JP4519093B2 - 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス - Google Patents

中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス Download PDF

Info

Publication number
JP4519093B2
JP4519093B2 JP2006080266A JP2006080266A JP4519093B2 JP 4519093 B2 JP4519093 B2 JP 4519093B2 JP 2006080266 A JP2006080266 A JP 2006080266A JP 2006080266 A JP2006080266 A JP 2006080266A JP 4519093 B2 JP4519093 B2 JP 4519093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated glass
resin composition
film
vinyl acetate
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006080266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007254202A (ja
Inventor
誠夫 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2006080266A priority Critical patent/JP4519093B2/ja
Publication of JP2007254202A publication Critical patent/JP2007254202A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4519093B2 publication Critical patent/JP4519093B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

本発明は、自動車、鉄道車両、ビル、ショーケース等に使用される耐貫通性、防犯性等に優れる合わせガラスの中間膜の形成に好適に利用される樹脂組成物に関する。
一般に自動車に用いるガラス、特にフロントガラスには、ガラス板の間に中間膜として透明接着剤層を挟持させた構造の合わせガラスが使用されている。この中間膜は、例えばポリビニルブチラール系樹脂(PVB)膜、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)膜等から形成され、この中間膜の存在により、合わせガラスの耐貫通性等が向上している。また外部からの衝撃に対し、破損したガラスの破片は中間膜に貼着したままとなるので、その飛散を防止している。このため、例えば自動車の合わせガラスが、盗難や侵入等を目的として破壊されても窓の開放を自由にすることができないため、防犯用ガラスとしても有用である。このような合わせガラスは、例えば特許文献1〜3に記載されている。
一方、例えば自動車のドアガラス及び嵌め込みガラスは、一般に事故で破壊されることが少なく、従って上記フロントガラス程の耐貫通性等は必要としないので、僅かに強化された強度の低い1枚のガラス板が使用されている。ところが、このような1枚のガラス板のみを使用した場合、以下のような欠点がある。即ち、(1)耐衝撃性、耐貫通性等の点で合わせガラスに劣る、(2)盗難や侵入等を目的として破壊されると、割れて多数の破片となり、窓の開放を自由に行うことができる、等である。このため、ドアガラス及び嵌め込みガラス等にも、合わせガラスのような安全性にも優れるガラスを使用することが検討されている。
合わせガラスの中間膜として用いられる透明接着剤層としては、上述の通り、PVB膜、EVA膜などが用いられている。熱可塑性樹脂であるPVB膜は水分の影響を受けやすいため、高湿度雰囲気下で長時間放置すると周辺部から次第に白色化し、透明度が低下する等の問題がある。
したがって、従来では、耐水性、透明度に優れる中間膜として、EVAを主成分とする組成物を用いてシート状に形成したEVA膜が用いられる場合も多い。また、有機過酸化物などの架橋剤を使用し、光(紫外線)を照射することによってEVAを比較的短時間に架橋させることにより、中間膜における接着性および耐貫通性を向上させることができるとの利点もある。さらに、従来のEVA膜では、透明度をさらに向上させるために、トリアリルイソシアヌレートなどの架橋助剤を使用することが提案されている。
特開2002−187746号公報 特開2002−046217号公報 特開2002−068785号公報
近年、防犯性、安全性に対する社会的なニーズの高まりとともに、合わせガラスには耐貫通性のさらなる向上が所望されている。すなわち、合わせガラスに外部から衝撃が加えられた場合に、ガラスの部分は破損するが中間の中間膜が容易に破壊されず、破損したガラスが中間膜に接着されたままでガラス破片が周囲にほとんど飛散しない特性のさらなる向上が所望されている。
そこで、本発明の目的は、透明度を確保しつつ、耐貫通性に優れる合わせガラスの中間膜を形成するために用いられる中間膜形成用樹脂組成物を提供することである。
