JP2008068535A - 画像形成装置、画像出力制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像出力制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理者が使用を認めていないプリンタドライバのインストールを抑止する画像形成装置、画像出力制御方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】本発明の画像形成装置120は、外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出する受信データ解析手段(121)と、受信データ解析手段(121)が抽出した認証情報に基づいて、ソフトウェアの使用の許諾を判定する判定手段(122)と、判定手段(122)による判定結果に応じた出力処理を行う出力手段(124)とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ソフトウェアの認証結果を使用して画像形成装置の出力制御を行う技術に関する。
パーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータは、通常、ユーザが必要に応じて各種ソフトウェアをインストールして利用する。企業等で利用されるコンピュータの場合、セキュリティ等の観点から、エンドユーザに自由なソフトウェアのインストールを認めず、ITマネージャ等の管理者が許可したものについてのみインストールを認めるような運用が行われることがある。
このような運用を実現するためには、エンドユーザによる自由なインストールを防ぐ必要があるが、その方法としては、まず、エンドユーザにインストール権限を与えないことが考えられる。しかしながら、そのようにすると、すべてのPCについて管理者がソフトウェアのインストールを行わなければならず、管理者の負担が膨大なものになる。
また、管理者が使用を許可したものをエンドユーザに配布して、各エンドユーザに配布したソフトウェアのインストールをさせることも考えられる。この場合でも、エンドユーザが配布されたものしかインストールしないとは限らず、例えば、インターネットを介して、メーカーサイト等からソフトウェアをダウンロードしてインストールすることを防ぐことができない。
なお、特開2002−236577号公報には、ユーザ入力によらず、ファイル中に埋めこまれた印刷情報やアプリケーションプログラムの情報に基づいて自動的にユーザ認証を行うことにより、ユーザによる識別IDやパスワードの入力操作を無くし、機密保持を高めた印刷処理における自動認証方式が開示されている。
特開2002−236577号公報
本発明の目的は、管理者が使用を認めていないソフトウェア(例えば、プリンタドライバ)のインストールを抑止することが可能な画像形成装置、画像出力制御方法およびプログラムを提供することにある。
本発明では、受信データから認証情報を抽出し、認証情報がソフトウェアの使用を許可する場合、受信データを使用して出力処理を実行し、ソフトウェアの使用を許可しない場合、出力処理を中止して、受信データの送信元に通知を行う。さらに、画像形成装置は、出力処理を中断した場合、使用を認めるソフトウェアの取得方法を通知することにより、画像形成装置の使用を可能とする。さらに、ユーザ権原を判断し、ユーザ権原に応じて認定ソフトウェア情報管理部に登録されていないソフトウェアであっても認定ソフトウェア情報管理部に当該ソフトウェアを、認定ソフトウェアとして登録することで、ユーザ権原に対応して認証情報を更新し、複数のユーザに対してアクセス制御を効率的に行う。
すなわち、本発明によれば、外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出する受信データ解析手段と、
前記受信データ解析手段が抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じた出力処理を行う出力手段と
を備えた画像形成装置が提供される。
本発明では、前記受信データは、印刷データであり、前記出力手段は、前記判定手段による判定が前記ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記判定手段による判定が、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止することができる。
本発明では、前記出力手段は、前記判定手段による判定の結果、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記出力処理を中止した後、前記出力処理の中止を通知するための第2出力処理を実行することができる。前記通知は、使用を認めるソフトウェアの取得方法についての情報を含むことができる。本発明では、前記受信データが、前記ソフトウェアの使用を確認するための確認用データの場合、前記判定手段は、前記判定結果を、前記確認用データの送信元に送出することができる。
前記判定手段は、前記ソフトウェアの前記認証情報を検索キーとし、前記認証情報が、使用が認められる認定ソフトウェア情報リストを検索することにより、前記ソフトウェアが使用を認められるか否かを判定することができる。本発明では、前記認定ソフトウェア情報を管理する認定ソフトウェア情報管理手段を更に備えることができる。本発明では、前記受信データ解析手段は、前記受信データを解析して、ユーザ権原を抽出し、前記判定手段は、前記ユーザ権原に応答し、前記認定ソフトウェア情報管理手段から認定ソフトウェア情報を取得して、前記受信データに含まれる前記認証情報に対応するソフトウェアが使用を認められた認定ソフトウェアとして登録されているか否かを調べ、登録されていない場合は、前記認定ソフトウェア情報管理手段に対して、当該ソフトウェアを認定ソフトウェアとして登録するよう指令し、前記認定ソフトウェア情報管理手段は、当該指令に応じて、認定ソフトウェア情報を更新することができる。
本発明では、前記認定ソフトウェア情報管理手段は、外部に保持されている認定ソフトウェア情報を管理することができる。本発明では、前記ソフトウェアは、前記受信データを生成するプリンタドライバとすることができる。
本発明によれば、画像形成装置に対してソフトウェア認証を実行させるための装置実行可能な画像出力制御方法であって、前記画像出力制御方法は、
外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出するステップと、
抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定するステップと、
前記判定するステップによる判定結果に応じた出力処理を行うステップとを含み、前記出力処理を行うステップは、
ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止するステップを含む、画像出力制御方法が提供される。
本発明によれば、画像形成装置に対してソフトウェア認証を実行させるための装置実行可能なプログラムであって、前記プログラムは、画像形成装置に対し、
外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出する機能手段と、
抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定する機能手段と、
前記判定する機能手段による判定結果に応じた出力処理を行う機能手段と
を画像形成装置に実現する、プログラムが提供できる。
本発明の前記受信データは、印刷データであり、
前記出力処理を行う機能手段は、ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止する機能手段を含むことができる。
本発明の前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記出力処理を中止した後、前記出力処理の中止を通知するための第2出力処理を実行する、機能手段を前記画像形成装置に実現することができる。本発明の前記通知は、使用を認めるソフトウェアの取得方法についての情報を含むことができる。本発明では、前記受信データが、前記ソフトウェアの使用を確認するための確認用データであることを判断し、前記判定結果を、前記確認用データの送信元に送出する機能手段を前記画像形成装置に実現することができる。
本発明では、前記判定する機能手段は、前記ソフトウェアの前記認証情報を検索キーとし、前記認証情報が、使用が認められる認定ソフトウェア情報リストを検索して、前記ソフトウェアが使用を認められるか否かを判定する機能手段を前記画像形成装置に実現することができる。本発明では、前記認定ソフトウェア情報を管理する認定ソフトウェア情報管理手段をさらに前記画像形成装置に実現することができる。
本発明では、前記受信データを解析してユーザ権原を抽出する機能手段と、
前記ユーザ権原に応答し、前記認定ソフトウェア情報管理部から認定ソフトウェア情報を取得して、前記受信データに含まれる前記認証情報に対応するソフトウェアが使用を認められた認定ソフトウェアとして登録されているか否かを調べ、登録されていない場合は、前記認定ソフトウェア情報管理部に対して、当該ソフトウェアを認定ソフトウェアとして登録するよう指令する機能手段と、
前記認定ソフトウェア情報管理部は、当該指令に応じて、認定ソフトウェア情報を更新する機能手段と
を画像形成装置に実現することができる。
本発明の前記ソフトウェアは、前記受信データを生成するプリンタドライバとすることができる。
以下、本発明の実施形態を示した図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明が適用される印刷システムの実施形態を示す。図1に示すように、印刷システム100は、複数(図1の実施形態では3台)のコンピュータ110と、複数(図1に示す実施形態では2台)の画像形成装置120を備え、それぞれ、LAN等のネットワーク130に接続されている。印刷システム100に接続された、各画像形成装置120は、複数のコンピュータ110に共有されていて、ネットワーク・プリンタとして機能している。
コンピュータ110は、印刷システム100において印刷する電子文書等の作成や、作成された電子文書等の印刷を行うため、各画像形成装置120用の印刷データを生成して、各画像形成装置120に送信する。コンピュータ110は、例えば、パーソナル・コンピュータによって構成され、CPU、主記憶装置、補助記憶装置(例えば、ハードディスク装置)、インタフェース部(例えば、ネットワークインタフェース部)、表示装置(例えば、CRTやLCD)、入力装置(例えば、キーボードやマウス)などを備える。
画像形成装置120は、コンピュータ110から送られてきた印刷データに応じた出力を用紙に対して行う。画像形成装置120は、例えば、ネットワーク対応のレーザ・プリンタの他、MFP(Multi Function Peripheral)など、CPU、記憶装置(例えば、ROMやRAM)、インタフェース部(例えば、NICを含むネットワーク・インタフェース部)、電子写真方式またはインクジェット方式のプリントエンジンなどを備えている。
図2は、コンピュータ110の機能構成の実施形態を示す。図2に示すように、コンピュータ110は、アプリケーション部111と、プリンタドライバ部112とを備えている。アプリケーション部111は、画像形成装置120において印刷を行う電子文書の作成などを行う。
また、プリンタドライバ部112は、アプリケーション部111から印刷依頼を受けると、アプリケーション部111から渡される文書データなどを使用して、GDI(Graphic Device Interface)/DDI(Device Driver Interface)および描画関数、フォント識別処理などを実行し、ラスタ・データを含む印刷データを生成し、出力先として指定された画像形成装置120に応じてPJL(Printer
Job Language)を追加して印刷データを生成する。
このとき、本実施形態では、プリンタドライバ部112は、アプリケーション部111から渡される文書データなどに基づいて生成される印刷データに、当該印刷データを生成するために利用されたソフトウェア(例えば、プリンタドライバ)についての情報(以下、ソフトウェア情報という)も追加して、画像処理装置120による認証処理を可能とする。
図3は、印刷データに含まれるソフトウェア情報の実施形態を示す。図3(a)、図3(b)、図3(c)は、それぞれ、異なる種類のソフトウェア情報に対応している。図3に示した実施形態では、プリンタジョブコントロール言語PJL(Printer Job Language)を利用してソフトウェア情報を印刷データに追加する。このため、プリンタドライバ部112は、特別の追加モジュールを使用することなく、プログラムレベルで認証情報を追加できる。
図3(a)に示すように、印刷データには、ソフトウェア情報として使用されるカンマで区切られた複数の文字列が追加される。なお、図3(a)に示した実施形態では、ドライバ名称を示す文字列「ABC RPCS」、ドライバのバージョンを示す文字列「1.4.0.0」、動作OSを示す文字列「WIN2000」などが追加されている。
図3(b)に示した実施形態では、第1行目に、ドライバ名称を示す文字列「DEFG RPXS」、ドライバのバージョンを示す文字列「2.0.0.0」、動作OSを示す文字列「WIN2000」などが含まれている。さらに、図3(b)に示した例では、第2行目には、ソフトウェアID(SOFTWARE_ID)として文字列「xxyyzz」が設定されている。
同様に、図3(c)に示した例では、第1行目に、ドライバ名称を示す文字列「DEFG RPXS」、ドライバのバージョンを示す文字列「2.0.0.0」、動作OSを示す文字列「WIN2000」等が含まれており、第2行目において、ソフトウェアIDとして文字列「65536」が設定されている。また、図3(c)に示した例では、第3行目において、ユーザ名(UserName)として文字列「Administrator」が設定されている。本発明では、例示した実施形態の他、認証情報として使用できる、例えば、シリアルNo.、製品コード、ソフトウェア名など、いかなるデータおよびそれらの組合わせであっても使用することができる。図3に示したソフトウェア情報が含まれた印刷データは、コンピュータ110からネットワーク130を介して画像形成装置120に送信される。
図4は、画像形成装置120の機能構成の実施形態を示す。図3に示すように、画像形成装置120は、ソフトウェア情報検出部121と、ソフトウェア判定部122と、認定ソフトウェア情報管理部123と、プリント部124とを備えている。ソフトウェア情報検出部(受信データ解析部)121は、コンピュータ110から送られてきた印刷データを解析して、ソフトウェア情報を検出し、ソフトウェア情報検出部121は、検出したソフトウェア情報から、ソフトウェアの認証に利用される情報(以下、ソフトウェア認証情報という)を抽出する。抽出したソフトウェア認証情報は、ソフトウェア判定部122に渡され、ソフトウェア認証情報を使用して当該印刷データが印刷を許容できるか否かを判定する。認定ソフトウェア情報管理部123は、画像形成装置が印刷出力処理を許可する認定ソフトウェアを登録する、認定ソフトウェア情報リストを管理しており、外部から画像形成装置120に送信された送信データに含まれる認証情報を取得し、認定ソフトウェア情報リストを使用して認証ソフトウェアの判断を行う。また、プリント部124は、ソフトウェア判定部122または認定ソフトウェア情報管理部123の判断に応答して、画像形成装置120の出力処理を制御している。
図5は、ソフトウェア情報検出部121によって検出及び抽出されたソフトウェア認証情報の例を示す図である。図5(a)、図5(b)、図5(c)は、それぞれ、異なる種類のソフトウェア認証情報を示している。
図5(a)は、図3(a)に示したソフトウェア情報が含まれる印刷データから抽出されたソフトウェア認証情報を示しており、ソフトウェア認証情報として、ドライバ名称「ABC RPCS」、バージョン「1.4.0.0」及び動作OS「Win2000」が抽出されている。
また、図5(b)は、図3(b)に示したソフトウェア情報が含まれる印刷データから抽出されたソフトウェア認証情報を示しており、ソフトウェア認証情報として、ドライバ名称「DEFG RPXS」、バージョン「2.0.0.0」、動作OS「Win2000」及びソフトウェアID「xxyyzz」が抽出されている。
また、図5(c)は、図3(c)に示したソフトウェア情報が含まれる印刷データから抽出されたソフトウェア認証情報を示しており、ソフトウェア認証情報として、ドライバ名称「DEFG RPXS」、バージョン「2.0.0.0」、動作OS「Win2000」及びソフトウェアID「65536」が抽出されている。
ソフトウェア情報検出部121によって検出及び抽出されたソフトウェア認証情報は、ソフトウェア判定部122に送られる。
ソフトウェア判定部122は、ソフトウェア情報検出部121によって抽出されたソフトウェア認証情報に基づいて、当該ソフトウェア(プリンタドライバ)が、管理者によって使用を認められたソフトウェア(以下、認定ソフトウェアという)であるか否かを判定するものである。ソフトウェア判定部122は、当該判定を行うため、認定ソフトウェア情報管理部123に対して、認定ソフトウェアであるか否かを判定するための情報(以下、認定ソフトウェア情報という。)を要求し、当該要求に応じて認定ソフトウェア情報管理部123から渡される認定ソフトウェア情報と、ソフトウェア情報検出部121から渡されたソフトウェア認証情報とを比較することによって、認定ソフトウェアであるか否かの判定を行う。
認定ソフトウェア情報管理部123は、認定ソフトウェアであるか否かの判定に利用される認定ソフトウェア情報を管理するものであり、ソフトウェア判定部122からの問合せに応じて、認定ソフトウェア情報を、画像形成装置120が備える所定の記憶部から取り出して、ソフトウェア判定部122に渡す。
図6は、認定ソフトウェア情報管理部123によって管理される認定ソフトウェア情報リストの実施形態を示す。図6(a)、図6(b)、図6(c)は、それぞれ、異なる種類の認定ソフトウェア情報がエントリされていることを示している。
図6に示すように、認定ソフトウェア情報リスト600は、「ソフトウェア認証情報」フィールド601と、「条件」フィールド602と、「値」フィールド603と、「付帯条件」フィールド604とを備える。「ソフトウェア認証情報」フィールド601には、認定ソフトウェアであるか否かの判定に利用されるソフトウェア認証情報の種類が登録され、「条件」フィールド602には、認定ソフトウェアであるか否かの判定に利用される条件が登録され、「値」フィールド603には、認定ソフトウェアであるか否かの判定において比較対象とされる値が登録され、「付帯条件」フィールド604には、認定ソフトウェアであるか否かの判定に利用される付帯条件が登録される。
図6(a)に示した例は、第1行目は、ドライバ名称が「ABC
RPCS」に一致し、動作OSが「Win2000」で、バージョンが「1.2以上」のものが認定ソフトウェアであることを示している。第2行目は、ドライバ名称が「XYZ
RPCS」に一致し、動作OSが「Win2000」で、バージョンが「1.0」のものが認定ソフトウェアであることを示している。なお、図6(a)に示した例では、第1行目及び第2行目のいずれかに該当するものが認定ソフトウェアであることを示している。
また、図6(b)に示した例は、ソフトウェアIDが「123456」(第1行目)、「Aabbcc」(第2行目)及び「xxyyzz」(第三行目)のいずれかに一致するものが認定ソフトウェアであることを示している。
また、図6(c)に示した例は、ソフトウェアIDが「123456」(第1行目)、「Aabbcc」(第2行目)、「xxyyzz」(第3行目)及び「65536」(第4行目)のいずれかに一致するものが認定ソフトウェアであることを示している。
例えば、ソフトウェア判定部122が、図5(a)に示したソフトウェア認証情報と、図6(a)に示した認定ソフトウェア情報とを受け取ったとすると、この場合、ソフトウェア認証情報に含まれるドライバ名称が「ABC RPCS」であることから、ドライバ名称に関して、1行目の認定ソフトウェア情報が示す条件を満足し、ソフトウェア認証情報に含まれる動作OS及びバージョンがそれぞれ「Win2000」及び「1.4.0.0」(すなわち、1.2以上)であることから、付帯条件に関しても、1行目の認定ソフトウェア情報が示す条件を満足する。従って、この場合、ソフトウェア判定部122は、判定対象のプリンタドライバは、認定ソフトウェアであると判定して、判定結果をプリント部124に通知する。
一方、ソフトウェア判定部122が、図5(a)に示したソフトウェア認証情報と、図6(b)に示した認定ソフトウェア情報とを受け取った場合は、ソフトウェア認証情報にソフトウェアIDが含まれていないため、認定ソフトウェア情報に含まれるいずれの条件も満足しないことなる。従って、この場合、ソフトウェア判定部122は、判定対象のプリンタドライバは、認定ソフトウェアでないと判定して、判定結果をプリント部124に通知する。
プリント部124は、コンピュータ110から送られてきた印刷データに基づいて、出力画像を形成し、用紙に対して出力するものである。ただし、プリント部124は、ソフトウェア判定部122から通知される判定結果が、当該印刷データが認定ソフトウェア(すなわち、使用を認められたプリンタドライバ)によって生成されていないことを示している場合は、用紙に対する出力は行わず、認定ソフトウェアが利用されていないために印刷を中止したことをユーザに通知するメッセージを印刷する。
図7は、認定ソフトウェアではないプリンタドライバによって生成された印刷データを出力しようとした場合に、印刷されるアラート出力の例を示す図である。図7に示すように、アラート出力700では、許可されていないソフトウェアが利用されたために印刷を中止した旨のメッセージ、及び、利用可能なソフトウェアの入手方法についての情報が印刷されている。
なお、画像形成装置120が表示パネル(例えば、液晶パネル、タッチパネル)やディスプレイ装置を備えている場合は、当該表示パネルにアラートメッセージを表示するようにしてもよい。
許可されていないプリンタドライバを利用して印刷データが生成されている場合は、以上のようなメッセージをユーザに提示して、文書等の印刷は行わないようにすることで、ユーザが適正なドライバをインストールして利用すること促すことが可能となる。
次に、以上のような構成を有する印刷システム100における処理の実施形態について説明する。図8は、印刷システム100が実行する処理シーケンスの実施形態である。
図8に示すように、コンピュータ110において、アプリケーション部111が電子文書等の印刷を依頼すると(S801)、プリンタドライバ部112は、文書データに基づいて印刷データを生成して、画像形成装置120に送る(S802)。このとき、プリンタドライバ部112は、印刷データの生成に利用したプリンタドライバのソフトウェア情報を印刷データに含ませる。
画像形成装置120では、プリンタドライバ部112から印刷データを受け取ると、まず、ソフトウェア情報検出部121が印刷データを解析して、ソフトウェア情報を検出し、ソフトウェア認証情報を抽出する。そして、抽出したソフトウェア認証情報を、ソフトウェア判定部122に送り、当該印刷データの生成に利用されたプリンタドライバが認定ソフトウェアであるか否かの判定を依頼する(S803)。ソフトウェア情報検出部121からの判定依頼を受け取ったソフトウェア判定部122は、認定ソフトウェア情報管理部123に対して、認定ソフトウェア情報を送るよう依頼する(S804)。
ソフトウェア判定部122から認定ソフトウェア情報取得依頼を受け取った認定ソフトウェア情報管理部123は、自己が管理する認定ソフトウェア情報を取り出して、ソフトウェア判定部122に送る(S805)。認定ソフトウェア情報管理部123から認定ソフトウェア情報を受け取ったソフトウェア判定部122は、ソフトウェア情報検出部121から渡されたソフトウェア認証情報と比較して、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアであるか否かを判定する。
そして、判定結果をプリント部124に通知する(S806)。当該通知を受けたプリント部124は、判定結果が、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアでなかったことを示していた場合は、アラート出力を行う(S807)。一方、認定ソフトウェアであった場合は、受信した印刷データに基づいて、通常の出力処理を行う。
印刷システム100では、以上のような処理が行われるので、認定ソフトウェアが利用されていない場合は、アラート出力がされるのみで、文書の印刷は行えない。そのため、ユーザは、自分の意図した印刷結果が得られるよう、管理者が利用を認めたプリンタドライバのみをインストールすることを心がけるようになることが期待され、管理者が利用を認めていないドライバのインストールを抑止することが可能となる。
図8に示した実施形態では、ユーザは、実際に文書等の印刷指示を行った結果、文書等の印刷が行われずに、アラート出力がされたことを確認して、利用しているソフトウェアが認定ソフトウェアでないことを認識することになるが、本実施形態においては、印刷を行う前に、利用しているソフトウェアが、認定ソフトウェアであるか否かを確認することもできるようになっている。次に、この場合の処理の実施形態について説明する。
図9は、印刷を行う前に、利用しているソフトウェアが認定ソフトウェアであるか否かを確認する場合の印刷システム100における処理シーケンスの実施形態である。
図9に示すように、ユーザが、プリンタドライバ部112が提供するユーザインタフェース画面を介して、現在利用しているプリンタドライバが認定ソフトウェアであるか否かの確認を指示すると、プリンタドライバ部112は、画像形成装置120に対して、確認用データを送信する(S901)。当該確認用データには、プリンタドライバのソフトウェア情報が含まれている。画像形成装置120においては、確認用データを受信すると、ソフトウェア情報検出部121が確認用データを解析してソフトウェア情報を検出し、ソフトウェア認証情報を抽出する。
そして、ソフトウェア情報検出部121は、抽出したソフトウェア認証情報を、ソフトウェア判定部122に送って、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアであるか否かの判定を依頼する(S902)。当該判定依頼を受けたソフトウェア判定部122は、認定ソフトウェア情報管理部123に対して、認定ソフトウェア情報を取得するための問合わせを行う(S903)。当該問合わせを受けた認定ソフトウェア情報管理部123は、自己が管理する認定ソフトウェア情報を取り出して、ソフトウェア判定部122に渡す(S904)。認定ソフトウェア情報管理部123から認定ソフトウェア情報を受け取ったソフトウェア判定部122は、当該認定ソフトウェア情報と、ソフトウェア情報検出部121から受け取ったソフトウェア認証情報とを比較して、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアであるか否かを判定する。
その後、判定結果を、ネットワーク130を介して、プリンタドライバ部112に通知する(S905)。当該通知を受け取ったプリンタドライバ部112は、当該通知の内容に応じた画面表示を行う(S906)。
図10は、プリンタドライバ部112によって、コンピュータ110の表示装置に表示される画面の例を示す図である。図10(a)は、確認を行ったプリンタドライバが認定ソフトウェアであった場合に表示される画面の例を示しており、図10(b)は、確認を行ったプリンタドライバが認定ソフトウェアでなかった場合に表示される画面の例を示している。
図10(a)に示した画面では、確認を行ったプリンタドライバが、画像形成装置120での利用を認められているソフトウェアである旨のメッセージが表示されている。
一方、図10(b)に示した画面では、許可されていないソフトウェアが利用された旨のメッセージ、及び、利用可能な認定ソフトウェアの入手方法についての情報が表示されている。更に、認定ソフトウェアの入手方法についての情報部分(すなわち、下線が付された「こちら」の部分)には、インストールサーバへのハイパーリンクが設定されている。このように、認定ソフトウェアが利用されていない場合に表示される画面に、インストールサーバへのハイパーリンクを表示させるようにすることで、適正なプリンタドライバのインストールが容易になり、認定ソフトウェアのインストールがより促進されることになる。
次に、印刷システム100における認定ソフトウェア情報の登録・更新方法の実施形態について説明する。印刷システム100においては、管理者が印刷を行う際に利用したプリンタドライバは、管理者が使用を認めた認定ソフトウェアであるとして、当該プリンタドライバが画像形成装置120に認定ソフトウェアとして登録されていない場合は、当該プリンタドライバを認定ソフトウェアとして、画像形成装置120に登録する。
図11は、認定ソフトウェア情報の登録を行う場合の印刷システム100における処理シーケンスの実施形態である。
図10に示すように、コンピュータ110において、アプリケーション部111が文書の印刷を依頼すると(S1101)、プリンタドライバ部112は、文書データに基づいて印刷データを生成して、画像形成装置120に送る(S1102)。このとき、プリンタドライバ部112は、印刷データの生成に利用したプリンタドライバのソフトウェア情報を印刷データに含ませるが、印刷指示を行ったユーザが管理者権原を有する者の場合は、特に、当該印刷指示を行ったユーザが管理者権原を有する者であることを示す権原情報(例えば、図3(c)におけるUserName=”Administrator”)をソフトウェア情報として含ませる。
画像形成装置120では、プリンタドライバ部112から印刷データを受け取ると、まず、ソフトウェア情報検出部121が印刷データを解析して、ソフトウェア情報を検出し、ソフトウェア認証情報を抽出する。このとき、ソフトウェア情報検出部121は、前記権原情報を検出すると、当該印刷が管理モードでの印刷であると判断し、当該印刷データの生成に利用されたプリンタドライバを認定ソフトウェアとして登録するため、ソフトウェア判定部122に対して、抽出したソフトウェア認証情報を送って、登録依頼を行う(S1103)。
ソフトウェア情報検出部121からの登録依頼を受け取ったソフトウェア判定部122は、認定ソフトウェア情報管理部123に対して、認定ソフトウェア情報を送るよう依頼を行う(S1104)。ソフトウェア判定部122から認定ソフトウェア情報取得依頼を受け取った認定ソフトウェア情報管理部123は、自己が管理する認定ソフトウェア情報リスト600から認定ソフトウェア情報を取得して、ソフトウェア判定部122に送る(S1105)。
認定ソフトウェア情報管理部123から認定ソフトウェア情報を受け取ったソフトウェア判定部122は、ソフトウェア情報検出部121から渡されたソフトウェア認証情報と比較して、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアとして登録済みであるか否かを判定する。判定の結果、未登録であった場合は、当該プリンタドライバのソフトウェア認証情報を認定ソフトウェア情報管理部123に送って、当該プリンタドライバを認定ソフトウェアとして登録するよう依頼を行う(S1106)。
例えば、ソフトウェア情報検出部121から図5(c)に示したソフトウェア認証情報が渡され、認定ソフトウェア情報管理部123から図6(b)に示した認定ソフトウェア情報を受け取ったとすると、ソフトウェア判定部122は、ソフトウェア認証情報としてのソフトウェアIDが認定ソフトウェア情報が示す条件に合致しない(ソフトウェアIDとして値”65536”が含まれていない)ので、認定ソフトウェアとして未登録であると判定し、当該ソフトウェア認証情報を認定ソフトウェア情報管理部123に送って、認定ソフトウェア情報として登録するよう依頼する。この場合、登録すべき内容は、ソフトウェアID”65536”である。当該登録依頼を受け取った認定ソフトウェア情報管理部123は、認定ソフトウェア情報を図6(c)に示すように更新する。
以上のように認定ソフトウェア情報の登録が終了すると、ソフトウェア判定部122は、判定結果をプリント部124に通知する(S1107)。当該通知を受けたプリント部124は、判定結果が、当該プリンタドライバが認定ソフトウェアとして登録されていなかった場合は、認定ソフトウェア情報の登録を行ったことを通知するためアラート出力を行い(S1108)、印刷データに基づく出力処理を行う。一方、認定ソフトウェアとして登録済みであった場合は、単に、印刷データに基づく出力処理を行う。
図12は、認定ソフトウェア情報の更新を行った場合に印刷されるアラート出力の例を示す図である。図12に示すように、アラート出力1200では、認定ソフトウェア情報の更新を行った旨のメッセージ、及び、登録されたソフトウェア認証情報を特定するための情報が印刷されている。
なお、説明する実施形態では、管理者権原を有する者による印刷指示によって、認定ソフトウェア情報の更新を行う場合について説明したが、図9に示した場合と同様に、プリンタドライバ部112が提供するユーザインタフェース画面を介した、管理者権限を有する者からの登録依頼によって、認定ソフトウェア情報の更新を行えるように構成することもできる。
また、上述した実施形態では、各画像形成装置120内に認定ソフトウェア情報を保持していたが、当該認定ソフトウェア情報をプリンタの外部の記憶装置に格納しても良い。
図13は、認定ソフトウェア情報をプリンタの外に格納する場合の印刷システムの実施形態を示す図である。図13に示すように、印刷システム100aは、図1に示した印刷システム100に、認定ソフトウェア情報リスト600を格納する認定情報サーバ140を追加した構成となっている。
認定情報サーバ140は、認定ソフトウェア情報を管理するサーバであって、ネットワーク130に接続されている。認定情報サーバ140は、例えば、通常のコンピュータによって構成され、CPU、主記憶装置、補助記憶装置(例えば、ハードディスク装置)、インタフェース部(例えば、ネットワークインタフェース部)などを備える。
この場合、画像形成装置120の認定ソフトウェア情報管理部123は、画像形成装置120の外部に保持された認定ソフトウェア情報リスト600を管理することになり、ソフトウェア判定部122から認定ソフトウェア情報の取得依頼を受け取ると、ネットワーク130を介して、認定情報サーバ140から認定ソフトウェア情報を取得して、ソフトウェア判定部122に渡す。
認定情報サーバ140は、画像形成装置120の認定ソフトウェア情報管理部123から認定ソフトウェア情報の取得依頼を受け取ると、自己が備える記憶部(例えば、ハードディスク装置)から認定ソフトウェア情報を取り出して、画像形成装置120に送る。
このように認定ソフトウェア情報を画像形成装置120の外に置くことにより、管理者や外部のテスト機関等が、認定ソフトウェア情報を集中して管理することが可能となる。
以上説明したように、上述した実施形態においては、エンドユーザはITマネージャ等の管理者が使用を認めたプリンタドライバも、そうでないものも自由にインストールすることはできるが、使用を認められていないプリンタドライバでは意図した結果が得られないので、管理者が使用を認めていないプリンタドライバはエンドユーザにとって利用する価値がないソフトウェアとなり、利用価値がないソフトウェアをわざわざインストールすることはしなくなると考えられる。
すなわち、上述した実施形態によれば、管理者が使用を認めていないプリンタドライバのインストールを抑止することが可能となる。その結果、エンドユーザにソフトウェアのインストールを任せた場合であっても、エンドユーザが使用するエンドユーザPCを、管理者が認めたソフトウェア(プリンタドライバ)のみがインストールされた状態に保つことが容易となり、管理者が、エンドユーザPCにおけるソフトウェア(プリンタドライバ)を管理する手間を削減することが可能となる。
本発明の上記機能は、C、C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)など、レガシープログラミング言語およびオブジェクト指向ブログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本発明が適用される印刷システムの実施形態を示した図。 コンピュータの機能構成の実施形態を示した図。 印刷データに含まれるソフトウェア情報の実施形態を示した図。 画像形成装置の機能構成の実施形態を示した図。 ソフトウェア認証情報の実施形態を示した図。 認定ソフトウェア情報の実施形態を示した図。 認定ソフトウェアではないプリンタドライバによって生成された印刷データを出力しようとした場合に、印刷されるアラート出力の実施形態を示した図。 印刷システムにおける処理シーケンスの実施形態を示した図。 印刷を行う前に、利用しているソフトウェアが認定ソフトウェアであるか否かを確認する場合の印刷システムにおける処理シーケンスの実施形態を示した図。 プリンタドライバ部によって、コンピュータの表示装置に表示される画面の実施形態を示した図。 認定ソフトウェア情報の登録を行う場合の印刷システム100における処理シーケンスの実施形態を示した図。 認定ソフトウェア情報の更新を行った場合に印刷されるアラート出力の実施形態を示した図。 認定ソフトウェア情報をプリンタの外に配置する場合の印刷システムの実施形態を示した図。
符号の説明
100、100a…印刷システム、110…コンピュータ、111…アプリケーション部、112…プリンタドライバ部、120…画像形成装置、121…ソフトウェア情報検出部、122…ソフトウェア判定部、123…認定ソフトウェア情報管理部、124…プリント部、130…ネットワーク、140…認定情報サーバ、600…認定ソフトウェア情報リスト、601、602、603、604…フィールド

Claims (20)

  1. 外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出する受信データ解析手段と、
    前記受信データ解析手段が抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じた出力処理を行う出力手段と
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記受信データは、印刷データであり、
    前記出力手段は、前記判定手段による判定が前記ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記判定手段による判定が、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記出力手段は、前記判定手段による判定の結果、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記出力処理を中止した後、前記出力処理の中止を通知するための第2出力処理を実行する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通知は、使用を認めるソフトウェアの取得方法についての情報を含む、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記受信データが、前記ソフトウェアの使用を確認するための確認用データの場合、前記判定手段は、前記判定結果を、前記確認用データの送信元に送出する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段は、前記ソフトウェアの前記認証情報を検索キーとし、前記認証情報が、使用が認められる認定ソフトウェア情報リストを検索することにより、前記ソフトウェアが使用を認められるか否かを判定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記認定ソフトウェア情報を管理する認定ソフトウェア情報管理手段を更に備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記受信データ解析手段は、前記受信データを解析して、ユーザ権原を抽出し、前記判定手段は、前記ユーザ権原に応答し、前記認定ソフトウェア情報管理手段から認定ソフトウェア情報を取得して、前記受信データに含まれる前記認証情報に対応するソフトウェアが使用を認められた認定ソフトウェアとして登録されているか否かを調べ、登録されていない場合は、前記認定ソフトウェア情報管理手段に対して、当該ソフトウェアを認定ソフトウェアとして登録するよう指令し、
    前記認定ソフトウェア情報管理手段は、当該指令に応じて、認定ソフトウェア情報を更新する
    請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記認定ソフトウェア情報管理手段は、外部に保持されている認定ソフトウェア情報を管理する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記ソフトウェアは、前記受信データを生成するプリンタドライバである
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置に対してソフトウェア認証を実行させるための装置実行可能な画像出力制御方法であって、前記画像出力制御方法は、
    外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出するステップと、
    抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定するステップと、
    前記判定するステップによる判定結果に応じた出力処理を行うステップとを含み、前記出力処理を行うステップは、
    ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止するステップを含む、画像出力制御方法。
  12. 画像形成装置に対してソフトウェア認証を実行させるための装置実行可能なプログラムであって、前記プログラムは、画像形成装置に対し、
    外部から受信する受信データを解析して、ソフトウェアの認証情報を抽出する機能手段と、
    抽出した前記認証情報に基づいて、前記ソフトウェアの使用の許諾を判定する機能手段と、
    前記判定する機能手段による判定結果に応じた出力処理を行う機能手段と
    を画像形成装置に実現する、プログラム。
  13. 前記受信データは、印刷データであり、
    前記出力処理を行う機能手段は、ソフトウェアの使用を認める場合、前記印刷データを使用した出力を行い、前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記印刷データを使用した出力処理を中止する機能手段を含む、請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記ソフトウェアの使用を認めない場合、前記出力処理を中止した後、前記出力処理の中止を通知するための第2出力処理を実行する、機能手段を前記画像形成装置に実現する、請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記通知は、使用を認めるソフトウェアの取得方法についての情報を含む、請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記受信データが、前記ソフトウェアの使用を確認するための確認用データであることを判断し、前記判定結果を、前記確認用データの送信元に送出する機能手段を前記画像形成装置に実現する、請求項12に記載のプログラム。
  17. 前記判定する機能手段は、前記ソフトウェアの前記認証情報を検索キーとし、前記認証情報が、使用が認められる認定ソフトウェア情報リストを検索して、前記ソフトウェアが使用を認められるか否かを判定する機能手段を前記画像形成装置に実現する、請求項12〜16のいずれか1項に記載のプログラム。
  18. 前記認定ソフトウェア情報を管理する認定ソフトウェア情報管理手段をさらに前記画像形成装置に実現する、請求項12〜17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19. 前記受信データを解析してユーザ権原を抽出する機能手段と、
    前記ユーザ権原に応答し、前記認定ソフトウェア情報管理部から認定ソフトウェア情報を取得して、前記受信データに含まれる前記認証情報に対応するソフトウェアが使用を認められた認定ソフトウェアとして登録されているか否かを調べ、登録されていない場合は、前記認定ソフトウェア情報管理部に対して、当該ソフトウェアを認定ソフトウェアとして登録するよう指令する機能手段と、
    前記認定ソフトウェア情報管理部は、当該指令に応じて、認定ソフトウェア情報を更新する機能手段と
    を画像形成装置に実現する、請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記ソフトウェアは、前記受信データを生成するプリンタドライバである
    請求項12〜19のいずれか1項に記載のプログラム。
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