JP4527786B2 - 浴槽洗浄システム - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽を洗剤液で自動洗浄する浴槽洗浄システムに関するもので、洗剤切れの時期を正確に予測できるようにするものである。
浴槽の内壁面に付着した湯垢等の汚れを自動的に洗浄する浴槽洗浄システムが特許文献1に開示されている。
このものでは、図8に示すように、浴槽側壁(93)に設けられた洗浄ノズル(94)に繋がる洗浄ユニット(101)の洗浄配管(95)には、開閉弁(99)とその下流側に位置する洗剤混合部(97)が設けられている。フロートスイッチ(84)を備えた洗剤タンク(90)には洗剤液(91)が貯留されていると共に、該洗剤液(91)は洗剤ポンプ(98)から逆止弁(96)を経て洗剤混合部(97)に供給されるようになっている。
浴槽(92)の上部に配設された排水操作部(89)やリモコン装置(図示せず)の操作で作動する排水栓駆動モータ(88)は、ワイヤーケーブル(87)を介して排水栓(86)に連結されている。
このものでは、リモコン装置(図示せず)で浴槽洗浄を指令すると、制御基盤(K)から通信線(85)を介して送信される作動信号で排水栓駆動モータ(88)が駆動されると共に、該排水栓駆動モータ(88)にワイヤーケーブル(87)を介して連動する排水栓(86)が開かれて排水が行なわれる。その後、洗剤ポンプ(98)が作動することにより、洗剤タンク(90)内の洗剤液(91)が、洗剤ポンプ(98)→逆止弁(96)→洗剤混合部(97)→洗浄配管(95)→洗浄ノズル(94)の経路で流れ、該洗浄ノズル(94)から噴射される洗剤液(91)で浴槽(92)が洗浄された後、洗剤ポンプ(98)が停止し、開閉弁(99)からのすすぎ水が洗浄ノズル(94)から浴槽(92)に噴射される。これにより、浴槽(92)の洗浄が終了する。
一方、浴槽洗浄の繰り返しによって洗剤タンク(90)内の洗剤液(91)が所定量まで減少すると、洗剤タンク(90)への洗剤液(91)の補充を促す補充報知を行い、その後、所定回数だけ浴槽洗浄をしてから、洗剤切れを報知する(段落[0031][0032])。
このものでは、常に同じ制御態様の浴槽洗浄が実行される構成になっていることから、各浴槽洗浄時の洗剤使用量を一定とみなすことができる。従って、洗剤タンク(90)内の洗剤液(91)が所定量まで減少した時点(補充報知時)で、残りの洗剤液(91)による洗浄可能回数は固定回数に定まる。このことから、洗剤タンク(90)に洗剤液(91)が無くなった時点と、洗剤切れの報知時点とのずれがなく、報知精度が担保される。
特開2002−65484号公報
しかしながら、上記従来の技術を、念入りモード、標準モード、スピードモード等、洗剤使用量が異なる複数の洗浄モードが選択できるタイプの浴槽洗浄システムに適用すると、次の問題がある。
即ち、既述従来のもののように、洗剤液(91)が所定量まで減少した時点(補充報知時)で、残りの洗剤液(91)による洗浄可能回数を固定回数に設定すると、その後に選択される洗浄モードの種類によって洗剤使用量が異なることから、洗剤切れ報知の前に洗剤タンク(90)の洗剤液(91)が無くなることがある一方、これとは逆に、洗剤切れ報知の時点で洗剤タンク(90)に洗剤液(91)が残存している場合もある。これらのことから、前記補充報知時に洗剤切れの時期を正確に予測することができないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、
補充報知時に洗剤切れの時期を正確に予測できるようにすることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の解決手段は、
『洗剤使用量が異なる複数の洗浄モードをモード選択手段で選択できる一方、
前記モード選択手段で選択された洗浄モードに対応する前記洗剤使用量の洗剤液を洗剤タンクから浴槽内に噴出させて浴槽洗浄を行なう浴槽洗浄システムに於いて、
所定期間の浴槽洗浄回数と洗剤使用量に基づいて1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均洗剤使用量を演算する平均洗剤使用量演算手段と、
前記洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少するとレベル低下信号を出力する残量検知手段が設けられ、
前記残量検知手段からレベル低下信号が出力された場合に、前記基準残存量を前記平均洗剤使用量で割り算することによって、前記基準残存量の洗剤液での浴槽洗浄の可能回数を演算する残洗浄回数演算手段と、を具備し、
前記残洗浄回数演算手段が演算した浴槽洗浄の可能回数に基づいて洗剤切れの時期を予測する』ことである。
