JP4543374B2 - 積層基板およびその製造方法 - Google Patents
積層基板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4543374B2 JP4543374B2 JP2004198194A JP2004198194A JP4543374B2 JP 4543374 B2 JP4543374 B2 JP 4543374B2 JP 2004198194 A JP2004198194 A JP 2004198194A JP 2004198194 A JP2004198194 A JP 2004198194A JP 4543374 B2 JP4543374 B2 JP 4543374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- pattern
- insulating pattern
- insulating
- cavity portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 93
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 37
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 10
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 37
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 description 28
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 14
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 12
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 12
- 238000013461 design Methods 0.000 description 10
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 10
- 239000000047 product Substances 0.000 description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 4
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910015902 Bi 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001690 polydopamine Polymers 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 1
- 239000011265 semifinished product Substances 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
ところが、このような従来の積層基板では、焼成後、キャビティ部5の周囲に配置されたワイヤボンディング用の端子電極31が図6のようにキャビティ部に落ち込んでしまい傾斜面Zが発生し、基板表面の平坦性が安定して得られないという問題が生じていた。この問題の原因は、上記のように誘電体層1a〜1bにおいて、キャビティ部5の周囲は禁止領域Bとなっており、全く内部電極パターン2が形成されていないが、その領域の外周側には内部電極パターン2が形成されているため、局所的に積層厚みの差が生じるためである。加えて、積層圧着時に各グリーンシートは積層方向に圧着力を印加されるが、キャビティ部5内には圧力の受けがなく、キャビティ部5周辺の物質はキャビティ部5内へ変形しようとすることにより、更にこの傾斜が助長されることになる。この傾斜面Zの形成により、ボンディングワイヤ7の先端が端子電極31と安定に接触することができなくなり、十分な加熱や超音波振動等による圧着が行えず、ワイヤ外れ、ワイヤ切れ等のボンディング接続に関する不具合が発生することがあった。
また、特許文献1に記載の従来技術は、上記した文献2と同様、気密封止に関連するものであるが、積層基板上のキャビティ部周囲の四辺に設置されるワイヤボンディング用の端子電極が、キャビティ部の四隅には設置されないことがあり、これによりキャビティ部の四辺部と角部との間で平坦度が損なわれる場合に限定して適用される。即ち、積層基板の内部でキャビティ部の四隅のみに絶縁スペーサを挿入し、キャビティ部の四隅の平坦度を改善する技術である。このように、特許文献1、2はキャビティ部の気密封止を目的とした技術であり、表面電極のボンディング接続性を向上させる上での問題点及び解決手段については言及していない。
よって、従来技術では、キャビティ部の周囲に配置されたワイヤボンディング用の端子電極に傾斜面が発生し、平坦性が安定して得られないという問題に対して、十分にキャビティ部周囲の平坦性を改善し、ボンディング接続性を向上させるのと同時に、キャビティ部周辺で内部欠陥が発生するような弊害を発生させずに、実施できるまでには至っていないのが現状である。
