JP6960366B2 - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽を自動で洗浄する浴槽洗浄装置に関する。
従来、浴槽内へ洗浄水を噴射させて浴槽の内周面に付着した汚れを洗い落とす浴槽洗浄装置が知られている。この種の浴槽洗浄装置では、例えば、洗剤と熱源機から供給される湯水とを洗剤混合部で混合させて洗浄水を生成し、洗浄ノズルから浴槽内に向けて洗浄水を噴射させている。それゆえ、熱源機と接続されている湯水供給管を介して洗浄水が上流側へ逆流した場合、上水が汚染される可能性がある。そのため、逆流防止手段として、湯水供給管と洗剤混合部との間に、上流側の湯水供給管と縁切りする貯留容器を設け、ポンプによって貯留容器から洗剤混合部に湯水を供給する浴槽洗浄装置を本出願人は先に提案した(特許文献1)。
特開2018−23471号公報
ところで、水道水には、水道法の規定により0.1mg/L以上の濃度で遊離残留塩素が含まれているため、ある程度の時間、放置されていても雑菌の増殖を防止できる。しかしながら、水中の塩素濃度は時間の経過とともに減少する。一方、洗浄運転は使用者の意図に応じて実行されるから、長時間、洗浄運転が実行されない場合がある。そのため、上記のような貯留容器を有する浴槽洗浄装置で貯留容器内に湯水が長時間、滞留していると、雑菌が増殖し、レジオネラ菌が発生する可能性がある。
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、湯水を貯留する貯留容器を備えた浴槽洗浄装置において、貯留容器内の雑菌の増殖を防止することにある。
本発明の一局面によれば、
水道管と接続された湯水供給管と、
湯水供給管から供給される湯水を貯留し、オーバーフロー口以上の水位になると大気開放されたオーバーフロー管から外部に湯水をオーバーフローさせる貯留容器と、
湯水供給管に設けられ、湯水供給管の流路を開閉する補水弁と、
貯留容器から浴槽に設けられた洗浄ノズルに湯水を供給する湯水連絡管と、
湯水連絡管の流路を開閉する開閉弁と、
湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの湯水の噴射及び停止を行うポンプと、
洗浄ノズルから湯水を噴射して浴槽の洗浄を行う洗浄運転を実行する制御部と、を備え、
洗浄運転終了後に、開閉弁が閉弁されて、貯留容器内に湯水が貯留される浴槽洗浄装置において、
制御部は、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されていない場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転を実行する浴槽洗浄装置が提供される。
上記浴槽洗浄装置によれば、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されていない場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転が実行されるから、時間の経過とともに貯留容器内の塩素濃度が低下しても、貯留容器内に新たな水道水を供給して、塩素濃度を増加させることができる。なお、本明細書において、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されていない場合とは、所定時間、洗浄運転及び定期自動運転がいずれも実行されておらず、貯留容器内で湯水が滞留した状態にあることを意味する。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置は、さらに、
現在時刻を計時する計時部を備え、
制御部は、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されておらず、且つ現在時刻が所定時刻になると、定期自動運転を実行する。
上記浴槽洗浄装置によれば、浴槽が使用されている可能性の少ない所定時刻に定期自動運転を実行させることができる。従って、使用者の望まない時刻における定期自動運転の作動音を防止できる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
所定時刻は、複数、設定され、
所定時間は、所定時刻間の時間間隔と、貯留容器内に湯水を継続して滞留させ得る最大許容時間とに基づいて設定される。
所定時間と、単一の所定時刻とが設定されている場合、例えば、所定時刻直後に洗浄運転が実行されると、最大許容時間を超えて定期自動運転が実行される可能性がある。一方、所定時間が設定されておらず、所定時刻のみが設定されている場合、洗浄運転が実行された直後に定期自動運転が実行される可能性がある。しかしながら、上記浴槽洗浄装置によれば、所定時刻が複数、設定され、所定時間は、所定時刻間の時間間隔と、貯留容器内に湯水を継続して貯留させ得る最大許容時間とに基づいて設定されるから、最大許容時間内で定期自動運転を実行させる一方、洗浄運転が終了してから短時間内に定期自動運転が実行されることを防止できる。これにより、効率的に定期自動運転を実行させることができる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
