JP4543865B2 - ロープブレーキ - Google Patents

ロープブレーキ Download PDF

Info

Publication number
JP4543865B2
JP4543865B2 JP2004295500A JP2004295500A JP4543865B2 JP 4543865 B2 JP4543865 B2 JP 4543865B2 JP 2004295500 A JP2004295500 A JP 2004295500A JP 2004295500 A JP2004295500 A JP 2004295500A JP 4543865 B2 JP4543865 B2 JP 4543865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
rope
belt
rope brake
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004295500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006105339A (ja
Inventor
庸祐 合田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2004295500A priority Critical patent/JP4543865B2/ja
Publication of JP2006105339A publication Critical patent/JP2006105339A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4543865B2 publication Critical patent/JP4543865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、エレベータのかご等を往復移動させるための主ロープ等と、この主ロープ等を拘束するロープブレーキとを備えたものにおいて、ロープブレーキのシューの改良に関するものである。
図3は、出願人が提案している方式の駆動機構を備えた駆動装置であり(特許文献1参照)、図4はこの駆動装置を使用したエレベータの例である。図において、10は昇降路であり、かご1、その案内シーブ11,12、カウンターウェイト2、その吊りシーブ21、駆動装置40、シーブ42などが配置されている。3は主ロープで、各シーブ21,42,11,12を経由して、ロープエンド31,32が昇降路の固定側に固定されている。13は乗場ドア、14は駆動装置40を設置したビーム、15はカウンターウェイト2のガイドレールであり、かご1のガイドレールは図示省略している。
駆動装置40はフレーム41にシーブ42を取り付けるとともに、該シーブ42の上方と両側の3箇所にプーリ43,44,45を配置し、これらのプーリ43,44,45にベルト46を張設してベルト伝動機構70を構成し、このベルト46によってシーブ42に巻き付けられた主ロープ3をシーブ42に押圧する。上方のプーリ43はフレーム41の背面に取り付けられたモータ(図示省略)に連結されており、ベルト46の周回移動により、シーブ42と主ロープ3を移動させてかご1を昇降させる構成になっている。また両側のプーリ44,45はそれぞれ位置調節機構47によって、フレーム41に対して高さ位置の調節が可能に取り付けられており、これら高さ位置を調節することによってベルト46の張力を調節することができる。48は非常時等に主ロープ3を挟持するロープブレーキで油圧等によって動作する。49はモータの回動状態を検出する検出装置、例えばロータリーエンコーダ、71はモータの回転を停止させるモータブレーキである。
この駆動装置40では、ベルト46が弛緩又は切断した場合、かご1とカウンターウェイト2とのアンバランスが大きいと、かご1又はカウンターウェイト2が落下(他方は上昇)する可能性がある。そのため異常を検出するとロープブレーキ48を作動させて主ロープ3を挟持するようにしている。ロープブレーキ48の挟持力が十分あればかご1とカウンターウェイト2のアンバランスが大きくても確実に停止させることができる。
国際公開第02/064482号パンフレット
前記ロープブレーキ48に使用されているシューは、一般に硬質合成樹脂製であるため、ロープブレーキ48の作動時にシューが主ロープ3に衝突するときの作動音がが大きい。そのためにロープブレーキ48を常用ブレーキとして使用することができなかった。そこで常用ブレーキとして、モータの回転を停止させるモータブレーキ71が別途必要となり、スペース面及びコスト面で問題であった。
本発明は、シーブに巻き付けられてエレベータのかご等を往復移動させるためのロープ状又はベルト状の張力部材と、前記シーブに巻き付けられた張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧して駆動するベルト伝動機構と、前記張力部材を拘束するロープブレーキとを備えたものにおいて、前記ロープブレーキは前記ベルト伝動機構とは別体に構成されており、前記ロープブレーキのシューは、前記ベルト伝動機構を構成するベルトと同一のベルトの短辺としたものである。