このように、絶縁パターンを積層基板に挿入することにより、ワイヤボンディング用の端子電極の平坦度を改善することができる。このとき、絶縁パターンをキャビティ部の内壁に露出しない、つまり、積層体の内部で留めることにより、キャビティ部周辺がキャビティ部内へ変形するのを抑制できるため、平坦度の改善が効果的になる。同時に、キャビティ部周辺の応力分散が促進されることにより、内部欠陥を抑制できる。尚、本発明で「キャビティ部内壁に露出しない」とは、焼結後の積層基板において絶縁パターンが露出していないことを指している。
更に、本発明では、複数の端子電極に対応して複数の絶縁パターンを分割配置することが望ましい。これにより、平坦度の改善効果を保持しながら、必要以上の介在物質の量を減らせ、密度の高まりを抑えることができる。したがって、内部応力の分散効果が高まり、内部欠陥を抑制することができる。尚、端子電極に対応する絶縁パターンは1対1が望ましいが、2対1等の複数個の端子電極に対応するものでも良い。
他方、端子電極が傾斜し、ボンディング接続性が劣化するような状態においては、キャビティ部内壁から見て端子電極の端部よりも離れた位置まで傾斜の影響を受けているはずである。このとき、キャビティ部周辺において、端子電極の傾斜部を含む領域に絶縁パターンを配置することが必要である。しかし、必要以上に絶縁パターンを配置しては、絶縁パターンと端子電極の傾斜していない部分との重複部が増えてしまう。つまり、傾斜を補正する必要がないところまで、絶縁パターンにより傾斜を補正されてしまうため、その直上の表面では局所的に凸形状に変形し、表面の平坦性が劣化することになる。したがって、前記端子電極と前記絶縁パターンとが重複している寸法は無いことが最善ではあるが、本発明では重なる部分があることは必要であると考えている。この場合、表面の端子電極と内部層間の絶縁パターンとが重複している寸法は前記端子電極幅の1/2以下であることが望ましい。
以上の本発明の積層基板によれば、端子電極の平坦度は、断面視における傾斜角度が3度以下を安定的に実現できる。これにより、ボンディング接続不良が発生しなくなる。
この絶縁パターン9は、上述の積層基板を構成する誘電体シートを製造する際のスラリーをペースト状に加工したものからなる。このペーストを所定位置に印刷して、所望の絶縁パターンを形成する。この絶縁パターンは周辺の誘電体と全く同じ物質であることが好ましく、焼成時には周囲の誘電体シートと一体焼結されることにより一体化する。この絶縁パターンの設置によって、キャビティ部周辺の傾斜部を持ち上げ、キャビティ部への落込みを補填することができる。これによって、誘電体シートと絶縁パターンとの界面における剥離等の内部欠陥が発生することを回避できる。また、ボンディング用の端子電極の傾斜が無くなるか、著しく緩和されるため、ワイヤボンディング時の接続信頼性が格段に向上する。
また、ほぼ全試料において、特定の端子電極でボンディング接続不良の発生率が高かった。これは、不具合のあった端子電極の下層において、絶縁パターンと電極パターンとが重なっていた部分や、重ならないまでも非常に近接していた部分があったためと考えられる。つまり、絶縁パターンと電極パターンとが近接、もしくは、重なるような配置の場合、印刷、積層等の製造ばらつきによる位置ズレ等により、絶縁パターンと電極パターンとが重なった部分の表層に不要な凹凸が発生し、その結果、ボンディング接続性の劣化を招いたと考えられる。この点から絶縁パターンと電極パターンの相互の距離は、ある程度離す必要があることが判る。
以上のことより、絶縁パターンはキャビティ部端から露出しないように設けること、このとき50μm以上と言う望ましい距離があること、さらに電極パターンと絶縁パターンは相互に距離を置いて配置し、望ましい距離があることが判る。
そこで、以下では具体的な絶縁パターンの実施例について、図面に基づき説明する。
実施の一形態として、絶縁パターンの平面視での配置状態を図2(a)に示し、ワイヤボンディング用の端子電極との重なり状態を図2(b)に示す。この例では各絶縁パターンは分割されており、各端子電極と1対1に対応して配置されている。これにより、各端子電極に対する傾斜効果を十分に確保しながら、キャビティ部周辺の物質量を極力減らし、必要以上の密度の高まりを抑制できるため、内部欠陥が発生しなくなる。具体的には、上記の検討に基づき、絶縁パターンの厚さは20μm、キャビティ部内壁から50μm内部に入ってから200μmの幅(内部方向へ向かう長さ)で絶縁パターンを配置した。また、隣接する各端子電極同士の間隔が100μmに対して、各絶縁パターンの間隔は50μmに設定し、製造ばらつき等の影響があっても、表面の端子電極と内部の絶縁パターンとの重なりが保持できるようにしている。更に、絶縁パターンの内部側の端部は周囲の電極パターンの配置状況に応じて伸縮させた。例えば、絶縁パターンを配置したい領域に、電極パターンが張り出している場合には、絶縁パターンが電極パターンに重ならないように形状を縮めた。本実施例では、絶縁パターンと電極パターンとの隙間(図1のb参照)を20μm程度確保するように絶縁パターンを縮めた。このとき、印刷精度や製造ばらつきが向上すれば、更にこの距離は狭めても構わない。また、積層方向において、電極パターンの配置数が少なくて周辺領域より低密度となっている場合は、絶縁パターンと電極パターンとを重ねることによって、周辺領域と密度を平均化させることになり表面の平坦度が向上することもある。