上記解決手段によれば、洗剤使用量が異なる複数の洗浄モードが選択されて浴槽洗浄が実行されると、平均洗剤使用量演算手段は、所定期間の浴槽洗浄回数と洗剤使用量に基づいて、1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均洗剤使用量を演算する。
又、浴槽洗浄の繰り返しによって洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少すると、残量検知手段からレベル低下信号が出力されると共に、該レベル低下信号が出力された場合には、残洗浄回数演算手段が、前記基準残存量を前記平均洗剤使用量で割り算し、これにより、前記基準残存量の洗剤液での浴槽洗浄の可能回数を演算する。
このものでは、洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少した場合に、前記基準残存量を平均洗剤使用量(1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均の洗剤量)で割り算して残りの洗浄可能回数を演算するから、前記洗浄可能回数を固定回数に設定する場合に比べ、洗剤切れの時期を正確に予測することができる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記レベル低下信号が出力されたときに、前記残洗浄回数演算手段で演算された前記浴槽洗浄の可能回数を報知する』ものでは、使用者は、前記報知によって、残りの洗浄可能回数を認識することができ、洗剤切れの到来時期を正確に把握することができる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『洗剤切れ前の洗浄保証回数を設定し、
前記レベル低下信号が出力された後には、浴槽洗浄の可能回数が前記洗浄保証回数まで減少した時点で、前記洗剤液の補充報知を実行する』ものとすることができる。
このものでは、洗剤液の補充報知がされた後に洗浄保証回数の浴槽洗浄が可能であることから、使用者は、補充報知によって、残りの洗浄可能回数を認識することができる。従って、請求項2の発明と同様、洗剤切れの到来時期を正確に把握することができる。
[請求項4に係る発明]
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記浴槽洗浄の可能回数を表示手段にカウントダウン表示させる』ものでは、使用者は、表示手段にカウントダウン表示される浴槽洗浄の可能回数を見ることにより、徐々に近付く洗剤切れの到来時期を変動情報として把握することができる。
[請求項5に係る発明]
請求項1〜4に係る発明に於いて、
『前記洗剤タンク内での洗剤液の第1液位とこれより低い第2液位を検知する液位検知手段を備え、
前記平均洗剤使用量演算手段は、前記液位検知手段が検知する第1、第2液位間の洗剤タンクの容積と、該容積の洗剤液を用いて洗浄した浴槽洗浄回数に基づいて前記平均洗剤使用量を演算する』ものとすることができる。
このものでは、液位検知手段で検知される第1、第2液位間の洗剤タンクの容積と、該容積の洗剤液を用いて洗浄した浴槽洗浄回数に基づいて平均洗剤使用量が演算されるから、浴槽洗浄システムの設置条件等によって、洗剤タンクからの洗剤液の流出速度にばらつきがあっても、これに影響されることなく、前記平均洗剤使用量が正確に演算できる。
本発明は次の特有の効果を有する。
洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少した場合に、前記基準残存量を平均洗剤使用量(1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均の洗剤量)で割り算して残りの洗浄可能回数を演算するから、前記洗浄可能回数を固定回数に設定する場合に比べ、洗剤切れの時期を正確に予測することができる。
請求項2に係る発明では、使用者は、レベル低下信号が出力されたときに報知される残りの洗浄可能回数を認識することができるから、洗剤切れの到来時期を正確に把握することができる。
請求項3に係る発明では、洗剤液の補充報知がされた時点では、浴槽洗浄の可能回数が洗浄保証回数まで減少していることが分かるから、請求項2の発明と同様、洗剤切れの到来時期を正確に把握することができる。
請求項4に係る発明では、既述したように、カウントダウン表示される浴槽洗浄の可能回数を見ることにより、徐々に近付く洗剤切れの到来時期を変動情報として把握することができる。
請求項5に係る発明では、前述したように、浴槽洗浄システムの設置条件等によって、洗剤タンクからの洗剤液の流出速度にばらつきがあっても、これに影響されることなく、前記平均洗剤使用量が正確に演算できる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
《全体構成》
図1は本発明の実施形態に係る浴槽洗浄システムを備えた風呂装置の概略説明図であり、温水を加熱生成する熱源機(10)と、リモコン装置(53)と、浴槽(20)と、洗浄ユニット(3)と、更に、洗剤タンク(7)とを備える。
熱源機(10)からは、浴槽(20)内を追焚きするための往き管(12)及び戻り管(13)が引き出されており、該往き管(12)及び戻り管(13)により、浴槽側壁(21)に取り付けられた浴槽金具(5)と熱源機(10)内の追焚用熱交換器(15)が接続されて全体として追焚用循環回路(B)が形成されている。そして、浴槽(20)内を追焚きする時には、前記追焚用熱交換器(15)を加熱する為の追焚バーナ(16)が燃焼すると共に追焚用循環回路(B)に設けられた循環ポンプ(17)が作動することで、浴槽(20)内の入浴水が、浴槽金具(5)→戻り管(13)→循環ポンプ(17)→追焚用熱交換器(15)→往き管(12)→浴槽金具(5)の経路で循環しながら加熱昇温される。又、熱源機(10)の給湯バーナ(18)で加熱される給湯用熱交換器(19)からは洗浄ユニット(3)に接続される出湯管(11)が引き出されている。
以下各部の詳細を説明する。
《洗剤タンク(7)》
洗剤タンク(7)は、浴槽(20)の上端外周に張出す浴槽フランジ(22)に取り付けられていると共に、該洗剤タンク(7)の底壁から引き出された洗剤供給管(70)は、後述する洗浄ユニット(3)に組み込まれた洗剤弁(69)に繋がっている。
図2は、洗剤タンク(7)の取り付け部の構造を示している。
洗剤液(91)を貯留する洗剤タンク(7)から上向きに突設された洗剤補給筒(74)の上端は、浴槽フランジ(22)に開設されたタンク取付孔(220)に挿通されていると共に、洗剤補給筒(74)の上端に螺合された締付ナット(75)と洗剤補給筒(74)の外周フランジ(76)によって浴槽フランジ(22)が上下から挟圧され、これにより、洗剤タンク(7)が浴槽フランジ(22)に取り付けられている。又、前記締付ナット(75)の外周には洗剤補給用のキャップ(78)が着脱自在に螺合されており、キャップ(78)を取り外して洗剤補給筒(74)に上方から洗剤液(91)を流し込んだ後にキャップ(78)を再び螺合装着することにより、洗剤の補給が行なえる。
洗剤液(91)を貯留するタンク本体(73)の上面壁には、差込深さが順次長くなる、上限電極(714)、下限電極(713)、最下限電極(712)が貫通している。又、最下限電極(712)と同じ差込深さに設定されたアース電極(711)も貫通している。
アース電極(711)と最下限電極(712)〜上限電極(714)との間に電圧を印加し、上限電極(714)とアース電極(711)との間に電流が流れる場合は、洗剤液(91)が満タンであると判断でき、アース電極(711)と、最下限電極(712)及び下限電極(713)の間のみに電流が流れる場合は、洗剤液(91)が満タンではないが補充が必要なレベルまでは液面が低下していないと判断でき、アース電極(711)と最下限電極(712)の間のみに電流が流れる場合は、洗剤液(91)が補充必要レベルまで低下していると判断でき、更に、アース電極(711)と最下限電極(712)の間に電流が流れない状態になると、洗剤切れと判断できる。そして、前記最下限電極(712)〜上限電極(714)の信号は、洗浄ユニット(3)に組み込まれた洗浄ユニット制御装置(33)や熱源機(10)に組み込まれた熱源機制御装置(100)で監視されている。
本実施の形態では、前記上限電極(714)以下のタンク本体(73)の容積は800CC、下限電極(713)以下の容積は200CCに、夫々設定されており、最下限電極(712)及びアース電極(711)の下端はタンク本体(73)の底壁近傍に位置している。
《洗浄ユニット(3)》
図1に示すように、洗浄ユニット(3)は、弁装置(60)と、該弁装置(60)の下流側に設けられた銀イオン発生装置(63)と、前記洗剤タンク(7)の底壁から延びる洗剤供給管(70)に接続される洗剤弁(69)と、これら洗剤弁(69)等を制御する洗浄ユニット制御装置(33)を備えている。又、洗剤弁(69)の下流側は、前記銀イオン発生装置(63)から浴槽(20)側の洗浄ノズル(51)に繋がる洗浄配管(62)に設けられたベンチュリー構造の洗剤混合管(72)に接続されている。
弁装置(60)には、上流側から、水量制御弁(61)、流量センサ(64)、開閉弁(65)、大気開放弁(66)、逆流防止弁(67)がこの順序で配設されている。前記水量制御弁(61)には熱源機(10)の給湯用熱交換器(19)から引き出された出湯管(11)が接続されると共に、水量制御弁(61)はステッピングモータ等により弁開度が調節できるようになっている。尚、大気開放弁(66)は、熱源機(10)内の給水配管が負圧状態に陥ったときに大気開放させるための弁である。
《リモコン装置(53)》
浴室壁面等に配設されるリモコン装置(53)には、表示画面(530)、洗浄運転スイッチ(531)、浴槽洗浄の「念入りモード」「標準モード」「スピードモード」を順次切替えるモード選択スイッチ(532)、風呂の湯張り温度等を設定する温度設定スイッチ(55)、全自動運転スイッチ(54)が設けられている。リモコン装置(53)と、熱源機(10)に組み込まれた熱源機制御装置(100)は双方向通信ができるようになっている。
《排水栓操作具及び排水栓等》
図1に示すように、浴槽フランジ(22)には、浴槽底壁(23)の排水栓(25)を電動で開閉させる排水栓駆動部(43a)を備えた排水栓操作具(43)が配設されている。又、排水栓操作具(43)の操作信号は洗浄ユニット(3)に組み込まれた洗浄ユニット制御装置(33)や、熱源機(10)内に組み込まれた熱源機制御装置(100)に送信されるようになっている。
《浴槽洗浄動作》
熱源機(10)の熱源機制御装置(100)内には、図3〜図7のフローチャートで示す浴槽洗浄制御を実行するマイクロコンピュータが組み込まれている。
以下、図3〜図7に従って本実施の形態に於ける浴槽洗浄動作を説明する。
洗剤タンク(7)の洗剤液(91)を満タンにした状態で、熱源機(10)の熱源機制御装置(100)に電源供給されると、図3の制御が開始される。
先ず、リモコン装置(53)からの浴槽洗浄指示(洗浄運転スイッチ(531)の操作)を監視する(S404)。浴槽洗浄指示がされると、最下限電極(712)とアース電極(711)間に電流が流れない洗剤切れの状態であれば、リモコン装置(53)の表示画面(530)や内蔵スピーカ(図示せず)により洗剤切れ報知を行い(S405,S406)、制御をS404のステップに戻す。
次に、洗剤液(91)が上限電極(714)の下端以上の満タンレベルにあるか否かを判断する(S407)。洗剤液(91)が満タンの場合、リモコン装置(53)の表示画面(530)に後述する残洗浄回数Zが表示されている場合はこの表示を解除すると共に、満タン表示を行ない、更に、浴槽洗浄回数Kを「0」にリセットする(S408)。一方、洗剤液(91)が満タンでない場合は、満タン表示を解除する(S409)。
次に、モード選択スイッチ(532)で「標準モード」「念入りモード」の何れの洗浄モードが選択されているかを判断する(S410、S411)。尚、「標準モード」「念入りモード」の何れの洗浄モードも選択されていない場合は、「スピードモード」が選択されていると判断する(S411で「N」)。その上で、選択された各洗浄モードに対応する浴槽洗浄動作を実行する(S412、S413、S414)。
次に、「標準モード」「念入りモード」「スピードモード」の各洗浄モードの内容を説明する。
*標準モード
図5は「標準モード」の洗浄ルーチンの内容を示すフローチャートである。
先ず、浴槽(20)内の排水のため、排水栓駆動部(43a)が作動し、排水栓(25)が開弁され(S100)、排水開始後から所定時間が経過したとき(浴槽(20)の排水が完了した頃)に、洗浄ユニット(3)による浴槽(20)の洗浄動作が開始する。
この洗浄動作では、「予備すすぎ」→「洗剤洗浄」→「待機」→「仕上げすすぎ」が順次行われ、最後に「銀イオン洗浄」が行われて洗浄動作が終了される。
予備すすぎ工程では、洗浄ユニット(3)の水量制御弁(61)が所定開度に設定されるとともに開閉弁(65)が開かれ、このときの通水を熱源機(10)が検出するとこれに内蔵された給湯バーナ(18)が燃焼して温水の加熱動作が開始する(S101)。すると、加熱された温水は出湯管(11)を介して洗浄ユニット(3)の洗浄配管(62)に送り込まれる。このとき、洗浄配管(62)には、水量制御弁(61)により制御された一定水量の温水が流され、また、洗剤弁(69)は閉じられているので、この温水のみが洗浄配管(62)の下流側に設けられた洗浄ノズル(51)から浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面に向けて噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面に付着している毛、湯垢等の汚れが予備的に洗い流される。この温水の噴射が所定時間(本実施の形態では、1分)行われると(S102)、予備すすぎ工程を終了して洗剤洗浄工程に移行される。
洗剤洗浄工程では、上記予備すすぎの状態から洗剤供給管(70)の洗剤弁(69)が開かれる(S103)。すると、洗浄配管(62)を流れる温水がベンチュリー構造の洗剤混合管(72)を通過する際に生じる負圧によって洗剤タンク(7)からの洗剤液(91)が洗剤供給管(70)等を介して洗剤混合管(72)で温水と混合される。そして、温水と混合された洗剤液(91)が、洗浄ノズル(51)から浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面に向けて噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面に付着している湯垢等の汚れが洗浄される。この洗剤液(91)の噴射が所定時間(本実施の形態では、2分)行われると(S104)、洗浄ユニット(3)の洗剤弁(69)、開閉弁(65)が閉じられて洗浄ノズル(51)からの洗剤液(91)の噴射が停止され(S105)、洗剤洗浄工程が終了される。この洗剤洗浄工程が終了すると、待機工程に移行される。
待機工程では、洗浄ノズル(51)からの一切の噴射を停止し浴槽(20)の内壁面や浴槽蓋(26)の下面に洗剤液(91)が付着した状態で、所定時間(本実施の形態では、3分)が経過するまで待機される(S106)。これにより、洗剤液(91)が浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面に付着した湯垢等の汚れに浸透し、汚れを浮き上がらせて次の仕上げすすぎ工程で洗い流されやすくすることができる。この所定時間が経過すると(S106)、待機工程を終了して仕上げすすぎ工程に移行される。
仕上げすすぎ工程では、基本的には上述の予備すすぎ工程と同様に、洗浄ユニット(3)の開閉弁(65)が開かれて、熱源機(10)からの温水のみが洗浄配管(62)の下流側に設けられた洗浄ノズル(51)から浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面に向けて噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面及び浴槽蓋(26)の下面において洗剤液(91)により浮き上がらされた湯垢等の汚れが洗剤液(91)とともにきれいに洗い流される。
この温水の噴射が所定時間(本実施の形態では、2分)行われると(S108)、洗浄ユニット(3)の開閉弁(65)を閉じて(S109)、洗浄ノズル(51)からの噴射を停止させ、仕上げすすぎ工程が終了される。
そして、以上の工程が終了すると、銀イオン洗浄が実行される。
銀イオン洗浄工程では、洗浄ユニット(3)の水量制御弁(61)が所定開度に設定されるとともに開閉弁(65)が開かれ、且つ銀イオン発生装置(63)が稼動される(S110)。尚、この銀イオン洗浄工程では、熱源機(10)に組み込まれた熱源機制御装置(100)に燃焼禁止信号を出力することにより、加熱されない水が出湯管(11)を介して洗浄ユニット(3)に送り込まれ、水量制御弁(61)により一定水量の水が洗浄配管(62)内に流される。このとき、洗浄配管(62)を流れる水には銀イオン発生装置(63)により発生させた銀イオンが混入される。すなわち、銀イオン発生装置(63)の一対の銀電極に通電してこの銀電極の電気分解により銀イオンを発生させ、これにより、洗浄配管(62)を流れる水が銀イオン発生装置(63)の筒体内を通過する間にこの水に対し銀イオンが溶解される。そして、この銀イオンを含んだ銀イオン水が洗浄ノズル(51)から浴槽(20)の内壁面や浴槽蓋(26)の下面に向けて噴射される。これにより、浴槽(20)の内壁面や浴槽蓋(26)の下面に銀イオンが付着される。従って、銀イオンの抗菌、除菌効果により、これらの場所での雑菌、カビなどの繁殖を防止することができる。
この銀イオン水の噴射が所定時間(本実施の形態では、2分)行われると(S111)、洗浄ユニット(3)の開閉弁(65)を閉じるとともに銀イオン発生装置(63)を稼動停止させて(S112)、洗浄ノズル(51)からの銀イオン水の噴射を停止させ、銀イオン洗浄工程を終了させる。この銀イオン洗浄工程の終了をもって浴槽洗浄動作が終了され、全洗浄工程の終了となる。
*念入りモード
図6は「念入りモード」の洗浄ルーチンの内容を示すフローチャートである。
この洗浄工程では、上記の「予備すすぎ」→「洗剤洗浄」→「待機」→「仕上げすすぎ」を順次行い、もう一度「洗剤洗浄」→「待機」→「仕上げすすぎ」を行った後、最後に上記「銀イオン洗浄」が実行されて、洗浄動作が終了される。
すなわち、念入りモードは、上記標準モードの場合と同様に、入浴水の排水を行なった後(S200)、予備すすぎ工程(S201、S202)、洗剤洗浄工程(S203〜S205)、待機工程(S206)、仕上げすすぎ工程(S207〜S210)を順次実行するが、仕上げすすぎ工程において所定時間(本実施の形態では、2分)が経過すると(S208)、2回目の仕上げすすぎ工程が行われたか否かを判断する(S209)。このとき、2回目の仕上げすすぎ工程では無かった場合(すなわち、1回目の仕上げすすぎ工程であった場合)は(S209で「N」)、もう一度、洗剤洗浄工程(S203〜S205)、待機工程(S206)を実行し、更に、仕上げすすぎ工程(S207〜S210)を実行する。従って、念入りモードでは、洗剤洗浄工程が2回実行されることから、1回の浴槽洗浄に使用される洗剤液(91)の量(洗剤使用量)が標準モードの2倍になる。
そして、2回目の仕上げすすぎ工程を終えると(S209で「Y」)、開閉弁(65)を閉じ(S210)、上記標準モードのときと同様に銀イオン洗浄工程を実行し(S211〜S213)、この銀イオン洗浄工程の終了をもって全洗浄工程を終了させる。
*スピードモード
図7は「スピードモード」の洗浄ルーチンの内容を示すフローチャートである。
この洗浄工程は、基本的には、「予備すすぎ」→「洗剤洗浄」→「待機」→「仕上げすすぎ」の各工程を行って、洗浄動作が終了されるが、これら何れの工程の実行時間も標準モードのそれらに比べて短時間に設定されている。
すなわち、スピードモードは、上記標準モードの場合と同様に、入浴水の排水をし(S300)、予備すすぎ工程(S301、S302)、洗剤洗浄工程(S303〜S305)、待機工程(S306)、仕上げすすぎ工程(S307〜S309)を順次実行するが、予備すすぎ工程の実行時間を30秒(S302)、洗剤洗浄工程の実行時間を1分(S304)、待機工程の実行時間を1分30秒(S306)、仕上げすすぎ工程の実行時間を1分(S308)に、夫々設定し、標準モードに比べて、各工程の実行時間を標準モードの半分に設定している。これにより、浴槽洗浄の全時間が短時間で行われるように動作制御される。
スピードモードでは、洗剤洗浄工程の実行時間が、標準モードの半分に設定されているから、洗剤液(91)の使用量(洗剤使用量)が標準モードの約半分になる。
また、スピードモードでは、浴槽洗浄後、ただちに湯張りがされることが多いことを考慮し、すすぎ工程が終了すると浴槽洗浄を終了し、上記銀イオン洗浄工程は行われない。
次に、図3のフローチャートの説明に戻る。
「標準モード」「念入りモード」「スピードモード」の何れかの洗浄モード(S412、S413、S414)が終了すると、洗剤液(91)が上限電極(714)と下限電極(713)の間のレベルにあるか否かを判断する(S415)。上限電極(714)と下限電極(713)の間のレベルにあると判断された場合(S415で「Y」)は、浴槽洗浄回数Kを「1」だけ増加させる演算「K=K+1」を実行する(S416)。従って、洗剤液(91)が上限電極(714)と下限電極(713)の間のレベルにあるときの浴槽洗浄回数が、既述発明特定事項たる「所定期間の浴槽洗浄回数」に相当する。
次に、洗剤タンク(7)内に於ける洗剤液(91)の液面が下限電極(713)を下回ったか否かを判断し(S417)、下回っていない場合は制御をS404のステップに戻す。一方、洗剤タンク(7)内に於ける洗剤液(91)の液面が下限電極(713)を下回っている場合は、洗剤タンク(7)に洗剤液(91)の補充を促すため、リモコン装置(53)の表示画面(530)や内蔵スピーカ(図示せず)で補充報知を行う(S418)。具体的には、表示画面(530)に「洗剤液を補充して下さい。」と表示したり、同様の内容の音声ガイドをリモコン装置(53)の内蔵スピーカ(図示せず)から流したりする。
次に、今回の浴槽洗浄によって洗剤液(91)が下限電極(713)を下回ったか否かを判断し(S419)、今回の浴槽洗浄で下回ったと判断される場合は、洗浄タンク(7)内にて下限電極(713)以下の容量(基準残存量)の洗剤液(91)(本実施の形態では、200CC)での浴槽洗浄の可能回数を演算するため、残洗浄回数Zの演算ルーチンを実行する(S420)。
尚、本実施の形態では、洗剤タンク(7)内の洗剤液(91)の液面が下限電極(713)を下回ったと判断した後に(S417で「Y」)、今回の浴槽洗浄によって洗剤液(91)が下限電極(713)を下回ったと判断する制御(S419で「Y」)を実行するマイクロコンピュータの機能部が、既述発明特定事項たる「洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少するとレベル低下信号を出力する残量検知手段」に対応する。
図4は、残洗浄回数Zの演算ルーチンの内容を説明するフローチャートである。
残洗浄回数Zの演算ルーチンでは、先ず、1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均洗剤使用量Aを演算する(S501:既述発明特定事項たる「平均洗剤使用量演算手段」に対応する。)。具体的には、上限電極(714)の下端(既述発明特定事項たる「第1液位」に対応する。)と下限電極(713)の下端(前記発明特定事項たる「第2液位」に対応する。)の上下間の洗剤タンク(7)の容積L(洗剤液(91)の容量と等しい)を浴槽洗浄回数Kで割り算することにより、平均洗剤使用量Aを求める。従って、最近に於いて各家庭で選択される洗浄モードの種類(念入りモード、標準モード、スピードモード)や各洗浄モードの選択頻度を考慮した平均洗剤使用量Aが求められる。又、出湯管(11)からの温水が洗剤混合管(72)を通過する際のエザクタ効果で洗剤タンク(7)から吸引されて洗剤混合管(72)内に流入する洗剤液(91)の流量は、出湯管(11)の上流に接続される水道配管内の水圧等、即ち、浴槽洗浄システムの設置条件等によって変化する。ところが、本実施の形態によれば、前記のように、洗剤タンク(7)に於ける上・下限電極(714)(713)間の前記容積Lを浴槽洗浄回数Kで割り算することにより、平均洗剤使用量Aを求めるから、浴槽洗浄システムの設置条件等によって洗剤タンク(7)からの洗剤液(91)の流出速度にばらつきがあっても、これに影響されることなく、前記平均洗剤使用量Aが正確に演算できる。
尚、本実施の形態では、前記浴槽洗浄回数K、及び、前記上・下限電極(714)(713)間の洗剤タンク(7)に貯留される洗剤液(91)の容量が、既述発明特定事項たる「所定期間の浴槽洗浄回数と洗剤使用量」に対応する。
次に、洗剤タンク(7)に於ける下限電極(713)以下の容量M(基準残存量)を前記平均洗剤使用量Aで割り算する(このとき、小数点以下を切り捨てる)ことにより、前記容量Mの洗剤液(91)での浴槽洗浄の可能回数、即ち、残洗浄回数Zを演算する(S502)。すると、この演算された残洗浄回数Zにより、洗剤切れの時期の予測が可能となる。従って、本実施の形態では、この残洗浄回数Zを演算するマイクロコンピュータの機能部が、既述発明特定事項たる「残洗浄回数演算手段」に対応する。これにより、残洗浄回数Zの演算ルーチンを抜け出して、図3のS421のステップに制御が移され、リモコン装置(53)の表示画面(530)に前記残洗浄回数Zを表示する。尚、残洗浄回数Zが「0」以下の場合は、残洗浄回数Zの表示は「0」にされる。
尚、S419のステップを実行したときに、今回の浴槽洗浄によって洗剤液(91)が下限電極(713)を下回ったのではないと判断された場合(S419で「N」)は、残洗浄回数Zを「1」だけ減少させたうえで(S422)、該残洗浄回数Zをリモコン装置(53)の表示画面(530)に表示する(S421)。これにより、洗剤タンク(7)内に於ける洗剤液(91)の液面が下限電極(713)以下になった後に、リモコン装置(53)の表示画面(530)に表示される残洗浄回数Zが、浴槽洗浄が実行される毎にカウントダウン表示される。従って、使用者は、カウントダウン表示される残洗浄回数Zを見ることにより、徐々に近付く洗剤切れの到来時期を変動情報として把握することができる。又、洗剤切れの到来時期を把握することで、緊急に洗剤液を購入する必要があるか否かを判断することができる。
[その他]
1.上記実施の形態では、洗剤タンク(7)内の洗剤液(91)の液面が下限電極(713)を下回ったときに、洗剤タンク(7)に洗剤液(91)の補充を促すための補充報知を行った(S417、S418)。これに対し、S418の補充報知を行わないと共に、浴槽洗浄が行なえる回数(洗浄保証回数:例えば3回)を予め設定しておき、S422で演算される残洗浄回数Zが上記洗浄保証回数(例えば3回)になった時点でのみ、補充報知を行うようにしてもよい。
このようにすると、洗剤液の補充報知がされた後に一定の洗浄保証回数の浴槽洗浄が可能であることから、使用者は、補充報知によって、残りの洗浄保証回数(例えば、3回)を認識することができ、洗剤切れに近くなってから、その到来時期を正確に把握することができる。(請求項3に係る発明)。従って、このものでは、残洗浄回数ZをS421でカウントダウン表示しないタイプの浴槽洗浄システムに特に有効である。
2.上記実施の形態では、洗剤液(91)の液面が上限電極(714)以上になったときに浴槽洗浄回数Kを0にリセットする(S408)と共に、上限電極(714)の下端と下限電極(713)の下端の上下間の洗剤タンク(7)の容積Lを浴槽洗浄回数Kで割り算することにより、平均洗剤使用量Aを求めた(S501)。これに対し、平均洗剤使用量Aを次のようにして求めても良い。