また、本発明の目的は、耐貫通性に優れる合わせガラス用中間膜、および、これを用いた合わせガラスを提供することである。
本発明者は、上記実情に鑑み鋭意検討した結果、中間膜の形成に用いられる樹脂組成物において、架橋助剤としてジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、およびテトラエチレングリコールジメタクリレートよりなる群から選択される少なくとも一種を用い、且つ前記エチレン酢酸ビニル共重合体として、酢酸ビニルの含有量が前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して21〜24質量部のものを用いることにより、透明性を低下させずに耐貫通性が向上された中間膜が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、エチレン酢酸ビニル共重合体、架橋剤、および架橋助剤を含む中間膜形成用樹脂組成物であって、前記架橋助剤として、エチレン性不飽和二重結合を二個有するモノマーを含むことを特徴とする合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物により上記課題を解決する。
本発明の中間膜形成用樹脂組成物の好ましい態様を以下に列記する。
(4)前記中間膜形成用樹脂組成物は、前記架橋助剤を、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.1〜5質量部含む。
(5)前記架橋剤は、接着力、透明性、耐湿性、耐貫通性の温度依存性が改善された中間膜が得られることから、有機過酸化物である。
(6)前記中間膜形成用樹脂組成物は、前記有機過酸化物を、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.1〜10質量部含む。
本発明の中間膜形成用樹脂組成物は、耐貫通性に優れる合わせガラス用中間膜を形成することが可能である。したがって、前記中間膜形成用樹脂組成物を用いて形成された中間膜を合わせガラスは、外部から衝撃が加えられても、中間膜が容易に破壊されず、破損したガラスが中間膜に接着されたままでガラス破片の飛散を抑制することができ、防犯性、安全性が極めて良好である。
本発明の中間膜形成用樹脂組成物は、架橋助剤としてエチレン性不飽和二重結合を二個有するモノマーを使用することを特徴としている。
本発明では、合わせガラス用中間膜の耐貫通性につき種々の検討を行った結果、架橋助剤としてエチレン性不飽和二重結合を二個有するモノマーを用いることで、中間膜において高い透明度を維持したまま引張強度を向上させることが可能なことを見出した。このように、本発明の樹脂組成物によれば、引張強度が向上されることで、衝撃エネルギーを分散させて破断の発生が抑制された合わせガラス用中間膜を提供することが可能となる。したがって、本発明の樹脂組成物によれば、透明度および耐貫通性の双方に優れる合わせガラス用中間膜を提供することできる。以下、本発明の中間膜形成用樹脂組成物について、順を追ってより詳細に説明する。
本発明の中間膜形成用樹脂組成物は、エチレン酢酸ビニル共重合体、架橋剤、および架橋助剤、さらに、所望により各種添加剤を含んでいる。
(エチレン酢酸ビニル共重合体)
前記エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)は、エチレンと酢酸ビニルとの共重合体からなる樹脂であり、従来公知のエチレン酢酸ビニル共重合体を用いることができる。さらに、ポリビニルアセタール系樹脂(例えば、ポリビニルホルマール、ポリビニルブチラール(PVB樹脂)、変性PVB)、塩化ビニル樹脂を副次的に使用することもできる。その場合、特にPVBが好ましい。
本発明の樹脂組成物において、前記エチレン酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニル含有率を、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、24質量部以下、特に21〜24質量部とするのが好ましい。このように前記エチレン酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニル含有率を少なくすることにより、中間膜において高い剛性および透明度を得ることが可能となる。中間膜の剛性が高くなることにより、破壊時の衝撃に対する強度が向上して、中間膜の耐貫通性をさらに向上させることが可能となる。
(架橋助剤)
本発明の中間膜形成用樹脂組成物では、架橋助剤として、エチレン性不飽和二重結合を二個有するモノマーを用いるのが好ましい。前記モノマーを用いることで、熱や放射線の照射などによる重合時にエチレン酢酸ビニル共重合体におけるポリマー主鎖切断による樹脂の劣化を抑制して、効率よく連続的に架橋を展開することができ、得られる中間膜の引張強度を向上させることが可能となる。このような効果が前記モノマーによって得られる理由は、明確ではないが、架橋後の高分子成分が直鎖構造を多く含むため、これにより中間膜の引張強度が向上すると考えられる。
前記モノマーは、高い引張強度を有する中間膜を形成できるため、(メタ)アクリロイル基を二個有するモノマーを用いるのが好ましい。例えば、前記(メタ)アクリロイル基を二個有するモノマーとしては、特に制限されないが、下記式で示される。
