JP2013050925A - 印刷処理装置および印刷プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷対象データに指定されている特色が記憶部に登録されていないことに起因して生じる無駄な印刷を回避することができる印刷処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の印刷処理装置は、印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識する認識部と、特色の識別情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている記憶部に、認識部により認識された識別情報が登録されているか否かを判断する判断部と、判断部により記憶部に識別情報が登録されていないと判断される場合、その旨を示す警告情報を報知する報知部と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、特色が指定されている印刷対象データに基づく印刷を行うための印刷処理装置および印刷プログラムに関する。
印刷用のインクには、金色、銀色、および蛍光色のように、専用のインクを使用して表現される特色(Spot Color)と呼ばれる色が多数存在する。特色は、インク会社(大日本インキ化学工業株式会社、東洋インキ製造株式会社等)により独自に定義されており、たとえば、「DIC1」という名称の特色は、製造元であるインク会社が定義した特定の色を示す。
特色は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、およびブラック(K)の基本色とは異なるため、専用のインクを使用可能な印刷装置には適用可能であるが、4つの基本色のみ使用可能なプリンターや複合機(Multi−Function Peripheral:MFP)には適用することができない。このため、プリンターや複合機では、4つの基本色が組み合わされて特色に近似する色が作成される。プリンターを制御するプリンターコントローラーには、特色の名称情報とCMYK値とが対応付けて登録されたテーブルが記憶され、印刷対象データに特色が指定されている場合、テーブルが参照され、特色の名称情報からCMYK値が特定される。そして、テーブルを参照して特定されたCMYK値の色により印刷が行われる。
この技術では、印刷対象データに指定されている特色がテーブルに登録されている場合には色が作成されるものの、印刷対象データに指定されている特色がテーブルに登録されていない場合には色が作成されず、白抜け等の印刷エラーが発生する。
この問題を解消するため、印刷対象データに、特色の名称とともにCMYK値を指定する技術がある(たとえば、特許文献1)。この技術によれば、特色がテーブルに登録されていない場合でも、印刷対象データに指定されているCMYK値を使用して色が作成されるため、白抜け等の印刷エラーが防止される。
しかしながら、プリンターが作成する色はプリンターの機種によって異なり、異なる機種のプリンターであれば、同じCMYK値であっても作成される色が異なってくる。このため、印刷対象データにCMYK値が指定されていても、プリンターとのカラーマッチングが不十分であれば、ユーザーが意図しない色が作成されてしまう。この場合、意図する色が作成されるように、ユーザーは、CMYK値を変更して再印刷を行う必要があり、好ましくない。
特開2006−155499号公報
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものである。したがって、本発明の目的は、印刷対象データに指定されている特色が記憶部に登録されていないことに起因して生じる無駄な印刷を回避することができる印刷処理装置および印刷プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識する認識部と、特色の識別情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている記憶部に、前記認識部により認識された識別情報が登録されているか否かを判断する判断部と、前記判断部により前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される場合、その旨を示す警告情報を報知する報知部と、を有することを特徴とする印刷処理装置。
(2)前記判断部により前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される特色について、当該特色の色情報を設定するための操作画面を表示する表示部と、前記操作画面を通じて設定される色情報を、登録されていない特色の色情報として前記印刷対象データに適用する適用部と、を有することを特徴とする上記(1)に記載の印刷処理装置。
(3)前記色情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4つの基本色の各値を含み、前記操作画面は、前記基本色の各値を指定可能に構成されており、前記適用部は、ユーザーにより指定される前記基本色の各値からなる色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする上記(2)に記載の印刷処理装置。
(4)前記操作画面は、前記記憶部に登録されている特色の識別情報の一覧を表示可能に構成されており、前記適用部は、前記識別情報の一覧からユーザーにより選択される1つの識別情報に対応付けられている色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする上記(2)に記載の印刷処理装置。
(5)前記操作画面は、前記記憶部に識別情報が登録されていない前記特色の色情報の登録元を指定可能に構成されており、前記適用部は、ユーザーにより指定される前記登録元から取得される色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする上記(2)に記載の印刷処理装置。
(6)前記操作画面を通じて設定される色情報を特色の識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する色情報登録部を有することを特徴とする上記(2)〜(5)のいずれか1つに記載の印刷処理装置。
(7)前記適用部により色情報が適用された前記印刷対象データを上書き保存または別名保存する記憶制御部を有することを特徴とする上記(2)〜(5)のいずれか1つに記載の印刷処理装置。
(8)前記色情報登録部により前記記憶部に前記色情報が登録されるとき、当該登録される色情報の適用範囲を特定するための属性情報を前記識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する属性情報登録部を有することを特徴とする上記(6)に記載の印刷処理装置。
(9)前記属性情報は、ユーザーの識別情報または印刷対象データの識別情報であることを特徴とする上記(8)に記載の印刷処理装置。
(10)印刷対象データに基づく印刷の実行指示を受け付ける受付部と、前記印刷対象データに基づく印刷ジョブを生成する生成部と、を有し、前記受付部により前記実行指示が受け付けられた場合、前記認識部は、前記印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識することを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれか1つに記載の印刷処理装置。
(11)印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識する手順(a)と、特色の識別情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている記憶部に、前記手順(a)において認識された識別情報が登録されているか否かを判断する手順(b)と、前記手順(b)において前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される場合、その旨を示す警告情報を報知する手順(c)と、をコンピューターに実行させる印刷プログラム。
(12)前記手順(b)において前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される特色について、当該特色の色情報を設定するための操作画面を表示部に表示させる手順(d)と、前記操作画面を通じて設定される色情報を、登録されていない特色の色情報として前記印刷対象データに適用する手順(e)と、を前記コンピューターに実行させることを特徴とする上記(11)に記載の印刷プログラム。
(13)前記色情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4つの基本色の各値を含み、前記操作画面は、前記基本色の各値を指定可能に構成されており、前記手順(e)において、ユーザーにより指定される前記基本色の各値からなる色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする上記(12)に記載の印刷プログラム。
(14)前記操作画面は、前記記憶部に登録されている特色の識別情報の一覧を表示可能に構成されており、前記手順(e)において、前記識別情報の一覧からユーザーにより選択される1つの識別情報に対応付けられている色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする上記(12)に記載の印刷プログラム。
(15)前記操作画面は、前記記憶部に識別情報が登録されていない前記特色の色情報の登録元を指定可能に構成されており、前記手順(e)において、ユーザーにより指定される前記登録元から取得される色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする上記(12)に記載の印刷プログラム。
(16)前記操作画面を通じて設定される色情報を特色の識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する手順(f)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする上記(12)〜(15)のいずれか1つに記載の印刷プログラム。
(17)前記適用部により色情報が適用された前記印刷対象データを上書き保存または別名保存する手順(g)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする上記(12)〜(15)のいずれか1つに記載の印刷プログラム。
(18)前記手順(f)において前記記憶部に前記色情報が登録されるとき、当該登録される色情報の適用範囲を特定するための属性情報を前記識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する手順(h)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする上記(16)に記載の印刷プログラム。
(19)前記属性情報は、ユーザーの識別情報または印刷対象データの識別情報であることを特徴とする上記(18)に記載の印刷プログラム。
(20)印刷対象データに基づく印刷の実行指示を受け付ける手順(i)と、前記印刷対象データに基づく印刷ジョブを生成する手順(j)と、を前記コンピューターに実行させ、前記手順(i)において前記実行指示が受け付けられた場合、前記手順(a)において、前記印刷対象データに含まれている特色の識別情報が認識されることを特徴とする上記(11)〜(19)のいずれか1つに記載の印刷プログラム。
(21)上記(11)〜(20)のいずれか1つに記載の印刷プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、警告情報が報知されることにより、印刷対象データに基づく印刷の実行前に、ユーザーは、印刷対象データに指定した特色が記憶部に登録されていないことを認識することができる。このため、ユーザーは、印刷を実行することなく中止したり、印刷対象データで指定している特色を変更したりして、特色が記憶部に登録されていないことに起因して生じる無駄な印刷を回避することができる。
印刷システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。 図1に示されるプリンターコントローラーの構成を示すブロック図である。 特色管理テーブルの一例を示す図である。 図1に示されるプリンターの構成を示すブロック図である。 印刷対象データに基づき印刷される画像の一例を示す図である。 PCにより実行される印刷指示処理の手順を示すフローチャートである。 印刷画面の一例を示す図である。 プリンターコントローラーにより実行される特色確認処理の手順を示すフローチャートである。 警告画面の一例を示す図である。 特色定義画面の一例を示す図である。 特色定義画面の他の例を示す図である。 処理方法設定画面の一例を示す図である。 保存画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、印刷システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示されるとおり、本実施形態の印刷システムは、PC(Personal Computer)1と、プリンターコントローラー2と、プリンター3とを備えている。
PC1とプリンターコントローラー2とは、ネットワーク4を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク4は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等からなる。プリンターコントローラー2とプリンター3とはそれぞれ、たとえば、IEEE1394シリアルバス、USB(Universal Serial Bus)等の専用インターフェース用バスを介して接続されている。ただし、プリンターコントローラー2とプリンター3とはネットワーク4を介して接続されていてもよい。なお、ネットワーク4に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。
図2は、図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。
PC1(印刷処理装置)は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16、およびネットワークインターフェース17を含み、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステム(OS)を含む各種プログラムや、各種データを格納する。ハードディスク14には、印刷対象データ(文書ファイル)を作成するためのアプリケーションと、印刷対象データをプリンターコントローラー2が解釈可能なページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータに変換するためのプリンタードライバーとがインストールされている。
ディスプレイ15は、たとえば、液晶ディスプレイであり、表示部として各種の情報を表示する。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。ネットワークインターフェース17は、ネットワーク4を介し他の機器と通信するためのインターフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
本実施形態のCPU11は、プリンタードライバーのプログラムを実行することによって、認識部、判断部、報知部、適用部、色情報登録部、記憶制御部、属性情報登録部、受付部、および生成部として機能する。ここで、認識部は、印刷対象データに含まれている特色の名称情報(識別情報)を認識する。判断部は、認識された名称情報がプリンターコントローラー2に登録されているか否かを判断する。報知部は、プリンターコントローラー2に名称情報が登録されていない場合、その旨を示す警告情報を報知する。また、適用部は、後述する特色定義画面を通じて設定される色情報を印刷対象データに適用する。色情報登録部は、特色定義画面を通じて設定される色情報を特色の名称情報と対応付けてプリンターコントローラー2に登録する。記憶制御部は、色情報が適用された印刷対象データを上書き保存または別名保存する。属性情報登録部は、登録される色情報の適用範囲を特定する属性情報を名称情報と対応付けてプリンターコントローラー2に登録する。受付部は、印刷対象データに基づく印刷の実行指示を受け付ける。生成部は、印刷対象データに基づく印刷ジョブを生成する。なお、各部の具体的な処理内容については後述する。
図3は、図1に示されるプリンターコントローラーの構成を示すブロック図である。プリンターコントローラー2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、ディスプレイ25、入力装置26、プリンターインターフェース27、およびネットワークインターフェース28を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス29を介して相互に接続されている。なお、プリンターコントローラー2の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
記憶部としてのハードディスク24には、特色の名称情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている特色管理テーブルが記憶されている。また、ハードディスク24には、PC1から受信したPDLデータを翻訳してビットマップ形式の画像データに展開するためのプログラム、および、PC1からの問い合わせに応じて特色管理テーブルに特定の特色が登録されているか否かを確認するためのプログラムが格納されている。
プリンターインターフェース27は、ローカル接続されたプリンター3と通信するためのインターフェースである。
図4は、図3に示されるプリンターコントローラーのハードディスクに記憶されている特色管理テーブルの一例を示す図である。
特色管理テーブル50には、特色の名称情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている。図4では、特色の名称情報として、「SpotColor_A」、「SpotColor_B」、「SpotColor_C」、「SpotColor_D」、および「SpotColor_E」が登録されている。また、各名称情報と対応付けて、色情報としてのCMYK値が設定されている。なお、「SpotColor_B」については、4通りの色情報が設定されており、4通りの色情報の中から1つの色情報が選択されている。印刷対象データに特色が指定されている場合、特色管理テーブル50が参照され、特色の名称情報からCMYK値が特定される。
図5は、図1に示されるプリンターの構成を示すブロック図である。
プリンター3は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、操作パネル部35、画像形成部36、およびコントローラーインターフェース37を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス38を介して相互に接続されている。なお、プリンター3の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
操作パネル部35は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。
画像形成部36は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、プリンターコントローラー2から受信した画像データに基づく画像を用紙等の記録媒体に形成する。画像形成部36は、C、M、Y、およびKの4色のトナーを用いて画像を形成する。
コントローラーインターフェース37は、ローカル接続されたプリンターコントローラー2と通信するためのインターフェースである。
なお、PC1、プリンターコントローラー2、およびプリンター3は、それぞれ上述した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上述した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
以下、図6〜図14を参照して、本実施形態の印刷システムの動作について説明する。
図6は、印刷対象データに基づき印刷される画像の一例を示す図である。図6に示される画像は、色の異なる4つの領域を有している。各領域は、特色の名称(「SpotColor_A」、「SpotColor_B」、「SpotColor_F」、および「SpotColor_G」)によって特定される色を有する。印刷対象データに基づき図6に示される画像の印刷を行う場合、印刷対象データには、特色の名称を示す名称情報が領域毎に指定される。
なお、印刷対象データには、特色の名称情報とともに当該特色の色情報(CMYK値、L*a*b*値)が含まれ得る。印刷対象データに特色の名称情報および色情報を指定して印刷を行う技術自体は、周知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
図7は、PCにより実行される印刷指示処理の手順を示すフローチャートである。なお、図7のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、PC1のハードディスク14にプログラムとして記憶されており、CPU11によって実行される。
まず、印刷対象データで使用されているすべての特色の名称情報が抽出される(ステップS101)。本実施形態では、まず、印刷対象データを作成したアプリケーションを通じて印刷画面100(図8参照)が起動される。続いて、印刷画面100上で出力先のプリンターが指定された後、印刷画面100のOKボタン110が押下(クリック)されることにより、プリンタードライバーが起動される。プリンタードライバーの起動に伴い、印刷対象データに含まれるすべての特色の名称情報が抽出される。
続いて、1つの名称情報が選択される(ステップS102)。本実施形態では、ステップS101に示す処理で抽出された名称情報の中から、1つの名称情報が選択される。
続いて、プリンターコントローラー2に対して、名称情報の問い合わせが行われる(ステップS103)。本実施形態では、ステップS102に示す処理で選択された名称情報がプリンターコントローラー2に登録されているか否かを確認する問い合わせが行われる。問い合わせを受けたプリンターコントローラー2は、問い合わされた名称情報が、特色管理テーブル50(図4参照)に登録されているか否かを確認し、確認結果をPC1に送信する。
続いて、プリンターコントローラー2からの確認結果が受信される(ステップS104)。本実施形態では、ステップS103に示す処理で問い合わせが行われた名称情報について、プリンターコントローラー2からの確認結果が受信される。
続いて、名称情報がプリンターコントローラー2に登録されているか否かが判断される(ステップS105)。本実施形態では、ステップS104に示す処理で受信された確認結果に基づいて、ステップS102に示す処理で選択された名称情報が、プリンターコントローラー2に登録されているか否かが判断される。
名称情報がプリンターコントローラー2に登録されていると判断される場合(ステップS105:YES)、ステップS107の処理に移行する。
一方、名称情報がプリンターコントローラー2に登録されていないと判断される場合(ステップS105:NO)、名称情報がプリンターコントローラー2に登録されていないことが記憶される(ステップS106)。本実施形態では、ステップS102に示す処理で選択された名称情報が、プリンターコントローラー2の特色管理テーブル50に登録されていないことを示す情報がRAM13に記憶される。
続いて、登録の確認がされていない名称情報があるか否かが判断される(ステップS107)。本実施形態では、ステップS101に示す処理で抽出された名称情報のうち、プリンターコントローラー2に登録されているか否か確認されていない名称情報があるか否かが判断される。
登録の確認がされていない名称情報があると判断される場合(ステップS107:YES)、ステップS102の処理に戻る。そして、登録の確認がされていない名称情報がなくなるまで、ステップS102以下の処理が繰り返される。
一方、登録の確認がされていない名称情報がないと判断される場合(ステップS107:NO)、プリンターコントローラー2に登録されていない名称情報があるか否かが判断される(ステップS108)。本実施形態では、ステップS106に示す処理で記憶された情報の有無を確認することにより、プリンターコントローラー2に登録されていない名称情報があるか否かが判断される。
プリンターコントローラー2に登録されていない名称情報がないと判断される場合(ステップS108:NO)、処理が終了される。その結果、印刷対象データに基づく印刷ジョブが生成され、生成された印刷ジョブがプリンターコントローラー2に送信される。
一方、プリンターコントローラー2に登録されていない名称情報があると判断される場合(ステップS108:YES)、警告情報が表示され(ステップS109)、処理が終了される。本実施形態では、印刷対象データに指定されている特色がプリンターコントローラー2に登録されていないことを示す警告情報がディスプレイ15に表示される。
以上のとおり、図7に示されるフローチャートの処理によれば、印刷対象データに含まれている特色の名称情報が認識され、認識された名称情報がプリンターコントローラー2に登録されているか否かが判断される。そして、印刷対象データに含まれている名称情報がプリンターコントローラー2に登録されていないと判断される場合には、その旨を示す警告情報が報知される。
図9は、プリンターコントローラーにより実行される特色確認処理の手順を示すフローチャートである。なお、図9のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、プリンターコントローラー2のハードディスク24にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される。
まず、PC1からの名称情報の問い合わせが認識される(ステップS201)。本実施形態では、図7のステップS103に示す処理においてPC1により行われた問い合わせが認識される。
続いて、問い合わされた名称情報が登録されているか否かが判断される(ステップS202)。本実施形態では、ステップS201に示す処理で認識された問い合わせの対象である名称情報が、ハードディスク24に記憶されている特色管理テーブル50に登録されているか否かが判断される。
そして、確認結果がPC1に送信される(ステップS203)。本実施形態では、ステップS202に示す処理で確認された結果が、PC1に送信される。
以上のとおり、図9に示されるフローチャートによれば、問い合わせが行われた特色の名称情報がプリンターコントローラー2に登録されているか否かが確認され、確認結果がPC1に送信される。そして、特色の名称情報がプリンターコントローラー2に登録されていない場合、その旨を示す警告情報がPC1のディスプレイ15に表示される。
図10は、PCのディスプレイに表示される警告画面の一例を示す図である。警告画面200は、警告情報を表示するための情報表示部210を有する。また、警告画面200には、印刷指示ボタン220および特色定義ボタン230が設けられている。
情報表示部210には、印刷対象データで指定されている特定の特色がプリンターコントローラー2に登録されていない旨を示す警告情報が表示される。また、情報表示部210には、警告情報とともに、印刷対象データに含まれる特色の名称情報のうち、プリンターコントローラー2に未登録の特色の名称情報が表示される。図10では、プリンターコントローラー2に未登録の特色の名称情報として、「SpotColor_F」および「SpotColor_G」が表示されている。
印刷指示ボタン220は、印刷の実行を指示するためのボタンであり、特色定義ボタン230は、未登録の特色の色情報を設定するためのボタンである。
PC1のディスプレイ15に警告画面200が表示されることにより、ユーザーは、指定した特色がプリンターコントローラー2に登録されていないことを認識することができる。そして、白抜け等の印刷エラーが生じることを認識した上で印刷を継続するのであれば、ユーザーは、印刷指示ボタン220を押下することによって、印刷を実行することができる。あるいは、ユーザーは、特色定義ボタン230を押下することによって、未登録の特色の色情報を設定することができる。
図11は、特色定義画面の一例を示す図である。特色定義画面300は、警告画面200の特色定義ボタン230が押下される場合、PC1のディスプレイ15に表示される。
特色定義画面300は、未登録特色表示部310、色情報入力部320、および色情報登録元指定部330を有する。未登録特色表示部310は、印刷対象データに含まれている特色の名称情報のうち、プリンターコントローラー2に未登録の名称情報を一覧表示する。図11では、プリンターコントローラー2に未登録の特色の名称情報として、「SpotColor_F」および「SpotColor_G」が表示されている。
色情報入力部320は、未登録特色表示部310に表示される名称情報の中から選択される1つの名称情報について、ユーザーによる色情報(CMYK値)の入力を受け付ける。図11では、「SpotColor_F」という名称情報の特色について、C:20、M:20、Y:20、およびK:20の値が入力されている。このような構成によれば、色情報入力部320を通じてユーザーにより指定された色情報を、未登録の特色の色情報として印刷対象データに適用して印刷を行うことができる。
なお、印刷対象データに特色の名称情報とともに特色のCMYK値が含まれている場合、当該CMYK値がデフォルト値として色情報入力部320に設定され得る。また、特色の名称情報とともにL*a*b*値が含まれている場合には、印刷時に使用されるプロファイルを利用してプリンターコントローラー2によりCMYK値が計算され、計算されたCMYK値がデフォルト値として設定される。この場合、ユーザーは、CMYK値をデフォルト値から変更して、自身の意図に沿った色情報を指定することができる。
色情報登録元指定部330は、未登録特色表示部310に表示される名称情報の中から選択される1つの名称情報について、ユーザーによる色情報の登録元の指定を受け付ける。このような構成によれば、ユーザーは、PC1のハードディスク14やネットワーク4上の他のプリンターコントローラー(不図示)に登録されている特色の色情報を、未登録の特色の色情報として印刷対象データに適用して印刷を行うことができる。
図12は、特色定義画面の他の例を示す図である。他の例に係る特色定義画面400は、未登録特色表示部410、色情報入力部420、色情報登録元指定部430、および近似特色選択部450を有する。未登録特色表示部410、色情報入力部420、および色情報登録元指定部430は、図11に示される未登録特色表示部310、色情報入力部320、および色情報登録元指定部330と同様であるため説明は省略する。
近似特色選択部450は、色情報入力部451および近似特色表示部452を有する。また、近似特色選択部450には、検索ボタン453が設けられている。たとえば、ユーザーにより色情報入力部451に色情報が入力され、検索ボタン453が押下されれば、プリンターコントローラー2に登録されている複数の特色の中から、色情報入力部451に入力された色情報に近似する色情報を有する特色が検索される。本実施形態では、色情報入力部451に入力されているCMYKの各値を基準として、±2の範囲内の値を有する特色が、近似する特色として検出される。検出された特色は、近似特色表示部452に一覧表示される。このような構成によれば、ユーザーは、プリンターコントローラー2に登録されている特色を未登録の特色の代わりに使用して印刷を行うことができる。
図13は、処理方法設定画面の一例を示す図である。処理方法設定画面500は、特色定義画面300,400のOKボタン340,440が押下される場合、PC1のディスプレイ15に表示される。
処理方法設定画面500は、特色定義画面300,400を通じて色情報が設定された特色の適用範囲を指定するための適用範囲指定部510を有する。また、処理方法設定画面500には、特色定義画面300,400を通じて設定された色情報を印刷対象データに適用して印刷を行うための印刷ボタン520が設けられている。
適用範囲指定部510には、特色定義画面300,400を通じて色情報が設定された特色の適用範囲について、ラジオボタン「今回の印刷に対してのみ使用する」、「印刷原稿に適用する」、および「コントローラーに登録する」が設けられている。
ラジオボタン「今回の印刷に対してのみ使用する」が選択される場合、印刷ボタン520が押下されれば、特色定義画面300,400を通じて設定された色情報を適用して印刷ジョブが生成され、プリンターコントローラー2に送信される。そして、印刷ジョブがプリンターコントローラー2に送信された後、色情報が消去される。
一方、ラジオボタン「印刷原稿に適用する」が選択される場合、印刷ボタン520が押下されれば、ユーザーに印刷対象データの上書き保存または別名保存を促す操作画面(不図示)が表示される。そして、特色定義画面300,400を通じて設定された色情報が適用された印刷対象データが、PC1のハードディスク14に上書き保存または別名保存される。色情報が適用された印刷対象データが保存された後、印刷ジョブが生成され、プリンターコントローラー2に送信される。
また、ラジオボタン「コントローラーに登録する」が選択される場合、印刷ボタン520が押下されれば、特色定義画面300,400を通じて設定された色情報が特色の名称情報と対応付けてプリンターコントローラー2に登録される。色情報がプリンターコントローラー2に登録された後、印刷ジョブが生成され、プリンターコントローラー2に送信される。
ここで、ラジオボタン「コントローラーに登録する」が選択される場合、チェックボックス「同一ジョブ名の印刷に対してのみ有効」、「登録ユーザーのみ有効」、および「現在接続しているコントローラーとは別の場所に格納する」が選択可能になる。
チェックボックス「同一ジョブ名の印刷に対してのみ有効」が選択される場合、印刷ボタン520が押下されれば、特色の名称情報および色情報と対応付けて、印刷対象データのファイル名情報(識別情報)がプリンターコントローラー2に登録される。その後、登録された名称情報の特色が使用される場合、PC1またはプリンターコントローラー2により印刷対象データのファイル名情報が認識される。そして、認識されたファイル名情報が、特色の識別情報と対応付けて登録されているファイル名情報と同一であれば、プリンターコントローラー2に登録されている特色の色情報が適用され、ファイル名情報が同一でなければ、特色の色情報は適用されない。
チェックボックス「登録ユーザーのみ有効」が選択される場合、印刷ボタン520が押下されれば、特色の名称情報および色情報と対応付けて、ユーザー名情報(識別情報)がプリンターコントローラー2に登録される。その後、登録された名称情報の特色が使用される場合、PC1またはプリンターコントローラー2によりユーザー名情報が認識される。そして、認識されたユーザー名情報が、特色の識別情報と対応付けて登録されているユーザー名情報と同一であれば、プリンターコントローラー2に登録されている特色の色情報が適用され、ユーザー名情報が同一でなければ、特色の色情報は適用されない。
チェックボックス「現在接続しているコントローラーとは別の場所に格納する」が選択される場合、印刷ジョブを送信するとともに、保存画面600(図14参照)が表示される。保存画面600により、PC1のハードディスク14やネットワーク4上の他のプリンターコントローラーに特色の名称情報と色情報とを対応付けて登録することができる。
なお、特色の名称情報および色情報は、ユーザーの選択とは無関係に、プリンターコントローラー2に自動的に登録されてもよい。
以上のとおり、本実施形態によれば、印刷対象データで指定されている特色がプリンターコントローラー2に登録されているか否かが確認され、特色が登録されていないことが確認された場合に警告情報が報知される。このような構成によれば、特色が登録されていないことをユーザーが印刷実行前に認識することができるため、特色指定領域の白抜け等の印刷エラーを防止することができる。また、印刷対象データに特色の名称とともにCMYK値が指定されていたとしても、ユーザーの意図しない色での印刷が防止される。つまり、特色がプリンターコントローラー2に登録されていないことに起因して生じる無駄な印刷が回避される。
また、本実施形態によれば、特色定義画面300,400を通じてユーザーにより指定された色情報を特色の名称情報と対応付けて登録することができるため、同一の特色が他の印刷ジョブで必要になった場合、印刷エラーを伴うことなく印刷を行うことが可能になる。さらに、ユーザーの意図した色に対応する特色をプリンターコントローラー2に登録した上で、適用範囲を設定することにより、新規に登録した特色の適用範囲を制限することができる。ユーザーにより指定された色情報の適用範囲が制限されることにより、本来、ユーザーが印刷させたくないCMYK値で他のユーザーが印刷してしまうことや、間違ったCMYK値で印刷してしまうことが防止される。
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上述した実施形態では、PC1からプリンターコントローラー2に対して特色の名称情報についての問い合わせが行われ、プリンターコントローラー2により名称情報の登録の有無が確認された。しかしながら、PC1によりプリンターコントローラー2から特色管理テーブル50が取得され、PC1により登録の有無が確認されてもよい。
また、上述した実施形態では、特定の特色がプリンターコントローラー2に登録されていないことを示す警告情報は、警告画面200に表示された。しかしながら、警告情報は、特色定義画面300に表示されてもよい。この場合、印刷画面100の印刷ボタン110が押下されれば、警告画面200が表示されることなく、警告情報を伴う特色定義画面300が表示される。
また、上述した実施形態では、印刷対象データに含まれる特色の名称情報を認識して未登録の場合に警告情報を表示する処理は、プリンタードライバーのプログラムが提供する機能として実現された。しかしながら、上記の処理は、ダイレクトプリント用のソフトウエアのプログラムが提供する機能として実現されてもよい。あるいは、上記の処理は、特色を設定するための専用のソフトウエアのプログラムが提供する機能として実現されてもよい。
また、上述した実施形態では、特色管理テーブルを記憶しているプリンターコントローラーは、プリンターとは別に設けられた。しかしながら、プリンターコントローラーは、プリンターや複合機等の印刷機器に内蔵されていてもよい。
本実施形態にかかる印刷システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえば、フレキシブルディスクおよびCD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、印刷システムの一機能としてソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 PC、
11,21,31 CPU、
12,22,32 ROM、
13,23,33 RAM、
14,24,34 ハードディスク、
15,25 ディスプレイ、
16,26 入力装置、
17,28 ネットワークインターフェース、
18,29,38 バス、
2 プリンターコントローラー、
27 プリンターインターフェース、
3 プリンター、
35 操作パネル部、
36 画像形成部、
37 コントローラーインターフェース、
4 ネットワーク、
50 特色管理テーブル、
100 印刷画面、
200 警告画面、
300,400 特色定義画面、
500 処理方法設定画面、
600 保存画面。

Claims (21)

  1. 印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識する認識部と、
    特色の識別情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている記憶部に、前記認識部により認識された識別情報が登録されているか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される場合、その旨を示す警告情報を報知する報知部と、を有することを特徴とする印刷処理装置。
  2. 前記判断部により前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される特色について、当該特色の色情報を設定するための操作画面を表示する表示部と、
    前記操作画面を通じて設定される色情報を、登録されていない特色の色情報として前記印刷対象データに適用する適用部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理装置。
  3. 前記色情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4つの基本色の各値を含み、
    前記操作画面は、前記基本色の各値を指定可能に構成されており、
    前記適用部は、ユーザーにより指定される前記基本色の各値からなる色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする請求項2に記載の印刷処理装置。
  4. 前記操作画面は、前記記憶部に登録されている特色の識別情報の一覧を表示可能に構成されており、
    前記適用部は、前記識別情報の一覧からユーザーにより選択される1つの識別情報に対応付けられている色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする請求項2に記載の印刷処理装置。
  5. 前記操作画面は、前記記憶部に識別情報が登録されていない前記特色の色情報の登録元を指定可能に構成されており、
    前記適用部は、ユーザーにより指定される前記登録元から取得される色情報を前記印刷対象データに適用することを特徴とする請求項2に記載の印刷処理装置。
  6. 前記操作画面を通じて設定される色情報を特色の識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する色情報登録部を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  7. 前記適用部により色情報が適用された前記印刷対象データを上書き保存または別名保存する記憶制御部を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  8. 前記色情報登録部により前記記憶部に前記色情報が登録されるとき、当該登録される色情報の適用範囲を特定するための属性情報を前記識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する属性情報登録部を有することを特徴とする請求項6に記載の印刷処理装置。
  9. 前記属性情報は、ユーザーの識別情報または印刷対象データの識別情報であることを特徴とする請求項8に記載の印刷処理装置。
  10. 印刷対象データに基づく印刷の実行指示を受け付ける受付部と、
    前記印刷対象データに基づく印刷ジョブを生成する生成部と、を有し、
    前記受付部により前記実行指示が受け付けられた場合、前記認識部は、前記印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の印刷処理装置。
  11. 印刷対象データに含まれている特色の識別情報を認識する手順(a)と、
    特色の識別情報と当該特色の色情報とが対応付けて登録されている記憶部に、前記手順(a)において認識された識別情報が登録されているか否かを判断する手順(b)と、
    前記手順(b)において前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される場合、その旨を示す警告情報を報知する手順(c)と、をコンピューターに実行させる印刷プログラム。
  12. 前記手順(b)において前記記憶部に識別情報が登録されていないと判断される特色について、当該特色の色情報を設定するための操作画面を表示部に表示させる手順(d)と、
    前記操作画面を通じて設定される色情報を、登録されていない特色の色情報として前記印刷対象データに適用する手順(e)と、を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項11に記載の印刷プログラム。
  13. 前記色情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4つの基本色の各値を含み、
    前記操作画面は、前記基本色の各値を指定可能に構成されており、
    前記手順(e)において、ユーザーにより指定される前記基本色の各値からなる色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする請求項12に記載の印刷プログラム。
  14. 前記操作画面は、前記記憶部に登録されている特色の識別情報の一覧を表示可能に構成されており、
    前記手順(e)において、前記識別情報の一覧からユーザーにより選択される1つの識別情報に対応付けられている色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする請求項12に記載の印刷プログラム。
  15. 前記操作画面は、前記記憶部に識別情報が登録されていない前記特色の色情報の登録元を指定可能に構成されており、
    前記手順(e)において、ユーザーにより指定される前記登録元から取得される色情報が前記印刷対象データに適用されることを特徴とする請求項12に記載の印刷プログラム。
  16. 前記操作画面を通じて設定される色情報を特色の識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する手順(f)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の印刷プログラム。
  17. 前記適用部により色情報が適用された前記印刷対象データを上書き保存または別名保存する手順(g)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の印刷プログラム。
  18. 前記手順(f)において前記記憶部に前記色情報が登録されるとき、当該登録される色情報の適用範囲を特定するための属性情報を前記識別情報と対応付けて前記記憶部に登録する手順(h)を前記コンピューターに実行させることを特徴とする請求項16に記載の印刷プログラム。
  19. 前記属性情報は、ユーザーの識別情報または印刷対象データの識別情報であることを特徴とする請求項18に記載の印刷プログラム。
  20. 印刷対象データに基づく印刷の実行指示を受け付ける手順(i)と、
    前記印刷対象データに基づく印刷ジョブを生成する手順(j)と、を前記コンピューターに実行させ、
    前記手順(i)において前記実行指示が受け付けられた場合、前記手順(a)において、前記印刷対象データに含まれている特色の識別情報が認識されることを特徴とする請求項11〜19のいずれか1項に記載の印刷プログラム。
  21. 請求項11〜20のいずれか1項に記載の印刷プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な記録媒体。
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