更に本発明は、前記ロープブレーキは、前記張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧するブレーキであり、前記張力部材の長手方向に前記ベルト伝動機構と直列に配置したものである。
更に又、前記ロープブレーキは、前記張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧するブレーキであり、前記張力部材は複数設けられており、その一部は前記ベルト伝動機構によって駆動され、他部は前記ロープブレーキに対向して配置されたものである。
本発明によれば、ロープブレーキの作動音を低減することができるという効果がある。そのため、ロープブレーキを常用ブレーキとして使用することが可能になり、更に従来のモータブレーキを省略することも可能になる。
本発明の実施の形態を図3により説明すると、ロープブレーキ48の主ロープ3に接するシューとして、ベルト46と同一のベルトを切断した短辺をを使用したものである。このベルト46はゴム等から成っており、このゴムの材質としては、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ポリブタジエンゴム、EPDM、H−NBR、ミラブルウレタン又はこれらを複数複合したものなどがある。更にゴムの硬度は、主ロープ3との摩擦力の確保及び停止時のせん断歪によるクリープ抑制を考慮して、約50〜90度に設定してある。
本実施の形態によれば、シューとしてゴム硬度が約50〜90度に設定されているベルトの短辺を使用しているため、ロープブレーキ48の作動時にシューが主ロープ3に衝突するときの作動音を小さくすることができる。そのためにロープブレーキ48を常用ブレーキとして使用することができるため、モータブレーキ71を省略することが可能になる。
この実施の形態では、ロープブレーキ48のシューとしてベルト46と同一のベルトの短辺を使用しているが、ゴム硬度が約50〜90度のものであればベルト46以外の他のゴムを使用することもできる。
図1は本発明の他の実施の形態を示す図で、図3の装置からプーリ45を廃止して、プーリ43と44とに短いベルト50を張設したものをベルト伝動機構51としたものである。そしてベルト50を周回移動させて主ロープ3を駆動している。このベルト50は前記ベルト46と同じ構造のものであり、ゴムの硬度は約50〜90度に設定してある。
また、シーブ42に巻き付けられた主ロープ3と対向する位置にロープブレーキ52を設置しており、このロープブレーキ52は、作動すると主ロープ3をシーブ42に押圧して主ロープ3の動きを停止させる。図1に示すように、ロープブレーキ52とベルト伝動機構51とは、主ロープ3の長手方向に直列に配置される。
そしてこのロープブレーキ52のシューには、前記実施の形態と同様に、ベルト51と同一のベルトの短辺を使用している。
本実施の形態によれば、前記実施の形態と同様に、ロープブレーキ52の作動時にシューが主ロープ3に衝突するときの作動音を小さくすることができ、ロープブレーキ52を常用ブレーキとして使用することができるため、モータブレーキ71を省略することが可能になる。
また、前記の実施の形態と同様に、ロープブレーキ52のシューとして、ゴム硬度が約50〜90度のものであればベルト以外の他のゴムを使用することもできる。
図2は本発明の他の実施の形態を示す図で、図1に相当する正面図とその右側面図であり、図1,図3と同一符号は同一部分を示している。主ロープ3は6本ありシーブ42に巻き付けられているが、そのうちの4本(3A)を駆動用とし、2本(3B)をブレーキ用としている。通常の運転時には、ベルト46で主ロープ3Aを駆動する。そしてブレーキを掛けるときは、ロープブレーキ52が主ロープ3Bをシーブ42に押圧するものである。
そしてこのロープブレーキ52のシューには、ベルト46と同一のベルトの短辺を使用している。
本実施の形態によれば、前記実施の形態と同様に、ロープブレーキ52の作動時にシューが主ロープ3に衝突するときの作動音を小さくすることができ、ロープブレーキ52を常用ブレーキとして使用することができるため、モータブレーキ71を省略することが可能になる。
また、前記の実施の形態と同様に、ロープブレーキ52のシューとして、ゴム硬度が約50〜90度のものであればベルト以外の他のゴムを使用することもできる。
前記の各実施の形態では、ロープブレーキ48,52のシューは、ベルト46,50と同一のベルトの短辺を使用しているが、エレベータの種類によってベルトに種類がある場合、ベルト伝動機構のベルトとシューのベルトは必ずしも同一のものである必要はなく、ゴム硬度が約50〜90度に設定されているものであれば良い。
また、かご1とカウンターウェイト2とを主ロープ3で連結したエレベータについて説明しているが、主ロープ3の代りにベルト等他の張力部材を使用した場合も同様に実施できる。
本発明の実施の形態を示す図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。 従来の駆動装置を示す図である。 図3の駆動装置を使用したエレベータの例である。
符号の説明
1 かご
2 カウンターウェイト
3,3A,3B 主ロープ
40 駆動装置
42 シーブ
46,50 ベルト
48,52 ロープブレーキ
51,70 ベルト伝動機構

