JP4527086B2 - 自動変速機のエアブリーザ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体空間を外気に連通させて内外の気圧差を相殺する自動変速機のエアブリーザ構造に関する。
自動変速機の筐体内には、自動変速機の変速機構を油圧作動させ、変速機構の潤滑と冷却を担うオイルが収容されている。自動変速機の筐体には、筐体空間を外気に連通させるエアブリーザ構造が設けられる。エアブリーザ構造を通じて空気が出入りすることにより、自動変速機の温度変化やオイルの出入りに伴う筐体の内外の気圧差が相殺される。
このようなエアブリーザ構造として、先に出願人が特開平10−103453号公報により提案したものがある。
これは、変速機構が格納されるトランスミッションケースとパーキングギヤが格納されるエクステンションケースとを結合した自動変速機筐体において、トランスミッションケース側の空間とエクステンションケース側の空間を仕切る隔壁部の上端部に両空間を連通させる貫通穴を設けるとともに、隔壁部の同じく上部に、エクステンションケース側に向いたくぼみ空間を形成し、このくぼみ空間を蓋部材でカバーして油滴分離空間、すなわちブリーザ室としたものである。
ブリーザ室は比較的高い位置に設けた開口を通じてトランスミッションケース外部に連通するとともに、上下に距離を隔てて配置した2つの溝構造を通じて、エクステンションケース内の空間に連通している。
上記貫通穴によって、トランスミッションケース側とエクステンションケース側の両空間の圧力がバランスさせるとともに、ブリーザ室は上下に2つの溝構造を有しているので、車両の傾斜等により片方の溝構造が一時的にオイルで塞がれても他方でエクステンションケース内の空間との連通を確保して、自動変速機の筐体内外の気圧差をバランスさせようとしたものである。
特開平10−103453号公報
しかしながら、エクステンションケースはトランスミッションケースと比較してその内部空間が小さいため、運転状況による油面の変化が大きいという傾向がある。このため、2つの溝構造がいずれもブリーザ室をエクステンションケース内の空間とのみ連通させるものとなっている上記のエアブリーザ構造では、例えば加速度などを伴う運転状況によってエクステンションケース内の油面が傾き、双方の溝構造がオイルに浸かってしまう場合が考えられる。この場合、各溝構造からブリーザ室へオイルが流入し、ブリーザ室に入ったオイルがエクステンションケース側空間へ容易に排出されにくくなると、ブリーザ室に入ったオイルが外部へ吹き出すおそれが生じる。これを防ぐためには、ブリーザ室の容積を大きくする必要があるが、上記の構造ではブリーザ室を大きくすることが困難であり、改良の余地が残っている。
したがって本発明は、上記に鑑み、自動変速機の筐体内の油面が傾いても、オイルを外部へ吹き出すことなく、自動変速機の内圧上昇を確実に防止することができるエアブリーザ構造を提供することを目的とする。
このため本発明は、複数の摩擦締結装置を含んで複数の変速段を成立させるパワトレーンを収納するトランスミッションケースと、パワトレーンの出力軸に連結されて回転する回転体を収納するエクステンションケースとを結合して変速機筐体を構成する自動変速機のエアブリーザ構造であって、変速機筐体の上部に外気と連通する通気孔を備えるブリーザ室を形成し、トランスミッションケースとエクステンションケースとは端壁によって区画され、変速機筐体に、トランスミッションケース内空間とブリーザ室とを連通するトランスミッションケース側連通孔と、エクステンションケース内空間とブリーザ室とを連通するエクステンションケース側連通孔とを形成し、トランスミッションケースが隔壁により軸方向に第1の室と第2の室とに区画され、トランスミッションケース側連通孔が、第1の室とブリーザ室とを連通する第1の連通孔と、第2の室とブリーザ室とを連通する第2の連通孔とを含むものとした。
トランスミッションケース内空間とエクステンションケース内空間とが個別の連通孔によってそれぞれブリーザ室に連通しているので、パワトレーンを収納して温度上昇により内圧が上昇しやすいトランスミッションケース側のエアがブリーザ室を経て内圧の低いエクステンションケース側へ移動しやすく、トランスミッションケース内の圧力上昇が素早く抑制される。
同じくトランスミッションケース内空間とエクステンションケース内空間とが個別にブリーザ室に連通しているから、温度上昇による泡発生や車両姿勢の変化、あるいは加速度などを伴う運転状況によって、オイルが一方の連通孔を覆う状態になっても、軸方向に離れている他方の連通孔が同時にオイルに浸されることはないから、ブリーザ室に入ったオイルが逃げ場を失って外気へ吹き出すことも防止される。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は実施の形態を示し、トランスミッションケースとエクステンションケースを結合してなる変速機筐体の結合部まわりの縦断面図である。
変速機筐体100におけるトランスミッションケース1内には、その端壁2との間に空間を設けて隔壁3が取り付けられて、トランスミッションケース内が2つの空間に区画されている。
隔壁3と端壁2に挟まれた空間は、パワトレーンのうち高速段成立時に高速回転する摩擦締結要素を含んでブレーキを構成する摩擦締結装置7(7a、7b)を収納し、ブレーキ室6をなしている。
隔壁3を挟んで反対側の空間は、パワトレーンの残部、すなわち摩擦締結装置7を除く他の摩擦締結装置5aや不図示の遊星歯車組などを含む変速機構5を収納し、変速機構室4をなしている。
変速機構5から延びる出力軸8が端壁2を貫通しており、また出力軸8を内径側に同軸に貫通させたスリーブ状の回転軸9が隔壁3に支持されて、変速機構室4側からブレーキ室6内へ延びている。
トランスミッションケース1の端壁2に前端を取り付けられたエクステンションケース40内には、出力軸8に取り付けられたパーキングギヤ10が配置されている。
出力軸8はシールリング49により油密にエクステンションケース40の後端部を貫通して外部へ延びる。
出力軸8とエクステンションケース40との間にはスラスト方向の負荷を受けるためのスラストベアリング51が配されている。
トランスミッションケース1には、自動変速機が車両に搭載された状態において、ブレーキ室6の外側に、ほぼ出力軸8の高さから上半分の範囲にそって、ブリーザ室Sの片側を構成する凹部状の第1半部11が円弧状に形成されている。この第1半部11の周方向両端は閉じている。
トランスミッションケース1の端壁2の下部には、オイルパン15に連通するオイル穴16が設けられて、トランスミッションケース下側のオイルパン15とエクステンションケース40内の間をオイルが自由に連通できるようになっている。
変速機構室4およびブレーキ室6もそれぞれの下部でスプライン壁などを一部切り欠いたオイル穴17、18等でオイルパン15の空間と連通している。
図2はトランスミッションケース1をエクステンションケース40側から見た図である。
第1半部11にはその周方向に複数の仕切り壁13が設けられ、これにより第1半部11は複数の凹部20a〜20eに分割されている。仕切り壁13は第1半部11の軸方向底壁12から当該第1半部11の開口端面まで延びている。
端壁2には、出力軸8を中心としてパーキングギヤ10を円弧状に囲むバッフル壁14がエクステンションケース40の空間内へ立ち上がって設けられている。
軸方向から見たとき、バッフル壁14の周方向一端は、車両前進時の回転によってパーキングギヤ10の歯10aが接近するリーディング側において、第1半部11の端にほぼ対応し、バッフル壁14の他端はパーキングギヤ10の歯10aが離れていくトレーリング側において、第1半部11の端よりもさらに下方まで延びている。図2中、矢示Rは車両前進時のパーキングギヤ10の回転方向を示す。したがって、図において第1半部11の右端がリーディング側、左端がトレーリング側となる。
なお、本願におけるリーディング側およびトレーリング側は、上述のとおり、車両前進時のパーキングギヤ回転方向に関してのものとして定義される。
なお、19はトランスミッションケース1をエクステンションケース40と結合するためのボルト穴である。
図3は図1におけるA−A部断面のトランスミッションケースを示し、図4は図2におけるB−O部断面を示す。なお、図3には図2における切断面を同符号で示している。
第1半部11の比較的高い位置には、図4に示すようにブレーキ室6の外側を軸方向に凹部20cから隔壁3の取り付け部まで延びる延長部21を有している。
トランスミッションケース1の隔壁3の取り付け部に連なる変速機構室4側の外周壁には、その内面に摩擦締結装置5aの摩擦板を支持するためのスプライン26が形成されており、隔壁3の取り付け部には第1半部11の上記延長部21とスプライン26の谷空間26aとを連通する第1の連通孔31が設けられている。
とくに図示しないが、第1半部11の仕切り壁13でリーディング側端に区画された凹部20eと変速機構室4側のスプラインの谷空間との間も、同じ構造でできるだけ低い位置に設けた第4の連通孔34により連通している。これは、図2、図3においてC−O部として示される。
図5は、図2におけるD−O部断面を示す。
ブレーキ室6の外周壁にはその内面に摩擦板を支持するためのスプライン27が形成されており、とくに図3に示されるようにスプライン27の基本径は、変速機構室4側のスプライン26の径よりも小さく設定されている。しかし、ブレーキ室6側のスプライン27のなかの比較的高い位置にあるスプラインの谷27Aが変速機構室4側のスプライン26の谷と同じ径まで拡大されて、変速機構室4側のスプライン26の谷がそのまま第1半部11の底壁12まで軸方向にブレーキ室6内を延びた形状となっている。
上述の延長部21を有する凹部20cとは異なるが、同様に第1半部11の比較的高い位置に区画された凹部20aと、スプライン27の上記拡径された谷27Aの空間とが、凹部20aの底壁12に設けられた第2の連通孔32により連通している。
スプライン26の谷が隔壁の取付け部を通過してスプライン27の拡径された谷27Aにつながる部分が、変速機構室4とブレーキ室6を連通する第3の連通孔33を形成している。
そして、図8に示すように、ブリーザ室Sの最も高い位置にある凹部20bの外壁には、変速機筐体の外部と連通する通気孔36が設けられ、この通気孔にブリーザパイプ37が設けられている。
図6はトランスミッションケース1側から見たエクステンションケース40を、図2の表示との対向関係を理解しやすくするため、左右反転させて示す図である。
エクステンションケース40のトランスミッションケース1との接続面に開口して、第2半部41が形成されている。第2半部41は、エクステンションケースの外周壁42と、出力軸8を中心としてパーキングギヤ10を円弧状に囲む内壁43とを両側壁とする凹部であって、周方向の長さはトランスミッションケース1側の第1半部11と対応している。
第2半部41にはその周方向に第1半部11における仕切り壁13と整合する仕切り壁45が設けられている。これにより第2半部41は複数の凹部50a〜50eに分割されている。仕切り壁45は第2半部41の軸方向底壁44から当該第2半部の開口端面まで延びている。
外周壁42はトランスミッションケース1の外壁と整合し、内壁43はトランスミッションケース1側のバッフル壁14にガイドされて、図1に示すように、エクステンションケース40とトランスミッションケース1を結合したとき、外周壁42と内壁43の各端面はそれぞれトランスミッションケース1の端面に当接して、第1半部11と第2半部41とからなるブリーザ室Sが画成される。
また、第1半部11の仕切り壁13と第2半部41の仕切り壁45も互いに整合して対向するので、これによりブリーザ室Sは複数の小室に区分される。
最も高い位置にある小室は前述のとおり通気孔36、ブリーザパイプ37を介して外気と連通する。
図6に戻って、第2半部41の、車両前進時の回転によってパーキングギヤ10の歯10aが接近するリーディング側の端は閉じており、パーキングギヤ10の歯10aが離れていくトレーリング側の端は開口している。
図7に示すように、第2半部41の各仕切り壁45の、第1半部11側の仕切り壁13との対向端面には、切り欠きを設けて絞り部46が形成されている。これによりブリーザ室Sは、各小室間を連通させ、トレーリング側端の開口を第5の連通孔35として、エクステンションケース40内空間と連通している。
なお、パーキングギヤ10を円弧状に囲む内壁43の上記トレーリング側は、第2半部41の開口端よりさらに下方へ所定量延びている。
なお、トランスミッションケース1側のバッフル壁14はエクステンションケース40側の内壁43の内側、すなわちパーキングギヤ10寄りに形成されているが、このバッフル壁14のパーキングギヤ10の歯10aが離れていくトレーリング側は、内壁43の端よりもさらに周方向下方へ延びており、これによって、パーキングギヤ10によって掻き飛ばされるオイルが第2半部41の開口端に簡単に入り込まないようになっている。
図中、47は図示しないシフトレバーに連結されて、シフトレバーの操作によりパーキングギヤ10の歯10aと噛み合い可能の爪48を備えるパーキングロックレバーである。
本実施の形態では、変速機構室4は発明における第1の室に該当し、ブレーキ室6は第2の室に該当する。
また、第5の連通孔35がエクステンションケース側連通孔に該当している。
以上の結果、トランスミッションケース1とエクステンションケース40を結合した自動変速機筐体の上半部に形成されるブリーザ室Sは、パーキングギヤ10を囲む周方向中央付近の比較的高い位置と、周方向リーディング側の比較的低い位置とのそれぞれにおいて第1、第4の連通孔31、34により変速機構室4側の空間と連通し、また、周方向中央付近の比較的高い位置において第2の連通孔32によりブレーキ室6側の空間と連通している。さらにブリーザ室Sは、トレーリング端の開口からなる第5の連通孔によりエクステンションケース40内空間と連通している。
ブリーザ室Sは他方で、ブリーザパイプ37により外気と連通する。
また、スプライン26、27の谷空間からなる第3の連通孔33により変速機構室4とブレーキ室6とが連通している。
本実施の形態は以上のように構成され、トランスミッションケース1とエクステンションケース40とを結合して変速機筐体100を構成する自動変速機において、変速機筐体の上部に外気と連通する通気孔36を備えるブリーザ室Sを形成し、トランスミッションケース1とエクステンションケース40とは端壁2によって区画され、変速機筐体に、トランスミッションケース1内空間とブリーザ室Sとを連通する第1、第2の連通孔31、32等のトランスミッションケース側連通孔と、エクステンションケース40内空間とブリーザ室Sとを連通する第5の連通孔とを形成したものとしたので、パワトレーンを収納して温度上昇により内圧が上昇しやすいトランスミッションケース1側のエアがブリーザ室Sを経て内圧の低いエクステンションケース40側へ移動しやすく、トランスミッションケース1内の圧力上昇が速やかに抑制される。
また、温度上昇による泡発生や車両姿勢の変化、あるいは加速度などを伴う運転状況によって、オイルが一方の連通孔を覆う状態になっても、他方の連通孔が同時にオイルに浸されることはないから、ブリーザ室Sに入ったオイルが逃げ場を失って外気へ吹き出すことも防止される。
とくに、トランスミッションケース1が隔壁3により変速機構室4とブレーキ室6とに区画されたものにおいて、トランスミッションケース側連通孔は、変速機構室4とブリーザ室Sとを連通する第1の連通孔31と、ブレーキ室6とブリーザ室Sとを連通する第2の連通孔32とを含むので、各室の内圧が上昇したときそれぞれ直接ブリーザ室Sを介して他の内圧の低い空間へ圧力を逃がすことができる。(請求項1に対応する効果)
ブリーザ室Sは、トランスミッションケース1に形成されてエクステンションケース40との対向面に開口する第1半部11と、エクステンションケース40に形成されてトランスミッションケース1との対向面に開口する第2半部41とからなるので、トランスミッションケース1とエクステンションケース40を結合するだけで簡単に形成されるとともに、各半部は各ケース1、40と一体に形成されているから、各ケース内空間とブリーザ室とを仕切る蓋部材などが不要で、取付工数も削減される。(請求項2に対応する効果)
そして、これら第1の連通孔31と第2の連通孔32は、エクステンションケース側の第5の連通孔35よりも高い位置に設けてあるので、運転状況によって第1の連通孔31あるいは第2の連通孔32からオイルがブリーザ室Sに入ることがあったとしても、このオイルは第5の連通孔35からエクステンションケース40内空間へ排出され、ブリーザ室の通気孔36から外気へ吹き出すことはない。また運転状況によってエクステンションケース側の第5の連通孔35からオイルがブリーザ室Sに入った場合でも、オイルはその後自重により同じ第5の連通孔から排出されるから、オイルはブリーザ室Sに溜まりにくく、外気へ吹き出さない。(請求項に対応する効果)
さらにトランスミッションケース1には変速機構室4とブレーキ室6とを連通する第3の連通孔33が形成されているので、各室4、6はそれぞれブリーザ室Sを介して連通するに加えて、第3の連通孔33によって直接的にも連通することにより、一方の室の内圧が急上昇したときでも直ちに他方の室へ圧力を逃がすことができ、いっそう速やかに各室の圧力バランスが得られる。(請求項に対応する効果)
ブリーザ室Sは、軸方向から見たとき出力軸8の上方でパーキングギヤ10の外周にそって形成され、第5の連通孔35は、ブリーザ室Sにおけるパーキングギヤの車両前進時における回転方向の後方側となるトレーリング側の端に設けられているので、パーキングギヤの歯10aで掻き回され飛散するオイルが当該第5の連通孔35からブリーザ室Sに入り込むことが抑制される。(請求項5に対応する効果)
そして、トレーリング側においてはバッフル壁14がブリーザ室Sの端よりさらに下方まで延びているから、これによってさらに第5の連通孔35はオイル飛沫に対してカバーされる。
第1の連通孔31と第2の連通孔32は、軸方向から見たときの出力軸8を通る垂線に関して、互いに反対側に設けてあるので、設置スペース上干渉することなく、それぞれブリーザ室Sの高い位置に開口させ、運転状況によって変化する油面に極力浸されないようにすることができる。(請求項に対応する効果)
そして、さらに変速機構室4とブリーザ室Sとを連通する第4の連通孔34を、上記出力軸8を通る垂線に関して、第5の連通孔35と反対側に、かつ第1の連通孔31と第2の連通孔32よりも低い位置に設けてあるので、第1の連通孔31からブリーザ室へオイルが入った場合には、第5の連通孔35と第4の連通孔34のうち上記垂線に関して第1の連通孔31と同じ側の連通孔から排出され、第2の連通孔32からブリーザ室Sへオイルが入った場合には、第5の連通孔と第4の連通孔34のうち上記垂線に関して第2の連通孔32と同じ側の連通孔から排出される。すなわち、第1の連通孔31と第2の連通孔32に対応させて、それぞれの下方にオイル排出可能な連通孔が確保されているので、オイルの排出効率が良い。もちろん、第4の連通孔34からブリーザ室Sに入るオイルは、第5の連通孔35から入ったオイルと同様に、自重により当該第4の連通孔34から変速機構室4へ排出される。(請求項に対応する効果)
トランスミッションケース1側でブリーザ室Sと連通する第1、第2、第3および第4の連通孔31、32、33、34は、変速機構室4またはブレーキ室6の外周壁に形成されたスプライン27、27の谷空間に開口して形成されているので、簡単な経路で変速機構室4、ブレーキ室6またはブリーザ室S間をつなぐことができ、とくに変速機筐体100の外径を増大させることもない。(請求項に対応する効果)
なお、実施の形態におけるブリーザ室Sは、第1半部11と第2半部41によって、出力軸8の高さから上側に、出力軸8を中心とする円弧状に形成したが、円弧両端の位置は出力軸8の高さに限定されず、スペースに応じて適宜に設定できる。
仕切り壁13、45によって区分されたブリーザ室Sの小室を連通する絞り部46は、エクステンションケース40側の第2半部41の各仕切り壁45に切り欠きを設けて形成したが、トランスミッションケース1側の第1半部11の仕切り壁13に形成してもよい。
また、端壁2はトランスミッションケース1に一体のものとしたが、設計条件に応じて蓋状の別体であってもよく、隔壁3もトランスミッションケース1に組み付ける別体に限定されず、逆に一体であってもよい。
実施の形態では、ブリーザ室Sのリーディング側端の凹部20eに設けた第4の連通孔34は、高い位置の第1の連通孔31と同じく、変速機構室4側のスプライン27の谷空間と連通するものとしたが、変形例としてブレーキ室6と連通させてもよい。あるいはまた、図5に示したD−O部断面と同様に、変速機構室4およびブレーキ室6と連通するようにしてもよい。
本発明の実施の形態を示す縦断面図である。 トランスミッションケースをエクステンションケース側から見た図である。 図1におけるA−A部断面のトランスミッションケースを示す図である。 図2におけるB−O部断面図である。 図2におけるD−O部断面図である。 エクステンションケースをトランスミッションケース側から見た図である。 図6におけるE−E部断面図である。 ブリーザ室の通気孔とブリーザパイプを示す図である。
符号の説明
1 トランスミッションケース
2 端壁
3 隔壁
5a、7a、7b 摩擦締結装置
4 変速機構室(第1の室)
5 変速機構
6 ブレーキ室(第2の室)
8 出力軸
9 回転軸
10 パーキングギヤ
10a 歯
11 第1半部
12 底壁
13 仕切り壁
14 バッフル壁
15 オイルパン
16、17、18 オイル穴
19 ボルト穴
20a〜20e 凹部
21 延長部
26、27 スプライン
26a 谷空間
27A 谷
31 第1の連通孔(トランスミッションケース側連通孔)
32 第2の連通孔(トランスミッションケース側連通孔)
33 第3の連通孔
34 第4の連通孔
35 第5の連通孔(エクステンションケース側連通孔)
36 通気孔
37 ブリーザパイプ
40 エクステンションケース
41 第2半部
42 外周壁
43 内壁
44 底壁
45 仕切り壁
46 絞り部
47 パーキングロックレバー
48 爪
49 シールリング
50a〜50e 凹部
100 変速機筐体
S ブリーザ室

Claims (8)

  1. 複数の摩擦締結装置を含んで複数の変速段を成立させるパワトレーンを収納するトランスミッションケースと、パワトレーンの出力軸に連結されて回転する回転体を収納するエクステンションケースとを結合して変速機筐体を構成する自動変速機のエアブリーザ構造であって、
    前記変速機筐体の上部に外気と連通する通気孔を備えるブリーザ室を形成し、
    トランスミッションケースとエクステンションケースとは端壁によって区画され、
    前記変速機筐体に、トランスミッションケース内空間と前記ブリーザ室とを連通するトランスミッションケース側連通孔と、エクステンションケース内空間と前記ブリーザ室とを連通するエクステンションケース側連通孔とを形成し、
    トランスミッションケースが隔壁により軸方向に第1の室と第2の室とに区画され、
    前記トランスミッションケース側連通孔が、前記第1の室と前記ブリーザ室とを連通する第1の連通孔と、前記第2の室と前記ブリーザ室とを連通する第2の連通孔とを含むことを特徴とする自動変速機のエアブリーザ構造。
  2. 前記ブリーザ室が、トランスミッションケースに形成されてエクステンションケースとの対向面に開口する第1半部と、エクステンションケースに形成されてトランスミッションケースとの対向面に開口する第2半部とを重ね合わせて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  3. 前記第1の連通孔と第2の連通孔は、前記エクステンションケース側連通孔よりも高い位置に設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  4. さらに前記第1の室と第2の室とを連通する第3の連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  5. 前記ブリーザ室は、軸方向から見たとき前記出力軸の上方で前記回転体の外周にそって形成され、
    前記エクステンションケース側連通孔は、前記ブリーザ室における前記回転体の車両前進時における回転方向の後方側となるトレーリング側の端に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  6. 前記第1の連通孔と第2の連通孔は、軸方向から見たときの前記出力軸を通る垂線に関して、互いに反対側に設けてあることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  7. 前記トランスミッションケース側連通孔が、さらに前記第1の室と第2の室のいずれかと前記ブリーザ室とを連通する第4の連通孔を含み、
    該第4の連通孔は前記出力軸を通る垂線に関して、前記エクステンションケース側連通孔と反対側に、かつ前記第1の連通孔および第2の連通孔よりも低い位置に設けてあることを特徴とする請求項6に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
  8. 前記第1の室および第2の室の外周壁には、それぞれに収納された摩擦締結装置の摩擦
    板を支持するスプラインが形成され、
    前記トランスミッションケース側連通孔は、それぞれのスプラインの谷空間に開口して形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1に記載の自動変速機のエアブリーザ構造。
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