JP2011167256A - Pop表示具 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品陳列用フックを備えた商品陳列棚に取り付けて多くのポップ広告が表示可能なPOP表示具を提供する。
【解決手段】天板の前側にPOP表示するPOP表示板5が垂直に立設され、POP表示板5には、プライスカード用フック9がはまり込む窪み22が間隔をおいて一対形成されるとともに、一対の窪み22の間に、両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック9が入り込むための長溝25が設けられ、天板の左右に下向きに側板が形成され、側板の下部には商品陳列用フック3を挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブ7が設けられ、天板のPOP表示板側には、両端のプライスカード用フック先端の突起を差し込むフック突起差込孔が間隔をおいて一対形成されるとともに、一対のフック突起差込孔の間に両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック先端の突起を出すための長孔13が形成されているPOP表示具。
【選択図】図4
【解決手段】天板の前側にPOP表示するPOP表示板5が垂直に立設され、POP表示板5には、プライスカード用フック9がはまり込む窪み22が間隔をおいて一対形成されるとともに、一対の窪み22の間に、両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック9が入り込むための長溝25が設けられ、天板の左右に下向きに側板が形成され、側板の下部には商品陳列用フック3を挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブ7が設けられ、天板のPOP表示板側には、両端のプライスカード用フック先端の突起を差し込むフック突起差込孔が間隔をおいて一対形成されるとともに、一対のフック突起差込孔の間に両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック先端の突起を出すための長孔13が形成されているPOP表示具。
【選択図】図4
Description
本発明は、多数の商品を吊り下げて陳列する商品陳列用フックを備えた商品陳列棚に取り付けるPOP表示具に関する。
従来から、百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアなどでは、沢山の商品を吊り下げて陳列できるとともに、商品を前方にスライド移動させることにより容易に取り取り出すことができることから、複数の商品を吊り下げることができる商品陳列用フックを備えた商品陳列棚が利用されている。
図7は商品陳列用フック3を備えた商品陳列棚を示し、商品陳列用フック3は、その上にプライスカード用フック9を備えており、来店者の注目を集めるために、必要に応じて吊り下げた商品の商品名、商品の紹介、価格等についての情報を表示したプライスカード32が取り付けられる。
例えば、特許文献1には、ネット形陳列棚のワイヤに商品を吊り下げる商品陳列用フックが係止され、商品陳列用フックの上方に商品表示プレートを取り付ける商品表示プレート用フックが開示されている。
また、特許文献2には、陳列棚に対し前方に突出して装着され、商品を吊り下げるフック棒と、このフック棒の上方に位置しカードを差し入れ・取り出し可能に収容する透明なホルダーを備えたカードホルダーを支持するホルダー棒とを有する商品陳列フックが開示されている。
また、特許文献3には、商品陳列具に、上下2段の商品吊下バーを装着し、上の商品吊下バー先端の屈曲部には価格等を表示したカードを取り付け、下の商品吊下バーには、商品を取り付け、カードホルダーは、左右に長い一対のカード挟持板と、左端側の第1脚と右端側の第2脚部とを有し、第1脚部の第1係合凹部を、商品吊下バーに左方から係合させ、第2脚部の第2係合凹部を、別の商品吊下バーに上方から係合させることで、カードホルダーを取り付け、カード挟持板の間の第1間隙に商品カードを挟み込んで保持する商品陳列用フックが開示されている。
従来の商品表示プレート用フックの先端に取り付けたカードホルダーは、図7に示すように保持するカードが小さいためポップ広告の表示領域が小さいので、大きなPOP広告を表示することが不可能であった。そのため、商品の紹介、商品シリーズ等の商品についての多くの広告情報を表示することができず、商品を目立たせることができずに大きな販売促進効果が得られない場合があった。
そこで、本発明は、商品陳列用フックを備えた商品陳列棚に取り付けて多くのポップ広告が表示可能なPOP表示具を提供するものである。
