JP4518776B2 - 高周波スイッチおよび高周波スイッチ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、高周波スイッチに係り、特にミリ波帯で動作するレーダーや通信機器のRF信号の切換に使用する高周波スイッチに関する。
情報化の進展に伴ってますますマイクロ波デバイスの応用が進んできている。比較的低周波数を使用する携帯電話のマイクロ波デバイス、それよりもさらに高周波の情報通信に使用するマイクロ波デバイス、さらに高周波の車載用レーダーや観測衛星などの通信機器に使用されるマイクロ波デバイスなど多方面で応用されている。
このうちミリ波帯のマイクロ波デバイスが使用される車載用レーダーは前方の自動車を認識するために使用され、自動車の衝突回避を行うシステムの一部を構成する。
自動車の衝突回避を行うために前方の自動車を検出するミリ波帯レーダーには9方向を走査するシステムが用いられている。これは3車線走行を想定し、1車線3方向の走査を行うためには9方向の走査を行うことが求められる。このためにはRF信号を9方向に切り替える9チャンネルのスイッチが必要とされる。
近年、高速のスイッチとしては、マイクロ波IC(MIC)を利用した小形でかつ高速の高周波スイッチが実現され、さらに接続線路とスイッチング素子とを半導体基板上に一体形成するMMIC(Monolithic Microwave IC)とすることによりスイッチの一層の高速化と小型化とが可能となってきている。
9チャンネルの高周波スイッチを構成する場合、最も基本的な構成はGaAs基板上に形成されたSPST(Single Pole Single Throw)スイッチを9個用いるものであり、一つの入力端子から分岐点を介して9本の分岐線路に分岐した信号線路を誘電体基板上に形成し、この信号線路の個々の分岐線路にそれぞれSPSTスイッチを配設し、9チャンネルスイッチを構成することである。
あるいはまた、GaAs基板上に形成されたSP3T(Single Pole 3 Throw)スイッチを誘電体基板上に4個配設し、誘電体基板上の入力信号線に一つのSP3Tスイッチの入力端を接続し、このSP3Tスイッチの3個の出力端それぞれにさらにSP3Tスイッチの入力端を接続し、出力端を9個とする9チャンネルスイッチを構成することである。
従来の高周波スイッチの公知例としては、分布定数型FETを用いたスイッチ回路をSPDTに用いることで、スイッチON時には少ない通過損失を得ることができるとともにスイッチOFF時には高いアイソレーションが期待できる構成が示されている(例えば、特許文献1 段落番号[0013]〜[0014]、および図1参照)。
さらにまた、他の高周波スイッチの公知例として、トライステートのスイッチを複数個含み、これらがストリップラインによってトーナメント状に接続された高周波スイッチであって、各スイッチに接続するライン同士の分岐点からオフ状態のスイッチを見たときのインピーダンスの実部が最大となり虚部が0となるように当該分岐点からスイッチまでのストリップラインの長さが調整され、各分岐点に接続するライン同士の根本の分岐点から各当該分岐点までの長さが1/2波長の整数倍に調整されているものが開示されている(例えば、特許文献2 段落番号[0006]、および図1参照)。
さらにまた、他の高周波スイッチの公知例として、ホログラフィックレーダにおいて、4以上の受信アンテナを切り替える場合に、1入力2切換出力(SPDT)または1入力3切換出力(SP3T)の単位スイッチ、例えばMMICやHICといった平面回路型高周波スイッチ、を用いて、この単位スイッチをトーナメント形式で組み合わせて多切換を実現できることが開示されている(例えば、特許文献3 段落番号[0005]、および図5参照)。
さらにまた、他の高周波スイッチの公知例として、一つの伝送線路を信号の入力方向に設け、さらに残りの二つの伝送線路を信号の入力方向に対して、90度、180度および270度の方向に設け信号の各出力端子までの距離を等しくし、低損失でかつ等損失の3分配スイッチを形成した例が開示されている(例えば、特許文献4 段落番号[0031]、および図5参照)。
特開2002−33602号公報 特開2000−261218号公報 特開2000−155171号公報 特開2000−294568号公報
しかしながら、SPSTスイッチを9個用いる構成や、SP3Tスイッチを4個用いる構成の9チャンネルスイッチでは誘電体基板が大きくなるので小形化しにくい。さらに使用する各SPSTやSP3Tスイッチの特性が揃いにくく、また部品点数が多くなるために実装する際のボンディングワイヤのバラツキによって、各チャンネルの電気的特性が変動しやすくなり、電気的特性の揃った9チャンネルの高周波スイッチを構成するのが困難であった。そこで、電気的特性の揃った9チャンネルスイッチを構成するために、1チップのGaAs基板で構成されたMMICにより9分岐されたスイッチを構成することが考えられる。
高速スイッチのスイッチ性能を表す主要なパラメータの一つとしてアイソレーションがあるが、SP3Tスイッチでは分岐線路の配置が、入力信号線に対して90度間隔で配置できるため各分岐線路間のアイソレーションを確保しやすかった。しかし電気的特性の揃った9チャンネルの高周波スイッチを構成するために、単に1チップのGaAs基板で構成されたMMICにより9分岐されたスイッチを構成すると、各分岐線路間の分岐角度が鋭角になる。このために9チャンネルの各端子間のアイソレーションが得られにくいという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもので、第1の目的は小形で部品点数が少なく、4本以上の分岐線路を有し、この分岐線路間においてアイソレーションが25dB以上35dB以下である高周波スイッチを構成することである。
この発明に係る高周波スイッチは、半導体基板と、上記半導体基板上に配設され主線路と、上記半導体基板上に配設され、上記主線路から分岐点を介して四つ以上に分岐された分岐線路と、それぞれの分岐線路の一部であって、一端が上記分岐点に接続され、上記分岐点からこの分岐線路を伝播する信号の4分の1波長の長さまで伸びる部分であるλ/4伝送線路と、それぞれの分岐線路の一部であって、上記λ/4伝送線路の他端に接続された信号接続線路と、上記分岐線路の上記λ/4伝送線路の他端と接地端との間にシャント接続され、上記分岐線路と上記接地端とを制御信号により電気的に接続または切断を行うスイッチング素子と、上記スイッチング素子の制御電極と一端が接続された第一抵抗と、一端が上記第一抵抗の他端と接続された制御接続線路と、上記制御接続線路の他端と接続された制御端子と、上記制御接続線路と接地端とを接続する互いに直列に接続された第二抵抗およびキャパシタとを備える。そして、上記分岐線路は上記主線路または隣接する分岐線路と鋭角の中心角を形成するように上記分岐点の周りに放射状に配設され、上記制御接続線路は隣接する二つの上記信号接続線路の間に配置されることを特徴とする。
この発明に係る他の高周波スイッチは、半導体基板と、上記半導体基板上に配設された主線路と、上記半導体基板上に配設され、上記主線路から分岐点を介して四つ以上に分岐された分岐線路と、それぞれの分岐線路の一部であって、一端が上記分岐点に接続され、上記分岐点からこの分岐線路を伝播する信号の4分の1波長の長さまで伸びる部分であるλ/4伝送線路と、それぞれの分岐線路の一部であって、上記λ/4伝送線路の他端に接続された信号接続線路と、上記分岐線路の上記λ/4伝送線路の他端と接地端との間にシャント接続され、上記分岐線路と上記接地端とを制御信号により電気的に接続または切断を行うスイッチング素子と、上記スイッチング素子の制御電極と一端が接続された抵抗と、一端が上記抵抗の他端と接続された制御接続線路と、上記制御接続線路の他端と接続された制御端子と、上記制御接続線路と上記制御端子との間と接地端とを接続するキャパシタとを備える。そして、上記分岐線路は上記主線路または隣接する分岐線路と鋭角の中心角を形成するように上記分岐点の周りに放射状に配設され、上記制御接続線路は隣接する二つの上記信号接続線路の間に配置され、上記制御接続線路の一端から上記キャパシタまでの長さが、上記分岐線路を伝播する信号の4分の1波長と異なることを特徴とする。
この発明に係る高周波スイッチにおいては、二つの分岐線路におけるトランジスタの接続点相互が、この分岐線路の末端において伝播される信号の周波数に対応するアイソレーションが25dB以上35dB以下となる距離を隔てて、配設されているので、分岐点において分岐線路が鋭角で分岐する4本以上の分岐線路を有する場合でも、所定のアイソレーションを有しつつ、小形で部品点数の少ない高周波スイッチを構成することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの回路図である。図2は図1の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。
図1および図2において、この高周波スイッチ10は、一例として5分岐スイッチすなわちSP5T(Single Pole 5 Throw)スイッチとしたもので、半導体基板としてのGaAs基板12に形成されたMMICで、例えばマイクロストリップ線路で構成された信号線路14の主線路としての入力側接続線路14aの入力端に入力端子16が配設され、信号線路14の入力側接続線路14aに分岐点14bを介して5分岐され5個の単位スイッチ14X(X=1、2,3,4,および5)が配設されている。単位スイッチ14Xは分岐信号線路14cとこの分岐信号線路14cにシャント接続されたスイッチング素子としてのFET14dとを備えている。
図2において、単位スイッチ14Xの各分岐信号線路14cは末端に出力端子14eが配設され、分岐点14bに近接して、この高周波スイッチ10が使用されるRF信号の周波数の4分の一波長の長さ(すなわちRF信号の波長をλとするとλ/4長さ)を有する伝送線路14f(以下λ/4伝送線路、という)が配設され、このλ/4伝送線路14fの末端側すなわち出力端子14e側の接続点14gにおいてFET14dが分岐信号線路14cに対してシャント接続されている。接続点14gから出力端子14eまでは信号接続線路14h、例えばマイクロストリップ線路、で接続されている。FET14dはソースおよびドレインを介して接続点14gと接地端との間に接続され、ゲートが制御電極とされて、ゲート電極からゲート抵抗14iと制御接続線路14jとを介して制御端子14kが配設されている。
高周波スイッチ10は入力端子16にRF信号が入力され、単位スイッチ14XのFET14dのゲート電極に接続された制御端子14kに制御電圧を印加することにより、単位スイッチ14Xがオン・オフされて出力端子14eからRF信号が出力される。
すなわち、制御端子14kにゲート電圧Vg=0Vが印加されると、FET14dはオン状態になり、FET14dの接続点14gが接地され、この接続点14gが開放端になる。従ってRF信号はλ/4伝送線路14fで反射され、単位スイッチ14Xはオフの状態となる。
一方、制御端子14kにピンチオフ電圧Vp以下のゲート電圧Vg、例えばゲート電圧Vg=−5Vが印加されると、FET14dはオフ状態になり、RF信号は分岐信号線路14cを経て出力端子14eに伝播される。
高周波スイッチ10において各単位スイッチ14X相互の信号を明確に識別するために、2つの各単位スイッチ14X相互間のアイソレーションが25dB以上、ここでは例えば30dBとされている。通常は隣接する各単位スイッチ14X相互間、例えば141と142、あるいは144と145間のアイソレーションを確保することが難しいので、隣接する各単位スイッチ14X相互間のアイソレーションが25dB以上あれば各単位スイッチ14X相互間のアイソレーションは確保されるが、必ずしも隣接2つの単位スイッチ14X相互間のアイソレーションに限らない。任意の2つの単位スイッチ14X相互間のアイソレーションも25dB以上とされている。このアイソレーションは、2つの単位スイッチ14Xの末端にある出力端子14e間において測定されるアイソレーションであり、このアイソレーションの値は2つの単位スイッチ14XにおいてFET14dが分岐信号線路14cに接続された接続点14g相互間の距離(図1におけるLにより示される間隔)、あるいは2つの単位スイッチ14Xにおいて分岐信号線路14cの信号接続線路14hの最短の線間距離(図1におけるMにより示される間隔)によって定まる。
図3はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチのアイソレーションを得るための周波数に対する線間距離を示すグラフである。この図3はGaAs基板12の比誘電率を12.9とした場合にアイソレーションを30dBとする場合のRF信号の周波数に対する必要線間距離の計算結果である。図3において、線間距離は2つの単位スイッチ14XにおいてFET14dが分岐信号線路14cに接続された接続点14g相互間の距離Lであり、あるいはまた2つの単位スイッチ14Xにおいて分岐信号線路14cの信号接続線路14hの最短の線間距離Mである。高周波スイッチ10を例えば77GHz帯のスイッチとして使用し、30dBのアイソレーションを確保しようとすれば、線間距離が310μm必要となり、60GHz帯のスイッチの場合は線間距離が270μm必要となり、90GHz帯のスイッチの場合は線間距離が330μm必要となる。
アイソレーションという観点からすれば、接続点14g相互間の距離Lや信号接続線路14hの線間距離Mは大きい程良い。しかしながら接続点14g相互間の距離Lや信号接続線路14hの線間距離Mが大きくなるほど、GaAs基板12の大きさが大きくなり、MMICのチップサイズが大きくなる。さらにはチップサイズが大きくなると損失が増え電力ロスが大きくなるので、大きな電力パワーが必要となる。このために必要十分なアイソレーションの大きさがあり、例えば25dB以上35dB以下の範囲、さらに望ましくは、29dB以上31dB以下の値であれば、各単位スイッチ14X相互の信号を明確に識別できる、つまり十分な分解能が得られるとともに、基板を小さく電力ロスの少ない高周波スイッチが構成できる。即ち高周波スイッチ10においては、2つの単位スイッチ14Xにおける出力端子間で測定したアイソレーションが、25dB以上35dB以下の範囲、さらに望ましくは、29dB以上31dB以下の値となるように、接続点14g相互間の距離Lや信号接続線路14hの線間距離Mが設定されている。
図1および図2に示された単位スイッチ14Xでは、スイッチング素子としてのFET14dを備えているが、FET14dの替わりにダイオードを用いてもよい。図4は図1の単位スイッチにダイオード用いた場合の一部回路図である。図4の単位スイッチ14Xでは、各分岐信号線路14cにおいて分岐点14bに近接して、まずキャパシタ14lを配設しこれに続けてλ/4伝送線路14fが配設され、このλ/4伝送線路14fの出力端子14e側の接続点14gにおいて接地端との間に、ダイオード14mが接地端に向かって順方向となるように配設されている。さらに接続点14gから制御端子を兼ねる出力端子14eまでは信号接続線路14h、例えばマイクロストリップ線路、で接続されている。
出力端子14eに順バイアス電圧が印加されるとダイオード14mが導通し、接続点14gが接地されて開放端になる。従ってRF信号はλ/4伝送線路14fで反射され、単位スイッチ14Xはオフの状態となる。
出力端子に逆バイアス電圧が印加されるとダイオード14mは非導通となり、ダイオード14mはオフ状態になり、RF信号は分岐信号線路14cを経て出力端子14eに伝播される。
以上のように、実施の形態1に係る高周波スイッチ10は、半導体基板12上に配設され、入力側接続線路14aから分岐点14bを介して4以上に分岐されるとともにそれぞれの分岐信号線路14cの一部にλ/4伝送線路14fを有する信号線路14と、分岐信号線路14cに配設されたλ/4伝送線路14fより出力端子14e側の接続点14gと接地端との間に分岐信号線路14cに対してシャント接続されたFET14dとを備えるとともに、二つの分岐信号線路14cにおけるFET14dの接続点相互あるいは信号接続線路14hの線間が、これらの分岐信号線路14cの末端においてRF信号に対応するアイソレーションが25dB以上35dB以下となる距離を隔てて、配設されたもので、この構成により高周波スイッチ10の各単位スイッチ14X間の必要なアイソレーションが確保されるとともに、半導体基板12を小さくして安価に、また電力ロスを少なくすることができる。さらに高周波スイッチ10はMMICとして構成され、各単位スイッチ14X間の特性のバラツキを少なくすることができる。延いては電気的特性が揃った小形で低損失な高周波スイッチを構成することができ、これを安価に提供することができる。
変形例1.
図5はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。図6は図5の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。図5および図6、並びに以下の図において、図1および図2と同じ符号は同じものか相当のものを示す。
図1の高周波スイッチ10においては、単位スイッチ141と単位スイッチ142、あるいは単位スイッチ144と単位スイッチ145、はともに、それぞれの信号接続線路14hと出力端子14eとが線間距離Mを介して基板上の介在物無しに直接隣接した配置になっている。これに対して図5および図6に示された高周波スイッチ20は、単位スイッチ141と単位スイッチ142、あるいは単位スイッチ144と単位スイッチ145、はともに、それぞれの信号接続線路14hと出力端子14eの間に、単位スイッチ142または単位スイッチ144の分岐信号線路14cにシャント接続されたFET14d、ゲート抵抗14i、制御接続線路14jおよび制御端子14kが配設されている。
さらにこれらのゲート抵抗14iと制御接続線路14jの間にある接続点22aと接地端との間で抵抗22bとDC成分を遮断するキャパシタ22cとが直列に接続されている。
マイクロ波デバイスにおいては、回路要素の配置がデバイスの電気的特性に影響を及ぼすので、場合によっては、高周波スイッチ10の配置ではなく高周波スイッチ20の配置の方が望ましい場合がある。この高周波スイッチ20の配置において、もし接続点22aと接地端との間で抵抗22bとキャパシタ22cとを配設しなかった場合は、単位スイッチ141と単位スイッチ142、あるいは単位スイッチ144と単位スイッチ145、において、制御接続線路14jと制御端子14kが介在することになり、隣接する信号接続線路14hの線路間隔Mが短くなったのと同等になり、この制御端子14kに外部接続される負荷インピーダンスによってアイソレーションが低下する。このために、接続点22aと接地端との間で50Ω以上の抵抗22bとDC成分を遮断するキャパシタ22cとを直列に接続することにより負荷変動によるアイソレーションの低下を防止することができる。図7はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチのアイソレーションの計算値のグラフである。図7において、線図Aは高周波スイッチ10および高周波スイッチ20のアイソレーションの一例であり、比較のために記載した線図Bは高周波スイッチ20の配置において接続点22aと接地端との間に抵抗22bとキャパシタ22cとを配設しなかった場合のものである。このグラフによって、高周波スイッチ10と高周波スイッチ20は35dBのアイソレーションが確保されており、外部負荷の変動による影響を受けていないが、抵抗22bとキャパシタ22cとを接続しなかった場合には外部負荷によってアイソレーションが大きく低下する。
変形例2.
図8はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。図9は図8の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。
変形例1の高周波スイッチ20では接続点22aと接地端との間で50Ω以上の抵抗22bとDC成分を遮断するキャパシタ22cとを直列に接続することにより負荷変動によるアイソレーションの低下を防止したが、図8および図9の高周波スイッチ26においては、単位スイッチ141と単位スイッチ142、あるいは単位スイッチ144と単位スイッチ145、はともに、それぞれの信号接続線路14hと出力端子14eの間に、単位スイッチ142または単位スイッチ144の分岐信号線路14cにシャント接続されたFET14d、ゲート抵抗14i、制御接続線路14jおよび制御端子14kが配設されるとともに、接続点22aと接地端との間で変形例1のように抵抗22bとキャパシタ22cとを直列に接続する替わりに、制御接続線路14jをRF信号のλ/4を越える長さにして、制御接続線路14jと制御端子14kとの間の接続点28aと接地端との間にDC成分を遮断するキャパシタ28bを配設したものである。なお制御接続線路14jの長さはλ/4に等しくなければ、λ/4より長くてもあるいは短くてもよい。
この構成においても、変形例1の高周波スイッチ20と同様の効果があり、負荷変動によるアイソレーションの低下を防止することができる。またこのアイソレーションは図7に示された線図Aと同様の35dBのアイソレーションが得られる。
変形例3.
図10はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図10の高周波スイッチ30は、高周波スイッチ10における単位スイッチ14X(図10では単位スイッチ143)において、分岐信号線路14cの末端に増幅器32を設け、この増幅器32を介して出力端子14eを配設したものである。
この増幅器32により通過損失を補償することができる。
変形例4.
図11はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図11の高周波スイッチ36は、高周波スイッチ10における単位スイッチ14X(図11では単位スイッチ141、142、144、および145)において、分岐信号線路14cの末端に減衰器38を設け、この減衰器38を介して出力端子14eを配設したものである。
変形例5.
図12はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図12の高周波スイッチ40は、高周波スイッチ10における入力側接続線路14aの入力端子16に続けて増幅器42を配設し、この増幅器42により増幅したRF信号を分岐点14bを介して各単位スイッチ14Xに送る構成である。
入力端子16から各単位スイッチ14Xの出力端子14eまで信号が伝播する間に通過損失があり、この通過損失をあらかじめ増幅器42により補償することができる。
実施の形態2.
図13はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの回路図である。
図13において、高周波スイッチ50は、実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ10を2個直列に接続して、9分岐スイッチとしたものである。
高周波スイッチ50は、第1の高周波スイッチとしての高周波スイッチ10aの単位スイッチ143の出力端子14eと第2の高周波スイッチとしての高周波スイッチ10bの入力端子16とをボンディングワイヤ52で接続した構成を有している。
これにより9個の単位スイッチ50X(X=1,2,3,・・・,9)を備えた9分岐スイッチが構成され、これが誘電体基板54に配設される。単位スイッチ50Xは単位スイッチ14Xと同じ構成である。
この9分岐の高周波スイッチ50は、例えばミリ波帯の車載用レーダーとして前方の自動車を認識するために使用され、自動車の衝突回避を行うシステムの一部を構成する。
自動車の衝突回避を行うためのシステムは、3車線走行を想定し、1車線3方向の走査がおこなわれる。このために前方の自動車を検出するミリ波帯レーダーには9方向を走査することが求められ、RF信号を9方向に切り替える9分岐の高周波スイッチが必要とされる。
高周波スイッチ50を構成する高周波スイッチ10a、および10bはMMICとして構成され、各単位スイッチ14X間において例えば30dBのアイソレーションを有しているので、隣接する2方向の高い分解能が確保できるとともに、各単位スイッチ14X間の特性のバラツキがすくない。
高周波スイッチ50においては、部品として高周波スイッチ10a、および10b、さらに高周波スイッチ10a、および10bを接続するボンディングワイヤ52のみであるので部品点数が少なく、各単位スイッチ50X間の電気的特性のバラツキを少なくすることができる。
以上のように、この実施の形態の高周波スイッチは、実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ10から二つを選択し、高周波スイッチ10aの単位スイッチ143の出力端子14eと第2の高周波スイッチとしての高周波スイッチ10bの入力端子16とをボンディングワイヤで接続したもので、この構成により、単位スイッチ50Xの間で所定のアイソレーションを有しつつ、部品点数が少なく各分岐線路のスイッチの電気的特性の揃った高周波スイッチを構成することができ、これを安価に提供することができる。
なお、ここでは一例として、2個直列に接続した高周波スイッチを説明するが、この個数は必ずしも2個に限らず、さらに多くの高周波スイッチを接続しても良い。
変形例1.
