JP4521952B2 - 自動車のパッケージトレイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体後部の荷室を上下に区分する平板状の自動車のパッケージトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハッチバック車は、後部座席の後方に荷室が続いていて、大きな空間を荷室として利用できる。この後部の荷室は大きな一つの空間として使用されることもあるが、多くの場合は図13のように平板状のパッケージトレイ1を側壁や後部座席12後方に取り付けられた支持台に載せて、荷室を上下に仕切って使用される。このようにすると、後部座席からパッケージトレイ上に載せた物品を容易に取ることができるし、数多くの荷物を積載することができる。
【0003】
自動車のパッケージトレイに関しては、実開昭64−50145号公報に、左右一対のサイドトレイとその間にトレイ本体とを設け、サイドトレイには軸受け部とストッパとを設け、トレイ本体には2本の軸を設けて、トレイ本体の後部を持ち上げてトレイの下に収納した荷物を取り出すときには2本の軸がそれぞれ軸受け部とストッパとに係合して、トレイ本体の後部が上方に持ち上げられた状態で保持される、という技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車の使用者によっては、パッケージトレイを荷室の上の方に配置して下の空間を広くして使用したり、逆にトレイを荷室の下の方に配置して上方の空間を広くして使用したり、あるいは2枚のトレイを用いて荷室を3層に分けて使用することを希望する場合がある。
【0005】
しかしながら、車体後部の荷室は後輪のタイヤハウスがあったり、あるいは車種によっては下部が上部より車幅方向の幅が小さくなっている車両があるため、上述のようにパッケージトレイの位置を上下方向で変更しようとすると、幅の異なる複数のパッケージトレイを用意しなければならない。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パッケージトレイの幅を変更できるようにして、荷室幅の広狭に対応でき、強度も高い自動車のパッケージトレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、トレイ本体にサイドトレイをヒンジを用いて取り付けて、両トレイを略面一状態にしたときにトレイ本体に取り付けた補強材でサイドトレイを保持するパッケージトレイとした。
【0008】
具体的には、請求項1に係る発明は、車体後部荷室の左右両側壁に車幅方向の支間距離が異なる支持部を複数対設け、該複数対の少なくとも一対の上記支持部に着脱自在に載置されて上記荷室を上下に区分する自動車のパッケージトレイであって、
板状トレイ本体と板状サイドトレイとを備え、
上記サイドトレイは、車体前後方向に延びるヒンジ軸を有するヒンジで上記トレイ本体の車幅方向端縁部に、該トレイ本体と略面一な状態と該トレイ本体の下面に折り畳んだ状態とになるように回動自在に結合され、
上記トレイ本体下面には、上記ヒンジと別体の補強材が車幅方向に進退可能に取り付けられ、
上記補強材は、棒状体を略U字状に形成してなり、その一対の開放端部が上記サイドトレイに係脱自在となっていて、トレイ本体とサイドトレイとが略面一になっている状態においてサイドトレイ側に進出することで、上記開放端部がサイドトレイの下面側に係合して該サイドトレイを保持する一方、サイドトレイをトレイ本体の下面に折り畳むときには、トレイ本体の上記端縁部からサイドトレイ側に突出しないように該トレイ本体中央側に退避して上記開放端部が上記サイドトレイの下面から離脱するように構成されていることを特徴とする自動車のパッケージトレイである。
【0009】
このような構成であれば、トレイ本体とサイドトレイとを略面一状態にしたときに、補強材によって略面一状態が保持されるので、パッケージトレイの強度が上がり重い荷物を載せても支障がない。
【0010】
また、サイドトレイから補強材を退避させれば、ヒンジ部でサイドトレイをトレイ本体の下面に折り畳むことができる。それで、1つのパッケージトレイを幅の異なる2種類のパッケージトレイとして用いることができる。
【0011】
さらに、補強材はトレイ本体に常に取り付けられた状態で、サイドトレイを確実に支持することができる。
【0012】
また、補強材はトレイ本体下面に取り付けられてサイドトレイを下面側から保持するので、上面側からは補強材が見えなくて見栄えがよい。
【0013】
加えて、補強材および補強材の係合する部分が簡単な構造であって確実な保持ができる。
【0014】
次に、請求項2に係る発明は、請求項1において、
