所定箇所に固定的に位置するように、仕切板とは別体の支持体により支持されて設けられていてもよい。
上記のように、カウンタ部2の上面に衝立10が立設されているとともに、この衝立10を介してカウンタ部2を照らす照明具13が、衝立10の下方に設けられ、衝立10を介した間接光を用いるため、照度を抑えても、カウンタ部2を十分に照らすことができ、人の目に優しい。また、照明手段を上方に設けた場合の支持構造若しくは配線等が不要となり、構造の複雑さ若しくは水・油分の付着による不具合を解消できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、衝立10は、シンク3の後面側に立設されているが、キッチンカウンタのカウンタ部2の上面に設けられていれば、例えば、コンロ4の後面側に立設されていてもよいし、シンク3やコンロ4を除いた調理スペースの後面側に立設されていてもよい。
また、上記実施例では、仕切板11は略平板形状であるが、例えば仕切板の第3変形例として図9に示されるように、仕切板35の上端部が、キッチンカウンタ1のカウンタ部2の前面側に向かって屈曲する反射手段としての屈曲部35aを有する形状であってもよい。同様に、仕切板の第4変形例として図10に示されるように、仕切板40の上端部が屈曲部40aを有し、且つ上端面に反射手段としての反射体41を設けた形状であってもよい。
このようにすることで、照光Kをカウンタ部の前面側に反射させる反射手段として、屈曲部35a、40a、反射体41を利用することにより、カウンタ部の前面側をより明るく照らすことが出来るばかりか、カウンタ部の前面側における使用で発生する水滴や油滴等の飛散物を、屈曲部35a、40aを有する形状の仕切板35、40でとらえやすい。
また、特に図示しないが、上記したように仕切板の一部にカウンタ部の前面側に向かって屈曲する屈曲部を有する形状に限られず、例えば、平板状に形成された仕切板が、カウンタ部2の前面側に向かって、所定角度傾斜して支持されていてもよい。
更に、仕切板の第5変形例として図11に示されるように、仕切板45の上端面45cが、前面45aの最上辺から、この最上辺より相対的に下方に位置する後面45bの上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成されているとともに、前面45aの上端部に、カウンタ部の前面側に向かって面する複数の帯状の前向面45dを含んだ凹凸部45eが、左右方向に延びており、前向面45dを除く仕切板45の上端部において、反射手段としての反射体46が設けられている。
このようにすることで、カウンタ部の前面側に向かって面する凹凸部45eの前向面45dを、発光面として左右方向に複数の帯状に形成できるため、夫々の前向面45dにおいてカウンタ部の前面側に対する角度を変更して、照光Kがカウンタ部の前面側を照らす箇所を適宜設定できる。
また、上記実施例では、仕切板11は、導光性を有しているとともに、透明性を備えており、下端面11cから内部に照光を導入させて、上端面11a若しくは側端面11b等から発光させているが、例えば仕切板は、導光性及び透明性を有しておらず、該仕切板を構成する衝立の下方に設けた照明手段により、衝立を照らし反射させて、カウンタ部を照らすようにしてもよい。
更に、上記実施例では、仕切板11の前面11f及び後面11gは、鏡面状に形成されているため、下端面11cより仕切板11内部を前面11fと後面11gとを反射しながら進行する照光は、前面11f及び後面11gから外部に向けてほとんど発光しないが、例えば、前面11f若しくは後面11gにドット状に凹凸部が形成される等、公知の粗面加工が施されており、前面11fと後面11gとを反射しながら進行する照光の一部が、前面11f若しくは後面11gから外部に向けて、所定の照度で発光するようにしてもよい。
また、上記実施例では、仕切板11の下端面11cに光拡散部としての切欠き11dが形成されており、照明手段により下端面11cに進行する照光が、仕切板11の左右方向に拡散するように成っているが、例えば、下端面11cに光拡散部として、凸状片が形成されてもよいし、光拡散部は、照光を仕切板11の前後方向に拡散させるものであってもよい。
また、上記実施例では、衝立10の後方にダイニングテーブル(図示略)が配置されているが、水や油を飛散することを防止する衝立の後方の対象物としては、必ずしもダイニングテーブルに限られず、例えば、衝立の後方が壁面であってもよい。
本発明の実施例におけるキッチンカウンタの全体像を示す斜視図である。 キッチンカウンタの側面図である。 仕切板の正面図及び側面図である。 衝立の側断面図である。 (a)〜(c)は、衝立の組付け状況を示す側断面図である。 仕切板の上端面から発光する状況を示す側断面図である。 仕切板の第1変形例を示す一部側断面図である。 仕切板の第2変形例を示す一部側断面図である。 仕切板の第3変形例を示す一部側断面図である。 仕切板の第4変形例を示す一部側断面図である。 仕切板の第5変形例を示す一部側断面図である。
符号の説明
1 キッチンカウンタ
2 カウンタ部
3 シンク
4 コンロ
5 キッチンキャビネット
10 衝立
11 仕切板
11a 上端面
11b 側端面
11c 下端面
11d 切欠き(光拡散部)
11f 前面
11g 後面
12 支持具
13 照明具(照明手段)
13a 発光体
13b 保持具
15 ベース部
15a 中空部
16 ガード部
16a 傾斜面
18 スイッチ
21 反射体(反射手段)
24 仕切板
25 ガラス板
26 アクリル体
27 反射板(反射手段)
30 仕切板
31 反射体(反射手段)
35 仕切板
35a 屈曲部(反射手段)
40 仕切板
40a 屈曲部(反射手段)
41 反射体(反射手段)
45 仕切板
45d 前向面
45e 凹凸部
46 反射体(反射手段)
K 照光
S 水滴

Claims (7)

  1. カウンタ部の上面に衝立が立設されているとともに、該衝立を介して前記カウンタ部を照らす照明手段が、該衝立の下方に設けられていることを特徴とするキッチンカウンタ。
  2. 前記衝立は、仕切板と、前記カウンタ部の上面に設置され前記仕切板の下端部を支持するとともに中空部を有する支持具と、からなり、該支持具の中空部に前記照明手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキッチンカウンタ。
  3. 前記仕切板が導光板で形成されているとともに、前記照明手段が前記導光板の下端面に向かって照らしていることを特徴とする請求項2に記載のキッチンカウンタ。
  4. 前記仕切板の下端面における前記照明手段との対向位置に、光拡散部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のキッチンカウンタ。
  5. 前記仕切板の少なくとも上端部から外部に向かって進行する前記照明手段による照光を、前記カウンタ部の前面側に反射させる反射手段が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載のキッチンカウンタ。
  6. 前記仕切板は、ガラス板と、該ガラス板の上端部に設けられたアクリル体とからなるとともに、前記アクリル体の上端面は、前面の上辺から、該上辺より下方に位置する後面の上辺に向かって傾斜するテーパ面に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のキッチンカウンタ。
  7. 前記支持具の外面に、上方から下方に向かって前記仕切板から離間するように傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載のキッチンカウンタ。
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