JP4535033B2 - 減圧弁および燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用燃料噴射装置における蓄圧器の燃料圧力を減速時等に低下させる減圧弁、およびそれを用いた燃料噴射装置に関するものである。
従来の内燃機関用燃料噴射装置は、高圧燃料が蓄圧される蓄圧器、蓄圧器の高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁、燃料を吸入・加圧して蓄圧器に高圧燃料を圧送する燃料ポンプ、蓄圧器内に蓄えられた高圧燃料を低圧部に排出させる排出流路、減速時等に排出流路を開いて蓄圧器内の燃料圧力を速やかに低下させる電磁式の減圧弁、等を備えている。
そして、減圧弁は、例えば蓄圧器に装着される。また、特許文献1に示される減圧弁は、ボルト通し穴が形成されたフランジ部を有し、ボルトにて燃料ポンプに固定されている。さらに、特許文献2に示される燃料噴射装置は、燃料噴射弁の電磁弁部分を減圧弁として使用することも可能であるが、その電磁弁は、ソレノイド部分がリテーニングナットにより燃料噴射弁のボデー部材に固定されている。
特開2001−59459号公報 特開平11−141428号公報
ところで、蓄圧器に装着される減圧弁は、駆動電流を受けるためのコネクタを備えており、蓄圧器を内燃機関に搭載する際に駆動回路とワイヤハーネスで接続されるが、限られたスペース内に収めるために、減圧弁のコネクタの向きが蓄圧器に対して所定の範囲内に位置するようにコネクタの向きを調整して、減圧弁と蓄圧器を締結する必要がある。しかしながら、蓄圧器に装着される減圧弁において、コネクタの向きを調整可能にしたものは提案されていない。
また、特許文献1に示される減圧弁のようにフランジ部をボルトで固定する構造を、蓄圧器に装着される減圧弁に適用した場合、減圧弁のコネクタの向きを所定方向に設定することができるものの、円筒状の蓄圧器にボルト穴を形成することはスペース的に困難であるため、フランジ部をボルトで固定する構造を、蓄圧器に装着される減圧弁に適用することは困難である。
さらに、特許文献2に示される燃料噴射装置においては、リテーニングナットを緩めることでコネクタ向きを調整可能であるが、リテーニングナットを緩めた場合には、同時にエアギャップ調整用のスペーサやアーマチャ等の精密な内部部品の固定状態が変化してしまうため、リテーニングナットを緩める前とリテーニングナットの再締め付け後においてエアギャップが変化してしまうという問題がある。さらに、リテーニングナットを緩めた場合には、リテーニングナットとボデー部材間に配置されたシール部材の接触状態も変化してしまうため、リテーニングナットの再締め付け後に再度シール性を確認する必要がある。
そして、特許文献2に示される燃料噴射装置のように、電磁弁のソレノイド部分をリテーニングナットにより固定する構造を、蓄圧器に装着される減圧弁に適用した場合、リテーニングナットを緩めることでコネクタ向きを調整することができるものの、特許文献2に示される燃料噴射装置と同様に、エアギャップの変化やシール性の再確認が必要等の問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、蓄圧器に装着される減圧弁において、エアギャップやシール性に影響することなく、減圧弁のコネクタの向きを調整可能とすることを目的とする。
本発明は、蓄圧器(1)と低圧部(4)間を開閉する減圧弁が、弁体を含む弁部ユニットと、筒状のコイルに通電されたときに弁体を開弁方向に吸引するコイルユニットとに分割され、弁部ユニット(10)は、弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納され且つ排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)およびコイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12)と、第2空間(122)内においてコイル(31)の内周側に配置されるとともに、アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18)と、バルブボデー(12)およびステータコア(18)に気密的に接合され、ステータコア(18)と協働して第1空間(121)と第2空間(122)とを分離する接合部材(17、17a)と、バルブボデー(12)における第1空間(121)の端部側に固定されて、弁体(11)により蓄圧器(1)の蓄圧室(1e)と第1空間(121)とを連通させる排出流路(151)が開閉されるとともに、ステータコア(18)との間に弁体(11)およびアーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、コイルユニット(30)は、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、コイル(31)およびコネクタ(32)を弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備えることを第1の特徴とする。
これによると、コイル(31)が周方向に回転可能な状態でバルブボデー(12)の第2空間(122)に収納されるため、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)の向きを調整することができる。
また、弁体(11)およびアーマチャ(13)はバルブシート(15)とステータコア(18)とによって保持されているため、コネクタ(32)の向きを調整するために締結手段を緩めても、弁部ユニットにおけるアーマチャ(13)とステータコア(18)との間のエアギャップは変化しない。
さらに、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納される第1空間(121)とコイル(31)が収納される第2空間(122)は、ステータコア(18)と接合部材(17)とによって気密的に分離されているため、第1空間(121)と第2空間(122)との間をシールするOリング等のシール部材が不要であり、締結手段(34、35)の再締め付け後に再度シール性を確認する必要がない。
本発明は、接合部材(17)が非磁性材よりなることを第2の特徴とする。これによると、バルブボデー(12)とステータコア(18)との間の磁束の流れを遮断して、弁体(11)およびアーマチャ(13)を確実に吸引することができる。
本発明は、蓄圧器(1)と低圧部(4)間を開閉する減圧弁が、弁体を含む弁部ユニットと、筒状のコイルに通電されたときに弁体を開弁方向に吸引するコイルユニットとに分割され、弁部ユニット(10)は、弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納され且つ排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)およびコイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12)と、第2空間(122)内においてコイル(31)の内周側に配置されるとともに、アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18)と、バルブボデー(12)およびステータコア(18b)のどちらか一方に一体に形成されるとともに、バルブボデー(12)およびステータコア(18b)の他方に接合され、ステータコア(18b)とバルブボデー(12)との間の磁束の流れを制限し、且つ、第1空間(121)と第2空間(122)とを気密的に分離する接合部材(17b)と、バルブボデー(12)における第1空間(121)の端部側に固定されて、排出流路(1a、8)と第1空間(121)とを連通させるとともに、ステータコア(18)との間に弁体(11)およびアーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、コイルユニット(30)は、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、コイル(31)およびコネクタ(32)を弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備えることを第3の特徴とする。
これによると、コイル(31)が周方向に回転可能な状態でバルブボデー(12)の第2空間(122)に収納されるため、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)の向きを調整することができる。
また、弁体(11)およびアーマチャ(13)はバルブシート(15)とステータコア(18b)とによって保持されているため、コネクタ(32)の向きを調整するために締結手段を緩めても、弁部ユニットにおけるアーマチャ(13)とステータコア(18b)との間のエアギャップは変化しない。
さらに、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納される第1空間(121)とコイル(31)が収納される第2空間(122)は、接合部材(17b)によって気密的に分離されているため、第1空間(121)と第2空間(122)との間をシールするOリング等のシール部材が不要であり、締結手段(34、35)の再締め付け後に再度シール性を確認する必要がない。
さらにまた、接合部材(17b)はバルブボデー(12)およびステータコア(18b)のどちらか一方に一体に形成されるため、接合部材(17b)の接合部位を削減できる。
本発明は、蓄圧器(1)と低圧部(4)間を開閉する減圧弁が、弁体を含む弁部ユニットと、筒状のコイルに通電されたときに弁体を開弁方向に吸引するコイルユニットとに分割され、弁部ユニット(10)は、弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納され且つ排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)およびコイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12c)と、第2空間(122)内においてコイル(31)の内周側に配置されるとともに、アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18c)と、ステータコア(18c)とバルブボデー(12c)との間の磁束の流れを制限するとともに、第1空間(121)と第2空間(122)とを気密的に分離する接合部材(17c)と、バルブボデー(12c)における第1空間(121)の端部側に固定されて、排出流路(1a、8)と第1空間(121)とを連通させるとともに、ステータコア(18)との間に弁体(11)およびアーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、さらに、バルブボデー(12c)とステータコア(18c)と接合部材(17c)が一部材にて一体に形成され、コイルユニット(30)は、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、コイル(31)およびコネクタ(32)を弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備えることを第4の特徴とする。
これによると、コイル(31)が周方向に回転可能な状態でバルブボデー(12c)の第2空間(122)に収納されるため、コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)の向きを調整することができる。
また、弁体(11)およびアーマチャ(13)はバルブシート(15)とステータコア(18b)とによって保持されているため、コネクタ(32)の向きを調整するために締結手段を緩めても、弁部ユニットにおけるアーマチャ(13)とステータコア(18b)との間のエアギャップは変化しない。
さらに、弁体(11)およびアーマチャ(13)が収納される第1空間(121)とコイル(31)が収納される第2空間(122)は、接合部材(17b)によって気密的に分離されているため、第1空間(121)と第2空間(122)との間をシールするOリング等のシール部材が不要であり、締結手段(34、35)の再締め付け後に再度シール性を確認する必要がない。
さらにまた、バルブボデー(12c)とステータコア(18c)と接合部材(17c)が一部材にて一体に形成されているため、溶接またはろう付け等の接合なしで、第1空間(121)と第2空間(122)を気密的に分離することができる。
本発明は、ステータコア(18、18b、18c)には、第1空間(121)側に凹部(181)が形成され、弁体(11)を閉弁方向に付勢するスプリング(19)が凹部(181)に収容されていることを第5の特徴とする。
これによると、コイルユニット(30)を脱着してもスプリング(19)が飛び出さない。
本発明は、コイルユニット(30)が、磁性のプレート(33)を挟んでコイル(31)とコネクタ(32)が一体的に樹脂成形されていることを第6の特徴とする。
これによると、コイル(31)とコネクタ(32)が一体的に樹脂成形されているため、外部からコイル(31)への水の浸入を防止するシール部材を廃止することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。以下説明する第1〜第5実施形態のうち、特許請求の範囲に記載した発明の実施形態は第1実施形態および第3〜第5実施形態であり、第2実施形態は参考例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る減圧弁を備える蓄圧器式燃料噴射装置の全体構成を示す図である。この燃料噴射装置は、高圧燃料が蓄圧される略円筒状の蓄圧器1を備えており、蓄圧器1には、図示しないディーゼルエンジン(以下、内燃機関という)の各気筒毎に設けられる複数の燃料噴射弁2が接続され、蓄圧器1内に蓄圧される高圧燃料が、各燃料噴射弁2から対応する気筒に噴射されるようになっている。燃料噴射弁2の開弁時期および開弁時間は、図示しない電子制御ユニット(以下、ECUという)によって制御される。
ECUは、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータに記憶された各種処理を順に実行する。そして、ECUには、エンジン回転数や図示しないアクセルペダルの踏み込み量等の情報が入力され、ECUは、それらの情報に基づいて、燃料噴射弁2や、後述する圧送量制御弁7、減圧弁9の作動を制御する。
蓄圧器1内には、燃料ポンプ3から圧送される高圧燃料が、燃料の噴射圧力に相当する所定圧で蓄圧される。燃料ポンプ3としては、公知の構造の可変吐出量高圧ポンプが用いられ、低圧部としての燃料タンク4からフィードポンプ5を経て吸入される低圧燃料を高圧に加圧する。ECUは、蓄圧器1に設けた圧力センサ6からの信号を基に、噴射圧力が負荷や回転数に応じて定めた所定値となるように、燃料ポンプ3に設けた圧送量制御弁7を駆動して、圧送量を制御する。
蓄圧器1は、排出流路を構成するリークパイプ8を介して燃料タンク4に接続されている。また、蓄圧器1における長手方向の一端側には、排出流路を開閉する減圧弁9が装着されている。減圧弁9は、ECUによって内燃機関の運転状態に応じて制御され、開弁時に蓄圧器1内の高圧燃料を排出流路を介して燃料タンク4に戻すことにより、蓄圧器1の圧力を目標値まで低減するものである。
次に、減圧弁9について図2〜図4に基づいて説明する。図2は減圧弁9の構成を示す断面図、図3は減圧弁9を分解して示す断面図、図4は減圧弁9を蓄圧器1に装着した状態を示す断面図である。
減圧弁9は、排出通路を開閉する弁体11を含む弁部ユニット10と、筒状のコイル31に通電されたときに弁体11を開弁方向に吸引するコイルユニット30とに分割可能に構成されている(図3参照)。
まず、弁部ユニット10について説明する。弁部ユニット10は、蓄圧器1に締結される磁性体金属製の筒状のバルブボデー12を備えている。このバルブボデー12の内部には、弁体11およびアーマチャ13が収納される円柱状の第1空間121と、コイルユニット30のコイル31が周方向に回転可能な状態で収納される円柱状の第2空間122とが、軸方向に連続して形成されている。
第1空間121には、弁体11を摺動自在に支持する円筒状のガイド14が挿入されている。なお、アーマチャ13は磁性体金属よりなり、弁体11とアーマチャ13は、圧入もしくは溶接により接合されている。
バルブボデー12における第1空間121の端部には、バルブシート15がかしめまたは圧入により固定されている。そして、第1空間121は、バルブシート15に形成された貫通穴151によって蓄圧器1の内部に接続されている。また、第1空間121は、ガイド14に形成された貫通穴141およびバルブボデー12に形成された貫通穴123を介して蓄圧器1の貫通穴1aに接続されている。さらに、排出流路を構成する蓄圧器1の貫通穴1aは、リークパイプ8に接続されている。
バルブボデー12の外周面には、蓄圧器1の雌ねじ1bに螺合される第1雄ねじ124、貫通穴123と第1雄ねじ124との間に位置して、Oリング等のシール部材16が挿入される環状の溝125、蓄圧器1の外に位置する六角部126、バルブボデー12の端部に位置して、後述するリテーニングナット34が螺合される第2雄ねじ127が形成されている。
第1空間121と第2空間122の境界部には、非磁性金属製の環状の接合部材17が配置され、第2空間122内には、磁性体金属製のステータコア18がアーマチャ13と対向して配置されている。そして、バルブボデー12と接合部材17は、溶接またはろう付け等で気密的に接合され、ステータコア18と接合部材17も、溶接またはろう付け等で気密的に接合されている。換言すると、第1空間121と第2空間122は、ステータコア18と接合部材17とによって気密的に分離されている。
ステータコア18は、第1空間121側に開口した凹部181を有する有底円筒状であり、凹部181内に配置されたスプリング19により、弁体11およびアーマチャ13がバルブシート15側に向かって(すなわち、閉弁方向に)付勢されている。
そして、弁体11、アーマチャ13、ガイド14およびスプリング19を第1空間121に収容した後、バルブボデー12にバルブシート15を圧入するか、或いはバルブボデー12にバルブシート15を挿入後バルブボデー12の蓄圧器1側の端部をかしめることにより、弁体11、アーマチャ13、ガイド14およびスプリング19がバルブボデー 12内に保持され、より詳細には、弁体11、アーマチャ13、ガイド14およびスプリング19がステータコア18とバルブシート15とによって保持されている。
次に、コイルユニット30について説明する。コイルユニット30は、コイル31、コネクタ32、プレート33、およびリテーニングナット34からなる。コイル31とコネクタ32は、プレート33を挟んだ状態で、またプレート33の外縁部分を露出させた状態で、さらには、コネクタ32のターミナル321とコイル31のワイヤとを接続した状態で、樹脂モールドにより一体化されている。
コイル31は円筒状に形成されており、バルブボデー12とステータコア18と接合部材17とによって形成される円筒状の空間内で、周方向に回転可能になっている。換言すると、コイル31はバルブボデー12に対する周方向の位置を任意に設定することができ、ひいては、コネクタ32のターミナル321の向きを任意に設定することが可能になっている。
プレート33は、磁性金属製で円板形状に形成されるとともに、バルブボデー12およびステータコア18に対向して配置され、バルブボデー12やステータコア18とともに磁気回路を形成する。
締結手段としてのリテーニングナット34は、雌ねじ341が形成された円筒部342と、円筒部342の一端から径方向内側に向かって延びる鍔部343とを備えている。リテーニングナット34は、コイル31とコネクタ32とプレート33が一体化された後に、その一体化されたコイル31等の部材にプレート33の外縁部分を抱え込む状態で装着される。
次に、減圧弁9を蓄圧器1に組付ける手順を説明する。まず、弁部ユニット10とコイルユニット30を仮組みする。具体的には、バルブボデー12の端面とリテーニングナット34の鍔部343との間にプレート33の外縁部分を挟持した状態で、バルブボデー12の第2雄ねじ127とリテーニングナット34の雌ねじ341を螺合させて、弁部ユニット10とコイルユニット30を一体化する(図2参照)。
次に、蓄圧器1の雌ねじ1bにバルブボデー12の第1雄ねじ124を締付けて、蓄圧器1に減圧弁9を締結する。これにより、バルブシート15の先端面152が蓄圧器1の端面シール部1cに軸力により押し付けられて、先端面152と端面シール部1cとの間がシールされる。また、シール部材16が蓄圧器1の内周面シール部1dに接して、バルブボデー12と蓄圧器1との間からの燃料の外部洩れが防止される。
その後、リテーニングナット34を緩めて、蓄圧器1に対するコネクタ32の向きを調整し、再度リテーニングナット34を締め付けることにより、蓄圧器1への減圧弁9の組付けが完了する。
尚、上記の例では、弁部ユニット10とコイルユニット30を仮組みした後に蓄圧器1に組付けたが、弁部ユニット10とコイルユニット30を仮組みせずに、弁部ユニット10のみを蓄圧器1に組付け、その後、コイルユニット30を弁部ユニット10に組付けても良い。
上記構成になる蓄圧器式燃料噴射装置は、内燃機関の減速時以外は、減圧弁9のコイル31への通電が断たれており、スプリング19によって弁体11およびアーマチャ13がバルブシート15側に付勢され、弁体11がバルブシート15に当接してバルブシート15の貫通穴151が閉じられ、排出流路が遮断されている。
一方、アクセルペダルの踏み込み量が急激に減少した場合、すなわち内燃機関の減速時には、ECUが減圧弁9を開弁させ、これにより、蓄圧器1内の高圧燃料を燃料タンク4に排出し、蓄圧器1内の圧力を目標値まで急速に低下させる。
具体的には、コネクタ32のターミナル321からコイル31に電流を流すことによりコイル31の周りに磁束が発生し、ステータコア18とアーマチャ13との間に吸引力が発生することにより、スプリング19のばね力に抗して弁体11およびアーマチャ13がステータコア18側に向かって変位する。これにより、弁体11がバルブシート15から離れてバルブシート15の貫通穴151が開かれ、蓄圧器1内の高圧燃料が、バルブシート15の貫通穴151、ガイド14の貫通穴141、バルブボデー12の貫通穴123、蓄圧器1の貫通穴1a、およびリークパイプ8を介して燃料タンク4に排出される。
本実施形態では、コイル31が周方向に回転可能な状態でバルブボデー12の第2空間122に収納されるため、コイル31と一体化されたコネクタ32の向きを調整することができる。
また、弁体11およびアーマチャ13はバルブシート15とステータコア18とによって保持されているため、コネクタ32の向きを調整するためにリテーニングナット34を緩めても、アーマチャ13とステータコア15との間のエアギャップは変化しない。
また、弁体11、アーマチャ13、ガイド14およびスプリング19はステータコア18とバルブシート15とによって保持されているため、コイルユニット30を脱着しても弁体11、アーマチャ13、ガイド14およびスプリング19が飛び出さない。
さらに、弁体11およびアーマチャ13が収納される第1空間121とコイル31が収納される第2空間122は、ステータコア18と接合部材17とによって気密的に分離されているため、第1空間121と第2空間122との間をシールするOリング等のシール部材が不要であり、リテーニングナット34の再締め付け後に再度シール性を確認する必要がない。
さらにまた、コイル31とコネクタ32が一体的に樹脂成形されているため、外部からコイル31への水の浸入を防止するシール部材を廃止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
上記実施形態では、バルブボデー12の第2雄ねじ127とリテーニングナット34の雌ねじ341を螺合させて、弁部ユニット10とコイルユニット30を締結したが、本実施形態は、弁部ユニット10とコイルユニット30の締結方法を変更したものである。
図5に示すように、本実施形態では、締結手段としてボルト35を用い、ステータコア18にはその径方向中心部に雌ねじ182を形成し、コネクタ32にはボルト35が挿入される貫通穴322を形成し、プレート33にはボルト35が挿入される貫通穴331を形成している。なお、ボルト35は、六角ボルト、六角穴付きボルト、小ねじ等を用いることができる。
そして、ステータコア18とボルト35との間にプレート33を挟持した状態で、ステータコア18の雌ねじ182にボルト35を螺合させて、弁部ユニット10とコイルユニット30を締結する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図6は本発明の第3実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、バルブボデー12とステータコア18とを接合する接合部材17としてリング状のものを用いたが、本実施形態では薄肉のパイプ状の接合部材17aを用いている。第1実施形態では、リング状の接合部材17に磁性材を使用してしまうと、磁束がステータコア18からアーマチャ13へ流れずに、ステータコア18から接合部材17を通ってバルブボデー12へ流れてしまう為に、アーマチャ13に吸引力が発生しない。そのため、接合部材17は非磁性である必要がある。
これに対し、本実施形態の接合部材17aは磁性材よりなる。そして、図6に示すように、ステータコア18とバルブボデー12との間の磁束の流れを制限するために、この接合部材17aを薄肉のパイプ状にして磁路面積を小さくしている。これにより、磁性材を使用した場合でも接合部材17aを通る磁束を少なくすることができるため、磁束がステータコア18からアーマチャ13へ流れて吸引力を発生することが可能となる。
なお、ステータコア18とバルブボデー12との間の磁束の流れを制限する方法としては、第1実施形態の接合部材17や本実施形態の接合部材17aの材料として磁性を有するステンレス材等を用い、部分的な熱処理で特定の部分を非磁性化する方法がある。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図7は本発明の第4実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態では、磁性材製のステータコア18bに、薄肉の円筒状の接合部材17bを一体に形成している。そして、接合部材17bとバルブボデー12とを溶接またはろう付け等で気密的に接合している。
第1〜第3実施形態では、バルブボデー12と接合部材17、17aの界面、および接合部材17、17aとステータコア18の界面の、合計2箇所の界面で溶接またはろう付け等の気密的な接合が必要であったが、本実施形態によると、接合部位をバルブボデー12と接合部材17bの界面の1箇所に削減できる。
なお、磁性材製のバルブボデー12に薄肉の円筒状の接合部材を一体に形成して、その接合部材とステータコア18bとを溶接またはろう付け等で気密的に接合してもよい。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。図8は本発明の第5実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態では、バルブボデー12cと、ステータコア18cと、薄肉の円筒状の接合部材17cとを、磁性材の一部材にて一体に形成している。これによると、溶接またはろう付け等の接合なしで、第1空間121と第2空間122を気密的に分離することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る減圧弁を備える蓄圧器式燃料噴射装置の全体構成を示す図である。 図1の減圧弁9の構成を示す断面図である。 図2の減圧弁9を分解して示す断面図である。 図2の減圧弁9を蓄圧器1に装着した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る減圧弁の構成を示す断面図である。
符号の説明
1…蓄圧器、2…燃料噴射弁、4…低圧部、1a、8…排出流路、10…弁部ユニット、11…弁体、12…バルブボデー、13アーマチャ、15…バルブシート、17…接合部材、18…ステータコア、30…コイルユニット、31…コイル、32…コネクタ、34、35…締結手段、121…第1空間、122…第2空間。

Claims (6)

  1. 高圧燃料が蓄圧される蓄圧器(1)と、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(2)とを備える燃料噴射装置に用いられ、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を低圧部(4)に排出させる排出流路(1a、8)を開閉する減圧弁であって、
    前記排出流路(1a、8)を開閉する弁体(11)を含む弁部ユニット(10)と、筒状のコイル(31)に通電されたときに前記弁体(11)を開弁方向に吸引するコイルユニット(30)とを有し、
    前記弁部ユニット(10)は、
    前記弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、
    前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)が収納され且つ前記排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)および前記コイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、前記蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12)と、
    前記第2空間(122)内において前記コイル(31)の内周側に配置されるとともに、前記アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18)と、
    前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18)に気密的に接合され、前記ステータコア(18)と協働して前記第1空間(121)と前記第2空間(122)とを分離する接合部材(17、17a)と、
    前記バルブボデー(12)における前記第1空間(121)の端部側に固定されて、前記弁体(11)により前記蓄圧器(1)の蓄圧室(1e)と前記第1空間(121)とを連通させる排出流路(151)が開閉されるとともに、前記ステータコア(18)との間に前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、
    前記コイルユニット(30)は、前記コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、前記コイル(31)および前記コネクタ(32)を前記弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備え
    前記コイルユニット(30)は、磁性のプレート(33)を挟んで前記コイル(31)と前記コネクタ(32)が一体的に樹脂成形されており、
    前記プレート(33)は、前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18)に対向して配置された円板形状の部材であり、
    前記締結手段は、前記バルブボデー(12)との間に前記プレート(33)を挟持した状態で前記バルブボデー(12)に螺合されたリテーニングナット(34)であることを特徴とする減圧弁。
  2. 前記接合部材(17)は、非磁性材よりなることを特徴とする請求項1に記載の減圧弁。
  3. 高圧燃料が蓄圧される蓄圧器(1)と、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(2)とを備える燃料噴射装置において、前記蓄圧器(1)に装着されるとともに、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を低圧部(4)に排出させる排出流路(1a、8)を開閉する減圧弁であって、
    前記排出流路(1a、8)を開閉する弁体(11)を含む弁部ユニット(10)と、筒状のコイル(31)に通電されたときに前記弁体(11)を開弁方向に吸引するコイルユニット(30)とに分割され、
    前記弁部ユニット(10)は、
    前記弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、
    前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)が収納され且つ前記排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)および前記コイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、前記蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12)と、
    前記第2空間(122)内において前記コイル(31)の内周側に配置されるとともに、前記アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18b)と、
    前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18b)のどちらか一方に一体に形成されるとともに、前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18b)の他方に接合され、前記ステータコア(18b)と前記バルブボデー(12)との間の磁束の流れを制限し、且つ、前記第1空間(121)と前記第2空間(122)とを気密的に分離する接合部材(17b)と、
    前記バルブボデー(12)における前記第1空間(121)の端部側に固定されて、前記排出流路(1a、8)と前記第1空間(121)とを連通させるとともに、前記ステータコア(18)との間に前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、
    前記コイルユニット(30)は、前記コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、前記コイル(31)および前記コネクタ(32)を前記弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備え
    前記コイルユニット(30)は、磁性のプレート(33)を挟んで前記コイル(31)と前記コネクタ(32)が一体的に樹脂成形されており、
    前記プレート(33)は、前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18)に対向して配置された円板形状の部材であり、
    前記締結手段は、前記バルブボデー(12)との間に前記プレート(33)を挟持した状態で前記バルブボデー(12)に螺合されたリテーニングナット(34)であることを特徴とする減圧弁。
  4. 高圧燃料が蓄圧される蓄圧器(1)と、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(2)とを備える燃料噴射装置において、前記蓄圧器(1)に装着されるとともに、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を低圧部(4)に排出させる排出流路(1a、8)を開閉する減圧弁であって、
    前記排出流路(1a、8)を開閉する弁体(11)を含む弁部ユニット(10)と、筒状のコイル(31)に通電されたときに前記弁体(11)を開弁方向に吸引するコイルユニット(30)とに分割され、
    前記弁部ユニット(10)は、
    前記弁体(11)と一体化されたアーマチャ(13)と、
    前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)が収納され且つ前記排出流路(1a、8)に接続される第1空間(121)および前記コイル(31)が周方向に回転可能な状態で収納される第2空間(122)が軸方向に連続して形成されるとともに、前記蓄圧器(1)に締結される筒状のバルブボデー(12c)と、
    前記第2空間(122)内において前記コイル(31)の内周側に配置されるとともに、前記アーマチャ(13)と対向して配置されたステータコア(18c)と、
    前記ステータコア(18c)と前記バルブボデー(12c)との間の磁束の流れを制限するとともに、前記第1空間(121)と前記第2空間(122)とを気密的に分離する接合部材(17c)と、
    前記バルブボデー(12c)における前記第1空間(121)の端部側に固定されて、前記排出流路(1a、8)と前記第1空間(121)とを連通させるとともに、前記ステータコア(18)との間に前記弁体(11)および前記アーマチャ(13)を保持するバルブシート(15)とを備え、
    さらに、前記バルブボデー(12c)と前記ステータコア(18c)と前記接合部材(17c)が一部材にて一体に形成され、
    前記コイルユニット(30)は、前記コイル(31)と一体化されたコネクタ(32)と、前記コイル(31)および前記コネクタ(32)を前記弁部ユニット(10)に締結する締結手段(34、35)とを備え
    前記コイルユニット(30)は、磁性のプレート(33)を挟んで前記コイル(31)と前記コネクタ(32)が一体的に樹脂成形されており、
    前記プレート(33)は、前記バルブボデー(12)および前記ステータコア(18)に対向して配置された円板形状の部材であり、
    前記締結手段は、前記バルブボデー(12)との間に前記プレート(33)を挟持した状態で前記バルブボデー(12)に螺合されたリテーニングナット(34)であることを特徴とする減圧弁。
  5. 前記ステータコア(18、18b、18c)は、前記第1空間(121)側に凹部(181)が形成され、前記弁体(11)を閉弁方向に付勢するスプリング(19)が前記凹部(181)に収容されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の減圧弁。
  6. 高圧燃料が蓄圧される蓄圧器(1)と、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を内燃機関に噴射する燃料噴射弁(2)と、前記蓄圧器(1)の高圧燃料を低圧部(4)に排出させる排出流路(1a、8)と、請求項1ないしのいずれか1つに記載の減圧弁(9)とを備えることを特徴とする燃料噴射装置。
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