図3には他の実施例を示す。図は絶縁パターンの平面視での配置状態を図3(a)に示し、ワイヤボンディング用の端子電極との重なり状態を図3(b)に示す。このように端子電極2個に対し絶縁パターンを2個以上の複数個を接続した形としても良い。例えば、各端子電極の間隔が狭く、各絶縁パターンの間隔を十分に取れない場合に適用可能である。ただし、極端に複数個を接続し過ぎると、キャビティ部周辺の密度が不要に高まることや、絶縁パターン自体の変形しやすさが減少してしまうことにより、キャビティ部周辺の応力分散を阻害する要因となる。このような弊害を引き起こさない絶縁パターンの長さの限界値は、絶縁パターンの厚さ、使用する材料、製造条件等にも依存するため、明確な値を示すことは難しいが、本実施例で使用した諸条件において、絶縁パターンを連ねた長さが1.0mm程度で不具合は発生しなかった。
図示は省略するが、上記の設計条件を満たしながら、絶縁パターンの厚さの収縮率を調整することで、傾斜量を最適化することが可能である。絶縁パターンは印刷により形成されるが、基本的に絶縁パターンの厚さは印刷工程で使用するスクリーンマスクの厚さで決まる。このスクリーンマスクは製造上、例えば、5μm刻み設定のような厚さ設定値の制約があり、このマスク設定値以下での絶縁パターンの厚さ設定が不可能である。したがって、マスク設定値以下で絶縁パターンの厚さを調整する場合、別のパラメータを調整する必要がある。例えば、本実施例で示した絶縁パターンの収縮率を調整する方法が簡易な手法として有効である。反面、実際に絶縁パターンの収縮率を調整するには、ペースト作製時に通常と異なる配合が必要となるため、製造工数が増加し、生産性に多少影響を与えることがある。また、絶縁パターンの厚さを調整する他の方法として、印刷、積層等の製造条件の変更でも可能である。
また、傾斜角とボンディング接続不良率との関係を図4に示す。このように傾斜角3度以下とすることによって品質が安定することが確認されている。
以上により、本発明によれば、キャビティ部周辺の端子電極の傾斜量が少なく、ワイヤボンディングの接続信頼性が十分確保できると同時に、内部欠陥の発生しない機械的信頼性が十分確保できた積層基板を実現することが可能である。
また、グリーンシートは伝送線路や容量を形成しやすいようにシート厚みは40〜200μmのものを使用した。電極材は銀系のものを用いた。このセラミックグリーンシートの各層に伝送線路やコンデンサ容量を電極パターンにより形成し、適宜スルーホールを設けて回路を構成した。このセラミックグリーンシートを順次積層圧着し、950℃で焼成することにより積層基板が得られる。但し、本発明は上述した形態に限定されるものではない。
L1−L2≦X≦L1−A・・・(式1)
の領域で設計するのが適当である。更に、製造ばらつきによる位置ずれ等も許容するように、マージンBを考慮すると、
L1−L2−B≦X≦L1−A+B・・・(式2)
の領域が得られる。この式を基本として、絶縁パターン幅、配置領域を設定することができる。例えば、上記実施例1で示した例では、L1=250μm、L2=150μm、A=B=50μmであり、これらを代入すると、(式1)より理想条件として、100μm≦X≦200μm、(式2)より現実条件として、50μm≦X≦250μmを得る。つまり、キャビティ部壁面から50μm積層基板内へ入った位置から250μmの位置に配置が可能であることを示している。上記実施例では、この基本設計を元として、前述のように周辺の電極パターン等との調整をおこなった。このように、この設計手法を用いれば、幾何学的関係から表現した設計条件であるため、上記した寸法が製品毎により変化したとしても、十分に対応でき、効果を発揮できる条件を導くことができる。
1a〜1e:誘電体層
2:内部電極パターン
4:ビアホール
5:キャビティ部
6:半導体素子
7:ワイヤ
8:裏面電極パターン
9:絶縁パターン
31:ワイヤボンディング用端子電極
32:表面電極パターン
A、B:内部電極配置の禁止領域
Claims (7)
- 複数の誘電体層を積層してなり、電子部品を搭載するためのキャビティ部を有し、前記キャビティ部内の電子部品と積層基板とを接続するために、前記キャビティ部を囲むように隣接して形成されたワイヤボンディング用の複数の端子電極を備えた積層基板において、
前記キャビティ部の底面側の複数箇所に、前記積層基板の垂直厚み方向に延びるビアホール電極が形成され、
前記キャビティ部の周囲であって複数の誘電体層の層間に、内部電極パターンと絶縁パターンとが形成され、
前記絶縁パターンは前記キャビティ部の内壁に露出せず、かつ前記絶縁パターンと前記端子電極とが積層方向から見て一部が重なるとともに、同じ誘電体層に設けられた絶縁パターンと内部電極パターンは重ならず離れて配置され、
前記絶縁パターンのキャビティ部内壁側端部は、前記端子電極及び前記内部電極パターンのキャビティ部内壁側端部よりもキャビティ部内壁の近くに位置し、前記キャビティ部内壁から50μmの周辺には前記絶縁パターン、前記端子電極及び前記内部電極パターンを有さないことを特徴とする積層基板。 - 前記絶縁パターンは、平面視で前記端子電極に対応して分割配置したことを特徴とする請求項1記載の積層基板。