即ち、S408で浴槽洗浄回数KをリセットすることなくS416で浴槽洗浄回数Kを増加させる。又、洗剤液(91)の液面が下限電極(713)の下端以上のレベルから以下のレベルに変化した回数(以下、「液面低下回数C」という。)をカウントする制御を追加する。そして、上限電極(714)の下端と下限電極(713)の下端の上下間の洗剤タンク(7)の容積Lと液面低下回数Cの積を前記浴槽洗浄回数Kで割り算することにより、平均洗剤使用量Aを求める。この場合、洗剤液(91)の液面が上下限電極(714)(713)の下端相互を液面低下回数Cだけ変化する期間が、請求項1の発明特定事項たる「所定期間」に対応する。このようにすると、選択される洗浄モードの種類(念入りモード、標準モード、スピードモード)が一時的に変化した場合でも、これに大きな影響を受けることなく、長い期間での洗浄モードの選択頻度を考慮した平均洗剤使用量Aが求められる。
3.所定期間内に於ける「念入りモード」「標準モード」「スピードモード」の夫々の洗浄モードの選択回数に基づいて平均洗剤使用量Aを演算しても良い。即ち、念入りモードの選択回数をJN、標準モードの選択回数をJH、スピードモードの選択回数JSを記憶する。そして、浴槽洗浄システムの設計段階で設定された念入りモードの洗剤使用量をVN、標準モードの洗剤使用量をVH、スピードモードの洗剤使用量をVSとし、平均使用量A=(VN×JN+VH×JH+VS×JS)/(JN+JH+JS)の演算を行なってもよい。
この場合、出湯管(11)の上流に接続される水道配管内の水圧を検知する水圧計を設け、該水圧計の検知水圧が大きくなるに従って、平均洗剤使用量Aを増加させる補正を行なうようにしても良い。
又、洗浄モードの選択回数に基づいて平均洗剤使用量Aを演算する場合は、洗剤液(91)の液面が下限電極(713)の下端に低下する前でも可能である。従って、前記平均洗剤使用量Aの演算を、各モードの浴槽洗浄動作S409、S410、S411の後に実行してもよい。
4.S421において、リモコン装置(53)の内蔵スピーカ(図示せず)で残洗浄回数Zを音声報知してもよい。
本発明の実施の形態を説明する浴槽洗浄システムの概略構成図 洗剤タンク(7)の取付部の拡大断面図 本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄システムの動作を説明するフローチャート 残洗浄回数Zの演算ルーチンのフローチャート 標準モードの洗浄ルーチンのフローチャート 念入りモードの洗浄ルーチンのフローチャート スピードモードの洗浄ルーチンのフローチャート 従来例の説明図
符号の説明
(7)・・・洗剤タンク
(10)・・・熱源機
(20)・・・浴槽
(53)・・・リモコン装置
(91)・・・洗剤液

Claims (5)

  1. 洗剤使用量が異なる複数の洗浄モードをモード選択手段で選択できる一方、
    前記モード選択手段で選択された洗浄モードに対応する前記洗剤使用量の洗剤液を洗剤タンクから浴槽内に噴出させて浴槽洗浄を行なう浴槽洗浄システムに於いて、
    所定期間の浴槽洗浄回数と洗剤使用量に基づいて1回当たりの浴槽洗浄に使用される平均洗剤使用量を演算する平均洗剤使用量演算手段と、
    前記洗剤タンク内の洗剤液が基準残存量まで減少するとレベル低下信号を出力する残量検知手段が設けられ、
    前記残量検知手段からレベル低下信号が出力された場合に、前記基準残存量を前記平均洗剤使用量で割り算することによって、前記基準残存量の洗剤液での浴槽洗浄の可能回数を演算する残洗浄回数演算手段と、を具備し、
    前記残洗浄回数演算手段が演算した浴槽洗浄の可能回数に基づいて洗剤切れの時期を予測する、浴槽洗浄システム。
  2. 請求項1に記載の浴槽洗浄システムに於いて、
    前記レベル低下信号が出力されたときに、前記残洗浄回数演算手段で演算された前記浴槽洗浄の可能回数を報知する、浴槽洗浄システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の浴槽洗浄システムに於いて、
    洗剤切れ前の洗浄保証回数を設定し、
    前記レベル低下信号が出力された後には、浴槽洗浄の可能回数が前記洗浄保証回数まで減少した時点で、前記洗剤液の補充報知を実行する、浴槽洗浄システム。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の浴槽洗浄システムに於いて、
    前記浴槽洗浄の可能回数を表示手段にカウントダウン表示させる、浴槽洗浄システム。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の浴槽洗浄システムに於いて、
    前記洗剤タンク内での洗剤液の第1液位とこれより低い第2液位を検知する液位検知手段を備え、
    前記平均洗剤使用量演算手段は、前記液位検知手段が検知する第1、第2液位間の洗剤タンクの容積と、該容積の洗剤液を用いて洗浄した浴槽洗浄回数に基づいて前記平均洗剤使用量を演算する、浴槽洗浄システム。
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