JP5017944B2 - エレベータの駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シーブに巻き付けられてかご等を往復移動させる主ロープ等と、該主ロープ等を拘束するロープブレーキとを備えた駆動装置、例えばエレベータの駆動装置の改良に関するものである。
図2は、出願人が提案している方式の駆動機構を備えた駆動装置であり、図3はこの駆動装置を使用したエレベータの例である。図において、10は昇降路であり、かご1、その案内シーブ11,12、カウンターウェイト2、その吊りシーブ21、駆動装置40、シーブ42などが配置されている。3は主ロープで、各シーブ21,42,11,12を経由して、ロープエンド31,32が昇降路の固定側に固定されている。13は乗場ドア、14は駆動装置40を設置したビーム、15はカウンターウェイト2のガイドレールであり、かご1のガイドレールは図示省略している。
駆動装置40はフレーム41にシーブ42を取り付けるとともに、該シーブ42の上方と両側の3箇所にプーリ43,44,45を配置し、これらのプーリ43,44,45にベルト46を張設してベルト伝動機構70を構成し、このベルト46によってシーブ42に巻き付けられた主ロープ3をシーブ42に押圧する。上方のプーリ43はフレーム41の背面に取り付けられたモータ(図示省略)に連結されており、ベルト46の周回移動により、シーブ42と主ロープ3を移動させてかご1を昇降させる構成になっている。また両側のプーリ44,45はそれぞれ位置調節機構47によって、フレーム41に対して高さ位置の調節が可能に取り付けられており、これら高さ位置を調節することによってベルト46の張力を調節することができる。48は非常時等に主ロープ3を挟持するロープブレーキで油圧等によって動作する。49はモータの回動状態を検出する検出装置、例えばロータリーエンコーダ、71はモータの回転を停止させるモータブレーキである。
この駆動装置40では、ベルト46が弛緩又は切断した場合、かご1とカウンターウェイト2とのアンバランスが大きいと、かご1又はカウンターウェイト2の重い方が落下(他方は上昇)する可能性がある。そのため異常を検出するとロープブレーキ48を作動させて主ロープ3を挟持するようにしている。ロープブレーキ48の挟持力が十分あればかご1とカウンターウェイト2のアンバランスが大きくても確実に停止させることができる。
しかしながら、この構成だと駆動装置40と独立してロープブレーキ48を設けているため,スペース的に無駄がある。そこで、図4に示すようにロープブレーキを駆動装置40内に設置するものが考えられている(特許文献1参照)。
これは図2の従来装置からプーリ45を廃止して、プーリ43と44とに短いベルト50を張設したものをベルト伝動機構51としたものである。そして従来と同様に、ベルト50を周回移動させて主ロープ3を駆動している。またシーブ42に巻き付けられた主ロープ3と対向する位置にロープブレーキ52を設置しており、このロープブレーキ52は、作動すると主ロープ3をシーブ42に押圧して主ロープ3の動きを停止させる。図4に示すように、ロープブレーキ52とベルト伝動機構51とは、主ロープ3の長手方向に直列に配置されている。
特開2006−103928号公報
前記ベルト伝動機構51のベルト50は図2の従来のものに比べて短く、主ロープ3との接触面積が小さいため、主ロープ3に十分な駆動力を伝達するには強い力で主ロープ3を押圧しなければならず、ベルト50の寿命を短縮する要因になるという問題がある。またモータブレーキ71とロープブレーキ52を独立に動作させるものであるため、停電時等で両ブレーキが同時に作動すると、制動力が強すぎてかご1が急停止しすぎるという問題があり、更にロープブレーキ5にはロープブレーキ把握用のスプリングと開放用の油圧機構が必要なため、コストアップになるという問題がある。
本発明は、シーブに巻き付けられてかご等を往復移動させるためのロープ状又はベルト状の張力部材と、前記シーブに巻き付けられた張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧して駆動するベルト伝動機構と、前記ベルト伝動機構のベルトに張力を付与するばねを有する張力付与装置と、前記張力部材を拘束するロープブレーキとを備えたものにおいて、前記ロープブレーキは、前記ベルトの弛緩又は破断時に、前記ばねによって前記張力部材を拘束する構成構成としたものである。