- 絶縁パターンと同じ誘電体層に位置する内部電極パターンを、前記絶縁パターンと20μm以上離して配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の積層基板。
- 平面視で前記端子電極と前記絶縁パターンとが重複している寸法が、前記端子電極幅の1/2以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の積層基板。
- 前記端子電極の平坦度は、断面視における傾斜角度が3度以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の積層基板。
- 請求項1〜5の何れかに記載の積層基板の製造方法であって、前記誘電体層となる複数のグリーンシートの何れかの表面に、前記内部電極パターンを含む電極パターンとなる導電ペーストを塗布する工程と、少なくとも一部の前記グリーンシートの表面に、前記絶縁パターンとなる絶縁ペーストを塗布する工程とを含み、前記絶縁ペーストを塗布する工程後に前記絶縁パターンがキャビティ部内壁に露出しないように前記グリーンシートを積層して前記キャビティ部を形成することを特徴とする積層基板の製造方法。
- 請求項1〜5の何れかに記載の積層基板の製造方法であって、前記誘電体層となる複数のグリーンシートの何れかの表面に、前記内部電極パターンを含む電極パターンとなる導電ペーストを塗布する工程と、少なくとも一部の前記グリーンシートの表面に、前記絶縁パターンとなる絶縁ペーストをキャビティ部内壁に露出しないように塗布する工程の後、少なくとも1つ以上のグリーンシートを積層圧着する工程とを含み、前記グリーンシートを積層圧着する工程後に前記キャビティ部を一括形成することを特徴とする積層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004198194A JP4543374B2 (ja) | 2004-07-05 | 2004-07-05 | 積層基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004198194A JP4543374B2 (ja) | 2004-07-05 | 2004-07-05 | 積層基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006019643A JP2006019643A (ja) | 2006-01-19 |
JP4543374B2 true JP4543374B2 (ja) | 2010-09-15 |
Family
ID=35793595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004198194A Expired - Lifetime JP4543374B2 (ja) | 2004-07-05 | 2004-07-05 | 積層基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4543374B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20070083505A (ko) | 2005-05-12 | 2007-08-24 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 세라믹 다층 기판 |
JP5409261B2 (ja) * | 2008-11-26 | 2014-02-05 | 京セラ株式会社 | 電子部品搭載用基板の製造方法 |
CN103025917B (zh) | 2010-07-23 | 2014-12-31 | 新日铁住金株式会社 | 电磁钢板及其制造方法 |
JP6573515B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-09-11 | 日本特殊陶業株式会社 | セラミック基板 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224558A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Murata Mfg Co Ltd | キャビティ付きセラミック多層ブロックの製造方法 |
JPH10289964A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-10-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板とその製造方法 |
JP2001284808A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Kyocera Corp | 積層回路基板 |
JP2001358247A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Murata Mfg Co Ltd | 多層配線基板の製造方法 |