本発明のPOP表示具は、天板の前側にPOP表示するPOP表示板が垂直に立設され、POP表示板には、プライスカード用フックがはまり込む窪みが間隔をおいて一対形成されるとともに、前記一対の窪みの間に、両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フックが入り込むための長溝が設けられ、天板の左右に下向きに側板が形成され、側板の下部には商品陳列用フックを挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブが設けられ、天板のPOP表示板側には、両端のプライスカード用フック先端の突起を差し込むフック突起差込孔が間隔をおいて一対形成されるとともに、前記一対のフック突起差込孔の間に両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック先端の突起を出すための長孔が形成されていることを特徴とする。
本発明は、陳列棚最上段の横列のフックをまとめてカバーするPOP表示具なので、大きなPOP広告を表示することが可能となるため、商品の紹介、商品シリーズ等の商品について多くの広告情報を表示することが可能となる。その結果、商品を目立たせることができ、大きな販売促進効果が得られる。
また、本発明は、商品陳列用フック、プライスカード用フックあるいは、プライスカードを外したフックに装着が可能となる。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す陳列棚において、POP表示具1は、商品を収納した容器又は袋2などが吊り下げられた最上段の商品陳列用フック3の上に配置される。図1では、POP表示具1は商品陳列用フック3が両側のスリーブ状のフック挿入スリーブ7に挿入されて取り付けられた例である。
図2に示すPOP表示具の斜視図において、POP表示具1は、天板4の前側にPOP表示するPOP表示板5が垂直に形成される。天板4の両側には、POP表示具1をフック上部に係止するため、フックを挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブ7を設けた側板6が形成される。POP表示具1をフックに係止するため、フックの形状に応じて、フックを挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブ7のほかに、POP表示板にフックがはまり込む窪み22あるいは、天板にフックの先端を差し込むフック突起差込孔11(図6)が形成される。
図3に示すPOP表示具の展開図において、天板4の一方の側にPOP表示板5が連設され、天板4の両側にフック挿入スリーブ7(図2)を形成する側板6が連設されている。POP表示具は、紙製とすることにより、印刷し易く、折り曲げ、切り込みあるいは、貼着により容易に作製することが可能となる。表面にPPフィルムをラミネートすれば強度、美粧性を合わせて向上させることができる。
天板4とPOP表示板5は谷折り線8を介して連設され、谷折り線8の天板側の両側に、陳列棚の両端の、プライスカードを外したプライスカード用フック9の先端の突起10(図6)を差し込むためのフック突起差込孔11、あるいはフック突起差込孔を形成するための差込孔用切り込み線12が形成される。
両側のフック突起差込孔11の間には、両側のプライスカード用フック9の間に配置されている他のプライスカード用フック9の突起10を天板4から出すための長孔13が谷折り線8に沿って形成されている。なお、天板4に谷折り線8に沿って平行に形成されている切り取り線14は、天板4を切り離す際に使用される。
POP表示板5は、谷折り線8から立ち上げ、高さの間隔をおいて山折り線15が谷折り線8に平行に形成され、POP表示板5に厚みを持たせるため、山折り線15に平行に山折り線16が平行に形成され、谷折り線8と二つの山折り線15,16の折り曲げにより壁が形成される。POP表示板5に厚みを持たせることにより、重圧感が増し、美粧性が向上する。
POP表示板5の前側で且つ両側には、POP表示板5の壁内に山折り線17に沿ってPOP表示板5の壁内に折り込んで貼着する貼着片18が形成されるとともに、下方に折り曲げられた側板6の切り込み19に差し込む差込片20が形成される。なお、POP表示板5の底部に厚みを持たせるため、貼着片18の山折り線17に平行に山折り線21が形成される。
POP表示板5の両側には、両側のプライスカード用フック9の間隔に合わせてプライスカード用フック9をはめ込むための窪み22、あるいは窪みを形成するための窪み用切り込み線23が形成される。貼着片18にはプライスカード用フック9をはめ込む切り欠き24がPOP表示板5の窪み22に連続して形成されている。両側の窪み22の間には、両側のプライスカード用フック9の間に配置されている他のプライスカード用フックが入り込むための長溝25、あるいは長溝を形成するための長溝用切り込み線26が設けられている。
側板6は、5本の山折り線27〜31に沿って下側かつ内側に間隔をおいて折り込んでフック挿入スリーブ7を形成する。なお、側板6には、POP表示板5の差込片20を差し込む切り込み19が形成される。
POP表示具の組み立て方法は、POP表示板5の部分にPOP広告が印刷された図3に示す形状の厚紙を用意し、天板4の両側の側板6を山折り線27に沿って天板4の下側に垂直に折り曲げ、さらに山折り線28〜31に沿って内側に折り込んだ後、貼着してフック挿入用スリーブ7を形成する。
次いで、POP表示板5を谷折り線8と山折り線15,16の折り曲げにより壁を形成し、壁内に貼着片18を折り込んで貼着する。次いで、差込片20を側板6の切り込み19に差し込む。こうして図2に示すPOP表示具が完成する。
次に、POP表示具を陳列棚のフックへ取り付ける方法について説明する。
商品陳列用フック3の上にプライスカード用フック9を有する場合、図4において、POP表示板5の窪み22にプライスカード32を有するプライスカード用フック9を嵌め込んで固定する。両端のプライスカード用フック9の間にある他のプライスカード用フックがPOP表示板5にぶつからないように長溝25を形成してプライスカード32を出す。
商品陳列用フック3のみの場合、図5において、両側の側板6に形成したフック挿入スリーブ7に、別の商品陳列用フックを所定位置に固定し、挿入して支持する。
プライスカード32を外したプライスカード用フック9の場合、図6に示すように、プライスカード用フック9の先端の突起10を天板4にカットにより形成されたフック突起差込孔11に差し込んで固定する。両端のプライスカード用フック9の間にある他のプライスカード用フックの突起10が天板4にぶつからないように長孔13から出す。
1:POP表示具 2:容器又は袋
3:商品陳列用フック 4:天板
5:POP表示板 6:側板
7:フック挿入スリーブ 8:谷折り線
9:プライスカード用フック 10:突起
11:フック突起差込孔 12:差込孔用切り込み線
13:長孔 14:切り取り線
15:山折り線 16:山折り線
17:山折り線 18:貼着片
19:切り込み 20:差込片
21:山折り線 22:窪み
23:窪み用切り込み線 24:切り欠き
25:長溝 26:長溝用切り込み線
27〜31:山折り線 32:プライスカード
3:商品陳列用フック 4:天板
5:POP表示板 6:側板
7:フック挿入スリーブ 8:谷折り線
9:プライスカード用フック 10:突起
11:フック突起差込孔 12:差込孔用切り込み線
13:長孔 14:切り取り線
15:山折り線 16:山折り線
17:山折り線 18:貼着片
19:切り込み 20:差込片
21:山折り線 22:窪み
23:窪み用切り込み線 24:切り欠き
25:長溝 26:長溝用切り込み線
27〜31:山折り線 32:プライスカード
Claims (3)
- 天板の前側にPOP表示するPOP表示板が垂直に立設され、POP表示板には、プライスカード用フックがはまり込む窪みが間隔をおいて一対形成されるとともに、前記一対の窪みの間に、両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フックが入り込むための長溝が設けられ、天板の左右に下向きに側板が形成され、側板の下部には商品陳列用フックを挿入するスリーブ状のフック挿入スリーブが設けられ、天板のPOP表示板側には、両端のプライスカード用フック先端の突起を差し込むフック突起差込孔が間隔をおいて一対形成されるとともに、前記一対のフック突起差込孔の間に両端のプライスカード用フックの間に配置されている他のプライスカード用フック先端の突起を出すための長孔が形成されていることを特徴とするPOP表示具。
- POP表示板を折曲により厚みを持たせたことを特徴とする請求項1記載のPOP表示具。
- POP表示板が紙製、あるいはPPフィルムをラミネートした紙製であることを特徴とする請求項1又は2記載のPOP表示具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010031690A JP2011167256A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | Pop表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010031690A JP2011167256A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | Pop表示具 |
Publications (1)
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JP2011167256A true JP2011167256A (ja) | 2011-09-01 |
Family
ID=44682011
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010031690A Pending JP2011167256A (ja) | 2010-02-16 | 2010-02-16 | Pop表示具 |
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JP (1) | JP2011167256A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018068964A (ja) * | 2016-11-04 | 2018-05-10 | 株式会社スコープ・インターナショナル | 陳列フック用表示具 |
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2010
- 2010-02-16 JP JP2010031690A patent/JP2011167256A/ja active Pending
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