JP2021081976A - 利用契約支援装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提供することができる利用契約支援装置及びプログラムを提供する。【解決手段】利用契約支援装置は、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割前のサービスまたはソフトウエアの利用情報を取得する利用情報取得手段52と、前記利用情報取得手段52により取得した利用情報から分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提示する提示手段38と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、利用契約支援装置及びプログラムに関する。
特許文献1は、保有しているソフトウエアのライセンス数を含むライセンス保有情報と、使用されているソフトウエアのライセンス数を含むライセンス利用情報とを記憶するライセンス管理記憶手段と、所定のタイミングで、情報処理装置から、前記情報処理装置で使用されているソフトウエアのライセンスに関する情報を取得する利用情報取得手段と、前記利用情報取得手段により取得されたライセンスに関する情報のうち、ライセンスを管理する対象であるソフトウエアのライセンスに関する情報のみを前記ライセンス管理記憶手段に保存するライセンス登録手段と、前記ライセンス管理記憶手段に記憶されている前記ライセンス保有情報と前記ライセンス利用情報とに基づいて、ライセンスの過不足数を求める照合手段と、前記ライセンスの過不足数を出力する出力手段と、を備えることを特徴とするライセンス管理システムを開示する。
特許文献2は、複数の資産管理エージェントの情報を資産管理サーバに収集して管理する資産管理システムにおいて、資産管理エージェントから、インストールソフトウエア情報と、ソフトウエア使用履歴情報を収集し、前記ソフトウエア使用履歴情報に基づいて、所定の期間、ソフトウエア使用履歴のないインストールソフトウエアを未使用ソフトウエアであると判定することを特徴とするソフトウエア資産管理方法を開示する。
特開2013−77388号公報 特開2005−301465号公報
本発明は、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提供することができる利用契約支援装置及びプログラムを提供することを目的としている。
請求項1に係る本発明は、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割前のサービスまたはソフトウエアの利用情報を取得する利用情報取得手段と、前記利用情報取得手段により取得した利用情報から分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提示する提示手段と、を有する利用契約支援装置である。
請求項2に係る本発明は、組織を構成する利用者に対してサービスまたはソフトウエアの利用を認可した情報を記録する認可記録手段をさらに有し、前記利用情報取得手段は、前記認可記録手段から利用情報を取得する請求項1記載の利用契約支援装置である。
請求項3に係る本発明は、前記認可記録手段は、利用者の利用日時の情報を含んで記録し、前記提示手段は、利用者の利用日時から必要とされるライセンスを示す情報を提示する請求項2記載の利用契約支援装置である。
請求項4に係る本発明は、前記提示手段は、利用者が利用した最終日時が予め定められた日時よりも古い場合は、必要ではないライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置である。
請求項5に係る本発明は、前記提示手段は、利用者が利用した最終日時が予め定められた日時よりも新しい場合は、必要であるライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置である。
請求項6に係る本発明は、前記提示手段は、利用者が利用した頻度が予め定められた回数よりも少ない場合は、必要ではないライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置である。
請求項7に係る本発明は、前記提示手段は、利用者が利用した頻度が予め定められた回数よりも多い場合は、必要であるライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置である。
請求項8に係る本発明は、前記提示手段は、分割後の利用者の人数により必要とされるライセンスの数を提示する請求項1記載の利用契約支援装置である。
請求項9に係る本発明は、前記提示手段は、分割後に必要とされるライセンスの種別を含めて提示する請求項1記載の利用契約支援装置である。
請求項10に係る本発明は、前記提示手段は、予め定められた数のライセンス許諾する基本契約と、追加するライセンスを許諾する追加契約とに分けて提示する請求項1記載の利用契約支援装置である。
請求項11に係る本発明は、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割前のサービスまたはソフトウエアの利用情報を取得するステップと、取得した利用情報から分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提示するステップと、を有するコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1又は11に係る本発明によれば、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割後に必要とされるライセンス内容を規定するのを支援することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、サービス又はソフトウエアの認可情報から利用情報を取得することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項2に係る本発明の効果に加えて、利用日時からライセンスを示す情報を提供することができる。
請求項4又は5に係る本発明によれば、請求項3係る本発明の効果に加えて、利用日時が古いか新しいかによりランセンスの必要、不必要を提示することができる。
請求項6又は7に係る本発明によれば、請求項3に係る本発明の効果に加えて利用頻度によりライセンスの必要、不必要を提示することができる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、必要とされるライセンスの数を提示することができる。
請求項9に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、必要とされるライセンスの種別を提示することができる。
請求項10に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、基本契約と追加契約に分けて提示することができる。
本発明の実施形態に係る利用契約支援装置を有するテナントシステムを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る利用契約支援装置を構成するテナント管理サーバのハードウエアを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る利用契約支援装置を構成するテナント管理サーバとアプリケーションサーバとの機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態において、ユーザの登録をする場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、ユーザの削除をする場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、ライセンスの割当をする場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、ライセンスの削除をする場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、サービスの利用をする場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、テナントの分割を確認する場合のシーケンスを示すシーケンス図である。 本発明の実施形態において、ユーザの割り振りを示す図表である。 本発明の実施形態において、分割案の表示例を示す図表である。 本発明の実施形態の第1の変形例において、ユーザの割り振りを示す図表である。 本発明の実施形態の第2の変形例において、ユーザの割り振りを示す図表である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1には、テナントシステムの全体が示されている。テナント施設10は、テナント施設10における管理者が使用する端末装置12と、一般ユーザ(以下、単にユーザという。)が使用する端末装置14と、がネットワーク16を介して接続されている。
なお、テナントとは、サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織をいう。
また、テナント施設10においては、ルータ18がネットワーク16に設けられ、このルータ18を介してインターネットに接続されるようになっている。インターネット上には、テナント管理サーバ20と、アプリケーションサーバ22とが設けられている。テナント管理サーバ20は、複数のテナントを管理するサーバであり、アプリケーションサーバ22とは、アプリケーションソフトウエアやサービスを提供するサーバである。テナント管理サーバ20とアプリケーションサーバ22とは、データの送受信を行うことができるようになっている。
なお、サービスには、画像形成装置等の機器を管理する管理サービス等が含まれる。以下、アプリケーションソフトウエアの利用を含めて単にサービスという。
図2は、テナント管理サーバ20のハードウエアを示すブロック図である。
テナント管理サーバ20は、CPU24、メモリ26、記憶装置28及び通信インターフェイス30を有し、これらCPU24、メモリ26、記憶装置28及び通信インターフェイス30がバス32を介して接続されている。
CPU24は、メモリ26に格納された制御プログラムに基づいて予め定められた処理を実行する。記憶装置28は、例えばハードディスクから構成され、必要とされるソフトウエアやデータが記憶されている。通信インターフェイス30は、前述したインターネット等のネットワークをを介してデータが入出力される。
図3は、この実施形態に係るテナント管理サーバ20及びアプリケーションサーバ22の機能を示すブロック図である。
テナント管理サーバ20は、ライセンス管理部34を有する。このランセンス管理部34は、テナント内のユーザへのランセンスの割り当て、削除を行い、ライセンス割当記録部36へ記録する。ライセンス割当記録部36は、テナント内のユーザとライセンスの割り当て関係を記録する。
テナント分割案提示部38は、後述するように、「必要操作チェック」を行い、ライセンス契約に対して必要な操作を特定し、提示する。また、ライセンス契約の変更、新規契約が必要な場合には、基本契約数とオプション契約数を提示する。
ユーザ管理部40は、テナント内のユーザを登録し、又は削除する。また、ユーザ認証部42は、ユーザを認証し、認証トークンを発行する。認証トークンとは、接続するための電子チケットである。
サービス認可部44は、アプリケーションサーバ22から認証トークンとサービスIDを受け取り、認証の有無と、テナントのユーザにサービスを利用する認可があるか否かをチェックする。サービスIDとは、サービス毎にユーザを特定するためのコード情報である。
サービス契約数算出関数記憶部46は、サービスIDと契約数算出関数を記録する。契約数算出関数とは、ユーザ数を入力とし、そのユーザ数の利用に必要な基本契約とオプション契約の数を返す関数である。具体例については後述する。
ユーザ情報記憶部48は、ユーザの情報を記憶する。セッション記憶部50は、セッションを記憶する。セッションとは、接続許可した情報のことであり、発行した認証トークンの情報が含まれる。認可ログ部52は、サービスを認可したユーザのログが記録される。
アプリケーションサーバ22は、サービス提供部56と認証・認可確認部58とを有する。サービス提供部56は、テナントのユーザに対してサービスを提供する。認証・認可確認部58は、サービス提供部54の機能を利用するユーザが、ユーザ認証済みで、且つ利用しようとしているサービスの認可を持つか(ライセンスが割り当てられているか)を確認する。
次にテナント管理サーバ20の動作シーケンスについて説明する。
図4には、テナントにおけるユーザを登録するためにシーケンスが示されている。
まず、テナント管理者は、ステップS10において、テナントID、ログインID及びパスワードを入力し、これらテナントID、ログインID及びパスワードをテナント管理サーバ20に送る。テナント管理サーバ20は、ステップS12において、登録の対象となるユーザの情報をユーザ情報記憶部48に記憶し、処理を終了する。
図5には、テナントにおけるユーザを削除するためのシーケンスが示されている。
まず、テナント管理者は、ステップS14において、テナント管理サーバ20にログインし、ユーザの削除を依頼する。ユーザの削除依頼を受けると、テナント管理サーバ20は、ステップS16において、ランセンス割当記録部36にユーザとライセンスとの紐つけを削除するように通知する。ライセンス割当記録部36は、ステップS18において、ユーザとライセンスとの紐つけを削除する。
ユーザとライセンスとの紐つけの削除が完了すると、テナント管理サーバ20は、ステップS20において、ユーザ情報記録部48に対してユーザ情報を削除するように要求する。ユーザ情報記録部48は、次のステップS22において、対象となるユーザの情報を削除して処理を終了する。
図6には、ライセンスの割当をするためのシーケンスが示されている。
まず、テナント管理者は、ステップS24において、テナントIDを入力し、テナント管理サーバ20にサービス一覧を要求する。サービス一覧の要求を受けると、ステップS26において、テナント管理サーバ20は、ランセンス割当記録部36にサービス一覧を出力するように要求する。ライセンス割当記録部36は、ステップS28において、当該テナントがライセンスを所有するサービス一覧を作成する。
サービス一覧は、テナント管理者に送られ、テナント管理者は、ステップS30において、ユーザID、テナントID、サービスIDを入力し、テナント管理者が選定したサービスに対してライセンスを割り当てるようテナントサーバ20に要求する。ライセンス割当要求を受けると、テナント管理サーバ20は、ステップS32において、ユーザ情報記録部48にユーザが所在しているかの確認を求める。ユーザが所在していることを確認すると、テナント管理サーバ20は、ステップS34において、ライセンス割当記録部36に対してユーザとライセンスとを紐付けるように要求する。ライセンス割当記録部36は、ステップS36において、ユーザとライセンスとを紐つける。
ただし、ライセンス数が足りない場合(ライセンス許諾数がライセンスへ紐付けられたユーザ数よりも少なくなる場合)には紐つけできないようになっている。
図7には、ライセンスを削除するためのシーケンスが示されている。
まず、テナント管理者は、ステップS38において、テナントIDを入力し、テナント管理サーバ20にライセンス一覧を要求する。ライセンス一覧の要求を受けると、ステップS40において、テナント管理サーバ20は、ランセンス割当記録部36にライセンス一覧を出力するように要求する。ライセンス割当記録部36は、ステップS42において、テナントがライセンスを所有するサービス一覧を作成する。
サービス一覧は、テナント管理者に送られ、テナント管理者は、ステップS44において、テナントID、サービスIDを入力し、テナントがライセンスを所有するサービス一覧から選択したサービスに対して割り当てられたユーザのユーザID一覧を要求する。ユーザID一覧の要求を受けると、ステップS46において、テナント管理サーバ20は、ライセンス割当記録部36に対してテナント管理者が選定したサービスに対してランセンスが割り当てられたユーザのユーザID一覧を要求する。ライセンス割当記録部36は、ステップS48において、ユーザID一覧を作成する。
ユーザID一覧は、テナント管理者に送られ、ステップS50において、ユーザID、テナントID,サービスIDを入力し、テナント管理サーバ20に対してテナント選択されたユーザのライセンス削除を要求する。ライセンス削除要求を受けると、テナント管理サーバ20は、ステップS52において、ユーザ情報記録部48にユーザが所在しているかの確認を求める。ユーザが所在していることを確認すると、テナント管理サーバ20は、ステップS54において、ライセンス割当記録部48に対してユーザとライセンスとの紐付けを解除するように要求する。ライセンス割当記録部36は、ステップS56において、ユーザとライセンスとの紐つけを解除し、処理を終了する。
図8には、ユーザがサービスを利用するためのシーケンスが示されている。
まず、サービスを利用しようとするユーザは、ステップS58において、ユーザIDを入力し、アプリケーションサーバ22に対してサービスを要求する。アプリケーションサーバ22は、ステップS60において、ユーザに認証処理を要求する。
次にユーザは、ステップS62において、ユーザIDとパスワードとからなるログイン情報を入力し、テナント管理サーバ20に認証トークンを発行するように要求する。認証トークンの発行要求を受けたテナント管理サーバ20は、ステップS64において、認証トークンを発行する。認証トークンは、ユーザが入力したパスワードとユーザ情報記録部48に記録されているパスワード(実際にはパスワードそのものではなく、パスワードから生成したハッシュ値)を比較することにより発行される。
次にユーザは、ステップS66において、アプリケーションサーバ22にサービスを要求する。アプリケーションサーバ22は、ステップS68において、テナント管理サーバ20に対して認可を求める。テナント管理サーバ20は、認可を求められると、ステップS70において、ライセンス割当記録部36に対して認可を確認し、確認できた場合は、ユーザがアプリケーションサーバ22からのサービスを利用できるようになる。
ステップS72においては、テナント管理サーバ20は、認可ログ部52に認可情報を記録するように要求し、処理を終了する。認可情報には、例えばユーザID、サービスID及び認可日時等が含まれる。
図9には、テナント分割案を確認するためのシーケンスが示されている。
まず、テナント管理者は、ステップS74において、ユーザIDを入力し、テナント管理サーバ20に対してランセンス一覧を要求する。テナント管理サーバ20は、ステップS76において、ユーザ情報記録部48に対してユーザID一覧を要求する。ユーザIDは、テナント管理者に示される。次にテナント管理者は、ステップS78において、テナントから転出するユーザを選出する。選出されなかったユーザはテナント残留ユーザとする。
次にテナント管理者は、ステップS80において、テナント管理サーバ20に対してテナント分割案を要求する。テナント管理サーバ20は、ステップS82において、認可ログ部52に対して認可情報を要求する。認可情報は、ユーザのサービス利用有無、サービス利用日時等が含まれる。ユーザIDと利用したサービスIDとの組み合わせとして出力される。また、テナント管理サーバ20は、ステップS84において、サービス契約数算出関数記憶部46からサービス契約数算出関数を読み出す。さらに、テナント管理サーバ20は、ステップS86において、ライセンス割当記録部36に対してサービス割当状況を要求する。サービス割当状況は、ユーザIDと割り当てられたサービスIDとの組み合わせとなる。
テナント管理サーバ20は、これらの情報を取得すると、ステップS88において、ランセンス要否の判定を行い、ステップS90において、分割案を作成し、ステップS92において、テナント管理者にメッセージを送り、処理を終了する。
上記のテナント分割について詳述する。
上記ステップS78において、選出した結果、転出元テナントに残留するテナントと、転出先テナントに転出するユーザが図10に示すようになったとする。即ち、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つサービス利用歴があるユーザをA、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つサービス利用歴がないユーザをB、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つサービス利用歴があるユーザをC、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つサービス利用歴がないユーザをDとする。
まず、必要操作チェックについて説明する。ここでは、転出元テナントに必要なライセンスは、Aの人数であり、転出先テナントに必要なランセンスは、Cの人数である。
転出元テナントのライセンス契約に対して必要な操作は次の通りである。
・A=0の場合はライセンス契約を解除する。
・A>0の場合は契約数チェックを行う。
・B及びDに対して与えていたライセンスを削除する。
転出先テナントのライセンス契約に対して必要な操作は次の通りである。
・C=0の場合はライセンス契約不要である。
・A>0の場合は契約数チェックを行う。
次に契約数チェックについて説明する。前述したサービス契約数算出関数記憶部46には、サービス毎に契約数算出関数が記憶されており、テナント分割案提示部38は、この契約数算出関数に必要なライセンス数を入力し、必要な基本契約数とオプション契約数を得る。ここで、基本契約は、契約数が予め定められた契約であり、ライセンスが必要なユーザの数が予め定められた人数以下であっても必要とされる契約である。また、オプション契約は、基本契約に加えて、ライセンスが必要なユーザの人数に応じて契約することができる。
契約数算出関数は、X(上記例では、A又はCのユーザ数)を必要なライセンス数とすれば、例えば次の通りである。
X≦基本契約ライセンス数:
基本契約数1
X>基本契約ライセンス数:
基本契約数=ROUNDUP(X/基本契約ライセンス数)−1
オプションライセンス数=X−基本契約数×基本契約ライセンス数
なお、ROUNDUPは切り上げを意味する。
上述のようにして作成された分割案は、例えば図11に示すレポートとしてテナント管理者に対して表示する。
図12には、ライセンス必要対象者を振り分けるための第1の変形例が示されている。この第1の変形例においては、ライセンスありの場合に、前述した認可ログ部52に記録された認可ログから予め定められた期日以降にサービスの利用があったか否かによりユーザを振り分けている。
即ち、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つ指定期日(YYYYMMDD)以降に利用履歴があるユーザをA、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つ指定期日(YYYYMMDD)以降に利用履歴がないユーザをB、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つ指定期日(YYYYMMDD)以降に利用履歴があるユーザをC、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つ指定期日(YYYYMMDD)以降に利用履歴がないユーザをDとする。
この第1の変形例においても同様に、ライセンスの必要対象者をA,Cとして同様の必要操作チェックと契約数チェックを実行する。
図13には、ライセンス必要対象者を振り分けるための第2の変形例が示されている。この第2の変形例においては、ライセンスありの場合に、前述した認可ログ部52に記録された認可ログから予め定められた頻度を越えてサービスの利用があったか否かによりユーザを振り分けている。
即ち、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つ直近6か月の利用回数がNを越えているユーザをA、転出元テナントに残留するユーザであって、ライセンスがあり、且つ直近6か月の利用回数がN以下であるユーザをB、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つ直近6か月の利用回数がNを越えているユーザをC、転出先テナントへ転出するユーザであって、ライセンスがあり、且つ直近6か月の利用回数がN以下であるユーザをDとする。
この第2の変形例においても同様に、ライセンスの必要対象者をA,Cとして同様の必要操作チェックと契約数チェックを実行する。
10 テナント施設
12,14 端末装置
16 ネットワーク
18 ルータ
20 テナント管理サーバ
22 アプリケーションサーバ
24 CPU
26 メモリ
28 記憶装置
30 通信インターフェイス
32 バス
34 ライセンス管理部
36 ライセンス割当記録部
38 テナント分割案提示部
40 ユーザ管理部
42 ユーザ認証部
44 サービス認可部
46 サービス契約数算出関数記憶部
48 ユーザ情報記憶部
50 セッション記憶部
52 認可ログ部

Claims (11)

  1. サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割前のサービスまたはソフトウエアの利用情報を取得する利用情報取得手段と、
    前記利用情報取得手段により取得した利用情報から分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提示する提示手段と、
    を有する利用契約支援装置。
  2. 組織を構成する利用者に対してサービスまたはソフトウエアの利用を認可した情報を記録する認可記録手段をさらに有し、前記利用情報取得手段は、前記認可記録手段から利用情報を取得する請求項1記載の利用契約支援装置。
  3. 前記認可記録手段は、利用者の利用日時の情報を含んで記録し、前記提示手段は、利用者の利用日時から必要とされるライセンスを示す情報を提示する請求項2記載の利用契約支援装置。
  4. 前記提示手段は、利用者が利用した最終日時が予め定められた日時よりも古い場合は、必要ではないライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置。
  5. 前記提示手段は、利用者が利用した最終日時が予め定められた日時よりも新しい場合は、必要であるライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置。
  6. 前記提示手段は、利用者が利用した頻度が予め定められた回数よりも少ない場合は、必要ではないライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置。
  7. 前記提示手段は、利用者が利用した頻度が予め定められた回数よりも多い場合は、必要であるライセンスを示す情報として提示する請求項3記載の利用契約支援装置。
  8. 前記提示手段は、分割後の利用者の人数により必要とされるライセンスの数を提示する請求項1記載の利用契約支援装置。
  9. 前記提示手段は、分割後に必要とされるライセンスの種別を含めて提示する請求項1記載の利用契約支援装置。
  10. 前記提示手段は、予め定められた数のライセンス許諾する基本契約と、追加するライセンスを許諾する追加契約とに分けて提示する請求項1記載の利用契約支援装置。
  11. サービス又はソフトウエアを利用する権利であるライセンスを持つ組織が分割される場合、分割前のサービスまたはソフトウエアの利用情報を取得するステップと、
    取得した利用情報から分割後に必要とされるライセンスを示す情報を提示するステップと、を有する
    コンピュータに実行させるためのプログラム。
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