JP2003224222A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-08-08 | Kyocera Corp | 半導体素子収納用パッケージ |
-
2004
- 2004-07-05 JP JP2004198194A patent/JP4543374B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224558A (ja) * | 1993-01-27 | 1994-08-12 | Murata Mfg Co Ltd | キャビティ付きセラミック多層ブロックの製造方法 |
JPH10289964A (ja) * | 1997-04-15 | 1998-10-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 配線基板とその製造方法 |
JP2001284808A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-12 | Kyocera Corp | 積層回路基板 |
JP2001358247A (ja) * | 2000-06-14 | 2001-12-26 | Murata Mfg Co Ltd | 多層配線基板の製造方法 |
JP2003224222A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-08-08 | Kyocera Corp | 半導体素子収納用パッケージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006019643A (ja) | 2006-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10916496B2 (en) | Circuit module | |
US7745734B2 (en) | Ceramic multilayer substrate | |
US10573591B2 (en) | Electronic component mounting board, electronic device, and electronic module | |
US9538644B2 (en) | Multilayer wiring substrate and module including same | |
JP2014207347A (ja) | セラミック多層配線基板およびこれを備えるモジュール | |
US9961768B2 (en) | Multilayer wiring substrate, manufacturing method therefor, and substrate for probe card | |
JP4565381B2 (ja) | 積層基板 | |
US10985098B2 (en) | Electronic component mounting substrate, electronic device, and electronic module | |
JP4543374B2 (ja) | 積層基板およびその製造方法 | |
JP2006216709A (ja) | 積層型電子部品を内蔵した多層配線基板及び積層型電子部品 | |
JP2005005664A (ja) | セラミックパッケージ及びその製造方法 | |
JP2007150034A (ja) | 絶縁基体および該絶縁基体を備える電子装置 | |
WO2006051821A1 (ja) | セラミック多層基板およびその製造方法 | |
JP2020053578A (ja) | 回路基板および電子部品 | |
JP6312256B2 (ja) | 電子部品収納用パッケージ | |
JP2013110299A (ja) | 複合モジュール | |
JP4791313B2 (ja) | 配線基板および電子装置 | |
JP4986500B2 (ja) | 積層基板、電子装置およびこれらの製造方法。 | |
JP2006185977A (ja) | 配線基板 | |
JP4486440B2 (ja) | 電子部品収納用セラミックパッケージ及びその製造方法 | |
JP5559588B2 (ja) | 電子部品素子収納用パッケージ | |
JP4172789B2 (ja) | 配線基板 | |
JP2005136235A (ja) | 配線基板 | |
KR20230120391A (ko) | 층간 더미부를 구비하는 다층 세라믹 기판 및 그의 제조 방법 | |
JP5806164B2 (ja) | センサ装置用部品およびセンサ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070612 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100604 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100617 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4543374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |