JP4522542B2 - 商品標示体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、量販店における商品陳列棚に陳列される新商品等の販促に効果のあるPOPディスプレー機能を持たせることができる商品標示体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、量販店において使用される商品標示体は、一般的に商品陳列棚の前面に通路と平行して設けられており、これに、商品名、価格当を片面印刷のカードが保持されているものが多い。また、陳列される商品の中で特に告知すべき商品のPOPディスプレーには、その商品の上部空間に吊り下がるハンガータイプ、陳列棚上でその商品に近く置かれる床置きタイプ、そして陳列棚の前部あるいは陳列棚の前側に設けられている商品ストッパーから吊り下がるハンギングタイプ等が、状況に応じて使い分けられている。このようなPOPディスプレーは、一回使用のものが多く、対象商品が変わればPOPディスプレーも全く新たに取り替えられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の商品標示体は、客が、その前面に立てば標示内容を明確に認知することができるが、斜め方向からは認知しにくいという問題があった。
また、POPディスプレーは、大まかに特定の商品告知をすることはできるが、商品棚上に並んだ多種の商品に隣接して置かれ、それらをキメ細かく差別しながら告知することは難しく、また、告知すべき商品が変わればその都度POPディスプレー自体も新たなものに取り替えなければならないという面倒さがあり、経済的にもかなりのコストを要するものであった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、本発明は、設置スペースは殆ど必要とせずに、陳列棚上に配列する商品に極めて接近して、商品棚から前面に突き出た形で置かれて、キメのこまかな複数の対象商品の告知が、商品の左右からアプローチする客に対して可能であって、訴求効果、あるいは、告知効果の高いPOPディスプレーの役割を果たすことができ、且つ、告知すべき対象商品が変わっても、全体を廃棄することなく、差し込まれている印刷カードを交換するだけで済む経済的な商品標示体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
商品の陳列棚に垂直に立てて使用される硬質性シートからなる仕切り板の下辺の一部に罫線を介していづれの側にも略90°折り曲げ可能な底板が連接され、前記仕切り板の一方の側辺には、前記底板よりも外側に突出する標示部が延設され、該標示部は、前記仕切り板からの延設された部分が、二つ折りされて、対向面同志の間に所定の間隙が保たれ、二つ折りされた部分の底板に近い最低部には、細長い底部接着板が対向面に挟まれて接着されてなるものであって、外側と底辺の2辺が閉鎖され、残る2辺が開放された、印刷カードを収納することができるポケットに形成され、前記仕切り板下辺の前記標示部側に、内側に抉られたカット部が形成されていることを特徴とするものである。また、前記硬質性シートが、保形性を有する透明プラスチックシートからなることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明による商品標示体を説明する。
図1は、本発明による商品標示体の構成説明図であり、図1(a)は、本発明による商品標示体の使用前の側面図、図1(b)は、図1(a)におけるx−x’断面図、図1(c)は、図1(a)におけるy−y’断面図である。
本発明による商品標示体10は、図1(a)に示すように、略四角形の仕切り板1の下辺に罫線Aを介して底板2が連接され、また、仕切り板1の一方の側辺には、底板2よりも外側に突出する標示部3が延設されている。
この罫線Aは、所定の厚みを有する硬質性シートを、図1(c)に示すように、線状に薄肉化して形成されたものであって、硬質性シートの物性、薄肉化の度合、罫線Aの長さを制御することによって、適度な折り曲げ強度と保形性が与えられている。当図では、罫線Aの途中に打ち抜き部があるが、罫線Aの薄肉化の度合いよっては、必ずしもそれを設ける必要はない。
標示部3は、図1(b)に示すように硬質性シートの仕切り板1からの延設された部分が、二つ折りされて、対向面同志の間に所定の間隙が保たれ、二つ折りされた部分の底板2に近い最低部には、細長い底部接着板5が対向面に挟まれて接着されてなるものであって、外側と底辺の2辺が閉鎖され、残る2辺が開放されて、印刷カード7を収納することができるポケット4が形成されている。
また、仕切り板1下部の標示部3側には、内側に大きく抉(えぐ)られて形成されたカット部6が設けられている。
ポケット4の中には、告知しようとする商品の商品名、キャッチコピー、写真、図柄等(図では○×で示す)が両面に適宜印刷された印刷カード7が挿入、保持される。
【0006】
図2は、本発明による商品標示体の使用状態説明図である。
前欄で説明した構成を有する本発明による商品標示体10は、図1に示すようなフラットな形状で店頭に供給され、そこで底板2を罫線Aによって任意の方向に略90°折り曲げた状態で、標示部3が、図2に示すように、商品棚Tの手前に突き出るように、商品棚T上に置かれて、使用される。
一般に、陳列棚Tの最前部には、商品が手前に落ちないように商品ストッパー(図示せず)が設けられているが、カット部6を利用すれば、この商品ストッパーに邪魔されず、商品ストッパーを跨いだ状態で本発明による商品標示体10を図2に示すように置くことができる。
この場合、底板2、はいずれの方向にも略90°折れ曲がった形状を保持するので、陳列棚Tの中央部は無論、最端部にも置くことができる。仕切り板1は、商品棚より略垂直に立ちあがるので、その仕切り板1に接して商品を配列することができる。従って、従来の商品標示体と異なり商品陳列棚Tの長手方向のスペースは極めて少なくて済む。
店頭において、本発明による商品標示体10の組み立て、設置が終わったら、標示部3のポケット4に予め用意された印刷カード7を挿入すればよい。また、この印刷カード7は、商品標示体10がフラットな状態において、あらかじめポケットに挿入しておいてもよい。
告知の対象となる商品が変わる場合、印刷カード7のみ交換すれば良く、商品標示体10自体は、長期にわたって繰り返し使用が可能である。
本発明による商品標示体10の標示部3は陳列棚よりも前面に、すなわち通路側に突き出ているので、印刷カード7に記載されている標示内容が、商品の左右方向からアプローチする客によっていずれの方向からでも見易く、客にとって購入し易い売り場を形成することができる。
また、標示部3のサイズも自由度が高く、特売品の展示等の場合には、さらに大きくすることによって、他の商品との差別化を図ることも容易である。
本発明による商品標示体10が不要になった場合は、またもとのフラットな状態にもどして、次の使用に備えてストックしておくことができる。
以上のように、本発明による商品標示体10は、店頭への搬送、ストック、廃棄はすべて平らな状態で行うことができるので、省スペース効果がある。
【0007】
本発明による商品標示体10に使用される硬質性シートは、罫線Aによって折り曲げられる場合の保形性に優れていることが望ましい。この保形性とは、曲げ応力が除かれた状態で所定の折り曲げ形状を維持できる適性を意味する。
このような適性を有する硬質シートとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタアクリレート,アクリロニトリルブタジエンスチレンコポリマー等のプラスチックシートの使用が可能であるが、中でもポリエチレンテレフタレートが好適に使用することができる。
硬質性シートの厚みは、0.3〜2.5mmの範囲にあることが好ましい。
さらに、硬質性シートは、ポケット4に挿入された印刷カード7を両面から透視できるような、透明性を有していることが好ましい。
【0008】
本発明による商品標示体10は、以上の実施の形態あるいは図面の記載に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、板紙は一般に保形性はないが、金属片あるいはポリエチレンテレフタレート等の樹脂片を罫線Aを横断するように貼りつけておくことによって保形性を持たせることは可能になるので、硬質性シートの素材として板紙を使用してもよい。ただし、標示部3は、不透明になるため、一枚の印刷カード7を両側から見せることは出来なくなるので、標示部3の両側にポケットを別部材(透明なプラスチックフィルムあるいは薄手のプラスチックシート)で形成し、それぞれのポケットに片面印刷カードを挿入するようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】
本発明による商品標示体10によれば、硬質性シートを用いて、仕切り板1の下辺に罫線Aを介して底板2を連接し、仕切り板1の一方の側辺には、底板2よりも外側に突出する標示部3を形成し、硬質性シートには保形性のあるプラスチックシートを使用し、また、標示部3に印刷カード7を収納可能とするポケット4を設けることにより、陳列棚Tの長手方向の設置スペースは殆ど必要とせずに、陳列棚上に配列する商品に極めて接近し、且つ、標示部3が、陳列棚Tよりも前面に突き出した状態で設置することができるので、キメのこまかな複数の商品の告知が、左右いずれの方向からも可能となり、また、キメの細かなPOPディスプレーとしての訴求効果も高まり、さらに、告知すべき対象商品が変わっても、印刷カード7を交換するだけで済むので、一般的なPOPディスプレーに較べて経済的であり、さらに、店頭への搬送、ストック、廃棄はすべて平らな状態で行うことができるので、省スペース効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による商品標示体の構成説明図
【図2】本発明による商品標示体の使用状態説明図
【符号の説明】
1 仕切り板
2 底板
3 標示部
4 ポケット
5 底部接着板
6 カット部
7 印刷カード
10 本発明による商品標示体
A 罫線
T 商品陳列棚

Claims (2)

  1. 商品の陳列棚に垂直に立てて使用される硬質性シートからなる仕切り板の下辺の一部に罫線を介していづれの側にも略90°折り曲げ可能な底板が連接され、前記仕切り板の一方の側辺には、前記底板よりも外側に突出する標示部が延設され、該標示部は、前記仕切り板からの延設された部分が、二つ折りされて、対向面同志の間に所定の間隙が保たれ、二つ折りされた部分の底板に近い最低部には、細長い底部接着板が対向面に挟まれて接着されてなるものであって、外側と底辺の2辺が閉鎖され、残る2辺が開放された、印刷カードを収納することができるポケットに形成され、前記仕切り板下辺の前記標示部側に、内側に抉られたカット部が形成されていることを特徴とする商品標示体。
  2. 前記硬質性シートが、保形性を有する透明プラスチックシートからなることを特徴とする請求項1記載の商品標示体。
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