Figure 0004519093
前記式において、R1は、(CH2CH2O)a、(CH2CH(CH3)O)b、CH2CH2CH(CH3)O、CH2CH(OH)CH2O、または炭素数2〜6のアルキレン基である。aおよびbはそれぞれ独立して1〜9の整数である。
前記式で示されるモノマーとして具体的には、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレート、1,3-ブタンジオールジメタクリレート、1,4-ブタンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、1,6-ヘキサンジオールジメタクリレート、1,9-ノナンジオールジメタクリレート、1,10-デカンジオールジメタクリレート、グリセロールジメタクリレートなどが挙げられる。これらの中で、特に好ましいのは、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、およびテトラエチレングリコールジメタクリレートが挙げられる。これらによれば、得られる中間膜の引張強度の向上が特に顕著である。また、前記架橋助剤は、一種単独で用いられてもよく、得られる中間膜の特性を低下させなければ2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の樹脂組成物において、前記架橋助剤は、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、0.1〜5質量部、特に0.5〜4質量部、さらに1〜3質量部含有するのが好ましい。前記架橋助剤の含有量が、0.1質量部未満であると十分に高い引張強度を有する中間膜が得られない恐れがあり、5質量部を超えると相溶性や保存安定性の低下を招く恐れがある。
(架橋剤)
次に、本発明の樹脂組成物に用いられる架橋剤としては、有機過酸化物又は光重合開始剤を用いることが好ましい。なかでも、接着力、透明性、耐湿性、耐貫通性の温度依存性が改善された中間膜が得られることから、有機過酸化物を用いるのが好ましい。
前記有機過酸化物としては、100℃以上の温度で分解してラジカルを発生するものであれば、どのようなものでも使用することができる。有機過酸化物は、一般に、成膜温度、組成物の調整条件、硬化(貼り合わせ)温度、被着体の耐熱性、貯蔵安定性を考慮して選択される。特に、半減期10時間の分解温度が70℃以上のものが好ましい。
前記有機過酸化物としては、樹脂の加工温度・貯蔵安定性の観点から例えば、ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤、tert−ヘキシルパーオキシピバレート、tert−ブチルパーオキシピバレート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、ジ−n−オクタノイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ステアロイルパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、スクシニックアシドパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、1−シクロヘキシル−1−メチルエチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、tert−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、4−メチルベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、m−トルオイル+ベンゾイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキサシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサネート、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサネート、2,2−ビス(4,4−ジ−tert−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロドデカン、tert−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、tert−ブチルパーオキシマレイックアシド、tert−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルヘキサノエート、tert−ブチルパーオキシラウレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(メチルベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、tert−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、tert−ヘキシルパーオキシベンゾエート、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、等が挙げられる。
前記ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤としては、70℃以上の温度で分解してラジカルを発生するものであればいずれも使用可能であるが、半減期10時間の分解温度が50℃以上のものが好ましく、調製条件、成膜温度、硬化(貼り合わせ)温度、被着体の耐熱性、貯蔵安定性を考慮して適宜選択できる。使用可能なベンゾイルパーオキサイド系硬化剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチルヘキシル−2,5−ビスパーオキシベンゾエート、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、m−トルオイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート等が挙げられる。ベンゾイルパーオキサイド系硬化剤は1種でも2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の樹脂組成物において、前記有機過酸化物の含有量は、エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、好ましくは0.1〜10質量部、より好ましくは0.5〜3質量部であることが好ましい。前記有機過酸化物の含有量は、少ないと得られる中間膜の透明性が低下する恐れがあり、多くなると共重合体との相溶性が悪くなる恐れがある。
また、光重合開始剤としては、公知のどのような光重合開始剤でも使用することができるが、配合後の貯蔵安定性の良いものが望ましい。このような光重合開始剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン−1などのアセトフェノン系、ベンジルジメチルケタ−ルなどのベンゾイン系、ベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系、イソプロピルチオキサントン、2−4−ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン系、その他特殊なものとしては、メチルフェニルグリオキシレ−トなどが使用できる。特に好ましくは、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパン−1、ベンゾフェノン等が挙げられる。これら光重合開始剤は、必要に応じて、4−ジメチルアミノ安息香酸のごとき安息香酸系又は、第3級アミン系などの公知慣用の光重合促進剤の1種または2種以上を任意の割合で混合して使用することができる。また、光重合開始剤のみの1種単独または2種以上の混合で使用することができる。
本発明の樹脂組成物において、前記光重合開始剤の含有量は、エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.5〜5.0質量部であることが好ましい。
(その他)
本発明の樹脂組成物は、膜の種々の物性(機械的強度、接着性、透明性等の光学的特性、耐熱性、耐光性、架橋速度等)の改良あるいは調整、特に機械的強度の改良のため、必要に応じて可塑剤、接着向上剤、アクリロキシ基含有化合物、メタクリロキシ基含有化合物及び/又はエポキシ基含有化合物などの上述したもの以外の架橋助剤をさらに含んでいることが好ましい。
前記可塑剤としては、特に限定されるものではないが、一般に多塩基酸のエステル、多価アルコールのエステルが使用される。その例としては、ジオクチルフタレート、ジヘキシルアジペート、トリエチレングリコール−ジ−2−エチルブチレート、ブチルセバケート、テトラエチレングリコールジヘプタノエート、トリエチレングリコールジペラルゴネートを挙げることができる。可塑剤は一種用いてもよく、二種以上組み合わせて使用しても良い。可塑剤の含有量は、EVA100質量部に対して5質量部以下の範囲が好ましい。
前記接着向上剤は、シランカップリング剤を用いることができる。前記シランカップリング剤の例として、γ−クロロプロピルメトキシシラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランを挙げることができる。これらシランカップリング剤は、単独で使用しても、又は2種以上組み合わせて使用しても良い。また前記接着向上剤の含有量は、EVA100質量部に対して5質量部以下であることが好ましい。
前記アクリロキシ基含有化合物及び前記メタクリロキシ基含有化合物としては、一般にアクリル酸あるいはメタクリル酸誘導体であり、例えばアクリル酸あるいはメタクリル酸のエステルやアミドを挙げることができる。エステル残基の例としては、メチル、エチル、ドデシル、ステアリル、ラウリル等の直鎖状のアルキル基、シクロヘキシル基、テトラヒドルフルフリル基、アミノエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、3−クロロ−2−ヒドロキシプオピル基を挙げることができる。アミドの例としては、ジアセトンアクリルアミドを挙げることができる。
また、本発明においては、上述したエチレン性不飽和二重結合を二個有するモノマーからなる架橋助剤以外に、エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールとアクリル酸あるいはメタクリル酸のエステルをさらに併用して用いてもよい。
前記エポキシ含有化合物としては、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、フェノール(エチレンオキシ)5グリシジルエーテル、p−t−ブチルフェニルグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリシジルエステル、グリシジルメタクリレート、ブチルグリシジルエーテルを挙げることができる。
前記アクリロキシ基含有化合物、前記メタクリロキシ基含有化合物又は前記エポキシ基含有化合物は、それぞれEVA100質量部に対してそれぞれ一般に0.5〜5.0質量部、特に1.0〜4.0質量部含まれていることが好ましい。
さらに、本発明の樹脂組成物は、紫外線吸収剤、光安定剤および老化防止剤を含んでいてもよい。
前記紫外線吸収剤としては、特に制限されないが、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−ドデシロキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤が好ましく挙げられる。なお、上記ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の配合量は、エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部であることが好ましい。
前記光安定剤としてはヒンダードアミン系と呼ばれる光安定剤を用いることが好ましく、例えば、LA−52、LA−57、LA−62、LA−63LA−63p、LA−67、LA−68(いずれも旭電化(株)製)、Tinuvin744、Tinuvin 770、Tinuvin 765、Tinuvin144、Tinuvin 622LD、CHIMASSORB 944LD(いずれもチバ・ガイギー社製)、UV−3034(B.F.グッドリッチ社製)等を挙げることができる。なお、上記光安定剤は、単独で使用しても、2種以上組み合わせて用いてもよく、その配合量は、エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.01〜5質量部であることが好ましい。
前記老化防止剤としては、例えばN,N’−ヘキサン−1,6−ジイルビス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオナミド〕等のヒンダードフェノール系酸化防止剤、リン系熱安定剤、ラクトン系熱安定剤、ビタミンE系熱安定剤、イオウ系熱安定剤等が挙げられる。
(合わせガラス用中間膜)
本発明の樹脂組成物によれば、上述した通り、高い透明度を有すると共に、引張強度が向上されることにより耐貫通性に優れる合わせガラス用中間膜を形成することができる。前記樹脂組成物は、公知の方法を用いて、シート状に形成することにより合わせガラス用中間膜として用いることができる。
例えば、前記樹脂組成物を、通常の押出成形、又はカレンダ成形(カレンダリング)等により成形してシート状物を得る方法により製造することができる。また、前記樹脂組成物を溶剤に溶解させ、この溶液を適当な塗布機(コーター)で適当な支持体上に塗布、乾燥して塗膜を形成することによりシート状物を得ることもできる。
このようにして得られたシート状物に含まれるエチレン酢酸ビニル共重合体を、用いた架橋剤の種類に応じて、架橋硬化させるのが好ましい。前記架橋硬化は、特に制限されないが、後記する通り、前記合わせガラス用中間膜を二枚の透明基板の間に挟持した後に行われるのが好ましい。これにより、透明基板と合わせガラスとを一体化することができる。
前記中間膜の厚みは、薄すぎると得られる合わせガラスの耐貫通強度が低下し、厚すぎると透明性が低下するため、0.2〜1.6mmの範囲が好ましく、特に0.3〜1.3mmの範囲が好ましい。
(合わせガラス)
前記合わせガラス用中間膜は、二枚の透明基板の間に挟持されて合わせガラスとして用いられる。なお、本発明において、合わせガラスにおける「ガラス」とは透明基板全般を意味するものであり、したがって「合わせガラス」とは透明基板に中間膜を挟持してなるものを意味する。
本発明による合わせガラスは、耐貫通性に優れる中間膜を用いることにより安全性および防犯性に優れることから、以下のような用途に使用することができる。すなわち、自動車の嵌め込みガラス、サイドガラス及びリヤガラス、鉄道車両、例えば普通車両、急行車両、特急車両及び寝台車両等の乗客出入り用開閉ドアの扉ガラス、窓ガラス及び室内ドアガラス、ビル等の建物における窓ガラス及び室内ドアガラス等、室内展示用ショーケース及びショーウィンド等である。好ましくは自動車のサイド又はリヤガラス、鉄道車両の窓ガラス、特に自動車のドアガラスに有用である。
(透明基板)
合わせガラスに用いられる透明基板としては、特に限定されないが、例えば珪酸塩ガラス、無機ガラス板、無着色透明ガラス板などのガラス板、プラスチックフィルムを用いてもよい。前記プラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリエチレンアフタレート(PEN)フィルム、ポリエチレンブチレートフィルムを挙げることができ、PETフィルムが好ましい。
本発明の合わせガラスの層構成としては、例えば、透明基板−中間膜−透明基板、透明基板−中間膜−ポリカーボネート−中間膜−透明基板とすることができる。中間膜の両側に配置されるそれぞれの透明基板は、同一の透明基板を用いてもよく、異なる透明基板を組み合わせて用いてもよい。
