JPS60153466A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents
電磁式燃料噴射弁Info
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- JPS60153466A JPS60153466A JP59008464A JP846484A JPS60153466A JP S60153466 A JPS60153466 A JP S60153466A JP 59008464 A JP59008464 A JP 59008464A JP 846484 A JP846484 A JP 846484A JP S60153466 A JPS60153466 A JP S60153466A
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- F02M51/06—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
- F02M51/061—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means
- F02M51/0625—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures
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- F02M51/0642—Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means characterised by arrangement of mobile armatures having a plate-shaped or undulated armature not entering the winding the armature having a valve attached thereto
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- F02M2200/90—Selection of particular materials
- F02M2200/9053—Metals
- F02M2200/9069—Non-magnetic metals
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は内燃機関に一定圧力に加圧された燃料を供給す
る電磁式燃料噴射弁に関する。
る電磁式燃料噴射弁に関する。
電磁式燃料噴射弁は、ハウジング内に設けた電磁コイル
に励!!電流を通じると、磁気吸引力の発生により弁体
を作動させて燃料噴射孔を開き、この燃料噴射孔より一
定圧力に加圧された燃料を噴射するものであることは知
られている。
に励!!電流を通じると、磁気吸引力の発生により弁体
を作動させて燃料噴射孔を開き、この燃料噴射孔より一
定圧力に加圧された燃料を噴射するものであることは知
られている。
従来の燃料噴射弁の具体的構造を第1図および第2図に
もとづき説明する。第1図は電磁式燃料噴射弁の全体の
断面構造を示し、図中1はハウジングである。ハウジン
グ1は磁性体よりなり、円筒状の外周壁2を有するとと
もに、中心部には中心軸線に沿って燃料通路3を有する
管状の鉄心部4を一体に備えている。鉄心部4の上端に
はコネクタ管5が一体に形成されており、このコネクタ
管5は図示しない燃料供給管に接続されるものであり、
該燃料供給管を通じて一定圧力に加圧された燃料、たと
えばガソリンが供給される。コネク一つ− タ管5内には供給燃料中に混在する異物を捕獲するため
のフィルタ6が装着されている。また鉄心部4の内部に
は挿入管7がかしめ接合により固定されており、この挿
入管7は後述する圧縮スプリング8のセット荷重を決め
るとともに、この挿入管7の内部が実質的に前記燃料通
路3を構成している。
もとづき説明する。第1図は電磁式燃料噴射弁の全体の
断面構造を示し、図中1はハウジングである。ハウジン
グ1は磁性体よりなり、円筒状の外周壁2を有するとと
もに、中心部には中心軸線に沿って燃料通路3を有する
管状の鉄心部4を一体に備えている。鉄心部4の上端に
はコネクタ管5が一体に形成されており、このコネクタ
管5は図示しない燃料供給管に接続されるものであり、
該燃料供給管を通じて一定圧力に加圧された燃料、たと
えばガソリンが供給される。コネク一つ− タ管5内には供給燃料中に混在する異物を捕獲するため
のフィルタ6が装着されている。また鉄心部4の内部に
は挿入管7がかしめ接合により固定されており、この挿
入管7は後述する圧縮スプリング8のセット荷重を決め
るとともに、この挿入管7の内部が実質的に前記燃料通
路3を構成している。
ハウジング1の外周壁2と鉄心部4とで囲まれた環状空
間には、スプール9に巻装された電磁コイル1oが嵌合
されている。電磁コイル10はターミナル11に接続さ
れており、このターミナル11は図示しない電子制御装
置にワイヤハーネスを介して接続される。電子制御l装
置は内燃機関の運転状況に応じて上記N磁コイル10に
励磁電流を供給する。ターミナル11はハウジング1に
一体的に設けられた合成樹脂製のコネクタ12内に埋設
されている。
間には、スプール9に巻装された電磁コイル1oが嵌合
されている。電磁コイル10はターミナル11に接続さ
れており、このターミナル11は図示しない電子制御装
置にワイヤハーネスを介して接続される。電子制御l装
置は内燃機関の運転状況に応じて上記N磁コイル10に
励磁電流を供給する。ターミナル11はハウジング1に
一体的に設けられた合成樹脂製のコネクタ12内に埋設
されている。
ハウジング1の下端部には、磁性リング13、弁ガイド
部材14、弁座体15およびノズル16が設けられてい
る。これら磁性リング13、弁ガイド部材14、弁座体
15およびノズル16は上から順に重合されており、下
端に位置するノズル16はハウジング1の下端2aをか
しめることにより固定されている。したがってこれら各
部材はハウジング1に対して移動することなく取着され
ている。弁座体15とハウジング1の外周壁2の間には
Oリング17が設けられて液密を保っている。
部材14、弁座体15およびノズル16が設けられてい
る。これら磁性リング13、弁ガイド部材14、弁座体
15およびノズル16は上から順に重合されており、下
端に位置するノズル16はハウジング1の下端2aをか
しめることにより固定されている。したがってこれら各
部材はハウジング1に対して移動することなく取着され
ている。弁座体15とハウジング1の外周壁2の間には
Oリング17が設けられて液密を保っている。
磁性リング13は、たとえば13クロム電磁ステンレス
などの磁性材料よりなり、電磁コイル10が巻回された
スプール9の下端面と離間対向されている。これら磁性
リング13とスプール9の間には燃料が通る空所18を
確保してあり、この空所18にはハウジング1の鉄心部
4に開設された透孔19・・・が連通されている。
などの磁性材料よりなり、電磁コイル10が巻回された
スプール9の下端面と離間対向されている。これら磁性
リング13とスプール9の間には燃料が通る空所18を
確保してあり、この空所18にはハウジング1の鉄心部
4に開設された透孔19・・・が連通されている。
上記磁性リング13と弁ガイド部材14の間には偏平可
動コア20が、ハウジング1の軸方向へ移動自在どなる
ように収容されている。偏平可動コア20は、13クロ
ム電磁ステンレスなどの磁性材Hよりなり、はぼ円板形
状をなしている。偏5− 平可動コア20の上面は磁性リング13の下面と対面し
ており、これら両面は互に接離される。偏平可動コア2
0と前述した挿入管7の間には、圧縮スプリング8が設
けられており、このスプリング8は偏平可動コア20を
常に下向きに押圧付勢している。なお、偏平可動コア2
0は板ばね21により上向きの押圧力を付与されている
が、この板ばね21による上向きの押圧力よりも上記圧
縮スプリング8による下向きの押圧力が勝るように設定
されている。
動コア20が、ハウジング1の軸方向へ移動自在どなる
ように収容されている。偏平可動コア20は、13クロ
ム電磁ステンレスなどの磁性材Hよりなり、はぼ円板形
状をなしている。偏5− 平可動コア20の上面は磁性リング13の下面と対面し
ており、これら両面は互に接離される。偏平可動コア2
0と前述した挿入管7の間には、圧縮スプリング8が設
けられており、このスプリング8は偏平可動コア20を
常に下向きに押圧付勢している。なお、偏平可動コア2
0は板ばね21により上向きの押圧力を付与されている
が、この板ばね21による上向きの押圧力よりも上記圧
縮スプリング8による下向きの押圧力が勝るように設定
されている。
偏平可動コア2oには複数個の連通孔22・・・が形成
されており、これら連通孔22は磁性リング13の内部
を介して空所18に通じている。
されており、これら連通孔22は磁性リング13の内部
を介して空所18に通じている。
偏平可動コア20の下面中央部には球状弁体23がろう
付けもしくは溶接により一体に接合されている。
付けもしくは溶接により一体に接合されている。
上記偏平可動コア20の下方に設けられた弁ガイド部材
14には、中央部に上記球状弁体23の外径より若干大
きな内径を有してこの弁体23が挿通されるガイド孔2
4が設けられている。また6一 この弁ガイド部材14には上記ガイド孔24の周囲に燃
料導入孔25が形成されている。
14には、中央部に上記球状弁体23の外径より若干大
きな内径を有してこの弁体23が挿通されるガイド孔2
4が設けられている。また6一 この弁ガイド部材14には上記ガイド孔24の周囲に燃
料導入孔25が形成されている。
弁座体15には球状弁体23の中心軸と同軸をなす位置
にすりばち状の弁座26が形成されており、この弁座2
6の底部に燃料噴射孔27が開設されている。この燃料
噴射孔27は上記弁ガイド部材14の燃料導入孔25に
通じているが、上記球状弁体23が弁座26に着座する
と燃料噴射孔27が閉止される。
にすりばち状の弁座26が形成されており、この弁座2
6の底部に燃料噴射孔27が開設されている。この燃料
噴射孔27は上記弁ガイド部材14の燃料導入孔25に
通じているが、上記球状弁体23が弁座26に着座する
と燃料噴射孔27が閉止される。
このような構成に係る電磁式燃料噴射弁においては、電
磁コイル10に励磁電流が供給されていない状態では、
コネクタ管5に供給された加圧燃料が挿入管7の燃料通
路3から鉄心部4の透孔19を通って空所18に導入さ
れ、かつこの空所18内の加圧燃料は磁性リング13の
内径部および偏平可動コア20の周囲ならびに連通孔2
2を介して弁ガイド部材14の燃料導入孔25を経て弁
座26に導かれている。しかしながらこの場合、偏平可
動コア20は圧縮スプリング8により下向きに押圧され
、球状弁体23が弁座26に着座されているため燃料噴
射孔27は閉鎖され、弁座26まできている燃料は噴射
されない。
磁コイル10に励磁電流が供給されていない状態では、
コネクタ管5に供給された加圧燃料が挿入管7の燃料通
路3から鉄心部4の透孔19を通って空所18に導入さ
れ、かつこの空所18内の加圧燃料は磁性リング13の
内径部および偏平可動コア20の周囲ならびに連通孔2
2を介して弁ガイド部材14の燃料導入孔25を経て弁
座26に導かれている。しかしながらこの場合、偏平可
動コア20は圧縮スプリング8により下向きに押圧され
、球状弁体23が弁座26に着座されているため燃料噴
射孔27は閉鎖され、弁座26まできている燃料は噴射
されない。
ターミナル11を介して電磁コイル10に励磁電流を供
給すると、電磁コイル101ハウジング1の外周壁2、
磁性リング13、偏平可動コア20および鉄心部4を通
る磁気通路が形成され、偏平可動コア20がスプリング
8の反発力に抗して磁性リング13に吸引される。この
降板ばね21による押上刃が加えられているので偏平可
動コア20は上記磁気吸引力と板ばね21の押上刃とで
素早く磁性リング13側に移動される。このため偏平可
動コア20と一体となった球状弁体23が弁座26から
離れて燃料噴射孔27を開く。よって弁座26まで供給
されている加圧燃料が燃料噴射孔27から噴射され、ノ
ズル16を通じて供給される。
給すると、電磁コイル101ハウジング1の外周壁2、
磁性リング13、偏平可動コア20および鉄心部4を通
る磁気通路が形成され、偏平可動コア20がスプリング
8の反発力に抗して磁性リング13に吸引される。この
降板ばね21による押上刃が加えられているので偏平可
動コア20は上記磁気吸引力と板ばね21の押上刃とで
素早く磁性リング13側に移動される。このため偏平可
動コア20と一体となった球状弁体23が弁座26から
離れて燃料噴射孔27を開く。よって弁座26まで供給
されている加圧燃料が燃料噴射孔27から噴射され、ノ
ズル16を通じて供給される。
電磁コイル10への励磁電流の供給を停止すると、磁気
通路が消滅し、スプリンクグ8の反光力により偏平可動
コア20が押されるため球状弁体23は弁座26に着座
し、よって燃料噴射孔27を閉止して燃料の供給を停止
する。
通路が消滅し、スプリンクグ8の反光力により偏平可動
コア20が押されるため球状弁体23は弁座26に着座
し、よって燃料噴射孔27を閉止して燃料の供給を停止
する。
このような電磁式燃料噴射弁にあっては、電磁コイル1
0に通電した場合、磁気吸引力と板ばね21の押上付勢
力とで偏平可動コア20を素早くリフトされるため、開
弁方向の作動速度、すなわち開弁応答速度が早く、よっ
て高性能になる。
0に通電した場合、磁気吸引力と板ばね21の押上付勢
力とで偏平可動コア20を素早くリフトされるため、開
弁方向の作動速度、すなわち開弁応答速度が早く、よっ
て高性能になる。
しかしながら、従来にあっては磁気吸引力により偏平可
動コア20が磁性リング13に吸引されると、偏平可動
コア20の上面が磁性リング13の下面に衝突して相互
の衝突面が密着する。この後電磁コイル10への励磁電
流を遮断した場合、これら偏平可動コア20と磁性リン
グ13の衝突面に残留磁束による磁気吸引力が残り、し
たがって偏平可動コア20の閉弁方向への復帰が遅くな
る。このため、閉弁応答速度が遅くなり、この分燃利噴
射弁の作動性能の低下を招く不具合があった。
動コア20が磁性リング13に吸引されると、偏平可動
コア20の上面が磁性リング13の下面に衝突して相互
の衝突面が密着する。この後電磁コイル10への励磁電
流を遮断した場合、これら偏平可動コア20と磁性リン
グ13の衝突面に残留磁束による磁気吸引力が残り、し
たがって偏平可動コア20の閉弁方向への復帰が遅くな
る。このため、閉弁応答速度が遅くなり、この分燃利噴
射弁の作動性能の低下を招く不具合があった。
本発明はこのような事情にもとづきなされたち一〇−
ので、その目的とするところは、偏平可動コアと磁性リ
ングとの相互衝突面に生じる残留磁束を低減し、吸引力
を素早く消滅させて偏平可動コアの閉弁作動時間を短縮
し、高性能となる電磁式燃料噴射弁を提供しようとする
ものである。
ングとの相互衝突面に生じる残留磁束を低減し、吸引力
を素早く消滅させて偏平可動コアの閉弁作動時間を短縮
し、高性能となる電磁式燃料噴射弁を提供しようとする
ものである。
本発明は、磁性リングと偏平可動コアの相互に接触する
表面の少なくとも一方に、非磁性層を形成したことを特
徴とする。
表面の少なくとも一方に、非磁性層を形成したことを特
徴とする。
以下本発明を第3図および第4図に示す一実施例にもと
づき説明する。
づき説明する。
本実施例は、第1図および第2図に示された部材と同一
部材については同一番号を付してその説明を省略する。
部材については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施例では、磁性リング13の下面に非磁性層30を
形成しである。非磁性層30は第4図に示すような、5
US304.5US310S、T1などの非磁性材料か
らなる薄板31を、磁性リング13の下面に拡散接合に
より一体に結合して10− ある。
形成しである。非磁性層30は第4図に示すような、5
US304.5US310S、T1などの非磁性材料か
らなる薄板31を、磁性リング13の下面に拡散接合に
より一体に結合して10− ある。
このような構成によると、電磁コイル10に励磁電流を
供給して磁気吸引力によって偏平可動コア20を磁性リ
ング13に吸引させた場合は、偏平可動コア20の上面
が磁性リング13の非磁性層30に密着される。そして
励磁電流を遮断した場合には、磁性リング13と偏平可
動コア20の間に非磁性層30が存在するため、磁気付
着力が低減し、残留磁束が急激に消滅する。したがって
、スプリング8の押圧力を受けている偏平可動コア20
は閉弁方向に素早く移動され、球状弁体23が弁座26
に着座して燃料噴射孔27を瞬時に閉鎖する。このこと
がら閉弁作動時間が短縮化され、電磁式燃料噴射弁の高
性能化が可能になる。
供給して磁気吸引力によって偏平可動コア20を磁性リ
ング13に吸引させた場合は、偏平可動コア20の上面
が磁性リング13の非磁性層30に密着される。そして
励磁電流を遮断した場合には、磁性リング13と偏平可
動コア20の間に非磁性層30が存在するため、磁気付
着力が低減し、残留磁束が急激に消滅する。したがって
、スプリング8の押圧力を受けている偏平可動コア20
は閉弁方向に素早く移動され、球状弁体23が弁座26
に着座して燃料噴射孔27を瞬時に閉鎖する。このこと
がら閉弁作動時間が短縮化され、電磁式燃料噴射弁の高
性能化が可能になる。
上記第3図および第4図に示した実施例では磁性リング
13の下面に薄板31による非磁性層30を形成したが
、本発明は第5図および第6図に示す他の実施例のよう
に、偏平可動コア20の上面に、5tJS304.5U
S310S%Tiなどの非磁性材料よりなる薄板51を
、拡散接合により一体に結合して非磁性層50を形成し
ても、上記実施例と同様の効果が得られる。
13の下面に薄板31による非磁性層30を形成したが
、本発明は第5図および第6図に示す他の実施例のよう
に、偏平可動コア20の上面に、5tJS304.5U
S310S%Tiなどの非磁性材料よりなる薄板51を
、拡散接合により一体に結合して非磁性層50を形成し
ても、上記実施例と同様の効果が得られる。
また、磁性リング13の下面と、偏平可動コア20の上
面に、それぞれ非磁性層を同時に形成してもよい。
面に、それぞれ非磁性層を同時に形成してもよい。
また、それぞれの非磁性層30.50は、非磁性材料か
らなる薄板を拡散接合させて形成することには限らず、
非磁性材料からなる薄板をろう付けにより磁性リング1
3および偏平可動コア20の少なくとも一方に接合して
もよい。
らなる薄板を拡散接合させて形成することには限らず、
非磁性材料からなる薄板をろう付けにより磁性リング1
3および偏平可動コア20の少なくとも一方に接合して
もよい。
そしてまた非磁性層は、非磁性材料よりなる薄板を接合
したものには限らず、以下に述べるような構造であって
も実施可能である。
したものには限らず、以下に述べるような構造であって
も実施可能である。
その1つは、13クロム電磁ステンレスなどのごとき磁
性鋼よりなる磁性リング13および偏平可動コア20の
相互の衝突面の少なくとも一方に、イオウ(S)を拡散
させて浸硫処理することにより、この表面に硫化鉄(F
ed)層を形成し、該磁化鉄層を非磁性層として用いる
。
性鋼よりなる磁性リング13および偏平可動コア20の
相互の衝突面の少なくとも一方に、イオウ(S)を拡散
させて浸硫処理することにより、この表面に硫化鉄(F
ed)層を形成し、該磁化鉄層を非磁性層として用いる
。
他の1つは、磁性リング13および偏平可動コア20の
衝突面の少なくとも一方に、クロム(Cr)などの非磁
性材料をメッキすることにより非磁性メッキ層を形成す
るか、あるいは窒化チタンなどをイオンブレーティング
により蒸着させて非磁性蒸着層を形成し、これらメッキ
層もしくは蒸着層を非磁性層として用いる。
衝突面の少なくとも一方に、クロム(Cr)などの非磁
性材料をメッキすることにより非磁性メッキ層を形成す
るか、あるいは窒化チタンなどをイオンブレーティング
により蒸着させて非磁性蒸着層を形成し、これらメッキ
層もしくは蒸着層を非磁性層として用いる。
また他の1つは、磁性リング13および偏平可動コア2
0の衝突面の少なくとも一方に、アルミナ(Aβ203
)粉末などの非磁性粉末を溶射することにより、非磁性
層として用いる。
0の衝突面の少なくとも一方に、アルミナ(Aβ203
)粉末などの非磁性粉末を溶射することにより、非磁性
層として用いる。
さらに他の1つは、レーダあるいは電子ビームなどを用
いて非磁性粉末もしくは非磁性薄板を、磁性リング13
および偏平可動コア20の衝突面の少なくとも一方に溶
融凝固させることにより非磁性層として用いる。
いて非磁性粉末もしくは非磁性薄板を、磁性リング13
および偏平可動コア20の衝突面の少なくとも一方に溶
融凝固させることにより非磁性層として用いる。
これらいづれの非磁性層であっても、第3図および第4
図に示した実施例と同様な効果が得られる。
図に示した実施例と同様な効果が得られる。
以上述べた通り本発明によると、磁性リングと13−
偏平可動コアの相互に衝突する表面の少なくとも一方に
非磁性層を形成したので、電磁コイルへの励磁電流を遮
断した場合に磁気吸着力が直ちに低減し、残留磁気も素
早く消滅するので偏平可動コアの閉弁作動時間が短縮さ
れ、よって電磁式燃料噴射弁の高性能化が可能となる。
非磁性層を形成したので、電磁コイルへの励磁電流を遮
断した場合に磁気吸着力が直ちに低減し、残留磁気も素
早く消滅するので偏平可動コアの閉弁作動時間が短縮さ
れ、よって電磁式燃料噴射弁の高性能化が可能となる。
第1図および第2図は従来の電磁式燃料噴射弁を示すも
ので、第1図は全体の断面図、第2図は第1図中■部の
拡大した断面図である。第3図および第4図は本発明の
一実施例を示し、第3図は第2図に相当する要部を拡大
した断面図、第4図は磁性リングの分解した断面図であ
る。第5図および第6図は本発明の他の実施例を示し、
第5図は第2図に相当する要部を拡大した断面図、第6
図は偏平可動コアの分解した断面図である。 1・・・ハウジング、8・・・スプリング、10・・・
電磁コイル、13・・・磁性リング、15・・・弁座体
、20・・・偏平可動コア、23・・・球状弁体、26
・・・弁座、27・・・燃料噴射孔、30.50・・・
非磁性層。 14− 第1図 第2図 第3図 第4図 1 第5図 第6図
ので、第1図は全体の断面図、第2図は第1図中■部の
拡大した断面図である。第3図および第4図は本発明の
一実施例を示し、第3図は第2図に相当する要部を拡大
した断面図、第4図は磁性リングの分解した断面図であ
る。第5図および第6図は本発明の他の実施例を示し、
第5図は第2図に相当する要部を拡大した断面図、第6
図は偏平可動コアの分解した断面図である。 1・・・ハウジング、8・・・スプリング、10・・・
電磁コイル、13・・・磁性リング、15・・・弁座体
、20・・・偏平可動コア、23・・・球状弁体、26
・・・弁座、27・・・燃料噴射孔、30.50・・・
非磁性層。 14− 第1図 第2図 第3図 第4図 1 第5図 第6図
Claims (6)
- (1)ハウジング内に設けられた電磁コイルと、この電
磁コイルの通電により磁化されて磁気通路となる磁性リ
ングと、上記磁性リングの磁化時にこの磁性リングに向
けて吸引される偏平可動コアと、この偏平可動コアに固
設されてこの偏平可動コアと一体に移動される球状弁体
と、上記球状弁体と対向してハウジングに取り付けられ
この球状弁体が接離自在に着座される弁座体と、この弁
座体に形成され上記球状弁体により開閉される燃料噴射
孔と、上記偏平可動コアを押して球状弁体を閉弁方向に
押圧付勢するスプリングとを具備した電磁式燃料噴射弁
において、上記磁性リングと偏平可動コアの相互に接触
する表面の少なくとも一方に、非磁性層を形成したこと
を特徴とする電磁式燃料噴射弁。 - (2)上記非磁性層は、非磁性材料からなる薄板をろう
付けもしくは拡散接合により固着して形成しであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電磁式燃料噴
射弁。 - (3)上記非磁性層は、前記磁性リングと偏平可動コア
の少なくとも一方の表面に浸硫処理を行なうことにより
形成された硫化鉄であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の電磁式燃料噴射弁。 - (4)上記非磁性層は、非磁性材料のメッキもしくはイ
オンプレティングにより形成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載、の電磁式燃料噴射弁。 - (5)上記非磁性層は、非磁性体の溶射によって形成さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
電磁式燃料噴射弁。 - (6)上記非磁性層は、非磁性材料よりなる粉末もしく
は薄板を溶融凝固させて形成しであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の電磁式%式%
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59008464A JPS60153466A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電磁式燃料噴射弁 |
DE19853501973 DE3501973A1 (de) | 1984-01-23 | 1985-01-22 | Brennstoff-einspritzduese |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59008464A JPS60153466A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電磁式燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153466A true JPS60153466A (ja) | 1985-08-12 |
Family
ID=11693852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59008464A Pending JPS60153466A (ja) | 1984-01-23 | 1984-01-23 | 電磁式燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153466A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003002868A1 (de) * | 2001-06-28 | 2003-01-09 | Robert Bosch Gmbh | Magnetventil zur steuerung eines einspritzventils einer brennkraftmaschine |
KR100472873B1 (ko) * | 1997-01-14 | 2005-04-19 | 로베르트 보쉬 게엠베하 | 연료분사기용전자계량밸브 |
WO2008113776A1 (de) * | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Robert Bosch Gmbh | Druckregelventil |
WO2010000514A1 (de) * | 2008-07-02 | 2010-01-07 | Robert Bosch Gmbh | Magnetventil zur steuerung eines einspritzventils eines kraftstoff-injektors |
JP2014126003A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Seiko Epson Corp | ステータコアおよび液体噴射弁 |
CN104976407A (zh) * | 2014-03-20 | 2015-10-14 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 具有非周期控制的致动器 |
JP2017528645A (ja) * | 2014-09-16 | 2017-09-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | 磁気回路において非磁性の材料を備えた領域を有するピストンポンプ |
-
1984
- 1984-01-23 JP JP59008464A patent/JPS60153466A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104976407B (zh) * | 2014-03-20 | 2018-02-23 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 具有非周期控制的致动器 |
JP2017528645A (ja) * | 2014-09-16 | 2017-09-28 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | 磁気回路において非磁性の材料を備えた領域を有するピストンポンプ |
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