JP4540593B2 - 扇風機利用空調システム - Google Patents
扇風機利用空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4540593B2 JP4540593B2 JP2005331038A JP2005331038A JP4540593B2 JP 4540593 B2 JP4540593 B2 JP 4540593B2 JP 2005331038 A JP2005331038 A JP 2005331038A JP 2005331038 A JP2005331038 A JP 2005331038A JP 4540593 B2 JP4540593 B2 JP 4540593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room temperature
- fan
- temperature
- space
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
さらに、請求項3に記載された発明は、前記補助手段は、前記吹き抜け空間の天井に設けられた開閉可能な天窓を有する天窓口である請求項1又は2記載の扇風機利用空調システムを特徴としている。
夏場において玄関ホールの室温が設定された温度領域になった場合には、下階の部屋に居る人が部屋の内側からドアに設けられた鍵を解錠した時点で扇風機が稼動する。
図1は本願発明の実施例1の概略断面図である。
コントロールパネル22aのスイッチを用いて、シーリングファン14を稼動させる稼動時間の設定を行う稼動時間設定手段Bと、
シーリングファン14が有する温度センサーを用いて、吹き抜け空間8の室温を検出する室温検出手段Cとが設けられている。
玄関ドア9や居室ドア12に設けられた解錠検出スイッチとを有している。
〈空調制御装置22の設定方法〉
冬場において、暖房としてエアコン23を稼動する温度領域の上限をt1、シーリングファン14を稼動する温度領域の上限をt2とし、稼動した際のエアコン23の目標温度をTwとする。
〈空調制御装置22の使用方法と動作〉
まず、夏場における空調制御装置22の動作について図1,図3に基づいて説明する。
〈空調制御装置22の制御の流れ〉
図4は空調制御装置22の制御のフローチャート図である。
Step1では、空調制御装置22による制御を開始する。
〈作用効果〉
まず、夏場における作用効果について述べる。
夏場において吹き抜け空間8の室温が温度t3(例えば、t3=28℃)以上の場合には、人が玄関ドア9の鍵を解錠した時点でシーリングファン14が稼動を開始し、人が玄関ホール6に入る前にシーリングファン14が稼動する。
夏場において吹き抜け空間8の室温が温度t3(例えば、t3=28℃)以上の場合には、1階の居室11に居る人が居室11の内側から居室ドア12に設けられた鍵を解錠した時点でシーリングファン14が稼動する。
玄関ホール6に入った際に、風による清涼感が一層得られ、外気温と玄関ホール6の室温との温度差、或いは、玄関ホール6に近接した居室11の室温と玄関ホール6の室温との温度差によって感じられる不快感を一層緩和できる。
猛暑時には、玄関ホール6の室温が一層高くなり、シーリングファン14が稼動しただけでは十分に風により清涼感が得られない虞がある。
極寒時に玄関ホール6の室温が一層低くなって、シーリングファン14が稼動して吹き抜け空間8の空気を撹拌しただけでは吹き抜け空間8の室温を快適な室温に上げるには不十分な時に、吹き抜け空間8の室温を上げる補助手段によって、吹き抜け空間8や吹き抜け空間8とつながる2階の移動空間を効率よく暖めることができる。
極寒時に玄関ホール6の室温が一層低くなって、シーリングファン14が稼動して吹き抜け空間8の空気を撹拌しただけでは玄関ホール6の室温を快適な室温に上げるには不十分な時に、自動的にエアコン23を暖房として併用して用いる。
〈構成〉
図5は本願発明の実施例2の概略断面図である。
〈空調制御装置22の設定方法〉
夏場においてシーリングファン14を稼動する温度領域の下限をt3とする。
〈空調制御装置22の使用方法と動作〉
ダクト空調換気システム26を稼動した状態で外出する。
〈空調制御装置22の制御の流れ〉
図7は空調制御装置22の制御のフローチャート図である。
Step31では、空調制御装置22による制御を開始する。
〈作用効果〉
留守宅中の建物1内の室温が上がり過ぎないように、ダクト空調換気システム26の設定温度t5(例えば、t5=32℃)を設定して外出するので、室温はt5以下に保たれている。
6 玄関ホール
8 吹き抜け空間
9 玄関ドア
11 居室(部屋)
12 居室ドア(ドア)
13 ホール天井(天井)
14 シーリングファン(扇風機)
22 空調制御装置
23 エアコン(補助手段、冷房装置、暖房装置)
25 蓄熱型床暖房装置
26 ダクト空調換気システム(補助手段)
A 温度領域設定手段
B 稼動時間設定手段
C 室温検出手段
D 制御手段
Claims (6)
- 建物の玄関ホール及び階段ホールから成る吹き抜け空間にシーリングファンである扇風機が設けられてなる扇風機利用空調システムにおいて、
前記吹き抜け空間の前記玄関ホールへの人の到来を検出する吹き抜け空間到来検出手段と、
前記吹き抜け空間の室温を検出する室温検出手段と、
前記扇風機を稼動させる温度領域を設定する温度領域設定手段と、
前記扇風機が稼動されてから停止するまでの稼動時間を設定する稼動時間設定手段と、
前記吹き抜け空間到来検出手段と前記室温検出手段とに基づき前記扇風機を稼動させる制御手段とを有する空調制御装置が設けられ、
前記吹き抜け空間に該吹き抜け空間の室温を下げる補助手段が設けられ、該補助手段が前記空調制御装置と併用され、
前記吹き抜け空間到来検出手段に、前記建物の屋外に居る人が該建物の玄関ドアの鍵を解錠するのを検出する解錠検出手段と、前記玄関ホールに近接した部屋に居る人が該部屋と前記玄関ホールとを隔てるドアの鍵を該部屋の内側から解錠するのを検出する解錠検出手段とが用いられ、
前記室温検出手段によって検出される前記吹き抜け空間の室温が前記温度領域にあり、かつ、前記吹き抜け空間到来検出手段による前記玄関ホールへの人の到来を検出した時に、前記制御手段が前記扇風機を稼動させ、前記稼動時間が経過した後に前記扇風機を停止することを特徴とする扇風機利用空調システム。 - 前記補助手段が前記吹き抜け空間を冷房する冷房装置によって構成されて、前記温度領域設定手段は前記冷房装置を稼動させる温度領域を設定可能であることを特徴とする請求項1記載の扇風機利用空調システム。
- 前記補助手段は、前記吹き抜け空間の天井に設けられた開閉可能な天窓を有する天窓口であることを特徴とする請求項1又は2記載の扇風機利用空調システム。
- 前記建物に蓄熱型床暖房装置が設けられ、
前記両解錠検出手段のオン・オフ状態が検出されない設定とされ、前記室温検出手段によって検出される前記吹き抜け空間の室温が前記温度領域にある時に、前記制御手段が前記扇風機を稼動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の扇風機利用空調システム。 - 前記建物に前記吹き抜け空間の室温を上げる補助手段が設けられ、該補助手段が前記空調制御装置と併用されることを特徴とする請求項4記載の扇風機利用空調システム。
