JP5585257B2 - 画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法、プログラム - Google Patents

画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザにライセンスされたプログラムを導入する画像形成装置に関し、特に、導入された機能の削除タイミングを管理する画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法及びプログラムに関する。
コピー、スキャナ、プリンタ若しくはFAX、又は、これらの機能の複数が備わった複合機(MFPともいう)等の機器は、内部に情報処理装置を備えている。この情報処理装置に搭載可能なCPUの性能が向上しており、また、大容量メモリが低価格で提供されるようになっている。
また、機器の利用形態もネットワーク化が進んでおり、予め機器にアプリケーションを記憶させておいて出荷する(箱売り)のではなく、ユーザが必要に応じてアプリケーションを購入しネットワーク経由でアプリケーションをダウンロードし、機器へインストールする販売形態も可能になってきた。
機器へのアプリケーションのインストールは、不正利用の防止を目的としてライセンス(使用権限)の有無により管理される。ライセンスの実体は、例えば、ユーザがアプリケーションの正式購入時に知らされるライセンスキーである。ユーザは、インストール時にライセンスキーを入力することで、機器へアプリケーションをインストールすることができる。
また、ライセンスサーバに使用権限のある機器の情報等を登録しておくことで、ライセンスが管理される場合もある。この場合、ユーザは、アプリケーションをインストール後、利用する際にライセンスサーバへアクセスし、機器のライセンス認証をライセンスサーバに要求する。認証が成立すれば、ユーザは機器のアプリケーションを利用できる。
しかし、これらのライセンスの管理では、認証対象があくまでアプリケーションを導入する"機器(ex 機器ユニークのシリアルコード)"である。
これに対し、ライセンスの有無をインストールしたアプリケーションの数により管理するフローティングライセンスというライセンス形態もある。フローティングライセンスは、ライセンスの契約時に予めライセンス上限数を決めておき、ライセンス上限数を超えなければ、アプリケーションの導入を特定の機器に限定することなく、複数の機器へ認めるライセンス形態である。
また、機器でもライセンス上限数でもなく、"個人"単位でライセンスを管理することが適切な状況もある。画像形成装置を例にすると、個人がサードベンダ作成のアプリケーション(ユーティリティ)などを購入して、職場にて自身が利用する機器に導入する場合が挙げられる。組織/部署がアプリケーションを購入するのではなく、あくまで個人が購入/導入するアプリケーションであるため、個人のみが利用可能である必要がある。以下、ユーザ単位のアプリケーションのライセンスを、ユーザと紐つくライセンスという。
なお、個人が購入するアプリケーションとしては、単純な電卓、各種ガジェットのような機能を提供するものから、画面や操作フロー等を個人が登録したユニークな内容にする見た目や使いやすさを変更させるものなどが想定される。
個人単位のライセンスが必要なアプリケーションの場合、ユーザがアプリケーションを導入した機器だけでなく、違う機器を利用時にもそのアプリケーションを使いたい場合がある。例えば、ユーザが、出張時やいつもと違うフロアで臨時的に業務を行う場合である。この場合、ライセンスの管理が機器単位であるならば、ユーザが事前に導入済みの機器から該当機能を削除(ライセンス返却)したうえで、臨時で使う機器に新たに導入しなおす必要がある。
しかし、個人単位でライセンスの管理する形態では、例えば、ライセンスサーバが、各ユーザのログイン(個人特定)に連動させログインユーザにライセンスが付与されているアプリケーションを特定することにより、ログインした機器に該当アプリケーションを即時導入するといったことが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、ユーザログイン時にユーザと紐づくライセンスの有無を判定し、ユーザがライセンスを有するアプリケーションがある場合、該当アプリケーションをユーザがログインした機器にダウンロード及びインストールさせるアプリケーションの管理方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、ユーザの利用後には他機からダウンロードしたアプリケーションを自動削除してしまうため、ユーザがアプリケーションを削除するタイミングを調整できないという問題がある。例えば、アプリケーションの利用後といっても、ログアウトにより自動的に削除されてしまうと、臨時とはいえある程度の期間に渡ってユーザが頻繁に機器を利用する場合に、再び導入/削除といった処理が何度も実行されてしまう無駄が生じる。
また、臨時で利用するためにログインしたユーザによって導入されたアプリケーションが、ログインしたユーザとは別に該当機器に登録済のユーザにライセンスされている場合(ex ライセンスを購入してユーザとライセンスの関連付けは完了しているか機器には未導入の場合)がある。
この場合、該当機器に登録済みユーザの立場からすれば導入済みのままで削除して欲しくない。すなわち、該当機器に登録済みユーザがログインした際に、再度導入を行う必要があるため、ログアウトにより自動的に削除されてしまうと、操作性や作業効率を低下させてしまうという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、個人単位でライセンスの管理されるライセンス形態において、アプリケーションを削除するタイミングを制御可能な画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、機能を実現するプログラムの起動が、プログラムの正当利用者であることを示すライセンス情報により認められる画像形成装置であって、ユーザのログインを受け付けるログイン受け付け手段と、プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、ユーザ個人にライセンスされたプログラムとライセンス情報を外部から取得し、前記プログラム記憶手段に記憶する機能導入手段と、前記機能導入手段が記憶したプログラムのライセンス情報が、ユーザIDに対応づけられたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記機能導入手段が記憶したプログラムが前記プログラム記憶手段から削除される削除タイミングの設定を受け付ける削除タイミング受け付け手段と、前記削除タイミング受け付け手段が受け付けた削除タイミングが到来した場合に、前記機能導入手段が前記プログラム記憶手段に記憶したプログラムを削除する削除手段と、を有し、前記削除タイミング受け付け手段は、ネットワークを介して接続された他の機器へのユーザのログイン時を削除タイミングの設定として受け付け、前記削除手段は、前記他の機器からログインしたユーザのユーザIDを受信した場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除する、ことを特徴とする。
個人単位でライセンスの管理されるライセンス形態において、アプリケーションを削除するタイミングを制御可能な画像形成装置、機器システム、プログラム管理方法及びプログラムを提供することができる。
機器へのアプリケーションの導入及び削除の概略を説明する図の一例である。 機器システムの構成図の一例である。 画像形成装置のハードウェア構成図の一例である。 画像形成装置の機能ブロック図の一例である。 ユーザ情報を模式的に示す図の一例である。 ライセンスの取得を説明する図の一例である。 画像形成装置がユーザ情報の紐つきライセンス情報を更新するタイミングを説明する図の一例である。 画像形成装置がユーザ情報を更新する手順を説明する図の一例である。 ユーザ情報更新部がユーザ情報を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。 機能の自動導入を模式的に説明する図の一例である。 自動導入の手順を説明するフローチャート図の一例である。 ユーザ情報と操作画面の関係を示す図の一例である。 画面生成部が操作画面を生成する手順を示すフローチャート図の一例である。 ユーザ情報と操作画面の関係を示す図の一例である。 ウィザードによる誘導を模式的に説明する図の一例である。 画面生成部が操作画面を生成する手順を示すフローチャート図の一例である。 機器100と機器200の状態を説明する図の一例である。 機能の自動削除の削除タイミングを設定する画面の一例を示す図である。 削除タイミングを模式的に説明する図の一例である。 複数のユーザが共通の機能のライセンスを有する場合の削除タイミングを説明する図の一例である。 削除タイミングテーブルの一例を示す図である 機能削除部が自動導入した機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。 複数のユーザが共通の機能のライセンスを有する場合の削除タイミングを説明する図の一例である。 削除タイミングテーブルの一例を示す図である。 機能削除部が自動導入した機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。 削除タイミングの設定を受け付ける画面の一例である。 削除タイミングテーブルの一例を示す図である。 機能削除部が自動導入した機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。 機能削除部が削除タイミングテーブルを更新する手順を示すフローチャート図の一例である。 削除タイミングテーブルの遷移例を示す図である。 削除タイミングテーブルに「削除しない」という削除タイミングを設定するか否かをユーザが設定する画面の一例である。 機能削除部が削除タイミングテーブルを更新する手順を示すフローチャート図の一例である。 再削除のタイミングの設定を受け付ける画面の一例を示す図である。 機能削除部が自動導入した機能を再度、削除する手順を示すフローチャート図の一例である。 他機へのログインを削除タイミングとする画像形成装置の動作を模式的に説明する図の一例である。 機能削除部が、機能を削除する手順を示すフローチャート図の一例である。 削除タイミングの設定を受け付ける画面の一例である。 機器システムの概略を説明する図の一例である。 機器システムに導入可能な機能の数の設定を受け付ける画面の一例である。 機器構成情報の一例である。 機能の削除の手順を説明するフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するために形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、機器200へのアプリケーションの導入及び削除の概略を説明する図の一例である。機器100はユーザaaaaが普段使用する機器であり、機器200はユーザaaaaが臨時的に使用する機器である。機器100と機器200は、ライセンスサーバ400に接続されている。
(1)ユーザaaaaは「○○機能」というユーザaaaaにライセンスされた紐付きライセンスを有している。「○○機能」はユーザaaaaが○○アプリの使用権利を有することを示すライセンスである。したがって、機器100に○○アプリが導入されていても、ユーザaaaa以外のユーザは○○アプリを利用できない。
(2)ユーザaaaaが機器200を使用する機会が訪れ機器200にログインすると、機器200はユーザaaaaのユーザIDをライセンスサーバ400に送信し、紐付きライセンスの有無を問い合わせる。すると、ライセンスサーバ400は、ユーザaaaaは「○○機能」の紐付きライセンスを有していることを機器200に通知する。
(3)機器200は、ライセンスサーバ400から「○○機能」のライセンス情報と○○アプリを取得し導入する。こうすることで、ユーザaaaaはライセンスサーバ400と接続された機器200を使用する際、紐付きライセンスが付与されている機能を自動的に使用することができる。
(4)そして、本実施形態の機器200は、○○アプリの導入時(または、導入後、ユーザが使用後等)、○○アプリの削除タイミングの設定をユーザaaaaから受け付ける。これが機器200の特徴の1つとなる。
ユーザaaaaは、ログアウト後、日付変更時、設定した日時等、所望の削除タイミングを機器200に設定することができる。図では、楕円の終端が、ユーザが設定した削除タイミングを意味し、楕円が占める期間、ユーザが○○アプリを使用できることを意味する。
このように、本実施形態の機器100は、各ユーザが個人的に有する紐付きライセンスに基づきユーザ毎に使用可能な機能の削除タイミングをユーザが設定することができる。
なお、説明のため本実施形態で使用する用語を簡単に定義しておく。
「機能」とはアプリケーション(以下、単にアプリという)が提供する機能である。以下では、「機能」を「アプリ」と同じ意味で用いる場合がある。また、ユーザが機器100でその機能を使用できるようにすることを機能の導入というが、これはインストール及びアクティベーションとほぼ同じ意味である(すでにインストールされている場合は、アクティベーションのみとなる)。なお、アクティベーションとは、正規のライセンスを持っていることが証明されアプリを使用可能となることである。
「アプリ」には、種々のプログラムが含まれる。例えば、電卓、電子カレンダ、スケジュール表などのユーティリティ、画面の色やアイコンの配置を規定したように並び替える画面変更ソフト、予め登録してある印刷条件・読み取り条件・FAX送信先等を機器100に設定する制御用ソフト、コピー機能・スキャナ機能・FAX機能等の基本的な機能そのもののソフトがある。
「紐つきライセンス」とは機器ではなくユーザに機能の使用を認めるライセンス形態のライセンスをいい、「紐つきライセンス情報」とは、紐つきライセンスの実体(例えばライセンスキー)である。本実施形態では、紐つきライセンス情報が機能の機能名を兼ねる。これに対し、機器に使用を認めるライセンス形態を「通常ライセンス」という。また、ユーザが機器とは別に購入する必要のない機能もあり、このような機能を「デフォルト」の機能という(ライセンス情報がない)。
したがって、アプリの本体だけではユーザがアプリを起動することができず、アプリと一対の紐つきライセンス情報が機器に登録されることでユーザがそのアプリを起動できるようになる。または、紐つきライセンス情報にアクセス可能であることで機能の導入が可能になる。
〔全体的な構成〕
図2は、機器システム600の構成図の一例を示す。機器100及び機器200が、ネットワーク500を介して、販売サーバ300、ライセンスサーバ400及び管理サーバ700と接続されている。機器100、200は、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能等の1つ以上の機能を備えた装置である。MFP(Multifunction Peripheral)と呼ばれることもある。本実施形態の特徴部を有するのは、臨時にログインされる機器200であるが、機器100も機器200と同様の機能を有するものとする。よって、機器100と200が区別して記述されていても便器上のものであり、どちらも同等の機能を有する。
販売サーバ300は、機能をユーザや機器100に販売するサーバである。ライセンスサーバ400は、ユーザにライセンスされた機能を管理するサーバである。また、説明を容易にするため、ライセンスサーバ400は、ユーザがログインした機器100に機能を導入するサーバとしての役割を果たすサーバとするが、機能を蓄積したサーバはライセンスサーバ400と別でもよい。管理サーバ700は、ユーザを管理するサーバである。管理サーバ700は、機器システム600の全てのユーザのユーザIDとパスワードを管理する。
機器200は、ユーザが臨時的に機能を使用する機器である。機能は自動的に機器200に導入されるので、ユーザは機器100だけでなく、機器200でも購入した機能を使用することができる。このような点において、紐つきライセンスは通常ライセンスより有効となる。また、機器100、200はコンピュータを備えるので、これらが販売サーバ300又はライセンスサーバ400のいずれか1つ以上を兼ねることもできる。
ネットワーク500は、LAN,WAN(VLAN、VPN等)、又は、インターネットなどである。また、ネットワーク500は有線でも無線でもよい。
図3は、機器100のハードウェア構成図の一例を示す。機器100は、コントローラ130と、オペレーションパネル125と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)126と、撮像部127及び印刷部128が有する。
コントローラ130は、CPU114と、ASIC116と、NB(ノースブリッジ)115と、SB(サウスブリッジ)117と、MEM−P(システムメモリ)111と、MEM−C(ローカルメモリ)112と、HDD(ハードディスクドライブ)113と、メモリカードスロット123と、NIC(ネットワークインタフェースコントローラ)118と、USBデバイス119と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122とを有する。
CPU114は、種々の情報処理を実行するためのICであり、アプリやプラットフォーム、オプションパッケージをUNIX(登録商標)等のOSによりプロセス単位で並列的に実行する。ASIC116は、画像処理用のICである。NB115は、CPU114とASIC116を接続するためのブリッジである。SB117は、NB115と周辺機器等を接続するためのブリッジである。ASIC116とNB115は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P111は、NB115に接続されたメモリである。MEM−C112は、ASIC116に接続されたメモリである。HDD113は、ASIC116に接続されたストレージであり、画像データ蓄積・文書データ蓄積・プログラム蓄積・フォントデータ蓄積・フォームデータ蓄積等を行うために使用される。HDD113には上記の種々のアプリ、及び、プログラム131が記憶されている。
メモリカードスロット123は、SB117に接続され、メモリカード124をセット(挿入)するために使用される。メモリカード124は、USBメモリ等のフラッシュメモリであり、プログラム131を配布するために使用される。また、プログラム131は所定のサーバから機器100にダウンロードして配布することもできる。
NIC118は、ネットワーク500等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス119は、USB規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス121は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス122は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC118と、USBデバイス119と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122と、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してNB115とSB117に接続されている。
オペレーションパネル125は、ユーザが機器100に入力を行うためのハードウェア(操作部)であると共に、機器100がオペレータに可視情報を提供するためのハードウェア(表示部)である。オペレーションパネル125は、ASIC116に接続されている。FCU126と、撮像部127と、印刷部128は、PCI(Peripheral Component Interconect)バスを介してASIC116に接続されている。
図4は、機器100の機能ブロック図の一例を示す。機器100は、CPU114がプロラムを実行して実現される、ユーザ認証部11、機能導入部12、ユーザ情報更新部13、画面生成部15、起動部16、機能削除部18、削除タイミング受け付け部27、及び、上限数受け付け部25、ログイン通知部17、及び、再削除タイミング受け付け部19を有する。また、機器100は、HDD13等に記憶されたユーザ情報21、機器構成情報22、及び、削除タイミングテーブル26、並びに、HDD13等を実体とする機能記憶部23及び部品記憶部24を有する。
各機能ブロックについて間単に説明する。ユーザ認証部11は、ユーザが入力したユーザIDとパスワードの組がユーザ情報21に登録されているか否かに基づき、ユーザを認証する。機能導入部12はログインしたユーザにライセンスされた機能が機器200に登録されていない場合、ライセンスサーバ400から機能を導入する。
ユーザ情報更新部13は、ライセンスサーバ400と通信してユーザ情報21の紐つきライセンス情報を更新する。
画面生成部15は、機能にリンクしたアイコンを部品記憶部24から読み出し、オペレーションパネル125に表示される操作画面に表示する。起動部16は、機能を自動起動させる。機能削除部18は、機器200に導入されている機能を削除する。
削除タイミング受け付け部27はユーザによる削除タイミングの設定を受け付ける。上限数受け付け部25は、機器システム600において記憶可能な機能の数の上限の設定を受け付ける。ログイン通知部17は、ユーザがログインしたことを示すログイン通知(ユーザID)を機器システム600上の機器に同報送信する。再削除タイミング受け付け部19は、機能削除部18が削除に失敗した場合を想定して、再削除のタイミングの設定を受け付ける。
機能記憶部23は機能(すなわちアプリ)を記憶する記憶手段であり、部品記憶部24は操作画面を構成する各種のアイコンや文字などの部品を記憶する記憶手段である。削除タイミングテーブル26は、機能毎に、削除するタイミングが登録されたテーブルである。
〔ユーザ情報〕
図5(a)は、ユーザ情報21を模式的に示す図の一例である。ユーザ情報21には、ユーザIDに対応づけられて、パスワード及び紐つきライセンス情報が登録されている。
・ユーザIDは、機器100にログインする上で、ユーザを特定するためのユニークな識別情報である。
・パスワードは、ユーザを認証するための情報である。ユーザ認証部11は、ユーザが機器にログインする際に入力したユーザIDとパスワードの組が、ユーザIDに対応付けて登録されているパスワードの組と一致するか否かに基づき、ユーザを認証する。なお、以下の図のユーザ情報21ではパスワードを省略する。
・紐つきライセンス情報は、上述したように、ユーザ毎に機能のライセンスが与えられるライセンス形態にてライセンスされた機能の機能名(ライセンス情報)である。
ユーザIDと紐つきライセンス情報が登録されていることで、ユーザがその機能を起動できるようになる。
〔機器構成情報22〕
図5(b)は、機器構成情報22を模式的に示す図の一例である。機器構成情報22には、機器100に導入されている機能の情報が登録されている。
α機能、β機能、γ機能、Σ機能などの各機能に対応づけて、ライセンス形態が登録されている。上述したように、ライセンス形態の「−(デフォルト)」は、その機能が、機器100とは別にユーザが購入する必要のない機能であることを示す。「通常ライセンス」は、その機能が機器に使用が認められた機能であることを示す。
機器構成情報22を参照することで、機器は機能が導入されているか否かを判定でき、導入されていない機能を必要に応じて導入することができる。
〔管理情報〕
図5(c)は、管理サーバ700が管理する管理情報の一例を示す。管理情報には、機器システム600の全ユーザについてユーザIDとパスワードの組が登録されている。管理サーバ700の管理情報は、各機器100,200がユーザ情報21を更新するために利用される。
なお、図では紐つきライセンス情報も示したが、紐つきライセンス情報は、管理情報に登録されていなくてもよい。紐つきライセンス情報は、機器100がユーザIDをキーにしてライセンスサーバ400に問い合わせれば容易に取得できるためである。ただし、管理サーバ700が紐つきライセンス情報を有することで、機器100はライセンスサーバ400にアクセスする必要がなくなるので、処理時間を短縮できる。
〔機能の購入とライセンス管理情報の更新〕
図6は、ライセンスの取得を説明する図の一例である。ユーザaaaaとユーザbbbbは、不図示のPC(Persoal Computer)を操作してブラウザを立ち上げ、販売サーバ300にアクセスする。ユーザaaaa、ユーザbbbbは、それぞれユーザIDを入力し、「α機能」「β機能」等から購入したい機能を選択する。
ブラウザは機能の選択を受け付け、ユーザIDと機能名を販売サーバ300に送信する。なお、図では、ユーザaaaaとユーザbbbbのいずれも、α機能を購入しているがあくまで一例である。ユーザaaaaとユーザbbbbは所定の支払い方法で代金を支払う(支払い方法については省略する)ことで、α機能の紐つきライセンス情報を取得することができる。
α機能の現在のバージョンはVer2であるので、「α機能」の隣に「Ver2」と記述されている。本実施形態では、ある機能の紐つきライセンスを購入したユーザはバージョンの制限なくその機能を使用することができるので、特にバージョンを表示しなくてもよい。しかし、このようにバージョンを表示することでユーザは購入した時のバージョンを知ることができる。また、購入した時よりも高いバージョンの機能がリリースされても、ユーザはバージョンアップされた機能を使用する際に、特に追加の料金は要求されないものとする。
販売サーバ300はユーザに機能を販売すると、販売した機能名とユーザIDをライセンスサーバ400に送信する。ライセンスサーバ400はライセンス管理情報を管理する。ライセンス管理情報は、機能毎にユーザIDを関連付けた情報である。図ではα機能にユーザaaaaとユーザbbbbが登録されている。
ライセンス管理情報を参照することで、ライセンスサーバ400は、ユーザID(ログインと連動できる他の情報でもよい)が特定されれば、ユーザに紐つけられた機能を全て特定することができる。また、機器100、200に機能をライセンスする通常ライセンスと異なり、ライセンスサーバ400からPCにライセンスキーを発行する必要がない。
紐つきライセンスでは、ライセンスサーバ400が機器を特定するためにユーザがライセンスキーを入力することが不要なためである。画像形成装置100は、所望のタイミングでライセンスサーバ400にアクセスすれば、ライセンスされた機能を導入できる。
なお、比較のため、機器に機能をライセンスする通常ライセンスについて説明する。ユーザが機器を特定して機能を導入させる場合には、販売サーバ300で機能を購入する際にライセンスサーバがライセンスキーを発行する。ユーザは、このライセンスキーを用いて機能を導入したい機器から導入処理を実行する。導入の際、機器の情報(機器を特定するシリアルID等)がライセンスサーバ400に転送され、これによりライセンスサーバ400は機器とライセンスキーを対応づけて管理すること(「あるライセンスに基づく機能はある機器に導入されている」)ができる。したがって、第三者がライセンスキーを入手しても、ライセンスサーバがライセンスキーを対応づけたシリアル番号の機器以外ではアプリを利用することが防止できる。
〔ユーザ情報21の更新タイミング〕
ライセンスサーバ400のライセンス管理情報は、ユーザが機能を購入したり、紐つきライセンスを失うことで変更される。よって、機器100は、ユーザ情報21の紐つきライセンス情報を更新する必要が生じる。
図7は、機器100がユーザ情報21の紐つきライセンス情報を更新するタイミングを説明する図の一例である。このタイミングとして、
(1)機器100の電源がONになった直後
(2)電源ONの間の一定間隔毎
(3)ライセンスサーバ400からライセンス管理情報の変化通知を受けた時
の3つが挙げられる。機器100には(1)〜(3)のいずれか1つ以上のタイミングが設定されている。機器100はこれらのタイミングが到来したことを検知して、ライセンスサーバ400にアクセスする。
図8は、機器100がユーザ情報21を更新する手順を説明する図の一例である。更新前の機器100のユーザ情報21によれば、ユーザaaaaとユーザbbbbの紐つきライセンス情報は「なし」、ユーザccccの紐つきライセンス情報は「β機能」となっている。
これに対し、ライセンスサーバ400のライセンス管理情報によれば、ユーザaaaaとユーザbbbbには「α機能」が紐つけられている。したがって、機器100は、ユーザ情報21を更新する必要がある。
図9は、ユーザ情報更新部13がユーザ情報21を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、ユーザ情報更新部13は設定されたタイミングが到来したか否かを判定する(S1)。
タイミングが到来した場合(S1のYes)、ユーザ情報更新部13は、ユーザ情報21のユーザIDを全てライセンスサーバ400に送信する(S2)。
ライセンスサーバ400は、ユーザIDに紐つけられた機能名を全て読み出す(S3)。例えば、ユーザaaaaについてα機能、ユーザbbbbについてα機能、ユーザccccについてβ機能、が読み出される。
ライセンスサーバ400は、ユーザIDに関連付けて機能名を機器100に送信する(S4)。なお、一つのユーザIDに複数の機能名(紐つきライセンス情報)が関連付けられることもある。
ユーザaaaa:α機能
:β機能
ユーザbbbb:α機能
ユーザcccc:β機能
:γ機能
ユーザ情報更新部13は、受信した機能名をユーザIDに対応づけて、ユーザ情報21に登録する(S5)。
例えば、ユーザ情報更新部13はユーザaaaaとユーザbbbbに対応づけて、紐つきライセンス情報として「α機能」を登録する。こうすることで、機能を購入したばかりのユーザであるユーザaaaaとユーザbbbbにライセンス情報を設定することができる。
なお、ユーザccccには、紐つきライセンス情報としてすでにβ機能が登録されているので、ユーザ情報更新部13は特に何もしないが上書きしてもよい。
以上のような処理により、機器100のユーザ情報21のユーザIDに紐つきライセンス情報を登録することができる。
〔機能の自動導入〕
ユーザがログインした機器200に、紐つきライセンスをライセンス形態とする機能が導入されていないことが生じうる。このため、機器100は、ログインしたユーザに応じて機能を自動的に導入する。機能を自動導入するためには、機器100がログインしたユーザのユーザ情報21を備える必要があるが、機器100がユーザ情報21を取得する(更新する)仕組みとしては次の2つがある。
(1)機器100のユーザ情報21に登録されていないユーザがログインを希望した際、機器100が管理サーバ700に、ログインを希望するユーザのユーザID及びパスワードを要求する。こうすることで、ユーザのログイン時に、機器100はユーザIDとパスワードを取得できる。また、機器100のリソースを節約できる。
(2)機器100が、定期的に、管理サーバ700にユーザID及びパスワードを要求する。この場合、機器100は、管理サーバ700と同じユーザID及びパスワードを常に有することができ、ユーザIDがログインを希望した際には、管理サーバ700にアクセスすることなく機能の自動導入を開始することができる。
いずれの仕組みを採用するかは管理者が適宜設定することができる。また、いずれの仕組みを採用しても、自動導入の手順は同じである。本実施形態では機器200が(1)の仕組みを採用したとして説明する。
図10は、機能の自動導入を模式的に説明する図の一例を、図11は自動導入の手順を説明するフローチャート図の一例である。
まず、ユーザは機器100にログインする(S10)。この段階でユーザはログインのため、ユーザIDとパスワードを入力した。
ユーザ認証部11は、ユーザが入力したユーザIDがユーザ情報21に登録されているか否かを判定する(S20)。ユーザIDがユーザ情報21に登録されている場合(S20のYes)、ユーザ認証部11はユーザを認証する(S60)。
ユーザIDがユーザ情報21に登録されていない場合(S20のNo)、ユーザIDに紐付いた紐つきライセンス情報の機能が導入されているか否か判断できないため、ユーザ認証部11はまず管理サーバ700から管理情報のユーザIDとパスワードを取得し、ユーザ情報21に登録する(S30)。
そして、ユーザ認証部11は、管理サーバ700から取得したユーザIDとパスワードに基づきユーザを認証する(S40)。ユーザの認証が成立した場合、ユーザ情報更新部13は、ライセンスサーバ400からユーザIDに対応づけられた紐つきライセンスを取得し、ユーザ情報21に登録する(S50)。これにより、ユーザ情報21に、ユーザID、パスワード及び紐つきライセンス情報が登録される。
次に、機能導入部12はユーザ情報21を参照し、ログインしたユーザのユーザIDに紐つきライセンス情報が登録されている否かを判定する(S70)。紐つきライセンス情報が登録されていない場合(S70のNo)、機能を自動的に導入する必要はないので図11の手順は終了する。
紐つきライセンス情報が登録されている場合(S70のYes)、機能導入部12は、機器構成情報22を参照して、紐つきライセンス情報の機能が機器100に導入されているか否かを判定する(S80)。
機能が機器100に導入されている場合(S80のYes)、機能を導入する必要がないので、図11の手順は終了する。
機能が機器100に導入されていない場合(S80のNo)、機能を導入するため、機能導入部12はライセンスサーバ400に機能を指定して、その機能を要求する(S90)。これにより、ライセンスサーバ400から機能とライセンス情報が送信されるので、機能導入部12は、ライセンス情報を用いて機能を機器100に導入する(S100)。これによりユーザがその機能を実行可能な状態となる。
次に、機能導入部12は、機器構成情報22を更新する(S110)。更新により、機器100に実際に導入されている機能と、機器構成情報22とを一致させることができる。
以上のように、機器100はユーザが紐つきライセンスを有する機能を自動的に導入することができる。
そして、機器100が機能を自動導入した場合、機器100は削除タイミングを受け付ける(S120)ことが本実施形態の機器100の特徴の一つとなっている。
〔ユーザが有するライセンスと画面の表示例〕
削除タイミングの説明の前に、操作画面の表示例について説明する。ユーザに、ユーザが紐つきライセンスを有する機能を提供するため、機器100はユーザが紐つきライセンスを有する機能とリンクしたアイコンを、操作画面に表示する。したがって、操作画面はユーザによって変わりうる。
図12は、ユーザ情報21と操作画面の関係を示す図の一例である。ユーザaaaaとユーザddddは紐付きライセンス情報を有しておらず、ユーザbbbbは「○○機能」を、ユーザccccは「△△機能」及び「××機能」を有することがわかる。なお、「○○」「△△」「××」はそれぞれ機能名と共通であるとする。また、ユーザ情報21の更新はすでに終了しているものとする。
図12の、「A機能アイコン」「B機能アイコン」「C機能アイコン」はデフォルトの機能のアイコンである(白抜きのアイコン)。すなわち、「A機能アイコン」「B機能アイコン」「C機能アイコン」は、ログインするユーザに関わりなく表示されるアイコンである。
機器100にユーザaaaaがログインした場合、ユーザaaaaは紐つきライセンス情報を有さないので、操作画面には「A機能アイコン」「B機能アイコン」「C機能アイコン」のみが表示される。
一方、ユーザbbbbが機器100にログインした場合、ユーザbbbbは「○○機能」の紐つきライセンス情報を有するので、操作画面には「A機能アイコン」「B機能アイコン」「C機能アイコン」に加え「○○機能アイコン」が表示される(斜線のアイコン)。
これらのアイコンは、機能記憶部23に記憶されたアプリとリンクされている。起動部16は、オペレーションパネル125の操作位置に基づきユーザが指定したアイコンを特定し、アイコンにリンクされたアプリを機能記憶部23から読み出して起動する。
図13は画面生成部15が操作画面を生成する手順を示すフローチャート図の一例をそれぞれ示す。
まずユーザがログインする(S210)。画面生成部15はユーザ情報21を参照し、ログインしたユーザのユーザIDに紐つきライセンス情報が登録されている否かを判定する(S220)。
紐つきライセンス情報が登録されている場合(S220のYes)、紐つきライセンス情報の機能名に対応したアイコン画像を画面の部品が記憶された部品記憶部24から読み出す(S230)。
次に、画面生成部15は、紐つきライセンス情報に対応したアイコン画像を画面の部品が記憶された部品記憶部24から読み出す(240)。このアイコン画像により、例えば、「○○機能アイコン」が可視化される。
次にS220に戻り、紐つきライセンス情報が登録されていない場合(S220のNo)、紐つきライセンス情報の機能を提供する必要がないので、画面生成部15は、機器構成情報22からライセンス形態がデフォルトと通常ライセンスの機能を特定する(S250)。これらの機能は、ユーザに関係なく操作画面からユーザが選択可能な機能である。
また、画面生成部15は、デフォルトと通常ライセンスの機能に対応したアイコン画像を画面の部品が記憶された部品記憶部24から読み出す(S260)。
そして、画面生成部15は、所定の位置に各アイコン画像を配置して、操作画面を生成する(S270)。
<変形例>
また、機器100にログインしたユーザに関係なく、導入されている全ての機能のアイコンを表示してもよい。
図14は、ユーザ情報21と操作画面の関係を示す図の一例である。図14において図12と同一部の説明は省略する。図14ではユーザaaaaがログインした際も、「○○機能アイコン」が表示されている。そして、ユーザaaaaが紐つきライセンスを有さない機能の「○○機能アイコン」を押下した場合に、機器100は、例えば「ライセンスがないためこの機能は利用できません」というメッセージを表示する。このような操作画面では、ログインしたユーザに関係なく操作画面を共通にできる。一方、ユーザbbbbが紐つきライセンスを有する機能とリンクされた「○○機能アイコン」を押下した場合に、機器100は、○○機能を起動する。
さらに、このメッセージの表示の際、機器100は、ユーザに紐つきライセンスの購入を促すウィザートを実行してもよい。
図15は、ウィザードによる誘導を説明する図の一例である。ユーザaaaaが図14にて「詳細」ボタンを押下すると、機器100は例えば「○○機能のライセンスを購入するためのウィザードを実行しますか?」というメッセージと「はい」ボタン及び「いいえ」ボタンを表示する。
ユーザaaaaが、「○○機能」を使用するためにはライセンスの購入が必要であることを把握し、「はい」又は「いいえ」のボタンを押下する。
ユーザが「はい」ボタンを押下した場合、機器100はウィザードを開始する。図では、機器100が上記の販売サイトにアクセスし、機能の一覧を表示している。ユーザは、販売サイトのURLを入力することなく「○○機能」のライセンスを購入できる。したがって、機器100は、該当機能の利用を望むユーザがライセンスを購入するようにユーザを誘導することができる。
図16は画面生成部15が図14のような操作画面を生成する手順を示すフローチャート図の一例を示す。まずユーザがログインする(S210)。
画面生成部15は機器構成部を参照して、機器100に導入されている全ての機能を特定する(S310)。すなわち、画面生成部15は、デフォルト、通常ライセンス及び紐つきライセンスの全ての機能を特定する。
画面生成部15は機能に対応したアイコン画像を部品記憶部24から読み出す(S320)そして、画面生成部15は所定の位置に各アイコン画像を配置して、操作画面を生成する(S330)。
ユーザがアイコンを押下すると、画面生成部15は、紐付きライセンス情報が登録されていないアイコンが押下されたか否かを判定する(S340)。具体的には、画面生成部15は、操作画面の押下された位置からアイコンを特定し、アイコンにリンクされた機能を特定する。そして、その機能がユーザ情報21において、ログインしたユーザのユーザIDに対応づけられているか否かを判定する。
紐付きライセンス情報が登録されているアイコンが押下された場合(S340のNo)、そのアイコンにリンクされた機能を起動できるので、起動部16はユーザが押下したアイコンにリンクされた機能を起動させる(S350)。
紐付きライセンス情報が登録されていないアイコンが押下された場合(S340のYes)、そのアイコンにリンクされた機能を起動できないので、起動部16は上記のメッセージを表示する(S360)。
次に、画面生成部15は、「詳細」が押下されたか否かを判定する(S370)。「詳細」が押下されない場合(S370のNo)、機器100は何もせずに例えばステップS330に戻りアイコンの押下を検出する。
「詳細」が押下された場合(S370のYes)、画面生成部15はライセンス購入する他ためのウィザードを開始する(S380)。これにより図15(a)のような画面が表示される。したがって、操作画面を変えなくてもユーザ毎に機能の利用を制限できる。
〔臨時に機器にログインした際の機能の導入と削除タイミングの設定〕
上述したように、機器200は自機に動的に機能を導入することができる。まず、機器300が機能を導入する状況について簡単に説明する。
図17は、機器100と機器200の状態を説明する図の一例である。図17(a)に示すように、ユーザbbbbは、普段、9階の機器100を使用している。9階の機器100のユーザ情報21によれば、ユーザaaaaは紐付きライセンスを有しておらず、ユーザbbbbは「○○機能」の紐付きライセンスを有している。
9階の機器100に導入されている機能は、デフォルト機能の「コピー」、通常ライセンスの「マーキング」、紐付きライセンスの「○○機能」である。2階の機器200のユーザ情報21にはユーザccccとユーザddddが登録されているが、ユーザbbbbは登録されていない。なお、ユーザccccとユーザddddはいずれも紐付きライセンスを有していないので、機器200に「○○機能」は導入されていない。
ユーザbbbbは臨時的に2階の機器200を使用することがあるため、2階の機器200にログインした。上述したように、2階の機器200は、機器200に未登録であるユーザID「bbbb」とパスワードが入力された際、ユーザIDを管理サーバ700に送信して、ユーザIDとパスワードを取得し、ライセンスサーバ400にユーザIDを送信して紐つきライセンス情報を取得する。こうすることで、図17(b)に示すように、2階の機器200のユーザ情報21に、ユーザID(aaaa)、パスワード(12345)及び紐つきライセンス情報(○○機能)が登録される。
そして、上述したように、機能12は○○機能を2階の機器200に導入するので、機器構成情報22には、○○機能の機能名、ライセンス形態及び有効期限が登録される。
しかしながら、2階の機器200はあくまでユーザbbbbが臨時に使用する機器なので、○○機能を定常的に導入しておく必要はない。そこで、機器200は削除するタイミングの設定をユーザbbbbから受け付ける。
図18は、機能の自動削除の削除タイミングを設定する画面の一例を示す図である。機能導入部12が機能を導入すると、削除タイミング受け付け部27は自動削除のタイミングの設定をユーザbbbbに促す。まず、削除タイミング受け付け部27は、自動削除するか否かをユーザbbbbに問い合わせる。
図18の画面1には次のメッセージが表示されている。
「ログインに伴い、ユーザと紐づくライセンス有無を確認し紐付く機能があるにも関わらず本機器では未導入であったため、自動で導入しました。以下設定をお願いします。
・本ログインは臨時であり、一定期間(設定可)後に導入を解除(削除)
・導入した機能は削除しない
※臨時ログインの場合は詳細設定を行ったうえでの解除(削除)を推奨します。」
普段使用する機器100とは違うが、それでも比較的頻繁に本機器200を使用する予定がある場合などは、毎回利用後の削除、再ログイン時の自動導入の手間を避けるため、ユーザbbbbは「削除しない」を選択すればよい。この場合、自動導入された機能は削除されずに、ユーザbbbbがログアウト後に再ログインしてもすぐに「○○機能」を使用可能となる。
逆に、臨時ログインが頻繁ではないような場合は、ユーザbbbbはログアウト後、削除してもかまわないため、また、リソースを考慮した結果、「設定に従い削除」を選択する。
ユーザbbbbが、「設定に従い削除」を選択した場合、機器200はどのタイミングで自動で導入した機能を削除するかの設定を受け付ける。削除タイミング受け付け部27は、図18の画面2を表示する。図18の画面2では、「ログアウト後」「翌日(本日0時に削除)「詳細設定:日時/時間指定」からユーザがタイミングを選択できるようになっている。
ユーザbbbbにとって、「○○機能」を現ログイン中に利用できればよく、その後使用する予定がない場合、ユーザbbbbは「ログアウト後」を選択すればよい。こうすることで、ログアウト後にはすぐに機器200のリソースを開放できる。
また、ユーザbbbbが機器200を使用した日は終日、断続的に機器200を使用する可能性があるような場合、ユーザは「ログアウト後」ではなく「翌日」を選択すればよい。「ログアウト後」を選択するとユーザbbbbがログインする度に機能が導入され、ログアウトする毎に機能が削除されるが、「翌日」を選択することで、導入と削除が繰り替えされることを防止できる。ユーザbbbbが「翌日」を選択した場合、機器200は、機能を自動的に導入した日を超過した後、速やかに機能を削除する。
さらに、出張など複数日に渡って機器200を臨時で使用する予定がある場合、ユーザbbbbは「詳細設定」を選択する。この場合、ユーザは別画面として表示される画面から、日付と時刻指定することが可能になる。
ユーザが選択すると画面が変わり、削除タイミング受け付け部27は図18の画面3を表示する。画面3には「削除設定が完了しました。指定されたタイミングで臨時導入した機能を削除します。
※なお、本機能に紐付くユーザが本機能にログインした場合、その際のログイン設定に従うため削除されない可能性もありますのでご注意願います。」というメッセージが表示される。「※なお」以下の文章が意味することについては後述する。
図19は、削除タイミングを模式的に説明する図の一例である。図18では、時間経過と複数の楕円が描かれている。各楕円は、導入された紐つきライセンスの機能が使用可能な期間を示す。
楕円1は、ユーザが「ログアウト後」を選択した場合に、導入された機能が使用可能な期間を示す。したがって、楕円1の終端は、ログアウト時を示す。楕円2は、ユーザが「翌日」を選択した場合に、導入された機能が使用可能な期間を示す。したがって楕円2の終端はその日(5月18日)の終わりを示す。楕円3は、ユーザが「詳細設定」と日時を設定した場合に、導入された機能が使用可能な期間を示す。したがって楕円3の終端は、ユーザが設定した日時と時刻と一致する。
このように、本実施形態の機器200は、ユーザ単位にライセンスするライセンス形態の機能を導入した後、ユーザの所望のタイミングで自動的に削除することができる。したがって、機器200は自動的に機能を導入でき、導入後、リソースを占有したままにすることを防止できる。
〔複数人が同じ機能の紐つきライセンスを有している場合〕
これまでは、あるユーザが紐つきライセンスを有する機能について、他のユーザが紐つきライセンスを有するかどうかを考慮していなかった。しかし、複数のユーザが共通の機能について紐つきライセンスを有する場合、削除する必要がない場合や、一度設定された削除タイミングが変動する場合が生じうる。以下、説明する。
図20は、複数のユーザが共通の機能の紐つきライセンスを有する場合の削除タイミングを説明する図の一例である。5月18日の午前に、ユーザbbbbが機器200にログインすることで、機器200は○○機能を導入した。導入時、ユーザbbbbは、削除のタイミングとして「翌日」を選択した。よって、○○機能が削除されるタイミングは、5月19日の午前0時である。
次に、ユーザppppが○○機能のライセンスを購入し、臨時的に機器200を使用することになった。5月18日の午後に、ユーザppppが機器200にログインすると、機器200のユーザ情報21が更新され、ユーザppppには紐付きライセンス情報として「○○機能」が登録される。
ユーザppppのログインは、機器200に○○機能が導入されるタイミングとなりうるが、ユーザppppがログインした5月18日の午後の時点では、○○機能はまだ機器200から削除されていないので、導入する必要はない。
この場合、ユーザppppが機器200にログインすると、削除タイミング受け付け手段27が図18の画面から削除タイミングの設定を受け付ける。ユーザppppは、○○機能を削除するタイミングとして「詳細設定」を選択し、5月21日の午前0時に設定した。
したがって、ユーザbbbbが設定した削除タイミング「5月19日の午前0時」と、ユーザppppが設定した削除タイミング「5月21日の午前0時」と、が異なる。
このように共通の機能について、設定された削除タイミングが異なる場合、機能削除部18は最も遅い削除タイミングを優先する。こうすることで、機能を使用したいユーザが複数いる場合に、各ユーザが設定した削除タイミングで削除することを防止できる。図18の画面3の「※なお」以下の文章はこのことを意味する。
さらに、5月18日の午後、ユーザddddが、○○機能のライセンスを購入したとする。ユーザddddにとって、機器200は普段から使用している機器である。5月18日の午後に、ユーザddddが機器200にログインすると、機器200のユーザ情報21が更新され、ユーザddddには紐付きライセンス情報として「○○機能」が登録される。この場合も同様に、機器200に○○機能は導入されない(すでに導入されている)。
そして、ユーザddddは、機器200を普段から使用しているので、図18で「削除しない」を選択し、機能bpを削除するタイミングを設定しなかった(削除して欲しくない)。
このように共通の機能について、削除を望まないユーザが存在する場合、機器200は機能を削除しない。こうすることで、機能を使用したいユーザがいる場合に削除することを防止できる。上記の「※なお」以下の文章は、必ずしもユーザが設定したタイミングで、機能が削除されないことをことわるために表示される。
削除タイミング受け付け部27は、複数のユーザの削除タイミングを調整するため、削除タイミングテーブル26を記憶する。
図21は削除タイミングテーブル26の一例を示す図である。削除タイミングテーブル26には、紐つきライセンス情報(機能名)に、各ユーザが設定した削除タイミングが登録されている。機能削除部18は、削除タイミングテーブル26を参照して、削除の有無、削除する場合の削除タイミングを決定する。
なお、削除タイミングが到来しても、ユーザがログインしている状態では機能削除部18は機能を削除しない。こうすることで、設定された削除タイミングが到来しても、ユーザが機器200を使用している間はユーザは機能を利用できる。
図22は、機能削除部18が自動導入した機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26に登録されたユーザIDのユーザがログアウトしたか否かを判定する(S410)。ユーザがログアウトしていない場合(S410のNo)、機能を削除することは好ましくないので図22の手順は終了する。
ユーザがログアウトした場合(S410のYes)、機能削除部18は削除タイミングテーブル26に「削除しない」が登録されているか否かを判定する(S420)。「削除しない」が登録されている場合(S420のYes)、機能を削除することができないので、図22の手順は終了する。
「削除しない」が登録されていない場合(S420のNo)、機能削除部18は削除タイミングテーブル26から最も遅い削除タイミングを読み出す(S430)。そして、機能削除部18は削除タイミングテーブル26から読み出した削除タイミングになったか否かを判定し(S440)、削除タイミングになると機能を削除する(S450)。
以上のような処理により、複数のユーザが共通の機能について紐つきライセンスを有していても場合、機能削除部18が機能を削除するタイミングを適切に調整できる。
〔削除タイミングの通知〕
また、上記のように削除タイミングが設定された後に削除タイミングを調整するのでなく、削除タイミングの設定時に調整することもできる。すなわち、すでに削除タイミングが設定されている機能に対し、各ユーザが自由に削除タイミングを設定する前に、機能削除部18が設定変更の意志を問い合わせる。こうすることで、すでに設定された削除タイミングを有効に活用し、また、削除タイミングをすでに設定したユーザの意図を優先することが可能になる。
図23は、複数のユーザが共通の機能のライセンスを有する場合の削除タイミングを説明する図の一例である。図23において図20と同一部の説明は省略する。図23において、各ユーザが○○機能を購入したり、望む削除タイミングの状況は図20と同じである。
ユーザbbbbが削除タイミングを設定したことで、削除タイミングテーブル26には削除タイミングテーブル26が登録されている。
図24(a)は削除タイミングテーブル26の一例を示す。この時点では、ユーザbbbbの削除タイミングのみが登録されている。
図23ではユーザppppが、機器200にログインした際、表示される画面が図18と異なる。ユーザppppがログインした時には、すでに機器200に「○○機能」が導入されているので、画面には「○○機能」のアイコンが表示される。そのアイコンにはポップアップマーク201が隣接して表示されている。ユーザppppがポップアップマーク201を選択すると、その下の画面が表示される。
画面には「ログインユーザによって○○機能は導入済みですが、あくまで臨時導入として以下設定で○○機能は削除されます。5月19日0時に削除」
本設定にて問題ない場合は「設定変更しない」を選択し、設定変更を行う場合は「設定変更する」を選択してください。」と表示されている。したがって、ユーザppppは、すでに設定された削除タイミングで不都合がなければ削除タイミングを設定することを回避し、すでに設定された削除タイミングで不都合があれば削除タイミングを再設定する。したがって、削除タイミングテーブル26には最後に設定した、削除タイミングが有効な削除タイミングとして登録される。
ここで、削除タイミング受け付け部27は、後から設定される削除タイミングを削除タイミングテーブル26に登録してよいか否かを判定する。すなわち、ユーザbbbbが5月19日の午前0時まで使用したいと思っているのに、ユーザppppが故意又は間違って5月18日の午後6時を削除タイミングとすることを認めると、ユーザbbbbが削除タイミングを設定した意義が薄れてしまう。
このため、削除タイミング受け付け部27は、後から設定される削除タイミングがすでに設定されている削除タイミングよりも後の場合にのみ削除タイミングテーブル26を更新する。図23と同様に、ユーザppppが5月21日の午前0時を削除タイミングに設定することで、削除タイミングテーブル26は図24(b)に示すようになる。
また、更新の際、すでに設定されている削除タイミングは登録したままとすることが好適となる。すでに設定されている削除タイミングは、後から設定される削除タイミングが登録されるまでに限り有効であるが、仮に、ユーザppppが後から設定した削除タイミングを削除した場合、削除タイミングが1つもなくなってしまい、機能がリソースを圧迫するためである。したがって、図24(b)に示すように、削除タイミング受け付け部27はすでに設定されている削除タイミングを無効化するが(カッコに囲まれる)、すでに設定されている削除タイミングを消去しない。
図23でユーザddddが、機器200にログインした際も、「○○機能」とポップアップマーク201が表示され、ユーザddddがポップアップマーク201を選択すると、図18の画面1と同様に。「設定変更しない」ボタンと「設定変更する」ボタンが表示される。ユーザddddは削除して欲しくないので、「設定変更する」を選択すると考えられる。
削除タイミング受け付け部27は、後から設定される削除タイミングが「設定変更しない」の場合、すでに設定されている日時の削除タイミングより優先して削除タイミングテーブル26を更新する。したがって、削除タイミングテーブル26は図24(c)に示すようになる。
図25は、削除タイミングの設定時に削除タイミングが調整される場合に、機能削除部18が機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、削除タイミング受け付け部27は、削除タイミングが設定されたか否かを判定する(S510)。削除タイミングが設定されない場合(S510のNo)、処理はステップS540に進む。
削除タイミングが設定された場合(S510のYes)、削除タイミング受け付け部27は、後から設定される削除タイミングが、すでに設定されている削除タイミングよりも後、又は、「削除しない」が設定されたか否かを判定する(S520)。
後から設定される削除タイミングが、すでに設定されている削除タイミングよりも後、又は、「削除しない」が設定されていない場合(S520のNo)、処理はステップS540に進む。
後から設定される削除タイミングが、すでに設定されている削除タイミングよりも後、又は、「削除しない」が設定されてる場合(S520のYes)、削除タイミング受け付け部27は、削除テーブルを更新する(S530)。
ついで、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26に登録されたユーザIDのユーザがログアウトしたか否かを判定する(S540)。ユーザがログアウトしていない場合(S540のNo)、機能を削除することは好ましくないので図25の手順は終了する。
ユーザがログアウトした場合(S540のYes)、機能削除部18は削除タイミングテーブル26に有効に登録された削除タイミングになった否かを判定する(S550)。
そして、機能削除部18は削除タイミングになると(S550のYes)、機能を削除する(S560)。
また、削除タイミング受け付け部27は削除タイミングになるまで(S550のNo)、削除タイミングテーブル26から削除タイミングが消去されたか否かを判定する(S570)。
削除タイミングテーブル26から削除タイミングが消去された場合(S570のYes)、削除タイミング受け付け部27は、削除された削除タイミングを除き最も削除タイミングが後の削除タイミングを有効にして削除タイミングテーブル26を更新する(S580)。
以上のような処理により、複数のユーザが共通の機能について紐つきライセンスを有していても、ユーザの意図を反映させながら、機能削除部18が機能を削除するタイミングを適切に調整できる。
実施例1では、自動導入した機能の削除タイミングとして、ログアウト時や設定日時をユーザが指定可能であることを説明した。この設定例は、いずれも日時による設定と同じである。しかし、削除タイミングは、ユーザは日時以外でも設定することが可能である。本実施例ではより多様な削除タイミングの設定について説明する。
図26は、削除タイミングの設定を受け付ける画面の一例である。図26において図18と同じ画面の説明は省略する。図26では画面2が図18の画面2と異なっている。すなわち、図18と比べ「機能の利用回数」「再起動後」「ユーザ情報連動」の3つが新たに選択可能になっている。
「機能の利用回数」は、ユーザが紐つきライセンスにてライセンスされた機能の起動回数を設定する画面を表示させるボタンである。ユーザは例えば「10回」「20回」などの回数を設定することができ、機能削除部18は、機能の起動回数が設定された起動回数に等しくなると、ログアウトなどのタイミングで機能を削除する。
「再起動後」は、次回、機器200が再起動したタイミングで、機能削除部18が機能を削除するように削除タイミングを設定するためのボタンである。
「ユーザ情報連動」は、ユーザや管理者又は自動的にユーザ情報21を削除した時(正確には、ユーザ情報21を削除した後のログアウトなどのタイミング)を削除タイミングに設定するためのボタンである。機能が自動導入されるのは、ユーザ情報21に紐つきライセンス情報が登録されているためなので、ユーザ情報21が削除されれば機能を導入したままとする必要がないと考えられるからである。なお、ユーザ情報21は、ユーザや管理者が意識的に削除することもできるし、ユーザ情報更新部13が、所定期間ログインがないユーザのユーザ情報21を削除することで削除される。
図27は本実施例の削除タイミングテーブル26の一例を示す図である。日時による設定と「機能の利用回数」等はどちらが時間的に後になるかの比較が困難である。このことは、図23のように、削除タイミングテーブル26の設定の受け付け時に削除タイミング受け付け部27が判断する場合も同様である。このため、削除タイミング受け付け部27は、ユーザが設定する全ての削除タイミングを削除タイミングテーブル26に設定する。そして、機能削除部18は削除タイミングテーブル26の全ての条件が整った時に機能を削除する。
例えば、図27では、ユーザbbbbが「5月19日午前0時」に設定し、ユーザppppが「上限回数10回」に設定し、ユーザeeeeが「再起動時」に設定し、ユーザffffが「ユーザ情報連動」に設定している。機能削除部18は、これらの全ての条件が整うと○○機能を削除する。
図28は、機能削除部18が自動導入した機能を自動削除する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、機能削除部18は、所定のサイクル時間毎に削除タイミングテーブル26を読み出す(S610)。そして、削除タイミングテーブル26に登録された削除タイミングの全ての条件が整ったか否かを判定する(S620)。全ての条件が整っていない場合(S620のNo)、図28の処理は終了する。
登録された削除タイミングの全ての条件が整った場合(S620のYes)、機能削除部18は、ユーザがログアウトしたか否かを判定する(S630)。そして、ユーザがログアウトした場合に(S630のYes)、機能削除部18は機能を削除する(S640)。
以上のように、本実施例の機器200は、日時以外を削除タイミングを設定でき、より多様な削除タイミングの設定を受け付けることができる。
実施例1、2では遅い削除タイミングほど優先されるように機能を削除することができたが、普段、そのユーザが使用している機器200であれば、ユーザは機能を削除しないことを望むと考えられる。このような場合にも、ユーザが図18などで「削除しない」を選択することは煩わしい場合がある。
そこで、本実施例ではユーザが「削除しない」を選択することが不要な機器200について説明する。
図20にて説明した状況を利用する。ユーザbbbbとユーザppppは臨時的に機器200を使用しているのに対し、ユーザddddは普段、機器200を使用している。よって、機器200には定常的にユーザddddのユーザ情報21が登録されている。ユーザ情報更新部13は、ログインしたユーザのユーザIDがユーザ情報21に登録されていれば、ユーザ情報21を更新しないので、機能削除部18が更新の有無をユーザ情報更新部13に問い合わせることでユーザddddが普段、ユーザddddが普段、機器200を使用しているか否かを判定できる。または、ユーザ情報21にユーザID等の登録日時を登録しておき、登録日時が所定以上前である場合に、機能削除部18は、ユーザddddが普段、機器200を使用していることを検出してもよい。
図29は、機能削除部18が削除タイミングテーブル26を更新する手順を示すフローチャート図の一例であり、図30は削除タイミングテーブル26の遷移例を示す図である。なお、図29の手順の前に、図11により機能の導入の手順が行われており、図29はステップS120の処理の一部に相当する。図29の処理の前に図30の削除タイミングテーブル26には、すでにユーザbbbbとユーザppppが削除タイミングを設定している。
まず、ユーザddddがログインする(S710)。機能削除部18は、このログインユーザが普段ログインするユーザが否かを判定する(S720)。判定方法は上記のとおりである。このログインユーザが普段ログインするユーザでない場合(S720のNo)、機能削除部18は何もしない。この場合は、図18の画面が表示される。
普段ログインするユーザの場合(S720のYes)、機能削除部18はユーザIDに紐付けられた紐つきライセンスの機能があるか否かを判定する(S730)。ユーザIDに紐付けられた紐つきライセンスの機能がない場合(S730のNo)、図29の処理は終了する。
ユーザIDに紐付けられた紐つきライセンスの機能がある場合(S730のYes)、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26に「削除しない」という削除タイミングを設定する(S740)。これにより、削除タイミングテーブル26は図30の下側のようになる。
したがって、ユーザddddにとって普段使用している機器200に紐つきライセンス情報の機能が導入されている場合、ユーザはログインするだけで、機能の削除を禁止できる。図30の上側のように先に削除タイミングが設定されていても優先的に、削除を禁止できる。
〔「削除しない」の設定〕
本実施例で説明したように、普段、ユーザが使用している機器200に機能が導入された場合、機能削除部18は機能の削除を禁止できる。しかし、ユーザとしては普段、使用している機器200でもあまり使用しない機能であれば、機能を削除してもよいと考えることがある。よって、機能削除部18が、削除タイミングテーブル26に「削除しない」という削除タイミングを設定するか否かは、ユーザが設定可能であること好ましい。
図31(a)は、削除タイミングテーブル26に「削除しない」という削除タイミングを設定するか否かをユーザが設定する画面の一例である。この画面には「紐つきライセンスの機能の自動削除を禁止しますか?」というメッセージと「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示されている。
このような画面は、例えば初期設定画面に表示される項目からユーザ情報21の変更を選択することで表示される。ユーザが「はい」ボタンを選択すると、ユーザ情報更新部13は、ユーザ情報21の「削除禁止」の設定をオンにする。
図31(b)はユーザ情報21の一例を示す図である。このユーザ情報21には「削除禁止」が登録可能になっている。「削除禁止」にオンが設定されたユーザIDのユーザに対しては、図29のS740が実行されず、削除タイミングテーブル26に「削除しない」が自動的に登録されないようになる。
図32は、機能削除部18が削除タイミングテーブル26を更新する手順を示すフローチャート図の一例である。図32において図29と異なるのは、ステップS730の後、機能削除部18がユーザ情報21の「削除禁止」がオンになっているか否かを判定するステップである(S735)。
機能削除部18は、「削除禁止」の設定を参照して、削除タイミングテーブル26に「削除しない」を設定するか否かを判定する。すなわち、機能削除部18は「削除禁止」がオンに設定されている場合(S735のYes)、削除タイミングテーブル26に「削除しない」という削除タイミングを設定し、「削除禁止」がオンに設定されていない場合(S735のNo)、削除タイミングテーブル26に「削除しない」という削除タイミングを設定しない。
このように、ユーザは「削除しない」という設定を自動で行うか否かを自分の好みに応じて設定することができる。
機能削除部18が削除する際に、機能の削除がうまくいかない場合がある。例えば、機能の削除中に機器200がジョブを実行した場合や、ログアウトせずに電源がオフされるような場合である。このような場合には、再度、機能削除部18が削除を行うことが好ましい。また、削除するタイミングもユーザが設定できれば、ユーザは削除が可能と予想されるタイミングを設定できると考えられる。
図33は、再削除のタイミングの設定を受け付ける画面の一例を示す。図33では「再削除のタイミング」として「再起動後」と「一定時間後」のどちらか又は両方をユーザが選択できるようになっている。この画面は、例えば管理者が所定の操作により再削除タイミング受け付け部19が表示させる。
「再起動後」は、機器200が再起動したタイミングを、機能削除部18が再度、機能を削除するタイミングに設定するためのボタンである。「一定時間後」は、削除が失敗してから、予め定められた時間が経過したタイミングを機能削除部18が再度、機能を削除するタイミングに設定するためのボタンである。一定時間は、機器200の出荷時に決まっているか、又は、管理者が設定することができる。なお、この一定時間は例えば「30分」「1時間」等である。
再削除タイミング受け付け部19は、削除タイミングテーブル26に設定結果を登録しておく。したがって、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26を参照するだけで、削除タイミングも再削除タイミングも検出できる。
図34は、機能削除部18が自動導入した機能を再度、削除する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26を参照して再度の削除タイミングになったか否かを判定する(S810)。
再度の削除タイミングになった場合(S810のYes)、機能削除部18は、削除タイミングテーブル26の全ての削除タイミングの条件が整っているか否かを判定する(S832)。全ての削除タイミングの条件が整っていない場合(S820のNo)、機能を削除する必要がないので、図34の手順は終了する。
全ての削除タイミングの条件が整っている場合(S820のYes)、機能削除部18は、機能が削除されていないか否かを判定する(S830)。すなわち、機能削除部18は、機器構成情報22を参照して、全ての削除タイミングの条件が整った削除タイミングテーブル26の機能が、機器構成情報22に残っているか否かを判定する。
機能が削除されていない場合(S830のYes)、機能削除部18は、削除タイミングが超過した機能を削除する(S840)。こうすることで、機能削除部18は、1、2回、削除に失敗しても必ず機能を削除できる。
本実施例の機器200によれば、削除タイミングが到来した機能を確実に削除することで、リソースを開放することができる。
実施例1〜4では、削除タイミングテーブル26を参照して削除するタイミングを決定して、機能を削除する機器について説明したが、本実施例では削除タイミングテーブル26が不要となる機器について説明する。
ある瞬間には一台の機器200しかユーザが操作しないと考えれば、一つの機能は一台にだけ導入されていれば十分であることになる。そこで、本実施例では、他の機器100にログインしたタイミングで、ログイン機でない機器200の機能削除部18が機能を削除することとする。
図35は、他機へのログインを削除タイミングとする機器200の動作を模式的に説明する図の一例である。
(1)機器100にはすでに○○機能が導入されている。
(2)ユーザは機器200にログインする。
(3)機器200は機器100に同報的にログインを通知する。
(4)機器100は、ログインによりユーザが機器200にログインしたことを検出し、○○機能を削除する。このとき、機器100で他に○○機能を使用しているユーザがいる場合は、機能削除部18は○○機能を削除しない。また、ユーザが機器100を普段使用している場合、○○機能を削除しないように制限することも有効である。
(5)機器200は、○○機能が導入されていなければ、○○機能を導入する。
(6)ユーザは機器200での作業を終え、機器100にログインする。
(7)機器100は機器200に同報的にログインを通知する。
(8)機器200は、ログインによりユーザが機器100にログインしたことを検出し、○○機能を削除する。このとき、機器200で他に○○機能を使用しているユーザがいる場合は、機能削除部18は○○機能を削除しない。また、ユーザが機器200を普段使用している場合、○○機能を削除しないように制限することも有効である。
したがって、ユーザは機器200に機能を導入する際、削除タイミングを設定する必要がなく、削除タイミングテーブル26も不要になる。
図36は、機能削除部18が、機能を削除する手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、ユーザがログインすると、ユーザ認証部11はユーザのログインを受け付ける(S910)。認証が成立すると、ログイン通知部17はログイン通知をネットワーク上に同報的に送信する(S920)。ログイン通知にはログインしたユーザのユーザIDが含まれる。
機能削除部18は、ネットワークを介して接続された他機からログイン通知を受信したか否かを監視している(S930)。
ログイン通知を受信した場合(S930のYes)、機能削除部18は、ログイン通知に含まれるユーザIDがユーザ情報21に登録されており、かつ、紐つきライセンス情報が登録されているか否かを判定する(S940)。
ユーザIDがユーザ情報21に登録されていなかったり、又は、紐つきライセンス情報が登録されていない場合(S940のNo)、機能を削除する必要はない。
ログイン通知に含まれるユーザIDがユーザ情報21に登録されており、かつ、紐つきライセンス情報が登録されている場合(S940のYes)、機能削除部18は、そのユーザIDの紐つきライセンス情報に登録された機能名を全て読み出す(S950)。
そして、機能削除部18は、機能名が他のユーザのユーザIDに対応づけて登録されているか否かを判定する(S960)。他のユーザIDに機能名が登録されていることは、そのユーザが機能を使用する可能性があることを意味するので、削除することは好ましくないためである。
機能削除部18は、機能名が他のユーザのユーザIDに対応づけて登録されていない機能のみを、機能記憶部23から削除する(S970)。削除したら、機能削除部18は、機器構成情報22を更新する(S980)。
以上のように、本実施例の機器200は、ユーザに削除タイミングの設定を要求することなく、機能を削除することができる。臨時的に機器200にユーザがログインした場合、機器100にログインしなければ、機器200の機能は削除されないので、短時間でも、出張の間の2〜3日でも、ユーザは機能を利用できる。
<変形例>
本実施例では削除タイミングテーブル26を不要にすることができると説明したが、実施例1〜4と同様に削除タイミングテーブル26を用いることもできる。この場合、ユーザがログイン通知を削除タイミングに設定できるよう、削除タイミングの設定を受け付ける画面において、「ログイン通知」が表示される。
図37は、削除タイミングの設定を受け付ける画面の一例である。図37において図26と同じ画面の説明は省略する。図37では画面2が18の画面2と異なっており、「ログイン通知時」が新たに選択可能になっている。
ユーザがログイン通知時を選択した場合、削除タイミング受け付け部27は削除タイミングテーブル26に、「ログイン通知時」と登録する。機能削除部18は、他の機器100からログイン通知を受信した場合、他のユーザが設定した日付、上限起動回数及びユーザ情報連動、の全てが満たされた場合に、機能を削除する。削除の手順は例えば図28に示したとおりである。
実施例1〜5では、ユーザが「削除しない」を選択できるとして説明した。しかしながら、多くのユーザが「削除しない」を選択すると、臨時にしか使用しないにもかかわらず、無駄にリソースを使用することになる。そこで、本実施例では、ユーザが「削除しない」を選択した場合でも、導入可能な機能の数を制限する機器200について説明する。
しかしながら、その一方、ユーザがよく使用する機器200に機能を導入する際は、導入可能な機能の数を制限すべきでなく、あくまでユーザが臨時的に使用する機器200に機能を導入する際だけ、機能の導入を制限すべきであると考えられる。以上から、本実施例では、臨時的に使用する機器200にユーザが機能を導入する際だけ、導入可能な機能の数を制限する機器200について説明する。
図38は、機器システム600の概略を説明する図の一例である。ユーザが機器200にログインしたため、機器200はユーザが紐つきライセンスとして有する○○機能の導入を開始する。
まず、機器200は機器システム600の他の機器100A〜100Cに、○○機能を臨時的に導入しているか否かを問い合わせる。図では機器100Aと100Cが臨時的に○○機能を有しており、機器100Bは有していない。このため、機器システム600全体の○○機能の保有数は2個である。
ここで、機器システム600の機器には、1つの機能の臨時的な導入の上限の導入数である上限数が共通に設定されている。図では上限数は3個である。よって、機器200は機能の臨時的な導入数が上限数未満であると判定して、機器200に○○機能を導入すると決定する。したがって、機器システム600は、機器システム600全体の臨時的に導入される機能の数を制限することができる。
また、機器200は、機器システム600の他の機器100A〜100Cに、ユーザIDを送信して、該ユーザのログイン数を問い合わせる。機器100A〜100Cはログインするユーザの履歴をログに記録するので、このユーザの過去の1年程度のログイン数を機器200に送信する。
機器200は自機のログイン数もログから抽出することで、機器200が、ユーザが臨時的に使用する機器か否かを判定することができる。機器200は、例えば、自機200よりも所定値以上、ログイン数の大きい機器100A〜100Cがある場合、機器200をユーザが臨時的に使用する機器であると判定する。
または、ユーザが機能を「削除しない」を選択した場合、その機器200はユーザがよく使用する機器の可能性が高いので、ユーザが機能を「削除しない」と設定した場合、その機器をユーザが臨時的に使用する機器でないと判定することもできる。
図39(a)は、機器システム600に導入可能な機能を数の設定を受け付ける画面の一例を示す。このような図面は、管理者が所定の操作を入力することで、上限数受け付け部25が表示する。図では「機器システム全体に導入可能な1つの機能の上限数を設定して下さい。」というメッセージと、2種類の機能数の設定欄が表示されている。
管理者は数値として「機器システム全体に導入可能な1つの機能の上限数」を設定することもできるし、ネットワークに接続された「機器の数×n(自然数)」のように設定することもできる。後者の場合、ネットワークに接続された機器100,200の数が多いほど、導入可能な機能の数も多くなるべきなので、ユーザが機器100,200の数をカウントすることなく適切な導入可能な機能の数を設定できる。
図39(a)で設定された上限数は、各機器において共通であるべきなので、上限数が設定された上限数受け付け部25は、上限数を同報的に他の機器に送信し、各機器の上限数受け付け部25が同じ上限数をHDD113等に保持する。
図39(a)の画面には「削除する機能の選択」ボタンが表示されている。管理者が「削除する機能の選択」ボタンを押下すると、図39(b)の画面が表示される。機能削除部18は、この画面から削除する機能の選択方法の設定を受け付ける。なお、いずれも臨時的に導入されている機能のみが削除の対象となる。
機能削除部18は以下のいずれかの選択方法に従い削除する機能を決定する。
(a)他機器ですでに導入されている機能の中で、最も古く導入された機能
(b)他機器ですでに導入されている機能の中で、利用頻度が最も低い機能
(c)他機器ですでに導入されている機能の中から、削除する機能をユーザが選択する
管理者は、(a)〜(c)の3つの選択方法から、所望の選択方法を選択することができる。選択画面には上記(a)〜(c)のそれぞれに対応づけて「はい」ボタンと「いいえ」ボタンが表示されている。
機能削除部18は、管理者の選択を受け付けて記憶するとともに、選択方法を同報的に他の機器に送信し、各機器の機能削除部18が同じ選択方法をHDD等に保持する。こうすることで、各機器において削除する機能の選択方法を共通にすることができる。
図40は、本実施例の機器構成情報22の一例を示す。(a)(b)の選択方法に対応するため、各機器は、機器構成情報22に「導入日時」「過去一年の利用頻度」が登録されている。各機器は、機能を導入した際に「導入日時」を登録し、起動部16は機能を起動する毎に「過去一年の利用頻度」をカウントアップする。
また、本実施例では、ユーザが臨時的に機器200を使用する際に、すでに導入されている機能の数を上限数と比較するので、臨時的に導入された機能の数をカウントすることが好ましい。このため、機器構成情報22には、各機能が「臨時導入」が否かが登録されている。
各機器200,100A〜100Cは、ログインしたユーザが臨時的に自機を使用する場合に、導入した機能の「臨時導入」に「※」を登録する。これにより、各機器200,100A〜100Cは導入されている機能のうち臨時的に導入されている機能を特定できる。なお、各機器で一人でも機能を臨時的でなく使用しているユーザがいる場合、「臨時導入」に「※」は登録されない。
図41は、機能の削除の手順を説明するフローチャート図の一例である。この手順は、図11の「機能の自動導入」の手順のステップS100の直前に実行される。なお、機能を導入する際に実行されればよいので、機能導入時であれば自動導入か手動導入かに関係なく実行されることができる。
まず、機能を導入する前、機能削除部18は、他機から導入する対象の機能の導入数を算出するため、他機100A〜100Cに臨時的に導入されている機能の導入数及びログインしたユーザのログイン数を問い合わせる(S1010)。他の機器100A〜100Cは、機器構成情報22を参照して、導入対象の機能が臨時的に導入されていれば「1」を、及び、ユーザのログイン数を機器に送信する。
次に、機能削除部18は、ログイン数に基づき、機器200がユーザが臨時的にログインした機器か否かを判定する(S1020)。機器200が、ユーザが臨時的にログインした機器でない場合(S1020のNo)、機能の導入を制限する必要はないので図41の処理は終了する。この後、図11のステップS100に従い機能が導入される。
機器200がユーザが臨時的にログインした機器の場合(S1020のYes)、機能の導入数を制限するため、機能削除部18は全ての他機から受信した数を合計する(S1025)。
機能削除部18は、合計した数が上限数に達しているか否かを判定する(S1030)。
上限数に達していない場合(S1030のNo)、機能を削除する必要がないので、図41の手順は省略する。この後、図11のステップS100に従い機能が導入される。
上限数に達している場合(S1030のYes)、機能を削除するため、機能削除部18は設定されている削除対象の機能の選択方法を読み出す(S1040)。削除対象の機能の選択方法が上記(c)の場合、機能削除部18は、ステップS1010で取得した、対象機器の機能が導入されている他機100A、100Cの一覧をオペレーションパネルに表示して、ユーザの選択を受け付ける。
削除対象の機能の選択方法が上記(a)の場合、機能削除部18は、対象機器の機能が導入されている他機100A、100Cに、「導入日時」を問い合わせ、(b)の場合、機能削除部18は、削除対象の機能が導入されている他機100A、100Cに、「利用頻度」を問い合わせる(S1050)。なお、自機の機器構成情報22も比較対象である。
そして、問い合わせた結果から、最も「導入日時」が古い他機の機能、又は、最も「利用頻度」が低い機能を有する他機を、機能を削除する他機に決定する(S1060)。なお、(c)の場合、削除する他機の機能はユーザの選択により特定されている。
次に、機能削除部18は、機能を削除する他機に、機能の削除を要求する(S1070)。これにより、他機の機能削除部18は機能を削除することができる。この後は、図11のステップS100に従い機能が導入される。
以上説明したように、本実施例の機器は、ユーザが「削除しない」を選択する機会が多くても、導入可能な機能の数を制限することができる。
11 ユーザ認証部
12 機能導入部
13 ユーザ情報更新部
15 画面生成部
16 起動部
17 ログイン通知部
18 機能削除部
19 再削除タイミング受け付け部
21 ユーザ情報
22 機器構成情報
23 機能記憶部
24 部品記憶部
25 上限数受け付け部
26 削除タイミングテーブル
27 削除タイミング受け付け部
100、200 機器
300 販売サーバ
400 ライセンスサーバ
500 ネットワーク
600 機器システム
700 管理サーバ
特開2008−047056号公報

Claims (23)

  1. 機能を実現するプログラムの起動が、プログラムの正当利用者であることを示すライセンス情報により認められる画像形成装置であって、
    ユーザのログインを受け付けるログイン受け付け手段と、
    プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    ユーザ個人にライセンスされたプログラムとライセンス情報を外部から取得し、前記プログラム記憶手段に記憶する機能導入手段と、
    ユーザIDに対応づけて前記機能導入手段が記憶したプログラムのライセンス情報が登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記機能導入手段が記憶したプログラムが前記プログラム記憶手段から削除される削除タイミングの設定を受け付ける削除タイミング受け付け手段と、
    前記削除タイミング受け付け手段が受け付けた削除タイミングが到来した場合に、前記機能導入手段が前記プログラム記憶手段に記憶したプログラムを削除する削除手段と、を有し、
    前記削除タイミング受け付け手段は、ネットワークを介して接続された他の機器へのユーザのログイン時を削除タイミングの設定として受け付け、
    前記削除手段は、前記他の機器からログインしたユーザのユーザIDを受信した場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記削除タイミング受け付け手段は、日時にて指定された削除タイミングの設定を受け付ける、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記削除タイミング受け付け手段は、ユーザがログアウトしたタイミングを削除タイミングの設定として受け付ける、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記削除タイミング受け付け手段は、前記削除手段により前記プログラム記憶手段からプログラムを削除しないという設定を受け付ける、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記削除タイミング受け付け手段は、プログラムの起動回数の上限数を削除タイミングの設定として受け付け、
    前記削除手段は、プログラムの起動回数が前記上限数を超えた場合に、前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムを削除する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記削除タイミング受け付け手段は、当該画像形成装置の再起動時を削除タイミングの設定として受け付け、
    前記削除手段は、当該画像形成装置の起動時、前記プログラム記憶手段に記憶されたプログラムを削除する、ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記削除タイミング受け付け手段は、前記ユーザ情報からのユーザIDの削除時を削除タイミングの設定として受け付け、
    前記削除手段は、前記ユーザ情報からユーザIDが削除された場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除する、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記削除タイミング受け付け手段が異なる削除タイミングの設定を受け付けた場合、前記削除手段は、全ての削除タイミングが成立した時、プログラムを前記プログラム記憶手段から削除する、ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記削除手段は、前記削除タイミングが設定されたプログラムが、前記ユーザ情報に所定期間以上前から登録されているユーザIDに対応づけられたプログラムと同じ場合、
    前記削除タイミング受け付け手段が削除タイミングを受け付けても、前記削除タイミングが設定されたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除しない、
    ことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記削除タイミング受け付け手段は、前記ユーザ情報に所定期間以上前から登録されているユーザIDに対応づけられたプログラムを削除するか否かの設定を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記削除手段は、前記削除タイミングが到来してもプログラムが削除されていない場合、当該画像形成装置の起動時に、前記削除タイミングがすでに到来しているプログラムを削除する、ことを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の画像形成装置。
  12. 前記削除手段は、前記削除タイミングが到来してもプログラムが削除されていない場合、一定時間の経過後に、前記削除タイミングがすでに到来しているプログラムを削除する、ことを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の画像形成装置。
  13. 前記削除タイミングが到来してもプログラムが削除されていない場合に、前記削除手段が再度の削除を実行する再削除タイミングの設定を受け付ける再削除タイミング受け付け手段を有する、ことを特徴とする請求項11又は12記載の画像形成装置。
  14. 前記削除手段は、ネットワークを介して接続された他の機器に導入対象のプログラムの導入数を問い合わせ、ネットワークを介して接続された他の機器に導入されているプログラムの合計数が、予め設定されている上限数以上の場合、前記他の機器のいずれかにプログラムの削除を要求する、
    ことを特徴とする請求項1〜13いずれか1項記載の画像形成装置。
  15. 前記上限数の設定を受け付ける上限数受け付け手段を有する、ことを特徴とする請求項14記載の画像形成装置。
  16. 前記削除手段は、前記他の機器から導入対象のプログラムの導入日時を問い合わせ、最も古い導入日時を送信した前記他の機器にプログラムの削除を要求する、
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の画像形成装置。
  17. 前記削除手段は、前記他の機器から導入対象のプログラムの利用頻度を問い合わせ、最も低い利用頻度を送信した前記他の機器にプログラムの削除を要求する、ことを特徴とする請求項14又は15記載の画像形成装置。
  18. 前記削除手段は、プログラムの削除を要求する前記他の機器の選択をユーザから受け付ける、ことを特徴とする請求項14又は15記載の画像形成装置。
  19. 前記削除手段は、プログラムの削除を要求する前記他の機器の選択を、プログラムの導入日時が最も古い機器、プログラムの利用頻度が最も低い機器、又は、ユーザ選択、の中から受け付ける、ことを特徴とする請求項14又は15記載の画像形成装置。
  20. 前記削除手段は、ネットワークを介して接続された他の機器に導入対象のプログラムが臨時的に導入されている導入数を問い合わせ、
    ユーザが当該画像形成装置を前記他の機器と比べ臨時的に使用する場合、かつ、導入数の合計数が、予め設定されている上限数以上の場合、前記他の機器のいずれかにプログラムの削除を要求する、
    ことを特徴とする請求項14〜19いずれか1項記載の画像形成装置。
  21. 機能を実現するプログラムの起動が、プログラムの正当利用者であることを示すライセンス情報により認められる画像形成装置と、プログラムとライセンス情報を画像形成装置に配信するサーバと、を有する機器システムであって、
    前記サーバは、
    ライセンス情報にユーザIDが対応づけられたライセンス管理情報、を有し、
    前記画像形成装置は、
    ユーザのログインを受け付けるログイン受け付け手段と、
    プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    ユーザ個人にライセンスされたプログラムとライセンス情報を外部から取得し、前記プログラム記憶手段に記憶する機能導入手段と、
    ユーザIDに対応づけて前記機能導入手段が記憶したプログラムのライセンス情報が登録されたユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記機能導入手段が記憶したプログラムが前記プログラム記憶手段から削除される削除タイミングの設定を受け付ける削除タイミング受け付け手段と、
    前記削除タイミング受け付け手段が受け付けた削除タイミングが到来した場合に、前記機能導入手段が前記プログラム記憶手段に記憶したプログラムを削除する削除手段と、を有し、
    前記削除タイミング受け付け手段は、ネットワークを介して接続された他の機器へのユーザのログイン時を削除タイミングの設定として受け付け、
    前記削除手段は、前記他の機器からログインしたユーザのユーザIDを受信した場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除する、ことを特徴とする機器システム。
  22. 機能を実現するプログラムの起動が、プログラムの正当利用者であることを示すライセンス情報により認められる画像形成装置のプログラム管理方法であって、
    ログイン受け付け手段が、ユーザのログインを受け付けるステップと、
    機能導入手段が、ユーザ個人にライセンスされたプログラムとライセンス情報を外部から取得し、プログラム記憶手段に記憶するステップと、
    ユーザ情報更新手段が、前記機能導入手段が記憶したプログラムのライセンス情報を、ユーザIDに対応づけてユーザ情報記憶手段のユーザ情報に記憶するステップと、
    削除タイミング受け付け手段が、前記機能導入手段が記憶したプログラムが前記プログラム記憶手段から削除される削除タイミングとして、ネットワークを介して接続された他の機器へのユーザのログイン時を削除タイミングの設定として受け付けるステップと、
    削除手段が、前記削除タイミング受け付け手段が受け付けた削除タイミングとして、前記他の機器からログインしたユーザのユーザIDを受信した場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除するステップと、を有することを特徴とするプログラム管理方法。
  23. 機能を実現するプログラムの起動が、プログラムの正当利用者であることを示すライセンス情報により認められる画像形成装置が実行するプログラムであって、
    画像形成装置に、
    ユーザのログインを受け付けるログイン受け付けステップと、
    ユーザ個人にライセンスされたプログラムとライセンス情報を外部から取得し、プログラム記憶手段に記憶する機能導入ステップと、
    前記機能導入ステップにより記憶されたプログラムのライセンス情報を、ユーザIDに対応づけてユーザ情報記憶手段のユーザ情報に記憶するユーザ情報更新ステップと、
    前記機能導入ステップにより記憶されたプログラムが前記プログラム記憶手段から削除される削除タイミングとして、ネットワークを介して接続された他の機器へのユーザのログイン時を削除タイミングの設定として受け付ける削除タイミング受け付けステップと、
    前記削除タイミング受け付けステップにより受け付けられた削除タイミングとして、前記他の機器からログインしたユーザのユーザIDを受信した場合、該ユーザIDに対応づけられていたプログラムを前記プログラム記憶手段から削除する削除ステップと、
    を実行させるプログラム。
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