また本発明は、前記ロープブレーキは、回動自在のレバーを有し、前記ベルトの弛緩又は破断時に、前記ばねによって前記レバーが回転され、これによって前記張力部材を拘束する構成としたものである。更に本発明は、前記ロープブレーキを、前記ベルト伝動機構を有する駆動装置内に設けたものである。
本発明のロープブレーキは主ロープ3をシーブ42に押圧するものではないので、ベルト伝動機構のベルトを短くする必要がない。またベルトの張力変動に連動して作動するものであって停電時に作動するものではないので、停電時に制動力が強すぎることがない。更に張力付与装置の変動に連動して作動するので、ロープブレーキ作動用スプリングなどがなくても作動させることができる。更にまたロープブレーキを、前記ベルト伝動機構を有する駆動装置内に設けたので、省スペースを実現することができる。
本発明の実施の形態を図1により説明する。従来技術の説明では、省略しているが、ベルト46に張力を付与するために、プーリ44,45の一方又は両方に張力付与装置80が設置されている。
この張力付与装置80は、プーリ45が枢着されて軸81によりフレーム41に回動自在に設けられたレバー82と、このレバー82を図1の時計方向に付勢するばね83とを備えている。この張力付与装置80はプーリ44側にも設置されることがある。
90はフレーム41に設けられたロープブレーキで、主ロープ3を拘束する固定側シュー91と可動側シュー92、及び軸94を中心にして回動自在のレバー93を備えている。
この実施形態の動作を説明すると、万一ベルト46が弛緩又は破断すると、ばね83により軸81を中心としてレバー82が時計方向に回転し、これによってレバー93が時計方向に回転して可動側シュー92を固定側シュー91に押し付けて主ロープ3を挟持する。主ロープ3の挟持を解くときは、メンテナンス員が手動にて行なう。
本実施の形態によれば、図4の従来技術のようにベルトを短くする必要がなく、停電時に作動するものではないので、停電時に制動力が強すぎることがない。更にベルトの張力付与装置のばね力で作動するので、ロープブレーキ作動用スプリングや開放用の油圧機構がなくても作動させることができる。また、駆動装置内に設けるので、省スペースを実現することができる。
前記実施の形態では張力付与装置80にはばね83を使用しているが、ばねに限ることはないのはもちろんである。
更に、かご1とカウンターウェイト2とを主ロープ3で連結したエレベータについて説明しているが、主ロープ3の代りにベルト等他の張力部材を使用した場合も同様に実施できる。
本発明の実施の形態を示す図である。 従来の駆動装置を示す図である。 従来の駆動装置を使用したエレベータの例を示す図である。 従来の他の駆動装置を示す図である。
符号の説明
1 かご
2 カウンターウェイト
3 主ロープ
40 駆動装置
42 シーブ
46,50 ベルト
48,52,90 ロープブレーキ
51,70 ベルト伝動機構
80 張力付与装置
83 ばね
91 固定側シュー
92 可動側シュー
93 レバー

Claims (3)

  1. シーブに巻き付けられてかご等を往復移動させるためのロープ状又はベルト状の張力部材と、前記シーブに巻き付けられた張力部材の円弧領域を前記シーブに向かって押圧して駆動するベルト伝動機構と、前記ベルト伝動機構のベルトに張力を付与するばねを有する張力付与装置と、前記張力部材を拘束するロープブレーキとを備えたものにおいて、
    前記ロープブレーキは、前記ベルトの弛緩又は破断時に、前記ばねによって前記張力部材を拘束する構成であることを特徴とするエレベータの駆動装置。
  2. 前記ロープブレーキは、回動自在のレバーを有し、前記ベルトの弛緩又は破断時に、前記ばねによって前記レバーが回転され、これによって前記張力部材を拘束する構成であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの駆動装置。
  3. 前記ロープブレーキは、前記ベルト伝動機構を有する駆動装置内に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの駆動装置。
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