JP4534903B2 - 複合機 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、コピー、スキャン、ファクシミリなどの各種画像処理サービスを提供する複合機に関する。
複合機の多くには、プリンタアプリケーション、コピーアプリケーション、スキャンアプリケーション、ファクシミリアプリケーションなどといった画像処理サービスを提供する各種サービスアプリケーションプログラムがプレインストールされており、これらのサービスアプリケーションプログラムは、ユーザからの指示に応じてジョブを生成し、OS(Operating System)による調停の下にハードウェアリソースを制御することで各種画像処理サービスを提供する。
更に、この種の複合機は、OCR(Optical Character Recognition)プログラムなどといったプラグインを後からインストールすることにより、プレインストールされているサービスアプリケーションプログラムでは実現し得ないオプション機能をも利用することが可能である(この種の技術については、特許文献1乃至3を参照)。
特開2005−044000 特開平10−333891 特開平11−212770
ところで、上述した複合機をコンビニエンスストアなどに設置して不特定多数のユーザに開放し、その複合機を各ユーザの目的に合致したプラグインのアプリケーションプログラムでカスタマイズした上で利用せしめるようなシステムの実現が望まれている。
しかしながら、各ユーザが複合機をカスタマイズべくインストールするアプリケーションプログラムをそのまま別のユーザに利用させることは、秘匿性の観点や複合機自体の記憶容量の問題から好ましくない。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、秘匿性や記憶容量の有限性に配慮しつつも、プラグインのアプリケーションプログラムを各ユーザの目的に合わせて自在にカスタマイズした上で利用せしめるような複合機を提供することを目的とする。
本発明の好適な態様である複合機は、複数のユーザによって共通に利用し得るアプリケーションプログラムである共用アプリケーションプログラムをインストールするための記憶手段と、前記記憶手段にインストールされた共用アプリケーションプログラムを並列に起動させ、起動させた共用アプリケーションを用いて前記各ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを個別に実行するプラットフォームと、複数のユーザによる自機へのログイン操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン操作を行うと共にそのユーザが選択し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、前記提示した各種別の中から前記ユーザによって共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、選択された種別の共用アプリケーションプログラムが前記記憶手段に既にインストールされ且つ起動されているか否か判断する第1の判断手段と、前記選択された種別の共用アプリケーションプログラムが前記記憶手段に既にインストールされ且つ起動されていると前記第1の判断手段が判断したとき、その共用アプリケーションプログラムを前記記憶手段の空き領域に新たにインストールし、当該共用アプリケーションプログラムが既にインストールされ且つ起動されていないと前記第1の判断手段が判断したときは、当該共用アプリケーションプログラムをインストールしないインストール手段とを備える。
また、前記インストール手段は、前記提示した各種別の中から前記あるユーザによって共用アプリケーションプログラムでない非共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、選択された種別のアプリケーションプログラムを前記記憶手段の空き領域に新たにインストールするようにしてもよい。
前記選択された種別のアプリケーションプログラムを形成する一又は複数のプログラムモジュールの各々が前記記憶手段に既にインストールされているか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、前記インストール手段は、プログラムモジュールを形成する一又は複数のプログラムモジュールの全部又は一部が前記記憶手段に未だインストールされていないと前記第2の判断手段が判断したとき、インストールされていないプログラムモジュールを前記記憶手段にインストールするようにしてもよい。
前記記憶手段の空き領域の容量が所定値を下回ったとき、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けたとき、または、所定の間隔で、前記記憶手段にインストールされているアプリケーションプログラムの全部又は一部を消去する消去手段を更に備えてもよい。
また、前記消去手段は、前記記憶手段に記憶された各アプリケーションプログラムの起動頻度を個別に集計し、起動頻度の少ないアプリケーションプログラムから順に消去するようにしてもよい。
前記記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラムを形成する各プログラムモジュールを個別に集計し、消去するプログラムモジュールの総量が少なくなるようなアプリケーションプログラムから順に消去するようにしてもよい。
また、起動頻度の高いアプリケーションプログラムが前記記憶手段に予めインストールされていてもよい。
前記インストール手段は、各種別のアプリケーションプログラムを記憶した情報記憶媒体から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを読み出して前記記憶手段にインストールするようにしてもよい。
前記インストール手段は、各種別のアプリケーションプログラムを記憶したサーバ装置から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを受信して前記記憶手段にインストールするようにしてもよい。
また、本発明の好適な態様である複合機は、複数のユーザによって共通に利用し得るアプリケーションプログラムである共用アプリケーションプログラムをインストールするための記憶手段と、前記記憶手段にインストールされた共用アプリケーションプログラムを前記各ユーザの選択に対応して並列に起動させ、起動させた共用アプリケーションを用いて前記各ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを個別に実行するプラットフォームと、複数のユーザによる自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン操作を行うと共にそのユーザが選択し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、前記提示した各種別の中から前記ユーザによって共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、当該共用アプリケーションプログラムを起動させるように前記プラットフォームを制御する起動制御手段と、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、当該ユーザの指示に応じて前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムをアンインストールすると共に所定のログアウト処理を行うログアウト時処理手段であって、当該共用アプリケーションプログラムが並列して起動されたものであった場合には当該アンインストールを行わずに当該ログアウト処理を行うログアウト時処理手段とを備える。
また、前記ログアウト時処理手段は、前記ログアウト操作を受け付けたときに、前記プラットフォームが前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムを用いて前記各種画像処理ジョブを実行している場合には、当該共用アプリケーションプログラムのアンインストールを行わずに前記ログアウト処理を行うようにしてもよい。
また、前記ログアウト時処理手段は、前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムが並列して起動されたものでなかった場合に、前記ユーザに対してアンインストールの問い合わせを行い、当該ユーザがアンインストールする指示を行うと、当該共用アプリケーションプログラムのアンインストールを行い、当該ユーザがアンインストールしない指示を行うと、当該アンインストールを行わないようにしてもよい。
また、前記記憶手段には、前記起動された共用アプリケーションプログラムについて前記ユーザが行った設定内容がユーザ毎に登録された設定管理データベースが記憶され、前記起動制御手段は、前記プラットフォームを制御して、前記共用アプリケーションプログラムについて、前記設定管理データベースに示す設定内容を反映させて起動させてもよい。
本発明によると、プラグインのアプリケーションプログラムを各ユーザの目的に合わせて自在にカスタマイズした上で利用せしめるような複合機を提供することができる。
(発明の実施の形態)
本願発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る画像処理サービスシステムは、コンビニエンスストアなどの店舗に設置した複合機により、以下の4つのサービスを提供する。
(1)スキャンサービス
これは、紙媒体からスキャンした画像を画像データ化し、記録媒体に格納するサービスである。
(2)コピーサービス
これは、紙媒体からスキャンした画像を別の一又は複数の紙媒体にプリントして複写物を生成するサービスである。
(3)FAXサービス
これは、自機のアドレス宛てに電話回線経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力し、また、紙媒体からスキャンした画像を外部のアドレス宛てに電話回線経由で伝送するサービスである。
(4)プリントサービス
これは、自機のアドレス宛てにネットワーク経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力するサービスである。
なお、これらの4つのサービスは、予めオフラインでサービス加入申込手続を行ったユーザに対してのみ提供される。そして、加入申込手続を行った各ユーザには、各々を識別するユーザIDを記憶したICカードが配布されることになっている。
図1は、本実施形態に係る画像処理サービスシステムの全体構成図である。図に示すように、このシステムは、複数の複合機10とサーバ装置20とをネットワーク90を介して接続してなる。
図2は、複合機10のハードウェア概略構成を示す図である。図に示すように、複合機10は、スキャンデバイス11、プリントデバイス12、通信デバイス13、ユーザインターフェース(以下、「UI」と呼ぶ)デバイス14、制御部15、及びハードディスク16を備える。
スキャンデバイス11は、CCD(Charge Coupled Device)や光源などといった、画像スキャン制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
プリントデバイス12は、感光体ドラムや帯電器などといった、画像プリント制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
通信デバイス13は、モデムや各種インターフェースユニットなどといった、外部ノードとの通信制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
UIデバイス14は、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイなどといった、UI制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。なお、このUIデバイス14は、各ユーザのICカードからユーザIDを読み出すICカードリーダを含む。
制御部15は、RAM、ROM、CPUなどを内蔵する。
ハードディスク16には、オペレーティングシステム(以下、「OS」と呼ぶ)の他、スキャンサービスアプリケーション、コピーサービスアプリケーション、FAXサービスアプリケーション、及びプリントサービスアプリケーションの4つのアプリケーションプログラム(以下、これらを「基本アプリケーション」と呼ぶ)がプレインストールされている。このハードディスク16に記憶されたOS及び基本アプリケーションは、制御部15によって起動される。ここで、本実施形態における「起動」とは、プログラムコードを制御部15のCPUが解釈できるように同部15のRAMへ読み出すことを意味する。
OS及び基本アプリケーションを起動させた制御部15は、各種画像処理サービスを提供するための処理の纏まりである画像処理ジョブに従ってデバイスを駆動させる。例えば、UIデバイス14を介してユーザが原稿のスキャンを指示すると、画像処理ジョブの1つであるスキャンジョブが生成され、そのジョブを実行すべくOSから指令が伝達されてスキャンデバイスなどの所定のデバイスが駆動される。以降の説明では、この画像処理ジョブを実行すべく搭載された各デバイス、制御部15、OS、及び基本アプリケーションを総称して「プラットフォーム」と呼ぶ。