上記トレイ本体及び上記サイドトレイは、樹脂でブロー成形法により成形された中空状体であることを特徴とする自動車のパッケージトレイである。
【0015】
このような構成であると、パッケージトレイを軽量とすることができる。
【0016】
次に、請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、
上記サイドトレイ下面には、該サイドトレイを上記トレイ本体の下面に上記ヒンジ軸を介して折り畳んだ状態で、上記補強材と係脱可能に係合する係合部が形成されていることを特徴とする自動車のパッケージトレイである。
【0017】
このような構成であると、サイドトレイを折り畳んだときに、補強材と係合して折り畳んだ状態が保持される。また、再度サイドトレイを開くときには容易に補強材を取り外すことができる
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
−第一の実施の形態−
図1、3は本実施の形態に係るパッケージトレイを上方から見た斜視図である。パッケージトレイ1の中央部分が板状トレイ本体2であり、トレイ本体2の車幅方向の左右の端縁部に板状サイドトレイ3が配置され結合されている。
【0020】
図1では、右側のサイドトレイ3はトレイ本体2と略面一の状態となっていて、図示されていないが、下面が後述の補強材に支えられている。一方、左側のサイドトレイ3は該サイドトレイ3から後述の補強材が退避して(図示せず)、下方に半ば回動している状態である。図3の左側のサイドトレイ3は、図1の状態からさらに回動してトレイ本体2の下面に折り畳まれた状態である。
【0021】
本実施の形態では、トレイ本体2は車体前後方向の中央部に車幅方向の薄肉ヒンジを備えていて、後ろ半分のトレイ本体2の後端部に取り付けた2本のひもをバックドアに引っ掛けて該バックドアを開いたとき、後ろ半分が薄肉ヒンジを軸に上方に回動するようになっている。そのため、サイドトレイ3も左右共に前後別々に分かれている。一方、トレイ本体2の前端部はピン等でトレイ本体2が上下や左右方向に移動しないように車体に支持しておいても良いし、固定しないで支持台に載せたり嵌合させたりするだけでも良い。
【0022】
図2はハッチバック車の後部の荷室の斜視図である。バックドア14を上方に開放した状態である。この荷室の両側壁には、上段の第一の支持部5と下段の第二の支持部6とがそれぞれ左右に対になって設けられている。第二の支持部6は、タイヤハウス7があるため、車幅方向の支間距離は段状の第一の支持部5、5の支間距離よりも小さい。
【0023】
左右のサイドトレイ3は、トレイ本体2と略面一状態になっていて、パッケージトレイ1の幅は、第一の支持部5、5の車幅方向の支間距離に対応していて、第一の支持部5、5の上に置いて使用される。その状態を概略で示したのが図4である。トレイ本体2とサイドトレイ3とはヒンジ4で結合されていて、該ヒンジ4のヒンジ軸9は車体前後方向に延びている。ヒンジ4と別体の補強材8はトレイ本体2の下面に進退可能に取り付けられていて、トレイ本体2とサイドトレイ3とが略面一になっている状態においてサイドトレイ3側に進出することで、ヒンジ軸9を横断してサイドトレイ3の下面側に係合してサイドトレイ3を保持している。
【0024】
また、左右のサイドトレイ3がヒンジ軸9を介して回動してトレイ本体2下面に折り畳まれた状態では、トレイ本体2の幅は第二の支持部6の支間距離に対応していて、溝状となっている第二の支持部6にトレイ本体2の左右端縁部が嵌合されて使用される。その状態を概略で示したのが図5である。ここではヒンジ軸9が、トレイ本体2とサイドトレイ3の間ではなく、トレイ本体2の端縁部より若干車室内側に位置してトレイ本体2の下面に配置されているので、第二の支持部6にはトレイ本体2の端縁部が嵌合する。なお、補強材8は、サイドトレイ3に対して係脱自在であるように、トレイ本体2下面車幅方向に進退可能に取り付けられているので、サイドトレイ3をトレイ本体2の下面に折り畳むときにはサイドトレイ3の下面から離脱して、トレイ本体2中央側(図4の左側)に退避して補強材8の開放端部がトレイ本体2の上記端縁部からサイドトレイ3側に突出しないようにしている。また、サイドトレイ3は、ヒンジ軸9を介して折り畳んだ状態で補強材8の下面からの突出部分と係合して、折り畳んだ状態が保持される。なお、再びサイドトレイ3を開くときには、サイドトレイ3は、補強材8から簡単に外れる。
【0025】
次に、本実施の形態に係るパッケージトレイの構造に関して、図6〜9に基づいてさらに説明する。
【0026】
図6は、トレイ本体2とサイドトレイ3との結合部分の近辺を下面側から見た斜視図である。図の右側がトレイ本体2で左側がサイドトレイ3である。図7は図6のA−A線断面図であるが、上下は図6と逆になっている。
【0027】
トレイ本体2とサイドトレイ3は合成樹脂で成形されていることが、コストや重量の面から好ましく、製造方法はブロー成形法により成形されることが好ましい。ブロー成形法により成形されれば、図7に示すように中空部23、22を容易に形成でき軽量化できる。原料となる合成樹脂は特に限定されず、また補強のためにファイバー等を混合させても良い。
【0028】
補強材8は加工の都合上、棒状体であることが好ましく、軽量で高強度とするため、金属製パイプや合成樹脂の中空棒状体であることが好ましい。
【0029】
トレイ本体2とサイドトレイ3の両方に、パイプである補強材8を取り付け、係合するためにそれぞれに溝28、29が設けられている。補強材8は、トレイ本体2に取り付けられた押さえ板24によりトレイ本体2の溝28に進退可能な状態に取り付けられている。図9に押さえ板24による補強材8の取り付け部分の断面構造を示す。補強材8は略U字状に形成されていて、その開放端部の方がサイドトレイ3と係脱自在となっていて、図6及び図7では係合している。
【0030】
補強材8は、溝28内をスライドさせてサイドトレイ3の溝29に係合させたり、離脱させたりするために、トレイ本体下面から下方(図6では上方にあたる)に把持部27が突出している。把持部27の両側の肩部26が係止部となって、サイドトレイ3をトレイ本体2の下面に折り畳んだときに、サイドトレイ3下面の係合部21に係合して、サイドトレイ3が垂下しないように折り畳んだ状態を保持する。肩部26と係合部21とは係脱可能な構造となっているので、サイドトレイ3を再度開くことも簡単に行える。折り畳んだ状態の断面図が図8である。本実施の形態では、係合部21がサイドトレイ3の端縁部に設けられているので、係合させるときには、まず、補強材8の把持部27を把持して補強材8をトレイ本体2の幅方向中央部の方に溝28の終端までスライドさせて、サイドトレイ3を折り畳み、補強材8をトレイ本体2端縁部の方に少し戻して肩部26を係合部21に係合させる。
【0031】
なお、トレイ本体2は車幅方向に長いため、上に荷物を置いたときに下方に撓みやすいので、強度を上げるためにトレイ本体2に車幅方向に長尺の強度向上部材を取り付けることが好ましい。強度向上部材としては、金属製で断面がコの字のレール形状のものを下面にはめ込んでビス等で固定する、或いはインサート成形で固定することが好ましい。
【0032】
−第二の実施の形態−
図10は、本実施の形態のパッケージトレイのトレイ本体2とサイドトレイ3との結合部分の近辺を下面側から見た斜視図である。図11は、サイドトレイ3をトレイ本体2の下面に折り畳んだ状態での図10のB−B線断面の図である。本実施の形態は図10、11に示すように、第一の実施の形態とは補強材8の形状、およびサイドトレイ3の係合部21の形状とが異なっている。
【0033】
補強材8は、第一の実施の形態に比べて下方への突出量が少なく、また、把持部27がトレイ本体2の幅方向中央部へ突き出していない。その形状に対応して、サイドトレイ3の係合部21は、サイドトレイ3の下面に形成されている。
【0034】
本実施の形態では、サイドトレイ3の係合部21と補強材8の把持部27との係合は、サイドトレイ3の折り畳み動作と同時に行える。つまり、サイドトレイ3を折り畳んでいって、最後にトレイ本体2の下面に押し付けるときに同時に係合も行われるのである。離脱させるときは、窪み30に手をかけて引けばよい。このように、サイドトレイ3の係合部21と補強材8の把持部27との係脱を簡単に行うことができる。
【0035】
−第三の実施の形態−
本実施の形態は図12に示すように、ヒンジを薄肉ヒンジ軸10としてトレイ本体2とサイドトレイ3とを一体成形したものである。このようにすると、部品点数が減り、トレイ本体2とサイドトレイ3とを一体で成形できるので、製造コストを下げることができる。
【0036】
なお、上記各実施形態では、トレイ本体及びサイドトレイを車体前後方向に2分割し、薄肉ヒンジにより一体成形して、後ろ半分を回動できるようにしたが、分割することなく一枚のパッケージトレイとしても良い。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に述べる効果を奏する。
【0038】
板状トレイ本体に取り付けられた補強材が板状サイドトレイに係合して、トレイ本体とサイドトレイとを略面一状態としたときに、サイドトレイが補強材によって略面一状態に保持されるので、トレイ本体とサイドトレイの結合部の強度が向上する。
【0039】
サイドトレイがトレイ本体の車幅方向端縁部にヒンジで結合しているので、折り畳むことができ、パッケージトレイの幅を変更することができる。そのため1つのパッケージトレイで、積載トレイ幅の異なる複数の支持台に対応できコストダウンできる。
【0040】
略U字状の棒状体からなる補強材がトレイ本体下面に車幅方向に進退可能に取り付けられていて、トレイ本体とサイドトレイとが略面一になっている状態においてサイドトレイ側に進出することで、一対の開放端部がサイドトレイの下面側に係合して該サイドトレイを保持する一方、サイドトレイをトレイ本体の下面に折り畳むときには、トレイ本体の上記端縁部からサイドトレイ側に突出しないように該トレイ本体中央側に退避して上記開放端部が上記サイドトレイの下面から離脱するので、補強材は常にトレイ本体に取り付けられた状態にあるため、補強材を紛失したり補強材の収納場所を別途設ける必要もなく、さらには、補強材及び該補強材との係合部を簡単な構造にできて、サイドトレイを確実に保持できる。
【0041】
トレイ本体とサイドトレイとが中空状体なので、パッケージトレイ全体が軽量になって取り扱いやすい。また、補強材がトレイ本体、サイドトレイ共に下面側にあるので、上方側(表側)から目に触れることがなく見栄えがよく、また荷物をパッケージトレイ上でスライドする場合にも邪魔にならない。
【0042】
サイドトレイを折り畳んだときに補強材と係合して保持されるので、折り畳み状態を保持するために別途部品を取り付ける必要もなく、簡単な構造で済むのでコストダウンできる。サイドトレイを補強材との係合から外して開くときも簡単に開くことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態に係るパッケージトレイの斜視図
【図2】ハッチバック車の後部荷室の斜視図
【図3】第一の実施の形態に係るパッケージトレイの左側のサイドトレイを折り畳んだ状態の斜視図
【図4】第一の支持部にパッケージトレイを積載した概略図
【図5】第二の支持部にパッケージトレイを嵌合した概略図
【図6】第一の実施の形態に係るパッケージトレイの下方からの斜視図
【図7】図6のA−A線断面図(補強材がサイドトレイに係合している状態)
【図8】図7のサイドトレイを折り畳んだ図
【図9】補強材を固定している部分の断面図
【図10】第二の実施の形態に係るパッケージトレイの下方からの斜視図
【図11】サイドトレイを折り畳んだ状態での図10のB−B線断面図
【図12】第二の支持部に第三の実施の形態に係るパッケージトレイを嵌合した概略図
【図13】自動車の後部の概略図
【符号の説明】
1 パッケージトレイ
2 トレイ本体
3 サイドトレイ
4 ヒンジ
5 第一の支持部
6 第二の支持部
7 タイヤハウス
8 補強材
9 ヒンジ軸
10 薄肉ヒンジ軸
12 後部座席
14 バックドア
21 係合部
22 中空部
23 中空部
24 押さえ板
26 肩部
27 把持部
28 溝
29 溝
30 窪み

Claims (3)

  1. 車体後部荷室の左右両側壁に車幅方向の支間距離が異なる支持部を複数対設け、該複数対の少なくとも一対の上記支持部に着脱自在に載置されて上記荷室を上下に区分する自動車のパッケージトレイであって、
    板状トレイ本体と板状サイドトレイとを備え、
    上記サイドトレイは、車体前後方向に延びるヒンジ軸を有するヒンジで上記トレイ本体の車幅方向端縁部に、該トレイ本体と略面一な状態と該トレイ本体の下面に折り畳んだ状態とになるように回動自在に結合され、
    上記トレイ本体下面には、上記ヒンジと別体の補強材が車幅方向に進退可能に取り付けられ、
    上記補強材は、棒状体を略U字状に形成してなり、その一対の開放端部が上記サイドトレイに係脱自在となっていて、トレイ本体とサイドトレイとが略面一になっている状態においてサイドトレイ側に進出することで、上記開放端部がサイドトレイの下面側に係合して該サイドトレイを保持する一方、サイドトレイをトレイ本体の下面に折り畳むときには、トレイ本体の上記端縁部からサイドトレイ側に突出しないように該トレイ本体中央側に退避して上記開放端部が上記サイドトレイの下面から離脱するように構成されていることを特徴とする自動車のパッケージトレイ。
  2. 請求項1において、
    上記トレイ本体及び上記サイドトレイは、樹脂でブロー成形法により成形された中空状体であることを特徴とする自動車のパッケージトレイ。
  3. 請求項1又は2において、
    上記サイドトレイ下面には、該サイドトレイを上記トレイ本体の下面に上記ヒンジ軸を介して折り畳んだ状態で、上記補強材と係脱可能に係合する係合部が形成されていることを特徴とする自動車のパッケージトレイ
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