Claims (3)

  1. シーブに巻き付けられてエレベータのかご等を往復移動させるためのロープ状又はベルト状の張力部材と、前記シーブに巻き付けられた張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧して駆動するベルト伝動機構と、前記張力部材を拘束するロープブレーキとを備えたものにおいて、
    前記ロープブレーキは前記ベルト伝動機構とは別体に構成されており、前記ロープブレーキのシューは、前記ベルト伝動機構を構成するベルトと同一のベルトの短辺であることを特徴とするロープブレーキ。
  2. 前記ロープブレーキは、前記張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧するブレーキであり、前記張力部材の長手方向に前記ベルト伝動機構と直列に配置していることを特徴とする請求項に記載のロープブレーキ。
  3. 前記ロープブレーキは、前記張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧するブレーキであり、前記張力部材は複数設けられており、その一部は前記ベルト伝動機構によって駆動され、他部は前記ロープブレーキに対向して配置されていることを特徴とする請求項に記載のロープブレーキ。
JP2004295500A 2004-10-08 2004-10-08 ロープブレーキ Expired - Fee Related JP4543865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004295500A JP4543865B2 (ja) 2004-10-08 2004-10-08 ロープブレーキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004295500A JP4543865B2 (ja) 2004-10-08 2004-10-08 ロープブレーキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006105339A JP2006105339A (ja) 2006-04-20
JP4543865B2 true JP4543865B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=36375315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004295500A Expired - Fee Related JP4543865B2 (ja) 2004-10-08 2004-10-08 ロープブレーキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4543865B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415330A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Osaka Guritsupu Kako Kk 自転車用合成樹脂製車輪のブレーキシュー
JPH06199483A (ja) * 1993-01-07 1994-07-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーター用制動装置
WO2002064482A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Fujitec Co., Ltd. Mecanisme d'entrainement de corps mobile dans deux directions et dispositif d'elevateur utilisant ledit mecanisme
JP2003212456A (ja) * 2002-01-18 2003-07-30 Nitta Ind Corp エレベータ駆動用ベルト
WO2003062102A1 (en) * 2001-12-21 2003-07-31 Flexlink Components Ab Apparatus, arrangement and method for braking
JP2003221171A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Hitachi Ltd エレベータのブレーキ装置
JP2003252552A (ja) * 2002-03-07 2003-09-10 Fujitec Co Ltd 駆動装置のブレーキ装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415330A (ja) * 1990-05-07 1992-01-20 Osaka Guritsupu Kako Kk 自転車用合成樹脂製車輪のブレーキシュー
JPH06199483A (ja) * 1993-01-07 1994-07-19 Mitsubishi Electric Corp エレベーター用制動装置
WO2002064482A1 (fr) * 2001-02-16 2002-08-22 Fujitec Co., Ltd. Mecanisme d'entrainement de corps mobile dans deux directions et dispositif d'elevateur utilisant ledit mecanisme
WO2003062102A1 (en) * 2001-12-21 2003-07-31 Flexlink Components Ab Apparatus, arrangement and method for braking
JP2005515136A (ja) * 2001-12-21 2005-05-26 フレックスリンク コンポーネンツ エービー ブレーキのための装置、構成そして方法
JP2003212456A (ja) * 2002-01-18 2003-07-30 Nitta Ind Corp エレベータ駆動用ベルト
JP2003221171A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Hitachi Ltd エレベータのブレーキ装置
JP2003252552A (ja) * 2002-03-07 2003-09-10 Fujitec Co Ltd 駆動装置のブレーキ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006105339A (ja) 2006-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1367019B1 (en) Both-way movable body driving mechanism and elevator device using the same
JP5627829B2 (ja) 駆動プーリと支持手段を備えた支持手段システム、およびこのような支持手段システムを備えたエレベータ設備
JP4722855B2 (ja) エレベータ装置
JP2005126241A (ja) エレベータ用制動装置
EP2574583A1 (en) Reducing over-traction in an elevator
EP1860055A1 (en) Brake auxiliary device of elevator
JP4543865B2 (ja) ロープブレーキ
JP5017944B2 (ja) エレベータの駆動装置
JP5314347B2 (ja) エレベーターの巻上機
JP4591027B2 (ja) エレベータ等の駆動装置
JP4135379B2 (ja) 往復移動体駆動装置
JP4433749B2 (ja) ロープブレーキ装置
CN110636984B (zh) 用于停止电梯轿厢的不受控移动的电梯中的设备
JP2008150129A (ja) エレベータの非常ブレーキ装置
JP4232379B2 (ja) 往復移動体装置
JP4123864B2 (ja) 往復移動体駆動装置
JP4092930B2 (ja) 駆動装置のブレーキ装置
JPWO2018011960A1 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP4244595B2 (ja) 往復移動体駆動装置
JP4209166B2 (ja) エレベーター装置
JP4783148B2 (ja) ブレーキ作動を伴う乗用コンベヤの駆動監視機構
JP2004083223A (ja) 往復移動体駆動装置
JP4114433B2 (ja) 駆動装置
JP4946312B2 (ja) エレベータ駆動装置
JP7256971B1 (ja) エレベータ停止装置及びエレベータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees