JP2005078485A - 画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システム Download PDF

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Abstract

【課題】通信機能を有するデジタル複合機に送付するソフトウェアを安全に効率よくインストールする。
【解決手段】デジタル複合機100のWebサーバ処理部11は、メンテナンスサーバから送信されるソフトウェアファイルを受信する。判別部13は、ダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出して、ソフトウェアを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別してインストールして適正にプログラムを実行できるか否かを判別する。インストール部14は、判別部13により適正に実行可能であると判別した場合、ソフトウェアのインストールを実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システムに関し、特に通信機能を有する画像処理装置に対して送られてきたソフトウェアファイルを判別して安全な保守メンテナンスを可能とする画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システムに関する。
現在、Webサーバ処理機能やメール機能などの送受信部を搭載してインタネットなどのネットワークに接続するデジタル複合機(Multi Function Printer、以下、MFPと称することもある)などの機器が増加している。
図14は、一般的なネットワーク接続型デジタル複合機システムを説明する図である。インタネットなどのネットワーク3には、デジタル複合機150aおよび150b、それらのデジタル複合機を使用するホストコンピュータ350aおよび350b、およびデジタル複合機150aおよび150bに対してメンテナンスのためのソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバ装置250が接続されている。
メンテナンスサーバ装置250は、メンテナンス対象であるデジタル複合機150aおよび150bに対して新たにソフトウェアをインストールするために、あるいは既にインストールされたソフトウェアの修正やバージョンアップのために、ソフトウェアファイルを送信する。デジタル複合機150aおよび150bは、送信されたソフトウェアファイルをネットワーク3経由で送受信部を介して受信する。そのようにして、ソフトウェアファイルを受信した機器は、自動または手動でインストールを実行する(特許文献1参照)。
特開2001−238000号公報
しかしながら、このようなメンテナンスシステムの場合、管理者や保守メンテナンスなどのサービス技術者が、ソフトウェアのダウンロード権限を持ち、ダウンロードするのが一般的である。しかし、ダウンロードされるソフトウェアそのものが、デジタル複合機150aおよび150bにとって適正であるかどうか、あるいは危険な内容を伴うのかどうかが判断できなかった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされ、その目的は、通信機能を有する画像処理装置が受信したソフトウェアを判別して、適正にプログラムを実行できると判別した場合にインストールする安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる画像処理装置は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、送信される前記ソフトウェアファイルを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって適正に実行可能であると判別した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されるソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、送信されるソフトウェアファイルを受信手段が受信し、判別手段がソフトウェアファイルを解釈して機器内部のデバイスおよび状態を判別して、ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別し、適正に実行可能であると判別した場合、インストール手段がインストールを実行する。この構成により、画像処理装置にメンテナンスのために送られてくるソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別してインストールするので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できる。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記判別手段は、受信した前記ソフトウェアが、電源およびハードウェアの機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、前記インストール手段は、前記判別手段によって前記ソフトウェアが前記電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、判別手段が、受信したソフトウェアは電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判断した場合、インストール手段がインストールを許可する。この構成により、電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないソフトウェアのみインストールするので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できる。
また、請求項3にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるWebブラウジング可能なインタネット通信機能を持つWebサーバ処理手段と、前記メンテナンスサーバから前記Webサーバ処理手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段とを、備えたことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、判別手段が、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されるソフトウェアファイルをWebサーバ処理手段を介して受信するソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別し、一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストール手段は、受信したソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後にアンインストールする。この構成によって、インストールしてプログラムを実行した後、不必要なソフトウェアをアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できる。
また、請求項4にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を持つメール受信手段と、前記メンテナンスサーバから前記メール受信手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるか、前記ソフトウェアが添付された電子メールの件名に記載されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを前記電子メールに記載された件名から判別する判別手段と、前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段とを、備えたことを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、判別手段は、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されメール受信手段を介して受信したソフトウェアがインストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを、メールの件名から判別し、一時型ソフトウェアであれば、インストール手段が、インストールしてプログラムを実行した後、アンインストールする。この構成によって、インストールしてプログラムを実行した後、不必要なソフトウェアはアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できる。
また、請求項5にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、受信した前記ソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別工程と、前記判別工程において適正に実行可能であると判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール工程とを、含むことを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されるソフトウェアファイルを解釈して機器内部のデバイスおよび状態を判別して、ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別工程と、適正であると判別した場合、インストールを実行するインストール工程とを含む。この構成によって、画像処理装置にメンテナンスのために送られてくるソフトウェアが適正に実行可能であるかどうかを判別してインストールするので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できる。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、前記判別工程は、受信した前記ソフトウェアが、電源および機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、前記インストール工程は、前記判別工程において前記ソフトウェアが前記電源および機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行することを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、判別工程において、受信したソフトウェアが電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判断した場合、インストールを実行する。この構成によって、電源およびハードウェアの機械的動作を制御するソフトウェアをインストールさせないので、安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できる。
また、請求項7にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、前記ソフトウェアファイルが、前記メンテナンスサーバからHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによって送信された場合、HTTPプロトコルによって受信するWeb受信工程と、前記Web受信工程において受信された前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別工程と、前記判別工程において前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール工程とを、含むことを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されるソフトウェアファイルをWeb経由で受信するソフトウェアファイルが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか常駐させる常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、その指定から判別し、一時型ソフトウェアであると判別した場合インストールしてプログラムを実行した後にアンインストールする。この構成によって、インストールしてプログラムを実行した後、不必要なソフトウェアをアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できる。
また、請求項8にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、前記ソフトウェアファイルが、前記メンテナンスサーバからSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールに添付されて送信された場合、SMTPプロトコルによって受信するメール受信工程と、前記メール受信工程において受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが、前記電子メールの件名に記載されている場合、前記電子メールの件名から、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別工程と、前記判別工程において前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール工程とを、含むことを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、メンテナンスのためにメンテナンスサーバからネットワークを通して送信されるソフトウェアファイルを電子メールに添付して受信し、メールの件名から、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別し、一時型ソフトウェアであればインストールしてプログラムを実行した後アンインストールする。この構成によって、インストール後、不必要なソフトウェアをアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できる。
また、請求項9にかかる発明は、請求項5〜8のいずれか1つに記載の画像処理装置のソフトウェアインストール方法をコンピュータで実行させるプログラムであるので、請求項5〜8のいずれか1つに記載の動作をコンピュータによって実行することができる。
また、請求項10にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する通信手段を有するメンテナンスサーバと、前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信する送受信手段、前記送受信手段によって受信されたソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別手段、および、前記判別手段によって適正に実行可能であると判別した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール手段を有する画像処理装置とを、備えたことを特徴とする画像処理装置システムである。
この請求項10の発明によれば、メンテナンスサーバはネットワークを通して画像処理装置にソフトウェアファイルを送信し、画像処理装置の送受信手段はソフトウェアを受信し、画像処理装置の判別手段が、受信したソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別し、適正であると判別した場合に、インストール手段がインストールを実行する。この構成により、画像処理装置に送られてくるソフトウェアが適正であるかどうかを判別してインストールするので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
また、請求項11にかかる発明は、請求項10に記載の画像処理装置システムにおいて、前記判別手段は、受信した前記ソフトウェアが、電源およびハードウェアの機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、前記インストール手段は、前記判別手段によって前記ソフトウェアが前記電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行することを特徴とする。
この請求項11の発明によれば、画像処理装置の判別手段は、受信したソフトウェアが電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判断した場合、インストール手段がインストールを許可する。この構成により、電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないソフトのみインストールするので、安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
また、請求項12にかかる発明は、請求項10または11に記載の画像処理装置システムにおいて、前記画像形成装置は、前記判別手段が前記ソフトウェアが電源およびハードウェアのうち1つ以上の機械的動作を制御するか否かを判別して制御すると判別した場合、認証情報の入力を受け付ける入力手段を、さらに備え、前記メンテナンスサーバは、前記入力手段によって受け付けられた認証情報を前記通信手段が受信した場合、受信した前記認証情報が正当であるか否かを判別し正当であると判別した場合、許可情報を発行する認証手段を、さらに備え、前記インストール手段は、前記送受信手段が前記認証手段によって発行された前記許可情報を受信した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するものであることを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、画像処理装置システムにおいて、画像形成装置は、判別手段がソフトウェアが電源およびハードウェアのうち1つ以上の機械的動作を制御するか否かを判別して制御すると判別した場合、認証情報の入力を受け付ける入力手段を、さらに備える。また、メンテナンスサーバは、入力手段によって受け付けられた認証情報を通信手段が受信した場合、受信した認証情報が正当であるか否かを判別し正当であると判別した場合、許可情報を発行する認証手段を、さらに備える。そして、インストール手段は、送受信手段が認証手段によって発行された許可情報を受信した場合、ソフトウェアのインストールを実行する。この構成によって、画像処理装置において機械的動作を制御するソフトウェアのインストールは、認証されたサービスマンなど所定の技術レベルを保持する操作者にメンテナンスサーバ側で限定して実行可能とすることができるので、通常は機械的制御を伴うソフトのインストールを禁じているが、所定の技術レベルの操作者であればインストールすることができるので、より安全で利便性の高い保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
また、請求項13にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する送信手段を有するメンテナンスサーバと、前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるWebブラウジング可能なインタネット通信機能を持つWebサーバ処理手段、前記メンテナンスサーバから前記Webサーバ処理手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別手段、および、前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段を有する画像処理装置と、を備えたことを特徴とする画像処理装置システムである。
この請求項13の発明によれば、メンテナンスサーバはネットワークを通して画像処理装置にソフトウェアファイルを送信し、画像処理装置の判別手段が、Webサーバ処理手段を介して受信するソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別し、一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストールしてプログラムを実行した後にアンインストールする。この構成によって、インストールしてプログラムを実行した後、不必要なソフトウェアをアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
また、請求項14にかかる発明は、メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する送信手段を有するメンテナンスサーバと、前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を持つメール受信手段、前記メンテナンスサーバから前記メール受信手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるか、前記ソフトウェアが添付された電子メールの件名に記載されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを前記電子メールに記載された件名から判別する判別手段、および、前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段を有する画像処理装置とを、備えたことを特徴とする画像処理装置システムである。
この請求項14の発明によれば、メンテナンスサーバはネットワークを通して画像処理装置にソフトウェアファイルを送信し、判別手段は、画像処理装置のメール受信手段を介して受信するソフトウェアがインストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかをメールの件名から判別し、一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストール手段はインストールしてプログラムを実行した後にアンインストールする。この構成によって、インストールしてプログラムを実行した後不必要なソフトウェアはアンインストールするので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、画像処理装置にメンテナンスのために送られてくるソフトウェアは、適正にプログラムを実行できるか否かが判別されて、インストールされるので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できるという効果を奏する。
請求項2にかかる発明によれば、電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないソフトウェアのみインストールするので、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できるという効果を奏する。
請求項3にかかる発明によれば、インストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できるという効果を奏する。
請求項4にかかる発明によれば、インストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置を提供できるという効果を奏する。
請求項5にかかる発明によれば、画像処理装置にメンテナンスのために送られてくるソフトウェアは適正にプログラムを実行できるか否かが判別されて、インストールされるので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できるという効果を奏する。
請求項6にかかる発明によれば、電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないソフトのみインストールするので、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できるという効果を奏する。
請求項7にかかる発明によれば、インストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できるという効果を奏する。
請求項8にかかる発明によれば、インストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置のソフトウェアインストール方法を提供できるという効果を奏する。
請求項9にかかる発明によれば、請求項5〜8のいずれか1つに記載の動作をコンピュータによって実行することができるという効果を奏する。
請求項10にかかる発明によれば、画像処理装置に、メンテナンスのためにメンテナンスサーバから送られてくるソフトウェアが適正にプログラムを実行できるか否かを判別してインストールするので、利便性が高く安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できるという効果を奏する。
請求項11にかかる発明によれば、電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないソフトのみインストールするので、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できるという効果を奏する。
請求項12にかかる発明によれば、画像処理装置において機械的動作を制御するソフトウェアのインストールは、認証されたサービスマンなど所定の技術レベルを保持する操作者にメンテナンスサーバ側で限定して実行可能とすることができるので、通常は機械的制御を伴うソフトのインストールを禁じているが、所定の技術レベルの操作者であればインストールすることができるので、より安全で利便性の高い保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できるという効果を奏する。
請求項13にかかる発明によれば、インストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できるという効果を奏する。
請求項14にかかる発明によれば、画像処理装置はインストールした後、不必要なソフトウェアをアンインストールし必要なソフトを残すので、記憶容量を有効に使用でき、効率的で安全な保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システムの好適な実施の形態1〜4を、デジタル複合機を例にして詳細に説明する。
(1.実施の形態1によるデジタル複合機システム)
図1は、実施の形態1によるデジタル複合機システムのネットワーク構成を示す説明図である。実施の形態1によるデジタル複合機システムは、デジタル複合機100と、デジタル複合機に対してメンテナンスのためのソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバ装置200とを備える。デジタル複合機100とメンテナンスサーバ装置200とはインタネット3で接続されている。ここで、ソフトウェアが納められたファイルを、ソフトウェアファイル、あるいは単にソフトウェアと略称する。
メンテナンスサーバ装置200は、Webサーバ処理部21と、メール処理部201と、メンテナンスのための記憶部22と、を備える。記憶部22は、メンテナンス対象の機器のメンテナンスに関するデータを納めたデータベース23を備える。記憶部22はまた、メンテナンス対象の機器にメンテナンスのために送信するソフトウェアファイルを格納する。
Webサーバ処理部21は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるファイル配信機能を持ち、メンテナンス対象のデジタル複合機100からのアクセスに応じて、HTTPファイル、記憶部22に格納されているメンテナンスデータファイルおよびメンテナンスのためのソフトウェアファイルを送信する。
図2は、実施の形態1によるデジタル複合機のソフトウェアの全体構成図である。デジタル複合機100は、複写機能を達成するためのコピーアプリケーション1001、ネットワークから送信されるプリンタ言語による印刷データをプリンタエンジンに転送するプリンタアプリケーション(コントローラー)1002、スキャナ機能を実行するスキャナアプリケーション1003、操作パネル16の表示部16aの表示を制御する表示制御部10、入力部16bによる入力を制御する入力制御部17、および装置の各部のメンテナンスに必要なメンテナンスアプリケーション1004を備える。
また、デジタル複合機100は、ハードウェアの全体的なリソース管理を行う全体リソース管理部1005、全体リソース管理部1005を参照しながらメンテナンスサーバ装置200から受信したソフトウェアを判別する判別部13、および判別部の判別に基づいてプログラムを実行するインストール部14、を備える。
また、デジタル複合機100は、ネットワークなどへの各種サービスを提供するためのJava(登録商標)アプリ1007、Java(登録商標)アプリ1007とプリンタコントローラやプリンタエンジンのアプリケーションを実行するためのリアルタイムOS1008、リアルタイムOS1008上でJava(登録商標)アプリ1007を実行するためのJava(登録商標)VM(Virtual Machine)1009、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるファイル配信機能を持ちメンテナンスサーバ装置200とファイルを送受信するWebサーバ処理部11、およびJava(登録商標)以外のCやC++などのプログラム言語で開発されたソフトウェア部分とJava(登録商標)部分のソフトウェア部分とのインタフェースであるJNI(Java(登録商標) Native Interface)部1010を備える。
また、デジタル複合機100は、印刷を実行するプリンタ/画像を読み取るスキャナ制御部(プリンタ/スキャナエンジン制御部)1011、ネットワーク(TCPIP)部1012、ファイルシステム1013、および各種ハードウェアドライバ1014を含む。
デジタル複合機100のメンテナンスを行う操作者は、操作パネル16を操作する。操作パネル16は、液晶による表示部16aおよびテンキー・アルファベッドキーなどの入力部16bを備える。操作者は、操作パネル16の表示部16aの表示を見ながら、入力部16bから入力して、Webサーバ処理部11を起動し、メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21にアクセスし、ソフトウェアファイルをダウンロードする。
表示制御部10は、操作パネル16の表示を制御して操作パネル16上に表示画面を表示する。
判別部13は、ダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出し、直接I/Oなどを制御したり、機器の制御系のソフトを変更することがないか、またプログラムの生成年月日からプログラムのバージョンを判別して、ダウンロードされたソフトウェアファイルがデジタル複合機100で適正にプログラムを実行できるか否かを判別する。
また、判別部13は、ダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出し、ソフトウェアファイルのプログラムを実行した場合、コピー、プリンタなどに対して機械的制御を行うモータ、高圧電源、クラッチなどの機械的制御部、および記憶媒体を回転させるディスク型記憶装置の機械的動作などのハードウェアを制御するソフトウェアであるか否かを判別して、それらハードウェアを制御しないと判別した場合は、インストール部14がインストールを実行する。
図3は、実施の形態1によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。操作者は、デジタル複合機100のWebサーバ処理部11を起動する。この場合操作者は権限を与えられたサービスマンであることが望ましいが、それに限定されるものではない。
操作者は、デジタル複合機100の操作パネル16の表示部16aの画面を見ながら入力部16bから入力を操作し、メンテナンスサーバ装置200にアクセスし、Web上のメンテナンスページからデジタル複合機100のソフトウェアダウンロードページを選択する。メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21から、デジタル複合機100のWebサーバ処理部11に対して、インタネット3を通して、ダウンロード画面が送信されてくる。
デジタル複合機100の表示制御部10は、表示部16aを制御して送信されたダウンロード画面を表示する。操作パネル16は、操作者からメンテナンス用プログラムの取得要求が入力されたかどうかを検出し(ステップS101)、入力が検出されない場合は(ステップS101のNo)、そのまま検出動作を継続する。
メンテナンス用プログラムの取得要求が検出されれば(ステップS101のYes)、デジタル複合機100に関する識別データ、メンテナンスに必要なソフトウェアの情報、およびソフトウェアのバージョン情報とともに、ソフトウェアの取得要求が、Webサーバ処理部11を介して、メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21に送信される。
メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21は、デジタル複合機100のデータおよび取得要求を受信し、記憶部22のデータベース23を参照して、必要なアクセス権などを確認した後、メンテナンス用ソフトウェアファイルを選択し、表示画面データとともにデジタル複合機100に返信する(ステップS102)。
ここで、ダウンロードされるファイルの種類は、ダウンロードされるソフトの概要などを記入したパッケージファイル、メソッドが記入されているスタブファイル、ユーザーが使用するメソッドのインターフェースクラス、またこのインターフェースクラスのメソッドの実装、Webサーバ処理部より呼ばれるメソッドが定義されているClassファイル、および上記のJava(登録商標)側ソフトとC/C++側ソフトを結ぶためのネイティブメソッドを実装しているJNIのサービス部を含む。
ソフトウェアファイルおよび表示画面データをダウンロードしたデジタル複合機100は、操作パネル16に表示画面を表示する(ステップS103)。ダウンロードされたファイルは、判別部13に送られる。判別部13は、ダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出し、直接I/Oなどを制御したり、機器の制御系のソフトを変更する事がないか、またプログラムの生成年月日からプログラムのバージョンを判別して、プログラムが適正に実行できる内容であるか否かを判別する。この時、全体リソース管理部1005にアクセスしてデータを参照する(ステップS104)。プログラムの内容が、適正にプログラムを実行するものでないと判別すれば(ステップS104のNo)、そのまま終了する。
ダウンロードしたプログラムの内容が適正に実行可能であると判別されれば(ステップS104のYes)、送られてきたソフトウェアファイルを所定の場所(ディレクトリ)に、格納する(ステップS105)。
次に、判別部13は、さらにダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出し、そのプログラムをインストールして実行した場合、コピー、プリンタなどに対して機械的制御を行うモータ、高圧電源、クラッチなどの機械的制御部、およびディスク型記憶装置の機械的動作を制御するか否かを判別する(ステップS106)。判別部13が、プログラムは上記機械的動作を制御するものであると判別した場合(ステップS106のNo)、そのまま終了する。
判別部13が、プログラムは上記機械的動作を制御するものでないと判断した場合(ステップS106のYes)、インストールを実行する(ステップS107)。インストール実行の指令は、Webの実行画面の“Go”をタッチして入力して行う。実行の報告は、Webサーバ処理部11によって、メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21に送信される(ステップS108)。
実行の報告を受信したメンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21は、デジタル複合機100の機器状態やメンテナンス用のソフトウェアの実行結果によってデータベース23を書き換える。そして、Webサーバ処理部21を介して実行結果をデジタル複合機100に送信する(ステップS109)。実行結果を受信したWebサーバ処理部11は、実行結果画面を表示して(ステップS110)、サービスを完了させる。
プログラムが実行されると、デバイスに関連する制御については、JNI1010を介してリアルタイムOS1008からデバイスドライバ1014に指示が伝わる。
このようにして、インタネットによって接続されたデジタル複合機と、メンテナンスサーバ装置とからなるデジタル複合機システムにおいては、Webサーバ処理部機能を有するデジタル複合機からメンテナンスサーバにアクセスして必要なソフトをダウンロードした後、ダウンロードしたソフトが適正に実行可能であるか否かを判定してからインストールを実行するので、メンテナンスにおいて機器にとって不適正なソフトウェアをインストールすることを避けることができる。
また、ダウンロードしたプログラムが機械的動作を制御するソフトウェアである場合、インストールを許可しないので、安全にメンテナンスを実行することができる。
(実施の形態1によるデジタル複合機システムの変形例)
実施の形態1によるデジタル複合機システムの変形例は、メンテナンスサーバ装置200が認証部24を備え、デジタル複合機100では、入力部16bがIDおよびパスワードの入力を受け付ける。
デジタル複合機100の判別部13は、受信したソフトウェアが電源およびハードウェアのうち1つ以上の機械的動作を制御するか否かを判別して制御すると判別した場合、入力部16bは、IDおよびパスワードの入力を受け付ける。メンテナンスサーバ装置200は、デジタル複合機100にアップロードする画面情報に、所定のIDおよびパスワードを入力させる入力画面情報を設定しておく。IDおよびパスワードの入力は、入力部16bの入力キー(不図示)から、ダウンロードされて表示された入力画面を操作者が参照しながら行う。
メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21が、入力部16bによって入力画面上で受け付けられたIDおよびパスワードを受信し、認証部24は受信されたIDおよびパスワードが正当であるか否かを認証し、IDおよびパスワードの両方が正当であると判別した場合は許可情報を発行する。
さらに、認証部24によって発行された許可情報を、デジタル複合機100のWebサーバ処理部11が受信した場合、インストール部14はソフトウェアのインストールを実行する。
図4は、実施の形態1によるデジタル複合機システムの変形例の動作の手順を示すフローチャートである。判別部13が、プログラムは機械的動作部分を制御するか否かを判別(図3のステップS106)し、制御すると判別するところまで(図3のステップS106のNo)は、実施の形態1によるデジタル複合機システムの動作と同じであるので、図示および説明を省略する。
判別部13が、プログラムが機械的動作部分を制御すると判別した場合、入力部16bはID、およびパスワードの入力を受け付ける動作に入る。入力を受け付け動作に入ることによって、サーバ装置200からダウンロードした画面は、表示制御部10によって入力受付画面に切り替えられる。
図5は、入力部からの入力を受け付ける入力受付画面の1例である。この画面では図示したように、デジタル複合機100の機械的動作部分を制御することを警告し、インストールに必要なIDおよびパスワードの入力を受け付ける。操作者はここで、IDおよびパスワードをそれぞれ入力し、送信ボタンをクリックする。
入力部16bは、入力の受け付けを検出する(ステップS151)。入力部16bが入力の受付を検出しなければ、そのまま検出動作を継続する(ステップS151のNo)。入力部16bが入力を検出した場合(ステップS151のYes)、Webサーバ処理部11は、受け付けたIDおよびパスワードをメンテナンスサーバ装置200にアップロードする(ステップS152)。
メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21は、デジタル複合機100からのIDおよびパスワード情報を受信し、認証部24に送信する。認証部24は、受信したIDおよびパスワードを判別する(ステップS153)。認証部24が、IDおよびパスワードのうち1つ以上を正当ではないと判別した場合(ステップS153のNo)、そのまま終了する。
認証部24が、IDおよびパスワードを正当であると判別した場合(ステップS153のYes)、認証部24は許可情報を発行し、Webサーバ処理部21は発行された許可情報をデジタル複合機100にアップロードする(ステップS154)。
デジタル複合機100のWebサーバ処理部11は、メンテナンスサーバ装置200からアップロードされた許可情報をダウンロードする(ステップS155)と、デジタル複合機100のインストール部14は、許可情報に基づいて既にダウンロードされているプログラムのインストールを実行する(ステップS156)。
このプログラムのインストールの実行(ステップS156)から実行結果画面の表示(ステップS159)までは、既に説明した実施の形態1によるデジタル複合機システムにおけるステップS107からステップS110までの手順と同じであるので、説明を省略する。
ここで、メンテナンスサーバ装置200がデジタル複合機100に対してアップロードする許可情報には、デジタル複合機100においてインストールするプログラムに対して制限を設定することができる。それによって、例えば、送られてきたIDおよびパスワードによって操作者の技術のレベルをメンテナンスサーバ装置200側において判定し、技術レベルに応じたインストールあるいはメンテナンスを設定することができる。
ここで、操作者からのIDおよびパスワード入力の受け付けは判定部13が判定した後に行ったが、そのステップ以前に行っても良い。
このようにして、デジタル複合機において機械的動作を制御するソフトウェアのインストールは、認証されたサービスマンなど所定の技術レベルを保持する操作者にメンテナンスサーバ装置側で限定して実行可能とすることができるので、通常は機械的制御を伴うソフトのインストールを禁じているが、所定の技術レベルの操作者であればインストールすることができる。また、送信されたIDおよびパスワードを判別することにより操作者の技術レベルを判定し、その技術レベルに応じたインストールの制限あるいはメンテナンスに対する仕様などを設定できるので、より安全で利便性の高い保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
このデジタル複合機100によるソフトウェアインストールのメンテナンスは、所定の記録媒体に記録されたメンテナンスプログラムを読み出して実行することで実現する。ここで、所定の記録媒体とは、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、デジタル複合機100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などデジタル複合機100によって読み取り可能なメンテナンスプログラムを記録するあらゆる記録媒体を含むものである。
すなわち、メンテナンスプログラムは、上記した「可搬用の物理媒体」、「固定用の物理媒体」などの記録媒体に、コンピュータ読み取り可能に記録されるものであり、デジタル複合機100は、このような記録媒体からメンテナンスプログラムを読み出して実行することでデジタル複合機のソフトウェアインストール方法を実現する。なお、メンテナンスプログラムは、デジタル複合機100によって実行されることに限定されるものではなく、他のコンピュータシステムまたはサーバがメンテナンスプログラムを実行する場合や、これらが協働してメンテナンスプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
図13は、実施の形態1によるデジタル複合機のハードウェア構成例を示す図である。上記において説明したデジタル複合機は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータシステムで実行することによって実現できる。コンピュータ400は、CPU(Central Processing Unit)401によって装置全体が制御されている。CPU401には、バス407を介してRAM(Random Access Memory)402、ストレージデバイス403、グラフィック処理装置404、入力インタフェース405、および通信インタフェース406が接続されている。RAM402には、CPU401に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。またRAM402には、CPU401による処理に必要な各種データが格納される。ストレージデバイス403は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)である。ストレージデバイス403には、OS、各種ドライバプログラム、アプリケーションプログラムなどが格納される。
グラフィック処理装置404には、表示部16aが接続されている。グラフィック処理装置404は、CPU401からの命令に従って、画像を操作パネル16の画面に表示させる。入力インタフェース405には、入力部16bが接続されている。入力インタフェース405は、入力部16bから送られてくる信号を、バス407を介してCPU401に送信する。
通信インタフェース406は、インタネット3に接続されている。通信インタフェース406は、インタネット3を介してメンテナンスサーバ装置200との間で送受信を行う。以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の画像処理機能を実現することができる。本実施の形態をコンピュータ400上で実現するには、コンピュータ400にドライバプログラムを実装する。
(2.実施の形態2によるデジタル複合機システム)
メンテナンスサーバ装置200のWebサーバ処理部21からダウンロードするソフトウェアファイルには、インストール実行後アンインストールすることを指定したソフトウェア(一時型ソフトウェアと称する)と、インストール後に常駐して使用することを指定したソフトウェア(常駐型ソフトウェアと称する)とがある。
実施の形態2によるデジタル複合機システムが、実施の形態1によるデジタル複合機システムと異なる点は、デジタル複合機100における判別部13が、メンテナンスサーバ装置200から受信したソフトウェアがプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、あるいはアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかを判別する。そして、インストール部14は、判別部13が受信したプログラムが一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストールしてプログラムを実行した後、アンインストールを実行する。このようにして、一時型ソフトウェアの場合、インストール実行後にアンインストールするので、記憶部12の記憶容量を有効に利用できる。
ここでは、ダウンロードする時点で、一時型ソフトウェアファイルには一時格納領域に、常駐型ソフトウェアファイルには常駐格納領域に、それぞれ格納するものとする。あるいは、他の方式として判別部13は、ソフトウェアが指定されている格納領域にそのまま格納し、その後、格納された領域を判別してダウンロードされたソフトウェアが一時型ソフトウェアか、常駐型ソフトウェアであるかを判別するものとしても良い。
図6は、実施の形態2によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。ここでステップS201からステップS205までは、実施の形態1のステップS101からステップS105までと同じであるので、説明を省略する。
判別部13は、ダウンロードされたソフトのパッケージファイルを読み出し、ソフトウェアが常駐型ソフトウェアであるか否かを判別する(ステップS206)。常駐型ソフトウェアであると判別した場合(ステップS206のYes)、インストール部14は、インストールを実行する(ステップS207)。インストールを実行した後も、格納領域にソフトウェアは残される。
一方、判別部13が、ダウンロードされたソフトウェアを一時型ソフトウェアであると判別した場合(ステップS206のNo)、インストール部14はそのソフトウェアをインストールし(ステップS208)、プログラムを起動して実行し(ステップS209)、その後アンインストールを実行する(ステップS210)。あるいは他の方式は、一時型ソフトウェアはRAMに格納されてプログラムを実行し、終了して電源をオフにすることによって、自動的にアンインストールするものとしても可能である。
そして、いずれの場合であっても、実行結果をメンテナンスサーバ装置200に報告する(ステップS211)。このステップS211からステップS213までは、実施の形態1におけるステップS108からステップS110までと同じであるので、説明を省略する。
ここで、一時型ソフトウェアは、メンテナンスの場において、例えばクラッチ動作を確認するなどその場限りのソフトウェアである。また、常駐型ソフトウェアは、不具合を解析するためにログデータを取るような解析ソフトなどである。また、常駐型ソフトウェアの格納場所は一般的にハードディスクが好適であるが、フラッシュメモリカードなども可能である。
保守メンテナンスの実行以外に使用されないプログラムの場合は、一度限りの実行だけで、それ以外には通常の使用においては必要ない場合が多い。そのため、常駐させておくとメモリなどの資源を無駄に使うデメリットが多かったが、アンインストール、あるいはRAMに格納して電源offにより自動的にアンインストールされることによって、デジタル複合機の記憶容量を有効に使用できる。
このようにしてメンテナンスサーバ装置からダウンロードするソフトウェアファイルには、ダウンロードして記憶部に格納される際に、自動的に一時型ソフトウェアと常駐型ソフトウェアと判別されてそれぞれの指定の格納領域に格納される。そして、一時型ソフトウェアはインストールしてプログラムを実行した後アンインストールされ、また常駐型ソフトウェアはインストール後に常駐して使用されるので、デジタル複合機の記憶部を有効に利用できる。
(3.実施の形態3によるデジタル複合機システム)
図7は、実施の形態3によるデジタル複合機システムのネットワーク構成を示す説明図である。図8は、実施の形態3によるデジタル複合機のソフトウェアの全体構成図である。実施の形態3によるデジタル複合機システムが、実施の形態1と異なる点は、Web経由でソフトウェアをダウンロードするのではなく、ソフトウェアが電子メールに添付されて送受信され、電子メールの件名によって内容が判別される点である。そのため、メンテナンスサーバ装置200においてはWebサーバ処理部21の代わりにメール処理部201を備え、デジタル複合機110においてはWebサーバ処理部11の代わりにメール処理部101を備える。
メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を有する。そして、メール処理部201は、メンテナンス対象のデジタル複合機110に対して、記憶部22に格納されているソフトウェアファイル、およびデータベース23に格納されたメンテナンスデータファイルを読み出し、メールに添付して送信する。
デジタル複合機110のメール処理部101は、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を持ち、メンテナンスサーバ装置200から送信されるソフトウェアファイル添付のメールを受信する。
デジタル複合機110のメンテナンスを行う操作者は、操作パネル16の表示部16aの表示を見ながら入力部16bを操作して、メール処理部101を起動し、インタネット3を通してメンテナンスサーバ装置200から送信されたメールを受信する。メール処理部101は、メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201が送信したソフトウェア添付メールを受信してダウンロードする。
判別部13は、ダウンロードされたメール添付のソフトウェアファイルが、デジタル複合機110において適正にプログラムを実行できるか否かを判別する。判別部13が、ソフトウェアファイルを適正に実行可能であると判別した場合、記憶部12の所定のディレクトリに格納する。
判別部13はまた、ソフトウェアファイルのプログラムが実行された場合、機械的動作を制御するものであるか否かを判別し、制御しないと判別した場合、インストールを実行する。
図9は、実施の形態3によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、デジタル複合機110に対して、メンテナンスのためのソフトウェアファイルが添付されたメールを送信する(ステップS301)。デジタル複合機110を操作する操作者は、デジタル複合機110のメール処理部101を起動してメールを受信する(ステップS302)。メンテナンスサーバ装置200からのメンテナンスメールを受信した場合、操作者はメール処理部101によって受信結果をメンテナンスサーバ装置200に報告する(ステップS303)。受信報告を受け取ったメンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、記憶部22のデータベース23を書き換えて、その結果をデジタル複合機110に送信する(ステップS304)。
判定部13が、受信したプログラムの内容がデジタル複合機110にとって適正にプログラムを実行できるか否かを判別する(ステップS305)。このステップステップS305から、インストール部14がソフトウェアのインストールを実行するステップS308までは、実施の形態1におけるステップS104からステップS107までと同じであるので、ここでは説明を省略する。ここで、ダウンロードされるファイルの種類は、実施の形態1において説明したものと同じである。但し、ここでは、操作者は、メンテナンスサーバ装置200から受信して操作パネル16に表示したメールの件名の“Go”の箇所をタッチしてソフトウェアのインストールを実行する(ステップS308)。
インストールを実行した結果は、メール処理部101からメンテナンスサーバ装置200にメールで送信される。この送信は、受信したメールの返信メールによってインストールした情報が送られるようにしても良い(ステップS309)。
インストール実行の報告をメールによって受信したメンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、デジタル複合機110の機器状態やメンテナンス用のソフトウェアのインストール実行結果によって、記憶部22のデータベース23を書き換え、書き換えた結果をデジタル複合機110に送信する(ステップS310)。デジタル複合機110は、メンテナンスサーバ装置200から送信されたインストール結果のメールを受信し、表示部16aに表示する(ステップS311)。これによりサービスが完了する。
このようにしてI/Oをコントロールするソフトウェアなどは、判別部によってチェックされ、機器の状態により適正に実行可能かをチェックされるので、安全な状態の保守メンテナンスが可能となる。
また、ダウンロードするプログラムが、機械的動作を制御するものである場合、インストールを許可しないようにすることによって、安全にメンテナンスを施すことができる。
(実施の形態3によるデジタル複合機システムの変形例)
実施の形態3によるデジタル複合機システムの変形例は、メンテナンスサーバ装置200が認証部24を備え、デジタル複合機100の入力部16bがIDおよびパスワードの入力を受け付ける。
デジタル複合機100の判別部13は、受信したソフトウェアが電源およびハードウェアのうち1つ以上の機械的動作を制御するか否かを判別して制御すると判別した場合、入力部16bは、IDおよびパスワードの入力を受け付ける。メンテナンスサーバ装置200は、デジタル複合機100に送信する電子メールに、所定のIDおよびパスワードを入力させる入力画面情報を設定しておく。IDおよびパスワードの入力は、入力部16bの入力キー(不図示)から、メール上に表示された入力画面を参照しながら操作者によってなされる。
メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、入力部16bによって入力画面上で受け付けられたIDおよびパスワードを受信し、認証部24が正当であるか否かを認証し、IDおよびパスワードのうち両方とも正当であると判別した場合は許可情報を発行する。
さらに、認証部24によって発行された許可情報を、デジタル複合機100のメール処理部101が受信した場合、インストール部14はソフトウェアのインストールを実行する。
図10は、実施の形態3によるデジタル複合機システムの変形例の動作の手順を示すフローチャートである。判別部13が、プログラムは機械的動作部分を制御するか否かを判別し(図9のステップS307)、制御すると判別するところまで(図9のステップS307のNo)は、実施の形態3によるデジタル複合機システムの動作と同じであるので、図示および説明を省略する。
判別部13が、プログラムが機械的動作部分を制御すると判別した場合、入力部16bはID、およびパスワードの入力を受け付ける動作に入る。入力の受付は、メンテナンスサーバ装置200から送信されて開いたメール上の画面からなされる。
図11は、入力部からの入力を受け付けるメールでの入力受付画面の1例である。この画面では図示したように、デジタル複合機100の機械的動作部分を制御することを警告し、インストールに必要なIDおよびパスワードの入力を受け付ける。操作者はここで、IDおよびパスワードをそれぞれ入力し、返信ボタンをクリックする。
入力部16bは、入力の受け付けを検出動作中である(ステップS351)。入力部16bが入力の受付を検出しなければ、そのまま検出動作を継続する(ステップS351のNo)。操作者が返信ボタンをクリックすることによって入力部16bが入力を検出した場合(ステップS351のYes)、メール処理部101は、メール画面上で受け付けたIDおよびパスワード情報をメンテナンスサーバ装置200に返信メールで送信する(ステップS352)。
メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201は、デジタル複合機100からの返信メールに添付されてたIDおよびパスワード情報を受信し、認証部24に送信する。認証部24は、受信したIDおよびパスワードを判別する(ステップS353)。認証部24が、IDおよびパスワードのうち1つ以上を正当ではないと判別した場合(ステップS353のNo)、そのまま終了する。
認証部24が、IDおよびパスワードを正当であると判別した場合(ステップS353のYes)、認証部24は許可情報を発行し、メール処理部201は発行された許可情報をデジタル複合機100に電子メールで送信する(ステップS354)。
デジタル複合機100のメール処理部101は、メンテナンスサーバ装置200から電子メールで送信された許可情報を受信する(ステップS355)と、デジタル複合機100のインストール部14は、許可情報に基づいて既にダウンロードされているプログラムのインストールを実行する(ステップS356)。
このプログラムのインストールの実行(ステップS356)から実行結果画面の表示(ステップS359)までは、既に説明した実施の形態3によるデジタル複合機システムにおけるステップS308からステップS311までの手順と同じであるので、説明を省略する。
ここで、メンテナンスサーバ装置200がデジタル複合機100に対して送信する許可情報には、デジタル複合機100においてインストールするプログラムに対して制限を設定する情報を含むようにすることができる。それによって、例えば、送られてきたIDおよびパスワードによって操作者の技術のレベルをメンテナンスサーバ装置200側において判定し、技術レベルに応じたインストールあるいはメンテナンスを設定することができる。
ここで、操作者からのIDおよびパスワード入力の受け付けは判定部13が判定した後に行ったが、そのステップ以前に行っても良い。
このようにして、デジタル複合機において機械的動作を制御するソフトウェアのインストールは、認証されたサービスマンなど所定の技術レベルを保持する操作者にメンテナンスサーバ装置側で限定して実行可能とすることができるので、通常は機械的制御を伴うソフトのインストールを禁じているが、所定の技術レベルの操作者であればインストールすることができる。また、送信されたIDおよびパスワードを判別することにより操作者の技術レベルを判定し、その技術レベルに応じたインストールの制限あるいはメンテナンスに対する仕様などを設定できるので、より安全で利便性の高い保守メンテナンスが可能な画像処理装置システムを提供できる。
(4.実施の形態4によるデジタル複合機システム)
実施の形態4によるデジタル複合機システムが、実施の形態3によるデジタル複合機システムと異なる点は、デジタル複合機の判別部13が機械的動作を制御するか否かを判定するのではなく、代わりにソフトウェアが添付されたメールの件名から、添付されたソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別することである。また、インストール部14は、ダウンロードしたソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする。
デジタル複合機110のメンテナンスを行う操作者は、操作パネル16の表示部16aを見ながら入力部16bを操作して、メール処理部101を起動してメールを受信する。メンテナンスサーバ装置200のメール処理部201が、ソフトウェアを添付したメールを送信していれば、受信してダウンロードする。
ここで、メンテナンスサーバ装置200から送信されるメールには、メンテナンスのためのソフトウェアファイルが添付されている。そして、添付されたソフトウェアが一時型ソフトウェアか、常駐型ソフトウェアであるかについては、件名に記載されている。例えば、添付されたソフトウェアが常駐型ソフトウェアの場合は件名にLoad-1と記載され、一時型ソフトウェアの場合はLoad-2と記載されている。
判別部13は、件名に記載されているソフトウェアが一時型であるか、常駐型であるかによって、ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する。判別部13は、ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別した場合、インストール部14は、ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後、アンインストールを実行する。これにより、不必要なプログラムを記憶部12に常駐させないので、記憶部12の記憶容量を有効に利用できる。
図12は、実施の形態4によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。ここでステップS401からステップS406までは、実施の形態3のステップS301からステップS306までと同じであるので、説明を省略する。
判別部13は、ソフトウェアが添付されたメールの件名から、添付されたソフトウェアが常駐型ソフトウェアであるか、一時型ソフトウェアであるかを判別する(ステップS407)。常駐型ソフトウェアであると判別した場合(ステップS407のYes)、インストール部14はインストールを実行する(ステップS408)。一時型ソフトウェアであると判別した場合(ステップS407のNo)、インストール部14は、プログラムのインストールを実行(ステップS409)し、インストールされたプログラムを起動して処理を施し(ステップS410)、その後、アンインストールを実行する(ステップS411)。
ここで、判別部13が、常駐型ソフトウェアであると判別したときは指定された記憶場所、例えばハードディスクの指定領域に格納するとしてもよい。また、一時型ソフトウェアであると判別した場合は、RAMあるいはハードの指定された格納領域に格納するとしてもよい。
そして、いずれの場合であっても、実行結果をメンテナンスサーバ装置200に報告する(ステップS412)。その後、ステップS414までは、実施の形態3と同様であるので説明を省略する。
メンテナンスサーバ装置から、ソフトウェアファイルがメールに添付してダウンロードされ、判別部13は、メールの件名から添付されたソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアあるかを判別する。これによって、一時型ソフトウェアはインストール実行後、プログラムを起動した後、アンインストールされ、また常駐型ソフトウェアはインストール後に常駐して使用されるので、不必要なソフトウェアはアンインストールされ、デジタル複合機の記憶部は有効に利用される。
保守メンテナンスの実行以外に使用されないプログラムは、一度実行してその後不必要な場合が多いので常駐させておくと、メモリなどの資源を使ってしまうなどのデメリットが多かった。このように、一時型ソフトウェアの場合、一度だけメンテナンスのためにインストールしてプログラムを実行した後アンインストールすることにより、デジタル複合機の記憶容量を有効に使用できる。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置、画像処理装置のソフトウェアインストール方法、その方法をコンピュータで実行させるプログラム、および画像処理装置システムは、画像処理装置にソフトウェアをインストールすることに関して有用であり、特に、通信機能を有する画像処理装置に対して送られてきたソフトウェアファイルを判別して安全な保守メンテナンスを実行することに関して有用である。
実施の形態1によるデジタル複合機システムのネットワーク構成を示す説明図である。 実施の形態1によるデジタル複合機のソフトウェアの全体構成図である。 実施の形態1によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。 実施の形態1によるデジタル複合機システムの変形例におけるソフトウェアインストール動作の手順を示すフローチャートである。 Web上での入力受付画面の1例を示す図である。 実施の形態2によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。 実施の形態3によるデジタル複合機システムのネットワーク構成を示す説明図である。 実施の形態3によるデジタル複合機のソフトウェアの全体構成図である。 実施の形態3によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。 実施の形態3によるデジタル複合機システムの変形例におけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。 メール画面上での入力受付画面の1例を示す図である。 実施の形態4によるデジタル複合機システムにおけるソフトウェアインストールの手順を示すフローチャートである。 実施の形態によるデジタル複合機のハードウェア構成例を示す図である。 一般的なネットワーク接続型デジタル複合機システムを説明する図である。
符号の説明
10 表示制御部
11、21 Webサーバ処理部
12、22 記憶部
13 判別部
14 インストール部
16 操作パネル
16a 表示部
16b 入力部
23 データベース
100、110 デジタル複合機
200 メンテナンスサーバ装置
400 コンピュータ
401 CPU
402 RAM
403 ストレージデバイス
404 グラフィック処理装置
405 入力インタフェース
406 通信インタフェース

Claims (14)

  1. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、
    送信される前記ソフトウェアファイルを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって適正に実行可能であると判別した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール手段と
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判別手段は、受信した前記ソフトウェアが、電源およびハードウェアの機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、
    前記インストール手段は、前記判別手段によって前記ソフトウェアが前記電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、
    HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるWebブラウジング可能なインタネット通信機能を持つWebサーバ処理手段と、
    前記メンテナンスサーバから前記Webサーバ処理手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段とを、備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置であって、
    SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を持つメール受信手段と、
    前記メンテナンスサーバから前記メール受信手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるか、前記ソフトウェアが添付された電子メールの件名に記載されている場合、
    前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを前記電子メールに記載された件名から判別する判別手段と、
    前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段とを、備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
  5. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、
    受信した前記ソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程において適正に実行可能であると判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール工程とを
    含むことを特徴とする画像処理装置のソフトウェアインストール方法。
  6. 前記判別工程は、受信した前記ソフトウェアが、電源および機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、
    前記インストール工程は、前記判別工程において前記ソフトウェアが前記電源および機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置のソフトウェアインストール方法。
  7. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、
    前記ソフトウェアファイルが、前記メンテナンスサーバからHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによって送信された場合、HTTPプロトコルによって受信するWeb受信工程と、
    前記Web受信工程において受信された前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、
    前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別工程と、
    前記判別工程において前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール工程とを、含む
    ことを特徴とする画像処理装置のソフトウェアインストール方法。
  8. メンテナンスのためにソフトウェアファイルを送信するメンテナンスサーバからネットワークを通して前記ソフトウェアファイルを受信してインストールする画像処理装置のソフトウェアインストール方法であって、
    前記ソフトウェアファイルが、前記メンテナンスサーバからSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールに添付されて送信された場合、SMTPプロトコルによって受信するメール受信工程と、
    前記メール受信工程において受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが、前記電子メールの件名に記載されている場合、
    前記電子メールの件名から、前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別工程と、
    前記判別工程において前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール工程とを、含む
    ことを特徴とする画像処理装置のソフトウェアインストール方法。
  9. 請求項5〜8のいずれか1つに記載の画像処理装置のソフトウェアインストール方法をコンピュータで実行させるプログラム。
  10. メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する通信手段を有するメンテナンスサーバと、
    前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信する送受信手段、
    前記送受信手段によって受信されたソフトウェアファイルを解釈し、機器内部のデバイスおよび状態を判別して、前記ソフトウェアが適正に実行可能であるか否かを判別する判別手段、および、
    前記判別手段によって適正に実行可能であると判別した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するインストール手段を有する画像処理装置とを、備えた
    ことを特徴とする画像処理装置システム。
  11. 前記判別手段は、受信した前記ソフトウェアが、電源およびハードウェアの機械的動作を制御するか否かを、判別するものであり、
    前記インストール手段は、前記判別手段によって前記ソフトウェアが前記電源およびハードウェアの機械的動作を制御しないと判別された場合、前記ソフトウェアのインストールを実行することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置システム。
  12. 前記画像形成装置は、前記判別手段が前記ソフトウェアが電源およびハードウェアのうち1つ以上の機械的動作を制御するか否かを判別して制御すると判別した場合、認証情報の入力を受け付ける入力手段を、さらに備え、
    前記メンテナンスサーバは、前記入力手段によって受け付けられた認証情報を前記通信手段が受信した場合、受信した前記認証情報が正当であるか否かを判別し正当であると判別した場合、許可情報を発行する認証手段を、さらに備え、
    前記インストール手段は、前記送受信手段が前記認証手段によって発行された前記許可情報を受信した場合、前記ソフトウェアのインストールを実行するものであることを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理装置システム。
  13. メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する送信手段を有するメンテナンスサーバと、
    前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルによるWebブラウジング可能なインタネット通信機能を持つWebサーバ処理手段、
    前記メンテナンスサーバから前記Webサーバ処理手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるかが指定されている場合、
    前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを判別する判別手段、および、
    前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段を有する画像処理装置と、を備えた
    ことを特徴とする画像処理装置システム。
  14. メンテナンスのためにソフトウェアファイルをネットワークを通して送信する送信手段を有するメンテナンスサーバと、
    前記メンテナンスサーバから前記ネットワークを通して送信される前記ソフトウェアファイルを受信するSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルによる電子メールの受信可能なメール通信機能を持つメール受信手段、
    前記メンテナンスサーバから前記メール受信手段を介して受信した前記ソフトウェアが、インストールしてプログラムを実行した後アンインストールする一時型ソフトウェアであるか、インストールしてプログラムを実行した後もアンインストールしない常駐型ソフトウェアであるか、前記ソフトウェアが添付された電子メールの件名に記載されている場合、
    前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであるか、常駐型ソフトウェアであるかを前記電子メールに記載された件名から判別する判別手段、および、
    前記判別手段によって前記ソフトウェアが一時型ソフトウェアであると判別された場合、前記ソフトウェアをインストールしてプログラムを実行した後アンインストールするインストール手段を有する画像処理装置とを、備えた
    ことを特徴とする画像処理装置システム。


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