JPH10122080A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射装置

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JPH10122080A
JPH10122080A JP27455396A JP27455396A JPH10122080A JP H10122080 A JPH10122080 A JP H10122080A JP 27455396 A JP27455396 A JP 27455396A JP 27455396 A JP27455396 A JP 27455396A JP H10122080 A JPH10122080 A JP H10122080A
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JP
Japan
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magnetic pole
coil
pole surface
core
inner diameter
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Shinji Ueda
信司 上田
Masatoshi Kuroyanagi
正利 黒柳
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体格を大きくすることなく応答性の高い電磁
弁を有する蓄圧式燃料噴射装置を提供する。 【解決手段】 コア42のコイル外径側磁極面42bの
内径よりも小さい内径を有し、磁性材より成るプレート
48をコイル外径側磁極面42bに連接させることによ
り、所定のコア外径のままでコイル43の面積を小さく
することなくアーマチャ41に対向するコア42の磁極
面の対向面積を大きくすることができる。したがって、
電磁弁2の吸引力を低下させることなくアーマチャ41
の外径を小さくすることにより可動部質量および流体抵
抗を低減することができ、体格を大きくすることなく電
磁弁2の高応答化を図ることができる。また、プレート
48の内径とコイル内径側磁極面42aの外径との距離
はプレート48とアーマチャ41との空隙δよりも大き
いので、磁気漏洩を防ぎ、電磁弁2の吸引力を下げるこ
となく電磁弁2の高応答化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄圧室で蓄圧した高圧
燃料を電磁式インジェクタからエンジン気筒に噴射する
ディーゼルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置に関し、特に
その電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、燃料噴射装置用電磁弁として
円筒状のコアの片側端面に設けられた同心円上の凹部に
励磁コイルを嵌装し、コアのコイル挿入側端面を磁極面
とするとともに、円盤状のアーマチャがこのコアの磁極
面に対向配置された燃料噴射装置が知られている。この
ような燃料噴射装置として特開平5−126010号公
報に開示された燃料噴射装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような燃料噴射装
置の電磁弁の一例を図1を用いて説明する。所定のスト
ロークおよび所定のコア外径φDout 内で電磁弁を高応
答化させるためには、電磁弁の吸引力を最大に引き出す
か、もしくは可動部質量および流体抵抗の低減が必要で
ある。
【0004】電磁弁の吸引力はアーマチャと対向するコ
アの磁極面の対向面積に比例し、一般にはアーマチャに
対向するコアのコイル内側磁極面の対向面積とコイル外
側磁極面の対向面積とを同等とすることが望ましい。こ
こで、アーマチャに対向するコアのコイル内側磁極面の
対向面積およびコイル外側磁極面の対向面積をSm 、コ
イル内径をφdin、コイル外径をφdout 、コア内径を
φDin、アーマチャ外径をφDとすると、数1が成立す
る。
【0005】
【数1】
【0006】このSm をできるだけ大きくすることによ
り、電磁弁の吸引力を大きくすることができる。ここ
で、数1を変形すると、数2となる。
【0007】
【数2】
【0008】また、数3はコイル部の面積を示す。
【0009】
【数3】
【0010】したがって、電磁弁の吸引力を最大に引き
出すためには、コイル部の面積を極力小さくし、アーマ
チャ外径を大きくすることが重要となる。しかしなが
ら、コイルに所定の磁化力を発生させる必要があるた
め、コイル部面積を極端に小さくすることは困難であ
る。また、アーマチャ外径を大きくすると可動部質量が
増加し、アーマチャとアーマチャの外周に配されたスペ
ーサとの隙間が小さくなることにより流体抵抗が増加す
るため、電磁弁の応答の悪化を招く。
【0011】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、体格を大きくすることなく応答性
の高い蓄圧式燃料噴射装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
蓄圧式燃料噴射装置によれば、コアのコイル外径側磁極
面の内径よりも小さい内径を有し、磁性材より成るプレ
ートをコイル外径側磁極面に連接させることにより、所
定のコア外径のままでコイル部の面積を小さくすること
なくアーマチャと対向するコアの磁極面の対向面積を大
きくすることができる。したがって、電磁弁の吸引力を
低下させることなくアーマチャ外径を小さくすることに
よりアーマチャ質量を低減することができ、体格を大き
くすることなく電磁弁の高応答化を図ることができる。
【0013】本発明の請求項2記載の蓄圧式燃料噴射装
置によれば、プレートの内径とコアのコイル内径側磁極
面の外径との距離はプレートとアーマチャとの距離より
も大きいので、励磁コイルにより発生する磁束がプレー
トからアーマチャに流れずにコアに流れる磁気漏洩を低
減することができる。したがって、電磁弁の吸引力を下
げることなく電磁弁の高応答化を図ることができる。
【0014】本発明の請求項3記載の蓄圧式燃料噴射装
置によれば、プレートの内径とコアのコイル内径側磁極
面の外径との距離はプレートとアーマチャとの距離の4
倍以上であるので、励磁コイルにより発生する磁束がプ
レートからアーマチャに流れずにコアに流れる磁気漏洩
を低減することができる。したがって、電磁弁の吸引力
を下げることなく電磁弁の高応答化を図ることができ
る。
【0015】本発明の請求項4記載の蓄圧式燃料噴射装
置によれば、コアのコイル外径側磁極面に連接させるプ
レートの厚さは、コイル外径側磁極面とコイル内径側磁
極面との段差より大きいかまたは小さいので、励磁状態
において、アーマチャがプレートとコアとの両方に係止
されて磁気ショートを起こすのを防ぐための保持部材を
省略することができる。したがって、電磁弁の部品点数
を削減、あるいは加工工数を低減することができる。
【0016】本発明の請求項5記載の蓄圧式燃料噴射装
置によれば、端部がコア部材の一方側磁極面における他
方側磁極面側の端部よりも他方側磁極面側に配置され、
磁性材からなるプレートを一方側磁極面に連接させるこ
とにより、所定のコア部材の体格のままでコイル部の面
積を小さくすることなくアーマチャと対向するコア部材
の磁極面の対向面積を大きくすることができる。したが
って、電磁弁の吸引力を低下させることなくアーマチャ
の体格を小さくすることによりアーマチャ質量を低減す
ることができ、体格を大きくすることなく電磁弁の高応
答化を図ることができる。
【0017】本発明の請求項6記載の蓄圧式燃料噴射装
置によれば、コア部材の外径側磁極面の内径よりも小さ
い内径を有し、磁性材からなるプレートを外径側磁極面
に連接させることにより、所定のコア部材の外径のまま
でコイル部の面積を小さくすることなくアーマチャと対
向するコア部材の磁極面の対向面積を大きくすることが
できる。したがって、電磁弁の吸引力を低下させること
なくアーマチャ外径を小さくすることによりアーマチャ
質量を低減することができ、体格を大きくすることなく
電磁弁の高応答化を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施の形態
について説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による蓄圧式燃料噴
射装置を図2および図3を用いて説明する。
【0019】図2に示すインジェクタ1に蓄圧室に連通
する噴射ノズル10が備えられており、噴射ノズル10
の内部に噴孔を開閉する図示しないニードル弁が往復移
動可能に収納されている。このニードル弁は、電磁弁2
の制御弁31が平板プレート21に設けられた絞り穴2
2を開閉し、制御室20の内部の圧力を変化させること
により制御される。
【0020】制御弁31はインジェクタボディ11に固
定されたシリンダ23により往復移動可能に保持される
とともに、制御弁31の反絞り穴側にアーマチャ41が
連結されている。このアーマチャ41に対向配置された
コア42の内部に励磁コイル43が嵌装されている。電
磁弁2の詳細を図3を用いて説明する。図1と実質的に
同一構成部分には同一符号を付す。
【0021】コア42は、励磁コイル43の内径側でア
ーマチャ41と対向するコイル内径側磁極面42aと、
励磁コイル43の外径側でアーマチャ41と対向するコ
イル外径側磁極面42bとを有し、コイル内径側磁極面
42aがコイル外径側磁極面42bよりも所定の寸法だ
けアーマチャ41に近くなるように段差をもって形成さ
れている。
【0022】コイル外径側磁極面42bにプレート48
が連接されており、プレート48の外径はコア42の外
径と同等であり、内径はコイル外径側磁極面42bの内
径よりも小さい。プレート48の厚さは、コイル内径側
磁極面42aとコイル外径側磁極面42bとの段差と同
等であり、プレート48のアーマチャ側端面とコイル内
径側磁極面42aとは同一平面を形成している。また、
アーマチャ41とプレート48との距離はスペーサ47
により、所定の距離に設定される。
【0023】無励磁状態において、アーマチャ41およ
び制御弁31はスプリング44の付勢力により平板プレ
ート21に押下され、噴孔はニードル弁により閉鎖され
る。このとき、アーマチャ41とプレート48との間に
は所定の空隙δが形成される。励磁状態において、励磁
コイル43により発生する磁力によりアーマチャ41と
コア42との間に電磁吸引力が発生し、アーマチャ41
および制御弁31がコア42に吸引される。この制御弁
31のリフトにより制御弁31が平板プレート21から
離座すると、絞り穴22は低圧室24と連通し、制御室
20の内部の圧力が低下する。すると、ニードル弁がリ
フトし、噴孔から燃料が噴射される。このとき、ストッ
