JP4534363B2 - 非接触型icカードの通信装置,非接触型icカードの通信方法,コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

非接触型icカードの通信装置,非接触型icカードの通信方法,コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触型のICカードとの間に通信リンクを確立して所定の通信を行う非接触型ICカードの通信装置、非接触型ICカードの通信方法,並びに、これらの装置及び方法を実現するためのコンピュータプログラム及びそのプログラムが記録される記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、非接触型ICカードの通信システムの概略的な電気的構成を示す機能ブロック図である。ICカード1は、内部にマイクロコンピュータチップ等を搭載しており(図示せず)、当該ICカード1を携帯した者がカードリーダ装置2のリーダ3に接近すると電波信号により電力の供給を受けて動作し、カードリーダ装置2との間で通信を行うように構成されている。
【0003】
カードリーダ装置2のリーダ3は、パーソナルコンピュータ(パソコン)4とシリアルインターフェイス等を介して接続されている。パソコン4に内蔵されているハードディスク5上には、個々のアプリケーションに応じてリーダ3を機能させるためユーザによって作成されたアプリケーションプログラム(以下、単にアプリと称す)6が記憶されており、パソコン4は、そのアプリ6を実行することでリーダ3に対してICカード1との通信を行わせるようになっている。
【0004】
図9は、リーダ3(アプリ6)とICカード1との間で行われる通常の通信シーケンスの一例を示すものである。尚、リーダ3は、ICカード1との間で行う物理的な通信を行うハードウエアであり、通信プロトコルの論理的な処理はアプリ6が実行する。
【0005】
先ず、リーダ3側は、ICカード1が接近するまで、周期的に通信リンクの確立要請(ポーリング)を行っている。そして、ICカード1を携帯した者がリーダ3に接近し、ICカード1がその通信エリア内に位置すると、ICカード1は、ポーリングの電波信号により電力の供給を受けて動作し、自身に対して割り当てられている(メモリに記憶されている)カードID(1)を送信する。
【0006】
アプリ6は、ICカード1のID(1)を受信すると、そのID(1)に対して通信用のアドレス(1)を割当て、そのアドレス(1)を通知する。そして、ICカード1が、アドレス(1)の割当て通知の受領応答(通信リンクの確立応答)をアプリ6に送信すると、両者間における通信リンクが確立するようになる。
【0007】
尚、ポーリングは、リーダ3の通信エリア内に複数枚のICカード1が同時に位置する場合があるため、それらとの通信リンクも同時に確立できるように随時行っている。
【0008】
次に、アプリ6は、ID(1)のICカード1に割当てたアドレス(1)を照合確認するためにVerifyコマンドを送信(発行)し、ICカード1がそのVerifyコマンドに対して応答「Verify OK」を返すと、続いて、ID(1)のICカード1に記憶されているデータを選択的に読み出すためのSelectコマンドを送信する。
【0009】
そして、ICカード1がSelectコマンドに対して応答「Select OK」を返すと、アプリ6は、ICカード1にReadコマンドを送信し、ICカード1は、そのReadコマンドを受信するとメモリに記憶されているデータを読み出してリーダ3側に送信する。最後に、アプリ6は、ICカード1に通信リンクを切断するためのCloseコマンドを送信し、ICカード1は、そのCloseコマンドを受信すると応答「Close OK」をリーダ3側に返す。以上で、一連の通信シーケンスが終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リーダ3の通信エリア7は、図10にその平面図を示すように、図示しない通信用アンテナの指向性等によって、そのエリアの主たる領域を占める主領域部(メインローブ)7Mが形成されているが、その主領域部7Mに付随して、比較的小さな領域の副領域部(サイドローブ)7S,7Sが両側に派生するようになる。
【0011】
そのため、ICカード1を携帯した者がリーダ3に接近する場合に、ICカード1が最初から主領域部7M内に位置するように進入する場合や、副領域部7Sと主領域部7Mとが略連続的に繋がっている部分を通過するように進入する場合は何等問題はない。
しかしながら、図10に示すように、ICカード1が最初は副領域部7S内に進入し、その後、主領域部7Mとの間にある隙間8を通過した後に主領域部7M内に進入すると、ICカード1側の電源供給が一旦断たれてしまう場合がある。
【0012】
この場合の通信シーケンスを図11に示す。即ち、例えばICカード1が最初に副領域部7S内に進入した時点で、図9に示す場合と同様に通信用のアドレス(1)の割当てまでのシーケンスが終了しているとする。そして、その時点でICカード1側の電源供給が一旦断たれるとICカード1側の通信シーケンスはリセットされてしまうので、ICカード1が次に主領域部7M内に進入すると、ICカード1は、リーダ3によるポーリングに対して再びID(1)を送信するようになる。
【0013】
すると、アプリ6側では、ID(1)との通信リンクが既に確立している状態にあるため通信にエラーが発生したと認識し、ID(1)のIDカード1に対する通信シーケンスを新たにやり直すための処理(エラーリカバリ処理)を行う必要がある。そして、従来のカードリーダ装置2では、ユーザがエラーリカバリ処理ルーチンをアプリ6において記述しなければならず、その分だけプログラム作成の工数が多く必要となるという問題があった。
【0014】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがアプリケーションプログラムをより簡単に作成することができる非接触型ICカードの通信装置,非接触型ICカードの通信方法,並びに、これらの装置及び方法を実現するためのコンピュータプログラム及びそのプログラムが記録される記録媒体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の非接触型ICカードの通信装置によれば、中間制御部は、信制御部とリーダとの間に位置して両者間のインターフェイスとして作用する。そして、通信制御部が発行した確立要請に対し、既に通信リンクが確立された状態にあるICカードのIDデータを再度受信すると、通信制御部を介在させること無しに、当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えるように制御する。
【0016】
即ち、上述のように、一旦通信リンクが確立された状態にあるICカードに対する電力の供給が瞬断して、ICカード側の通信シーケンスがリセットされることで当該ICカードのIDデータが通信装置側に再度送信されたとしても、中間制御部が通信制御部を介在させずに、つまり、通信制御部側に再度のIDデータの受信を伝達すること無しに当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えるように処理する。
尚、ここで言う「通信リンクを既に確立されているものに置き換える」とは、再度受信したIDデータのICカードに対して、既に割当てている通信用アドレスを再度割当てることである。
【0017】
そのため、通信制御部側では、上述のようなエラーの発生を考慮する必要がなく、ユーザは、通信制御部のアプリケーションプログラムを作成する場合にエラーリカバリ処理ルーチンを記述して組込む必要がない。従って、アプリケーションプログラムの作成に要する工数をその分だけ削減することが可能となり、ユーザはより簡単にアプリケーションプログラムを作成できるようになる。
【0018】
請求項2記載の非接触型ICカードの通信装置によれば、中間制御部は、通信制御部が発行した確立要請に対し、ICカード側より通信リンクの確立応答があった場合には、所定時間が経過した後に、その確立応答を通信制御部に対して送信するように処理する。
【0019】
即ち、ICカード側の電源の瞬断が通信装置側における通信エリアの属性に基づいて発生することが予測される場合には、その電源瞬断が発生した後に、通信リンクを既に確立されているものに置き換える処理が行われることを予定しておいても良く、そのやり直しに要する時間は極僅かである。
【0020】
従って、その他、想定されるICカードの平均移動速度等を考慮して前記所定時間を設定すれば、中間制御部は、通常の通信シーケンスに基づいてICカード側より通信リンクの確立応答があっても、当該応答をその時点で直ちに通信制御部に送信しない。そして、その後に電源瞬断が発生しても、通信リンクの置き換え処理を実行した後に前記確立応答を通信制御部に送信することになるので、通信制御部側は、実質的にエラーの発生を意識することがなく、エラー復帰処理が不要となる。
【0021】
請求項3記載の非接触型ICカードの通信装置によれば、中間制御部は、通信制御部がICカードとの通信リンクを確立した後に発行した状態遷移コマンドに対する応答をICカードが返した後に、当該ICカードのIDデータを再度受信した場合には、通信リンクの置き換え処理を行わず、且つ、通信制御部側の通信状態がリセットされるように制御する。
【0022】
通信制御部側の通信状態がリセットされるようにするため、具体的には、中間制御部は、通信制御部が前記ICカードに対して発行した次の状態遷移コマンドを無視するように処理し(請求項4)、また、中間制御部は、通信制御部に対して通信リンクの切断通知を送信する(請求項5)。
【0023】
即ち、通信制御部が発行した状態遷移コマンドに対する応答がICカード側よりあると、通信制御部側における通信状態は次のフェーズに遷移する。よって、その段階でICカードに対する電力の供給が瞬断し、ICカード側の通信シーケンスがリセットされると、請求項1のように中間制御部が当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えても、ICカード側と通信制御部側との通信状態フェーズに齟齬が生じるため、エラーに対する復帰(リカバリ)処理を行うことはできない。
【0024】
従って、斯様な場合には、中間制御部は、通信リンクの置き換え処理を行わず、加えて、請求項4においては、通信制御部が前記ICカードに対して発行した次の状態遷移コマンドを無視することで、通信制御部は、前記状態遷移コマンドに対する応答をICカード及び中間制御部を介して受信することがないので、その時点までに遷移していた通信状態は通信制御部側においてリセットされる。また、請求項5においては、中間制御部は、通信制御部に対して通信リンクの切断通知を送信するので、通信制御部側の通信状態はやはりセットされる。そして、通信制御部は、再度通信リンクを確立するための処理を最初から行うようになるので、エラーに対する復帰処理を適切に行うことができる。
【0025】
請求項6記載の非接触型ICカードの通信装置によれば、中間制御部は、通信制御部が行う通信用アドレスの割当て処理を代行し、その割当て結果を通信制御部に対して送信するので、ユーザは、通信制御部のアプリケーションプログラムを作成する場合に、ICカードのIDに対応して通信用アドレスの割当て行う処理のルーチンを記述して組込む必要がなくなる。従って、アプリケーションプログラムの作成に要する工数を更に削減することができ、ユーザは一層簡単にアプリケーションプログラムを作成できるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図8,図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図2は、カードリーダ装置(通信装置)11の電気的構成を示す機能ブロック図である。カードリーダ装置11を構成するパソコン(中間制御部,通信制御部)12に内蔵されているハードディスク5上には、アプリ6に代わるアプリケーションプログラム(アプリ,通信制御部)13と共に、ミドルプログラム(中間制御部)14と称するプログラムが記憶されている。
【0027】
ミドルプログラム(以下、単にミドルと称する)14は、カードリーダ装置11のセットを製造して供給するメーカーにおいて作成されるものであり、パソコン12のOS(Operating System)上で動作するものである。
【0028】
このミドル14は、メーカーによって例えばCD−ROM15等の記録媒体に記憶され、カードリーダ装置11を実際のアプリケーションとして使用するユーザに対して供給される。ユーザは、そのミドル14をハードディスク5にインストールすると共に、カードリーダ装置11を個々の使用形態に適合させて用いるのに相応しいアプリ13を自ら作成してコンパイル等の処理を行い、実行ファイル形式でハードディスク5上に配置する。
【0029】
この場合、ミドル14は、アプリ13とリーダ3との間のインターフェイスプログラムとして動作するので、ユーザがアプリ13を作成する場合には、ミドル14が機能することを前提として作成を行うことになる。その他の構成は図8と同様である。
【0030】
次に、本実施例の作用について図1をも参照して説明する。図1は、アプリ13,ミドル14及びリーダ3と、ICカード1との間で行われる通信シーケンスの一例を示すものである。アプリ13が、ICカード1との通信リンク確立要請をミドル14に対して出力すると、ミドル14は、リーダ3を介してポーリングを行う。
【0031】
ポーリングに対してICカード1側からの応答(カードID(1)の通知)があると、ミドル14は、そのID(1)に対する通信用のアドレス(1)の割当て及びその通知を、前述したアプリ6に代わって独自に実行する。そして、ICカード1が、アドレス(1)の割当て通知に対する受領応答をリーダ3側に返すと、ミドル14は、ID(1)にアドレス(1)を割当てて通信リンクが確立した、という結果をアプリ13に対して通知する。
【0032】
ここで、図11のケースと同様に、ICカード1が副領域部7S内に進入した点で以上までのシーケンスが終了し、その後、ICカード1が主領域部7Mとの間にある隙間8を通過することで、ICカード1側の電源供給が一旦断たれてしまった(パワー断)ものとする。
【0033】
この場合、アプリ13の指示に基づくリーダ3側からのポーリングに対して、リセットされたICカード1はID(1)を再度送信するが、ミドル14は、そのIDがアドレス(1)を既に割当てたものに一致すると判断すると、ICカード1側の電源瞬断前に行ったものと同じシーケンスを再実行してID(1)に対しアドレス(1)を再度割当てる。即ち、そのID(1)に対し新たな通信アドレス(2)を割当てて別個の通信リンクを確立することはせず、アドレス(1)の通信リンクに置き換える。そして、この再実行に関しては、ミドル14はアプリ13側に対して一切通知を行わないので、アプリ13は何等関与しないことになる。
【0034】
以上のように本実施例によれば、ICカード1とアプリ13との間に、両者間の通信を媒介するインターフェイスプログラムとしてミドル14を配置し、アプリ13が発行した通信リンクの確立要請に対し、既に通信リンクが確立された状態にあるICカード1のID(1)を再度受信すると、ミドル14は、アプリ13を介在させること無く、当該ICカード1との通信リンクを既に確立されているアドレス(1)のリンクに置き換えるようにした。
【0035】
即ち、アプリ13側では、IDカード1側において電源瞬断が発生したことによるエラーの発生については考慮する必要がなくなり、ユーザは、アプリ13を作成する場合にエラーに対するリカバリ処理ルーチンを記述して組込む必要がない。従って、アプリ13の作成に要する工数をその分だけ削減することが可能となり、ユーザはより簡単にアプリ13を作成できるようになる。
【0036】
また、ミドル14は、従来はアプリ6が行っていた通信用アドレスの割当て処理を代行し、その割当て結果をアプリ13に対して送信するので、ユーザは、アプリ13を作成する場合に、通信用アドレスの割当て行う処理のルーチンを記述して組込む必要がなくなる。従って、アプリ13の作成に要する工数を更に削減することができ、ユーザは一層簡単にアプリ13を作成できるようになる。
【0037】
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例の構成は第1実施例と同様であり、ID(1)のICカード1(1)に第1実施例と同様に電源の瞬断が発生した後に、リーダ3の通信エリア7に対してID(2)のICカード1(2)が進入した場合における通信シーケンスを示すものである。
【0038】
即ち、図3に示すように、電源瞬断の発生後における最初のリーダ3側からのポーリングに対して先にICカード1(2)が応答し、カードID(2)の通知を行うと、ミドル14は、そのICカード1(2)に対しては通常通りのシーケンスを実行し、ID(2)にアドレス(2)を割当てて通信リンクが確立した、という結果をアプリ13に対して通知する。
【0039】
その後のポーリングに対してICカード1(1)が応答すると、ミドル14は、第1実施例と同様に電源瞬断前に行ったものと同じシーケンスを再実行してID(1)に対しアドレス(1)を再度割当てる。
【0040】
以上のように第2実施例によれば、ミドル14は、異なるIDを有する複数のICカード1が同時に通信エリア7に進入した場合でも、電源瞬断が発生したICカード1(1)に対しては第1実施例と同様に対応するので、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0041】
(第3実施例)
図4は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第3実施例の構成は基本的に第1,第2実施例と同様であるが、ミドル14の処理内容が若干異なっている。即ち、図4に示すように、図1と同様のケースにおいて、ミドル14は、電源瞬断発生前において通信リンクの確立処理が通常通り行われた場合でも、アプリ13に対してID(1)にアドレス(1)を割当てて通信リンクが確立した、という結果を通知しない。
【0042】
つまり、リーダ3における通信エリア7の形状から、第1実施例のような電源瞬断の発生は、比較的頻繁に起こり得ることが想定されるので、ミドル14は、ICカード1がアドレス(1)に対する割当て受領通知を行った時点から計時を開始し、所定時間(X秒)が経過するまで通信リンクの確立通知を待つ。この場合の所定時間は、ICカード1を携帯する者が通信エリア7内を移動する場合の平均的な速度や隙間8の形状などを考慮して設定する。
【0043】
そして、第1実施例のように、電源瞬断後にミドル14が再度のリンク確立のシーケンスを実行した後に、アプリ13に対してアドレス(1)の通信リンクが確立した結果を通知する。
尚、図4(及び以降の図5〜図7)においては、図示の都合上、アプリ13がミドル14に対して発行する確立要請の矢印の図示を一部省略している。
【0044】
以上のように第3実施例によれば、ミドル14は、アプリ13が発行した確立要請に対し、ICカード1側より確立応答があった場合には、所定時間が経過した後にその確立応答をアプリ13に送信するので、通信エリア7の形状などからICカード1側に電源瞬断が発生することが予測される場合は、アプリ13は、通信リンクの置き換え処理が終了した段階でICカード1側からの確立応答の通知をミドル14を介して受取ることになる。従って、アプリ13側側は、実質的にエラーの発生を意識することがなく、第1実施例等と同様に、アプリ13側におけるエラー復帰処理は不要となる。
【0045】
(第4実施例)
図5は本発明の第4実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第4実施例の構成は基本的に第1実施例等と同様であり、この実施例では、ICカード1との間の通信シーケンスが、通信リンクが確立した後更に先のフェーズに進んだ段階でICカード1側の電源瞬断が発生した場合を示す。
【0046】
即ち、図5においては、ICカード1との間で通信リンクが確立すると、通常のシーケンスでは、図9に示す場合と同様にアプリ13がアドレス(1)を照合確認するためにVerifyコマンド(状態遷移コマンド)を発行し、ミドル14は、そのコマンドの発行を受けて、アドレス(1)のICカード1にVerifyコマンドを送信する。そして、ICカード1がそのVerifyコマンドに対して応答「Verify OK」をリーダ3側に返すと、ミドル14がアプリ13に、アドレス(1)のICカード1による「Verify OK」を通知する、という流れになる。
【0047】
そして、以上まで通信シーケンスが進んだ段階で、ICカード1側で電源の瞬断が発生したとする。この場合、第1実施例等と同様に、リセットされたICカード1はポーリングに対してID(1)を返すが、ミドル14は、通信リンクの置き換え処理を行うことなくそのまま放置する。
【0048】
また、アプリ13は、「Verify」の次のフェーズである「Select」に移行して、ミドル14に対してSelectコマンドを発行するが、ICカード1側では通信状態がリセットされているので、ミドル14は、Selectコマンドの受信を無視してやはりそのまま放置する。
【0049】
即ち、この例では、ICカード1側の通信フェーズはリセットによって初期状態に戻っているのに対し、アプリ13側の通信フェーズは「Select」まで進んでいるため、この時点でミドル14が第1実施例のように通信リンクの置き換え処理を行っても、ICカード1とアプリ13との通信フェーズが異なるため、以降のシーケンスは噛み合わず正常に通信処理を行うことは不能である。
【0050】
よって、斯様な場合、ミドル14は、ICカード1側によるリセット後のID(1)の再送信と、アプリ13側によるSelectコマンドの発行を何れも無視して放置する。すると、アプリ13側では、Selectコマンドの発行に対する「OK」の応答が所定時間内に返らないことから、一旦確立したアドレス(1)の通信リンクが切断されたことを認識するので、当該通信リンクをリセットする。そして、アプリ13は、ICカード1との通信リンクの確立処理を最初からやり直すようになる。
【0051】
以上のように第4実施例によれば、ミドル14は、アプリ13がICカード1との通信リンクを確立した後に発行したVerifyコマンドに対する応答をICカード1が返した後に、当該ICカード1のID(1)を再度受信した場合には、通信リンクの置き換え処理を行わず、且つ、アプリ13がICカード1に対して発行した次のコマンドSelectを無視するようにした。
【0052】
即ち、ICカード1とアプリ13との間における通信状態がコマンドの発行により次のフェーズに進んだ段階でICカード1側のみがリセットされ初期化された場合には、ミドル14は、アプリ13側に通信リンクの切断を認識させてリセットさせるように処理する。従って、アプリ13は、再度通信リンクを確立するための処理を最初から行うので、エラーに対する復帰処理を適切に行うことができる。
【0053】
(第5実施例)
図6及び図7は本発明の第5実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第5実施例の構成は基本的に第1実施例等と同様であるが、ミドル14における処理が若干異なっている。即ち、図6に示すように、ミドル14は、アプリ13からの通信リンクの確立要請があると、リーダ3を介してポーリング(0)を送信する。ここで、“ポーリング(0)”とは、通信用アドレスがまだ割当てられていないICカード1のみが応答するように定められている確立要請である。
【0054】
そして、ポーリング(0)を受信したICカード1がID(1)をリーダ3側に通知すると、ミドル14は、第1実施例等と同様にアドレス(1)を割当てて通信リンクの確立通知をアプリ13に行うと、以降は、ポーリング(0)と共に、ポーリング(1)を送信する。ここで、“ポーリング(1)”とは、通信用アドレス(1)が既に割当てられたICカード1のみが応答するように定められているIDの確認要請である。従って、ポーリング(1)が送信されると、ICカード1はID(1)を再度ミドル14側に通知する。
【0055】
この場合、第1実施例と同様に、ICカード1に電源の瞬断が発生しICカード1側がリセットされると、ポーリング(1)に対する応答はなくなり、ポーリング(0)に対してICカード1がID(1)をリーダ3側に再度通知する。そして、ミドル14は、第1実施例等と同様に通信リンクの置き換え処理を行う。また、図7は、ICカード1側において、図6の電源瞬断に代わり、電源の供給は維持されているが、ミドル14との間における通信が一時的に途絶した場合(通信断)の例である。即ち、通信エリア7と、ICカード1に対する電源供給が可能である範囲とが必ずしも一致していない場合である。
【0056】
アドレス(1)を割当てたICカード1との通信が一時的に途絶している期間は、ミドル14が送信するポーリング(0),(1)に対する応答は何れも返らないが、通信が可能な状態に復帰すると、ICカード1は、ポーリング(1)の送信に対してID(1)を再度ミドル14側に通知するようになる。
【0057】
従って、ミドル14は、その時点でICカード1との通信リンクが切断されていないことを確認できる。尚、第5実施例では、ポーリング(1)の送信に対してID(1)の返信がない「通信断」の状態が一定時間継続した場合は、ミドル14はアプリ13側に通信リンクが切断されたこと通知する処理(図7中破線で示す)を行うようになっている。そして、以上のように一定時間内にID(1)の返信が再開されれば、アプリ13側にアドレス(1)の通信リンクを維持させることができる。
【0058】
以上のように第5実施例によれば、ミドル14は、リーダ3を介して2種類のポーリング(0),(1)を送信し、ICカード1は、通信用アドレスがまだ割当てられていない状態にあればポーリング(0)に応答してカードID(1)を送信し、一度アドレス(1)が割当てられるとポーリング(1)に応答してカードID(1)を送信する。
【0059】
そして、ミドル14は、ICカード1との通信が一時的に途絶した場合でも、その後一定時間内に送信したポーリング(1)に応答してICカード1がカードID(1)を送信した場合はアドレス(1)の通信リンクが切断されていないことを確認できるので、アプリ13側に通信リンクを維持させることが可能となる。従って、アプリ13側において、斯様な通信の一時的な途絶に対応するための処理は不要となり、ユーザが要するプログラミングの工数を更に削減することができる。
【0060】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
アプリ13とICカード1とが行う通信シーケンスはあくまでも一例であり、通信リンクを確立するための手順の詳細や状態遷移コマンドの種類などは適宜変更して良い。
ミドル14がカードIDに対して通信用アドレスを割当てる処理は、アプリ13側に行わせても良い。
中間制御部と通信制御部とを構成するハードウエアは、別体であっても良い。また、通信装置は、リーダ3とパソコン12とで構成するものに限らず、これらが一体となった専用装置であっても良い。
ミドル14は、通信装置(リーダ3等)のファームウエアとして装置に予め組込まれている(ROM等に記憶されている)プログラムであっても良い。
第4実施例において、「パワー断」後にカードID(1)が通知された場合には、第5実施例と同様に、ミドル14がアプリ13に対して通信リンクの切断通知を行っても良い。この場合、アプリ13側の通信フェーズをより速くリセットすることができる。
記録媒体は、フロッピーディスクやDVD−ROMなどでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、通信装置とICカードとの間で行われる通信シーケンスの一例を示す図
【図2】カードリーダ装置の電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図4】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第5実施例を示す図1相当図(その1)
【図7】図1相当図(その2)
【図8】従来技術を示す図2相当図
【図9】通信装置とICカードとの間で行われる通常の通信シーケンスの一例を示す図
【図10】通信装置の通信エリアとICカードとの位置関係を示す平面図
【図11】図1相当図
【符号の説明】
1はICカード、11はカードリーダ装置(通信装置)、12はパーソナルコンピュータ(中間制御部,通信制御部)、13はアプリケーションプログラム(通信制御部)、14はミドルプログラム(中間制御部,コンピュータプログラム)、15はCD−ROM(記録媒体)を示す。

Claims (19)

  1. 非接触型のICカードとリーダを介して通信を行い、ユーザによって作成されるアプリケーションプログラムに基づいて動作すると共に、前記ICカードに対して通信リンクの確立要請を発行し、ICカードより送信されたIDデータを受信すると、当該ICカードに割当てた通信用アドレスを送信することで前記ICカードとの間に通信リンクを確立して所定の通信を行う通信制御部を備えてなる非接触型ICカードの通信装置において、
    記通信制御部と前記リーダとのインターフェイスとして機能するようにミドルプログラムに基づいて動作し、前記通信制御部が発行した前記確立要請に対して既に通信リンクが確立された状態にあるICカードのIDデータを再度受信した場合には、前記通信制御部を介在させること無く、当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えるように制御する中間制御部を備えてなることを特徴とする非接触型ICカードの通信装置。
  2. 前記通信制御部は、前記ICカードとの通信リンクが確立すると、当該ICカードに対して通信状態を次のフェーズに遷移させるための状態遷移コマンドを発行し、
    前記中間制御部は、前記通信制御部が発行した前記確立要請に対してICカード側より通信リンクの確立応答があった場合には、所定時間が経過した後に、前記確立応答を前記通信制御部に対して送信するように制御することを特徴とする請求項1記載の非接触型ICカードの通信装置。
  3. 前記中間制御部は、前記ICカードが前記状態遷移コマンドの発行に対する応答を返した後に当該ICカードのIDデータを再度受信した場合には、前記通信リンクの置き換え処理を行わず、且つ、前記通信制御部側の通信状態がリセットされるように制御することを特徴とする請求項1または2記載の非接触型ICカードの通信装置。
  4. 前記中間制御部は、前記IDデータを再度受信した場合には、前記通信制御部側が前記ICカードに対して発行した次の状態遷移コマンドを無視するように制御することを特徴とする請求項3記載の非接触型ICカードの通信装置。
  5. 前記中間制御部は、前記IDデータを再度受信した場合には、前記通信制御部に対して通信リンクの切断通知を送信するように制御することを特徴とする請求項3または4記載の非接触型ICカードの通信装置。
  6. 前記中間制御部は、前記通信制御部が行う通信用アドレスの割当て処理を代行し、その割当て結果を前記通信制御部に対して送信するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の非接触型ICカードの通信装置。
  7. 非接触型のICカードとリーダを介して通信を行い、ユーザによって作成されるアプリケーションプログラムに基づいて動作する通信制御部が非接触型のICカードに対して通信リンクの確立要請を発行し、ICカードより送信されたIDデータを前記通信制御部が受信すると、当該ICカードに割当てた通信用アドレスを送信することで前記ICカードとの間に通信リンクを確立して所定の通信を行う非接触型ICカードの通信方法において、
    記通信制御部と前記リーダとのインターフェイスとして機能するようにミドルプログラムに基づいて動作する中間制御部を配置して、前記通信制御部が発行した前記確立要請に対して既に通信リンクが確立された状態にあるICカードのIDデータを前記中間制御部が再度受信した場合には、前記通信制御部を介在させること無く、当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えることを特徴とする非接触型ICカードの通信方法。
  8. 前記中間制御部は、前記通信制御部が発行した前記確立要請に対してICカード側が送信した通信リンクの確立応答を受信すると、所定時間が経過した後に、前記確立応答を前記通信制御部に対して送信することを特徴とする請求項7記載の非接触型ICカードの通信方法。
  9. 前記通信制御部は、前記ICカードとの通信リンクが確立すると、当該ICカードに対して通信状態を次のフェーズに遷移させるための状態遷移コマンドを発行し、
    前記中間制御部は、前記ICカードが前記状態遷移コマンドの発行に対する応答を返した後に当該ICカードのIDデータを再度受信した場合には、前記通信リンクの置き換え処理を行わず、且つ、前記通信制御部側の通信状態がリセットされるように制御することを特徴とする請求項7または8記載の非接触型ICカードの通信方法。
  10. 前記中間制御部は、前記IDデータを再度受信した場合には、前記通信制御部が前記ICカードに対して発行した次の状態遷移コマンドを無視することを特徴とする請求項9記載の非接触型ICカードの通信方法。
  11. 前記中間制御部は、前記IDデータを再度受信した場合には、前記通信制御部に対して通信リンクの切断通知を送信することを特徴とする請求項9または10記載の非接触型ICカードの通信方法。
  12. 前記中間制御部が、前記通信制御部が行う通信用アドレスの割当て処理を代行し、その割当て結果を前記通信制御部に対して送信することを特徴とする請求項6乃至11の何れかに記載の非接触型ICカードの通信方法。
  13. ユーザによって作成されるアプリケーションプログラムに基づいて動作する通信制御部がリーダを介して非接触型のICカードと通信を行い、前記ICカードに対して通信リンクの確立要請を発行し、ICカードより送信されたIDデータを前記通信制御部が受信すると、当該ICカードに割当てた通信用アドレスを送信することで前記ICカードとの間に通信リンクを確立して所定の通信を行う非接触型ICカードの通信装置において、記通信制御部と前記リーダとのインターフェイスである中間制御部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記通信制御部が発行した前記確立要請に対して既に通信リンクが確立された状態にあるICカードのIDデータを前記中間制御部が再度受信すると、前記中間制御部に、前記通信制御部を介在させること無く、当該ICカードとの通信リンクを既に確立されているものに置き換えさせるように処理させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 前記中間制御部が、前記通信制御部が発行した前記確立要請に対してICカード側が送信した通信リンクの確立応答を受信すると、前記中間制御部に、所定時間が経過した後に、前記確立応答を前記通信制御部に対して送信させることを特徴とする請求項13記載のコンピュータプログラム。
  15. 前記通信制御部が、前記ICカードとの通信リンクが確立することで当該ICカードに対して通信状態を次のフェーズに遷移させるための状態遷移コマンドを発行し、
    前記ICカードが前記状態遷移コマンドの発行に対する応答を返した後に当該ICカードのIDデータを再度受信した場合には、前記中間制御部に、前記通信リンクの置き換え処理を行わせず、且つ、前記通信制御部側の通信状態がリセットされるように制御させることを特徴とする請求項13または14記載のコンピュータプログラム。
  16. 前記IDデータを再度受信した場合には、前記中間制御部に、前記通信制御部が前記ICカードに対して発行した次の状態遷移コマンドを無視させることを特徴とする請求項15記載のコンピュータプログラム。
  17. 前記IDデータを再度受信した場合には、前記中間制御部に、前記通信制御部に対して通信リンクの切断通知を送信させることを特徴とする請求項15または16記載のコンピュータプログラム。
  18. 前記中間制御部に、前記通信制御部が行う通信用アドレスの割当て処理を代行させ、その割当て結果を前記通信制御部に対して送信させることを特徴とする請求項13乃至17の何れかに記載のコンピュータプログラム。
  19. 請求項13乃至18の何れかに記載のコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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