例えば、前記二枚の透明基板の一方がガラス板で、他方がプラスチックフィルムである合わせガラスの場合、耐衝撃性、耐貫通性、透明性等において適度な性能を有するように設計することができる。このため、例えば各種車体、ビル等に装備される窓ガラス等のガラス、又はショーケース、ショーウインド等のガラスに好適に使用することができる。
一方がプラスチックフィルムの合わせガラスは、例えば自動車のサイドガラス及び嵌め込みガラスとして用いた場合、フロントガラス程の厚さは必要としないため、プラスチックフィルムの厚さは、0.02〜2mmの範囲が一般的であり、0.02〜1.2mmの範囲が好ましい。中間膜及びプラスチックフィルムの厚さは、当該ガラスを使用する場所等に応じて変えることができる。
また、ガラス板の厚さは、フィルム強化ガラスの場合、それを設置する場所等により異なる。例えば、自動車のサイドガラス及び嵌め込みガラスに使用する場合、フロントガラスのように厚くする必要はなく、0.1〜10mmが一般的であり、0.3〜5mmが好ましい。ガラス板は、化学的に、或いは熱的に強化させたものであってもよい。
また、前記二枚の透明基板が共にガラス板である合わせガラスの場合は、耐衝撃性および耐貫通性に特に優れることから、合わせガラスを含む種々な用途に使用することができる。このような合わせガラスは、自動車のフロントガラス等に好適に用いられる。
両方がガラス板である合わせガラスの場合は、ガラス板の厚さは、0.5〜10mmが一般的であり、1〜8mmが好ましい。
本発明による合わせガラスは、前記中間膜が二枚の透明基板の間に挟持され、架橋一体化されてなるのが好ましい。このような合わせガラスは、上述した中間膜を用いて、例えば、その中間膜の両面に透明基板を貼り付け、このサンドイッチ構造の積層体を脱気したのち、加熱下に押圧することにより、中間膜に含まれるEVAを架橋硬化させることにより得られる。
前記架橋は、一般に100〜150℃、特に130℃付近で、10分〜1時間、特に10〜30分、加熱処理することにより行われる。前記架橋は、例えば80〜120℃の温度で予備圧着した後に行われてもよい。前記加熱処理は、例えば130℃で10〜30分間(雰囲気温度)が特に好ましい。架橋後の積層体は一般に室温で行われるが、特に、冷却は速いほど好ましい。
(ハードコート層)
本発明による合わせガラスにおいて、透明基板の少なくとも一方にプラスチックフィルムを用いた場合、前記プラスチックフィルムの表面にはハードコート層が形成されてもよい。
前記ハードコート層の厚さは、一般に1〜50μm、好ましくは3〜20μmの範囲である。
前記ハードコート層は、紫外線硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂などの合成樹脂を含む層が好ましく使用される。前記合成樹脂としては、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、オキセタン系樹脂、メラミン系樹脂などが挙げられるが、表面硬度、耐久性、硬化性などの観点から、アクリル系樹脂が好ましく挙げられる。
前記アクリル系樹脂としては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル等のアクリル酸アルキルエステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル等のメタアクリル酸アルキルエステル類のホモポリマーが使用できる。
前記ハードコート層を形成するには、前記合成樹脂または前記合成樹脂のモノマーもしくはオリゴマーの他、必要に応じて反応開始剤、溶剤、および添加剤を含むハードコート層形成用樹脂組成物を塗布して乾燥させた後に、好ましくは加熱または紫外線の照射により硬化させる方法が好ましく用いられる。
前記合成樹脂のモノマーとしては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ベンジルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、酢酸ビニル、スチレン、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、ジビニルベンゼン、1,4−シクロヘキサンジアクリレート、1,4−シクロヘキシルジメチルアジアクリレート、前出のトリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリルエステル、ペンタエリスリトールテトラアクリレート等を挙げることが出来る。
反応開始剤としては、ベンゾイン及びその誘導体、アセトフェノン、ベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、ミヒラーズケトン、α−アミロキシムエステル、チオキサントン等及びこれらの誘導体などの光重合開始剤を挙げることが出来る。
本発明による合わせガラスにおいて、ハードコート層を形成する順序は、上述した透明基板および中間膜を用いて合わせガラスを作製した後に、前記合わせガラスにハードコート層を形成してもよい他、透明基板および中間膜を積層して得られた積層体にハードコート層形成用樹脂組成物を塗布、加熱または紫外線照射後、加熱下押圧することにより、中間膜の架橋硬化とともにハードコート層を形成してもよい。
また、ハードコート層は、上記した合成樹脂を主成分とするものであるが、上記オリゴマー又はモノマーの変性したもの、あるいは他の機能性樹脂、添加剤をさらに使用すること等により、種々の機能に優れたハードコート層を得ることができる。例えば、耐擦傷性がさらに向上した高耐擦傷性ハードコート層、防曇性が付与された防曇性ハードコート層、導電性を有する導電性ハードコート層、帯電防止性が付与された帯電防止性ハードコート層、光沢がより向上した高光沢ハードコート層、耐溶剤性が特に優れた耐溶剤性ハードコート層及び湿気を殆ど透過しない低透湿性ハードコート層を挙げることができる。そして用途により、これらの層を少なくとも二層組み合わせて、ハードコート層を構成することが、好ましい。勿論、1層で使用しても良い。
合わせガラスの透明基板に用いられるガラス板の表面には、金属及び/又は金属酸化物からなる透明の導電層を設けても良い。また、合わせガラスの側面には、バリヤ層を形成しても良い。バリヤ層の層厚は、一般に0.1〜20μm、1〜10μmが好ましい。
以下、本発明を実施例により説明する。本発明は、以下の実施例により制限されるものではない。
(実施例1)
表1に示す材料をロールミルに供給し、80℃、10分、混練して樹脂組成物を調製した。得られた樹脂組成物を、90℃でカレンダ成形し、放冷後、合わせガラス用中間膜(厚さ0.4mm)を得た。
次に、洗浄乾燥した2枚のガラス板(厚さ3mm)の間に、前記合わせガラス用中間膜を挟み、これをゴム袋に入れて真空脱気し、100℃の温度で予備圧着した。更に、これをオートクレーブに入れ、圧力13×105Pa、温度140℃の条件で30分間加圧加熱処理して、合わせガラスを得た。
なお、表1において、特記しない限りは、各材料の数値の単位を「質量部」とする。
(実施例2〜5)
表1に示す材料をロールミルに供給した以外は、実施例1と同様にして合わせガラスを作製した。
(比較例1および2)
表1に示す材料をロールミルに供給した以外は、実施例1と同様にして合わせガラスを作製した。
(評価)
1.耐貫通性
上記で作製した各合わせガラスの耐貫通性の評価を、JIS R 3211(1998)の手法に従って2260gの鉄球を用い、鉄球が50%貫通しない高さを合格とし、その高さ(m)を測定することにより行った。
2.透明度
JIS K 7105(1981年)の手法に従って、合わせガラスのヘイズ値(%)を測定した。その際、全自動直読ヘイズコンピューターHGM−2DP(スガ試験機株式会社製)を用いた。
Figure 0004519093
表1に示す結果から、比較例1および2で作製した合わせガラスと比較して、実施例1〜5で作製した合わせガラスは、同程度の透明度を有するとともに耐貫通性が向上されていることがわかる。

Claims (8)

  1. エチレン酢酸ビニル共重合体、架橋剤、および架橋助剤を含む合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物であって、
    前記架橋助剤として、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、およびテトラエチレングリコールジメタクリレートよりなる群から選択される少なくとも一種を含み、且つ
    前記エチレン酢酸ビニル共重合体における酢酸ビニルの含有量が、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して21〜24質量部であることを特徴とする合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物。
  2. 前記架橋助剤を、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して、0.1〜5質量部含むことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物。
  3. 前記架橋剤が、有機過酸化物であることを特徴とする請求項1または2に記載の合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物。
  4. 前記有機過酸化物を、前記エチレン酢酸ビニル共重合体100質量部に対して0.1〜10質量部含むことを特徴とする請求項3に記載の合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜形成用樹脂組成物を用いてシート状に形成されてなることを特徴とする合わせガラス用中間膜。
  6. 二枚の透明基板の間に、請求項5に記載の合わせガラス用中間膜が挟持され、架橋一体化されてなることを特徴とする合わせガラス。
  7. 前記二枚の透明基板の一方がガラス板で、他方がプラスチックフィルムであることを特徴とする請求項6に記載の合わせガラス。
  8. 前記二枚の透明基板が共にガラス板であることを特徴とする請求項6に記載の合わせガラス。
JP2006080266A 2006-03-23 2006-03-23 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス Expired - Fee Related JP4519093B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080266A JP4519093B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080266A JP4519093B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007254202A JP2007254202A (ja) 2007-10-04