また、ハードディスク16は、実行結果管理データベース16aと、設定管理データベース16bを記憶する。
実行結果管理データベース16aは、各々が、所定時間長前(例えば、「2時間前」)までの間に自機にログインしたユーザと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを構成するレコードの各々は、「ユーザインデックス」と「ジョブ実行結果」の2つのフィールドを有する。「ユーザインデックス」のフィールドには、所定時間長前までの間に自機にログインしたユーザ(既にログアウトしているユーザを含む)のユーザIDが記憶される。「ジョブ実行結果」のフィールドには、ログインした各ユーザの指示に係る画像処理ジョブの実行結果として得られたデータ(例えば、スキャンジョブの実行結果として得られた画像ファイルデータ)が記憶される。本実施形態では、複合機10にログインしたユーザが画像処理ジョブの指示を下した後、その実行結果が得られる前にログアウトすると、後に再びログインした際にそのジョブの実行結果を取得できるようになっている。「ジョブ実行結果」のフィールドには、自らの指示に係る画像処理ジョブの結果を得ぬままログアウトしたユーザが再度ログインするまでの間、その画像処理ジョブの実行結果として得られたデータが記憶されることになる。そして、所定時間長の間の再ログインがなければ、実行結果のデータを記憶したレコードそのものが実行結果管理データベース16aから削除される。
設定管理データベース16bは、各々が、自機にログインしてそのログイン時に自らが利用したプラグインアプリケーションをアンインストールしなかったユーザと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを構成するレコードの各々は、「ユーザインデックス」と「設定履歴」の2つのフィールドを有する。「ユーザインデックス」のフィールドには、ユーザIDが記憶される。「設定履歴」のフィールドには、ユーザの利用に供すべくインストールされたプラグインアプリケーションの種別を示すアプリIDと、そのアプリケーションについてユーザが行った各種設定の内容を示す設定データの対が記憶される。プラグインアプリケーション及びその設定については後述する。
図3は、サーバ装置20のハードウェア概略構成を示す図である。図に示すように、サーバ装置20は、制御部21、ハードディスク22、及び通信インターフェース23を備える。
制御部21は、CPU、RAM、ROMを内蔵する。
ハードディスク22は、ライセンス管理データベース22aとアプリケーションデータベース22bとを記憶する。
ライセンス管理データベース22aは、各々が、各ユーザと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを形成するレコードの各々は、「ユーザインデックス」、「購入済みアプリ」、及び「ログイン中フラグ」の3つのフィールドを有している。「ユーザインデックス」のフィールドには、各ユーザのユーザIDが記憶される。「購入済みアプリ」のフィールドには、各ユーザがオフラインの手続を通じて予め購入している一又は複数のプラグインアプリケーションのアプリIDが記憶される。「ログイン中フラグ」のフィールドには、ユーザが何れかの複合機10にログインしているときに、そのことを表す「1」のデータが記憶される。
アプリケーションデータベース22bは、各々が、プラグインアプリケーションと対応する複数のレコードの集合体である。プラグインアプリケーションは、複合機10の基本アプリケーションの機能を拡張すべくユーザのカスタマイズ操作に従ってダウンロードされるアプリケーションプログラムである。
サーバ装置20のアプリケーションデータベース22bに準備されているプラグインアプリケーションをいくつか例示する。
a ロゴ合成アプリケーション
このプラグインアプリケーションはコピーサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像に所定のロゴ(例えば、自社のロゴ)を合成してから紙媒体にプリントさせる。
b OCRアプリケーション
このプラグインアプリケーションはスキャンサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像の画像データに文字認識処理を施して得たテキストデータを記録媒体に格納させる。
c 文書転送アプリケーション
このプラグインアプリケーションはスキャンサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像の画像データをユーザが指定したアドレスへ特定のプロトコルに従ったネットワーク90経由で伝送する。
これらの各種プラグインアプリケーションは、複合機10にインストールされた後、ユーザによって設定が行えるようになっている。例えば、ロゴ合成アプリケーションであれば、ロゴの合成位置を、紙媒体の上側部分とするか、下側部分とするか、左側部分とするか、それとも右側部分とするかといった設定がユーザに委ねられる。
アプリケーションデータベース22bを形成するレコードの各々は、「アプリインデックス」と「アプリデータ」の2つのフィールドを有している。「アプリインデックス」のフィールドには、各プラグインアプリケーションのアプリIDが記憶される。「アプリデータ」のフィールドには、プラグインアプリケーションのデータが記憶される。
ここで、プラグインアプリケーションには、複合機10のプラットフォームによって並列に起動され得るタイプ、つまり、ハードディスク16にインストールした1つのプラグインアプリケーションを制御部15内のRAMの別々の領域に読み出してマルチタスク処理の対象とすることができるタイプと、そのような起動ができないタイプとがある。後者のタイプのプラグインアプリケーションの場合、複数のユーザの利用に供する際は、同じプラグインアプリケーションをハードディスク16の別領域に個別にインストールする必要がある。以降の説明では、前者のタイプのプラグインアプリケーションを適宜「共用アプリケーション」と呼び、後者のタイプのプラグインアプリケーションを適宜「非共用アプリケーション」と呼ぶ。
このデータベースの各レコードに記憶されたプラグインアプリケーションは、複合機10にログインしたユーザのカスタマイズ操作に従ってそのハードディスク16にインストールされ、ユーザがログアウトする際に原則としてアンインストールされるが、ユーザがアンインストールを希望しないとき、又は、同じプラグインアプリケーションが他のユーザの指示に係る画像処理ジョブを実行すべく起動されているときは、アンインストールされないまま複合機10に残される。詳しくは、後の動作説明の項で説明する。
図4乃至図7は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。
図に示す処理は、あるユーザが複合機10の設置された店舗を訪れ、自身のICカードのユーザIDを複合機10のICカードリーダに読み込ませると開始される。
ICカードリーダがユーザIDを読み込むと、複合機10の制御部15は、そのユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードが実行結果管理データベース16aにあるか否か判断する(S100)。
ユーザが所定時間長前までの間にログインしており、そのログイン時の指示に係る画像処理ジョブの実行結果を得ぬままログアウトしていればこのステップの判断結果は「YES」となる一方、そうでなければこのステップの判断結果は「NO」ということになる。
ステップ100にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部15は、そのレコードの「ジョブ実行結果」のフィールドに記憶されている実行結果のデータを読み出して出力する(S110)。例えば、スキャンジョブの実行結果として得られた画像ファイルが記憶されていれば、その画像ファイルを読み出してユーザの準備した情報記憶媒体に記憶させる。
ステップ100にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断した制御部15は、ステップ110を実行することなく次のステップに進む。
続いて、制御部15は、ICカードリーダが読み出したユーザIDを含むログイン手続要求をサーバ装置20へ送信する(S120)。
ログイン手続要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、その手続要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードがライセンス管理データベース22aにあるか否か判断する(S130)。
ステップ130にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断した制御部21は、ログイン拒否応答を複合機10へ送信する(S140)。ログイン拒否応答を受信した複合機10の制御部15は、ログインが拒否されたことを示すメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S150)。
一方、ステップ130にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部21は、そのレコードの「ログイン中フラグ」のフィールドに「1」のデータを書込んだ後、ログイン完了応答を複合機10へ送信する(S160)。
ログイン完了応答を受信した複合機10の制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードが設定管理データベース16bにあるか否か判断する(S170)。
ユーザが過去にログインした際に利用したプラグインアプリケーションがアンインストールされていなければ、このステップの判断結果は「YES」ということになり、そうでなければこのステップの判断結果は「NO」ということになる。
ステップ170にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部15は、アプリケーション再起動問合せ画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S180)。アプリケーション再起動問合せ画面の上段には、「以前にご利用されたアプリケーションのプログラムが残っています。このアプリケーションを再起動させますか。」という内容のメッセージが表示される。その下には、「再起動する」及び「再起動しない」と夫々記したボタンが表示される。
ステップ170にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断したとき、又は、ステップ180にて、「再起動しない」のボタンが選択されたとき、制御部15は、カスタマイズ問合せ画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S190)。この画面の上段には、「アプリケーションを改めてインストールしてサービス内容をカスタマイズしますか。」という内容のメッセージが表示される。更に、その下には、「カスタマイズする」又は「カスタマイズしない」と夫々記したボタンが表示される。
カスタマイズ問合せ画面を参照したユーザは、何れかのボタンを選択する。
「カスタマイズする」のボタンが選択されると、制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDを含むアプリ提示要求をサーバ装置20へ送信する(S200)。
アプリ提示要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのアプリ提示要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードをライセンス管理データベース22aから特定し、特定したレコードの「購入済みアプリ」のフィールドに記憶されているアプリIDのすべてを読み出す(S210)。
制御部21は、ステップ210で読み出したアプリIDを含むアプリ提示応答を複合機10へ送信する(S220)。
アプリ提示応答を受信した複合機10の制御部15は、そのアプリ提示応答に含まれるアプリIDを所定の雛形に埋め込んで得たアプリ提示画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S230)。
アプリ提示画面の上段には、「あなたが利用できるアプリケーションの種別は以下の通りです。インストールするアプリケーションを選択してください。」という内容のメッセージが表示される。そして、その下には、一又は複数のプラグインアプリケーションのアプリIDがリストとして提示される。
アプリ提示画面を参照したユーザは、リスト上の一又は複数のアプリIDを選択する。
ユーザによってアプリIDが選択されると、複合機10の制御部15は、選択されたアプリIDを含むダウンロード要求をサーバ装置20へ送信する(S240)。
ダウンロード要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのダウンロード要求に含まれるアプリIDを「アプリインデックス」のフィールドに記憶したレコードをアプリケーションデータベース22bから特定し、特定したレコードの「アプリデータ」のフィールドに記憶されているプラグインアプリケーションを読み出す(S250)。
制御部21は、ステップ250で読み出したプラグインアプリケーションを複合機10へ送信する(S260)。
プラグインアプリケーションを受信した複合機10の制御部15は、そのプラグインアプリケーションが共用アプリケーションであるかそれとも非共用アプリケーションであるかを判断する(S270)。
ステップ270にて、サーバ装置20から受信したプラグインアプリケーションが共用アプリケーションであると判断した制御部15は、そのプラグインアプリケーションと同じアプリケーションがハードディスク16に既にインストールされおり且つ起動されているか否か判断する(S280)。
ステップ270にて、サーバ装置20から受信したプラグインアプリケーションが非共用アプリケーションであると判断したとき、又は、ステップ280にて、サーバ装置20から受信したプラグインアプリケーションと同じアプリケーションがハードディスク16にインストールされ且つ起動されていると判断したとき、制御部15は、そのプラグインアプリケーションをハードディスク16の空き領域にインストールする(S290)。
ステップ280にて、サーバ装置20から受信したプラグインアプリケーションがハードディスク16にインストールされてはいるが起動されていない判断した制御部15は、ステップ290を実行せず、受信したプラグインアプリケーションをインストールしないまま次のステップに進む。
制御部15は、ハードディスク16にインストールされているプラグインアプリケーションを起動させる(S300)。
ここで、受信したプラグインアプリケーションと同じものがインストールされ且つ起動されている場合、制御部15は、そのプラグインアプリケーションを並列に起動させる。つまり、同じプラグインアプリケーションを、RAMの別領域に新たに読み出す。
一方、ステップ180で表示させたアプリケーション再起動問合せ画面において「再起動する」のボタンが選択されると、制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDと対応する設定管理データベース16b内のレコードの「設定履歴」のフィールドからアプリIDと設定データの対を読み出した後、そのレコードを同データベースから消去する(S310)。
制御部15は、ステップ310で読み出したアプリIDと対応するプラグインアプリケーションを起動させ、更に、その設定内容を同ステップで読み出した設定データに従って復元する(S320)。なお、アプリケーション再起動問合せ画面において「再起動する」のボタンが選択された場合、その選択を行ったユーザが以前にログインした際に利用したプラグインアプリケーションがアンインストールされずにハードディスク16に残っているので、新たなインストールを行わずに直ちに起動させて設定内容を復元することが可能である。
ステップ300又はステップ320にてプラグインアプリケーションを起動させた制御部15は、サービスメニュー画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S330)。サービスメニュー画面には、「スキャンサービス」、「コピーサービス」、「FAXサービス」、及び「プリントサービス」と夫々記したボタンが表示され、その下には、「ログアウト」と記したボタンが表示される。
なお、ステップ190にて表示されたカスタマイズ問合せ画面において、「カスタマイズしない」のボタンが選択されると、ステップ200乃至ステップ320を実行することなくステップ330に進み、サービスメニュー画面が表示される。
サービスメニュー画面上のサービスのボタンをユーザが選択すると、制御部15は、選択されたサービスのサービス別インターフェース画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S340)。
サービス別インターフェース画面の表示内容は、選択されたサービスに応じて異なるものであり、例えば、スキャンサービスのサービス別インターフェース画面であれば、スキャンのスタートを指示するボタンのほか、解像度などの設定欄が設けられ、コピーサービスのサービス別インターフェース画面であれば、コピーのスタートを指示するボタンのほか、複写枚数、倍率、用紙サイズなどの設定欄が設けられる。また、カスタマイズ問合せ画面にて「カスタマイズする」のボタンが選択されてステップ180乃至ステップ300の処理が実行され、または、アプリケーション再起動問合せ画面にて「再起動する」のボタンが選択されてステップ310及びステップ320が実行されていれば、「ロゴ合成アプリケーション」、 「OCRアプリケーション」、「文書転送アプリケーション」といったような、ステップ300又はステップ320にて起動させたプラグインアプリケーションの種別がサービス別インターフェース画面に併せて表示される。
サービス別インターフェース画面が表示されると、ユーザは、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイを操作することによって各種画像処理ジョブをプラットフォームに実行させる。この際、サービス別インターフェース画面にプラグインアプリケーションの種別が表示されていれば、ロゴの合成位置を調整するなどといったような各種設定を適宜行った後に(ステップ320で復元されていれば再設定は不要)、プラグインアプリケーションの機能を利用した画像処理ジョブを実行させることも可能である。
自らの指示に係る画像処理ジョブの実行が完了してその実行結果が得られているか否かに係わらず、ユーザは、任意のタイミングでログアウト操作を行うことができる。ログアウト操作は、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイを操作することによってタッチスクリーンディスプレイの表示内容をサービスメニュー画面に遷移させた後に同画面の「ログアウト」のボタンを選択することによって行われる。
ユーザによってログアウト操作が行われると、複合機10の制御部15は、そのユーザの指示に係る画像処理ジョブが実行されている状態であるか否か判断する(S350)。
ステップ350にて、画像処理ジョブが実行されていると判断した制御部15は、実行結果管理データベース16aにレコードを1つ追加する(S360)。
続いて、制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDをステップ360で追加したレコードの「ユーザインデックス」のフィールドに記憶させる(S370)。
続いて、制御部15は、「現在実行中のジョブがあります。このジョブの実行結果は、○○時間以内に再ログインして取得することができます。」という内容のメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S380)。
ステップ310にて、画像処理ジョブが実行されていないと判断した制御部15は、ステップ300又はステップ320で起動させたプラグインアプリケーションを終了させる(S390)。つまり、終了の対象となるプラグインアプリケーションを制御部15のRAMから消去する。
制御部15は、ステップ390で終了させたプラグインアプリケーションが共用アプリケーションであるか否か判断する(S400)。
ステップ400にて、プラグインアプリケーションが共用アプリケーションであると判断した制御部15は、そのプラグインアプリケーションが並列に起動された状態であったか否か判断する(S410)。つまり、同じプラグインアプリケーションがRAMの別の領域に読み出されている状態であったか否か判断する。
ステップ400にて、プラグインアプリケーションが共用アプリケーションでないと判断したとき、又は、ステップ410にて、プラグインアプリケーションが並列に起動された状態でなかったと判断したとき、制御部15は、アンインストール問合せ画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S420)。アンインストール画面問合せ画面には、「ご利用になったアプリケーションはアンインストールが可能です。アンインストールしますか。」という内容のメッセージが表示され、その下には、「アンインストールする」及び「アンインストールしない」と夫々記したボタンが表示される。つまり、ログアウトするユーザが利用したプラグインアプリケーションが共用アプリケーションである場合は、他のユーザの指示に係る画像処理ジョブの実行と抵触しない場合のみ、アンインストールの問合せが行われる。
この画面を参照したユーザは、いずれかのボタンを選択する。所定時間内に再びログインして同じプラグインアプリケーションを利用する予定がある場合やアンインストールの完了までに要する待ち時間を無くしたい場合には「アンインストールしない」を選択する一方、自らが利用したプラグインモジュールに秘匿性を要するデータが内包されているなど事情がある場合は「アンインストールする」を選択するとよい。
「アンインストールする」が選択されると、複合機10の制御部15は、ステップ390で終了させたプラグインアプリケーションをハードディスク16からアンインストールする(S430)。
ステップ410にて、アプリケーションが並列に起動されている状態であったと判断したとき、又は、ステップ420にて、「アンインストールしない」が選択されたとき、制御部15は、設定管理データベース16bにレコードを1つ追加する(S440)。
制御部15は、IDカードリーダが読み込んだユーザIDをステップ440で追加したレコードの「ユーザインデックス」のフィールドに記憶すると共に、ステップ390で終了させたプラグインアプリケーションのアプリIDとそのプラグインアプリケーションについてユーザが行っていた設定内容(例えば、ロゴの合成位置などの設定)を示す設定データの対を「設定履歴」のフィールドに記憶する(S450)。
ステップ430にて、アンインストール問合せ画面における選択に従ってプラグインアプリケーションがアンインストールされたとき、制御部15は、ステップ440及びステップ450を実行することなく、次のステップに進む。
制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDを含むログアウト手続要求をサーバ装置20へ送信する(S460)。なお、ステップ380にて、現在実行中のジョブの実行結果が再ログイン時に取得できる旨のメッセージが表示されると、以降の処理を実行することなく、直ちにステップ460へ進む。
ログアウト手続要求を受信したサーバ装置20の制御部15は、そのログアウト手続要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードをライセンス管理データベース22aから特定し、特定したレコードの「ログイン中フラグ」のフィールドに書き込まれている「1」のデータを消去した後、ログアウト完了応答を複合機10へ送信する(S470)。
ログアウト完了応答を受信した複合機10の制御部15は、ログアウト手続が完了したことを示すメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S480)。
以上説明した本実施形態によると、複合機10にログインしたユーザが自らの指示にかかる画像処理ジョブの実行結果を得ぬままログアウトしても、制御部15は、引き続きその画像処理ジョブの処理を行ってその実行結果として得られたデータを実行結果管理データベース16aに記憶する。そして、同データベースに記憶されたデータをそのユーザが再びログインした際に出力する。よって、複合機10にログインしたあるユーザが画像処理ジョブを指示した後、そのジョブの実行結果が得られるまでログアウトしている間は複合機10を他のユーザの利用に供することができることとなるため、複合機10の利用を効率化できる。
また、あるユーザが利用したプラグインアプリケーションがアンインストールされずに複合機10に残されたままそのユーザがログアウトする場合、制御部15は、そのユーザによるプラグインアプリケーションの各種設定内容を示す設定データを設定管理データベース16bに記憶する。そして、そのユーザが再びログインして同じプラグインアプリケーションを利用する際は、設定管理データベース16bの設定データを用いて先のログイン時に行った設定内容を復元する。よって、同じプラグインアプリケーションを何度も利用するユーザに対し、複合機10にログインする都度、その設定を強いることがなくなるため、複合機10の利用を効率化できる。
更に、複数のユーザの利用に供されるプラグインアプリケーションが共用アプリケーションであるときは、それらが個別に起動されるようになっているので、複数のユーザの各々に独立した環境でアプリケーションを利用させることができる。
ここで、図8を参照し、複数のユーザによる本複合機10の効率的な利用例を説明する。
図8において、まず、ユーザAが複合機10にログインする(操作1)。
ユーザAが、非共用アプリケーションの1つであるプラグインアプリケーションαのインストールを指示する(操作2)。これにより、複合機10のハードディスク16の空き領域には、プラグインアプリケーションαがインストールされる。
ユーザAは、プラグインアプリケーションαを自らの利用目的に合わせて設定した後、画像処理ジョブaの実行を指示する(操作3)。これにより、複合機10は、画像処理ジョブaを実行し、実効が完了するとその実行結果を出力する。
ユーザAは、画像処理ジョブaの実行結果が出力された後、プラグインアプリケーションαをアンインストールせずに複合機10からログアウトする(操作4)。これにより、複合機10のハードディスク16にはプラグインアプリケーションαが残され、またその設定内容を示す設定データが設定管理データベース16bに記憶される。
次に、ユーザBが、複合機10にログインする(操作5)。
ユーザBが、非共用アプリケーションの1つであるプラグインアプリケーションβのインストールを指示する(操作6)。これにより、複合機10のハードディスク16の空き領域(プラグインアプリケーションαがインストールされている領域とは別の領域)には、プラグインアプリケーションβがインストールされる。
ユーザBは、プラグインアプリケーションβを自らの利用目的に合わせて設定した後、画像処理ジョブbの実行を指示する(操作7)。これにより、複合機10は、画像処理ジョブbを実行し、実効が完了するとその実行結果を出力する。
ユーザBは、画像処理ジョブbの実行結果を得た後、プラグインアプリケーションβをアンインストールさせてから複合機10からログアウトする(操作8)。
次に、ユーザAが、複合機10に再びログインする(操作9)。
ユーザAは、前回のログイン時に利用したプラグインアプリケーションαの再起動を指示する(操作10)。これにより、複合機10は、ハードディスク16に残されているプラグインアプリケーションαを再起動させ、更に、その設定内容を設定管理データベース16bの設定データから復元する。これにより、ユーザAは、プラグインアプリケーションαの設定を再度行うことなく、直ちに新たな画像処理ジョブの指示を下すことができる。
(他の実施形態)
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態においては、複合機からユーザがログアウトする際に表示されるアンインストール問合せ画面にて承諾が得られた場合のみ、そのユーザが利用したプラグインアプリケーションがハードディスク16からアンインストールされるようになっていたため、多くのプラグインアプリケーションがハードディスク16に蓄積されてその記憶容量が不足する事態も発生し得た。これに対し、ハードディスク16の空き領域が所定値を下回ったときに、インストールされているプラグインアプリケーションの全部又は一部を消去するようにしてもよい。プラグインアプリケーションの消去は、空き領域が所定値を下回ったときだけでなく、ログインしたユーザがログアウトするたびに行なってもよいし、また、ユーザによるログインやログアウトとは無関係に所定の時間長毎に行なってもよい。
更に、複数のプラグインアプリケーションがハードディスク16にインストールされているときは、それらの中から所定の基準に従って重要度の低いプラグインアプリケーションを選定して順次消去していくようにするとよい。例えば、各プラグインアプリケーションの利用頻度を個別に集計し、利用頻度の低いものから順に消去していくようにしてもよいし、複数のプラグインアプリケーションを夫々形成するプログラムモジュールの中に重複があるときは、より多くのプラグインアプリケーションを利用でき且つ消去されるプログラムモジュールの数ができるたけ多くなるように削除する優先順位を決定するようにしてもよい。
上記実施形態における複合機10は、アプリケーションをサーバ装置20からダウンロードしてハードディスク22へインストールするようになっていた。これに対し、DVDドライブなどのデバイスを複合機10に搭載し、アプリケーションを記憶したDVDディスクをユーザ自らが持参して複合機10のDVDドライブに読み込ませてインストールさせるようにしてもよい。
上記実施形態では、複合機10のハードディスク16に基本アプリケーションがプレインストールされており、各ユーザの選択に従ってプラグインアプリケーションが後からインストールされるようになっていた。これに対し、基本アプリケーションに相当するアプリケーションの全部をプレインストールしておく必要はなく、ユーザの選択に応じてその一部をインストールするようにしてもよい。例えば、プリントサービスアプリケーションとしてバージョンAとバージョンBの2種類をサーバ装置20に準備し、ユーザの選択に応じていずれか一方のバージョンのプリントサービスアプリケーションを複合機10がサーバ装置20からダウンロードしてインストールするようにしてもよい。要するに、プラットフォーム上で動作するアプリケーションが、ログインしたユーザのカスタマイズに応じてインストールされ、そのユーザがログアウトする際にアンインストールされるようにさえなっていれば、プラットフォームの一部としてプレインストールするアプリケーションをどのような内容としてもよい。
上記実施形態において、複合機10には基本アプリケーションがプレインストールされる一方で、プラグインアプリケーションはユーザのカスタマイズ操作に従って後からインストールされるようになっていた。これに対し、利用頻度の高いプラグインアプリケーションについては、基本アプリケーションと共に複合機10へプレインストールしておいてもよい。
画像処理サービスシステムの全体構成図である。 複合機のハードウェア概略構成図である。 サーバ装置のハードウェア概略構成図である。 実施形態の動作を示すフローチャートである。 実施形態の動作を示すフローチャートである。 実施形態の動作を示すフローチャートである。 実施形態の動作を示すフローチャートである。 複数ユーザによる複合機の利用態様を示す図である。
符号の説明
11…スキャンデバイス、12…プリントデバイス、13…通信デバイス、14…デバイス、14…UIデバイス、15,21…制御部、16,22…ハードディスク、20…サーバ装置、23…通信インターフェース、90…ネットワーク

Claims (13)

  1. 複数のユーザによって共通に利用し得るアプリケーションプログラムである共用アプリケーションプログラムをインストールするための記憶手段と、
    前記記憶手段にインストールされた共用アプリケーションプログラムを並列に起動させ、起動させた共用アプリケーションを用いて前記各ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを個別に実行するプラットフォームと
    複数のユーザによる自機へのログイン操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン操作を行うと共にそのユーザが選択し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、
    前記提示した各種別の中から前記ユーザによって共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、選択された種別の共用アプリケーションプログラムが前記記憶手段に既にインストールされ且つ起動されているか否か判断する第1の判断手段と、
    前記選択された種別の共用アプリケーションプログラムが前記記憶手段に既にインストールされ且つ起動されていると前記第1の判断手段が判断したとき、その共用アプリケーションプログラムを前記記憶手段の空き領域に新たにインストールし、当該共用アプリケーションプログラムが既にインストールされ且つ起動されていないと前記第1の判断手段が判断したときは、当該共用アプリケーションプログラムをインストールしないインストール手段
    備えた複合機。
  2. 請求項に記載の複合機において、
    前記インストール手段は、
    前記提示した各種別の中から前記あるユーザによって共用アプリケーションプログラムでない非共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、選択された種別のアプリケーションプログラムを前記記憶手段の空き領域に新たにインストールする
    ことを特徴とする複合機。
  3. 請求項に記載の複合機において、
    前記選択された種別のアプリケーションプログラムを形成する一又は複数のプログラムモジュールの各々が前記記憶手段に既にインストールされているか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、
    前記インストール手段は、
    プログラムモジュールを形成する一又は複数のプログラムモジュールの全部又は一部が前記記憶手段に未だインストールされていないと前記第2 の判断手段が判断したとき、インストールされていないプログラムモジュールを前記記憶手段にインストールする
    ことを特徴とする複合機。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の複合機において、
    前記記憶手段の空き領域の容量が所定値を下回ったとき、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けたとき、または、所定の間隔で、前記記憶手段にインストールされているアプリケーションプログラムの全部又は一部を消去する消去手段
    を更に備えた複合機。
  5. 請求項に記載の複合機において、
    前記消去手段は、
    前記記憶手段に記憶された各アプリケーションプログラムの起動頻度を個別に集計し、起動頻度の少ないアプリケーションプログラムから順に消去する
    ことを特徴とする複合機。
  6. 請求項に記載の複合機において、
    前記記憶手段に記憶されたアプリケーションプログラムを形成する各プログラムモジュールを個別に集計し、消去するプログラムモジュールの総量が少なくなるようなアプリケーションプログラムから順に消去する
    ことを特徴とする複合機。
  7. 請求項に記載の複合機において、
    起動頻度の高いアプリケーションプログラムが前記記憶手段に予めインストールされている
    ことを特徴とする複合機。
  8. 請求項1乃至7に記載の複合機において、
    前記インストール手段は、
    各種別のアプリケーションプログラムを記憶した情報記憶媒体から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを読み出して前記記憶手段にインストールする
    ことを特徴とする複合機。
  9. 請求項1乃至7に記載の複合機において、
    前記インストール手段は、
    各種別のアプリケーションプログラムを記憶したサーバ装置から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを受信して前記記憶手段にインストールする
    ことを特徴とする複合機。
  10. 複数のユーザによって共通に利用し得るアプリケーションプログラムである共用アプリケーションプログラムをインストールするための記憶手段と、
    前記記憶手段にインストールされた共用アプリケーションプログラムを並列に起動させ、起動させた共用アプリケーションを用いて前記各ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを個別に実行するプラットフォームと
    複数のユーザによる自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン操作を行うと共にそのユーザが選択し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、
    前記提示した各種別の中から前記ユーザによって共用アプリケーションプログラムの種別が選択されると、当該共用アプリケーションプログラムを起動させるように前記プラットフォームを制御する起動制御手段と、
    前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、当該ユーザの指示に応じて前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムをアンインストールすると共に所定のログアウト処理を行うログアウト時処理手段であって、当該共用アプリケーションプログラムが並列して起動されたものであった場合には当該アンインストールを行わずに当該ログアウト処理を行うログアウト時処理手段
    を備えた複合機
  11. 請求項10に記載の複合機において、
    前記ログアウト時処理手段は、前記ログアウト操作を受け付けたときに、前記プラットフォームが前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムを用いて前記各種画像処理ジョブを実行している場合には、当該共用アプリケーションプログラムのアンインストールを行わずに前記ログアウト処理を行う
    ことを特徴とする複合機。
  12. 請求項10または11に記載の複合機において、
    前記ログアウト時処理手段は、前記起動制御手段の制御によって起動させられた共用アプリケーションプログラムが並列して起動されたものでなかった場合に、前記ユーザに対してアンインストールの問い合わせを行い、当該ユーザがアンインストールする指示を行うと、当該共用アプリケーションプログラムのアンインストールを行い、当該ユーザがアンインストールしない指示を行うと、当該アンインストールを行わない
    ことを特徴とする複合機。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の複合機において、
    前記記憶手段には、前記起動された共用アプリケーションプログラムについて前記ユーザが行った設定内容がユーザ毎に登録された設定管理データベースが記憶され、
    前記起動制御手段は、前記プラットフォームを制御して、前記共用アプリケーションプログラムについて、前記設定管理データベースに示す設定内容を反映させて起動させる
    ことを特徴とする複合機。
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