複数の所定時刻は、所定時刻間の時間間隔が略均等に設定されており、
所定時間は、最大許容時間から略均等な時間間隔を減算した時間に設定される。
上記浴槽洗浄装置によれば、定期自動運転が実行される可能性がある時間帯を最適化することができる。
本発明の他の局面によれば、
水道管と接続された湯水供給管と、
湯水供給管から供給される湯水を貯留し、オーバーフロー口以上の水位になると大気開放されたオーバーフロー管から外部に湯水をオーバーフローさせる貯留容器と、
湯水供給管に設けられ、湯水供給管の流路を開閉する補水弁と、
貯留容器から浴槽に設けられた洗浄ノズルに湯水を供給する湯水連絡管と、
湯水連絡管の流路を開閉する開閉弁と、
湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの湯水の噴射及び停止を行うポンプと、
貯留容器内の湯水を検出する湯水検出手段と、
湯水を噴射して浴槽の洗浄を行う洗浄運転を実行する制御部と、を備え、
洗浄運転終了後に、開閉弁が閉弁されて、貯留容器内に湯水が貯留される浴槽洗浄装置において、
制御部は、電源投入時に湯水検出手段で湯水が検出された場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転を実行する浴槽洗浄装置が提供される。
例えば、電源投入時に湯水検出手段で湯水が検出される場合、停電によって長時間、貯留容器内に湯水が滞留していた可能性がある。しかしながら、上記浴槽洗浄装置によれば、電源投入時に湯水検出手段で湯水が検出された場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転が実行されるから、確実に貯留容器内の塩素濃度を増加させることができる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
定期自動運転における所定量は、少なくとも開閉弁より上流側の湯水連絡管の容量と、貯留容器の下端からオーバーフロー口までの容量とを加算した容量以上に設定される。
上記浴槽洗浄装置によれば、定期自動運転によって貯留容器及び貯留容器よりも下流に滞留している湯水の量よりも多い湯水が供給されるため、より確実に塩素濃度を増加させることができる。
以上のように、本発明によれば、貯留容器内で湯水が滞留している場合、貯留容器に湯水を供給してオーバーフローさせる定期自動運転を実行させるから、浴槽の使用状態に関わらず、貯留容器内の塩素濃度を増加させることができる。これにより、貯留容器内での雑菌の繁殖を防止できるから、貯留容器の湯水を利用して洗浄運転が行われる浴槽洗浄装置において、雑菌による浴室の汚染を確実に防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る浴槽洗浄装置の一例を示す概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態2に係る浴槽洗浄装置の定期自動運転の設定の一例を示すデータテーブルである。 図4は、本発明の実施の形態2に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態3に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置を説明する。
図1は、本実施の形態に係る浴槽洗浄装置の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、浴室BR内には、浴室壁に沿って浴槽1が配設され、浴室BR外(例えば、屋外)には、熱源機である給湯器6が配設されている。図示しないが、浴槽1は、貯水部を構成する浴槽内周壁と、貯水部の開口縁から全周に亘って外方へ水平に張り出す上縁フランジ部と、浴槽1の外側面を構成するエプロンとを備え、上縁フランジ部の下方には浴槽内空間10が形成されている。
浴槽1の底部には、浴槽1に貯留された湯水である浴槽水を排水するための排水栓2と、湯水や洗浄水を噴射する洗浄ノズル7とが設けられている。図示しないが、洗浄ノズル7は、洗浄管43を介して供給される湯水や洗浄水を浴槽1の貯水部の内周面全域に亘って放射状に噴射する噴射口を備える。この噴射口は、湯水や洗浄水の流量に応じて、湯水や洗浄水の噴射位置が貯水部の内周面の上下域に変動するように構成されている。浴槽1の上縁フランジ部には、排水スイッチ5が設けられており、排水スイッチ5は、上縁フランジ部の下方に設けられた排水栓2を開閉する排水栓コントローラ50と接続されている。従って、使用者が排水スイッチ5を操作したり、後述するリモコンRの洗浄スイッチを操作したりすると、排水栓2が開栓され、浴槽1内の浴槽水が排水される。
図示しないが、給湯器6は、ガスバーナと、給湯熱交換器とを備える。ガスバーナには、ガス供給管78が接続されている。給湯熱交換器には、水道管と接続され水道水を供給するための給水管63と、カランやシャワーなどの給湯栓65や後述する本体ユニット4に給湯器6から加熱された湯水を供給する給湯管66とが接続されている。給湯器6内には、給湯器6の運転を制御する給湯器コントローラ60が組み込まれており、給水管63に設けられた給水センサや給湯管66に設けられた給湯温度センサなどの各種センサ、給水管63、給湯管66、及びガス供給管78に設けられた各種制御弁、点火装置、電源ボックスや、給湯器用のリモコンは、給湯器コントローラ60と接続されている。なお、本実施の形態では、給湯器6は給湯熱交換器のみを有するが、浴槽1に循環金具を設けるとともに、給湯器6に給湯熱交換器及び風呂熱交換器を設け、追焚き機能を有する給湯器を用いてもよい。また、電気式給湯器やヒートポンプ式給湯器を用いてもよい。
給水管63及び給湯管66はそれぞれ、給湯栓65側と浴室BRの天井裏に配設された本体ユニット4側とに分岐している。給水管63及び給湯管66からそれぞれ本体ユニット4側に分岐する湯水タンク47よりも上流側の第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aには、逆止弁71,72と、湯水混合部80とが接続されている。より詳細には、湯水混合部80は、第1温調用給水管63aに上流側から順に介設された、給水温センサ81、水量センサ83、及び水量調整弁85と、第1湯水供給管66aに上流側から順に介設された、湯温センサ82、湯量センサ84、及び湯量調整弁86とを備える。第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aは、水量調整弁85及び湯量調整弁86の下流側で合流して、1つの第2湯水供給管66bを構成している。第2湯水供給管66bには、温度センサ75が介設されている。
第2湯水供給管66bは、補水用電磁弁(補水弁)46を介して、貯留容器である湯水タンク47に接続されている。従って、湯水タンク47と接続される第2湯水供給管66bは、第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aを介して水道管と接続されている。また、湯水混合部80と湯水タンク47とを接続する第2湯水供給管66bからは、湯張り用湯水供給管66dが分岐しており、湯張り用湯水供給管66dは、湯張り用電磁弁90を介して、浴槽1の上方に位置する框水栓79と接続されている。
湯水タンク47の上部には、第2湯水供給管66bから供給される湯水が吐出する補水口474と、補水口474よりも下方に位置するオーバーフロー口475とが設けられている。また、湯水タンク47の底部には、流出口476が設けられており、流出口476には、ポンプ48に湯水を供給するための湯水連絡管66cが接続されている。さらに、オーバーフロー口475には、浴槽洗浄装置の外部の浴槽パン内に延設されて大気開放するオーバーフロー管68が接続されている。従って、補水口474とオーバーフロー口475との間には吐水口空間が形成されており、第2湯水供給管66bは湯水タンク47によって湯水タンク47よりも下流側の流路と縁切りされている。このため、湯水タンク47は、逆流防止手段として機能する。なお、オーバーフロー管68の下流端は、浴室BR内の洗い場や屋外に導出されていてもよい。
湯水タンク47内には、貯留されている湯水の量を検出するための長さの異なる高水位電極471、低水位電極472、及びアース電極473が挿入されている。高水位電極471は、湯水タンク47内に湯水が貯留された際、下端がオーバーフロー口475よりも下方に位置するように配設されている。高水位電極471及び低水位電極472はそれぞれ、水位が所定の高低水位に達するとオンとなり、所定の高低水位に満たないとオフとなる。
湯水タンク47と洗剤混合部51とを接続する湯水連絡管66cには、上流側から順に、ポンプ48と、開閉電磁弁(開閉弁)49とが介設されている。ポンプ48を駆動及び停止させるとともに、開閉電磁弁49を開弁及び閉弁させることにより、湯水タンク47から洗浄水生成ユニット3へ湯水が供給及び停止され、それによって洗浄ノズル7から湯水や洗浄水の噴射及び停止が行われる。また、ポンプ48の回転数を制御することにより、洗浄ノズル7から噴射される湯水や洗浄水の流量が調整される。
図示しないが、本体ユニット4は、上記した湯水混合部80、湯水タンク47、ポンプ48等の各構成部品が収容されたケーシングを備える。また、既述した給水温センサ81、湯温センサ82、水量センサ83、湯量センサ84、水量調整弁85、湯量調整弁86、温度センサ75、補水用電磁弁46、ポンプ48、開閉電磁弁49、湯張り用電磁弁90、湯水タンク47内の電極471,472,473は、ケーシング内に設けられた本体ユニットコントローラ40と電気配線を介して接続されている。さらに、本体ユニットコントローラ40は、後述する洗浄ユニットコントローラ30、リモコンRや、図示しない電源ボックスと電気配線を介して接続されている。
浴槽1の上縁フランジ部の下方に位置する浴槽内空間10には、洗浄水生成ユニット3を構成する、洗剤を貯留する洗剤タンク41と、ベンチュリ式の洗剤混合部51と、洗剤タンク41からの洗剤を洗剤混合部51に導く洗剤導入管44とが配設されており、洗剤導入管44には、洗剤混合部51への洗剤の供給を調整する第1及び第2洗剤弁42a,42bが介設されている。洗剤混合部51と洗浄ノズル7とは、洗浄管43を介して接続されている。なお、浴槽内空間10の大きさ等に応じて、洗剤タンク41、第1及び第2洗剤弁42a,42b、並びに洗剤混合部51を浴槽内空間10内でそれぞれ離間させて配設してもよい。
天井裏の本体ユニット4と、浴室BR内の洗浄水生成ユニット3とは、浴槽1の一側方の浴室壁を貫通する湯水連絡管66cによって接続されている。より詳細には、湯水連絡管66cは、本体ユニット4の開閉電磁弁49と、洗浄水生成ユニット3の洗剤混合部51とに接続されている。従って、第1及び第2洗剤弁42a,42bが開弁された状態で、ポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させて、湯水タンク47に貯留された湯水を湯水連絡管66cを介して洗剤混合部51に供給すると、湯水が洗剤混合部51を通過する際に生じる負圧によって、洗剤と湯水とが混合されて洗浄水が生成され、洗浄管43を通って、洗浄ノズル7から洗浄水が噴射され、浴槽1の洗浄が行われる。また、第1及び第2洗剤弁42a,42bが閉弁された状態で、同様にポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させて、湯水タンク47に貯留された湯水を湯水連絡管66cから洗剤混合部51に供給すると、洗浄ノズル7から湯水のみが噴射され、浴槽1の予備洗浄やすすぎが行われる。
図示しないが、洗浄水生成ユニット3は、上記した洗剤混合部51や第1及び第2洗剤弁42a,42bが収容されたケーシングを備える。また、洗浄水生成ユニット3には、洗浄ユニットコントローラ30が組み込まれており、既述した第1及び第2洗剤弁42a,42bや図示しない洗剤タンク41の電極は、洗浄ユニットコントローラ30と電気配線を介して接続されている。さらに、洗浄ユニットコントローラ30は、電気配線を介して排水栓コントローラ50及び本体ユニットコントローラ40と接続されている。なお、洗剤混合部51は、負圧によって洗剤と湯水とを混合するものだけでなく、洗剤と湯水とを撹拌混合させる撹拌容器を用いてもよい。
浴室BR内には、湯張り運転及び洗浄運転用のリモコンRが配設されている。リモコンRには、運転スイッチ101、湯張り運転を行う湯張りスイッチ102、洗浄運転を行う洗浄スイッチ103、洗浄運転終了後に、湯張り運転を行う洗浄・湯張りスイッチ104、湯張り温度を設定する湯張り温度設定スイッチ105、さし湯やさし水運転を開始及び停止させるさし湯及びさし水スイッチ106、洗浄コースを選択する洗浄コース設定スイッチ107、タイマスイッチ108、及び運転状態や設定温度が表示される表示部110などが設けられている。なお、本実施の形態では、定期自動運転は常時実行されるように設定されているが、定期自動運転を実行させるかどうかを選択するオン・オフ機能をリモコンRに設けてもよい。また、図示しないが、リモコンRは、本体ユニットコントローラ40と電気配線を介して接続されており、洗浄ユニットコントローラ30や排水栓コントローラ50と本体ユニットコントローラ40を介して接続されている。各コントローラは、CPU、ROM、RAMを備えるマイクロコンピュータから構成されている。
図示しないが、給湯器コントローラ60は、給湯器6の給湯運転を制御する給湯制御部を備える。また、本体ユニットコントローラ40は、洗浄運転を制御する洗浄運転制御部及び定期自動運転を制御する定期自動運転制御部を備える。さらに、本体ユニットコントローラ40のメモリには、所定の洗浄運転、定期自動運転の各運転を実行するプログラムや、各種設定値が格納されている。従って、本実施の形態では、本体ユニットコントローラ40が制御部に相当する。
次に、図2を参照して、本実施の形態の浴槽洗浄装置における定期自動運転について説明する。後述するように、本実施の形態の浴槽洗浄装置では、洗浄運転または定期自動運転終了後、次の洗浄運転が行われることなく第1所定時間が経過すると、定期自動運転が実行される。なお、給湯器6は、給水管63に設けられた給水センサ(図示せず)で検出される水量が所定水量以上になるとガスバーナを点火させ、給水センサで検出される水量が所定水量未満になるとガスバーナを消火させる点消火制御を行うように構成されている。ただし、水道水を湯水タンク47に供給して塩素濃度を増加させることができれば、定期自動運転において必ずしも給湯器6を作動させる必要はない。
例えば、浴槽1の使用後、給湯器用のリモコンの運転スイッチのオン操作及びリモコンRの運転スイッチ101のオン操作がなされている状態で、使用者が洗浄スイッチ103をオン操作すると、洗浄運転が実行される(ステップST1)。図示しないが、この洗浄運転では、排水栓コントローラ50により排水栓2が開栓され、浴槽1内の浴槽水が排水される。排水栓2が開栓されてから所定の排水時間が経過すると、本体ユニットコントローラ40は、本体ユニット4側のみに湯水混合部80から湯水が供給されるように補水用電磁弁46を開弁させる。すると、水道水圧力によって給水管63から給湯器6に水道水が供給され、図示しない給水センサで所定水量以上の水量が検知されると、給湯器コントローラ60は、ガスバーナを点火させて給湯運転を開始させる。給湯運転が開始すると、湯水混合部80において、温度センサ75で検知される湯水の温度が所定の温度となるように水量調整弁85及び湯量調整弁86の開度が調整され、上流側の第1温調用給水管63a並びに第1及び第2湯水供給管66a,66bを介して湯水タンク47に所定の温度に調整された湯水が供給される。
次いで、湯水タンク47内の高水位電極471がオンされて湯水が貯留されたことが検出されると、補水用電磁弁46を閉弁させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させ、所定の予備洗浄用の流量が得られる回転数でポンプ48を駆動させて、浴室BRの天井裏に設置された本体ユニット4から浴室BR内の洗浄水生成ユニット3に湯水を供給する。これにより、洗浄ノズル7から浴槽1内に湯水のみを噴射させる予備洗浄工程が実行される。
所定の予備洗浄時間が経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49を閉弁させる。そして、所定の予備洗浄待機時間が経過すると、所定の洗浄用の流量が得られる回転数でポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49並びに第1及び第2洗剤弁42a,42bを開弁させる。これにより、洗剤混合部51に洗剤及び湯水が供給されて洗浄水が生成され、洗浄ノズル7から浴槽1内に洗浄水を噴射させる洗浄工程が実行される。
所定の洗浄時間が経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49並びに第1及び第2洗剤弁42a,42bを閉弁させる。そして、所定の洗浄待機時間が経過すると、所定のすすぎ用の流量が得られる回転数でポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させる。これにより、予備洗浄と同様にして、すすぎ工程が実行される。なお、洗浄及びすすぎ工程をそれぞれ、複数回実行させてもよいし、予備洗浄を行うことなく、洗浄及びすすぎ工程のみを実行させてもよい。
所定のすすぎ時間が経過すると、ポンプ48を停止させ、排水栓2を閉栓させた後、開閉電磁弁49を閉弁させて洗浄運転を終了させる。
上記のようにして洗浄運転の一連の工程が終了すると、高水位電極471がオンするまで湯水タンク47に湯水が供給され、高水位電極471がオンになると、補水用電磁弁46を閉弁させ、第1所定時間(例えば、24時間)を計測するために、タイマtaをスタートさせる(ステップST2〜ST4)。第1所定時間が経過するまでに洗浄運転が再度、行われた場合(ステップST5で、Yes、ステップST6で、No)、ステップST2に戻る。第1所定時間が経過するまでに洗浄運転が再度、行われなかった場合(ステップST5で、No、ステップST6で、Yes)、タイマtaをリセットし、所定量の湯水が湯水タンク47に供給されるよう、開閉電磁弁49を閉弁させた状態で補水用電磁弁46を開弁させる定期自動運転が実行される(ステップST7〜ST8)。本実施の形態において、定期自動運転で湯水タンク47に供給される所定量は、開閉電磁弁49より上流側の湯水連絡管66cの容量と、湯水タンク47の下端からオーバーフロー口475までの容量とを加算した容量よりも十分に大きな量に設定されている(例えば、5倍以上)。従って、定期自動運転中、湯水タンク47に滞留していた湯水は、供給される湯水に置換されながらオーバーフロー口475からオーバーフロー管68を介して外部に流出される。
水量センサ83及び湯量センサ84で計測される湯量が所定量以上になると、補水用電磁弁46を閉弁させ(ステップST9)、定期自動運転を終了し、第1所定時間を計測するために、再度、タイマtaをスタートさせる(ステップST4)。これにより、第1所定時間が経過する前に洗浄運転が実行されなければ、第1所定時間が経過するごとに、湯水タンク47への所定量の湯水の供給が繰り返される。なお、所定量の算出は、補水時間によって計測してもよい。
上記浴槽洗浄装置によれば、洗浄運転が終了すると湯水タンク47に湯水が貯留されるため、次の洗浄運転が実行されるまでに長時間が経過すると、湯水タンク47内で雑菌が繁殖する可能性がある。しかしながら、上記浴槽洗浄装置によれば、第1所定時間が経過するごとに、補水用電磁弁46を開弁させて、湯水タンク47に水道水である湯水を供給するから、湯水タンク47内の塩素濃度を増加させることができる。また、上記定期自動運転では、湯水タンク47や上流側の湯水連絡管66c内に滞留している湯水以上の容量の湯水を湯水タンク47に供給して、オーバーフロー口475から湯水をオーバーフローさせるから、確実に湯水中の塩素濃度を増加させることができる。これにより、雑菌の繁殖を防止して、レジオネラ菌の発生を防止することができる。従って、雑菌の繁殖した湯水が浴室BR内に噴射されることを防止できる。
また、上記定期自動運転では、湯水連絡管66cに設けられた開閉電磁弁49を閉弁させた状態で、湯水タンク47内に湯水を供給して、湯水をオーバーフロー管68から外部にオーバーフローさせるから、浴槽1内に浴槽水が貯留されている状態であっても、定期自動運転を実行させることができる。すなわち、浴槽1の使用状態に関わらず、定期自動運転を実行させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る浴槽洗浄装置の構成は、本体ユニットコントローラ40が現在時刻を計時する計時部を備える以外は、実施の形態1と同様である。このため、同一の構成については説明を省略し、実施の形態1の浴槽洗浄装置の制御動作と異なる部分を説明する。
実施の形態1のように第1所定時間のみに基づいて定期自動運転が実行されると、使用者の意図しない時刻に定期自動運転が実行される可能性がある。また、既述したように、水道水中の塩素濃度は時間の経過とともに低下していくため、例えば、実施の形態1のように24時間の第1所定時間と単一の所定時刻のみに基づき定期自動運転が実行される場合、所定時刻が到来して定期自動運転が実行された直後に使用者が洗浄運転を実行すると、次の所定時刻が到来しても第1所定時間未満であるため、さらに次の所定時刻が到来するまで最大48時間、定期自動運転が行われない可能性がある。このため、本実施の形態では、湯水タンク47内の湯水が使用されない時間を判定する第2所定時間は、湯水タンク47内に湯水を滞留させ得る最大許容時間と、複数の所定時刻における所定時刻間の時間間隔とに基づいて設定され、定期自動運転は、第2所定時間と、複数の所定時刻とに基づいて実行される。
図3は、本実施の形態の定期自動運転における最大許容時間、複数の所定時刻、第2所定時間、及び定期自動運転が実行される時間帯の関係を示すデータテーブルである。図3に示すように、最大許容時間として、例えば、湯水タンク47内の塩素濃度が雑菌の繁殖を効果的に防止できる濃度以下になる時間である24時間が設定され、所定時刻として、例えば、第1所定時刻3時と、第2所定時刻15時の2点が設定される。従って、本実施の形態では、所定時刻間の時間間隔は12時間で均等に設定されており、第2所定時間は最大許容時間から第1及び第2所定時刻間の時間間隔を減算した12時間(24時間−12時間)に設定されている。これらの最大許容時間や、所定時刻並びにその設定数は、塩素濃度や浴槽洗浄装置の使用状態に応じて適宜設定することができる。
上記設定によれば、例えば、定期自動運転が第1所定時刻3時に実行された直後の4時に使用者が洗浄運転を実行した場合、同日の第2所定時刻15時になると経過時間は第2所定時間より短い11時間であるため定期自動運転は実行されないが、翌日の第1所定時刻3時になると経過時間は第2所定時間より長い23時間であるため、最大許容時間内で定期自動運転が実行される。
また、第1所定時刻3時の直前の2時に使用者が洗浄運転を実行した場合、経過時間は第2所定時間より短い1時間であるため定期自動運転は実行されないが、同日の第2所定時刻15時になると経過時間は第2所定時間より長い13時間であるため、最大許容時間内で定期自動運転が実行される。さらに、洗浄運転が行われることなく、翌日の第1所定時刻3時になると、経過時間は第2所定時間と同じ12時間であるため定期自動運転が実行される。すなわち、上記設定において、定期自動運転は、前の洗浄運転または定期自動運転が実行されてから最短でも12時間以上経過した後、最長でも24時間以内の時間帯に実行される。
これに対して、第2所定時間として12時間が設定され、単一の所定時刻として3時のみが設定されていると、例えば、使用者が洗浄運転を16時に実行した場合、翌日の所定時刻3時になっても経過時間は第2所定時間よりも短い11時間であるため、定期自動運転が実行されない。また、単一の所定時刻しか設定されていないから、使用者が洗浄運転を実行しなければ、翌々日の3時まで定期自動運転は実行されず、最大許容時間を超えて湯水タンク47内に35時間、湯水が滞留する可能性がある。
また、最大許容時間及び第2所定時間を設定することなく、上記と同一の第1及び第2所定時刻だけを設定した場合、例えば、使用者が洗浄運転を14時に実行させた場合でも、1時間後の15時に定期自動運転が実行されて、塩素濃度の高い湯水が無駄に使用される可能性がある。
このように、最大許容時間と複数の所定時刻における所定時刻間の時間間隔とに基づいて第2所定時間を設定することにより、雑菌の繁殖を効果的に防止できる最大許容時間内での定期自動運転の実行を確保しつつ、洗浄運転終了から短時間内の不要な定期自動運転の実行を防止することができる。なお、図示しないが、所定時刻間の時間間隔は異なって設定されてもよい。この場合、最大許容時間から最も長い時間間隔を減算して第2所定時間が設定される。例えば、最大許容時間が24時間に設定され、第1及び第2所定時刻がそれぞれ4時と18時に設定される場合、第1所定時刻4時から第2所定時刻18時までの時間間隔は、14時間であり、第2所定時刻18時から第1所定時刻4時までの時間間隔は、10時間であるため、10時間(24時間−14時間)が第2所定時間として設定される。従って、上記設定において、定期自動運転は、前の洗浄運転または定期自動運転が実行されてから最短10時間以上経過した後、最長24時間以内に実行される。それゆえ、複数の所定時刻を略均等な時間間隔で設定することにより、定期自動運転が実行される可能性がある時間帯を短くできる。所定時刻が3点以上、設定される場合も、同様である。
図4は、本実施の形態の浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1と同様に、洗浄運転終了後、湯水タンク47内に高水位電極471がオンされるまで湯水が貯留されると、補水用電磁弁46を閉弁させた後、第2所定時間(例えば、12時間)を計測するために、タイマtbをスタートさせる(ステップST21〜ST24)。洗浄運転が行われることなく、第2所定時間が経過し、さらに現在時刻が第1または第2所定時刻(例えば、3時または15時)になると(ステップST25で、No、ステップST26及びST27で、Yes)、タイマtbをリセットし、実施の形態1と同様に、所定量の湯水が湯水タンク47に供給されるよう、開閉電磁弁49を閉弁させた状態で補水用電磁弁46を開弁させる(ステップST28〜ST29)。
所定量の湯水が供給されると、補水用電磁弁46を閉弁させ(ステップST30)、定期自動運転を終了し、第2所定時間(例えば、12時間)を計測するために、再度、タイマtbをスタートさせる(ステップST24)。これにより、洗浄運転が実行されることなく第2所定時間が経過し、且つ第1または第2所定時刻になると、湯水タンク47への所定量の湯水の供給が繰り返される。なお、第2所定時間が経過するまでに洗浄運転が再度、行われた場合(ステップST25で、Yes、ステップST26で、No)、または第2所定時間経過後、第1あるいは第2所定時刻が到来する前に洗浄運転が再度、行われた場合(ステップST25及びST26で、Yes、ステップST27で、No)、ステップST22に戻る。
上記浴槽洗浄装置によれば、湯水タンク47内に湯水を滞留させ得る最大許容時間より短い第2所定時間が経過し、且つ第1または第2所定時刻になると補水用電磁弁46を開弁させて、湯水タンク47に水道水である湯水を供給し、オーバーフロー口475から湯水をオーバーフローさせるから、湯水タンク47内の塩素濃度を確実に増加させることができる。従って、雑菌の繁殖した湯水が浴室BR内に噴射されることを防止できる。
また、上記浴槽洗浄装置によれば、最大許容時間内で定期自動運転を実行させる一方、洗浄運転終了から短時間内に定期自動運転が実行されることを防止できる。これにより、できるだけ少ない水道水で、効率的に定期自動運転を実行させることができる。特に、第1及び第2所定時刻間の時間間隔は均等に設定されているから、定期自動運転が実行される時間帯を最適化することができる。さらに、任意の所定時刻に定期自動運転は実行されるから、使用者の望まない時刻における定期自動運転の作動音も防止できる。
(実施の形態3)
本実施の形態に係る浴槽洗浄装置の構成は、実施の形態1と同様である。このため、同一の構成については説明を省略し、実施の形態1の浴槽洗浄装置の制御動作と異なる部分を説明する。
例えば、停電が生じると時間の計測が中断する。そのため、実施の形態1及び2のように所定時間に基づき定期自動運転を実行するだけでは、湯水タンク47内に湯水が長時間、滞留する可能性がある。一方、電源投入時に湯水タンク47内の低水位電極472で湯水が検出されれば、少なくとも一定時間は湯水タンク47内に湯水が滞留していた可能性がある。このため、本実施の形態では、電源投入時に低水位電極472で湯水が検出されると、湯水タンク47内に湯水を所定量以上、供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転が実行される。
図5は、本実施の形態の浴槽洗浄装置における制御動作の一例を示すフローチャートである。
例えば、浴槽洗浄装置の電源が投入されると、まず、低水位電極472で湯水が検出されるかどうかが判定される(ステップST41)。そして、低水位電極472で湯水が検出されると、実施の形態1と同様に、所定量の湯水が湯水タンク47に供給されるよう、開閉電磁弁49を閉弁させた状態で補水用電磁弁46を開弁させる(ステップST42〜ST43)。
所定量の湯水が供給されると、補水用電磁弁46を閉弁させ(ステップST44)、定期自動運転を終了する。一方、ステップST41にて、低水位電極472で湯水が検出されない場合は、湯水が滞留していた可能性がないため、定期自動運転を実行することなく、浴槽洗浄装置を待機状態とする。
上記浴槽洗浄装置によれば、電源投入時に低水位電極472で湯水が検出された場合、開閉電磁弁49を閉弁させた状態で補水用電磁弁46を開弁させて、湯水タンク47に水道水である湯水を供給し、オーバーフローさせるから、停電によって所定時間の計測ができず、長時間、湯水タンク47内に湯水が滞留していた場合でも、湯水タンク47内の塩素濃度を確実に増加させることができる。従って、雑菌の繁殖した湯水が浴室BR内に噴射されることを防止できる。なお、湯水を検出できれば、湯水検出手段として高水位電極471または他の水位電極を用いてもよい。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態ではいずれも、浴室の天井裏に本体ユニット4が配設されているが、本体ユニット4を浴室内に配設してもよいし、屋外に設置してもよい。
(2)上記実施の形態ではいずれも、洗浄運転が終了すると湯水タンク47内に高水位電極471がオンするまで湯水を貯留させているが、貯留させる湯水の量は任意に設定することができる。
(3)上記実施の形態1及び2ではいずれも、第1及び第2所定時間が経過するとタイマta,tbがリセットされているが、洗浄運転と定期自動運転との重複を防止するため、補水用電磁弁46が開弁されるまでの時間を第1及び第2所定時間としてもよい。
(4)上記実施の形態2では、最大許容時間は24時間に設定されているが、最大許容時間が24時間を超えて設定されている場合、所定時間と単一の所定時刻とに基づいて定期自動運転を実行させてもよい。
1 浴槽
2 排水栓
3 洗浄水生成ユニット
4 本体ユニット
7 洗浄ノズル
40 本体ユニットコントローラ(制御部及び計時部)
41 洗剤タンク
43 洗浄管
46 補水用電磁弁(補水弁)
47 湯水タンク(貯留容器)
48 ポンプ
49 開閉電磁弁(開閉弁)
51 洗剤混合部
66b 第2湯水供給管
66c 湯水連絡管
68 オーバーフロー管
472 低水位電極(湯水検出手段)
475 オーバーフロー口

Claims (6)

  1. 水道管と接続された湯水供給管と、
    湯水供給管から供給される湯水を貯留し、オーバーフロー口以上の水位になると大気開放されたオーバーフロー管から外部に湯水をオーバーフローさせる貯留容器と、
    湯水供給管に設けられ、湯水供給管の流路を開閉する補水弁と、
    貯留容器から浴槽に設けられた洗浄ノズルに湯水を供給する湯水連絡管と、
    湯水連絡管の流路を開閉する開閉弁と、
    湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの湯水の噴射及び停止を行うポンプと、
    洗浄ノズルから湯水を噴射して浴槽の洗浄を行う洗浄運転を実行する制御部と、を備え、
    洗浄運転終了後に、開閉弁が閉弁されて、貯留容器内に湯水が貯留される浴槽洗浄装置において、
    制御部は、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されていない場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転を実行する浴槽洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の浴槽洗浄装置は、さらに、
    現在時刻を計時する計時部を備え、
    制御部は、所定時間、貯留容器内の湯水が使用されておらず、且つ現在時刻が所定時刻になると、定期自動運転を実行する浴槽洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の浴槽洗浄装置において、
    所定時刻は、複数、設定されており、
    所定時間は、所定時刻間の時間間隔と、貯留容器内に湯水を継続して滞留させ得る最大許容時間とに基づいて設定される浴槽洗浄装置。
  4. 請求項3に記載の浴槽洗浄装置において、
    複数の所定時刻は、所定時刻間の時間間隔が略均等に設定されており、
    所定時間は、最大許容時間から略均等な時間間隔を減算した時間に設定される浴槽洗浄装置。
  5. 水道管と接続された湯水供給管と、
    湯水供給管から供給される湯水を貯留し、オーバーフロー口以上の水位になると大気開放されたオーバーフロー管から外部に湯水をオーバーフローさせる貯留容器と、
    湯水供給管に設けられ、湯水供給管の流路を開閉する補水弁と、
    貯留容器から浴槽に設けられた洗浄ノズルに湯水を供給する湯水連絡管と、
    湯水連絡管の流路を開閉する開閉弁と、
    湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの湯水の噴射及び停止を行うポンプと、
    貯留容器内の湯水を検出する湯水検出手段と、
    湯水を噴射して浴槽の洗浄を行う洗浄運転を実行する制御部と、を備え、
    洗浄運転終了後に、開閉弁が閉弁されて、貯留容器内に湯水が貯留される浴槽洗浄装置において、
    制御部は、電源投入時に湯水検出手段で湯水が検出された場合、開閉弁を閉弁させた状態で補水弁を開弁させて、所定量以上、湯水供給管から貯留容器に湯水を供給し、湯水をオーバーフローさせる定期自動運転を実行する浴槽洗浄装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴槽洗浄装置において、
    定期自動運転における所定量は、少なくとも開閉弁より上流側の湯水連絡管の容量と、貯留容器の下端からオーバーフロー口までの容量とを加算した容量以上に設定される浴槽洗浄装置。
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