- 前記補助手段が前記吹き抜け空間を暖房する暖房装置によって構成されて、前記温度領域設定手段が前記暖房装置を稼動させる温度領域を設定可能であることを特徴とする請求項5記載の扇風機利用空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005331038A JP4540593B2 (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 扇風機利用空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005331038A JP4540593B2 (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 扇風機利用空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007139243A JP2007139243A (ja) | 2007-06-07 |
JP4540593B2 true JP4540593B2 (ja) | 2010-09-08 |
Family
ID=38202332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005331038A Expired - Fee Related JP4540593B2 (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 扇風機利用空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4540593B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5227242B2 (ja) * | 2009-04-17 | 2013-07-03 | パナソニック株式会社 | 空調システム |
JP5496587B2 (ja) * | 2009-09-25 | 2014-05-21 | トヨタホーム株式会社 | 建物の温度調整システム |
JP5502423B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-05-28 | ミサワホーム株式会社 | 建物の吹抜け構造 |
JP5613486B2 (ja) * | 2010-07-21 | 2014-10-22 | トヨタホーム株式会社 | 建物 |
JP5502699B2 (ja) * | 2010-11-02 | 2014-05-28 | ミサワホーム株式会社 | 室内環境制御システム |
JP5845439B2 (ja) * | 2011-05-11 | 2016-01-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気調和機 |
JP2018031510A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 三菱電機株式会社 | 換気システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0814626A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-19 | Tokyo Gas Co Ltd | 空調システム |
JPH11108427A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-23 | Nissin Electric Co Ltd | 給排気ファンの回転数制御方法 |
JP2005180063A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Daiwa House Ind Co Ltd | 屋内吹抜け空間におけるシーリングファンの設置構造 |
-
2005
- 2005-11-16 JP JP2005331038A patent/JP4540593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0814626A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-19 | Tokyo Gas Co Ltd | 空調システム |
JPH11108427A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-23 | Nissin Electric Co Ltd | 給排気ファンの回転数制御方法 |
JP2005180063A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Daiwa House Ind Co Ltd | 屋内吹抜け空間におけるシーリングファンの設置構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007139243A (ja) | 2007-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4540593B2 (ja) | 扇風機利用空調システム | |
CA2321243A1 (en) | Air cycle houses and house ventilation system | |
JPWO2015189899A1 (ja) | 空気調和システム | |
JP2017194242A (ja) | 屋内空調システム | |
JP5517793B2 (ja) | サーキュレータおよびサーキュレータシステム | |
JP5668165B1 (ja) | 空調システムの制御装置、空調システム及び建物 | |
JP2010181078A (ja) | 空調制御装置 | |
JP6392437B2 (ja) | 室内空調システム | |
JP6537705B2 (ja) | 制御装置、空調システム、空調方法及びプログラム | |
JP3972014B2 (ja) | 屋内の空気流通システム | |
JP2005273970A (ja) | 建物空調システム | |
JP4581604B2 (ja) | 換気システム | |
JP2008285913A (ja) | 建物及び気流制御システム | |
JP3164069U (ja) | 壁体内循環通路を有する建物構造 | |
JP2018084381A (ja) | 空気調和システム | |
JP5504372B1 (ja) | 空調システムの制御装置、空調システム及び建物 | |
JP2565742Y2 (ja) | 蓄冷熱部材を有する建築物 | |
JP6134289B2 (ja) | 空調の制御システム、空調システム及び建物 | |
JP2002277020A (ja) | 換気システム及び換気方法 | |
JP2021025665A (ja) | 空調システム | |
JP2004324307A (ja) | 通気制御装置付き建物および通気制御方法 | |
JP4145689B2 (ja) | 屋内の空気流通システム | |
JP2001254995A (ja) | 換気システム | |
JP2007078332A (ja) | 輻射冷房装置の制御方法 | |
JP2008116188A (ja) | 床輻射暖房用(冷房用)蓄熱電気暖房機(直膨コイル付) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100622 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |