JP4407594B2 - 複合機 - Google Patents

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本発明は、プリンタ、コピー、スキャナ、ファクシミリなどの各種画像処理サービスを提供する複合機に関する。
複合機の多くには、プリンタアプリケーション、コピーアプリケーション、スキャンアプリケーション、ファクシミリアプリケーションなどといった画像処理サービスを提供する各種サービスアプリケーションプログラムがプレインストールされており、これらのサービスアプリケーションプログラムは、ユーザからの指示に応じてジョブを生成し、OS(Operating System)による調停の下にハードウェアリソースを制御することで各種画像処理サービスを提供する。
更に、この種の複合機は、OCR(Optical Character Recognition)プログラムなどといったプラグインを後からインストールすることにより、プレインストールされているサービスアプリケーションプログラムでは実現し得ないオプション機能をも利用することが可能である(この種の技術については、特許文献1乃至5を参照)。
特開平06−335168 特開2002−196933 特開2002−287990 特開2003−058486 特開平11−321040
ところで、上述した複合機をコンビニエンスストアなどに設置して不特定多数のユーザに開放し、その複合機を各ユーザの目的に合致したプラグインのアプリケーションプログラムでカスタマイズした上で利用せしめるようなシステムの実現が望まれている。
しかしながら、各ユーザが複合機をカスタマイズすべくインストールするアプリケーションプログラムをそのまま別のユーザに利用させることは、秘匿性の観点や複合機自体の記憶容量の問題から好ましくない。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、秘匿性や記憶容量の有限性に配慮しつつも、プラグインのアプリケーションプログラムを各ユーザの目的に合わせて自在にカスタマイズした上で利用できるような複合機を提供することを目的とする。
本発明の好適な態様である複合機は、自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、ユーザによって利用されるアプリケーションプログラムをインストールするためのアプリケーション記憶手段と、前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、そのユーザが利用し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、前記提示した各種別のうち前記ユーザに選択された種別のアプリケーションプログラムを外部の装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールするインストール手段と、前記インストールされたアプリケーションプログラムを起動させて当該ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを実行するプラットフォームと、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、前記インストール手段でインストールされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段から削除せずに、その機能を利用できない留保状態にし、前記ユーザのログアウト手続が完了した後で、所定時間長の間に当該ユーザの再度ログインがあった場合には、前記留保状態を解除し、前記所定時間長の間に当該ユーザの再度ログインがない場合には、前記インストール手段によりインストールされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段からアンインストールするログアウト時処理手段とを備える。
本発明の別の好適な態様である複合機は、自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、ユーザによって利用されるアプリケーションプログラムをインストールするためのアプリケーション記憶手段と、前記アプリケーション記憶手段にインストールされたアプリケーションプログラムであって、当該アプリケーションプログラムを削除せずに、その機能を利用できないようにした留保状態である各アプリケーションプログラムの種別を示す種別情報と、それらの各種別のアプリケーションプログラムを利用していたユーザのユーザ識別情報とを各々対応付けて記憶する履歴記憶手段と、前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン処理を行うと共にそのユーザが利用し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、前記ログイン時処理手段が提示した各種別の中からある種別が選択されると、選択された種別の種別情報が前記ログイン操作を行ったユーザのユーザ識別情報と対応付けて、前記履歴記憶手段に記憶されているか否か判断する判断手段と、前記選択された種別の種別情報が前記ユーザ識別情報と対応付けて前記履歴記憶手段に記憶されていないと前記判断手段に判断されたとき、当該種別のアプリケーションプログラムを外部の装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールするインストール手段と、前記選択された種別の種別情報がユーザ識別情報と対応付けて前記履歴記憶手段に記憶されていると前記判断手段に判断されたとき、前記アプリケーション記憶手段にインストールされた当該種別のアプリケーションプログラムの前記留保状態を解除する再起動手段と、前記インストールされたアプリケーションプログラムを起動させて当該ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを実行するプラットフォームと、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、前記インストールされたアプリケーションプログラムを前記留保状態にし、そのアプリケーションプログラムの種別の種別情報と前記ユーザ識別情報とを対応付けて前記履歴記憶手段に新たに記憶すると共に所定のログアウト処理を行うログアウト時処理手段と、前記ログアウト時処理手段による処理が行われて所定時間長が経過した後に、当該処理において前記留保状態にされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段からアンインストールすると共に、当該処理において前記履歴記憶手段に対応付けて記憶された前記種別情報と前記ユーザ識別情報とを削除する手段とを備える。
また、前記履歴記憶手段に記憶された種別情報とユーザ識別情報の関連付けを読み出し、読み出した関連付けをユーザの端末装置、他の複合機、又はサーバ装置へ送信する履歴引渡手段と、種別情報とユーザ識別情報の関連付けをユーザの端末装置、他の複合機、又はサーバ装置から受信し、受信した関連付けを前記履歴記憶手段に記憶する履歴取得手段とを更に備えてもよい。
また、ユーザに予約された一又は複数のアプリケーションの種別を示す種別情報を含むインストール予約情報を受信する受信手段を備え、前記インストール手段は、前記受信したインストール予約情報に含まれていた種別情報が示す種別のアプリケーションプログラムをサーバ装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールしてもよい。
また、前記ログアウト時処理手段は、前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、そのユーザによって前もって選択された一又は複数のアプリケーションプログラムのアンインストールが完了してから前記ログアウト処理を行ってもよい。
前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、その時点におけるアプリケーションプログラムの起動状態を示す起動状態情報を生成する生成手段と、前記生成した起動状態情報を記憶する起動状態記憶手段と、前記ログアウト時処理手段が前記ログアウト処理を行った後、前記受付手段が前記ユーザからログイン操作を再び受け付けると、前記起動状態記憶手段に記憶された起動状態情報を読み出し、その起動状態情報に従ってアプリケーションプログラムの起動状態を復元する起動状態復元手段とを更に備えてもよい。
また、前記起動状態記憶手段の記憶内容を所定の時間長毎に削除する手段を更に備えてもよい。
前記インストール手段は、各種別のアプリケーションプログラムを記憶した情報記憶媒体から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを読み出して前記アプリケーション記憶手段にインストールするようにしてもよい。
前記インストール手段は、各種別のアプリケーションプログラムを記憶したサーバ装置から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを受信して前記アプリケーション記憶手段にインストールするようにしてもよい。
本発明によると、プラグインのアプリケーションプログラムを各ユーザの目的に合わせて自在にカスタマイズした上で複合機を利用させることができる。
(第1実施形態)
本実施形態に係る画像処理サービスシステムは、コンビニエンスストアなどの店舗に設置した複合機により、以下の4つのサービスを提供する。
(1)スキャンサービス
これは、紙媒体からスキャンした画像を画像データ化し、記録媒体に格納するサービスである。
(2)コピーサービス
これは、紙媒体からスキャンした画像を別の一又は複数の紙媒体にプリントして複写物を生成するサービスである。
(3)FAXサービス
これは、自機のアドレス宛てに電話回線経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力し、また、紙媒体からスキャンした画像を外部のアドレス宛てに電話回線経由で伝送するサービスである。
(4)プリントサービス
これは、自機のアドレス宛てにネットワーク経由で伝送されてくる画像を紙媒体にプリントして出力するサービスである。
なお、これらの4つのサービスは、予めオフラインでサービス加入申込手続を行ったユーザに対してのみ提供される。そして、加入申込手続を行った各ユーザには、各々を識別するユーザIDを記憶したICカードが配布されることになっている。
図1は、本実施形態に係る画像処理サービスシステムの全体構成図である。図に示すように、このシステムは、複数の複合機10とサーバ装置20とをネットワーク90を介して接続してなる。
図2は、複合機10のハードウェア概略構成を示す図である。図に示すように、複合機10は、スキャンデバイス11、プリントデバイス12、通信デバイス13、ユーザインターフェース(以下、「UI」と呼ぶ)デバイス14、制御部15、及びハードディスク16を備える。
スキャンデバイス11は、CCD(Charge Coupled Device)や光源などといった、画像スキャン制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
プリントデバイス12は、感光体ドラムや帯電器などといった、画像プリント制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
通信デバイス13は、モデムや各種インターフェースユニットなどといった、外部ノードとの通信制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。
UIデバイス14は、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイなどといった、UI制御を実現すべく搭載されたデバイス群の総称である。なお、このUIデバイス14は、各ユーザのICカードからユーザIDを読み出すICカードリーダを含む。
制御部15は、RAM、ROM、CPUなどを内蔵する。
ハードディスク16には、オペレーティングシステム(以下、「OS」と呼ぶ)の他、スキャンサービスアプリケーション、コピーサービスアプリケーション、FAXサービスアプリケーション、及びプリントサービスアプリケーションの4つのアプリケーションプログラム(以下、これらを「基本アプリケーション」と呼ぶ)がプレインストールされている。制御部15は、OSと共にこれら4つの基本アプリケーションを起動させることにより、各種デバイス間の調停を取りつつ各種画像処理サービスを提供する。ここで、図に示すデバイス、ハードディスク16にプレインストールされたOS、基本アプリケーションを総称して「プラットフォーム」と呼ぶ。後の動作説明の項で詳述するように、本実施形態においては、ユーザのカスタマイズ操作に応じてサーバ装置20からダウンロードされるプラグインのアプリケーションプログラム(以下、「プラグインアプリケーション」と呼ぶ)がハードディスク16へインストールされるようになっている。制御部15は、インストールされたプラグインアプリケーションを起動させることにより、基本アプリケーションが本来有していないオプション機能を獲得する。
ここで、サーバ装置20からダウンロードし得るプラグインアプリケーションの種別をいくつか例示する。
a ロゴ合成アプリケーション
このプラグインアプリケーションはコピーサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像に所定のロゴ(例えば、自社のロゴ)を合成してから紙媒体にプリントさせる。
b OCRアプリケーション
このプラグインアプリケーションはスキャンサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像の画像データに文字認識処理を施して得たテキストデータを記録媒体に格納させる。
c 文書転送アプリケーション
このプラグインアプリケーションはスキャンサービスアプリケーションの機能を拡張するものであり、同アプリケーションによってスキャンされた画像の画像データをユーザが指定したアドレスへネットワーク90経由で伝送する。
図3は、複合機10のソフトウェア概略構成を示すブロック図でである。図に示すように、複合機10は、ハードディスク16とは別に搭載された各種メモリにデバイスの駆動を制御するためのファームウェア70を搭載している。そして、ハードディスク16に記憶されたOSと4つの基本アプリケーションを起動することにより、制御部15は、OS、スキャンサービス制御部71、コピーサービス制御部72、FAXサービス制御部73、及びプリントサービス制御部74を論理的に実現する。例えば、UIデバイス14を介してユーザが原稿のスキャンを指示すると、スキャンサービスを司るスキャンサービス制御部71によって画像処理ジョブの1つであるスキャンジョブが生成され、そのジョブを実行すべくOSからファームウェア70へ指令が伝達されて所定のデバイスが駆動される。図に示すデバイス11乃至14、ファームウェア70、OS、各サービス制御部71乃至74が「プラットフォーム」に相当する。また、制御部15は、ユーザのカスタマイズ操作に応じてインストールされる各プラグインアプリケーションを起動することにより、図に示す各プラグイン制御部80を論理的に実現する。
図4は、サーバ装置20のハードウェア概略構成を示す図である。図に示すように、サーバ装置20は、制御部21、ハードディスク22、及び通信インターフェース23を備える。
制御部21は、CPU、RAM、ROMを内蔵する。
ハードディスク22は、アプリケーションデータベースとライセンス管理データベースとを記憶する。
アプリケーションデータベースは、各々が、プラグインアプリケーションと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを形成するレコードの各々は、「アプリインデックス」と「アプリデータ」の2つのフィールドを有している。「アプリインデックス」のフィールドには、各プラグインアプリケーションの種別を識別するアプリIDが記憶される。「アプリデータ」のフィールドには、プラグインアプリケーションのスクリプトが記憶される。
ライセンス管理データベースは、各々が、各ユーザと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを形成するレコードの各々は、「ユーザインデックス」、「購入済みアプリ」、及び「ログイン中フラグ」の3つのフィールドを有している。「ユーザインデックス」のフィールドには、各ユーザのユーザIDが記憶される。「購入済みアプリ」のフィールドには、各ユーザがオフラインの手続を通じて予め購入している一又は複数のプラグインアプリケーションのアプリIDが記憶される。「ログイン中フラグ」のフィールドには、ユーザが何れかの複合機10にログインしているときに、そのことを表す「1」のデータが記憶される。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図5及び図6は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。
図に示す処理は、あるユーザが複合機10の設置された店舗を訪れ、自身のICカードのユーザIDを複合機10のICカードリーダに読み込ませると開始される。
ICカードリーダがユーザIDを読み込むと、複合機10の制御部15は、そのユーザIDを含むログイン手続要求をサーバ装置20へ送信する(S100)。
ログイン手続要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、その手続要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードがライセンス管理データベースにあるか否か判断する(S110)。
ステップ110にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断した制御部21は、ログイン拒否応答を複合機10へ送信する(S120)。ログイン拒否応答を受信した複合機10の制御部15は、ログインが拒否されたことを示すメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S130)。
一方、ステップ110にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部21は、そのレコードの「ログイン中フラグ」のフィールドに「1」のデータを書込んだ後、ログイン完了応答を複合機10へ送信する(S140)。ログイン完了応答を受信した複合機10の制御部15は、カスタマイズ問合せ画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S150)。この画面の上段には、「ログイン手続が完了しました。プラグインアプリケーションをインストールしてサービス内容をカスタマイズしますか。」という内容のメッセージが表示される。更に、その下には、「カスタマイズする」又は「カスタマイズしない」と夫々記したボタンが表示される。
カスタマイズ問合せ画面を参照したユーザは、何れかのボタンを選択する。
「カスタマイズする」のボタンが選択されると、制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDを含むアプリ提示要求をサーバ装置20へ送信する(S160)。
アプリ提示要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのアプリ提示要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードをライセンス管理データベースから特定し、特定したレコードの「購入済みアプリ」のフィールドに記憶されているアプリIDのすべてを読み出す(S170)。
制御部21は、ステップ170で読み出したアプリIDを含むアプリ提示応答を複合機10へ送信する(S180)。
アプリ提示応答を受信した複合機10の制御部15は、そのアプリ提示応答に含まれるアプリIDを所定の雛形に埋め込んで得たアプリ提示画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S190)。
アプリ提示画面の上段には、「あなたが利用できるプラグインアプリケーションの種別は以下の通りです。インストールするプラグインアプリケーションを選択してください。」という内容のメッセージが表示される。そして、その下には、一又は複数のプラグインアプリケーションのアプリIDがリストとして提示される。
利用可能アプリ選択画面を参照したユーザは、リスト上の一又は複数のアプリIDを選択する。
ユーザによってアプリIDが選択されると、複合機10の制御部15は、選択されたアプリIDを含むダウンロード要求をサーバ装置20へ送信する(S200)。
ダウンロード要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのダウンロード要求に含まれるアプリIDを「アプリインデックス」のフィールドに記憶したレコードをアプリケーションデータベースから特定し、特定したレコードの「アプリデータ」のフィールドに記憶されているプラグインアプリケーションのスクリプトを読み出す(S210)。
制御部21は、ステップ210で読み出したプラグインアプリケーションのスクリプトを複合機10へ送信する(S220)。
プラグインアプリケーションのスクリプトを受信した複合機10の制御部15は、そのスクリプトをハードディスク16にインストールする(S230)。
プラグインアプリケーションのスクリプトをインストールした制御部15は、サービスメニュー画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S240)。サービスメニュー画面には、「スキャンサービス」、「コピーサービス」、「FAXサービス」、及び「プリントサービス」と夫々記したボタンが表示され、その下には、「ログアウト」と記したボタンが表示される。
なお、ステップ150にて表示されたカスタマイズ問合せ画面において、「カスタマイズしない」のボタンが選択されると、ステップ160乃至ステップ230を実行することなくステップ240に進み、サービスメニュー画面が表示される。
サービスメニュー画面上のサービスのボタンをユーザが選択すると、制御部15は、選択されたサービスのサービス別インターフェース画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S250)。
サービス別インターフェース画面の表示内容は、選択されたサービスに応じて異なるものであり、例えば、スキャンサービスのサービス別インターフェース画面であれば、スキャンのスタートを指示するボタンが設けられ、コピーサービスのサービス別インターフェース画面であれば、コピーのスタートを指示するボタンのほか、複写枚数、倍率、用紙サイズなどの設定欄が設けられる。また、カスタマイズ問合せ画面にて「カスタマイズする」のボタンが選択され、ステップ160乃至ステップ230の処理が実行されていれば、「ロゴ合成アプリケーション」、 「OCRアプリケーション」、「文書転送アプリケーション」といったような、ステップ230にてインストールされたプラグインアプリケーションの種別がサービス別インターフェース画面に併せて表示される。
サービス別インターフェース画面が表示されると、ユーザは、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイを操作することによって各種画像処理ジョブをプラットフォームに実行させる。この際、サービス別インターフェース画面にプラグインアプリケーションの種別が表示されていれば、そのプラグインアプリケーションの機能を利用した画像処理ジョブを実行させることも可能である。
画像処理ジョブの実行が終わり、実行結果が出力されると、ユーザは、タッチパネルやタッチスクリーンディスプレイを操作することによってタッチスクリーンディスプレイの表示内容をサービスメニュー画面に遷移させた後、同画面の「ログアウト」のボタンを選択する。
「ログアウト」のボタンが選択されると、複合機10の制御部15は、ステップ230でインストールしたプラグインアプリケーションをアンインストールする(S260)。
アンインストールが完了すると、制御部15は、ICカードリーダが読み込んだユーザIDを含むログアウト手続要求をサーバ装置20へ送信する(S270)。
ログアウト手続要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのログアウト手続要求に含まれるユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードをライセンス管理データベースから特定し、特定したレコードの「ログイン中フラグ」のフィールドに書き込まれている「1」のデータを消去した後、ログアウト完了応答を複合機10へ送信する(S280)。
ログアウト完了応答を受信した複合機10の制御部15は、ログアウト手続が完了したことを示すメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S290)。
以上説明した本実施形態によると、複合機10を利用するユーザは、自らが購入しておいたアプリケーションをインストールさせることによって複合機10の機能を拡張した上で、各種画像処理サービスの提供を受けることができる。また、ユーザによってインストールされたアプリケーションはそのユーザが複合機10からログアウトする際にアンインストールされるので、多数のアプリケーションがインストールされることによりハードディスク16の空き領域が不足する事態を回避することができる。また、秘匿性を要する情報を含んだアプリケーションが他のユーザに使われてしまう事態を回避できる。
(第2実施形態)
本願発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る画像処理サービスシステムは、ユーザによって「ログアウト」のボタンが選択されると、インストールしたプラグインアプリケーションをアンインストールすることなく留保状態にしてログアウト手続を行う。そして、同じユーザが所定時間内に再びログインしてくると留保状態を解除してアプリケーションを利用可能状態に戻す。ここで、「留保状態」とは、インストールされたプラグインアプリケーションをハードディスク16から消去せずその機能を利用できないようにした状態を意味する。
図7は、本実施形態にかかる複合機10のハードウェア構成を示すブロック図である。図に示すように、この複合機10のハードディスク16は、インストール履歴データベースを記憶している。このデータベースは、各々が、所定時間前(例えば2時間前)までの間に自機からログアウトしたユーザと対応する複数のレコードの集合体である。このデータベースを構成する1つのレコードは、「ユーザインデックス」と「インストール中アプリ」の2つのフィールドを有する。
「ユーザインデックス」のフィールドには、ユーザIDが記憶される。「インストール中アプリ」のフィールドには、留保状態にある一又は複数のプラグインアプリケーションのアプリIDが記憶される。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図8及び図9は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。本実施形態においては、図5のステップ150で表示されるカスタマイズ問合せ画面にて「カスタマイズする」のボタンが選択された後の処理と、図6のステップ240で表示されるサービスメニュー画面にて「ログアウト」のボタンが選択された後の処理が第1実施形態と異なる。
図8において、カスタマイズ問合せ画面の「カスタマイズする」のボタンがユーザによって選択されると、複合機10の制御部15は、ICカードリーダが読み出したそのユーザのユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードがインストール履歴データベースにあるか否か判断する(S151)。
ステップ151にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断した制御部15は、図5のステップ160に進んで、処理を行う。
ステップ151にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部15は、そのレコードの「インストール中アプリ」のフィールドから読み出したアプリIDを所定の雛形に埋め込んで得たアプリ再起動問合せ画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させる(S152)。アプリ再起動問合せ画面の上段には、「以下のプラグインアプリケーションがインストールされた状態にあります。利用しますか。」という内容のメッセージが表示され、その下には、留保状態にあるプラグインアプリケーションのアプリIDがリストとして提示される。更に、画面の下段には、「プラグインアプリケーションを起動する」及び「別のプラグインアプリケーションを選ぶ」と夫々記したボタンが表示される。
アプリ再起動問合せ画面を参照したユーザは、何れかのボタンを選択する。
「別のプラグインアプリケーションを選ぶ」のボタンが選択されると、制御部15は、図5のステップ160に進んで、処理を行う。
「プラグインアプリケーションを起動する」のボタンが選択されると、制御部15は、ステップ152で読み出したアプリIDが示すプラグインアプリケーションをハードディスク16から特定し、特定したプラグインアプリケーションの留保状態を解除する(S153)。
ステップ153にてプラグインアプリケーションを留保状態を解除した制御部15は、図6のステップ240に進んで、以降の処理を行う。
図9において、サービスメニュー画面の「ログアウト」のボタンが選択されると、複合機10の制御部15は、ステップ230でインストールされたプラグインアプリケーションを留保状態にする(S261)。
制御部15は、インストール履歴データベースにレコードを1つ追加する(S262)。
制御部15は、ICカードリーダが読み出したユーザIDをステップ262で追加したレコードの「ユーザインデックス」のフィールドに記憶すると共に、同レコードの「インストール中アプリ」のフィールドにステップ230でインストールされたプラグインアプリケーションのアプリIDを記憶する(S263)。
制御部15がユーザIDとアプリIDとを記憶した後、図6に示すステップ270乃至ステップ290と同様の処理が実行される。
また、制御部15は、ステップ290でログアウト手続が完了したことを示すメッセージをタッチスクリーンディスプレイに表示させてから所定時間長(例えば2時間)が経過した後、ステップ261で留保状態にしていたプラグインアプリケーションをハードディスク16からアンインストールすると共に、ステップ262で追加したレコードを削除する(S291)。
以上説明した本実施形態によると、ユーザがプラグインアプリケーションをインストールさせた複合機10からログアウトした後も、所定時間長の間は、そのプラグインアプリケーションがアンインストールされずにハードディスク16に残るようになっている。従って、ユーザは、所定時間長の間に再度ログインすれば、先のログイン時にダウンロードしておいたプラグインアプリケーションを直ちに起動させて各種画像処理サービスの提供を受けることができる。
(第3実施形態)
本願発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る画像処理サービスシステムでは、ユーザが複合機10にログイン手続を行う前に自らの移動体端末30からサーバ装置20にアクセスしてプラグインアプリケーションのインストール予約手続を行うと、予約されたプラグインアプリケーションがその複合機10にインストールされる。
図10は、本実施形態にかかる画像処理サービスシステムの全体構成図である。図に示すように、このシステムは、複数の複合機10とサーバ装置20の他に、移動体端末30を有する。移動体端末30は、HTML(Hyper Text Markup Language)で記された表示データを解釈できるブラウザを搭載した周知の携帯電話機である。複合機10とサーバ装置20の構成は上記実施形態に示したところと同様である。
次に、本実施形態の動作を説明する。本実施形態においては、第2実施形態に示した動作の他に、図11に示す特徴的な動作を実行する。図に示す動作は、ユーザが自らの移動体端末30からサーバ装置20へアクセスすると開始される。
移動体端末30からのアクセスを受けたサーバ装置20は、ユーザID入力画面の表示データを移動体端末30へ送信する(S500)。
表示データを受信した移動体端末30は、ユーザID入力画面を自端末のディスプレイに表示させる(S510)。
ユーザID入力画面には、「ユーザIDを入力してください」という内容のメッセージとユーザIDを入力する入力欄とが表示される。この画面を参照したユーザは、自らのユーザIDを入力欄に入力する。
ユーザIDが入力されると、移動体端末30は、そのユーザIDをサーバ装置20へ送信する(S520)。
ユーザIDを受信したサーバ装置20の制御部21は、そのユーザIDを「ユーザインデックス」のフィールドに記憶したレコードがライセンス管理データベースにあるか否か判断する(S530)。
ステップ530にて、ユーザIDを記憶したレコードがないと判断した制御部21は、予約拒否応答画面の表示データを複合機10へ送信する(S540)。
表示データを受信した移動体端末30は、予約拒否応答画面をディスプレイに表示させる(S550)。予約拒否応答画面には、「予約を受け付けることができません」というメッセージが表示される。
一方、ステップ530にて、ユーザIDを記憶したレコードがあると判断した制御部21は、そのレコードの「購入済みアプリ」のフィールドに記憶されているアプリIDのすべてを読み出す(S560)。
制御部21は、ステップ560で読み出したアプリIDを所定の雛形に埋め込んで得た予約設定画面の表示データを移動体端末30へ送信する(S570)。
表示データを受信した移動体端末30は、予約設定画面をディスプレイに表示させる(S580)。予約設定画面の上段には、「複合機10の設置店舗とインストールするアプリケーションプログラムを選んでください」という内容のメッセージが表示される。そして、その下には、各複合機10が設置されている店舗の名称を列記したリストと、ステップ560で読み出されたアプリIDを列記したリストとが表示される。
予約設定画面を参照したユーザは、自身が訪れる予定の複合機10の設置店舗と、その店舗の複合機10へインストールするプラグインアプリケーションを同画面の各リストから夫々選択する。
店舗とプラグインアプリケーションが選択されると、移動体端末30は、選択された店舗を識別する店舗ID、アプリID、及びユーザIDを含む予約要求をサーバ装置20へ送信する(S590)。
サーバ装置20の制御部21は、移動体端末30から受信した予約要求を、その予約要求に含まれる店舗IDが示す店舗に設置された複合機10に宛てて転送する(S600)。
予約要求を受信した複合機10の制御部15は、その予約要求からアプリIDを抽出し、そのアプリIDを含むダウンロード要求をサーバ装置20へ送信する(S610)。
ダウンロード要求を受信したサーバ装置20の制御部21は、そのダウンロード要求に含まれるアプリIDを「アプリインデックス」のフィールドに記憶したレコードをアプリケーションデータベースから特定し、特定したレコードの「アプリデータ」のフィールドに記憶されているプラグインアプリケーションのスクリプトを読み出す(S620)。
制御部21は、ステップ620で読み出したプラグインアプリケーションのスクリプトを複合機10へ送信する(S630)。
プラグインアプリケーションのスクリプトを受信した複合機10の制御部15は、そのスクリプトをハードディスク16にインストールする(S640)。
続いて、制御部15は、ステップ640でインストールされたプラグインアプリケーションを留保状態にする(S650)。
制御部15は、インストール履歴データベースにレコードを1つ追加する(S660)。
制御部15は、ステップ600で転送されてきた予約依頼に含まれるユーザIDをステップ660で追加したレコードの「ユーザインデックス」のフィールドに記憶すると共に、ステップ640でインストールされたプラグインアプリケーションのアプリIDを同レコードの「インストール中アプリ」のフィールドに記憶する(S670)。
以上説明した本実施形態によると、ユーザは、自らの移動体端末30からサーバ装置20にアクセスすることにより、複合機10へのプラグインアプリケーションのインストールの予約手続を行うことができる。そして、予約手続が行われると、予約によって指定された複合機10がアプリケーションをインストールし、予約を行ったユーザがログイン手続を行うまで、留保状態におかれるようになっている。従って、ユーザは、予め予約手続を行って自らが利用する複合機10へプラグインアプリケーションをインストールさせた後にその複合機10へログイン手続を行って留保状態を解除するようにすることで、インストールに要する時間を待たされることなく画像処理サービスの提供を受けることができる。
(他の実施形態)
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態における複合機10は、アプリケーションをサーバ装置20からダウンロードしてハードディスク22へインストールするようになっていた。これに対し、DVDドライブなどのデバイスを複合機10に搭載し、アプリケーションを記憶したDVDディスクをユーザ自らが持参して複合機10のDVDドライブに読み込ませてインストールさせるようにしてもよい。
第1実施形態においては、ユーザが「ログアウト」のボタンを選択すると、ステップ230でインストールされていたプラグインアプリケーションのアンインストールを実行し、そのアンインストールが全て完了してからログアウト手続が行われるようになっていた。このため、多数のプラグインアプリケーションがインストールされていた場合はそれらの全てのアンインストールが完了するまで長時間を要し、ログアウト手続が行われるまでのユーザの待ち時間が長くなることもあり得た。これに対し、複数のプラグインアプリケーションがインストールされている場合は、それらの一部(例えば、既に利用しなくなっており、アンインストール対象としてユーザが選択したもの)のアンインストールを「ログアウト」のボタンが選択される前に実行するようにしてもよい。この変形例によれば、プラグインアプリケーションの一部が画像処理サービスの提供と並行してアンインストールされるので、ログアウト手続までのユーザの待ち時間を短くすることができる。
第2実施形態においては、あるユーザが複合機10にインストールさせたプラグインアプリケーションをそのユーザがログアウトした後も留保状態のままハードディスク16に残し、同じユーザが所定時間の間に再びログインしてきたときに留保状態が解除されるようになっていた。これに対し、ログアウトする直前のプラグインアプリケーションそのものの設定状態をユーザ設定データとして複合機10、サーバ装置20、あるいはローカルの蓄積装置などに保存するようにしてもよい。この変形例によると、ユーザが所定時間の間に再びログインしてきたときに、プラグインアプリケーションの留保状態を解除して再び起動するだけでなく、そのユーザが以前にログアウトする直前の状態を復元することができる。従って、例えば、ロゴの合成位置を設定するなどといった、ユーザによるカスタマイズが可能なプラグインアプリケーションを利用する場合でも、ログインするたびにその設定を繰り返す必要がなくなる。
上記実施形態では、複合機10のハードディスク16に基本アプリケーションがプレインストールされており、各ユーザの選択に従ってプラグインアプリケーションが後からインストールされるようになっていた。これに対し、基本アプリケーションに相当するアプリケーションの全部をプレインストールしておく必要はなく、ユーザの選択に応じてその一部をインストールするようにしてもよい。例えば、プリントサービスアプリケーションとしてバージョンAとバージョンBの2種類をサーバ装置20に準備し、ユーザの選択に応じていずれか一方のバージョンのプリントサービスアプリケーションを複合機10がサーバ装置20からダウンロードしてインストールするようにしてもよい。要するに、プラットフォーム上で動作するアプリケーションが、ログインしたユーザのカスタマイズに応じてインストールされ、そのユーザがログアウトする際にアンインストールされ又は起動が留保されるようにさえなっていれば、プラットフォームの一部としてプレインストールするアプリケーションをどのような内容としてもよい。
インストール履歴データベースの記憶内容を、サーバ装置20やユーザの移動体端末30、或いは他の複合機20に送信して保持させるようにすることで、他の複合機からも継続して画像処理サービスの提供が受けられるようにしてもよい。
画像処理サービスシステムの全体構成図である。 複合機のハードウェア概略構成図である。 複合機のソフトウェア概略構成図でである。 サーバ装置のハードウェア概略構成図である。 第1実施形態の動作を示すフローチャートである(前半部分)。 第1実施形態の動作を示すフローチャートである(後半部分)。 複合機のハードウェア概略構成図である(第2実施形態)。 第2実施形態の動作を示すフローチャートである(前半部分)。 第2実施形態の動作を示すフローチャートである(後半部分)。 画像処理サービスシステムの全体構成図である(第3実施形態)。 第3実施形態の動作を示すフローチャートである(前半部分)。 第3実施形態の動作を示すフローチャートである(後半部分)。
符号の説明
10…複合機、11…スキャンデバイス、12…プリントデバイス、13…通信デバイス、14…デバイス、14…UIデバイス、15,21…制御部、16,22…ハードディスク、20…サーバ装置、23…通信インターフェース、30…移動体端末、70…ファームウェア、71…スキャンサービス制御部、72…コピーサービス制御部、73…FAXサービス制御部、74…プリントサービス制御部、80…プラグイン制御部

Claims (9)

  1. 自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、
    ユーザによって利用されるアプリケーションプログラムをインストールするためのアプリケーション記憶手段と、
    前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、そのユーザが利用し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、
    前記提示した各種別のうち前記ユーザに選択された種別のアプリケーションプログラムを外部の装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールするインストール手段と、
    前記インストールされたアプリケーションプログラムを起動させて当該ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを実行するプラットフォームと、
    前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、前記インストール手段でインストールされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段から削除せずに、その機能を利用できない留保状態にし、
    前記ユーザのログアウト手続が完了した後で、所定時間長の間に当該ユーザの再度ログインがあった場合には、前記留保状態を解除し、前記所定時間長の間に当該ユーザの再度ログインがない場合には、前記インストール手段によりインストールされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段からアンインストールするログアウト時処理手段と
    を備えた複合機。
  2. 自機へのログイン操作及びログアウト操作を受け付ける受付手段と、
    ユーザによって利用されるアプリケーションプログラムをインストールするためのアプリケーション記憶手段と、
    前記アプリケーション記憶手段にインストールされたアプリケーションプログラムであって、当該アプリケーションプログラムを削除せずに、その機能を利用できないようにした留保状態である各アプリケーションプログラムの種別を示す種別情報と、それらの各種別のアプリケーションプログラムを利用していたユーザのユーザ識別情報とを各々対応付けて記憶する履歴記憶手段と、
    前記受付手段があるユーザからログイン操作を受け付けると、所定のログイン処理を行うと共にそのユーザが利用し得るアプリケーションプログラムの各種別を提示するログイン時処理手段と、
    前記ログイン時処理手段が提示した各種別の中からある種別が選択されると、選択された種別の種別情報が前記ログイン操作を行ったユーザのユーザ識別情報と対応付けて、前記履歴記憶手段に記憶されているか否か判断する判断手段と、
    前記選択された種別の種別情報が前記ユーザ識別情報と対応付けて前記履歴記憶手段に記憶されていないと前記判断手段に判断されたとき、当該種別のアプリケーションプログラムを外部の装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールするインストール手段と、
    前記選択された種別の種別情報がユーザ識別情報と対応付けて前記履歴記憶手段に記憶されていると前記判断手段に判断されたとき、前記アプリケーション記憶手段にインストールされた当該種別のアプリケーションプログラムの前記留保状態を解除する再起動手段と、
    前記インストールされたアプリケーションプログラムを起動させて当該ユーザの指示に係る各種画像処理ジョブを実行するプラットフォームと、
    前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、前記インストールされたアプリケーションプログラムを前記留保状態にし、そのアプリケーションプログラムの種別の種別情報と前記ユーザ識別情報とを対応付けて前記履歴記憶手段に新たに記憶すると共に所定のログアウト処理を行うログアウト時処理手段と、
    前記ログアウト時処理手段による処理が行われて所定時間長が経過した後に、当該処理において前記留保状態にされたアプリケーションプログラムを前記アプリケーション記憶手段からアンインストールすると共に、当該処理において前記履歴記憶手段に対応付けて記憶された前記種別情報と前記ユーザ識別情報とを削除する手段と
    を備えた複合機。
  3. 求項に記載の複合機であって、
    前記履歴記憶手段に記憶された種別情報とユーザ識別情報の関連付けを読み出し、読み出した関連付けをユーザの端末装置、他の複合機、又はサーバ装置へ送信する履歴引渡手段と、
    種別情報とユーザ識別情報の関連付けをユーザの端末装置、他の複合機、又はサーバ装置から受信し、受信した関連付けを前記履歴記憶手段に記憶する履歴取得手段と
    を更に備えた複合機。
  4. 求項に記載の複合機において、
    ユーザに予約された一又は複数のアプリケーションの種別を示す種別情報を含むインストール予約情報を受信する受信手段を備え、
    前記インストール手段は、
    前記受信したインストール予約情報に含まれていた種別情報が示す種別のアプリケーションプログラムをサーバ装置から取得して前記アプリケーション記憶手段にインストールする
    ことを特徴とする複合機。
  5. 求項に記載の複合機において、
    前記ログアウト時処理手段は、
    前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、そのユーザによって前もって選択された一又は複数のアプリケーションプログラムのアンインストールが完了してから前記ログアウト処理を行う
    ことを特徴とする複合機。
  6. 求項に記載の複合機において、
    前記受付手段が前記ユーザからログアウト操作を受け付けると、その時点におけるアプリケーションプログラムの起動状態を示す起動状態情報を生成する生成手段と、
    前記生成した起動状態情報を記憶する起動状態記憶手段と、
    前記ログアウト時処理手段が前記ログアウト処理を行った後、前記受付手段が前記ユーザからログイン操作を再び受け付けると、前記起動状態記憶手段に記憶された起動状態情報を読み出し、その起動状態情報に従ってアプリケーションプログラムの起動状態を復元する起動状態復元手段と
    を更に備えた複合機。
  7. 求項に記載の複合機において、
    前記起動状態記憶手段の記憶内容を所定の時間長毎に削除する手段
    を更に備えた複合機。
  8. 求項1乃至に記載の複合機において、
    前記インストール手段は、
    各種別のアプリケーションプログラムを記憶した情報記憶媒体から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを読み出して前記アプリケーション記憶手段にインストー
    ルする
    ことを特徴とする複合機。
  9. 求項1乃至に記載の複合機において、
    前記インストール手段は、
    各種別のアプリケーションプログラムを記憶したサーバ装置から前記選択された種別のアプリケーションプログラムを受信して前記アプリケーション記憶手段にインストールする
    ことを特徴とする複合機。
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