JP4519093B2 true JP4519093B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=38628824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006080266A Expired - Fee Related JP4519093B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4519093B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003268330A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Tosoh Corp 合わせ硝子用接着剤組成物
JP2006036876A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 太陽電池封止材及びそれを用いた太陽電池モジュール

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003268330A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Tosoh Corp 合わせ硝子用接着剤組成物
JP2006036876A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 太陽電池封止材及びそれを用いた太陽電池モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007254202A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5244300B2 (ja) 合わせガラス用中間膜形成用組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス
JP4846567B2 (ja) シート状接着剤及びそれを用いた積層体
JP5230905B2 (ja) 合わせガラス用中間膜、それを用いた合わせガラス及びその製造方法
JP4942556B2 (ja) 合わせガラス用中間膜、及びこれを用いた合わせガラス
WO2010024176A1 (ja) エチレン酢酸ビニル共重合体組成物、エチレン酢酸ビニル共重合体膜及びその製造方法
JP4768217B2 (ja) 透明フィルム
JP4918329B2 (ja) 太陽電池の選別方法
JP4768583B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及びこれを用いた合わせガラス
JP5369020B2 (ja) エチレン−酢酸ビニル共重合体シート並びにこれを用いた太陽電池及び合わせガラス
JP4551360B2 (ja) 合わせガラス用中間膜形成用組成物、合わせガラス用中間膜、およびこれを用いた合わせガラス
JP5788721B2 (ja) 太陽電池用封止膜及びこれを用いた太陽電池
JP2014015544A (ja) エチレン−酢酸ビニル共重合体シート、並びにこれを用いた合わせガラス用中間膜、合わせガラス、太陽電池用封止膜及び太陽電池
JP4950811B2 (ja) 熱線遮蔽性合わせガラス
JP5879043B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及びこれを用いた合わせガラス
JP2008195557A (ja) 合わせガラス用中間膜及びこれを用いた合わせガラス
JP4519093B2 (ja) 中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜、および合わせガラス
JP5047517B2 (ja) 積層体
JP2011152686A (ja) エチレン−酢酸ビニル共重合体シート、その製造方法、並びにそれを用いた合わせガラス及び太陽電池
JP4717727B2 (ja) 合わせガラス用中間膜及びそれを用いた合わせガラス
JP2005001952A (ja) 合わせガラス
JP2008120899A (ja) 積層体
JP4359078B2 (ja) 合わせガラス
JP3990782B2 (ja) 合わせガラスの中間膜形成用樹脂組成物、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス
JP5092233B2 (ja) フィルム強化ガラス
JP2014169410A (ja) エチレン−極性モノマー共重合体シート、並びにこれを用いた合わせガラス用中間膜、合わせガラス、太陽電池用封止膜及び太陽電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100518

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees