JP2004334497A - プログラム群制御装置およびプログラム群制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ひとつのプロセス上で複数のアプリケーションを動作させるアプリケーション群制御装置において、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみネットワークを通してダウンロードする、また、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除することを目的とする。
【解決手段】アプリケーションプログラムがインストールされたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段を有することを特徴とするアプリケーションプログラム群制御装置。
【選択図】 図1
【解決手段】アプリケーションプログラムがインストールされたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段を有することを特徴とするアプリケーションプログラム群制御装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アプリケーションプログラム群制御装置およびアプリケーションプログラム群制御方法に関するものであり、特に、複写機、プリンタ、コピー機能、ファクシミリ機能を有する複合機(MFP)、デジタルカメラ等の組込み機器上でアプリケーションプログラムを実行する場合に適用して、アプリケーションの起動、停止、インストール、アンインストールなどを制御するアプリケーションプログラム群制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモリ資源やCPUの制限が厳しい組込み機器において、組込み機器上で動作するアプリケーションのメモリ管理は不可欠である。
【0003】
たとえば、特願2001−87577に開示されている「アプリケーション管理装置、アプリケーション管理方法、記憶媒体及びプログラム」の技術は、ひとつのJava(登録商標)仮想マシン上で複数のJava(登録商標)プログラムを動作させるプログラム管理手段で、Java(登録商標)プログラムごとにクラスローダをもつことによって、Java(登録商標)プログラムを管理することを特徴とするプログラム管理装置である。
【0004】
同公報記載のアプリケーション管理装置のような、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションを動作させるアプリケーションプログラム群制御装置において、アプリケーションプログラムは、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であるとする場合、複数のアプリケーションプログラムから共通に利用されるアプリケーションプログラムが存在し、該アプリケーションプログラムのことを共通アプリケーションプログラムと呼ぶことにする。共通アプリケーションプログラムを共有することによって、リソースを効率よく使用することが可能である。また、ソフトウェア開発においても、アプリケーションプログラムを共有化することによって、開発工数を減らすことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアプリケーション管理装置においては、アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションについて、アプリケーションプログラムの使用状況に応じて、自動的にダウンロード・起動・一時保持・削除する機能がなかった。
【0006】
そこで、本発明は、ひとつのプロセス上で複数のアプリケーションを動作させるアプリケーション群制御装置において、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することを第一の目的とする。
【0007】
共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することを第二の目的とする。
【0008】
また、ひとつのプロセス上で複数のアプリケーションを動作させるアプリケーション群制御装置において、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することを第三の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するプログラム管理装置であって、
アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段とを有することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないときに、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段とを有することを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明は、請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項4記載の発明は、キャッシュを有し、請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、請求項2記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項5記載の発明は、共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、請求項4記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、請求項4記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段とを有することを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明は、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するプログラム管理方法であって、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するアプリケーションプログラム群管理装置において、該アプリケーションプログラム群管理装置上で動作するアプリケーションプログラムは、インターフェースなどを介して、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であり、複数のアプリケーションプログラムから共通で利用されるアプリケーションプログラムを共有アプリケーションプログラムと呼ぶこととするとき、アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段とを有することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項7記載の発明は、サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないときに、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段とを有することを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項8記載の発明は、請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項9記載の発明は、キャッシュを有し、請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、
キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、請求項7記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項10記載の発明は、共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、請求項9記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、請求項9記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段とを有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、本発明の第1の実施例を、図1 ̄図2を参照しながら説明する。
【0020】
本発明の実施例で用いるアプリケーション群制御装置の概要について説明する。
【0021】
本実施例で用いるアプリケーション群制御装置は、組込み機器上に実現されるものであり、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションプログラムを動作させる装置である。更に、機器へのアプリケーションプログラムのダウンロード、機器からのアプリケーションプログラムの削除、アプリケーションプログラムの起動・停止を制御することが可能である。これによって、組込み機器のような機器において実行されている他のアプリケーションプログラムの実行に影響を与えずに、機器の出荷後に簡単にアプリケーションプログラムを追加したり、動作させたり、削除したりすることを可能とするものである。また、機器において、必要とするアプリケーションプログラムを必要なときにダウンロードする、また、必要のないアプリケーションプログラムは削除することによって、リソース制限の厳しい組み込み機器において、効率よくリソースを使用することが可能である。
【0022】
図1は本発明におけるアプリケーション群制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【0023】
アプリケーションプログラム群制御装置101は、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションプログラムを動作させる装置である。本実施例においては、組込み機器上に実現されるものとする。また、アプリケーションプログラム群制御装置101上で動作するアプリケーションプログラムの起動・停止を制御することが可能である。また、アプリケーションプログラムを削除することが可能である。また、アプリケーションプログラムをサーバ106からダウンロードすることが可能である。
【0024】
アプリケーションプログラム102〜105は、アプリケーションプログラム群制御装置101上で動作する。
【0025】
アプリケーションプログラムは、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能である。よって、複数のアプリケーションプログラムから共通に利用されるアプリケーションプログラムが存在し、該アプリケーションプログラムのことを共通アプリケーションプログラムと呼ぶことにする。共通アプリケーションプログラムを共有することによって、リソースを効率よく使用することが可能である。また、ソフトウェア開発においても、アプリケーションプログラムを共有化することによって、開発工数を減らすことが可能である。
【0026】
例えば、アプリケーションプログラムが共通アプリケーションプログラムを利用する方法として次の方法が挙げられる。尚アプリケーションプログラムおよび共通アプリケーションプログラムはJava(登録商標)(Sun Microsystems社の登録商標)によって記述されているとする。
【0027】
共通アプリケーションプログラムはインタフェースを有し、他のアプリケーションプログラムが利用することが可能なように該インタフェースを公開する。次に、該共通アプリケーションプログラムの実態をアプリケーションプログラム群制御装置に登録する。該共通アプリケーションプログラムを利用したいアプリケーションプログラムは、前記アプリケーションプログラム群制御装置に問い合わせ、該共通アプリケーションプログラムを取得し、インタフェースを介して、該共通アプリケーションプログラムを利用する。
【0028】
共通アプリケーションプログラム105は、共通アプリケーションプログラムである。本実施例においては、アプリケーションプログラムA102とアプリケーションプログラムB103が共通アプリケーションプログラムX105を利用することにする。
【0029】
共通アプリケーションプログラムは、該共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムが起動している間は、起動している必要がある。よって、共通アプリケーションプログラム105は、アプリケーションプログラムA102またはアプリケーションプログラムB103が起動している間は、起動している必要がある。
【0030】
サーバ106は、共通アプリケーションプログラムを保持する共通アプリケーション格納部110を有し、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムをアプリケーション群制御装置101にインストールすることが可能である。
【0031】
キャッシュ109は、削除した共通アプリケーションプログラムを保持し、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムを起動することが可能である。また、同様に、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムを削除することが可能である。
【0032】
図2は、本発明の第1の実施の形態に関わるアプリケーション管理装置において、共通アプリケーションプログラムを起動するプロセスを示したフローチャートである。
【0033】
アプリケーション群制御装置101は、アプリケーションプログラムを起動する(S201)。
【0034】
請求項1記載の共通アプリケーションプログラム情報テーブルから、前記アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムを認識する。該共通アプリケーションプログラムが起動している場合は、何も処理をしない(S202でYes)。該共通アプリケーションプログラムが起動していない場合は、次のS203に進む(S202でNo)。
【0035】
共通アプリケーションプログラムがキャッシュに存在する場合(S203でYes)、アプリケーションプログラム群制御装置101は、キャッシュ109に存在する共通アプリケーションプログラムを起動する(S204)。
【0036】
共通アプリケーションプログラムがキャッシュに存在しない場合(S204でNo)、アプリケーションプログラム群制御装置101は、サーバ106に該共通アプリケーションプログラムを要求し、サーバ110は共通アプリケーションプログラム格納部110に保持されている該共通アプリケーションプログラムをアプリケーションプログラム群制御装置101にダウンロードする(S205)。
【0037】
アプリケーションプログラム群制御装置101は、サーバ106からダウンロードされた共通アプリケーションプログラムを起動する(S206)。
【0038】
以上説明したように、本実施の形態のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0039】
また、共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することが可能となる。
【0040】
(第2の実施例)
以下、本発明の第2の実施例を、図1と図3を参照しながら説明する。
【0041】
図3は、本発明の第2の実施の形態に関わるアプリケーション管理装置において、共通アプリケーションプログラムを削除するプロセスを示したフローチャートである。
【0042】
アプリケーションプログラム群制御装置301は、アプリケーションプログラムを停止する(S301)。
【0043】
請求項1記載の共通アプリケーションプログラム共有情報テーブルから、前記アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムを判別する。該共通アプリケーションプログラムを利用する他のアプリケーションプログラムが起動している場合は、何も処理をしない(S302でYes)。該共通アプリケーションプログラムを利用する他のアプリケーションプログラムが起動していないまたは存在していない場合は、次のS303に進む(S302でNo)。
【0044】
請求項5記載のアプリケーションプログラム保持選択手段によって、共通アプリケーションプログラムの使用履歴(過去の合計使用回数または最近の使用日時/頻度)、または共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムの使用履歴および起動状況およびインストール状況などの情報から、共通アプリケーションプログラムをキャッシュに保持するか削除するかを選択する(S303)。
【0045】
共通アプリケーションプログラムを保持する選択をした場合(S303でYes)、キャッシュ109に該共通アプリケーションプログラムを保持する(S304)。
【0046】
共通アプリケーションプログラムを削除する選択をした場合(S303でNo)、該共通アプリケーションプログラムを削除する(S306)。
【0047】
キャッシュ109に保持された共通アプリケーションプログラムは、請求項5記載の一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段によって、共通アプリケーションプログラムの使用履歴(過去の合計使用回数または最近の使用日時/頻度)、または共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムの使用履歴および起動状況およびインストール状況などの情報から、共通アプリケーションプログラムをキャッシュに保持するか削除するかを選択する(S305)。
【0048】
S305でYesの場合は、何も処理しないで終了する。
【0049】
S305でNoの場合は、共通アプリケーションプログラムを削除する(S306)。
【0050】
以上説明したように、本実施の形態のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0052】
また、共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することが可能である。
【0053】
また、本発明のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるアプリケーションプログラム群制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における、共通アプリケーションプログラムを起動するプロセスを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例における、共通アプリケーションプログラムを削除するプロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 アプリケーションプログラム群制御装置
102 アプリケーションプログラムA
103 アプリケーションプログラムB
104 アプリケーションプログラムC
105 共通アプリケーションプログラムX
106 サーバ
109 キャッシュ
110 共通アプリケーションプログラム格納部
S 手順の各ステップ
【発明の属する技術分野】
本発明は、アプリケーションプログラム群制御装置およびアプリケーションプログラム群制御方法に関するものであり、特に、複写機、プリンタ、コピー機能、ファクシミリ機能を有する複合機(MFP)、デジタルカメラ等の組込み機器上でアプリケーションプログラムを実行する場合に適用して、アプリケーションの起動、停止、インストール、アンインストールなどを制御するアプリケーションプログラム群制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メモリ資源やCPUの制限が厳しい組込み機器において、組込み機器上で動作するアプリケーションのメモリ管理は不可欠である。
【0003】
たとえば、特願2001−87577に開示されている「アプリケーション管理装置、アプリケーション管理方法、記憶媒体及びプログラム」の技術は、ひとつのJava(登録商標)仮想マシン上で複数のJava(登録商標)プログラムを動作させるプログラム管理手段で、Java(登録商標)プログラムごとにクラスローダをもつことによって、Java(登録商標)プログラムを管理することを特徴とするプログラム管理装置である。
【0004】
同公報記載のアプリケーション管理装置のような、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションを動作させるアプリケーションプログラム群制御装置において、アプリケーションプログラムは、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であるとする場合、複数のアプリケーションプログラムから共通に利用されるアプリケーションプログラムが存在し、該アプリケーションプログラムのことを共通アプリケーションプログラムと呼ぶことにする。共通アプリケーションプログラムを共有することによって、リソースを効率よく使用することが可能である。また、ソフトウェア開発においても、アプリケーションプログラムを共有化することによって、開発工数を減らすことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のアプリケーション管理装置においては、アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションについて、アプリケーションプログラムの使用状況に応じて、自動的にダウンロード・起動・一時保持・削除する機能がなかった。
【0006】
そこで、本発明は、ひとつのプロセス上で複数のアプリケーションを動作させるアプリケーション群制御装置において、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することを第一の目的とする。
【0007】
共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することを第二の目的とする。
【0008】
また、ひとつのプロセス上で複数のアプリケーションを動作させるアプリケーション群制御装置において、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することを第三の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するプログラム管理装置であって、
アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段とを有することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、請求項2記載の発明は、サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないときに、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段とを有することを特徴とする。
【0011】
上記目的を達成するために、請求項3記載の発明は、請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
上記目的を達成するために、請求項4記載の発明は、キャッシュを有し、請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、請求項2記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項5記載の発明は、共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、請求項4記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、請求項4記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段とを有することを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するために、請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明は、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するプログラム管理方法であって、単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するアプリケーションプログラム群管理装置において、該アプリケーションプログラム群管理装置上で動作するアプリケーションプログラムは、インターフェースなどを介して、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であり、複数のアプリケーションプログラムから共通で利用されるアプリケーションプログラムを共有アプリケーションプログラムと呼ぶこととするとき、アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段とを有することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項7記載の発明は、サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないときに、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段とを有することを特徴とする。
【0016】
上記目的を達成するために、請求項8記載の発明は、請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
上記目的を達成するために、請求項9記載の発明は、キャッシュを有し、請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、
キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、請求項7記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段とを有することを特徴とする。
【0018】
上記目的を達成するために、請求項10記載の発明は、共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、請求項9記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、請求項9記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段とを有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
以下、本発明の第1の実施例を、図1 ̄図2を参照しながら説明する。
【0020】
本発明の実施例で用いるアプリケーション群制御装置の概要について説明する。
【0021】
本実施例で用いるアプリケーション群制御装置は、組込み機器上に実現されるものであり、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションプログラムを動作させる装置である。更に、機器へのアプリケーションプログラムのダウンロード、機器からのアプリケーションプログラムの削除、アプリケーションプログラムの起動・停止を制御することが可能である。これによって、組込み機器のような機器において実行されている他のアプリケーションプログラムの実行に影響を与えずに、機器の出荷後に簡単にアプリケーションプログラムを追加したり、動作させたり、削除したりすることを可能とするものである。また、機器において、必要とするアプリケーションプログラムを必要なときにダウンロードする、また、必要のないアプリケーションプログラムは削除することによって、リソース制限の厳しい組み込み機器において、効率よくリソースを使用することが可能である。
【0022】
図1は本発明におけるアプリケーション群制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【0023】
アプリケーションプログラム群制御装置101は、ひとつのプロセスで複数のアプリケーションプログラムを動作させる装置である。本実施例においては、組込み機器上に実現されるものとする。また、アプリケーションプログラム群制御装置101上で動作するアプリケーションプログラムの起動・停止を制御することが可能である。また、アプリケーションプログラムを削除することが可能である。また、アプリケーションプログラムをサーバ106からダウンロードすることが可能である。
【0024】
アプリケーションプログラム102〜105は、アプリケーションプログラム群制御装置101上で動作する。
【0025】
アプリケーションプログラムは、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能である。よって、複数のアプリケーションプログラムから共通に利用されるアプリケーションプログラムが存在し、該アプリケーションプログラムのことを共通アプリケーションプログラムと呼ぶことにする。共通アプリケーションプログラムを共有することによって、リソースを効率よく使用することが可能である。また、ソフトウェア開発においても、アプリケーションプログラムを共有化することによって、開発工数を減らすことが可能である。
【0026】
例えば、アプリケーションプログラムが共通アプリケーションプログラムを利用する方法として次の方法が挙げられる。尚アプリケーションプログラムおよび共通アプリケーションプログラムはJava(登録商標)(Sun Microsystems社の登録商標)によって記述されているとする。
【0027】
共通アプリケーションプログラムはインタフェースを有し、他のアプリケーションプログラムが利用することが可能なように該インタフェースを公開する。次に、該共通アプリケーションプログラムの実態をアプリケーションプログラム群制御装置に登録する。該共通アプリケーションプログラムを利用したいアプリケーションプログラムは、前記アプリケーションプログラム群制御装置に問い合わせ、該共通アプリケーションプログラムを取得し、インタフェースを介して、該共通アプリケーションプログラムを利用する。
【0028】
共通アプリケーションプログラム105は、共通アプリケーションプログラムである。本実施例においては、アプリケーションプログラムA102とアプリケーションプログラムB103が共通アプリケーションプログラムX105を利用することにする。
【0029】
共通アプリケーションプログラムは、該共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムが起動している間は、起動している必要がある。よって、共通アプリケーションプログラム105は、アプリケーションプログラムA102またはアプリケーションプログラムB103が起動している間は、起動している必要がある。
【0030】
サーバ106は、共通アプリケーションプログラムを保持する共通アプリケーション格納部110を有し、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムをアプリケーション群制御装置101にインストールすることが可能である。
【0031】
キャッシュ109は、削除した共通アプリケーションプログラムを保持し、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムを起動することが可能である。また、同様に、アプリケーションプログラム群制御装置101からの要求に応じて、共通アプリケーションプログラムを削除することが可能である。
【0032】
図2は、本発明の第1の実施の形態に関わるアプリケーション管理装置において、共通アプリケーションプログラムを起動するプロセスを示したフローチャートである。
【0033】
アプリケーション群制御装置101は、アプリケーションプログラムを起動する(S201)。
【0034】
請求項1記載の共通アプリケーションプログラム情報テーブルから、前記アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムを認識する。該共通アプリケーションプログラムが起動している場合は、何も処理をしない(S202でYes)。該共通アプリケーションプログラムが起動していない場合は、次のS203に進む(S202でNo)。
【0035】
共通アプリケーションプログラムがキャッシュに存在する場合(S203でYes)、アプリケーションプログラム群制御装置101は、キャッシュ109に存在する共通アプリケーションプログラムを起動する(S204)。
【0036】
共通アプリケーションプログラムがキャッシュに存在しない場合(S204でNo)、アプリケーションプログラム群制御装置101は、サーバ106に該共通アプリケーションプログラムを要求し、サーバ110は共通アプリケーションプログラム格納部110に保持されている該共通アプリケーションプログラムをアプリケーションプログラム群制御装置101にダウンロードする(S205)。
【0037】
アプリケーションプログラム群制御装置101は、サーバ106からダウンロードされた共通アプリケーションプログラムを起動する(S206)。
【0038】
以上説明したように、本実施の形態のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0039】
また、共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することが可能となる。
【0040】
(第2の実施例)
以下、本発明の第2の実施例を、図1と図3を参照しながら説明する。
【0041】
図3は、本発明の第2の実施の形態に関わるアプリケーション管理装置において、共通アプリケーションプログラムを削除するプロセスを示したフローチャートである。
【0042】
アプリケーションプログラム群制御装置301は、アプリケーションプログラムを停止する(S301)。
【0043】
請求項1記載の共通アプリケーションプログラム共有情報テーブルから、前記アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムを判別する。該共通アプリケーションプログラムを利用する他のアプリケーションプログラムが起動している場合は、何も処理をしない(S302でYes)。該共通アプリケーションプログラムを利用する他のアプリケーションプログラムが起動していないまたは存在していない場合は、次のS303に進む(S302でNo)。
【0044】
請求項5記載のアプリケーションプログラム保持選択手段によって、共通アプリケーションプログラムの使用履歴(過去の合計使用回数または最近の使用日時/頻度)、または共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムの使用履歴および起動状況およびインストール状況などの情報から、共通アプリケーションプログラムをキャッシュに保持するか削除するかを選択する(S303)。
【0045】
共通アプリケーションプログラムを保持する選択をした場合(S303でYes)、キャッシュ109に該共通アプリケーションプログラムを保持する(S304)。
【0046】
共通アプリケーションプログラムを削除する選択をした場合(S303でNo)、該共通アプリケーションプログラムを削除する(S306)。
【0047】
キャッシュ109に保持された共通アプリケーションプログラムは、請求項5記載の一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段によって、共通アプリケーションプログラムの使用履歴(過去の合計使用回数または最近の使用日時/頻度)、または共通アプリケーションプログラムを利用するアプリケーションプログラムの使用履歴および起動状況およびインストール状況などの情報から、共通アプリケーションプログラムをキャッシュに保持するか削除するかを選択する(S305)。
【0048】
S305でYesの場合は、何も処理しないで終了する。
【0049】
S305でNoの場合は、共通アプリケーションプログラムを削除する(S306)。
【0050】
以上説明したように、本実施の形態のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用される場合のみ起動することが可能となり、また、サーバに共通アプリケーションプログラムを保持し、利用される場合のみネットワークを通してダウンロードすることが可能となり、これにより、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【0052】
また、共通アプリケーションプログラムにおいて、該共通アプリケーションプログラムを使用するためのインターフェースが変えることをせずに実装を行い、サーバ106に保持しておくことによって、最新の共通アプリケーションプログラムを取得し、実行することが可能である。
【0053】
また、本発明のアプリケーションプログラム群制御装置によれば、共通アプリケーションプログラムを、該共通アプリケーションプログラムが利用されない共通アプリケーションプログラムを削除する、または、キャッシュに一時保持した後に削除することが可能となり、機器のディスクに必要最低限のアプリケーションプログラムを保持することにより、組込み機器などリソース制限の厳しい環境において、空きリソースを確保することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるアプリケーションプログラム群制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における、共通アプリケーションプログラムを起動するプロセスを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例における、共通アプリケーションプログラムを削除するプロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 アプリケーションプログラム群制御装置
102 アプリケーションプログラムA
103 アプリケーションプログラムB
104 アプリケーションプログラムC
105 共通アプリケーションプログラムX
106 サーバ
109 キャッシュ
110 共通アプリケーションプログラム格納部
S 手順の各ステップ
Claims (10)
- 単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するアプリケーションプログラム群管理装置において、該アプリケーションプログラム群管理装置上で動作するアプリケーションプログラムはインタフェースを有し、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であり、複数のアプリケーションプログラムから共通で利用されるアプリケーションプログラムを共通アプリケーションプログラムと呼ぶこととするとき、
アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、
アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、
前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、
各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、
前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、
アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、
共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、
アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、
前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、
アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段と
を有することを特徴とするアプリケーション群制御装置。 - サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、
前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないとき、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、
前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段と
を有することを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - 請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と
を有することを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - キャッシュを有し、請求項1記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、
キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、
請求項2記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - 共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、
請求項4記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、
請求項4記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - 単一のプロセスで複数のアプリケーションプログラムの動作を管理するアプリケーションプログラム群管理装置において、該アプリケーションプログラム群管理装置上で動作するアプリケーションプログラムは、インターフェースなどを介して、他のアプリケーションプログラムを利用することが可能であり、複数のアプリケーションプログラムから共通で利用されるアプリケーションプログラムを共有アプリケーションプログラムと呼ぶこととするとき、
アプリケーションプログラムをインストールするアプリケーションプログラムインストール手段と、
前記アプリケーションプログラムには、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報である共通アプリケーションプログラム情報が記録されており、該アプリケーションプログラムをインストールしたときに、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムの情報を取得する共通アプリケーションプログラム情報取得手段と、
各アプリケーションプログラムの前記共通アプリケーションプログラム情報をテーブルである共通アプリケーションプログラム情報テーブルとして記録する共通アプリケーションプログラム情報テーブル記録手段と、
前記アプリケーションプログラムインストール手段によって、アプリケーションプログラムがインストールされたときに、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルによって、該アプリケーションプログラムが利用する共通アプリケーションプログラムがインストールされているかを認識し、インストールされていなかったときは、該共通アプリケーションプログラムをインストールする共通アプリケーションプログラムインストール手段と、
アプリケーションプログラムを起動するアプリケーションプログラム起動手段と、
共通アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、
アプリケーションプログラムの起動・停止などの実行状態と、共通アプリケーションプログラムの実行状態であるアプリケーションプログラム実行状態情報を記録するアプリケーションプログラム実行状態記録手段と、
前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該共有アプリケーションプログラムが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムを起動する共通アプリケーションプログラム起動手段と、
アプリケーションプログラムを停止した場合、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムの実行状態を認識し、該アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムで、該共通アプリケーションプログラムを利用するものが起動されていないときに、該共有アプリケーションプログラムの起動を停止する共通アプリケーションプログラム停止手段と
を有することを特徴とするアプリケーション群制御装置。 - サーバと通信を行うネットワーク接続手段と、
前記アプリケーションプログラム手段によって、アプリケーションプログラムを起動したとき、前記共通アプリケーションプログラム情報テーブルと前記アプリケーションプログラム実行状態情報によって、該アプリケーションプログラムが利用する共有アプリケーションプログラムを認識し、該共通アプリケーションプログラムがインストールされていないときに、サーバなどの共通アプリケーションプログラムが格納されている共通アプリケーションプログラム格納部から該共通アプリケーションプログラムをダウンロードしてくる共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段と、
前記共通アプリケーションプログラム自動ダウンロード手段によって、ダウンロードしてきた共通アプリケーションプログラムを自動的に起動する共通アプリケーションプログラム自動起動手段と
を有することを特徴とする請求項6記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - 請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止した場合、該共通アプリケーションプログラムを削除する共通アプリケーションプログラム削除手段と
を有することを特徴とする請求項6記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - キャッシュを有し、請求項6記載の共通アプリケーションプログラム停止手段によって、共通アプリケーションプログラムの起動を停止したとき、該共通アプリケーションプログラムを該キャッシュに一定期間保持する共通アプリケーションプログラム保持手段と、
キャッシュに保持されている共通アプリケーションプログラムを削除する一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段と、
請求項7記載の共通アプリケーションプログラム自動起動手段であって、共通アプリケーションプログラムがキャッシュに保持されていた場合、該キャッシュに保持されていた該共通アプリケーションプログラムを起動する一時保持共通アプリケーションプログラム起動手段と
を有することを特徴とする請求項6記載のアプリケーションプログラム群制御装置。 - 共通アプリケーションプログラムを含むアプリケーションプログラムの使用履歴を記録するアプリケーションプログラム使用履歴記録手段と、
請求項9記載の共通アプリケーションプログラム保持手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択するアプリケーションプログラム保持選択手段と、
請求項9記載の一時保持共通アプリケーションプログラム削除手段であって、前記アプリケーションプログラム使用履歴記録手段によって記録された使用履歴に応じて、キャッシュに保持するか削除するかを選択する一時保持アプリケーションプログラム保持選択手段と、
を有することを特徴とする請求項6記載のアプリケーションプログラム群制御装置。
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JP2003129050A JP2004334497A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | プログラム群制御装置およびプログラム群制御方法 |
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