JP4534471B2 - パーツフィーダ - Google Patents

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本発明は、頭部と、前記頭部に延設されている脚部とからなる部品を供給するパーツフィーダに関する。
コンデンサやトランジスタのような、頭部と、頭部から延設され脚部とを有する部品を、平行に固定された一対の帯状部材の間隙に通して懸吊することによって次工程へ搬送する搬送部を備えたパーツフィーダは広く知られている。これらパーツフィーダは、近年、部品搬送能力の向上が望まれているが、単に搬送速度をアップしたのみでは、搬送部で懸吊されない部品が増加する。このように懸吊されない部品が搬送されると、本来懸吊された部品が占めるべきである領域を、懸吊されない部品が占めることとなり、部品の搬送能力に損失が発生する。そこで、搬送速度をアップするとともに、搬送部で懸吊されなかった部品を効率良く落下させることができれば部品搬送能力を向上することができる。そこで、パーツフィーダの部品搬送能力を向上するために、搬送部で懸吊されなかった部品をエア噴射によって落下させることが考えられる。しかしながら、エア噴射を行うとなれば、圧縮エアや噴射ノズルなどが必要となり、高コストとなり好ましくない。
一方、パーツフィーダのボウルの外周に形成した間隙に部品を懸吊することによって部品搬送能力の向上を図ったパーツフィーダが開示されている(例えば、特許文献1)。しかしながら、パーツフィーダのボウルの外周に形成した間隙に効率良く部品を懸吊するためにはエア噴射を行う必要があり(特許文献1の〔0038〕参照)、高コストとなってしまう。さらに、従来から備えられるパーツフィーダのボウルの外周に、部品懸吊部としての外付トラックを新たに固定する必要があり(特許文献1の〔0013〕参照)、さらなるコストアップとなってしまう。
特開平8−282827号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、簡易な構成、かつ低コストで、部品の搬送能力の向上を図ったパーツフィーダを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明において、以下の特徴は単独で、若しくは、適宜組合わされて備えられている。前記課題を解決するための本発明に係るパーツフィーダは、頭部と前記頭部から延設される脚部とを有する部品を下流側に搬送する第1の搬送部と、前記第1の搬送部から搬出された前記部品を搬入し、さらに下流側に搬送する第2の搬送部と、を備えるパーツフィーダであって、前記第1の搬送部が、平行に固定された一対の帯状部材の間隙に前記部品の脚部を通し、前記部品の頭部を一対の帯状部材に懸けることによって、前記部品を搬出する第1の懸吊部を備え、前記第2の搬送部が、平行に固定された一対の帯状部材の間隙に前記部品の脚部を通し、前記部品の頭部を一対の帯状部材に懸けることによって、前記第1の懸吊部から搬出された前記部品を搬入する第2の懸吊部を備え、前記第1の懸吊部の前記搬出方向と前記第2の懸吊部の前記搬入方向とが所定の角度で交差するように、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部が配置されて成ることを特徴とする。このパーツフィーダによれば、搬送速度をアップしても、第1の懸吊部で懸吊されなかった部品を効率良く落下させることができるので、部品の搬送能力に損失が発生することがない。さらに、エア噴射などを行う必要もなく、簡易な構成、かつ低コストで、部品の搬送能力の向上を図ることができる。
ここで、本発明に係るパーツフィーダは、前記第1の懸吊部の前記部品を搬出する搬出口の先端における一対の帯状部材の間隙が、前記第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙の上方に位置するように、前記第1の搬送部と第2の搬送部とが配置されて成ることが好ましい。こうすることで、第1の懸吊部から搬出された部品が途中で詰まることなく第2の懸吊部14で懸吊することができ、上流側から搬送されてくる部品8の搬送が滞ることがない。
ここで、本発明に係るパーツフィーダは、前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち、前記第1の懸吊部の前記搬出方向に対して手前に配置される帯状部材が、前記第1の懸吊部の一対の帯状部材の間隙の鉛直下方位置を回避して配置されて成ることが好ましい。こうすることで、第1の懸吊部と第2の懸吊部の高さ方向の距離を、部品の脚部の長さより大きくする必要がないので、パーツフィーダの大型化を回避できる。
また、本発明に係るパーツフィーダは、前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち、前記第1の懸吊部の前記搬出方向に対して手前に配置される帯状部材の、前記部品を搬入する搬入口の先端が、前記搬出方向に前記第2の帯状部材の間隙が狭くなるようなテーパ形状を形成して成ることが好ましい。こうすることで、第1の懸吊部で懸吊されて搬送されてきた部品の脚部が、第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙に案内される。したがって、第1懸吊部で懸吊された部品が落下することなく確実に第2懸吊部に搬入される。
また、本発明に係るパーツフィーダは、前記第1の懸吊部の一対の帯状部材及び前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち少なくとも一方が、その一部又は全部が円柱で形成されて成ることが好ましい。こうすることで、一対の円柱に沿って部品が滑りやすくなるので、一対の円柱の間隙を部品の脚部を素早く通ることができ、部品の搬送能力をさらに向上することができる。
また、本発明に係るパーツフィーダは、前記第1の懸吊部の前記搬出方向の端部が、前記搬出方向に一対の帯状部材の巾が狭くなるハ字状となるように、前記第1の懸吊部の一対の帯状部材が切り欠かかれて成ることが好ましい。こうすることで、第1の懸吊部で懸吊されなかったにも関わらず、落下せずに第2の懸吊部まで搬送されてきた部品を、さらに効率良く落下させることができる。
また、本発明に係るパーツフィーダは、前記第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙を調整できるように構成されて成ることが好ましい。これによると、部品の寸法に応じて一対の帯状部材の間隙を調整できるので、幅広い部品に対して本パーツフィーダを適用できる。
以下、本発明に係るパーツフィーダについての実施形態について説明する。図1はパーツフィーダの平面図、図2はパーツフィーダで搬送される部品の一例を示した図、図3は部品を懸吊して下流側に搬送する第1の搬送部と第2の搬送部の平面図である。
図1において、パーツフィーダ1は、パーツフィーダ1の捩り方向に振動を発生させる図示しない捩り振動部と、この捩り振動部の上部に配置されるボウル2と、ボウル2の底部中央付近に設けられる部品供給部3と、部品供給部3からボウル2の上方に向かって螺旋状に配置され、部品供給部3に供給された部品8(詳細は後述)を搬送するボウル内トラック4と、ボウル内トラック4から搬出された部品8をさらに下流側に搬送するボウル外トラック5と、ボウル外トラック5から搬出された部品8を懸吊して搬送する第1の搬送部6と、直線方向に振動を発生させる直線振動部35と、この直線振動部の上部に配置され、第1の搬送部6から搬出された部品8をさらに下流側に搬送する第2の搬送部7と、第1搬送部6及び第2搬送部7から落下した部品8を回収して部品供給部3に戻す部品回収部9とを備えている。
図2(a)は、パーツフィーダで搬送される部品8の正面図、図2(b)は、図2(a)に図示される部品8の側面図である。部品8は、頭部71と、頭部71から延設される脚部72とを有している。さらに頭部71は、第1頭部71aと第2頭部71bとを備えている。第1頭部71aは長方形の板状部材、第2頭部71bは円柱部材であり、第1頭部の長方形の短辺の一端が第2頭部の一端に接合されている。脚部72は第2頭部71bよりも径が小さい棒状の円柱部材であり、脚部72の一端が第2頭部71bの他端に接合されている。なお、部品8は、第1頭部71aと、第2頭部71bと、脚部72とをそれぞれ接合したものに限られず、一体成型されるものであってもよい。また、頭部71が第1頭部71aと第2頭部71bとを備えたものに限られず、第2頭部71bのみのもの、又は3以上の頭部を備えるものであってもよい。即ち、少なくとも、頭部71と、頭部71よりも径が小さい脚部72とを備えるものであればよい。さらに、頭部71と脚部72は円柱のもに限られず、角柱のものであってもよい。
図示しない捩り振動部は、パーツフィーダを捩り方向に振動させ、部品供給部3に供給された部品8を、ボウル内トラック4、ボウル外トラック5及び第1の搬送部6の順に搬送し、次工程の装置等に供給することができるようにする駆動部である。また、この捩り振動部は、第1の搬送部にも捩り方向に振動を与えている。なお、この捩り振動部は、部品8を供給するための適度な捩り振動をパーツフィーダに発生させることができれば、どのようなものでもよい。
ボウル2は、前述した図示しない捩り振動部の上部に配置され、直接振動させられる部位である。部品供給部3は、ボウル2の底部中央付近に設けられ、供給された部品3が一時的に貯留される部位である。
ボウル内トラック4は、ボウル2の内周面に沿って形成された板状部材であり、部品供給部3からボウル2の上方に向かって螺旋状に配置されている。このボウル内トラック4は、部品供給部3に供給された部品8を搬送するものであり、部品8がボウル内トラックから落下し難いようにするため、ボウル2の内周面に向かって下向きに傾斜されている。なお、ボウル内トラック4から落下した部品8は、部品供給3に戻って、再度、搬送される。
ボウル外トラック5は、ボウル2の径外側に形成され、ボウル内トラック4から搬出された部品8をさらに下流側に搬送するトラックである。したがって、ボウル内トラック4の部品搬出部とボウル外トラック5への部品搬入部は隙間なく連なっている。またボウル外トラック5から部品8が落下しないよう、両側に堰が設けられており、部品8の搬送方向に対するトラックの幅方向がほぼ水平となっている。
図3において、第1の搬送部6は、第1の懸吊部10と、第1の懸吊部を固定する第1の固定部13とを備えている。第1の懸吊部10は、一対の帯状部材11,12が部品8の脚部72の径よりも大きい隙間を隔てて、第1の固定部13に平行に固定されて構成されている。そして、この平行に固定された一対の帯状部材11,12の間隙50に部品8の脚部72を通し、部品8の頭部71を一対の帯状部材11,12に懸けることによって、図示しない捩り振動部から与えられる捩り振動によって下流側に搬送する。このように、第1の搬送部6から搬出された部品8は、さらに下流側に部品8を搬送する第2の搬送部7に搬入される。
図3及び図4において、直線振動部35は、第2の搬送部7に直線振動を与えるものであり、第2の搬送部7は、直線振動部35の上部に配置される。また、第2の搬送部7は、第2の懸吊部14と、第2の懸吊部14を固定する第2の固定部17とを備えている。第2の懸吊部14は、一対の帯状部材15,16が部品8の脚部72の径よりも大きい隙間を隔てて、第2の固定部17に平行に固定されて構成されている。そして、第2の搬送部6は、この平行に固定された一対の帯状部材15,16の間隙51に部品8の脚部72を通し、部品8の頭部71を一対の帯状部材15,16に懸けることによって、直線振動部から与えられる直線振動によってさらに下流側に搬送するものである。
図1に戻って、部品回収部9は、第1の搬送部6及び第2の搬送部7の下方であって、ボウル2の径外側にボウル2の外周面に固定して配置された箱状のものである。そして、第1の搬送部6又は第2の搬送部7から落下した部品8を回収できるよう、上部が開口されている。また、部品回収部9と部品供給部3とが連通するように、ボウル2の外周面の一部に開口部が形成されている。この開口部は、第1の搬送部6又は第2の搬送部7から落下した部品8を部品供給部3に戻すことができるように、第1の搬送部6よりも部品搬送方向側に形成されている。さらに、ボウル2の径内側に向かって下向きに傾斜が設けられている。
ここで、図1及び図3に図示されるように、第1の懸吊部10の部品8の搬出方向61と第2の懸吊部12の部品8の搬入方向62とが所定の角度で交差するように、第1の搬送部6と第2の搬送部7が配置されている。このように配置されることで、搬送速度をアップしても、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品8を効率良く落下させることができるので、部品8の搬送能力に損失が発生することがない。さらに、エア噴射などを行う必要もなく、簡易な構成、かつ低コストで、部品の搬送能力の向上を図ることができる。
第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品が効率良く排除される。とくに、部品8の搬送速度をアップすると、第1の懸吊部10で懸吊されない部品が増加する。このように懸吊されない部品8が下流側まで搬送されると、本来懸吊された部品8が占めるべきである領域を、懸吊されない部品8が占めることとなり、部品8の搬送能力に損失が発生する。そこで、搬送速度をアップするとともに、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品が効率良く排除されることで、部品搬送能力を向上することができる。さらに、第1の搬送部6と第2の搬送部7を前述のように配置するという簡易な構成であり、低コストで、部品8の搬送能力の向上が実現できる。なお、本実施形態における部品8を搬送する場合において、第1の懸吊10の部品8の搬出方向61と第2の懸吊部12への部品8の搬入方向62とが成す角度Xは、部品8を効率良く排除できるとともに、搬送を阻害しないという観点から15度前後が好ましいが、これに限られるものではない。第1の懸吊10の部品8の搬出方向61と第2の懸吊部12への部品8の搬入方向62とが成す角度が4度以上45度以下の範囲、より好ましくは10度以上20度の範囲であれば、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品8を排除することができ、本発明の目的を達成することができる。また、本実施形態においては、第1の搬送部6への捩り振動が、ボウル2に捩り方向の振動を与える図示しない捩り振動部によって与えられているので、第1の搬送部6に捩り方向の振動を与える捩り振動部を新たに設ける必要がない。
次に、第1の懸吊10と第2の懸吊部12の高さの関係について、図3及び図4を用いて説明する。図4は、図3に図示される第1の搬送部6と第2の搬送部7のA方向の矢視図である。図3及び図4に図示されるように、本実施形態において、第1の懸吊部10の部品8を搬出する搬出口の先端10aにおける一対の帯状部材11,12の間隙50aが、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51の上方に位置するように、第1の搬送部6と第2の搬送部7が配置されている。こうすることで、第1の懸吊部10から搬出された部品8が途中で詰まることなく第2の懸吊部14で懸吊することができ、上流側から搬送されてくる部品8の搬送が滞ることがない。
また、本実施形態においては、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16のうち、第1の懸吊部10から部品8を搬出する方向に対して手前に配置される帯状部材16が、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の間隙50の鉛直下方位置を回避して配置されている。即ち、第1の懸吊部10で搬送される部品8が第1の懸吊部10の搬出口の先端10aまで搬送されるまでに、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16のうち、第1の懸吊部10の搬出方向61に対して手前に配置される帯状部材16と部品8の脚部72とが干渉することがない。したがって、第1の懸吊部10と第2の懸吊部14の高さ方向の距離を、部品8の脚部72の長さより大きくする必要がないので、パーツフィーダ1の大型化を回避できる。
ここで、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の具体的な構成について、図5を用いて説明する。図5は、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の平面図である。第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16のうち、第1の懸吊部10の搬出方向61に対して手前に配置される帯状部材16の、第1の懸吊部10から搬出された部品8を搬入する第2の懸吊部14の搬入口の先端16aが、搬出方向61に第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51が狭くなるようなテーパ形状を形成している。即ち、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16のうち、第1の懸吊部10の搬出方向61に対して手前に配置される帯状部材16の、第1の懸吊部10から搬出された部品8を搬入する第2の懸吊部14の搬入口の先端16aが、他の帯状部材15が配置される反対側が突出するテーパ形状となっている。このようにすることで、第1の懸吊部10で懸吊されて搬送されてきた部品8の脚部72が、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51に案内される。したがって、第1懸吊部10で懸吊された部品8が落下することなく確実に第2懸吊部14に搬入される。
次に、第1の懸吊部10及び第2の懸吊部14を構成するそれぞれの帯状部材の形状について、図5及び図6を用いて説明する。図6(a)は、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の平面図である。第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12、及び第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16は、いずれも円柱部材で構成されている。このようにすることで、各々の一対の帯状部材で懸吊された部品8が滑りやすくなって、部品8の脚部72が懸吊されやすくなる。
なお、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12は、第1の懸吊部10の搬出口の先端10aから所定長さLの部位に、それらの帯状部材11,12の上面が搬出方向61に対する外側に向かって下向きの傾斜を持った平面となるような切欠が形成されている。この切欠の形状について、図6(b)を用いて説明する。図6(b)は、図6(a)に図示される第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12のB−B線断面の矢視図である。図6(b)に図示されるように、第1の懸吊部10の一対の帯状部材の端部11a,12aの長手方向の断面が、ハ字状となるように切り欠かかれている。即ち、一対の帯状部材11,12は、いずれも搬出方向61に対する外側(他の帯状部材12,11が配置される反対側)に向かって下向きの傾斜を持った平面となるように切り欠かかれている。一方、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16は、第1の懸吊部10の帯状部材11,12に形成された切欠と同じ形状の切欠が両端に形成されている。このようにすることで、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品8を、外側に向かって下向きの傾斜を持った平面によって、さらに効率良く落下させることができる。なお、このように帯状部材11,12,15,16に切欠を形成すると、当該部位は円柱形状ではなくなる。しかしながら、帯状部材11,12,15,16の全部を必ずしも円柱形状とする必要はなく、少なくとも一部が円柱形状であれば、当該部分においては部品8が滑らかに搬送されることとなる。
また、本実施形態においては、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の端部11a,12aが、搬出方向61に巾が狭くなるハ字状となるように、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12が切り欠かかれている。このようにすることで、第1の懸吊部10で懸吊されず、かつ第1の懸吊部10の搬出口の先端10aから所定長さLの部位に外側に向かって下向きの傾斜を持って形成された平面でも落下しなかった部品8を、確実に落下させることができる。
また、本実施形態においては、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16を固定する第2の固定部17が、一対の帯状部材15,16の間隙51を調節できるように構成されている。当該構成について、図7を用いて説明する。図7は、図3に図示される第2の搬送部7のC−C線断面の矢視図である。第2の固定部17は、帯状部材支持台18,19と、帯状部材固定板20,21と、帯状部材固定ボルト22,23と、アジャスト板24,25と、アジャスト板固定ボルト26,27と、アジャストボルト28,29と、ベース30とを備えている。第2の固定部17は紙面の前方向からみて左右対称であることから、第2の固定部17が備える各部材18〜29は、それぞれ一対の部材を備えている。
帯状部材支持台18,19は、長方形の板状部材であって、長手方向の一側に溝が形成され、この溝に帯状部材15,16が配置されている。帯状部材固定板20,21は、帯状部材支持台18,19に配置された帯状部材15,16の上方に配置され、帯状部材支持台18,19と帯状部材固定板20,21とを帯状部材固定ボルト22,23で固定している。即ち、帯状部材15,16は、帯状部材支持台18,19と帯状部材固定板20,21とで挟持されることとなる。ここで、帯状部材支持台18,19は、ベース30の上に固定されている。ベースは30は、帯状部材支持台18,19よりも幅方向の寸法が若干大きくなっており、ベース30の長手方向の側面にはアジャスト板24,25がアジャスト板固定ボルト26,27で固定されている。このアジャスト板24,25は、ベース30の上面よりも突出して取り付けられ、また、帯状支持台18,19の上よりも突出して取り付けられている。このように取り付けられた状態において、帯状部材支持台18,19とアジャスト板24,25との間には若干の隙間が生じる。即ち、帯状部材15,16が挟持して固定された帯状部材支持台18,19が、幅方向(紙面前方向からみて左右方向)に移動可能となっている。さらに、アジャスト板24,25の厚み方向に貫通穴が設けられており、この貫通穴の内周面にはメネジが切られている。そして、このメネジに対応するオネジが切られたアジャストボルト28,29が、アジャスト板24,25の貫通穴に通されている。なお、このアジャストボルト28,29の先端は、帯状部材支持台18,19の側面に固定されている。したがって、アジャストボルト28,29を調整することによって、帯状部材支持台18,19の幅方向の位置を調整できるようになっている。即ち、一対の帯状部材15,16の間隙51を調節できるように構成されている。
次に、本実施形態のパーツフィーダ1の動作について、図1を用いて説明する。まず、アジャストボルト28,29により、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51を調節して、部品8の脚部72 を一対の帯状部材15,16の間隙51に通し、頭部71 を間隙上に懸けることができるように設定する。つまり、部品8の懸吊が一対の帯状部材15,16の間隙51でできるように設定する。
そして、部品供給部3に部品8を適当数入れ、図示しない捩り振動部によりボウル2全体を振動させる。部品8は、螺旋状のボウル内トラック4を除々に供給方向へ流れ、パーツフィーダ1内側へはみ出した部品8は、部品供給部3に落下して、再び螺旋状のボウル内トラック4を流れることとなる。ボウル内トラック4から部品供給部3に落下しなかった部品8はボウル外トラック5に搬出される。そして、ボウル外トラック5から搬出された部品8は、第1の搬送部6、第2の搬送部7の順に搬送されていく。
次に、第1搬送部6と第2搬送部7で部品8が搬送される動作、及び第1の搬送部6から搬出された部品8が、第2の搬送部7に搬入されるときの動作について、それぞれ図3を用いて説明する。
先ず、第1搬送部6と第2搬送部7で部品8が搬送される動作について説明する。ボウル外トラック5から搬出された部品8は、第1の搬送部6に搬入される。第1の搬送部6に搬入された部品8の脚部72は、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の間隙50に通され、部品8の頭部71がこの一対の帯状部材11,12に懸吊されて搬送される。なお、ここでは殆どの部品8が懸吊されて搬送されるが、稀に懸吊されない部品8がある。このように第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12に懸吊されなかった部品8は、部品回収部9に落下して、部品回収部9に形成された開口部を通って部品供給部3に戻る。また、第1の搬送部6から搬出された部品8は第2の搬送部7に搬入される。第2の搬送部7においても、第1の搬送部6と同様に、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51に通され、部品8の頭部71がこの一対の帯状部材15,16に懸吊されて搬送される。
次に、第1の搬送部6から搬出された部品8が、第2の搬送部7に搬入されるときの動作について説明する。第1の搬送部6では、前述の通り、部品8の脚部72が、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の間隙50に通され、部品8の頭部71がこの一対の帯状部材11,12に懸吊されて搬送される。そして、部品8の脚部72は、第2の一対の帯状部材15,16のうち、第1の懸吊部の搬出方向に対して手前に配置される帯状部材16の、部品8を搬入する搬入口の先端16aによって、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙51まで案内される。ここで、第1の懸吊部10の搬出口の先端10aにおける一対の帯状部材11,12の間隙50aは、第2の懸吊部14の一対の帯状部材15,16の間隙上に配置されているので、第1の懸吊部10から搬出された部品8は、スムーズに第2の懸吊路14に搬入される。一方、第1の懸吊部10で懸吊されず、かつ部品回収部9に落下せずに搬送されてきた部品8は、第1の懸吊部10の搬出口の先端10aから所定長さLの部位に形成された切欠部で部品回収部9に落下する。仮にここで落下しなかった部品8は、第1の懸吊部10の一対の帯状部材11,12の端部で、部品回収部9に落下する。ただし、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品8は、第一の懸吊部10では搬送方向が直進であるため、必ずしも落下するとは限らない。しかしながら、本実施形態においては、第1の懸吊部の部品搬出方向と第2の懸吊部14への部品搬入方向とが略15度の角度を成して、第1の搬送部6と第2の搬送部7が配置されているので、ここで、部品の進行方向が変化している。したがって、たとえ、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品8が第1の懸吊部10から搬出されたとしても、確実に第1の懸吊部10の搬出口の先端10a付近で、部品回収部9に落下することとなる。よって、部品の搬送速度をアップしても、第1の懸吊部10で懸吊されなかった部品を効率良く排除できるので、本来懸吊されるべき部品8の領域を懸吊されていない部品8が占めることがなく、部品搬送能力に損失が生じることがない。しかも、前記第1の懸吊部10の部品搬出方向と前記第2の懸吊部14への部品搬入方向とが成す角度が所定の角度となるように、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部を配置するのみなので、簡易な構成で、かつ低コストで本発明における課題を解決することができる。
尚、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることができることは理解されよう。
パーツフィーダの平面図である。 パーツフィーダで搬送される部品の一例を示した図である。 部品を懸吊して下流側に搬送する第1の搬送部と第2の搬送部の平面図である。 図3に図示される第1の搬送部と第2の搬送部のA方向の矢視図である。 第2の懸吊部の一対の帯状部材の平面図である。 (a)第1の懸吊部の一対の帯状部材の平面図、(b)(a)に図示される第1の懸吊部の一対の帯状部材のB−B線断面の矢視図である 図3に図示される第2の搬送部7のC−C線断面の矢視図である。
符号の説明
1 パーツフィーダ
2 ボウル
3 部品供給部
4 ボウル内トラック
5 ボウル外トラック
6 第1の搬送部
7 第2の搬送部
8 部品
9 部品回収部
10 第1の懸吊部
10a 第1の懸吊部の搬出口の先端
11,12 第1の懸吊部の帯状部材
11a,12a 第1の懸吊部の一対の帯状部材の端部
13 第1の固定部
14 第2の懸吊部
15,16 第2の懸吊部の帯状部材
16a 第2の懸吊部の搬入口の先端
17 第2の固定部
18,19 帯状部材支持台
20,21 帯状部材固定板
22,23 帯状部材固定ボルト
24,25 アジャスト板
26,27 アジャスト板固定ボルト
28,29 アジャストボルト
30 ベース
50 第1の懸吊部の一対の帯状部材の間隙
50a 第1の懸吊部の部品搬出方向の先端における一対の帯状部材の間隙
51 第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙
61 第1の懸吊部の部品の搬出方向
62 第2の懸吊部への部品8の搬入方向
71 頭部
71a 第1頭部
71b 第2頭部
72 脚部

Claims (7)

  1. 頭部と前記頭部から延設される脚部とを有する部品を下流側に搬送する第1の搬送部と、前記第1の搬送部から搬出された前記部品を搬入し、さらに下流側に搬送する第2の搬送部と、を備えるパーツフィーダであって、
    前記第1の搬送部間隙を有し平行に固定された一対の帯状部材からなる第1の懸吊部を備え、
    前記第2の搬送部間隙を有し平行に固定された一対の帯状部材からなる第2の懸吊部を備え、
    前記第1の懸吊部の搬出方向と前記第2の懸吊部の搬入方向とが所定の角度で交差し、かつ、当該第1の懸吊部の間隙の終端部と当該第2の懸吊部の間隙の始端部とが、平面視において、屈曲する連続した部品経路を形成するように、前記第1の搬送部と前記第2の搬送部が配置されて成るパーツフィーダ。
  2. 前記第1の懸吊部の一対の帯状部材および前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち少なくとも一方円柱で形成され
    円柱で形成されている前記一対の帯状部材の一部が、搬送方向に直交する方向の断面視において、当該一対の帯状部材の円柱部分の最上端間の巾よりも、当該一部の最上端間の巾が狭くなるハ字状に切り欠かれて成る請求項1に記載のパーツフィーダ。
  3. 前記第1の懸吊部の一対の帯状部材および前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち少なくとも一方円柱で形成され
    円柱で形成されている前記一対の帯状部材の端部が、搬送方向に直交する方向の断面視において、当該一対の帯状部材の円柱部分の最上端間の巾よりも、当該端部の最上端間の巾が狭くなるハ字状に切り欠かれて成る請求項1に記載のパーツフィーダ。
  4. 前記第1の懸吊部の前記部品を搬出する搬出口の先端における一対の帯状部材の間隙が、前記第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙の上方に位置するように、前記第1の搬送部と第2の搬送部とが配置されて成る請求項1乃至3のいずれか一項に記載のパーツフィーダ。
  5. 前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち、前記第1の懸吊部の前記搬出方向に対して手前に配置される帯状部材が、前記第1の懸吊部の一対の帯状部材の間隙の鉛直下方位置を回避して配置されて成る請求項1乃至4のいずれか一項に記載のパーツフィーダ。
  6. 前記第2の懸吊部の一対の帯状部材のうち、前記第1の懸吊部の前記搬出方向に対して手前に配置される帯状部材の、前記部品を搬入する搬入口の先端が、前記搬出方向に前記第2の帯状部材の間隙が狭くなるようなテーパ形状を形成して成る請求項に記載のパーツフィーダ。
  7. 前記第2の懸吊部の一対の帯状部材の間隙を調整できるように構成されて成る請求項1乃至6のいずれか一項に記載のパーツフィーダ。
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