JP4530023B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来よりカラーレーザプリンタなどの画像形成装置として、複数の画像形成ユニットが用紙搬送用のベルトに沿って並んで配置されており、ベルト上に搬送される用紙に対して各画像形成ユニットから順次各色のトナー像が転写される方式のものなどが知られている。こうした画像形成装置では、各画像形成ユニット間で用紙に対する転写位置のずれ(色ずれ)が生じると、形成される画像の品質が低下してしまう。
そこで、画像の品質を確保するために、各色の画像形成位置のずれを補正するレジストレーション等と呼ばれる技術が採用されている(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、まず各画像形成ユニットによってベルト上に複数のマークからなる位置ずれ補正用のパターンを形成し、各マークの位置を光学センサで検出して各色のずれ量を求め、その結果に基づいて各色の形成位置のずれを補正する。このような位置ずれ補正処理は、装置が印刷要求を受けた際などに、位置ずれ補正が必要な状態であると判断された場合に、印刷に先立って行われる。
また、類似の技術として、ベルト等に濃度補正用のパターンを形成し、そのパターンの濃度を光学センサで検出し、その結果に基づいて形成される画像の濃度を補正する濃度補正処理を行うものも知られている。
特開平8−118737号公報
上述のような補正処理においては、ベルト上に多数のマークを形成して検出の回数を増やすなど高精度な検出を行うことによって補正の精度を向上し、印刷品質を高めることができる。しかしその一方で、一般に高精度な検出を行うと処理時間が長くなり、ユーザの待ち時間が長くなってしまうという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、補正処理に要する時間を抑えること若しくは検出精度を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る画像形成装置は、回転する担持体上に画像を形成する形成手段と、前記担持体上に形成された補正用パターンの検出を行う検出手段と、前記検出手段の検出結果を記憶する記憶手段と、前記形成手段に前記補正用パターンを形成させ、前記検出手段により前記補正用パターンの検出を行って前記形成手段による画像形成位置のずれを補正する補正処理を実行する補正手段と、を備え、前記補正手段は、前記補正処理において、前記担持体の周面を周方向に複数の形成領域に分け、前記記憶手段に記憶される過去の補正処理において補正用パターンが形成された形成領域と異なる形成領域に補正用パターンを形成させ、当該補正用パターンの検出によって得られた検出結果と、前記過去の補正処理において他の形成領域に形成された補正用パターンの検出によって得られた検出結果とに基づいて前記形成手段による画像形成位置のずれを補正する。
第1の発明によれば、補正処理においては、補正用パターンの検出を行うことで得られた検出結果と、過去の補正処理において得られた検出結果とに基づいて画像形成特性の補正を行う。これにより、一度に多くの検出を行わなくても、ある程度の検出精度を確保することができる。従って、一回の補正処理にかかる時間を抑えつつ、補正の精度を確保することができる。
また、位置ずれ補正を行う際には、担持体の回転周期に合わせて検出値が変動することがあるため、位置ずれ補正用のパターンを担持体周面における1周分の長さ範囲にわたって形成し測定を行うことが一般的である。しかし、本発明によれば、パターンを形成する長さ範囲を1周分未満としても補正精度をある程度確保することができ、それにより補正処理にかかる時間を短縮することができる。
また、補正用パターンを形成する長さ範囲を過去に補正用パターンを形成した長さ範囲に対して周方向にずらす。これにより、担持体の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響を抑えることができる。
また、補正用パターンを形成する際にその長さ範囲を過去の検出結果を得たときの補正用パターンの長さ範囲と重ならないように周方向にずらすため、担持体の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響をより効果的に抑えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記補正手段は、前記記憶手段に過去の補正処理における検出結果が記憶されていない場合には、過去の検出結果を用いずに実行中の補正処理において得られた検出結果に基づいて補正を行う。
第2の発明によれば、過去の検出結果が記憶されていない場合には、補正の精度は劣るものの、実行中の補正処理において得られた検出結果のみに基づいて補正を行うことが好適である。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記補正手段による前記過去の補正処理における検出結果に基づく補正を不可とする無効化処理を行う無効化手段を備える。
第3の発明によれば、状況によっては記憶されている過去の検出結果の信頼性が確保できなくなる場合があり得るため、そのような場合には、過去の検出結果を用いた補正を行わないことが望ましい。
第4の発明は、第3の発明において、当該画像形成装置の状態の変化を検知する検知手段を備え、前記無効化手段は、前記検知手段により状態の変化が検知されたときに前記無効化処理を行う。
第4の発明によれば、例えば、担持体や画像形成ユニットが着脱された場合や、印刷処理中に紙詰まりが発生した場合など、過去の検出結果の信頼性が維持できないような状況が生じた場合には、それを検知して過去の検出結果に基づく補正を行わないことで、精度の低い補正が行われることを回避できる。
第5の発明は、第1から第4のいずれか一つの発明において、前記形成手段は、前記補正用パターンを形成する際に、前記担持体の周面において、前記記憶手段に記憶される過去の補正処理における検出結果を得たときに補正用パターンを形成した回数が少ない領域に優先的に形成する。
第5の発明によれば、過去に補正用パターンを形成した回数が少ない領域に優先的に補正用パターンを形成するため、担持体の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響を効果的に抑えることができる。
本発明によれば、補正処理においては、補正用パターンの検出を行うことで得られた検出結果と、過去の補正処理において得られた検出結果とに基づいて画像形成特性の補正を行う。これにより、一度に多くの検出を行わなくても、ある程度の検出精度を確保することができる。従って、一回の補正処理にかかる時間を抑えつつ、補正の精度を確保することができる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図6を参照して説明する。
(プリンタの全体構成)
図1は、本発明の画像形成装置の一例であるプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。なお、以下の説明においては、図1における右側を前方とする。
プリンタ1は、本体ケーシング2を備えており、この本体ケーシング2の底部には、被記録媒体である用紙3(対象物の一例)が積載される供給トレイ4が設けられている。供給トレイ4の前端上方には給紙ローラ5が設けられており、この給紙ローラ5の回転に伴って給紙トレイ4内の最上位に積載された用紙3がレジストローラ6へ送り出される。レジストローラ6は、用紙3の斜行補正を行った後、その用紙3を画像形成部10のベルトユニット11上へ搬送する。
画像形成部10(形成手段の一例)は、ベルトユニット11、スキャナ部19、プロセス部20、定着部31などを備えている。
ベルトユニット11は、前後一対のベルト支持ローラ12間に、ポリカーボネート等からなるベルト13(対象物、担持体の一例)を張架した構成となっている。そして、後側のベルト支持ローラ12が回転駆動されることにより、ベルト13が図示反時計周り方向に循環移動し、ベルト13上面の用紙3が後方へ搬送される。また、ベルト13の内側には、後述するプロセス部20の各感光ドラム28とベルト13を挟んで対向する位置にそれぞれ転写ローラ14が設けられている。
さらに、ベルト13の下面に対向して、ベルト13上に形成されるパターンを検出する一対のパターン検出センサ15(検出手段の一例)が設けられている。パターン検出センサ15は、ベルト13面に光を照射して、その反射光をフォトトランジスタ等で受光し、その受光量に応じたレベルの信号を出力する。また、ベルトユニット11の下側には、ベルト13表面に付着したトナーや紙粉等を回収するクリーニング装置17が設けられている。
スキャナ部19は、レーザ発光部(図示せず)から出射された各色毎のレーザ光Lを対応する感光ドラム28の表面に照射する。
プロセス部20は、フレーム21と、このフレーム21に設けられた4つのカートリッジ装着部にそれぞれ着脱可能に装着される4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した現像カートリッジ22(それぞれ22Y,22M,22C、22K)とを備えている。なお、プロセス部20は、本体ケーシング2の前面に設けられたフロントカバー2Aを開放することにより前方に引き出し可能であり、さらにプロセス部20を本体ケーシング2から取り外して、前述のベルトユニット11やクリーニング装置17を本体ケーシング2に対し着脱することも可能である。また、フレーム21の下部には、各現像カートリッジ22に対応して、表面が正帯電性の感光層によって覆われた感光ドラム28と、スコロトロン型の帯電器29とが設けられている。
各現像カートリッジ22は、箱状のケーシングの内側上部に、現像剤である各色のトナーを収容するトナー収容室23を備え、その下側に供給ローラ24、現像ローラ25、層厚規制ブレード26、アジテータ27等を備えている。トナー収容室23から放出されたトナーは、供給ローラ24の回転により現像ローラ25に供給され、供給ローラ24と現像ローラ25との間で正に摩擦帯電される。さらに、現像ローラ25上に供給されたトナーは、現像ローラ25の回転に伴って、層厚規制ブレード26と現像ローラ25との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ25上に担持される。
画像形成時には、感光ドラム28が回転駆動され、それに伴って感光ドラム28の表面が帯電器29により一様に正帯電される。そして、その正帯電された部分がスキャナ部19からのレーザ光の高速走査により露光されて、感光ドラム28の表面に用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ25の回転により、現像ローラ25上に担持され正帯電されているトナーが、感光ドラム28に対向して接触するときに、感光ドラム28の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム28の静電潜像が可視像化され、感光ドラム28の表面には露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光ドラム28の表面上に担持されたトナー像は、ベルト13によって搬送される用紙3が、感光ドラム28と転写ローラ14との間の各転写位置を通る間に、転写ローラ14に印加される負極性の転写電圧によって、用紙3に順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙3は、次いで定着器31に搬送される。
定着器31は、熱源を有する加熱ローラ31Aと、用紙3を加熱ローラ31A側へ押圧する加圧ローラ31Bとを備えており、用紙3上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、定着器31により熱定着された用紙3は、上方へ搬送され、本体ケーシング2の上面に設けられた排出トレイ32上に排出される。
(プリンタの電気的構成)
図2は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。プリンタ1は、同図に示すように、CPU40(検出手段、補正手段、無効化手段の一例)、ROM41、RAM42(記憶手段の一例)、NVRAM(不揮発性メモリ)43、ネットワークインターフェイス44を備え、これらに既述の画像形成部10、パターン検出センサ15や、表示部45、操作部46、メインモータ47及び用紙センサ48(検知手段の一例)などが接続されている。
ROM41には、後述する位置ずれ補正処理など、このプリンタ1の各種の動作を実行するためのプログラムが記憶されており、CPU40は、ROM41から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM42またはNVRAM43に記憶させながら各部の制御を行う。ネットワークインターフェイス44は、通信回線49を介して外部のコンピュータ50等に接続され、これにより相互のデータ通信が可能となっている。
表示部45は、液晶ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。操作部46は、複数のボタンを備え、ユーザにより各種の入力操作が可能である。
メインモータ47は、既述のレジストローラ6、ベルト支持ローラ12、転写ローラ14、現像ローラ25、感光ドラム28、加熱ローラ31A等を同期させつつ回転させる。用紙センサ48は、用紙3の搬送路上に複数配置されており、それぞれの位置において用紙3の有無を検出する。
(補正・印刷制御処理)
次にCPU40の制御により実行される補正・印刷制御処理の動作について説明する。図3は印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、位置ずれ補正用のパターンPを示す図、図5は、ベルト13上のパターンPの形成領域を示す図である。
CPU40は、印刷・補正制御処理を開始すると、まず外部のコンピュータ50等からネットワークインターフェイス44を介して印刷要求を受けたかを判断する(S101)。印刷要求がない場合(S101:No)には、印刷要求の受信を待機し、印刷要求を受けたところで(S101:Yes)、続いて位置ずれ補正用の補正値の検出が必要か否かを判断する(S102)。
ここで、CPU40は、常時、所定間隔でプリンタ1の状態を監視し、補正処理の要否を判断している。より具体的には、例えば印刷処理中に紙詰まりが発生した場合、若しくは前回の補正からの印刷枚数が所定枚数に達した場合など、所定の条件を満たした場合には、RAM42に記憶される補正要求フラグをオフからオンの値にする。なお、CPU40は、用紙3の搬送中に各用紙センサ48により所定のタイミングで用紙3が検出されない場合には、紙詰まりが発生したと判断する。
CPU40は、S102において、補正要求フラグがオンの値であるか、若しくはNVRAM43上に補正値が記憶されていない場合等には、補正値の検出が必要であると判断し(S102:Yes)、以下に示す補正処理(S103,S104)を実行する。
ここで、ベルト13上に形成される位置ずれ補正用のパターンP(補正用パターンの一例)は、図4に示すように、ベルト13の両側部に一列ずつ並んだ複数のマーク60を有している。なお、前述の一対のパターン検出センサ15は、各列のマーク60に対向する位置に配置されている。
各マーク60は、用紙3の搬送方向に所定間隔を空けて配置され、プロセス部20で用いる各色で形成される4つのマーク60を一組として、複数組のマーク60が一定順序(例えばイエロー60Y、マゼンタ60M、シアン60C、ブラック60Kの順)で繰り返し設けられている。また、1つのパターンPが形成される長さ範囲はベルト13の1周のおよそ4分の1である。ベルト13の表面は、図5に示すように、周方向に4つの同じ大きさのパターン形成領域A〜Dに分けられており、1つの位置ずれ補正用のパターンPは、これら4つのパターン形成領域A〜Dのいずれかの領域内に形成される。
さて、CPU40は、まずベルト13上のパターン形成領域AにパターンPを形成し、そのパターンPに基づいて各色の位置ずれ量の測定を行う(S103)。詳細には、CPU40は、パターン形成領域Aがパターン検出センサ15に対向する位置に到達したときに、パターン検出センサ15の出力レベルを所定の閾値と比較することにより、各マーク60の位置を検出する。そして、前述の各組のマーク60について、ブラックのマーク60Kの位置に対する他の3色のマーク60の位置のずれ量を求め、各3色について求めたずれ量の平均値をそれぞれ検出値Xaとする。
続いて、CPU40は、求めた検出値Xaの値を補正値XとしてRAM42に記憶する(S104)。そして、この補正値Xを用いて画像形成部10により印刷を行う(S105)。より詳細には、スキャナ部19に与える各色の印刷データに補正値Xに基づいて補正を加えて、各感光ドラム28に対する画像の書き込み位置を調整する。なお、印刷の終了時までに複数の印刷要求を受けた場合には、それら全ての印刷要求に対する印刷処理を連続的に実行する。
その後、CPU40は、印刷要求の受信を待機する(S106)。そして、印刷要求を受けた場合(S106:Yes)には、ベルト13上のパターン形成領域CにパターンPを形成し、そのパターンPに基づいて測定を行い、前述と同様の手順で検出値Xcを取得する(S107)。続いてCPU40は、前回取得した検出値Xaと今回取得した検出値Xcとの平均値((Xa+Xc)/2)を求め、求めた値を新たな補正値XとしてRAM42上の値を書き換える(S108)。そして、この補正値Xを用いて印刷を行う(S109)。
