JP4521922B2 - 組み込み型メモリ試験回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のメモリを搭載した大規模集積回路(以下、「LSI」という)やプリント基板等に組み込んで、これらのメモリの試験を行うための組み込み型メモリ試験回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、メモリ等を搭載したLSIやプリント基板等において、搭載されたメモリ等をチェックするために、予めLSI等の中にBIST(Built-In Self Test)回路と呼ばれる試験回路を組み込んでおく技術がある。
【0003】
図2は、従来のBIST回路が組み込まれたLSIの一例を示す構成図である。このLSIは、メモリ(MEM)1,2,3と、中央処理装置(以下、「CPU」という)等を含む制御回路4の他、BIST回路を構成する試験切替回路(SEL)51〜53,61〜63及び試験制御回路7で構成されている。
【0004】
試験切替回路51〜53,61〜63は、例えばLSIの外部から与えられるモード信号MODによって試験モードが指定されたときに、試験対象のメモリ1〜3を制御回路4から切り離し、試験制御回路7に接続するものである。また、試験制御回路7は、試験モードが指定されたときに、接続された試験対象のメモリ1〜3に対して、一定のシーケンスで試験データや制御信号を与えて書き込むと共に、その出力データを読み出してこれらのメモリ1〜3の動作をチェックし、チェック結果OUTを外部に出力するものである。
【0005】
図2に示すように、複数のメモリ1〜3を搭載したLSIにおけるBIST回路では、モード信号MODによって試験モードが指定されると、試験切替回路51〜53,61〜63によって、これらのメモリ1〜3が制御回路4から切り離される。そして、メモリ1〜3の入力側(即ち、アドレス入力端子AD、データ入力端子DI、及び読み書き制御端子WE)が、試験切替回路51〜53及び試験用の共通バスを介して、試験制御回路7に接続される。また、メモリ1〜3の出力側(即ち、データ出力端子DO)は、試験切替回路61〜63及びそれぞれ個別のデータ線によって試験制御回路7に接続される。
【0006】
このように回路構成が切り替えられた後、試験制御回路7から各メモリ1〜3の各アドレスに同一の試験データが同時に書き込まれる。全アドレスに対して試験データの書き込みが終了すると、今度は各メモリ1〜3に読み出し制御信号と共に、アドレス信号が順次与えられる。これにより、各メモリ1〜3の記憶内容がそれぞれのデータ出力端子DOに順次読み出され、個別のデータ線を介して試験制御回路7に出力される。
試験制御回路7では、各メモリ1〜3から順次読み出したデータが、書き込んだ試験データと一致しているか否かのチェックが行われ、そのチェック結果OUTが外部に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の組み込み型メモリ試験回路では、次のような課題があった。
即ち、各メモリ1〜3のデータ出力端子DOが、それぞれ個別のデータ線によって試験制御回路7に接続される。このため、配線が多くなり、配線面積が増大して回路の配置が困難になるという課題があった。
【0008】
本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、各メモリのデータ出力端子から試験制御回路までの配線面積の増加を抑制することができる組み込み型メモリ試験回路を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の内の第1の発明は、任意のワード長を有する第1〜第Nの複数のメモリを有するシステムに組み込まれて試験モード時に該複数のメモリを試験する組み込み型メモリ試験回路において、次のような読み書き制御手段と、第1〜第Nの論理演算手段と、第1及び第2の検出手段とを備えている。
読み書き制御手段は、第1〜第Nの複数のメモリの同一アドレスに論理値1または論理値0のデータを同時に書き込むと共に、書き込んだデータの読み出しを制御するものである。第1の論理演算手段は、第1のメモリのデータ出力端子毎に設けられ、該データ出力端子の信号と論理値1との論理積を出力すると共に、該データ出力端子の信号と論理値0との論理和を出力するものである。
