JPH08216481A - プリンタ装置およびプリンタ装置のデータ処理方法 - Google Patents

プリンタ装置およびプリンタ装置のデータ処理方法

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JPH08216481A
JPH08216481A JP7021495A JP2149595A JPH08216481A JP H08216481 A JPH08216481 A JP H08216481A JP 7021495 A JP7021495 A JP 7021495A JP 2149595 A JP2149595 A JP 2149595A JP H08216481 A JPH08216481 A JP H08216481A
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JP
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information
external device
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JP7021495A
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English (en)
Inventor
Akihiko Tokuda
昭彦 得田
Hiroshi Atobe
浩史 跡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ言語が同じでもプリンタドライバ仕
様が不一致となる場合に、通信エラーを未然に防止でき
る。 【構成】 外部装置から送出される前記プリンタドライ
バを識別して管理するための第2の管理情報と第1の管
理情報とが一致するかどうかを判断するID判断部7
が、前記第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致
しないと判断した場合に、ステータス処理部8が前記外
部装置に対する印刷情報の要求を制御する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータ等
の外部装置から印字情報およびプリンタドライバ情報を
受信して、印字情報の処理を制御可能なプリンタ装置お
よびプリンタ装置のデータ処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置はネットワーク上に
ある場合、複数種のプリンタが接続されている場合が多
く、またそのネットワーク上に接続されているホストコ
ンピュータにもそれぞれのプリンタ用のプリンタドライ
バがインストールされている。そして、同じプリンタ言
語のプリンタのもの同士ではある程度のプリンタドライ
バが共通して使われることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、各種のプリンタ専用のプリンタドライバを同じプリ
ンタ言語を持った他のプリンタで使用すると、通信エラ
ーや印字ができない等の不都合、例えば印刷不良,NV
RAM等の環境設定情報の書換え,フォントキャッシュ
の書換え等が多々起こっている。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、プリンタ本体を管理するための管理情報とプ
リンタドライバの管理情報とを照合しながら、印刷情報
の受信,環境設定情報の書換え,フォントキャッシュ情
報の書換え等を制御することにより、プリンタ言語が同
じでもプリンタドライバ仕様が不一致となる場合に、通
信エラー,印刷不良,プリンタの環境設定状態の書換
え,フォントキャッシュの書換え等を未然に防止できる
プリンタ装置およびプリンタ装置のデータ処理方法を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、外部装置のプリンタドライバから転送される印刷情
報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置において、プ
リンタ本体を管理するための第1の管理情報を記憶する
記憶手段と、前記外部装置から送出される前記プリンタ
ドライバを識別して管理するための第2の管理情報と前
記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断
手段と、この判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、前記外部
装置に対する前記印刷情報の要求を制御する制御手段と
を設けたものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、プリンタ本体
の処理状態をステータスとして外部装置に返送するステ
ータス処理手段を備え、外部装置のプリンタドライバか
ら転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプリン
タ装置において、プリンタ本体を管理するための第1の
管理情報を記憶する記憶手段と、前記外部装置から送出
される前記プリンタドライバを識別して管理するための
第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかど
うかを判断する判断手段と、この判断手段が前記第2の
管理情報と前記第1の管理情報とが一致しないと判断し
た場合に、前記ステータス処理手段から外部装置に対す
るステータス返送を制御する制御手段とを設けたもので
ある。
【0007】本発明に係る第3の発明は、外部装置のプ
リンタドライバから転送される印刷情報を解析して印刷
処理を行うプリンタ装置において、プリンタ本体を管理
するための第1の管理情報を記憶する第1の記憶手段
と、プリンタ本体の資源に対する環境設定情報を記憶す
る第2の記憶手段と、前記外部装置から送出される前記
プリンタドライバを識別して管理するための第2の管理
情報と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断
する判断手段と、この判断手段が前記第2の管理情報と
前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場合に、
前記外部装置から受信した前記印刷情報中に含まれる環
境設定情報書換えデータを無視するデータ無視手段とを
設けたものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、外部装置のプ
リンタドライバから転送される印刷情報を解析して印刷
処理を行うプリンタ装置において、プリンタ本体を管理
するための第1の管理情報を記憶する第1の記憶手段
と、プリンタ本体で生成されたフォントキャッシュ情報
を記憶する第3の記憶手段と、前記外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段と、この判断手段が前記第2の管
理情報と前記第1の管理情報とが一致しないと判断した
場合に、前記第3の記憶手段に対する前記フォントキャ
ッシュ情報の書込みまたは読み出しを禁止するキャッシ
ュ制御手段とを設けたものである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、外部装置のプ
リンタドライバから転送される印刷情報を解析して印刷
処理を行うプリンタ装置のデータ処理方法において、前
記外部装置から送出される前記プリンタドライバを識別
して管理するための第2の管理情報とあらかじめ記憶さ
れる第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判
断工程と、該判断結果に基づいて前記外部装置に対する
前記印刷情報の要求に応答する応答工程とを有するもの
である。
【0010】本発明に係る第6の発明は、外部装置のプ
リンタドライバから転送される印刷情報を解析して印刷
処理を行うプリンタ装置のデータ処理方法において、前
記外部装置から送出される前記プリンタドライバを識別
して管理するための第2の管理情報とあらかじめ記憶さ
れる第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判
断工程と、該判断結果に基づいて外部装置に対するステ
ータスを返送する返送工程とを有するものである。
【0011】本発明に係る第7の発明は、プリンタ本体
を管理するための第1の管理情報を記憶する第1の記憶
手段と、プリンタ本体の資源に対する環境設定情報を記
憶する第2の記憶手段とを備え、外部装置のプリンタド
ライバから転送される印刷情報を解析して印刷処理を行
うプリンタ装置のデータ処理方法において、前記外部装
置から送出される前記プリンタドライバを識別して管理
するための第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一
致するかどうかを判断する判断工程と、該判断結果に基
づいて前記外部装置から受信した前記印刷情報中に含ま
れる環境設定情報書換えデータを無視するデータ無視工
程とを有するものである。
【0012】本発明に係る第8の発明は、プリンタ本体
を管理するための第1の管理情報を記憶する第1の記憶
手段と、プリンタ本体で生成されたフォントキャッシュ
情報を記憶する複数の第3の記憶手段とを備え、外部装
置のプリンタドライバから転送される印刷情報を解析し
て印刷処理を行うプリンタ装置のデータ処理方法におい
て、前記外部装置から送出される前記プリンタドライバ
を識別して管理するための第2の管理情報と前記第1の
管理情報とが一致するかどうかを判断する判断工程と、
該判断結果に基づいて前記第3の記憶手段に対する前記
フォントキャッシュ情報の書込みまたは読み出しを制限
する制限工程とを有するものである。
【0013】
【作用】第1の発明において、外部装置から送出される
前記プリンタドライバを識別して管理するための第2の
管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを
判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1の管
理情報とが一致しないと判断した場合に、制御手段が前
記外部装置に対する前記印刷情報の要求を制御して、外
部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同
じでもプリンタ本体との通信仕様が異同する場合に、通
信エラーとなってしまう状態を外部情報からの印刷情報
受信前に回避することを可能とする。
【0014】第2の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、制御手段
が前記ステータス処理手段から外部装置に対するステー
タス返送を制御して、外部装置のプリンタドライバが転
送するプリンタ言語が同じでもプリンタ本体との細部の
仕様が異同する場合に、受信した印刷情報が印刷不良と
なってしまう状態を印刷開始前に回避することを可能と
する。
【0015】第3の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、データ無
視手段が前記外部装置から受信した前記印刷情報中に含
まれる環境設定情報書換えデータを無視して、外部装置
のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同じで
も、受信した環境設定情報により既に記憶された最適な
環境設定情報が印刷不良または通信エラーとなるような
設定に書換えられてしまうことを確実に制限することを
可能とする。
【0016】第4の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、キャッシ
ュ制御手段が前記第3の記憶手段に対する前記フォント
キャッシュ情報の書込みまたは読み出しを禁止して、外
部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同
じでも、既に記憶された最適なフォントキャッシュ情報
が第3の記憶手段から消失または変更されてしまうこと
を確実に制限することを可能とする。
【0017】第5の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管理情報と
が一致するかどうかを判断し、該判断結果に基づいて前
記外部装置に対する前記印刷情報の要求に応答して、外
部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同
じでもプリンタ本体との通信仕様が異同する場合に、通
信エラーとなってしまう状態を外部情報からの印刷情報
受信前に回避する処理をプログラマブルに実行可能とす
る。
【0018】第6の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管理情報と
が一致するかどうかを判断して、該判断結果に基づいて
外部装置に対するステータスを返送して、外部装置のプ
リンタドライバが転送するプリンタ言語が同じでもプリ
ンタ本体との細部の仕様が異同する場合に、受信した印
刷情報が印刷不良となってしまう状態を印刷開始前に回
避する処理をプログラマブルに実行可能とする。
【0019】第7の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断して、該判断結果に基づいて前記外部装置から
受信した前記印刷情報中に含まれる環境設定情報書換え
データを無視して、外部装置のプリンタドライバが転送
するプリンタ言語が同じでも、受信した環境設定情報に
より既に記憶された最適な環境設定情報が印刷不良また
は通信エラーとなるような設定に書換えられてしまうこ
とを確実に制限する処理をプログラマブルに実行可能と
する。
【0020】第8の発明において、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断して、該判断結果に基づいて前記第3の記憶手
段に対する前記フォントキャッシュ情報の書込みまたは
読み出しを制限して、外部装置のプリンタドライバが転
送するプリンタ言語が同じでも、既に記憶された最適な
フォントキャッシュ情報が第3の記憶手段から消失また
は変更されてしまうことを確実に制限する処理をプログ
ラマブルに実行可能とする。
【0021】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示すプリン
タ装置の構成を説明するブロック図である。
【0022】図において、1はホストコンピュータであ
り、プリンタ2へ印字データと、その印字データがどの
プリンタドライバから送信されたものなのかを表すドラ
イバIDを送る。プリンタ2ではデータ処理部3が印字
データと前記ドライバIDとを受信し、所定のデータ処
理をして印字データを図示しないメモリ上にビットマッ
プ展開し、その画像信号に応じてレーザドライバ4が半
導体レーザ5の点滅を制御する。
【0023】図2は、図1に示したデータ処理部3の構
成を説明する詳細ブロック図である。
【0024】図において、6は印字データ処理部で、入
力される印字データをID判断部7から送出される処理
許可信号7aに基づいて解析処理し、該解析処理(例え
ばページ記述言語(ポストスクリプト,LIPSIII
等)に基づくPDLデータを解析する処理))された画
像データをレーザドライバ4に出力する。
【0025】ID判断部7は、ホストコンピュータ1か
ら入力されるドライバIDと保持されるプリンタIDと
が一致するかどうかを判断して、一致する場合には、通
常通りに印字データを受信すべく印字データ処理部6へ
印字データの処理を許可する処理許可信号7aを送信す
る。
【0026】8はステータス処理部で、ID判断部7が
ドライバIDとプリンタIDとが一致しない場合に、I
D判断部7から送出されるステータス返送信号7bまた
は印字データ処理部6からのステータスからホストコン
ピュータ1に返送ステータスを送出する。
【0027】以下、本実施例と第1の発明の各手段との
対応及びその作用について図1,図2等を参照して説明
する。
【0028】第1の発明は、外部装置(図1のホストコ
ンピュータ1)のプリンタドライバから転送される印刷
情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置において、
プリンタ本体(プリンタ2)を管理するための第1の管
理情報を記憶する記憶手段(ID判断部7の内部メモ
リ)と、前記外部装置から送出される前記プリンタドラ
イバを識別して管理するための第2の管理情報と前記第
1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断手段
(ID判断部7)と、この判断手段が前記第2の管理情
報と前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場合
に、前記外部装置に対する前記印刷情報の要求を制御す
る制御手段(ステータス処理部8)とを設け、外部装置
から送出される前記プリンタドライバを識別して管理す
るための第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致
するかどうかを判断するID判断部7が前記第2の管理
情報と前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場
合に、ステータス処理部8が前記外部装置に対する前記
印刷情報の要求を制御して、外部装置のプリンタドライ
バが転送するプリンタ言語が同じでもプリンタ本体との
通信仕様が異同する場合に、通信エラーとなってしまう
状態を外部情報からの印刷情報受信前に回避することを
可能とする。
【0029】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方法につ
いて説明する。
【0030】図3は本発明に係るプリンタ装置の印字デ
ータ処理方法の第1実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0031】先ず、ステップ(1)において、データ処
理部3はID判断部7で、まずプリンタドライバのID
を受信する。次に、ステップ(2)で、前記プリンタド
ライバIDがプリンタIDと一致するかどうかを判断す
る。もし両方のIDが一致すれば、ステップ(3)で通
常通りに印字データを受信すべくID判断部7から印字
データ処理部6へ印字データの処理を許可する処理許可
信号7aを送信し、前記印字データ処理部6で前記印字
データの処理を行なう。
【0032】一方、ステップ(2)の判断で、もし両方
のIDが一致しなければ、ステップ(4)でID判断部
7から判断結果をを示すステータス返送信号7bをステ
ータス処理部8へ送信し、ホストコンピュータ1にプリ
ンタドライバIDとプリンタIDが一致しなかったこと
を示すメッセージ(例:「プリンタIDが一致しません
でした」等)を返し、印字データは受信しない。
【0033】なお、本実施例では、ステータス処理部8
ではID不一致によるメッセージの他に各プリンタのス
テータスをも返送するが、そのステータスは他の記憶媒
体(例えばROM(図示しない)等)から適切なステー
タスを読み込んできてから、ホストコンピュータ1に送
信する。
【0034】また、ID判断部7が判断するプリンタ2
のIDは他の記憶媒体(例えばROM(図示しない)
等)から読み込んで来るものとする。
【0035】以下、本実施例と第5の発明の各工程との
対応及びその作用について図3等を参照して説明する。
【0036】第5の発明は、外部装置のプリンタドライ
バから転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプ
リンタ装置のデータ処理方法において、前記外部装置か
ら送出される前記プリンタドライバを識別して管理する
ための第2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管
理情報とが一致するかどうかを判断する判断工程(図3
のステップ(2))と、該判断結果に基づいて前記外部
装置に対する前記印刷情報の要求に応答する応答工程
(図3のステップ(4))とを実行して、外部装置のプ
リンタドライバが転送するプリンタ言語が同じでもプリ
ンタ本体との通信仕様が異同する場合に、通信エラーと
なってしまう状態を外部情報からの印刷情報受信前に回
避する処理をプログラマブルに実行可能とする。 〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例を示すプリン
タ装置の構成を説明するブロック図である。
【0037】図において、11はホストコンピュータで
あり、プリンタ12へ印字データと、その印字データが
どのプリンタドライバから送信されたものなのかを表わ
すドライバIDを送る。プリンタ12ではデータ処理部
13が印字データと前記ドライバIDとを受信し、所定
のデータ処理をして印字データをビットマップ展開し、
その信号に応じてレーザドライバ14が半導体レーザ1
5の点滅を制御する。
【0038】図5は、図4に示したデータ処理部13の
詳細構成を説明するブロック図であり、図4と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0039】図において、16は印字データ処理部で、
ホストコンピュータ11から入力される印字データを解
析して画像データをレーザドライバ14に送出する。
【0040】17はID判断部で、ホストコンピュータ
11から入力されるドライバIDと保持されるプリンタ
IDとが一致するかどうかを判断し、該判断結果を示す
ステータス返送/非返送信号17aをステータス処理部
18に送出する。
【0041】なお、ステータス処理部18は、ステータ
ス返送/非返送信号17aまたは印字データ処理部16
から送出されるステータスに基づく返送ステータスをホ
ストコンピュータ11に返送する。
【0042】以下、本実施例と第2の発明の各手段との
対応及びその作用について図4,図5等を参照して説明
する。
【0043】第2の発明は、プリンタ本体の処理状態を
ステータスとして外部装置に返送するステータス処理手
段(ステータス処理部18)を備え、外部装置のプリン
タドライバから転送される印刷情報を解析して印刷処理
を行うプリンタ装置において、プリンタ本体を管理する
ための第1の管理情報を記憶する記憶手段(ID判断部
17の内部メモリ)と、前記外部装置から送出される前
記プリンタドライバを識別して管理するための第2の管
理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判
断する判断手段(ID判断部17)と、この判断手段が
前記第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致しな
いと判断した場合に、前記ステータス処理手段から外部
装置に対するステータス返送を制御する制御手段(ID
判断部17)とを設け、外部装置から送出される前記プ
リンタドライバを識別して管理するための第2の管理情
報と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断す
るID判断部17が前記第2の管理情報と前記第1の管
理情報とが一致しないと判断した場合に、前記ステータ
ス処理部18から外部装置に対するステータス返送をス
テータス返送/非返送信号17aにより制御して、外部
装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同じ
でもプリンタ本体との細部の仕様が異同する場合に、受
信した印刷情報が印刷不良となってしまう状態を印刷開
始前に回避することを可能とする。
【0044】以下、図6に示すフローチャートを参照し
て本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方法につ
いて説明する。
【0045】図6は本発明に係るプリンタ装置の印字デ
ータ処理方法の第2実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(11)〜(15)は各ステップを示す。
【0046】先ず、ステップ(11)でデータ処理部1
3はまず印字データとプリンタドライバのIDを、それ
ぞれ印字データ処理部16とID判断部17で受信す
る。ステップ(12)でプリンタドライバのIDに関係
なく印字データの処理を印字データ処理部16で開始す
る。
【0047】次いで、ステップ(13)で前記プリンタ
ドライバのIDとプリンタのIDが一致するかどうかを
判断し、もし、ステップ(13)の結果が「一致」なら
ステップ(14)で、通常通りの印字動作、つまりプリ
ンタのステータスを返す動作をするが、ステップ(1
3)の結果が「不一致」ならステップ(15)でステー
タス処理部18がホストコンピュータ11へのステータ
ス返送動作を中止する。ただし、この「ID不一致」の
場合、全くプリンタのステータスを返さなくてもよい
し、「IDが不一致である」ステータスのみを返送して
もよい。
【0048】なお、ステータス処理部18ではID不一
致によるメッセージを返送する場合、そのステータスは
他の記憶媒体(例えば図示しないROMなど)からステ
ータスを読み込んできてから、ホストコンピュータ11
に送信する。
【0049】また、ID判断部17が判断するプリンタ
12のIDは他の記憶媒体(例えば図示しないROMな
ど)から読み込んで来るものとする。
【0050】以下、本実施例と第6の発明の各工程との
対応及びその作用について説明する。
【0051】第6の発明は、外部装置のプリンタドライ
バから転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプ
リンタ装置のデータ処理方法において、前記外部装置か
ら送出される前記プリンタドライバを識別して管理する
ための第2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管
理情報とが一致するかどうかを判断する判断工程(図6
のステップ(3))と、該判断結果に基づいて外部装置
に対するステータスを返送する返送工程(図6のステッ
プ(4),(5))とを実行して、外部装置のプリンタ
ドライバが転送するプリンタ言語が同じでもプリンタ本
体との細部の仕様が異同する場合に、受信した印刷情報
が印刷不良となってしまう状態を印刷開始前に回避する
処理をプログラマブルに実行可能とする。 〔第3実施例〕図7は本発明の第3実施例を示すプリン
タ装置の構成を説明するブロック図である。
【0052】図において、21はホストコンピュータで
あり、プリンタ22へ印字データと、その印字データが
どのプリンタドライバから送信されたものなのかを表わ
すドライバIDを送る。プリンタ22ではデータ処理部
23が印字データと前記ドライバIDとを受信し、所定
のデータ処理をして印字データをビットマップ展開し、
その信号に応じてレーザドライバ24が半導体レーザ2
5の点滅を制御する。
【0053】図8は、図7に示したデータ処理部23の
詳細構成を説明するブロック図であり、図7と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0054】図において、26は印字データ処理部で、
ホストコンピュータ21から入力される印字データを解
析して画像データをレーザドライバ24に送出する。
【0055】27はID判断部で、ホストコンピュータ
21から入力されるドライバIDと保持されるプリンタ
IDとが一致するかどうかを判断する。なお、印字デー
タ処理部26は、印字データにNVRAM28の書き換
えを指定するデータがあるかどうかを判定し、該データ
がある場合で、かつ、ID判断部27が入力されるドラ
イバIDと保持されるプリンタIDとが一致する場合
に、NVRAM書き込み許可信号27aが入力された場
合に、NVRAM28を書き換える機能も備えている。
【0056】以下、本実施例と第3の発明の各手段との
対応及びその作用について図7,図8等を参照して説明
する。
【0057】第3の発明は、外部装置のプリンタドライ
バから転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプ
リンタ装置において、プリンタ本体を管理するための第
1の管理情報を記憶する第1の記憶手段(ID判断部2
7の内部メモリ)と、プリンタ本体の資源に対する環境
設定情報を記憶する第2の記憶手段(NVRAM28)
と、前記外部装置から送出される前記プリンタドライバ
を識別して管理するための第2の管理情報と前記第1の
管理情報とが一致するかどうかを判断する判断手段(I
D判断部27)と、この判断手段が前記第2の管理情報
と前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場合
に、前記外部装置から受信した前記印刷情報中に含まれ
る環境設定情報書換えデータを無視するデータ無視手段
(印字データ処理部26)とを設け、外部装置から送出
される前記プリンタドライバを識別して管理するための
第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかど
うかを判断するID判断部27が前記第2の管理情報と
前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場合に、
印字データ処理部26が前記外部装置から受信した前記
印刷情報中に含まれる環境設定情報書換えデータを無視
して、外部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ
言語が同じでも、受信した環境設定情報により既に記憶
された最適な環境設定情報が印刷不良または通信エラー
となるような設定に書換えられてしまうことを確実に制
限することを可能とする。
【0058】以下、図9に示すフローチャートを参照し
て本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方法につ
いて説明する。
【0059】図9は本発明に係るプリンタ装置の印字デ
ータ処理方法の第3実施例を示すフローチャートであ
る。なお、(21)〜(25)は各ステップを示す。
【0060】ステップ(21)でデータ処理部23はま
ず印字データとプリンタドライバのIDを、それぞれ印
字データ処理部26とID判断部27で受信する。
【0061】次いで、ステップ(22)でプリンタドラ
イバのIDに関係なく印字データの処理を印字データ処
理部26で開始する。ステップ(23)で前記印字デー
タにNVRAM28の書き換えを指定するデータがある
かどうかを調べ、もしNVRAM28の書き換えを指定
しないものであるならばフローは終了、つまりその印字
動作が終了し、NVRAM28を書き換えるデータが含
まれているものであるならば、ステップ(24)で前記
プリンタドライバのIDとプリンタのIDが一致するか
どうかを判断し、もしステップ(24)の結果が「一
致」ならステップ(25)でNVRAM28の書き換え
を行ない、ステップ(24)の結果が「不一致」ならフ
ローは終了する。
【0062】なお、ID判断部27が判断するプリンタ
22のIDは他の記憶媒体(例えば図示しないROM)
から読み込んで来るものとする。
【0063】以下、本実施例と第7の発明の各工程との
対応及びその作用について図9等を参照して説明する。
【0064】第7の発明は、プリンタ本体を管理するた
めの第1の管理情報を記憶する第1の記憶手段と、プリ
ンタ本体の資源に対する環境設定情報を記憶する第2の
記憶手段とを備え、外部装置のプリンタドライバから転
送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装
置のデータ処理方法において、前記外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断工程(図9のステップ(23))と、
該判断結果に基づいて前記外部装置から受信した前記印
刷情報中に含まれる環境設定情報書換えデータを無視す
るデータ無視工程(図9のステップ(25))とを実行
して、外部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ
言語が同じでも、受信した環境設定情報により既に記憶
された最適な環境設定情報が印刷不良または通信エラー
となるような設定に書換えられてしまうことを確実に制
限する処理をプログラマブルに実行可能とする。 〔第4実施例〕図10は本発明の第4実施例を示すプリ
ンタ装置の構成を説明するブロック図である。
【0065】図において、31はホストコンピュータで
あり、プリンタ32へ印字データと、その印字データが
どのプリンタドライバから送信されたものなのかを表わ
すドライバIDを送る。プリンタ22ではデータ処理部
33が印字データと前記ドライバIDとを受信し、所定
のデータ処理をして印字データをビットマップ展開し、
その信号に応じてレーザドライバ34が半導体レーザ3
5の点滅を制御する。通常プリンタがフォントキャッシ
ュを記憶する場合、RAM38へ記憶させるものであ
る。本実施例では前記RAM38のキャッシュ領域が一
杯になった場合、フロップーディスクドライバ39(以
下FDドライバ)にてプロップーディスク(以下FD)
へ前記フォントキャッシュを記憶させるシステムで説明
する。
【0066】図11は、図10に示したデータ処理部3
3の詳細構成を説明するブロック図であり、図10と同
一のものには同一の符号を付してある。
【0067】図において、36は印字データ処理部で、
ホストコンピュータ31から入力される印字データを解
析して画像データをレーザドライバ34に送出する。ま
た、印字データ処理部36は、ホストコンピュータ31
から受信した印字データ中にフォント情報を必要とする
ものかどうかを判定する機能藻備えている。
【0068】37はID判断部で、ホストコンピュータ
31から入力されるドライバIDと保持されるプリンタ
IDとが一致するかどうかを判断し、一致する場合に、
印字データ処理部36に対してフロッピーディスク書き
込み/読み出し許可信号37aを送出する。38はRA
Mで、フォントキャッシュメモリとして機能する。
【0069】以下、本実施例と第4の発明の各手段との
対応及びその作用について図10,図11等を参照して
説明する。
【0070】第4の発明は、外部装置のプリンタドライ
バから転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプ
リンタ装置において、プリンタ本体を管理するための第
1の管理情報を記憶する第1の記憶手段(ID判断部3
7)と、プリンタ本体で生成されたフォントキャッシュ
情報を記憶する第3の記憶手段(RAM38またはフロ
ッピーディスクドライバ39にセットされるフロッピー
ディスク)と、前記外部装置から送出される前記プリン
タドライバを識別して管理するための第2の管理情報と
前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判
断手段(ID判断部37)と、この判断手段が前記第2
の管理情報と前記第1の管理情報とが一致しないと判断
した場合に、前記第3の記憶手段に対する前記フォント
キャッシュ情報の書込みまたは読み出しを禁止するキャ
ッシュ制御手段(印字データ処理部36)とを設け、外
部装置から送出される前記プリンタドライバを識別して
管理するための第2の管理情報と前記第1の管理情報と
が一致するかどうかを判断するID判断部37が前記第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致しないと判
断した場合に、印字データ処理部36がRAM38また
はフロッピーディスクドライバ39にセットされるフロ
ッピーディスクに対する前記フォントキャッシュ情報の
書込みまたは読み出しを禁止して、外部装置のプリンタ
ドライバが転送するプリンタ言語が同じでも、既に記憶
された最適なフォントキャッシュ情報が第3の記憶手段
から消失または変更されてしまうことを確実に制限する
ことを可能とする。
【0071】以下、図12に示すフローチャートを参照
して本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方法に
ついて説明する。
【0072】図12は本発明に係るプリンタ装置のデー
タ処理方法の第4実施例を示すフローチャートである。
なお、(31)〜(36)は各ステップを示す。
【0073】先ず、ステップ(31)でデータ処理部3
3は、印字データとプリンタドライバのIDを、それぞ
れ印字データ処理部36とID判断部37で受信する。
【0074】次いで、ステップ(32)で前記印字デー
タがフォント情報を必要とするものなのかを判断し、も
し印字データが全くフォント情報を必要としないものな
らばステップ(36)へ移行するが、もし印字データが
フォント情報を必要とするものならば、ステップ(3
3)で前記プリンタドライバのIDとプリンタのIDが
一致するかどうかを判断する。
【0075】一方、ステップ(33)の結果が「一致」
であると判定した場合は、ステップ(34)でフォント
キャッシュの読み/書き対象媒体をRAM、およびFD
と設定し、以下に説明するキャッシュ処理ルーチンを行
なう。
【0076】一方、ステップ(33)での結果が「不一
致」であると判定した場合は、ステップ(35)ではフ
ォントキャッシュの読み/書き対象媒体をRAMのみと
設定し、必要に応じてフォントキャッシュの読み/書き
を行なう。
【0077】次いで、ステップ(36)ではステップ
(31)からステップ(35)で処理されてきた印字デ
ータの処理を行なう。
【0078】以下、図13に示すフローチャートを参照
して、図12に示したキャッシュ処理ルーチンの動作に
ついて説明する。
【0079】図13は、図12に示したャッシュ処理ル
ーチンの詳細手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(34−1)〜(34−5)は各ステップを示
す。
【0080】先ず、ステップ(34−1)で、RAM3
8、あるいはFDドライブ39に挿入されているFDの
どちらかにフォント情報がキャッシュされているかどう
かを調べる。もし既にキャッシュされていると判断した
場合は、ステップ(34−3)でRAM38からは通常
通りキャッシュを読み込み、FDドライブ39に挿入さ
れているFDからは前記プリンタドライバのIDがプリ
ンタのIDと等しいことを確認した上でフォントキャッ
シュを読み込む。
【0081】一方、ステップ(34−1)で、もし前記
印字データ内のフォント情報がプリンタ32内のどこに
もキャッシュされていないと判断した場合には、ステッ
プ(34−2)でキャッシュ先の記憶媒体を選ぶため、
キャッシュする媒体がRAMかどうかを判定する。な
お、この時に選ばれる記憶媒体はドライバからの指定で
あってもよいし、プリンタ32の参照値に応じてもよ
い。
【0082】上記ステップ(34−2)で、キャッシュ
先の記憶媒体がFDドライバ39に挿入されているFD
であると判断された場合には、ステップ(34−4)
で、現在使用中のプリンタドライバのIDと共にFDへ
キャッシュを記憶させる。
【0083】一方、ステップ(34−2)で、キャッシ
ュ先の記憶媒体がRAM38である場合には、ステップ
(34−5)で、通常通りのキャッシュの記憶作業を行
なう。
【0084】なお、ID判断部37が判断するプリンタ
32のIDは他の記憶媒体(例えば図示しないROM
等)から読み込んで来るものとする。
【0085】以下、本実施例と第8の発明の各工程との
対応及びその作用について図12等を参照して説明す
る。
【0086】第8の発明は、プリンタ本体を管理するた
めの第1の管理情報を記憶する第1の記憶手段と、プリ
ンタ本体で生成されたフォントキャッシュ情報を記憶す
る複数の第3の記憶手段とを備え、外部装置のプリンタ
ドライバから転送される印刷情報を解析して印刷処理を
行うプリンタ装置のデータ処理方法において、前記外部
装置から送出される前記プリンタドライバを識別して管
理するための第2の管理情報と前記第1の管理情報とが
一致するかどうかを判断する判断工程(図12のステッ
プ(33))と、該判断結果に基づいて前記第3の記憶
手段に対する前記フォントキャッシュ情報の書込みまた
は読み出しを制限する制限工程(図12のステップ(3
5))とを実行して、外部装置のプリンタドライバが転
送するプリンタ言語が同じでも、既に記憶された最適な
フォントキャッシュ情報が第3の記憶手段から消失また
は変更されてしまうことを確実に制限する処理をプログ
ラマブルに実行可能とする。
【0087】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、外部装置から送出される前記プリンタ
ドライバを識別して管理するための第2の管理情報と前
記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断
手段が前記第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一
致しないと判断した場合に、制御手段が前記外部装置に
対する前記印刷情報の要求を制御することにより、外部
装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同じ
でもプリンタ本体との通信仕様が異同する場合に、通信
エラーとなってしまう状態を外部情報からの印刷情報受
信前に回避することができる。
【0089】第2の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、制御手段
が前記ステータス処理手段から外部装置に対するステー
タス返送を制御するので、外部装置のプリンタドライバ
が転送するプリンタ言語が同じでもプリンタ本体との細
部の仕様が異同する場合に、受信した印刷情報が印刷不
良となってしまう状態を印刷開始前に回避することがで
きる。
【0090】第3の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、データ無
視手段が前記外部装置から受信した前記印刷情報中に含
まれる環境設定情報書換えデータを無視するので、外部
装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同じ
でも、受信した環境設定情報により既に記憶された最適
な環境設定情報が印刷不良または通信エラーとなるよう
な設定に書換えられてしまうことを確実に制限すること
ができる。
【0091】第4の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断する判断手段が前記第2の管理情報と前記第1
の管理情報とが一致しないと判断した場合に、キャッシ
ュ制御手段が前記第3の記憶手段に対する前記フォント
キャッシュ情報の書込みまたは読み出しを禁止するの
で、外部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言
語が同じでも、既に記憶された最適なフォントキャッシ
ュ情報が第3の記憶手段から消失または変更されてしま
うことを確実に制限することができる。
【0092】第5の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管理情報と
が一致するかどうかを判断し、該判断結果に基づいて前
記外部装置に対する前記印刷情報の要求に応答するの
で、外部装置のプリンタドライバが転送するプリンタ言
語が同じでもプリンタ本体との通信仕様が異同する場合
に、通信エラーとなってしまう状態を外部情報からの印
刷情報受信前に回避する処理をプログラマブルに実行す
ることができる。
【0093】第6の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報とあらかじめ記憶される第1の管理情報と
が一致するかどうかを判断して、該判断結果に基づいて
外部装置に対するステータスを返送するので、外部装置
のプリンタドライバが転送するプリンタ言語が同じでも
プリンタ本体との細部の仕様が異同する場合に、受信し
た印刷情報が印刷不良となってしまう状態を印刷開始前
に回避する処理をプログラマブルに実行させることがで
きる。
【0094】第7の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断して、該判断結果に基づいて前記外部装置から
受信した前記印刷情報中に含まれる環境設定情報書換え
データを無視するので、外部装置のプリンタドライバが
転送するプリンタ言語が同じでも、受信した環境設定情
報により既に記憶された最適な環境設定情報が印刷不良
または通信エラーとなるような設定に書換えられてしま
うことを確実に制限する処理をプログラマブルに実行さ
せることができる。
【0095】第8の発明によれば、外部装置から送出さ
れる前記プリンタドライバを識別して管理するための第
2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどう
かを判断して、該判断結果に基づいて前記第3の記憶手
段に対する前記フォントキャッシュ情報の書込みまたは
読み出しを制限するので、外部装置のプリンタドライバ
が転送するプリンタ言語が同じでも、既に記憶された最
適なフォントキャッシュ情報が第3の記憶手段から消失
または変更されてしまうことを確実に制限する処理をプ
ログラマブルに実行させることができる。
【0096】従って、プリンタ言語が同じでもプリンタ
ドライバ仕様が不一致となる場合に、通信エラー,印刷
不良,プリンタの環境設定状態の書換え,フォントキャ
ッシュの書換え等を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプリンタ装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したデータ処理部の構成を説明する詳
細ブロック図である。
【図3】本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方
法の第1実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示すプリンタ装置の構成
を説明するブロック図である。
【図5】図4に示したデータ処理部の詳細構成を説明す
るブロック図である。
【図6】本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方
法の第2実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例を示すプリンタ装置の構成
を説明するブロック図である。
【図8】図7に示したデータ処理部の詳細構成を説明す
るブロック図である。
【図9】本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理方
法の第3実施例を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4実施例を示すプリンタ装置の構
成を説明するブロック図である。
【図11】図10に示したデータ処理部の詳細構成を説
明するブロック図である。
【図12】本発明に係るプリンタ装置の印字データ処理
方法の第4実施例を示すフローチャートである。
【図13】図12に示したャッシュ処理ルーチンの詳細
手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 データ処理部 4 レーザドライバ 6 印字データ処理部 7 ID判断部 8 ステータス処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置のプリンタドライバから転送さ
    れる印刷情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置に
    おいて、プリンタ本体を管理するための第1の管理情報
    を記憶する記憶手段と、前記外部装置から送出される前
    記プリンタドライバを識別して管理するための第2の管
    理情報と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判
    断する判断手段と、この判断手段が前記第2の管理情報
    と前記第1の管理情報とが一致しないと判断した場合
    に、前記外部装置に対する前記印刷情報の要求を制御す
    る制御手段とを具備したことを特徴とするプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】 プリンタ本体の処理状態をステータスと
    して外部装置に返送するステータス処理手段を備え、外
    部装置のプリンタドライバから転送される印刷情報を解
    析して印刷処理を行うプリンタ装置において、プリンタ
    本体を管理するための第1の管理情報を記憶する記憶手
    段と、前記外部装置から送出される前記プリンタドライ
    バを識別して管理するための第2の管理情報と前記第1
    の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断手段
    と、この判断手段が前記第2の管理情報と前記第1の管
    理情報とが一致しないと判断した場合に、前記ステータ
    ス処理手段から外部装置に対するステータス返送を制御
    する制御手段とを具備したことを特徴とするプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 外部装置のプリンタドライバから転送さ
    れる印刷情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置に
    おいて、プリンタ本体を管理するための第1の管理情報
    を記憶する第1の記憶手段と、プリンタ本体の資源に対
    する環境設定情報を記憶する第2の記憶手段と、前記外
    部装置から送出される前記プリンタドライバを識別して
    管理するための第2の管理情報と前記第1の管理情報と
    が一致するかどうかを判断する判断手段と、この判断手
    段が前記第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致
    しないと判断した場合に、前記外部装置から受信した前
    記印刷情報中に含まれる環境設定情報書換えデータを無
    視するデータ無視手段とを具備したことを特徴とするプ
    リンタ装置。
  4. 【請求項4】 外部装置のプリンタドライバから転送さ
    れる印刷情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置に
    おいて、プリンタ本体を管理するための第1の管理情報
    を記憶する第1の記憶手段と、プリンタ本体で生成され
    たフォントキャッシュ情報を記憶する第3の記憶手段
    と、前記外部装置から送出される前記プリンタドライバ
    を識別して管理するための第2の管理情報と前記第1の
    管理情報とが一致するかどうかを判断する判断手段と、
    この判断手段が前記第2の管理情報と前記第1の管理情
    報とが一致しないと判断した場合に、前記第3の記憶手
    段に対する前記フォントキャッシュ情報の書込みまたは
    読み出しを禁止するキャッシュ制御手段とを具備したこ
    とを特徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 プリンタ本体を管理するための第1の管
    理情報を記憶する記憶手段を備え、外部装置のプリンタ
    ドライバから転送される印刷情報を解析して印刷処理を
    行うプリンタ装置のデータ処理方法において、前記外部
    装置から送出される前記プリンタドライバを識別して管
    理するための第2の管理情報とあらかじめ記憶される第
    1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断工程
    と、該判断結果に基づいて前記外部装置に対する前記印
    刷情報の要求に応答する応答工程とを有することを特徴
    とするプリンタ装置のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 プリンタ本体を管理するための第1の管
    理情報を記憶する記憶手段を備え、外部装置のプリンタ
    ドライバから転送される印刷情報を解析して印刷処理を
    行うプリンタ装置のデータ処理方法において、前記外部
    装置から送出される前記プリンタドライバを識別して管
    理するための第2の管理情報とあらかじめ記憶される第
    1の管理情報とが一致するかどうかを判断する判断工程
    と、該判断結果に基づいて外部装置に対するステータス
    を返送する返送工程とを有することを特徴とするプリン
    タ装置のデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 プリンタ本体を管理するための第1の管
    理情報を記憶する第1の記憶手段と、プリンタ本体の資
    源に対する環境設定情報を記憶する第2の記憶手段とを
    備え、外部装置のプリンタドライバから転送される印刷
    情報を解析して印刷処理を行うプリンタ装置のデータ処
    理方法において、前記外部装置から送出される前記プリ
    ンタドライバを識別して管理するための第2の管理情報
    と前記第1の管理情報とが一致するかどうかを判断する
    判断工程と、該判断結果に基づいて前記外部装置から受
    信した前記印刷情報中に含まれる環境設定情報書換えデ
    ータを無視するデータ無視工程とを有することを特徴と
    するプリンタ装置のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 プリンタ本体を管理するための第1の管
    理情報を記憶する第1の記憶手段と、プリンタ本体で生
    成されたフォントキャッシュ情報を記憶する複数の第3
    の記憶手段とを備え、外部装置のプリンタドライバから
    転送される印刷情報を解析して印刷処理を行うプリンタ
    装置のデータ処理方法において、前記外部装置から送出
    される前記プリンタドライバを識別して管理するための
    第2の管理情報と前記第1の管理情報とが一致するかど
    うかを判断する判断工程と、該判断結果に基づいて前記
    第3の記憶手段に対する前記フォントキャッシュ情報の
    書込みまたは読み出しを制限する制限工程とを有するこ
    とを特徴とするプリンタ装置のデータ処理方法。
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