図14はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図14の高周波スイッチ60は、第1の高周波スイッチとして実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ30を使用し、第2の高周波スイッチとして実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ10を使用したものである。
すなわち、高周波スイッチ60は、高周波スイッチ30の単位スイッチ143の出力端子14eと高周波スイッチ10の入力端子16とをボンディングワイヤ52で接続した構成を有している。
この高周波スイッチ60は入力端子16に入力されたRF信号が通過損失により信号出力が低下するので、このまま単位スイッチ143の出力端子14eから高周波スイッチ30の入力端子16に入力されると、高周波スイッチ30の単位スイッチ501,502,503,および504の出力と、高周波スイッチ10の単位スイッチ505,506,507,508、および509、との間で出力に差が生じる。これを防ぐために高周波スイッチ30の単位スイッチ143の出力端子14eからRF信号が出力される前に増幅器32により、一旦RF信号を増幅して通過損失を補償し、高周波スイッチ10の入力端子16に入力するものである。
これにより、各単位スイッチ50XのRF信号の出力を均一にすることができる。延いては各分岐線路のスイッチの電気的特性の揃った高周波スイッチを構成することができ、これを安価に提供することができる。
変形例2.
図15はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図15の高周波スイッチ70は、第1の高周波スイッチとして実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ36を使用し、第2の高周波スイッチとして実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ10を使用したものである。
すなわち、高周波スイッチ70は、高周波スイッチ36の単位スイッチ143の出力端子14eと高周波スイッチ10の入力端子16とをボンディングワイヤ52で接続した構成を有している。
この高周波スイッチ70は入力端子16に入力されたRF信号が通過損失により信号出力が低下するので、このまま単位スイッチ143の出力端子14eから高周波スイッチ30の入力端子16に入力されると、高周波スイッチ36の単位スイッチ501,502,503,および504の出力と、高周波スイッチ10の単位スイッチ505,506,507,508、および509、との間で出力に差が生じる。これを防ぐために単位スイッチ501,502,503,および504の出力端子14eの直前に減衰器38を挿入することにより、単位スイッチ501,502,503,および504の出力と単位スイッチ505,506,507,598,および509の出力とを均一にするものである。
これにより、各単位スイッチ50XのRF信号の出力を均一にすることができる。延いては各分岐線路のスイッチの電気的特性の揃った高周波スイッチを構成することができ、これを安価に提供することができる。
変形例3.
図16はこの発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
図16において、高周波スイッチ80は、実施の形態1に記載した5分岐スイッチの高周波スイッチ40を2個直列に接続して、9分岐スイッチとしたものである。
高周波スイッチ80は、第1の高周波スイッチとしての高周波スイッチ40aの単位スイッチ143の出力端子14eと第2の高周波スイッチとしての高周波スイッチ40bの入力端子16とをボンディングワイヤ52で接続した構成を有している。
この高周波スイッチ40a,40bは通過損失を有しているので、高周波スイッチ40aの入力端子16に入力されたRF信号がこのまま単位スイッチ143の出力端子14eから高周波スイッチ40bの入力端子16に入力されると通過損失により信号出力が低下しているので、高周波スイッチ30の単位スイッチ501,502,503,および504の出力と、高周波スイッチ10の単位スイッチ505,506,507,508、および509、との間で出力に差が生じる。これを防ぐために高周波スイッチ40aおよび高周波スイッチ40bのそれぞれの入力端子16に続けてすぐに増幅器42を配設し、入力されたRF信号をまず通過損失分の補償を行って、単位スイッチ50Xに送るものである。
これにより、各単位スイッチ50XのRF信号の出力を均一にすることができる。延いては各分岐線路のスイッチの電気的特性の揃った高周波スイッチを構成することができ、これを安価に提供することができる。
この実施の形態2では、実施の形態1に記載した一部の高周波スイッチについて組み合わせた例を挙げているが、実施の形態1に記載した他の高周波スイッチについて組み合わせてもよい。
以上のように、この発明に係る高周波スイッチは、ミリ波帯で動作するレーダーや通信機器のRF信号の切換に使用する高周波スイッチに適している。
この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの回路図である。 図1の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチのアイソレーションを得るための周波数に対する線間距離を示すグラフである。 図1の単位スイッチにダイオード用いた場合の一部回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 図5の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチのアイソレーションの計算値のグラフである。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 図8の単位スイッチをさらに詳細に描いた一部回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。 この発明の一実施の形態に係る高周波スイッチの変形例の回路図である。
符号の説明
12 半導体基板、 14f λ/4伝送線路、 14 信号線路、 14d FET、 22b 抵抗、 22c キャパシタ、 52 ボンディングワイヤ。

Claims (10)

  1. 半導体基板と、
    上記半導体基板上に配設され主線路と
    上記半導体基板上に配設され、上記主線路から分岐点を介して四つ以上に分岐された分岐線路と
    それぞれの分岐線路の一部であって、一端が上記分岐点に接続され、上記分岐点からこの分岐線路を伝播する信号の4分の1波長の長さまで伸びる部分であるλ/4伝送線路と、
    それぞれの分岐線路の一部であって、上記λ/4伝送線路の他端に接続された信号接続線路と、
    上記分岐線路の上記λ/4伝送線路の他端と接地端との間にシャント接続され、上記分岐線路と上記接地端とを制御信号により電気的に接続または切断を行うスイッチング素子と、
    上記スイッチング素子の制御電極と一端が接続された第一抵抗と、
    一端が上記第一抵抗の他端と接続された制御接続線路と、
    上記制御接続線路の他端と接続された制御端子と、
    上記制御接続線路と接地端とを接続する互いに直列に接続された第二抵抗およびキャパシタとを備え
    上記分岐線路は上記主線路または隣接する分岐線路と鋭角の中心角を形成するように上記分岐点の周りに放射状に配設され、
    上記制御接続線路は隣接する二つの上記信号接続線路の間に配置されることを特徴とする高周波スイッチ。
  2. 半導体基板と、
    上記半導体基板上に配設された主線路と、
    上記半導体基板上に配設され、上記主線路から分岐点を介して四つ以上に分岐された分岐線路と、
    それぞれの分岐線路の一部であって、一端が上記分岐点に接続され、上記分岐点からこの分岐線路を伝播する信号の4分の1波長の長さまで伸びる部分であるλ/4伝送線路と、
    それぞれの分岐線路の一部であって、上記λ/4伝送線路の他端に接続された信号接続線路と、
    上記分岐線路の上記λ/4伝送線路の他端と接地端との間にシャント接続され、上記分岐線路と上記接地端とを制御信号により電気的に接続または切断を行うスイッチング素子と、
    上記スイッチング素子の制御電極と一端が接続された抵抗と、
    一端が上記抵抗の他端と接続された制御接続線路と、
    上記制御接続線路の他端と接続された制御端子と、
    上記制御接続線路と上記制御端子との間と接地端とを接続するキャパシタとを備え、
    上記分岐線路は上記主線路または隣接する分岐線路と鋭角の中心角を形成するように上記分岐点の周りに放射状に配設され、
    上記制御接続線路は隣接する二つの上記信号接続線路の間に配置され、
    上記制御接続線路の一端から上記キャパシタまでの長さが、上記分岐線路を伝播する信号の4分の1波長と異なることを特徴とする高周波スイッチ。
  3. 上記分岐線路の数が5であることを特徴とした請求項1または2に記載の高周波スイッチ。
  4. 上記分岐線路の末端に減衰器がさらに配設されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  5. 上記分岐線路の末端に増幅器がさらに配設されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  6. 上記主線路に増幅器がさらに配設されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の高周波スイッチ。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチである第1の高周波スイッチと、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチである第2の高周波スイッチと、を備え、上記第1の高周波スイッチの分岐線路の末端の一つと、上記第2の高周波スイッチの主線路とを接続配線で接続したことを特徴とする高周波スイッチ装置。
  8. 上記第1の高周波スイッチにおいて、上記接続配線と接続された分岐線路の末端に増幅器がさらに配設されたことを特徴とする請求項に記載の高周波スイッチ装置。
  9. 上記第2の高周波スイッチにおいて主線路に増幅器がさらに配設されたことを特徴とする請求項7または8に記載の高周波スイッチ装置。
  10. 上記第1の高周波スイッチにおいて主線路に増幅器がさらに配設されたことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の高周波スイッチ装置。
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