パ49がコイル内径側磁極面42aに係止されることに
より制御弁31のリフトが規制され、ストッパ49によ
りアーマチャ41とプレート48との間には所定の空隙
δs が形成される。
【0024】ストッパ49は、励磁状態において、アー
マチャ41がプレート48とコア42との両方に係止さ
れて磁気ショートを起こすのを防ぐための保持部材であ
る。この場合磁気ショートとは、励磁コイル43により
発生する磁束がプレート48から直接アーマチャ41を
通って、直接コア42に流れる状態をいう。この状態に
おいて、励磁状態から無励磁状態に切り換わったとき、
アーマチャ41が励磁コイル43の残留磁束により束縛
されて、制御弁31の閉弁方向に瞬時に移動するのを妨
げられる。
【0025】図3におけるアーマチャ41とプレート4
8との間の拡大図を図4に示す。プレート48の内径と
コイル内径側磁極面42aの外径との距離Lはプレート
48とアーマチャ41との無励磁状態における空隙δよ
りも大きく設計されている。この距離Lが小さいと、励
磁状態において、磁気漏洩を起こし易い。この場合磁気
漏洩とは、励磁コイル43により発生する磁束がプレー
ト48からアーマチャ41に流れずにコア42に流れる
状態をいう。この状態において、電磁弁2の吸引力は弱
くなる。第1実施例では、距離Lを空隙δよりも大きく
することにより、磁気漏洩による電磁弁2の吸引力の低
下を防いでいる。この距離Lは空隙δの4倍以上が好ま
しい。
【0026】ここで、コイル内径側磁極面42aおよび
コイル外径側磁極面42bの面積をSm 、アーマチャ4
1とコア42との無励磁状態における空隙をδ、空気の
透磁率をμ、起磁力をUとし、コア42およびアーマチ
ャ41の磁気抵抗が空隙部の磁気抵抗に対して非常に小
さいとすると、電磁弁2の吸引力Fは数4となる。
【0027】
【数4】
【0028】吸引力Fは、同一起磁力Uにおいて、コイ
ル内径側磁極面42aおよびコイル外径側磁極面42b
の面積と、アーマチャ41とコア42との空隙δとによ
り決まる。図3に示す電磁弁2において、アーマチャ4
1とプレート48との対向面積が図1におけるアーマチ
ャ41とコイル外径側磁極面42bとの対向面積と同等
になるように構成されている。したがって、電磁弁2の
吸引力Fを下げずに、アーマチャ41とコア42との空
隙の距離およびコイル内径側磁極面42aの面積を変え
ることなくアーマチャ41を小径化することができる。
その結果、可動部質量が低減され、アーマチャ41とス
ペーサ47との間の隙間拡大により流体抵抗が低減され
るので、アーマチャ41の高応答化が可能となる。
【0029】例えば一具体例として図1において、φD
out =19mm、φdout =14.6mm、φdin=
9.2mm、φDin=3mm、φD=17mm、δ=
0.15mm、δs =0.05mmとする。この時図3
において、プレート48の内径を12.2mmとするこ
とにより電磁弁2の吸引力Fを下げずに、アーマチャ4
1の外径φDを15mmと小さくすることができる。
【0030】これら第1実施例の一具体例による各部位
の数値は本発明を限定するものではない。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図5を用いて説明
する。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符号
を付す。
【0031】第2実施例では、プレート48がコア42
を保持する筒状の形状を成している。アーマチャ41の
外径、コア42の内径、励磁コイル43の内外径および
プレート48のアーマチャ側端面の内外径は図3と同じ
である。プレート48を筒状部材とすることにより、プ
レート48はコア42を保持するスリーブの役目を兼ね
るため、電磁弁2の部品点数を増やすことなくコア42
を保持することが可能となる。
【0032】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
を用いて説明する。第1実施例と実質的に同一構成部分
には同一符号を付す。プレート48のアーマチャ側端面
がコイル内径側磁極面42aよりも2δs だけアーマチ
ャ41に近くなるよう段差が設けられている。また、プ
レート48とアーマチャ41との間には無励磁状態にお
いて空隙(δ−δs )が設けられている。アーマチャ4
1の外径と、コア42、励磁コイル43およびプレート
48の内外径は図3と同じである。これにより、ストッ
パ49を構成することなく図3と同ストロークおよび同
吸引力の電磁弁2を得ることができるため、電磁弁2の
部品点数を削減することができる。
【0033】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
を用いて説明する。第1実施例と実質的に同一構成部分
には同一符号を付す。コイル内径側磁極面42aがプレ
ート48のアーマチャ側端面よりも2δs だけアーマチ
ャ41に近くなるよう段差が設けられている。また、コ
イル内径側磁極面42aとアーマチャ41との間には無
励磁状態において空隙(δ−δs )が設けられている。
アーマチャ41の外径と、コア42、励磁コイル43お
よびプレート48の内外径は図3と同じである。これに
より、ストッパ49を構成することなく図3と同ストロ
ークおよび同吸引力の電磁弁2を得ることができるた
め、電磁弁2の部品点数を削減することができる。
