JP6580913B2 - 電子装置、管理装置、情報処理装置、制御システムおよび電源制御方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

電子装置、管理装置、情報処理装置、制御システムおよび電源制御方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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本発明は、管理装置から、ネットワークを介して、電子装置の電源を制御する技術に関する。
コンピュータシステム等において、管理装置から、ネットワークを介して、電子装置の電源を制御する技術が普及している。このようなシステムでは、電源制御に使用しているネットワークが故障した場合、管理装置による電源制御ができなくなる。その結果、ネットワークの復旧まで、保守員が、人手によって電源制御を行わなければならないという問題があった。
このような電源制御の問題に関連する技術として、例えば、特許文献1には、汎用通信路の障害に備えて、専用の通信路を有するデバイス制御システムが開示されている。この特許文献1に記載されるデバイス制御システムは、ホスト機器とデバイス機器との間におけるデータの送受信に使用される汎用IF(インターフェイス)による通信路の他に、専用IFによる通信路を有する。汎用IFがハングアップしたとき、ホスト機器の制御部が、専用IFを介して、デバイス機器に対するリセット信号を送信する。デバイス機器では、専用IF回路が、リセット信号に応じて、汎用IF回路を再起動させることによって汎用通信路が復旧できる。
また、特許文献2には、管理対象コンピュータの電源制御を行うエージェントにおける障害に対応するコンピュータ管理装置が開示されている。この特許文献2に記載されるコンピュータ管理装置において、エージェントは、通常、回線を介して接続されるリモート管理コンピュータから指示を受けて、管理対象コンピュータの電源制御を行う。管理対象コンピュータは、エージェントが動作するコンピュータ本体のプロセッサと独立に動作するサービスプロセッサボード(SVP)を備える。エージェントに障害が発生した場合、SVPは、エージェントに接続されていた回線を、SVPのローカルプロセッサに接続するよう切換えることにより、回線からの制御指示の処理を継続することができる。
また、特許文献3には、デバイスの状態を監視する診断プロセッサを備えるクライアントコンピュータにおいて、診断プロセッサの障害時にも、リモートのサーバに対するメッセージ出力の継続、およびOS終了を可能とするコンピュータシステムが開示されている。
特開2003−131956号公報 特開平09−050386号公報 特開2009−176153号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるデバイス制御システムにおいては、故障の際にだけ使われる冗長な専用通信路を用意する必要があるという問題がある。
また、特許文献2または3に記載されるコンピュータ管理装置、またはコンピュータシステムは、ネットワーク(回線)には障害がないことを前提として、電源制御の実行主体の障害に対処している。したがって、これらのコンピュータ管理装置、またはコンピュータシステムは、ネットワークが故障した場合には、電源制御が行えないという問題がある。
本発明の1つの目的は、冗長な専用の回線の必要なしに、電源制御に使用しているネットワークが故障した場合にも、管理装置が電子装置の電源制御の指示を継続することができる電子装置などを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一態様に係る第2の電子装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明の一態様に係る第2の電子装置は、
パスを介して接続される第1の電子装置から制御され、自装置に対して電力を供給する電源と、
前記電源の制御を指示する電源制御指示を、ネットワークを介して受信した場合に、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記電源制御指示を転送する転送手段と
を含む。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る第1の電子装置は、上述した構成を含む第2の電子装置とパスを介して接続され、
前記パスまたは他のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記電源を制御する電源制御手段を含む。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る管理装置は、
第1のネットワークを介して、第1の電子装置と通信を行い、第2のネットワークを介して、第2の電子装置と通信を行う通信制御手段と、
前記第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記第1の電子装置に対して送信する際に通信の異常を検知した場合、前記通信制御手段を介して、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る制御システムは、
第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む管理装置と、
前記第2の電子装置に電力を供給する前記電源、および
前記第2のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記電源制御指示を転送する転送手段を含む前記第2の電子装置と、
前記パス、または、前記第1のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する電源制御手段を含む前記第1の電子装置と
を含む。
また、上記の同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る電源制御方法は、情報処理装置によって、
管理装置と第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記管理装置と第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記管理装置から前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信し、
前記第2の電子装置において、
前記電源制御指示を受信し、
前記電源制御指示を、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記パスを介して送信し、
前記第1の電子装置において、
前記電源制御指示を受信し、
前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する。
また、同目的は、上記の各構成を有する第2の電子装置、第1の電子装置、管理装置、制御システム、並びに対応する方法を、それぞれコンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、およびそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本発明には、電源制御を指示する管理装置と、指示を受ける電子装置との間を接続するネットワークの障害が発生した場合にも、電源制御が継続できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る制御システムの構成、および通信環境の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態および変形例に係る制御システムの構成、および通信環境の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態において、通常の電源制御に係る通信の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断に係る通信の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断および再立ち上げに係る通信の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断後、再立ち上げの停止に係る通信の一例を示すシーケンス図である。 本発明の各実施形態、および、その変形例に係る制御システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、本実施形態に係る制御システムは、管理装置1、第1の電子装置10、および第2の電子装置20を含む。
管理装置1と第1の電子装置10とは、インターネットや構内LAN(ローカルエリアネットワーク)等の第1の通信ネットワーク(以下、単に「第1のネットワーク」と言う)1001を介して通信可能である。また、管理装置1と第2の電子装置20とは、インターネットや構内LAN等の第2の通信ネットワーク(以下、単に「第2のネットワーク」と言う)1002を介して通信可能である。第1の電子装置10と第2の電子装置20とは、インターネット、構内LAN、または信号線等の通信路であるパス30を介して通信可能である。
管理装置1、第1の電子装置10、および第2の電子装置20は、CPU(Central Processing Unit:図示せず)を用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。または、管理装置1、第1の電子装置10、および第2の電子装置20の各部が、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。なお、この管理装置1、第1の電子装置10、および第2の電子装置20をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図7を参照して後述する。
管理装置1は、通信制御部2、および運用管理部3を含む。
通信制御部2は、第1のネットワーク1001を介して、第1の電子装置10と通信を行うことができる。また、通信制御部2は、第2のネットワーク1002を介して、第2の電子装置20と通信を行うことができる。通信制御部2は、通信先に応じて、第1のネットワーク1001または第2のネットワーク1002を選択することができる。
運用管理部3は、通信制御部2を介して、第2の電子装置20の電源23の制御を指示する電源制御指示を、第1の電子装置10に対して送信することができる。その通信が失敗した場合、運用管理部3は、第2の電子装置20に対して、その電源制御指示を送信する。すなわち、電源制御指示を第1の電子装置10に対して送信する際に、第1のネットワーク1001に対する通信の異常を検知した場合、運用管理部3は、第2のネットワーク1002を介して、第2の電子装置20に対して、電源制御指示を送信する。通信の異常の検知は、電源制御指示を送信するより前に検知されていてもよい。
第2の電子装置20は、通信制御部21、転送部22、および電源23を含む。
通信制御部21は、第2のネットワーク1002を介して、管理装置1と通信を行うことができる。なお、第2の電子装置20は、第2のネットワーク1002を、電源制御指示以外の、管理装置1との間の通信に使用してもよい。
転送部22は、通信制御部21(第2のネットワーク1002)を介して、管理装置1から電源制御指示を受信した場合に、パス30を介して、その電源制御指示を第1の電子装置10に対して転送(送信)することができる。
電源23は、第2の電子装置20に対して、電力を供給する。電源23は、パス30、または図示しない信号線等を介して、制御を受けることができる。なお、管理装置1、および第1の電子装置10は、それぞれ、電源23とは独立した電源(図示せず)によって電力の供給を受ける。
第1の電子装置10は、通信制御部11、および電源制御部12を含む。
通信制御部11は、第1のネットワーク1001を介して、管理装置1と通信を行うことができる。
電源制御部12は、管理装置1から送信された電源制御指示に基づいて、第2の電子装置20の電源23を制御することができる。電源制御指示を管理装置1から第1のネットワーク1001を介して直接受信できない場合、電源制御部12は、第2の電子装置20を介して運用管理部3からの電源制御指示を受信することができる。すなわち、電源制御部12は、パス30を介して、第2の電子装置20によって転送された電源制御指示に基づいて、電源23を制御することができる。電源制御部12による電源23の制御は、パス30、または図示しない信号線等の通信路を介して行ってもよい。
このように、本実施形態において、第2の電子装置20は、パス30を介して接続される第1の電子装置によって、自装置に対する電力の供給が制御される電源23を含む。また、第2の電子装置20の転送部22は、電源23の制御を指示するための電源制御指示を、第2のネットワーク1002を介して受信した場合に、パス30を介して、第1の電子装置10に対して電源制御指示を転送する。
したがって、管理装置1から第1の電子装置10への電源制御指示の送信が失敗する場合であっても、管理装置1は、第2の電子装置20を経由して、電源制御指示を第1の電子装置10に対して送ることができる。
以上説明したように、本実施形態には、電源制御を指示する管理装置1と、指示を受ける電子装置(第1の電子装置10)との間を接続するネットワークの障害が発生した場合にも、電源制御が継続できるという効果がある。具体的に、本実施形態では、電源制御に使用している第1のネットワーク1001が故障した場合にも、管理装置1が、第2の電子装置20の電源制御の指示を継続することができるという効果がある。すなわち、第1の電子装置10は、第1のネットワーク1001が故障した場合にも、電源制御の指示を受け取ることができる。また、本実施形態には、冗長な専用の回線を用意する必要がないという効果もある。
その理由は、第1のネットワーク1001を介して通信できない場合、管理装置1が、第2のネットワーク1002を介して、第2の電子装置20に対して電源制御指示を送信するからである。また、第2の電子装置20が、第1の電子装置10と接続するパス30を介して、その電源制御指示を、第1の電子装置10に対して転送するからである。そして、第1の電子装置10が、パス30を介して受信した電源制御指示に基づいて、第2の電子装置20の電源23を制御することができるからである。また、第2の電子装置20は、第2のネットワーク1002を、電源制御指示以外の通信にも使用することができるからである。
なお、本実施形態の変形例としては、以下のようなものが考えられる。
例えば、電源制御部12は、電源制御指示に対する応答を送る場合、パス30を介して、第2の電子装置20に対して応答を送信してもよい。この変形例において、第2の電子装置20の転送部22は、パス30から受信した応答を、第2のネットワーク1002を介して、管理装置1に対して転送(送信)する。このようにして、管理装置1の運用管理部3は、第2のネットワーク1002を介して、電源制御指示に対する応答を受信することができる。
以上、説明したように本変形例には、電源制御に使用している第1のネットワーク1001が故障した場合にも、管理装置1が、第1の電子装置10からの電源制御指示に対する応答を受け取ることができるという効果がある。
その理由は、第1のネットワーク1001を介して通信できない場合、第1の電子装置10の電源制御部12が、パス30を介して、第2の電子装置20に対して応答を送信するからである。そして、第2の電子装置20が、第2のネットワーク1002を介して、受信した電源制御指示を、管理装置1に対して転送するからである。
なお、本変形例において、電源制御部12が応答を送信する際に第1のネットワーク1001を介した通信が可能である場合、電源制御部12は、第1のネットワーク1001を介して応答を送信してもよい。
また、本実施形態に示した構成は一例である。例えば、第1の電子装置10および第2の電子装置20は、同じ電子装置の筐体に含まれる構成であっても実現可能である。
<第2の実施形態>
次に、上述した第1の実施形態および変形例を基本とする第2の実施形態について説明する。以下では、第2の実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。第1の実施形態および変形例と同様な構成を有する第2の実施形態の構成要素には、第1の実施形態および変形例で付した参照符号と同一の参照符号を付し、その構成要素について重複する詳細な説明は省略する。
まず、図2を参照して、以下に本実施形態の構成を説明する。図2は、本発明の第2の実施形態および変形例の構成を示すブロック図である。
図2を参照すると、本実施形態は、管理装置100と、情報処理装置400とを含む。情報処理装置400は、診断装置200、および管理対象装置300を含む。管理装置100は、第1の実施形態における管理装置1を基本とする。診断装置200は、第1の実施形態における第1の電子装置10を基本とする。管理対象装置300は、第1の実施形態における第2の電子装置20を基本とする。
本実施形態は、一例として、管理装置100が、2つのネットワーク1001および1002を介して、情報処理装置400の電源制御を含む運用管理を行う制御システムに、本発明を適用した場合を説明する。上述した通り、本実施形態は、診断装置(第1の電子装置)200と、管理対象装置(第2の電子装置)300とが同じ情報処理装置400の筐体に実装されている点が、第1の実施形態と異なる。
また、本実施形態における電源制御指示は、一例として、電力の供給開始を指示するパワーオン指示と、電力の供給終了を指示するパワーオフ指示とを含む。パワーオン指示は、管理対象装置300の立ち上げの指示であるとも言える。また、パワーオフ指示は、管理対象装置300の終了の指示であるとも言える。
管理装置100と診断装置200とは、インターネットや構内LAN等の第1の通信ネットワーク(以下、単に「第1のネットワーク」と言う)1001を介して通信可能である。また、管理装置100と管理対象装置300とは、インターネットや構内LAN等の第2の通信ネットワーク(以下、単に「第2のネットワーク」と言う)1002を介して通信可能である。診断装置200と管理対象装置300とは、一例として、信号線等の通信路であるパス30を介して通信可能である。
管理装置100、診断装置200、および管理対象装置300の各部が、専用のハードウェアデバイス、または論理回路によって構成されても良い。また、管理装置100、および情報処理装置400は、CPUを用いて実行されるコンピュータ・プログラム(ソフトウェア・プログラム)の制御により動作する一般的な情報処理装置(コンピュータ)によって構成されても良い。なお、この管理装置100、および情報処理装置400をコンピュータによって実現したハードウェア構成例については、図7を参照して後述する。
管理装置100は、通信制御部2、および運用管理部103を含む。
通信制御部2は、第1の実施形態における管理装置1の通信制御部2を基本とする。本実施形態の通信制御部2は、第1のネットワーク1001を介して、情報処理装置400に含まれる診断装置200と通信を行うことができる。また、通信制御部2は、第2のネットワーク1002を介して、情報処理装置400に含まれる管理対象装置300と通信を行うことができる。
運用管理部103は、第1の実施形態における管理装置1の運用管理部3を基本とする。運用管理部103は、電源制御指示を含む各種の運用管理に関する通信を行うことができる。本実施形態では、電源制御指示の一例として、運用管理部103は、診断装置200に対して、管理対象装置300のパワーオンまたはパワーオフを指示する電源制御指示を、診断装置200に対して送信することができる。運用管理部103は、第1の実施形態と同様に、第1のネットワーク1001に対する通信の異常を検知した場合、診断装置200に対する電源制御指示を、管理対象装置300に対して送信する。
また、運用管理部103は、パワーオン後、管理対象装置300を少なくとも通信可能とする初期化処理を指示する初期化指示を、診断装置200に対して送信することができる。さらに、運用管理部103は、管理対象装置300が通信可能な状態となった後に、OSの立ち上げに関するOS立ち上げ処理を、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300に対して行うことができる。
上述した以外の通信制御部2および運用管理部103の構成と機能とは、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
情報処理装置400は、上述した通り、管理対象装置300および診断装置200を含む。管理対象装置300は、IOP(Input−Output Process)部321、CPU部330、および電源23を含む。CPU部330は、転送部322、およびOSコマンド制御部331を含む。
IOP部321は、第1の実施形態における第2の電子装置20の通信制御部21を基本とする。IOP部321は、第2のネットワーク1002を介して、管理装置100と通信を行うことができる。本実施形態では、一具体例として、IOP部321は、管理対象装置300の通信を制御する入出力プロセッサとして実現される。
CPU部330は、本実施形態では、一具体例として、管理対象装置300のOSが動作するメインプロセッサとして実現される。
転送部322は、第1の実施形態における第2の電子装置20の転送部22を基本とする。転送部322は、IOP部321を介して、管理装置100から電源制御指示を受信した場合に、パス30を介して、その電源制御指示を診断装置200に対して転送することができる。
OSコマンド制御部331は、第2のネットワーク1002を介して受信した、OSに対する通信コマンドを解析し、その通信コマンドを実行することができる。
電源23は、第1の実施形態における第2の電子装置20の電源23を基本とする。本実施形態において、電源23は、管理対象装置300に対して電力を供給する。本実施形態の電源23は、一例として、パス30を介して、診断装置200による電源制御を受けることができる。診断装置200は、電源23とは独立した図示しない電源によって、電力の供給を受ける。
上述した以外のIOP部321、転送部322、および電源23の構成と機能とは、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
情報処理装置400に含まれる診断装置200は、通信制御部11、および診断コマンド制御部212を含む。
通信制御部11は、第1の実施形態における第1の電子装置10の通信制御部11を基本とする。通信制御部11は、第1のネットワーク1001を介して、管理装置100と通信を行うことができる。
診断コマンド制御部212は、第1の実施形態における第1の電子装置10の電源制御部12を基本とする。診断コマンド制御部212は、少なくとも、管理装置100から送信された電源制御指示に基づいて、管理対象装置300の電源23を制御することができる。診断コマンド制御部212は、パス30を介して、管理対象装置300によって転送された電源制御指示に基づいて、電源23を制御することができる。本実施形態では、診断コマンド制御部212は、一例として、パス30を介して電源23の制御を行う。
診断コマンド制御部212は、管理装置100から送信される各指示を、管理対象装置300(パス30)を介して、または、直接第1のネットワーク1001を介して、受信することができる。本実施形態に係る診断コマンド制御部212は、第1のネットワーク1001を介して各指示を受信した場合にも、上記と同様に各指示に基づいて、管理対象装置300の電源23を制御してもよい。または、診断コマンド制御部212は、電源制御指示を第1のネットワークから直接受信した場合、上記とは異なる電源制御処理を行ってもよい。すなわち、診断コマンド制御部212は、電源制御指示、および電源制御指示を受信した経路に基づいて、電源制御処理を行ってもよい。また、診断コマンド制御部212は、第1のネットワークを介して受信する電源制御指示の他の指示に基づく処理を実行することができる。一例として、診断コマンド制御部212は、上述した初期化指示に基づいて、管理対象装置300を少なくとも通信可能とする初期化処理を実行してもよい。
上述した以外の通信制御部11、および診断コマンド制御部212の構成と機能とは、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
次に、上述した構成を備える本実施形態の動作の概要を説明する。管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001および第2のネットワーク1002を介して、情報処理装置400に含まれる管理対象装置300の運用制御を行う。本実施形態における運用制御には、一例として、パワーオン処理、初期化処理、OS立ち上げ処理、およびパワーオフ処理がある。通常、運用管理部103は、パワーオン処理、初期化処理、およびパワーオフ処理の実行を、第1のネットワーク1001を介して診断装置200に対して、それぞれに対応する指示を送信することにより指示する。また、運用管理部103は、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300のIOP部321を経由して、OSコマンド制御部331に対してOS立ち上げ命令を送信することにより、OS立ち上げ処理を行う。
パワーオン処理は、電源23に、電力の供給を開始させる処理を含む。パワーオフ処理は、電源23に、電力の供給を終了させる処理を含む。なお、パワーオフ処理は、電力の供給を終了させる前に行うシャットダウン処理などを含んでもよい。初期化処理およびOS立ち上げ処理は、パワーオン処理後に管理対象装置300に対して行う運用動作の一例である。すなわち、初期化処理を指示する初期化指示は、運用動作を指示する運用制御指示の一例である。
次に、本実施形態の動作を詳細に説明する。まず初めに、図3を参照して、第1のネットワーク1001に異常がない通常の状態における動作を説明する。図3は、第2の実施形態において、通常の電源制御に係る通信の一例を示すシーケンス図である。以下の動作開始の時点において、管理対象装置300は、パワーオフ状態であることを前提とする。管理装置100および診断装置200は、動作中であることを前提とする。
まず、管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001を介して、診断装置200に対して、管理対象装置300のパワーオン処理の実行を指示するパワーオン指示500を送信する。
診断装置200においては、通信制御部11を介して、診断コマンド制御部212が、パワーオン指示500を受信する。診断コマンド制御部212は、受信したパワーオン指示500に基づいて、パス30を介して、パワーオン命令600を管理対象装置300に送信し、管理対象装置300の電源23を制御することにより、管理対象装置300のパワーオン処理を行う。
次に、管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001を介して、診断装置200に対して、初期化処理の実行を指示する初期化指示501を送信する。
診断装置200においては、通信制御部11を介して、診断コマンド制御部212が、初期化指示501を受信する。診断コマンド制御部212は、受信した初期化指示501に基づいて、パス30を介して、初期化命令601を管理対象装置300に送信することによって、管理対象装置300の初期化処理を行う。初期化処理が行われると、管理対象装置300のIOP部321、およびCPU部330が動作可能となる。すなわち、管理対象装置300は、第2のネットワーク1002を介して、管理装置100との通信が可能となる。
次に、管理装置100の運用管理部103は、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300に対して、OS立ち上げ処理を行う。具体的には、運用管理部103は、IOP部321を介して、CPU部330のOSコマンド制御部331に対してOS立ち上げ命令502を送信し、立ち上げ処理を行う。この結果、管理対象装置300は、図示しない様々な処理を実行することができる運用可能状態となる。
最後に、管理対象装置300を終了させる場合、管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001を介して、診断装置200に対して、管理対象装置300のパワーオフ処理の実行を指示するパワーオフ指示503を送信する。
診断装置200においては、通信制御部11を介して、診断コマンド制御部212が、パワーオフ指示503を受信する。診断コマンド制御部212は、受信したパワーオフ指示503に基づいて、パス30を介して、パワーオフ命令603を管理対象装置300に送信し、管理対象装置300の電源23を制御することにより、管理対象装置300のパワーオフ処理を行う。この結果、管理対象装置300は、パワーオフ状態となる。
以上が、第1のネットワーク1001に異常がない通常の状態における動作の詳細である。
次に、図4を参照して、管理対象装置300の運用中に第1のネットワーク1001が故障したことにより、第1のネットワーク1001を介してパワーオフ指示が送信できない場合におけるパワーオフの動作を説明する。図4は、第2の実施形態において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断に係る通信の一例を示すシーケンス図である。
まず、管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001を介して、診断装置200に対して、パワーオフ指示503を送信しようとしたとき、通信異常を検出する。
そこで、運用管理部103は、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300に対して、パワーオフ指示504を送信する。
管理対象装置300においては、IOP部321を介して、CPU部330のOSコマンド制御部331が、パワーオフ指示504を受信する。OSコマンド制御部331は、受信した指示がパワーオフ指示504であると判断すると、パワーオフ指示504を転送部322に渡す。なお、OSコマンド制御部331が、受信した指示を転送部322に渡すことを判断する方法は様々な方法がある。例えば、OSコマンド制御部331は、転送部322に渡す指示のリストをあらかじめ保持していてもよい。または、例えば、運用管理部103が、送信する指示を実行する主体が診断装置200であることを示す実行者情報を、パワーオフ指示504に付加して送信してもよい。この場合、OSコマンド制御部331は、受信したパワーオフ指示504に付加された実行者情報に基づいて、その指示504を転送部322に渡すことを判断することができる。
転送部322は、パス30を介して、パワーオフ指示504を診断装置200に対して転送する。
診断装置200においては、診断コマンド制御部212が、パス30を介して、転送されたパワーオフ指示504を受信する。診断コマンド制御部212は、転送されたパワーオフ指示504に基づいて、パス30を介して、パワーオフ命令603を管理対象装置300に送信し、管理対象装置300の電源23を制御することにより、管理対象装置300のパワーオフ処理を行う。この結果、管理対象装置300は、パワーオフ状態となる。
以上説明したように、本実施形態には、第1の実施形態と同様、第1のネットワーク1001を介して通信できない場合にも、管理装置100が、管理対象装置300を介して、管理対象装置300の電源制御(パワーオフ)指示を診断装置200に対して送ることができるという効果がある。すなわち、診断装置200は、第1のネットワーク1001が故障した場合にも、電源制御の指示を受け取ることができる。
また、本実施形態にも、第1の実施形態と同様、第1のネットワーク1001を冗長化する専用の回線を用意する必要がないという効果がある。すなわち、本実施形態では、第1のネットワーク1001が故障した場合、診断装置200は、通常、電源制御とは異なる用途で使用されている第2のネットワーク1002を使って、電源制御指示を送ることができる。
その理由は、第1のネットワーク1001を介して通信できない場合、管理装置100の運用管理部103が、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300に対して電源制御指示を送信するからである。また、管理対象装置300の転送部322が、診断装置200と接続するパス30を介して、その電源制御指示を、診断装置200に対して転送するからである。そして、診断装置200の診断コマンド制御部212が、パス30を介して受信した電源制御指示に基づいて、管理対象装置300の電源23を制御することができるからである。また、管理対象装置300は、第2のネットワーク1002を、OSの立ち上げ処理という電源制御以外の通信にも使用することができるからである。
なお、本実施形態の変形例としては、以下のようなものが考えられる。
例えば、第1のネットワーク1001を介した通信ができない場合に、診断装置200が、管理対象装置300のパワーオフの後、再立ち上げを行ってもよい。図4に記述される方法によって、管理対象装置300がパワーオフされた場合、管理装置100は、その後、管理対象装置300を介してパワーオン指示500を診断装置200に送ることができない。そこで、管理装置100の運用管理部103は、図4においてパワーオフ指示504を送る際、管理対象装置300をパワーオフした後に再立ち上げ(再度のパワーオン)を行うことも併せて診断装置200に対して指示してもよい。
図5を参照して、管理対象装置300の運用中に第1のネットワーク1001が故障したことにより、第1のネットワーク1001を介してパワーオフ指示が送信できない場合におけるパワーオフおよび再立ち上げの動作を説明する。図5は、第2の実施形態の変形例において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断および再立ち上げに係る通信の一例を示すシーケンス図である。この変形例における構成は、第2の実施形態(図2)と同様である。
まず、管理装置100の運用管理部103は、第1のネットワーク1001を介して、診断装置200に対して、パワーオフ指示503を送信しようとしたとき、通信異常を検出する。
管理対象装置300の再立ち上げが必要な場合、運用管理部103は、第2のネットワーク1002を介して、管理対象装置300に対して、再立ち上げ時間Tを付加したパワーオフ指示(再立ち上げ時間T)700を送信する。再立ち上げ時間Tは、管理対象装置300をパワーオフしてから、再び立ち上げを行うまでに空ける時間(インターバルの時間)を示す。
管理対象装置300において、受信したパワーオフ指示(再立ち上げ時間T)700を転送する動作は、上述した動作と同様であるので、詳細な説明は省略する。管理対象装置300の転送部322が、パス30を介して、パワーオフ指示(再立ち上げ時間T)700を診断装置200に対して転送する。
診断装置200においては、診断コマンド制御部212が、パス30を介して、転送されたパワーオフ指示(再立ち上げ時間T)700を受信する。まず、診断コマンド212は、転送されたパワーオフ指示(再立ち上げ時間T)700に基づいて、パス30を介して、パワーオフ命令800を送信し、管理対象装置300の電源23を制御することにより、管理対象装置300のパワーオフ処理を行う。
そして、指定された再立ち上げ時間Tが経過した後、診断コマンド制御部212は、少なくとも、パワーオン命令801によって管理対象装置300の電源23に対するパワーオン処理を行う。診断コマンド制御部212は、パワーオン処理の他に、仮立ち上げ命令802によって仮立ち上げ処理を行ってもよい。仮立ち上げ処理は、例えば、管理対象装置300が、第2のネットワークを介して、管理装置100との通信が可能となるまでの処理を含んでもよい。なお、管理対象装置300がパワーオン処理によって通信可能となる場合、診断コマンド制御部212は、仮立ち上げ処理を行わなくてもよい。
この後、診断コマンド制御部212は、仮立ち上げが完了したことを知らせる仮立ち上げ完了報告803を、パス30を介して、管理対象装置300に対して送ってもよい。すなわち、診断コマンド制御部212は、管理対象装置100からの指示に対する応答を、管理対象装置300(パス30)を介して送ってもよい。このとき、管理対象装置300の転送部322は、仮立ち上げ完了報告803を、IOP部321(第2のネットワーク1002)を介して、指示の送信元である管理装置100に対して転送する。
管理装置100は、第2のネットワーク1002を介して、転送された仮立ち上げ完了報告803を受信する。その後、管理装置100の運用管理部103は、第2のネットワーク1002を介して、OS立ち上げ命令704によるOS立ち上げ処理を管理対象装置300に対して行うことができる。このようにして、第1のネットワーク1001が故障している場合にも、管理対象装置300の再立ち上げを行うことができる。
一方、仮立ち上げ完了報告803を受信した後、管理装置100は、管理対象装置300の再立ち上げを取りやめてもよい。図6を参照して、再立ち上げの停止の動作を説明する。図6は、第2の実施形態の変形例において、第1のネットワーク1001が故障した場合における電源切断後、再立ち上げの停止に係る通信の一例を示すシーケンス図である。
再立ち上げを中止する場合、管理装置100の運用管理部103は、転送された仮立ち上げ完了報告803を受信した後に、再立ち上げの停止を指示する再立ち上げ停止指示705を、第2のネットワークを介して、管理対象装置300に対して送信する。
管理対象装置300の転送部322は、受信した再立ち上げ停止指示705を、パス30を介して、診断装置200に対して転送する。
診断装置200の診断コマンド制御部212は、転送された再立ち上げ停止指示705に基づいて、パス30を介して、パワーオフ命令805を送信し、管理対象装置300の電源23に対して、パワーオフ処理を実行する。このようにして、管理装置100は、管理対象装置300の再立ち上げを停止することができる。
以上説明したように、本変形例には、電源制御に使用する第1のネットワーク1001が故障した場合にも、管理装置100が、管理対象装置300の再立ち上げ、および再立ち上げの停止を行うことができるという効果がある。
その理由は、管理装置100の運用管理部103が、再立ち上げ時間Tを付加して、パワーオフ指示を送信することができるからである。そして、診断装置200の診断コマンド制御部212が、再立ち上げ時間Tが付加されたパワーオフ指示に基づいて、パワーオフ後、さらに再立ち上げ時間Tが経過した後に、少なくともパワーオン処理を実行することができるからである。
また、本実施形態に示した構成は、一例である。例えば、診断装置200および管理対象装置300は、それぞれ別の情報処理装置に含まれる構成としても実現可能である。また、例えば、第1の実施形態のように、診断装置200および管理対象装置300が、それぞれ独立した電子装置であってもよい。
また、本実施形態では、パワーオフ指示を送信する際に第1のネットワーク1001に通信の異常が発生した場合を説明したが、通信の異常の発生のタイミングは一例である。すなわち、管理対象装置300が通信可能であれば、管理装置100は、パワーオン処理が実行された後に実行する各動作に対する指示を、管理対象装置300に対して送信してもよい。例えば、管理装置100は、初期化指示501(図3)を送信する際に、第1のネットワークにおける通信の異常を検知した場合、初期化指示501を管理対象装置300を介して送ってもよい。
<HW構成の説明>
なお、上述した各実施形態において図1または図2に示した各部は、それぞれ独立したハードウェア回路で構成されていてもよいし、ソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捕らえることができる。ただし、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。このような場合のハードウェア環境の一例を、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の各実施形態、および、その変形例に係る制御システムに適用可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成を例示する図である。すなわち、図7は、上述した各実施形態における管理装置1または100、第1の電子装置10または200、第2の電子装置20または300および情報処理装置400の少なくとも何れかを実現可能なコンピュータの構成であって、上述した各実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を示す。
図7に示したコンピュータ900は、CPU(Central Processing Unit)901、ROM(Read Only Memory)902、RAM(Random Access Memory)903、通信インタフェース(IF)904、ディスプレイ905、およびハードディスク装置(HDD)906を備え、これらがバス907を介して接続された構成を有する。なお、図7に示したコンピュータが管理装置1または100、第1の電子装置10または200、第2の電子装置20または300および情報処理装置400として機能する場合、ディスプレイ905は常時設けられる必要はない。
また、通信インタフェース904は、上述した各実施形態において、当該各コンピュータ間における通信を実現する一般的な通信手段である。ハードディスク装置906には、プログラム群906Aと、各種の記憶情報906Bとが格納されている。プログラム群906Aは、例えば、上述した図1または図2に示した各ブロック(各部)に対応する機能を実現するためのコンピュータ・プログラムである。各種の記憶情報906Bは、例えば、図1および図2に示した各部に対する設定情報および各部の動作に際して一時的に記憶される情報などである。このようなハードウェア構成において、CPU901は、コンピュータ900の全体の動作を司る。
そして、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、各実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1または図2)あるいはフローチャート(図3乃至図6)の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して実行することによって達成される。また、このコンピュータ内に供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリであるRAM903またはハードディスク装置906などの不揮発性の記憶デバイス(記憶媒体)に格納すれば良い。
また、上記の場合において、当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、フロッピーディスク(登録商標)またはCD−ROM(Compact Disc−ROM)等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法のように、現在では一般的な手順を採用することができる。当該各装置内へのコンピュータ・プログラムの供給方法としては、インターネット等の通信ネットワーク1000を介して外部よりダウンロードする方法も一般的である。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いは係るコードが記録されたところの、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
なお、上述した実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の付記に限定されるものではない。
(付記1)
パスを介して接続される第1の電子装置から制御され、自装置に対して電力を供給する電源と、
前記電源の制御を指示する電源制御指示を、ネットワークを介して受信した場合に、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記電源制御指示を転送する転送手段と
を含む第2の電子装置。
(付記2)
前記転送手段は、前記パスを介して、前記電源制御指示に対する応答を受信した場合、前記ネットワークを介して、前記指示の送信元に対して前記応答を送信する
付記1記載の第2の電子装置。
(付記3)
前記電源制御指示は、少なくとも、電力の供給開始を指示するパワーオン指示、または電力の供給終了を指示するパワーオフ指示を含み、
前記転送手段は、前記パワーオン指示に対する処理の実行後に行う運用動作の実行を指示する運用制御指示を前記ネットワークを介して受信した場合には、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記運用制御指示を転送する
付記1または2記載の第2の電子装置。
(付記4)
前記転送手段は、パワーオフの後、再びパワーオンを行うまでに空ける時間を表す再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を前記ネットワークを介して受信した場合には、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を転送する
付記3記載の第2の電子装置。
(付記5)
前記パスを介して付記1乃至4のいずれか1つに記載の第2の電子装置と接続される第1の電子装置であって、
前記パスまたは他のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記電源を制御する電源制御手段を含む
第1の電子装置。
(付記6)
前記電源制御手段は、前記パスまたは前記他のネットワークを介して、前記運用制御指示を受信した場合に、前記運用制御指示に基づく処理を実行する
付記5記載の第1の電子装置。
(付記7)
前記電源制御手段は、前記パスを介して、前記再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を受信した場合、前記電源に電力の供給を終了させる処理であるパワーオフ処理を行った後、前記再立ち上げ時間が経過した後に、少なくとも前記電源に電力の供給を開始させるパワーオン処理を行う
付記5または6記載の第1の電子装置。
(付記8)
前記電源制御手段は、前記再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示に応じて前記パワーオン処理を行った後、再立ち上げの停止を指示する再立ち上げ停止指示を受信した場合、前記パワーオフ処理を行う
付記7記載の第1の電子装置。
(付記9)
第1のネットワークを介して、第1の電子装置と通信を行い、第2のネットワークを介して、第2の電子装置と通信を行う通信制御手段と、
前記第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記第1の電子装置に対して送信する際に通信の異常を検知した場合、前記通信制御手段を介して、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む
管理装置。
(付記10)
前記管理手段は、前記指示に対する前記第1の電子装置からの応答を、前記第2の電子装置から受信する
付記9記載の管理装置。
(付記11)
前記管理手段は、少なくとも、電力の供給開始を指示するパワーオン指示、または電力の供給終了を指示するパワーオフ指示を前記電源制御指示に含み、
さらに前記パワーオン指示に対する処理の実行後に行う電源制御指示を含む運用動作の実行を、前記第1の電子装置に対して指示する運用制御指示を送信する際に通信の異常を検知した場合、第2のネットワークを介して前記運用制御指示を送信する
付記9または10記載の管理装置。
(付記12)
前記管理手段は、前記第2の電子装置に対して、前記パワーオフ指示を送信する場合、パワーオフの後、再びパワーオンを行うまでに空ける時間を表す再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を前記第2の電子装置に対して送信する
付記11記載の管理装置。
(付記13)
前記管理手段は、前記再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示に対する応答を、前記第2の電子装置から受信した際、前記第2の電子装置の再立ち上げを停止する場合に、前記第1の電子装置に対して再立ち上げの停止を指示する再立ち上げ停止指示を、前記第2の電子装置に対して送信する
付記12記載の管理装置。
(付記14)
付記1乃至4のいずれか1つに記載の第2の電子装置と、
前記第2の電子装置とパスを介して接続される付記5乃至8のいずれか1つに記載の第1の電子装置と
を含む情報処理装置。
(付記15)
第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む管理装置と、
前記第2の電子装置に電力を供給する前記電源、および
前記第2のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記電源制御指示を転送する転送手段を含む前記第2の電子装置と、
前記パス、または、前記第1のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する電源制御手段を含む前記第1の電子装置と
を含む制御システム。
(付記16)
管理装置と第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記管理装置と第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記管理装置から前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信し、
前記第2の電子装置において、
前記電源制御指示を受信し、
前記電源制御指示を、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記パスを介して送信し、
前記第1の電子装置において、
前記電源制御指示を受信し、
前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する
電源制御方法。
(付記17)
自装置に対して電力を供給する電源の制御を指示する電源制御指示を、ネットワークを介して受信する受信処理と、
パスを介して接続される第1の電子装置に対して、前記パスを介して前記電源制御指示を転送する転送処理と
をコンピュータに実行させる第1のコンピュータ・プログラム。
(付記18)
第2の電子装置と接続されるパス、または他のネットワークを介して、前記第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を受信する受信処理と、
前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する電源制御処理と
をコンピュータに実行させる第2のコンピュータ・プログラム。
(付記19)
第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知する異常検知処理と、
前記通信の異常が検知された場合に、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する送信処理と
をコンピュータに実行させる第3のコンピュータ・プログラム。
1、100 管理装置
2 通信制御部
3、103 運用管理部
10 第1の電子装置
11 通信制御部
12 電源制御部
20 第2の電子装置
21 通信制御部
22、322 転送部
23 電源
30 パス
200 診断装置(第1の電子装置)
212 診断コマンド制御部
300 管理対象装置(第2の電子装置)
321 IOP部
330 CPU部
331 OSコマンド制御部
400 情報処理装置
900 情報処理装置(コンピュータ)
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 通信インタフェース(IF)
905 ディスプレイ
906 ハードディスク装置(HDD)
906A プログラム群
906B 各種の記憶情報
907 バス
1000 ネットワーク(通信ネットワーク)
1001 第1のネットワーク(通信ネットワーク)
1002 第2のネットワーク(通信ネットワーク)

Claims (10)

  1. 管理装置に第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置にパスを介して接続され
    前記管理装置と第2のネットワークを介して接続され
    第2の電子装置であって、
    前記第1の電子装置によって、前記第2の電子装置に対する電力の供給が制御される電源と、
    前記管理装置が、前記電源の制御を前記第1の電子装置に指示する電源制御指示を、前記第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記管理装置から前記電源制御指示を受信し該電源制御指示を前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して転送する転送手段と
    を含む第2の電子装置。
  2. 前記転送手段は、前記パスを介して、前記電源制御指示に対する応答を受信した場合、前記ネットワークを介して、前記指示の送信元に対して前記応答を送信する
    請求項1記載の第2の電子装置。
  3. 前記電源制御指示は、少なくとも、電力の供給開始を指示するパワーオン指示、または電力の供給終了を指示するパワーオフ指示を含み、
    前記転送手段は、前記パワーオン指示に対する処理の実行後に行う運用動作の実行を指示する運用制御指示を前記ネットワークを介して受信した場合には、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記運用制御指示を転送する
    請求項1または2記載の第2の電子装置。
  4. 前記転送手段は、パワーオフの後、再びパワーオンを行うまでに空ける時間を表す再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を前記ネットワークを介して受信した場合には、前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して前記再立ち上げ時間を含むパワーオフ指示を転送する
    請求項3記載の第2の電子装置。
  5. 前記パスを介して請求項1乃至4のいずれか1つに記載の第2の電子装置と接続される第1の電子装置であって、
    前記パスまたは他のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記電源を制御する電源制御手段を含む
    第1の電子装置。
  6. 第1のネットワークを介して、第1の電子装置と通信を行い、第2のネットワークを介して、第2の電子装置と通信を行う通信制御手段と、
    前記第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記第1の電子装置に対して送信する際に通信の異常を検知した場合、前記通信制御手段を介して、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む
    管理装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の第2の電子装置と、
    前記第2の電子装置とパスを介して接続される請求項5に記載の第1の電子装置と
    を含む情報処理装置。
  8. 第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信する管理手段を含む管理装置と、
    前記第2の電子装置に電力を供給する前記電源、および
    前記第2のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記電源制御指示を転送する転送手段を含む前記第2の電子装置と、
    前記パス、または、前記第1のネットワークを介して、前記電源制御指示を受信した場合に、前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する電源制御手段を含む前記第1の電子装置と
    を含む制御システム。
  9. 管理装置と第2のネットワークを介して接続される第2の電子装置の電源の制御を指示する電源制御指示を、前記管理装置と第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記管理装置から前記第2の電子装置に対して、前記電源制御指示を送信し、
    前記第2の電子装置において、
    前記電源制御指示を受信し、
    前記電源制御指示を、パスを介して接続される前記第1の電子装置に対して、前記パスを介して送信し、
    前記第1の電子装置において、
    前記電源制御指示を受信し、
    前記電源制御指示に基づいて、前記第2の電子装置の前記電源を制御する
    電源制御方法。
  10. 管理装置に第1のネットワークを介して接続される第1の電子装置にパスを介して接続され、
    前記管理装置と第2のネットワークを介して接続される
    第2の電子装置が備えるコンピュータに、
    前記第2の電子装置に対して電力を供給する電源の制御を前記第1の電子装置に指示する電源制御指示を、前記第1の電子装置に対して送信する際に、通信の異常を検知した場合、前記管理装置から前記電源制御指示を受信する受信処理と、
    該電源制御指示を前記パスを介して、前記第1の電子装置に対して転送する転送処理と
    を実行させるコンピュータ・プログラム。
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