次に、CPU40は、印刷要求の受信を待機し(S110)、印刷要求を受けた場合(S110:Yes)には、ベルト13上のパターン形成領域BにパターンPを形成し、前述と同様に測定を行って検出値Xbを得る(S111)。そして、今までに取得された各検出値Xa,Xb,Xcの平均値((Xa+Xb+Xc)/3)を求め、その値を新たな補正値XとしてRAM42に記憶する(S112)。そして、その補正値Xを用いて印刷を行う(S113)。
さらに、CPU40は、印刷要求の受信を待機し(S114)、印刷要求を受けた場合(S114:Yes)には、ベルト13上のパターン形成領域DにパターンPを形成し、前述と同様に測定を行って検出値Xdを得る(S115)。そして、今までに取得された各検出値Xa〜Xdの平均値((Xa+Xb+Xc+Xd)/4)を求め、その値を新たな補正値XとしてRAM42に記憶する(S116)。
続いて、CPU40は、得られた補正値XをNVRAM43に記憶する(S117)。ここで、この補正値Xは、ベルト13一周分に相当する4つのパターンPを測定することにより導き出したものであるため、ベルト13の回転による検出値の周期的な変動の影響が抑えられ、比較的、信頼度が高い数値であると考えられる。CPU40は、続いて、この補正値Xを用いて印刷を行い(S118)、その後、S101に戻る。
一方、CPU40は、S102において、補正値の検出が必要でないと判断された場合(S102:No)には、NVRAM43に記憶された補正値Xを読み出し(S119)、その補正値Xを用いて印刷を行う(S120)。
図6は、上記印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図である。図6に示すように、CPU40は、補正要求フラグをオンとした後に印刷要求1を受けた場合には、まずパターン形成領域AにパターンPを形成し、それに基づいて補正処理を行う(S103,S104)。そして、その補正処理の終了後に続けて印刷要求1に基づく印刷処理1を実行する(S105)。ここでの補正処理は、ベルト13の4分の1周分のパターンPの測定のみに基づいて行われるため、ベルト13一周分のパターンの測定を行う場合に比べると、補正の精度は低いものの、補正処理が短時間で済むため、印刷が完了するまでのユーザの待ち時間を短くすることができる。
その後、印刷要求の受信を待機し(S106)、印刷要求2を受けた場合(S106:Yes)には、パターン形成領域Cでの補正処理(S107,S108)を実行し、続けて印刷要求2に基づく印刷処理2を実行する(S109)。このように、補正要求フラグがオンであるときに、ある程度の間隔をおいて印刷要求を受けた場合には、印刷要求を受ける度に一回の補正処理を行い、その補正処理の終了後に続けて印刷処理を行う。ここで、2回目以降の補正処理は、本補正処理での検出結果と、前回の補正処理における検出結果とに基づいて行われるため、補正の精度が高められる。
(本実施形態の効果)
以上のように本実施形態によれば、補正処理においては、パターンPの検出を行うことで得られた検出結果(検出値)と、過去の補正処理において得られた検出結果(検出値)とに基づいて画像形成特性の補正を行う。これにより、一度に多くの検出を行わなくても、ある程度の検出精度を確保することができる。従って、一回の補正処理にかかる時間を抑えつつ、補正の精度を確保することができる。
また、RAM42上に過去の検出結果が記憶されていない場合には、補正の精度は劣るものの、実行中の補正処理において得られた検出結果のみに基づいて補正を行うことが好適である。
また、位置ずれ補正を行う際には、ベルト13の回転周期に合わせて検出値が変動することがあるため、位置ずれ補正用のパターンをベルト13周面における1周分の長さ範囲にわたって形成し測定を行うことが一般的である。しかし、本発明によれば、パターンPを形成する長さ範囲をベルト13の1周分未満としても補正精度をある程度確保することができ、それにより補正処理にかかる時間を短縮することができる。
また、パターンPを形成する長さ範囲(パターン形成領域A〜D)を過去にパターンPを形成した長さ範囲に対して周方向にずらす。これにより、ベルト13の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響を抑えることができる。
特に本実施形態では、パターンPを形成するパターン形成領域A〜Dを「A,B,C,D」等のように並び順に従って(連続的に)変更していくのではなく、「A,C,B,D」のように並び順とは異なる順序で(断続的に)変更している。例えば、パターン形成領域A及びBに基づいて検出を行った場合、ずれ量の検出を行う領域がベルト13の一部に偏るために、その検出値がベルト13一周で検出を行った場合の平均値に対して比較的大きくずれる可能性がある。これに対し、本実施形態では、ずれ量の検出を行う領域がベルト13の一部に偏るのを防ぐことができるため、検出値がベルト13一周で測定を行った場合の平均値に対して大きくずれる事態を防ぐことができる。
また、パターンPを形成する際にその長さ範囲(パターン形成領域)を過去の検出結果を得たときのパターンPの長さ範囲と重ならないように周方向にずらすため、ベルト13の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響をより効果的に抑えることができる。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について図7から図9を参照して説明する。図7は印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下の各実施形態においては、プリンタ1の機械的構成は実施形態1と同様であるので、実施形態1と同一の構成には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の印刷・補正制御処理は、プリンタ1の電源投入直後に実行される。ユーザによりプリンタ1の電源が投入されると、図7に示すように、CPU40は、例えばRAM42の初期化などの所定の初期化動作を行う(S201)。続いて、補正値の検出(補正処理)が必要かを判断する(S202)。ここでは、例えば、NVRAM43に補正値が記憶されていない場合や、前回の補正処理実行時にベルト13一周分のパターンPに基づく補正値を取得する前に電源がオフされた場合、電源オフ状態が所定時間以上継続した場合、あるいは電源オフ中に現像カートリッジ22の交換が行われたことが検知された場合など、NVRAM43に記憶される補正値の精度が確保できないような状況が発生した場合には、補正値の検出が必要であると判断する。
CPU40は、補正値の検出が必要であると判断した場合(S202:Yes)には、ベルト13上のパターン形成領域AにパターンPを形成して測定を行い、検出値Xaを得る(S203)。そして、この検出値Xaを印刷時に用いる補正値XとしてRAM42上に記憶する(S204)。
続いて、印刷要求を受けたかを判断し(S205)、印刷要求を受けた場合(S205:Yes)には、RAM42上の補正値Xを用いて画像形成部10により印刷を行う(S206)。
S206にて印刷要求に基づいた印刷が終了した場合、若しくはS205にて印刷要求を受けていない場合(S205:No)には、続いてベルト13上のパターン形成領域CにパターンPを形成し、前述と同様にパターンPの測定を行って検出値Xcを取得する(S207)。そして、今までに取得された各検出値Xa,Xcの平均値を求め、その値を補正値Xとする(S208)。
続いて、CPU40は、印刷要求を受けたかを判断し(S209)、印刷要求を受けた場合(S209:Yes)には、RAM42上の補正値Xを用いて画像形成部10により印刷を行う(S210)。その後、CPU40は、同様にパターン形成領域BにパターンPを形成して、補正処理(S211,S212)を行い、印刷要求を受けたかを判断し(S213)、印刷要求を受けた場合(S213:Yes)には、RAM42上の補正値Xを用いて印刷を行う(S214)。
さらに、CPU40は、パターン形成領域DにパターンPを形成して、補正処理(S215,S216)を行う。そして、ベルト13一周分に相当する4つのパターンPを測定することにより導き出した補正値XをNVRAM43に記憶する(S217)。
その後、CPU40は、印刷要求の受信を待機し(S218)、印刷要求を受けた場合(S218:Yes)には、NVRAM43に記憶された補正値Xを用いて印刷を行う(S219)。
一方、CPU40は、S202にて、補正値の検出が必要でないと判断した場合(S202:No)には、NVRAM43に記憶された補正値を読み出し(S220)、S218に進んで印刷要求の受信を待機する。
図8及び図9は、上記印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図である。図8に示すように、プリンタ1の電源投入後、印刷要求の受信がない場合には、初期化動作終了直後から、パターン形成領域Aでの補正処理(S203,S204)、パターン形成領域Cでの補正処理(S207,S208)、パターン形成領域Bでの補正処理(S211,S212)、パターン形成領域Dでの補正処理(S215〜S217)が順に続けて行われる。
また、例えば初期化動作中に印刷要求1を受信した場合には、図9に示すように、初期化動作終了後に、続けてパターン形成領域Aでの補正処理(S203,S204)を行い、その後に印刷要求1に基づく印刷処理を行う(S206)。印刷処理の終了後に印刷要求がなければ、パターン形成領域Cでの補正処理(S207,S208)を続けて行い、さらにパターン形成領域Bでの補正処理(S211,S212)を行う。ここで例えば、パターン形成領域Bでの補正処理中に印刷要求2を受信した場合には、パターン形成領域Bでの補正処理終了後に、印刷要求2に基づく印刷処理(S214)を続けて行う。その後、、パターン形成領域Dでの補正処理(S215〜S217)を続けて行う。
本実施形態でも、例えば、パターン形成領域Bでの補正処理では、パターン形成領域A,Cでの検出結果も参照されるため、検出の精度を高めることができる。これにより、一回の補正処理にかかる時間を抑えつつ、補正の精度を確保することができる。
<実施形態3>
次に本発明の実施形態3について図10から図12を参照して説明する。図10は、印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャートである。
CPU40は、印刷・補正制御処理を開始すると、印刷要求の受信を待機し(S301)、印刷要求を受けた場合(S301:Yes)には、続いて、位置ずれ補正用の補正値の検出が必要か否かを判断する(S302)。補正要求フラグがオフの場合など、補正値の検出が必要ないと判断した場合(S302:No)には、NVRAM43に記憶された補正値を読み出し(S303)、その補正値を用いて印刷処理を行う(S304)。なお、本実施形態の印刷処理では、1度に1つの印刷要求に対する印刷のみを行う。その後、S301に戻り、印刷要求の受信を待機する。
また、補正値の検出が必要であると判断した場合(S302:Yes)には、ベルト13上のパターン形成領域AにパターンPを形成して補正処理(S305,S306)を行い、続いて得られた補正値Xを用いて1補正要求に対する印刷処理を実行する(S307)。そして、次にパターン形成領域Cにて補正処理(S308,S309)を行う。
続いて、CPU40は、印刷要求があるかを判断し(S310)、印刷要求がある場合(S310:Yes)には、RAM42に記憶される補正値Xを用いて1つの印刷要求に対する印刷処理を実行する(S311)。さらに、CPU40は、パターン形成領域Bでの補正処理(S312,S313)を実行し、印刷要求があるかを判断する(S314)。そして、印刷要求がある場合(S314:Yes)には、RAM42に記憶される補正値Xを用いて1つの印刷要求に対する印刷処理を実行する(S315)。
さらにCPU40は、パターン形成領域Dでの補正処理(S316〜S318)を実行して、ベルト13一周分に相当する4つのパターンPに基づいて得た補正値XをNVRAM43に記憶する。その後、S301に戻る。
図11及び図12は、上記印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図である。例えば、図11に示すように、補正要求フラグがオンのときに印刷要求1を受け、その後所定期間他の印刷要求がない場合には、まずパターン形成領域Aでの補正処理(S305,S306)を行い、続けて印刷要求1に基づく印刷(S307)を行う。そして、印刷の終了後、続けてパターン形成領域C、B、Dでの補正処理を順に行う。
また、例えば、図12に示すように、補正要求フラグがオンのときに4つの印刷要求1〜4を連続して受けた場合には、まずパターン形成領域Aでの補正処理(S305,S306)を行い、続けて印刷要求1に基づく印刷(S307)を行う。そして、印刷の終了後、パターン形成領域Cでの補正処理(S308,S309)、印刷要求2に基づく印刷(S311)、パターン形成領域Bでの補正処理(S312,S313)、印刷要求3に基づく印刷(S315)、パターン形成領域Dでの補正処理(S316,S317)、印刷要求4に基づく印刷(S304)を順に続けて行う。
以上のように本実施形態においても、2回目以降の補正処理では、過去の検出結果が参照されるため、検出精度を高めることができる。また、少なくとも印刷要求1から3に対する印刷処理は、ベルト13一周分の測定に基づく補正処理を行った後に印刷を行う場合よりも早期に終了することができると考えられる。
<実施形態4>
次に本発明の実施形態4について図13から図18を参照して説明する。
(無効性判断処理)
図13は、無効化処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、印刷・補正制御処理において検出された各検出値Xa〜Xdを所定の条件に基づいて無効化する無効性判断処理がCPU40の制御により定期的に実行される。CPU40は、この無効性判断処理において、まず印刷処理中に紙詰まりが発生したかを調べる(S401)。紙詰まりが発生していない場合(S401:No)には、さらに印刷を行わない状態で所定期間が経過したかを判断する(S402)。所定期間が経過していない場合(S402:No)には、S401に戻る。
紙詰まりが発生した場合(S401:Yes)、若しくは印刷を行わない状態で所定期間が経過した場合(S402:Yes)には、RAM42に記憶される各検出値Xa〜Xdが有効あるいは無効のいずれであるかを示す有効性フラグSa〜Sdの値をそれぞれ有効から無効に変更する無効化処理を行う(S403)。
なお、上記以外にも、例えば、現像カートリッジ22やベルト13が新品に交換されたのを検知した場合や、前回の補正処理から所定期間が経過した場合、若しくは前回の補正処理から所定枚数の印刷が行われた場合など、他の条件に基づいて無効化処理を実行するようにしても良い。
(印刷・補正制御処理)
図14から図17は、印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャートである。CPU40は、印刷・補正制御処理を開始すると、図14に示すように、まず印刷要求の受信を待機し(S501)、印刷要求を受けた場合(S501:Yes)には、続いて、位置ずれ補正用の補正値の検出が必要か否かを判断する(S502)。そして、補正要求フラグがオフの場合など、補正値の検出が必要ないと判断した場合(S502:No)には、NVRAM43に記憶された補正値を読み出し(S503)、その補正値を用いて印刷を行う(S504)。その後、S501に戻り、印刷要求の受信を待機する。
また、補正値の検出が必要と判断した場合(S502:Yes)には、CPU40は、パターン形成領域A〜Dの検出値Xa〜Xdに初期値(未検出状態であることを示す値)をセットするとともに、各有効性フラグSa〜Sdを無効にセットする(S505)。続いて、CPU40は、パターン形成領域AにパターンPを形成して測定を行い、取得した値を検出値Xaとし、Xaに対応する有効性フラグSaを有効とする(S506)。そして、検出値Xaを印刷時に用いる補正値XとしてRAM42上に記憶する(S507)。
続いて、CPU40は、補正値Xを用いて印刷要求に基づく印刷処理を開始する(S508)。そして、無効化処理(図13のS403)が行われたか、即ち有効性フラグSaの値が無効であるかを判断する(S509)。無効化処理が行われていない場合(S509:No)には、印刷処理が完了したかを判断し(S510)、完了していない場合(S510:No)はS509に戻る。印刷処理が完了する前に無効化処理が行われた場合(S509:Yes)には、実行中の印刷処理を停止し(S511)、S505に戻って再びパターン形成領域Aでの補正処理(S506,S507)と印刷処理とをやり直す。
CPU40は、印刷処理が完了した場合(S510:Yes)には、図15に示すように印刷要求を待機し(S512)、印刷要求があると(S512:Yes)、無効化処理が行われたか、即ち有効性フラグSaの値が無効であるかを判断する(S513)。無効化処理が行われた場合(S513:Yes)には、S505に戻り再びパターン形成領域Aでの補正処理を実行する。
無効化処理が行われていない場合(S513:No)には、パターン形成領域Cにて同様に補正処理(S514,S515)を行い、続いて印刷要求に基づく印刷処理を開始する(S516)。ここでも同様に印刷処理中に無効化処理が行われたかを監視し(S517)、無効化処理が行われた場合(S517:Yes)には、印刷処理を停止して(S518)、S505に戻る。
また、印刷処理が完了した場合(S519:Yes)には、図16に示すように、印刷要求を待機し(S520)、印刷要求があると(S520:Yes)、無効化処理が行われたかを判断する(S521)。そして無効化処理が行われた場合(S521:Yes)には、S505に戻る。無効化処理が行われていない場合(S521:No)には、パターン形成領域Bにて同様に補正処理(S522,S523)を行い、続いて印刷処理を開始する(S524)。そして、印刷処理中に無効化処理が行われたかを監視し(S525)、無効化処理が行われた場合(S525:Yes)には、印刷処理を停止して(S526)、S505に戻る。
また、印刷処理が完了した場合(S527:Yes)には、図17に示すように、印刷要求を待機し(S528)、印刷要求があると(S528:Yes)、無効化処理が行われたかを判断する(S529)。そして無効化処理が行われた場合(S529:Yes)には、S505に戻る。無効化処理が行われていない場合(S529:No)には、パターン形成領域Dにて補正処理(S530〜S532)を行い、ベルト13一周分に相当する4つのパターンPに基づいて得た補正値XをNVRAM43に記憶する。続いて印刷処理を開始し(S533)、印刷処理中に無効化処理が行われた場合(S534:Yes)には、印刷処理を停止して(S535)、S505に戻る。印刷処理が完了した場合(S536:Yes)には、S501に戻る。
図18は、印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図である。同図に示すように、CPU40は、補正要求フラグがオンのときに印刷要求1を受けた場合には、まずパターン形成領域Aでの補正処理(図14のS506,S507)を行い、続けて印刷要求1に基づく印刷処理を開始する(S508)。印刷要求1に基づく印刷処理が完了した後、印刷要求2を受けた場合には、パターン形成領域Cでの補正処理(図15のS514,S515)を行い、続けて印刷要求2に基づく印刷処理を開始する(S516)。
印刷要求2に基づく印刷処理の実行中に、紙詰まりの発生等により無効化処理が行われた場合(図13のS403)には、印刷要求2に基づく印刷処理を中止し(図15のS518)、続いてパターン形成領域Aでの補正処理(図14のS506,S507)を再び行い、その後に続けて印刷要求2に基づく印刷処理を実行する(S508)。
以上のように本実施形態によれば、印刷処理中に紙詰まりが発生した場合など、過去の検出結果の信頼性が維持できないような状況が生じた場合には、それを検知して過去の検出結果に基づく補正を行わないことで、精度の低い補正が行われることを回避できる。従って、印刷される画像の品質を確保することができる。
<実施形態5>
次に本発明の実施形態5について図19を参照して説明する。図19は、印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャートである。
CPU40は、印刷・補正制御処理を開始すると、図19に示すように、まず印刷要求の受信を待機し(S601)、印刷要求を受けた場合(S601:Yes)には、続いて、位置ずれ補正用の補正値の検出が必要か否かを判断する(S602)。そして、補正要求フラグがオフの場合など、補正値の検出が必要ないと判断した場合(S602:No)には、NVRAM43に記憶された補正値を読み出し(S603)、その補正値を用いて印刷を行う(S604)。その後、S601に戻り、印刷要求の受信を待機する。
また、CPU40は、補正値の検出が必要であると判断した場合(S602:Yes)には、RAM42に記憶される補正処理においてパターンPの検出を行った回数nの値を1にセットする(S605)。そして、パターン形成領域A〜Dの中から、補正処理の際にパターンPを形成した回数が他に比べて少ないパターン形成領域を抽出する(S606)。ここで、NVRAM43には、過去の補正処理において、各パターン形成領域A〜DごとにパターンPを形成した回数が記憶されており、CPU40は、NVRAM43の記憶を参照して回数が最も少ないパターン形成領域を抽出する。
そして、CPU40は、抽出したパターン形成領域が複数である場合には、それらのパターン形成領域の中から、最初の画像形成位置の上流側でかつその画像形成位置に最も近い位置にあるパターン形成領域を現在のベルト13の位置に基づいて判断して選択する(S607)。ここで、抽出されたパターン形成領域が1つである場合にはそのパターン形成領域を選択する。
続いて、CPU40は、選択したパターン形成領域にパターンPを形成して測定を行い、検出値Xnを取得する(S608)。そして、取得した検出値Xと、RAM42に記憶されている今までに得られた検出値X1〜X(nー1)の平均値((X1+...+Xn)/n)を求め、その値を補正値Xとし、さらに検出回数nの値を1つ増加させる(S609)。そして、補正値Xを用いて印刷処理を行う(S610)。
続いて、検出回数nの値が4であるか、即ちベルト13の1周分で補正処理が行われたかを調べる(S611)。検出回数nが4未満であるときには、印刷要求を待機し(S612)、印刷要求を受けると(S612:Yes)、S606に戻り補正処理(S606〜S609)を行う。また、検出回数が4に至ったとき(S611:Yes)には、ベルト13一周分に相当する4つのパターンPに基づいて得た補正値XをNVRAM43に記憶し(S613)、S601に戻る。
本実施形態では、図6に示したものと同様に、補正要求フラグがオンの時には、印刷要求を受ける度に一回の補正処理を行い、その後に続けて印刷処理を実行する。各補正処理は、ベルト13の4分の1周分のパターンPの測定に基づいて行われるため、ベルト13一周分のパターンの測定を行う場合に比べると、補正処理が短時間で済む。また、2回目以降の補正処理は、その補正処理での検出結果と、過去の補正処理における検出結果とに基づいて行われるため、補正の精度が高められる。
また、過去にパターンPを形成した回数が少ない領域に優先的にパターンPを形成するため、ベルト13の回転に伴う検出値の周期的な変動の影響を効果的に抑えることができる。また、パターンPを形成する位置が片寄らないため、ベルト13の特定位置に汚れや傷みが集中することを防止できる。
また、抽出した複数のパターン形成領域のうちから、最も画像形成位置に近い位置にあるパターン形成領域を選択し、そこにパターンを形成するため、ベルト13にパターンPを形成するまでにかかる時間を短縮することができ、その結果補正処理にかかる時間を抑えることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)補正用パターンに含まれるマークの数や間隔や形状等は適宜変更することができる。また、上記実施形態では、用紙搬送方向(副走査方向)の位置ずれ量を測定するためのパターンを示したが、主走査方向の位置ずれ量を測定するためのパターンを用いて位置ずれ補正を行う構成としても良い。
(2)上記実施形態では、ベルトの周面を4つに分けてそれぞれパターン形成領域としたが、対象物上のパターン形成領域の数は適宜変更することができる。また、各パターン形成領域は互いに重なり合っていても良い。
(3)担持体の周面一周分の長さ範囲に形成したパターンで補正処理を行う詳細モードと、それよりも短い長さ範囲に形成したパターンで補正処理を行う簡易モードとを設け、条件に応じて両モードのいずれかを選択して補正処理を実行するようにしても良い。
(4)上記実施形態では、パターンを形成する対象物として、ベルトを用いたものを示したが、本発明によれば、例えば、転写ドラムを用いる画像形成装置においてその転写ドラム上にパターンを形成する構成としても良い。
(5)上記実施形態では、1つの印刷要求に対し1回の印刷処理を行うものを示したが、本発明によれば、所定印刷ページ数ごとに1回の印刷処理を実行するようにしても良い。この場合、例えば、図12に示すもののように、1回の補正処理と1つの印刷要求に基づく印刷処理とを繰り返す動作に代えて、1回の補正処理と所定ページ数の印刷処理とを繰り返す動作を行うようにすることもできる。
本発明の実施形態1における画像形成装置の一例であるプリンタの概略構成を示す側断面図 プリンタの電気的構成を概略的に示すブロック図 印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 位置ずれ補正用のパターンを示す図 ベルト上のパターンの形成領域を示す図 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 実施形態2における印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 実施形態3における印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 実施形態4における無効化処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート 印刷・補正制御処理における各処理の実行タイミングを例示する図 実施形態5における印刷・補正制御処理の流れを示すフローチャート
1...プリンタ(画像形成装置)
3...用紙(対象物)
10...画像形成部(形成手段)
13...ベルト(対象物、担持体)
15...パターン検出センサ(検出手段)
40...CPU(検出手段、補正手段、無効化手段)
42...RAM(記憶手段)
48...用紙センサ(検知手段)
P...パターン(補正用パターン)

Claims (5)

  1. 回転する担持体上に画像を形成する形成手段と、
    前記担持体上に形成された補正用パターンの検出を行う検出手段と、
    前記検出手段の検出結果を記憶する記憶手段と、
    前記形成手段に前記補正用パターンを形成させ、前記検出手段により前記補正用パターンの検出を行って前記形成手段による画像形成位置のずれを補正する補正処理を実行する補正手段と、を備え、
    前記補正手段は、前記補正処理において、前記担持体の周面を周方向に複数の形成領域に分け、前記記憶手段に記憶される過去の補正処理において補正用パターンが形成された形成領域と異なる形成領域に補正用パターンを形成させ、当該補正用パターンの検出によって得られた検出結果と、前記過去の補正処理において他の形成領域に形成された補正用パターンの検出によって得られた検出結果とに基づいて前記形成手段による画像形成位置のずれを補正する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記補正手段は、前記記憶手段に過去の補正処理における検出結果が記憶されていない場合には、過去の検出結果を用いずに実行中の補正処理において得られた検出結果に基づいて補正を行う。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記補正手段による前記過去の補正処理における検出結果に基づく補正を不可とする無効化処理を行う無効化手段を備える。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    当該画像形成装置の状態の変化を検知する検知手段を備え、
    前記無効化手段は、前記検知手段により状態の変化が検知されたときに前記無効化処理を行う。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記形成手段は、前記補正用パターンを形成する際に、前記担持体の周面において、前記記憶手段に記憶される過去の補正処理における検出結果を得たときに補正用パターンを形成した回数が少ない領域に優先的に形成する。
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