【0034】本発明の複数の実施例では、アーマチャ4
1はコア42の噴孔側に配される構造としたが、アーマ
チャ41はコア42の反噴孔側に配される構造であって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の電磁弁の模式図である。
【図2】本発明の第1実施例のインジェクタの部分破断
図である。
【図3】本発明の第1実施例の電磁弁の模式図である。
【図4】図3におけるアーマチャ、プレート間の拡大図
である。
【図5】本発明の第2実施例の電磁弁の模式図である。
【図6】本発明の第3実施例の電磁弁の模式図である。
【図7】本発明の第4実施例の電磁弁の模式図である。
【符号の説明】
1 インジェクタ 2 電磁弁 10 噴射ノズル 11 インジェクタボディ 20 制御室 21 平板プレート 22 絞り穴 23 シリンダ 24 低圧室 31 制御弁 41 アーマチャ 42 コア 42a コイル内径側磁極面 42b コイル外径側磁極面 43 励磁コイル 44 スプリング 47 スペーサ 48 プレート 49 ストッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄圧室で蓄圧された高圧燃料をエンジン
    の各気筒に設けられたインジェクタに供給し、該インジ
    ェクタの電磁弁により燃料噴射時期および期間を制御す
    る蓄圧式燃料噴射装置であって、 前記電磁弁の励磁コイルと、該コイルの内径側、外径側
    および片側端面を覆うとともに、内径側の端面であるコ
    イル内径側磁極面と、外径側の端面であるコイル外径側
    磁極面とを有するコアと、該コアの前記コイル内径側磁
    極面および前記コイル外径側磁極面に対向配置されたア
    ーマチャとを備え、 前記コイル外径側磁極面に磁性材より成るプレートが連
    接され、該プレートが前記コイル外径側磁極面の内径よ
    りも小さい内径を有することを特徴とする蓄圧式燃料噴
    射装置。
  2. 【請求項2】 前記プレートの内径と前記コイル内径側
    磁極面の外径との距離は、前記プレートと前記アーマチ
    ャとの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1記載
    の蓄圧式燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記プレートの内径と前記コイル内径側
    磁極面の外径との距離は、前記プレートと前記アーマチ
    ャとの距離の4倍以上であることを特徴とする請求項1
    記載の蓄圧式燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記プレートの厚さは、前記コイル外径
    側磁極面と前記コイル内径側磁極面との段差より大きい
    かまたは小さいことを特徴とする請求項1〜3記載の蓄
    圧式燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 蓄圧室で蓄圧された高圧燃料をエンジン
    の気筒に供給する蓄圧式燃料噴射装置であって、 前記高圧燃料を供給する高圧通路と、前記高圧通路に供
    給された高圧燃料の一部を噴射する噴孔と、前記高圧通
    路を開閉することで前記噴孔から噴射される高圧燃料量
    を制御する電磁弁とを有し、前記電磁弁は、 励磁コイルと、 該励磁コイルの一方側に配置され一方側磁極面を有する
    一方側コア、および該一方側コアと前記励磁コイルを挟
    んで反対側に配置され前記一方側磁極面と所定距離を有
    する他方側磁極面を有するとともに前記一方側コアと磁
    気的に接続された他方側コア、からなるコア部材と、 前記コア部材における前記一方側磁極面に連接され、端
    部が前記一方側磁極面における前記他方側磁極面側の端
    部よりも前記他方側磁極面側に配置され、磁性材からな
    るプレートと、 前記プレートおよび前記他方側コアにおける前記他方側
    磁極面に対向配置されたアーマチャと、 を有することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 蓄圧室で蓄圧された高圧燃料をエンジン
    の気筒に供給する蓄圧式燃料噴射装置であって、 前記高圧燃料を供給する高圧通路と、前記高圧通路に供
    給された高圧燃料の一部を噴射する噴孔と、前記高圧通
    路を開閉することで前記噴孔から噴射される高圧燃料量
    を制御する電磁弁とを有し、前記電磁弁は、 筒状の励磁コイルと、 該励磁コイルの外径側に配置され外径側磁極面を有する
    外径側コア、および前記励磁コイルの内径側に配置され
    前記外径側磁極面と所定距離を有する内径側磁極面を有
    するとともに前記外径側コアと磁気的に接続された内径
    側コア、からなるコア部材と、 前記コア部材における前記外径側磁極面に連接され、前
    記外径側磁極面の内径よりも小さい内径を有し、磁性材
    からなるプレートと、 前記プレートおよび前記内径側コアにおける前記内径側
    磁極面に対向配置されたアーマチャと、 を有することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
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