JP2008217225A - ブレードサーバシステム - Google Patents

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Noritoshi Akutsu
徳寿 阿久津
Masahiro Kobayashi
雅弘 小林
Masayuki Nagaoka
雅幸 永岡
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Abstract

【課題】
コールドスタンバイ構成に支障をきたすことなく、待機系ブレードのメンテナンスを自動的に行う機能を持つブレードサーバシステムを提供する。
【解決手段】
サーバ管理装置11の仮想ネットワーク設定機構201は、その動作確認のため起動する待機系ブレード4、5との間で仮想ネットワーク構築を行う。待機系ブレード4、5は、サーバ管理装置11から動作確認開始の指示を受けると、構築された仮想ネットワークを介して、メンテナンス用OS202をサーバ管理装置11からロードして起動する。メンテナンス用OS202をロードした待機系ブレード4、5は、故障の検出やファームウェアの更新処理を行い、仮想ネットワークを介して、ログ情報をサーバ管理装置11に送信して、メンテナンス処理を終了する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理システム、特に、業務系、待機系ブレードを備えたブレードサーバシステムに関する。
コールドスタンバイ機能をサポートするブレードサーバシステムに搭載されるブレードは、その状態によって業務、待機、故障の3つの状態モードをとりうる。稼動しており通常業務を行っているブレードが業務モード、業務モードのブレードが何らかの原因で故障して業務を継続して行うことができなくなったブレードが故障モード、業務モードのブレードが故障したときにそのブレードに代わって業務を引き継ぐために稼動可能な状態で待機しているブレードが待機モードとなる。
すなわち、コールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムは、1台以上のブレードを待機させることによって、業務を行っているブレードがダウンしたとしても基幹業務などを停止させることなく継続して提供できるようにすることを最大の目的としている(特許文献1参照)。
特開2006−72405号公報
しかしながら、コールドスタンバイを構成する待機系ブレードは、業務系ブレードに障害が発生するまでシステム管理者による操作などが無い限り動作することは無く、長期間停止した状態が続く場合も多い。そのため、待機系ブレードに何らかの故障が発生したとしても、その故障は見過ごされてしまう可能性が高い。もし待機系ブレードに何らかの故障が発生した状態で業務系ブレードに障害が起こると、待機系ブレードへの切り替えによる処理の続行が不可能となり、システムは停止してしまう。
また、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動すると、ネットワーク上での衝突が発生して稼動中の業務系ブレードの業務に支障をきたす。そのため、待機系ブレードのファームウェア更新などの保守作業を行うためには、業務系ブレードの業務を停止しなければならない。
本発明は以上のような問題を解決するためになされたものであり、その目的はコールドスタンバイ構成に支障をきたすことなく、待機系ブレードのメンテナンスを自動的に行う機能を持つブレードサーバシステムを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明の業務系ブレードと待機系ブレードを含むコールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムであって、これらの業務系ブレードと待機系ブレードが接続されるネットワークを制御する制御部を備え、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動する場合、待機系ブレードからのネットワークへのアクセスを制限する構成とするものである。
また、本発明においては、業務系ブレードと待機系ブレードを含むコールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムであって、上述の構成に基づき、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動して、待機系ブレードの動作確認を行うものである。
更に、本発明においては、業務系ブレードと待機系ブレードを含むコールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムであって、上述の構成に基づき、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動して、待機系ブレードのファームウェアを更新するものである。
また更に、本発明においては、業務系ブレードと、待機系ブレードと、業務系ブレードと待機系ブレードを管理するサーバ管理装置とを含むコールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムであって、サーバ管理装置は、待機系ブレードとサーバ管理装置との間に仮想ネットワークを構築する仮想ネットワーク設定機構を備え、この仮想ネットワーク設定機構は、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動する場合、起動する待機系ブレードとサーバ管理装置との間に仮想ネットワークを設定し、起動する待機系ブレードからサーバ管理装置へのアクセスのみが可能となる構成とする。
本発明によれば、業務系ブレードの稼動中に待機系ブレードが起動する場合、待機系ブレードからのネットワークへのアクセスを制限することで、業務系ブレードの業務に支障をきたすことなく待機系ブレードを起動できる。
また、業務系ブレードの稼動中に、その業務に支障をきたすことなく、待機系ブレードの動作確認を行うことができる。更に、業務系ブレードの稼動中に、待機系ブレードのファームウェアの更新をすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、それに先立ち、本発明が適用されるブレードサーバシステムの基本構成を図1で説明する。
図1に示すように、ブレードサーバシステムにおける各ブレード1,2,3,4,5には、ブレード1,2,3,4,5を管理するためのブレード管理装置6,7,8,9,10が搭載されており、ブレード管理装置6,7,8,9,10はサーバ管理装置11に接続され、ブレード管理装置6,7,8,9,10とサーバ管理装置11によりブレードの状態モードが管理されている。ブレード管理装置6,7,8,9,10はブレード1,2,3,4,5とは別個にCPU(Central Processing Unit)や電源装置などを具備しており、ブレード1,2,3,4,5が停止したとしても独立して動作をすることができるように構成されている。サーバ管理装置11は各ブレード管理装置6,7,8,9,10と情報交換をすることで、ブレードサーバシステムに搭載されたすべてのブレードの状態モードを把握している。コールドスタンバイ機能をサポートするブレードサーバシステムでは、このサーバ管理装置11がシステム全体の状態モードを監視して、各ブレード1,2,3,4,5を制御することによって管理されている。
ブレード1,2,3,4,5とサーバ管理装置11は、ネットワークスイッチ12に接続され、ブレード1,2,3,4,5とサーバ管理装置11はネットワークスイッチ12を通して通信ができるように構成されている。また、ネットワークスイッチ12は外部ネットワーク13に接続され、ブレード1,2,3,4,5とサーバ管理装置11はネットワークスイッチ12を通じて外部ネットワーク13と通信を行えるように構成されている。更に、図1のブレード管理装置6,7,8,9,10とサーバ管理装置11との間に示された点線は、サーバ管理装置と各ブレード管理装置間の専用ネットワークを示しており、サーバ管理装置11はブレードの電源オンオフ指示などを送る。
コールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムは、基幹業務などシステムが停止しては困るような業務に利用されているため、業務系のブレードが読み書きしたデータに対して切り替え後のブレードからも継続してアクセスができるように、データを共有ディスク15で管理する必要がある。ブレードサーバシステムにおいては、各ブレード1,2,3,4,5とネットワークディスクシステム16を接続し、ネットワークディスクシステム16内にファームウェアで実現された論理スイッチ14を設けて、システム起動時に業務モードになっているブレードからのみ共有ディスク15に対するアクセスができるように構成している。
図1において、業務モードで動作している業務系ブレード1が故障して待機系ブレード4に切り替わるときの、コールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムの動作について説明する。
コールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムの起動時、共有ディスク15は、業務モードの業務系ブレード1,2,3と接続される。業務系ブレード1,2,3は共有ディスク15に格納されたOS(Operating System)をロードすることによって立ち上がる。一方、待機系ブレード4,5は、共有ディスク15に接続されていないため、システムが立ち上がっていない状態で待機することになる。
業務系ブレード1が何らかの原因で故障したとき、ブレード管理装置6はその故障を検知し、自らを故障モードに切り替えると共にその旨をサーバ管理装置11に通知する。サーバ管理装置11は、業務系ブレード1が故障したことを認識すると、待機系ブレード4を業務モードに切り替え、ブレード4のシステムを起動する。
このとき、論理スイッチ14は、業務モードになった待機系ブレード4からの接続要求に応じて共有ディスク15への接続を許可する。待機系ブレード4は、接続可能になった共有ディスク15に格納されたOSをメモリにロードすることで立ち上がる。一方、故障中の業務系ブレード1は、当然立ち上がることはないが、修理終了後であっても共有ディスク15に接続されないため、故障モードからシステムが立ち上がっていない待機モードに移行することになる。以上が一般的なブレードサーバシステムの構成動作である。
以下、本発明の最良の形態である実施例の説明を行うが、図1の構成要素と同じ構成要素には、同じ符号を付けた。
図2は、本発明に係るコールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムの一実施例を示した全体構成図である。ブレードサーバシステムは、業務を遂行する5台のブレード1,2,3,4,5を有し、ブレード1,2,3を業務系として、ブレード4,5を待機系として運用している点、図1のシステムと同様である。ブレード管理装置6,7,8,9,10とサーバ管理装置11との間に示された点線は、先に説明したようにサーバ管理装置と各ブレード管理装置間の専用ネットワークを示す。サーバ管理装置11が各ブレードの電源オンオフや、以下に詳述するメンテナンス開始指示などをブレード管理装置に送る際、この専用ネットワークを用いる。
ブレード1,2,3,4,5には、OS等を格納した共有ディスク15が接続されている。本実施例におけるコールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムでは、ネットワークディスクシステム16内にファームウェアで実現された論理スイッチ14を設けて、システム起動時に業務モードになっているブレードからのみ共有ディスク15に対するアクセスができるように構成している。
本実施例のサーバ管理装置11は、待機系ブレード4,5の動作確認を行うためのメンテナンス用OS202を保持している。メンテナンス用OS202は、ブレードに搭載されたCPUやメモリなどの診断機能や、サーバ管理装置11と診断結果のログ情報などをやり取りするための通信機能を備えたプログラムである。
本実施例におけるサーバ管理装置11は、ネットワークスイッチ12の仮想ネットワーク(VLAN)を設定する機能を持つ、仮想ネットワーク設定機構(部)201を有する。仮想ネットワークとは、物理的に同一のネットワークスイッチに接続された機器を、論理的に複数のネットワークに分離する機能である。本実施例における仮想ネットワーク設定機構201は、メンテナンスの対象とする待機系ブレードとサーバ管理装置11の間にプライベートなネットワークを構築する、即ちネットワークの接続を制御する制御部として機能する。
図3は、仮想ネットワーク設定機構201によって設定された仮想ネットワークの構築例を示している。制御部である仮想ネットワーク設定機構201は待機系ブレード4のメンテナンスを行う前に、待機系ブレード4とサーバ管理装置11の間に仮想ネットワーク301を構築する。仮想ネットワーク301は、ネットワークスイッチ12を介して行われる他の通信とは論理的に独立していて、仮想ネットワーク301内の通信が他の通信に影響を与えることはない。そのため、仮想ネットワーク301を構築することで、待機系ブレード4は動作確認中に他のブレードや外部のネットワークに影響を与えることなくサーバ管理装置11と通信を行うことができる。ネットワーク接続の制御部である仮想ネットワーク設定機構201は、待機系ブレード4が動作確認を終了すると、仮想ネットワーク301の設定を解除する。
図4は、本実施例におけるブレード1,2,3,4,5の詳細な構成を示している。ブレード1,2,3,4,5にはプログラムやデータを格納するメモリ402と、メモリ402内のプログラムを実行するプロセッサ401と、ネットワークインタフェイス403と、BIOS(Basic Input/Output System)/EFI(Extensible Firmware Interface)404と、ブレード管理装置405から構成されている。BIOS/EFI404は、ブレードの電源が投入された直後に実行されるファームウェアである。BIOS/EFI404は、ブレードの電源が投入されるとプロセッサ401によって読み出され、ブレードに接続されたデバイスを初期化する機能や、ディスク装置やネットワークからOSをロードする機能を持つ。ブレード管理装置405はBIOS/EFI404と接続され、ブレード管理装置405がBIOS/EFI404の設定を変更できるように構成されている。
図5は、本実施例の動作シーケンスを示している。図示するシーケンスはサーバ管理装置501、ブレード管理装置502、BIOS/EFI503、ブレード504である。サーバ管理装置501は待機系ブレードのメンテナンスを開始時に、メンテナンスを行う待機系ブレードとの間で仮想ネットワーク構築505を行う。サーバ管理装置501は待機系ブレードとの間にプライベートな仮想ネットワークを構築すると、メンテナンス対象ブレードのブレード管理装置502へ専用ネットワークを用いて、メンテナンス開始指示506を送信する。メンテナンス開始の指示を受け取ったブレード管理装置502は、ブレード504がサーバ管理装置501からメンテナンスOSをロードして起動するための、BIOS/EFI設定変更507を行う。BIOS/EFI503はブレード管理装置502からのBIOS/EFI設定変更507により、メンテナンスが終了するまで一時的にネットワークブート設定508状態となる。
BIOS/EFI503の設定が完了すると、ブレード管理装置502はブレード起動509を行う。起動したブレード504はネットワークブート510を開始する。サーバ管理装置501はブレード504のネットワークブート510を確認すると、ブレード504に対してメンテナンスOS送信511を行う。ブレード504はメンテナンスOS起動512を行い、動作確認実行513とサーバ管理装置501へのログ情報送信514を行う。サーバ管理装置501はブレード504からログ情報を受け取った後に、ブレード管理装置502へ専用ネットワークを用いて、メンテナンス終了指示515を出し、ブレード管理装置502はブレードシャットダウン516を行う。最後に、サーバ管理装置501はメンテナンス対象ブレードとの仮想ネットワーク解除517を行い、メンテナンス処理を終了する。
次に、本実施例におけるサーバ管理装置501のメンテナンス動作を、図6に示したフローチャートに基づき説明する。
まず、上述の通り、サーバ管理装置501は仮想ネットワーク設定機構201により、ネットワークスイッチ12にメンテナンスの対象とするブレードとの間のプライベートな仮想ネットワーク301を構築する(ステップ101)。仮想ネットワークの構築を完了すると、メンテナンス対象のブレードに搭載されたブレード管理装置へ、専用ネットワークを介して、メンテナンス開始の指示を出し(ステップ102)、起動したメンテナンス対象ブレードからのOS送信要求を受け付けると、メンテナンス用OS202をブレードへ送信する(ステップ103)。サーバ管理装置11は、動作確認を完了したブレードからのログ情報を受信すると(ステップ104)、動作確認を完了したブレードのブレード管理装置へ専用ネットワークを介して、メンテナンス終了の指示を出し(ステップ105)、メンテナンス開始時に設定した仮想ネットワークを解除する(ステップ106)。ブレードから受信したログ情報に故障情報が含まれていた場合(ステップ107)、サーバ管理装置11は外部へ故障検出の警告情報などを送信する(ステップ108)。
更に、本実施例における待機系ブレード4、5のメンテナンス動作を、図7に示したフローチャートに基づき説明する。
コールドスタンバイを構成する待機系ブレード4,5は、外部から指示を受けるまで電源の入っていない状態で待機する。待機系ブレードは、サーバ管理装置11から動作(メンテナンス)確認開始の指示を受けると、動作確認の処理を開始する(ステップ201)。
通常、コールドスタンバイを構成する待機系ブレード4,5は、業務系ブレード1,2,3のいずれかに故障が発生すると、ブレードの状態モードを業務モードに切り替えて起動し、故障の発生したブレードの業務を引き継ぐ。このとき、待機系ブレードが故障した業務系ブレードの業務を引き継ぐためには、故障した業務系ブレードが読み書きしたデータにアクセスする必要がある。そのため、故障した業務系ブレードの業務を引き継いだ待機系ブレードは、ネットワークディスクシステム16からOSをロードして起動し、故障した業務系ブレードが読み書きしたデータにアクセスして業務を継続する。
一方、待機系ブレード4,5が動作確認を行うとき、業務系ブレードは稼動しており、待機系ブレードが起動するとネットワーク上で衝突が発生するなど、業務系ブレードの業務を妨げる恐れがある。そのため、ブレード管理装置9,10は、上述の通り、待機系ブレード4,5のBIOS/EFI404の設定を、サーバ管理装置11との間に構築された仮想ネットワーク301からのみOSをロードする設定へと変更する(ステップ202)。なお、このBIOS/EFI404に対する設定変更は一時的なもので、待機系ブレードが一度メンテナンス動作を行うと設定は自動的に解除されるものとする。この設定変更により、待機系ブレード4,5は起動時に仮想ネットワーク301以外へのネットワークへアクセスを行わず、他のブレードの通信に影響を与えずにメンテナンスを行うことができる。
BIOS/EFI404の設定を完了すると、待機系ブレード4,5は起動して(ステップ203)、サーバ管理装置11からメンテナンス用OS201をロードする(ステップ204)。待機系ブレード4,5は、メンテナンス用OS201のロードを完了すると動作確認を実行する(ステップ205)。動作確認実行中に何らかの故障を検知した場合(ステップ206)、まず自らの状態モードを待機モードから故障モードへと切り替えて(ステップ207)、サーバ管理装置11へ故障部位を特定するためのログ情報を送信(ステップ208)した後にシャットダウンする(ステップ209)。故障情報を受信したサーバ管理装置11は、故障を検知した待機系ブレードからのログ情報と共に、外部へ故障発生の警告などを送信する。
待機系ブレード4,5の動作確認実行中に故障が検出されなかった場合、待機系ブレード4,5は動作確認が正常に終了したことを示すログ情報をサーバ管理装置11へ送信(ステップ208)して、シャットダウンする(ステップ209)。
以上のように、本実施例によれば、サーバ管理装置11がメンテナンス用OS201を保持し、待機系ブレード4,5は、動作確認を行うときにサーバ管理装置11からメンテナンス用OS201をロードして起動するようにしたことで、コールドスタンバイ構成を維持したまま待機系ブレードの動作確認を行うことができる。このため、待機中の待機系ブレードの故障を検出することができる。
なお、本実施例ではサーバ管理装置11がメンテナンス用OS201を保持していたが、待機系ブレードがメンテナンス用OS201を保持するようにしてもよい。
実施例2では、業務系ブレード1,2,3の稼動中に、待機系ブレード4,5がファームウェアの更新をできるようにしたことを特長としている。第二の実施例におけるシステム構成図を図8に示す。本実施例におけるサーバ管理装置11は、メンテナンス用OS202に加えて、待機系ブレード4,5のためのファームウェア801を保持している。本実施例におけるメンテナンス用OS202は、実施例1で説明した診断機能に加えて、サーバ管理装置11からファームウェア801をロードする機能と、待機系ブレード4,5のファームウェアを更新する機能を備える。
本実施例における待機系ブレード4,5のファームウェア更新処理について、図9に示したフローチャートに基づき説明する。
まず待機系ブレード4,5は、実施例1と同様に、サーバ管理装置11からメンテナンス用OS202をロードして動作確認を開始する。この動作確認を行うときに、待機系ブレード4,5はサーバ管理装置11と通信を行い、ファームウェア更新処理の要否をサーバ管理装置11へ問い合わせる(ステップ301)。
サーバ管理装置11は、待機系ブレード4,5からファームウェア更新処理の要否の問い合わせを受けると、ファームウェアのバージョン情報などをもとにファームウェア更新処理の要否を判断して、結果を待機系ブレード4,5へ通知する(ステップ302)。
ファームウェアの更新が必要な場合、待機系ブレード4,5はサーバ管理装置11からファームウェア801をロードして(ステップ303)、ファームウェアの更新処理を行う(304)。ファームウェアの更新が不要な場合、待機系ブレード4,5はファームウェア更新処理を終了する。
以上のように、本実施例によれば、待機系ブレード4,5が動作確認を行うときに、ファームウェアの更新処理を行うことができる。
実施例3では、待機系ブレード4,5の動作確認およびファームウェアの更新に関する動作規則をあらかじめ外部から設定することで、ブレードサーバシステムが前記待機系ブレードの動作確認およびファームウェアの更新を自動的に行うことを特長としている。第三の実施例におけるシステム構成は、図8と同じである。ただし、本実施例におけるサーバ管理装置11は、あらかじめ外部から設定された動作規則に基づいて、待機系ブレード4,5に動作確認およびファームウェア更新の指示を出す。本実施例における待機系ブレード4,5の動作確認処理およびファームウェア更新処理を、図10,11に示したフローチャートを用いて説明する。
図10において、サーバ管理装置11は、あらかじめ外部から設定された動作規則を参照して(ステップ401)、待機系ブレード4,5の動作確認を行う必要があるときには(ステップ402)、待機系ブレード4,5へ動作確認開始の指示を出す(ステップ403)。なお、動作確認の指示を出すための動作規則は、動作確認を行う日時や待機系ブレードの待機時間などで設定することができる。
図11において、サーバ管理装置11は、待機系ブレード4,5からファームウェア更新要否の問い合わせを受けたとき、各ブレード1,2,3,4,5のファームウェア情報を収集し(ステップ501)、あらかじめ外部から設定された動作規則と、収集したファームウェア情報を照らし合わせ(ステップ502)、ファームウェア更新の要否を判断する(ステップ503)。ファームウェアの更新が必要な場合、サーバ管理装置11は待機系ブレード4,5へファームウェア更新処理実行の指示を出す(ステップ504)。ファームウェアの更新が必要ない場合、サーバ管理装置11は待機系ブレード4,5のファームウェア更新処理を終了させる(ステップ505)。なお、ファームウェア更新処理の動作規則は、ファームウェアバージョンやファームウェアの更新日時で設定することができる。
以上のように、本実施例によれば、サーバ管理装置11にあらかじめ外部から動作規則を設定することで、待機系ブレード4,5の動作確認とファームウェアの更新を自律的に行うことができる。
なお、サーバ管理装置11が、待機系ブレード4,5の動作確認を行う必要が無い場合でも、ファームウェアの更新を行うために待機系ブレード4,5の動作確認を開始するようにしてもよい。
本実施例では、サーバ管理装置11が待機系ブレード4,5の動作確認処理を中断させることで、待機系ブレード4,5の動作確認中に業務系ブレード1,2,3で故障が発生した場合に、待機系ブレード4,5が業務系に切り替わって起動するまでの時間を短縮することを特長としている。第四の実施例におけるシステム構成図は図8と同じである。ただし、本実施例におけるサーバ管理装置11は、待機系ブレード4,5の動作確認を中断させる機能を備える。
コールドスタンバイを構成する待機系ブレードが2台以上ある場合の、サーバ管理装置11の動作について、図12に示したフローチャートを用いて説明する。サーバ管理装置11は、コールドスタンバイを構成する待機系ブレードが2台以上ある場合、1台ずつ待機系ブレードの動作確認を行う。待機系ブレードの動作確認中に、業務系ブレードに故障が発生した場合(ステップ601)、サーバ管理装置11は故障発生時点で動作確認を行っていない待機系ブレードを業務モードに設定し、起動させる(ステップ602)。業務系ブレードの故障発生時に動作確認を実行していた待機系ブレードは、そのまま動作確認が終了するまで処理を続行する。
コールドスタンバイを構成する待機系ブレードが1台のみの場合の、サーバ管理装置11の動作について、図13に示したフローチャートを用いて説明する。コールドスタンバイを構成する待機系ブレードが1台のみの場合、待機系ブレードの動作確認中に業務系ブレードで故障が発生すると(ステップ701)、サーバ管理装置11は待機系ブレードの動作確認を中断してから、待機系ブレードを業務モードに設定してリブートさせる(ステップ703)。ただし、業務系ブレードの故障発生時点で待機系ブレードがファームウェアの更新処理を行っていた場合、サーバ管理装置は待機系ブレードのファームウェア更新処理の完了を待ってから動作確認を中断する(ステップ702)。
本実施例4によれば、待機系ブレードの動作確認中に業務系ブレードの故障が発生した場合でも、待機系ブレードが業務モードで起動するまでの時間を短縮することができる。
なお、コールドスタンバイを構成する待機系ブレードが1台のみの場合に、待機系ブレードの動作確認中に業務系ブレードで故障が発生しても、待機系ブレードの動作確認を中断せずに続行してもよい。この場合、サーバ管理装置11は待機系ブレードの動作確認処理の完了を待ってから、待機系ブレードを業務モードに切り替えて起動させる。
従来のコールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムの全体構成図。 実施例1に係るコールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムを示した全体構成図。 実施例1のシステムにおける仮想ネットワークの構築を説明するための図。 実施例1のシステムにおける各ブレードの内部構成の一実施例を示す図。 実施例1のシステムの待機系ブレードにおけるメンテナンス動作のシーケンス図。 実施例1のサーバ管理装置の動作を示すフローチャート図。 実施例1の待機系ブレードの動作を示すフローチャート図。 実施例2に係るコールドスタンバイをサポートしたブレードサーバシステムを示した全体構成図。 実施例2における待機系ブレードのファームウェア更新処理を示したフローチャート図。 実施例3におけるサーバ管理装置の動作を示したフローチャート図。 実施例3におけるサーバ管理装置の動作を示したフローチャート図。 実施例4におけるサーバ管理装置の動作を示したフローチャート図。 実施例4におけるサーバ管理装置の動作を示したフローチャート図。
符号の説明
1,2,3,4,5…ブレード、6,7,8,9,10…ブレード管理装置、11…サーバ管理装置、12…ネットワークスイッチ、13…外部ネットワーク、14…論理スイッチ、15…共有ディスク、16…ネットワークディスクシステム、201…仮想ネットワーク設定機構、202…メンテナンス用OS、301…仮想ネットワーク、401…プロセッサ、402…メモリ、403…ネットワークインタフェイス、404…BIOS/EFI、405…ブレード管理装置、801…ファームウェア。

Claims (3)

  1. 業務系ブレードと待機系ブレードを含むコールドスタンバイ構成のブレードサーバシステムにおいて、
    前記業務系ブレード及び前記待機系ブレードに接続されるネットワークを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記業務系ブレードの稼動中に前記待機系ブレードが起動する場合、前記待機系ブレードからの前記ネットワークへのアクセスを制限する
    ブレードサーバシステム。
  2. 請求項1記載のブレードサーバシステムであって、
    前記制御部は、前記業務系ブレードの稼動中に、前記待機系ブレードが起動して、前記待機系ブレードの動作確認を行うよう制御する
    ブレードサーバシステム。
  3. 請求項1記載のブレードサーバシステムであって、
    前記制御部は、前記業務系ブレードの稼動中に、前記待機系ブレードが起動して、前記待機系ブレードのファームウェアを更新するよう制御する
    ブレードサーバシステム。
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