【0010】
第2〜第Nまでの各メモリのデータ出力端子毎に設けられ、それぞれ前記第1〜第N−1までの論理演算手段から出力される論理積の信号と対応する該データ出力端子の信号との論理積を出力すると共に、前記第1から第N−1のメモリに対応するデータ出力端子が存在しない場合は、該データ出力端子の信号と論理値1との論理積を出力し、第1から第N−1までの論理演算手段から出力される論理和の信号と対応する該データ出力端子の信号との論理和を出力すると共に、前記第1から第N−1のメモリに対応するデータ出力端子が存在しない場合は、該データ出力端子の信号と論理値0との論理和を出力するものである。
【0011】
また、第1の検出手段は、第1〜第Nの複数のメモリに論理値1を書き込んで読み出した時に、第Nの論理演算手段から出力される論理積に基づいて該メモリの故障を検出するものである。第2の検出手段は、第1〜第Nの複数のメモリに論理値0を書き込んで読み出した時に、第Nの論理演算手段から出力される論理和に基づいて該メモリの故障を検出するものである。
【0013】
第1の発明によれば、以上のように組み込み型メモリ試験回路を構成したので、次のような作用が行われる。
試験モードが設定されると、第1〜第Nの各メモリの対応するデータ出力端子の間が、第1〜第Nの論理演算手段の論理積ゲート及び論理和ゲート等の論理演算回路によって接続される。第1〜第Nの各メモリに論理値1のデータを同時に書き込んだ後、そのデータが読み出される。正常に読み書きが行われていれば、第Nの論理演算手段の論理積の信号は論理値1となる。従って、第1の検出手段において、第Nの論理演算手段から出力される論理積の信号に基づいてメモリの故障が検出できる。また、第1〜第Nの各メモリに論理値0のデータを同時に書き込んだ後、そのデータが読み出される。正常に読み書きが行われていれば、第Nの論理演算手段の論理和の信号は論理値0となる。従って、第2の検出手段において、第Nの論理演算手段から出力される論理和の信号に基づいてメモリの故障が検出できる。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、第1〜第Nの複数のメモリ毎に、各メモリのデータ出力端子の信号の論理積を出力する論理積手段と、第1〜第Nの複数のメモリ毎に、各メモリのデータ出力端子の信号の論理和を出力する論理和手段と、第1〜第Nの複数のメモリに論理値1を書き込んで読み出した時に、論理積手段から出力される論理積に基づいて該メモリの故障を検出する第3の検出手段と、第1〜第Nの複数のメモリに論理値0を書き込んで読み出した時に、論理和手段から出力される論理和に基づいて該メモリの故障を検出する第4の検出手段とを設けている。
【0015】
第2の発明によれば、次のような作用が行われる。
第1〜第Nのメモリのデータ出力端子の信号は、各メモリ毎に設けられた論理積手段と論理和手段に与えられ、それぞれ論理積と論理和が出力される。第1〜第Nの各メモリに論理値1のデータを同時に書き込んだ後、そのデータが読み出される。正常に読み書きが行われていれば、論理積手段から出力される論理積の信号は論理値1となる。従って、第3の検出手段において、論理積手段の出力信号に基づいてメモリの故障が検出できる。また、第1〜第Nの各メモリに論理値0のデータを同時に書き込んだ後、そのデータが読み出される。正常に読み書きが行われていれば、論理和手段から出力される論理和の信号は論理値0となる。従って、第4の検出手段において、論理和手段の出力信号に基づいてメモリの故障が検出できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態を示す組み込み型メモリ試験回路の構成図である。
この組み込み型メモリ試験回路は、例えば、3個のメモリ1,2,3を搭載したLSIの内部に組み込まれるものである。ここでは、メモリ1,2,3のワード長を、それぞれ4,8,16ビットとしている。なお、図1には説明を簡潔にするために、試験モード時のメモリ1〜3と組み込み型メモリ試験回路との接続状態のみを示し、試験切替回路やCPU等の制御回路の記載は割愛している。
【0017】
この組み込み型メモリ試験回路は、試験モード時にメモリ1〜3のデータ出力端子DOにそれぞれ接続されるゲート回路10,20,30と、これらのゲート回路10〜30及びメモリ1〜3に接続される試験制御回路40と、図示しない試験切替回路とで構成されている。
【0018】
ゲート回路10は、メモリ1の各データ出力端子DO0〜DO3に、それぞれ第1の入力側が接続される2入力の論理積ゲート(以下、「AND」という)110〜113と、2入力の論理和ゲート(以下、「OR」という)120〜123を有している。AND110〜113の第2の入力側には論理値“1”が、OR120〜123の第2の入力側には論理値“0”が、常時与えられるようになっている。更に、ゲート回路10は、4入力のAND13及びOR14を有しており、メモリ1のデータ出力端子DO0〜DO3が、これらのAND13及びOR14の入力側にそれぞれ接続されている。そして、AND13及びOR14の出力側は、試験制御回路40の入力端子MH1,ML1にそれぞれ接続されている。
【0019】
ゲート回路20は、ゲート回路10とほぼ同様の構成で、メモリ2の各データ出力端子DO0〜DO7に第1の入力側が接続される2入力のAND210〜217及びOR220〜227と、このメモリ2のデータ出力端子DO0〜DO7が接続される8入力のAND23及びOR24を有している。AND210〜213の第2の入力側には、ゲート回路10中のAND110〜113の出力側がそれぞれ接続され、OR220〜223の第2の入力側には、OR120〜123の出力側がそれぞれ接続されている。AND214〜217の第2の入力側には“1”が、OR224〜227の第2の入力側には“0”が、常時与えられるようになっている。また、AND23及びOR24の出力側は、試験制御回路40の入力端子MH2,ML2にそれぞれ接続されている。
【0020】
ゲート回路30は、ゲート回路20とほぼ同様の構成で、メモリ3の各データ出力端子DO0〜DO15に第1の入力側が接続される2入力のAND310〜3115及びOR320〜3215と、このメモリ3のデータ出力端子DO0〜DO15が接続される16入力のAND33及びOR34を有している。AND310〜317の第2の入力側には、ゲート回路20中のAND210〜217の出力側がそれぞれ接続され、OR320〜327の第2の入力側には、OR220〜227の出力側がそれぞれ接続されている。AND318〜3115の第2の入力側には“1”が、OR328〜3215の第2の入力側には“0”が、常時与えられるようになっている。
【0021】
AND310〜3115の出力側は、試験制御回路40の入力端子DOH0〜DOH15にそれぞれ接続され、OR320〜3215の出力側は、試験制御回路40の入力端子DIL0〜DIL15にそれぞれ接続されている。また、AND33及びOR34の出力側は、試験制御回路40の入力端子MH3,ML3にそれぞれ接続されている。
【0022】
試験制御回路40は、各ゲート回路10〜30から信号が与えられる入力端子の他、アドレス端子AD、データ端子DO、及び制御端子WE等の出力端子を有している。アドレス端子ADは、各メモリ1〜3に対してアドレス信号を出力するものであり、データ端子DOは試験データを出力するものであり、制御端子WEは読み書き制御信号を出力するものである。これらのアドレス端子AD、データ端子DO、及び制御端子WEは、共通の試験用バスを介して各メモリ1〜3のアドレス入力端子AD、データ入力端子DI、及び読み書き制御端子WEにそれぞれ接続されている。
【0023】
試験制御回路40は、試験モードが指定されたときに、メモリ1〜3に対する“1”及び“0”のチェックを行う機能を有している。“1”のチェックは、1つのアドレスを指定してオール“1”のデータを書き込んだ後、そのアドレスのデータを読み出し、各ゲート回路10〜30から出力される信号に基づいて、誤りなく“1”のデータが書き込まれて読み出されたかをチェックするものである。同様に、“0”のチェックは、誤りなく“0”のデータが書き込まれて読み出されたかをチェックするものである。そして、すべてのアドレスに対するチェックが終了した時に、試験制御回路40からチェック結果OUTが出力されるようになっている。
【0024】
以下、図1におけるメモリ試験の動作を説明する。
まず、試験制御回路40から0番地を指定するアドレス信号とオール“1”の試験データを出力し、読み書き制御信号によって書き込みを指定する。試験データを書き込んだ後、アドレス信号をそのままにして、読み書き制御信号によって読み出しを指定する。各メモリ1〜3の0番地に異常がなければ、これらの各メモリ1〜3のデータ出力端子DOには、すべて“1”が出力される。これにより、各ゲート回路10〜30内のすべてのANDの出力信号は“1”となる。従って、試験制御回路40では、入力端子DIH0〜DIH15の中に“0”のものがあれば、故障が有ると判定する。この場合、入力端子MH1〜MH3をチェックすることにより、故障メモリを特定することができる。
【0025】
次に、アドレス信号で0番地を指定したまま、試験制御回路40からオール“0”の試験データを出力し、読み書き制御信号によって書き込みを指定する。試験データを書き込んだ後、アドレス信号をそのままにして、読み書き制御信号によって読み出しを指定する。各メモリ1〜3の0番地に異常がなければ、これらの各メモリ1〜3のデータ出力端子DOには、すべて“0”が出力される。これにより、各ゲート回路10〜30内のすべてのORの出力信号は“0”となる。試験制御回路40では、入力端子DIL0〜DIL15がすべて“0”であれば、メモリ1〜3の0番地は正常であると判定する。もしも、入力端子DIL0〜DIL15の中に“1”のものがあれば、故障が有ると判定する。この場合、入力端子ML1〜ML3をチェックすることにより、故障メモリを特定することができる。
【0026】
以下同様に、アドレス信号を順次カウントアップして、メモリ1〜3のすべての記憶領域のチェックを行い、チェック終了時にチェック結果OUTが出力される。
【0027】
このように、本実施形態の組み込み型メモリ試験回路は、次の(1)〜(4)のような利点がある。
(1) 各メモリ1〜3のデータ出力端子DOの間を、AND及びORの論理ゲートを介して順次接続するゲート回路10〜30と、最後のゲート回路30の出力信号に基づいてメモリの故障を検出する試験制御回路40を有している。これにより、メモリの数が増加しても各メモリのデータ出力端子DOから試験制御回路40までの配線数は増加せず、試験用の配線面積の増加を抑制することができる。
【0028】
(2) 例えば、メモリ2に設けられたゲート回路20のように、前段のゲート回路10からデータ出力端子DO4〜DO7に対応する信号が与えられない場合に、AND214〜217の第2の入力側に“1”を与え、OR224〜227の第2の入力側に“0”を与えるようにしている。これにより、ワード長の異なるメモリを同時に試験することが可能になる。
【0029】
(3) ゲート回路10〜30は、すべてANDとORの組み合わせで構成しているので、回路構成の標準化が可能になる。
(4) 試験対象のメモリ1〜3毎に各データ出力端子の論理積及び論理和を出力するAND13及びOR14等と、これらのAND13及びOR14等の出力信号に基づいてメモリの故障を検出する試験制御回路40を有している。これにより、故障メモリを特定することができる。
【0030】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次の(a)〜(f)のようなものがある。
(a) 試験対象となるメモリの数は任意である。
(b) 試験対象となるメモリのワード長は任意である。
【0031】
(c) 不良メモリの特定を必要としない場合は、メモリ毎に設けられたAND13,OR13等の論理ゲートは不要となる。
(d) 試験対象のメモリに対する書き込みと読み出しの順序は任意である。例えば、すべてのアドレスに“1”を書き込んだ後、各アドレスの内容を順次読み出してチェックするようにしても良い。
【0032】
(e) チェック結果OUTの出力タイミングはチェック終了時に限定されず、故障が有ると判定された時点で直ちに出力するようにしても良い。これにより、それ以降のチェックを停止し、試験時間を短縮することができる。
(f) LSIに組み込んだメモリ試験回路として説明したが、プリント基板等に組み込むこともできる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、試験対象の各メモリのデータ出力端子の間を、論理ゲートを介して順次接続する第1〜第Nの論理演算手段と、最後の第Nの論理演算手段の出力信号に基づいてメモリの故障を検出する第1及び第2の検出手段を有している。これにより、メモリの数が増加しても各メモリのデータ出力端子から検出手段までの配線数は増加しない。従って、試験用の配線面積の増加を抑制することができる。
【0034】
更に、試験対象の各メモリのワード長が異なって、前段の論理演算手段から対応する論理積及び論理和が出力されない場合、対応する信号として論理値1及び論理値0を与えるようにしている。これにより、すべての論理演算手段を同一構成にすることが可能になり、ワード長の異なるメモリを同時に試験できると共に、回路の標準化が可能になるという効果がある。
【0035】
第2の発明によれば、試験対象のメモリ毎に各データ出力端子の論理積及び論理和を出力する論理積手段及び論理和手段と、これらの論理積手段及び論理和手段の出力信号に基づいてメモリの故障を検出する第3及び第4の検出手段を有している。これにより、第1及び第2の発明の効果に加えて、故障メモリを特定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す組み込み型メモリ試験回路の構成図である。
【図2】従来のBIST回路が組み込まれたLSIの一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1〜3 メモリ
10〜30 ゲート回路
40 試験制御回路
11,13,21,23,31,33 AND(論理積ゲート)
12,14,22,24,32,34 OR(論理和ゲート)
Claims (2)
- 任意のワード長を有する第1から第Nまでの複数のメモリを備えたシステムに組み込まれ、試験モード時に該複数のメモリを試験する組み込み型メモリ試験回路であって、
前記第1から第Nまでの複数のメモリの同一アドレスに論理値1または論理値0のデータを同時に書き込むと共に、書き込んだデータの読み出しを制御する読み書き制御手段と、
前記第1のメモリのデータ出力端子毎に設けられ、該データ出力端子の信号と論理値1との論理積を出力すると共に、該データ出力端子の信号と論理値0との論理和を出力する第1の論理演算手段と、
前記第2から第Nまでの各メモリのデータ出力端子毎に設けられ、それぞれ前記第1から第N−1までの論理演算手段から出力される論理積の信号と対応する該データ出力端子の信号との論理積を出力すると共に、前記第1から第N−1のメモリに対応するデータ出力端子が存在しない場合は、該データ出力端子の信号と論理値1との論理積を出力し、該第1から第N−1までの論理演算手段から出力される論理和の信号と対応する該データ出力端子の信号との論理和を出力すると共に、前記第1から第N−1のメモリに対応するデータ出力端子が存在しない場合は、該データ出力端子の信号と論理値0との論理和を出力する第2から第Nまでの論理演算手段と、
前記第1から第Nまでの複数のメモリに論理値1を書き込んで読み出した時に、前記第Nの論理演算手段から出力される論理積に基づいて該メモリの故障を検出する第1の検出手段と、
前記第1から第Nまでの複数のメモリに論理値0を書き込んで読み出した時に、前記第Nの論理演算手段から出力される論理和に基づいて該メモリの故障を検出する第2の検出手段とを、
備えたことを特徴とする組み込み型メモリ試験回路。 - 前記第1から第Nまでの複数のメモリ毎に、各メモリのデータ出力端子の信号の論理積を出力する論理積手段と、
前記第1から第Nまでの複数のメモリ毎に、各メモリのデータ出力端子の信号の論理和を出力する論理和手段と、
前記第1から第Nまでの複数のメモリに論理値1を書き込んで読み出した時に、前記論理積手段から出力される論理積に基づいて該メモリの故障を検出する第3の検出手段と、
前記第1から第Nまでの複数のメモリに論理値0を書き込んで読み出した時に、前記論理和手段から出力される論理和に基づいて該メモリの故障を検出する第4の検出手段とを、
設けたことを特徴とする請求項1記載の組み込み型メモリ試験回路。
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