JP3381547B2 - 高周波スイッチと送受信切替装置 - Google Patents
高周波スイッチと送受信切替装置Info
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Description
クロ波帯、ミリ波帯およびサブミリ波帯に適用する広帯
域化高周波スイッチに関する。
kard ApplicationNote 957−
1:Broadbanding the Shunt
PIN Diode SPDT Switch,197
4)に示す従来の高周波スイッチは図9(a)のよう
に、単極双投(SPDT:Single Pole D
ouble Throw、以下SPDTと称する。)ス
イッチであり、入力端子1からの経路の分岐点から中心
周波数において1/4波長の第1の出力線路4とDCカ
ット用キャパシタ9を介して、他端を接地したPINダ
イオード3a、3bを並列に装荷し、DCカット用キャ
パシタ9を介して出力端子2a、2bに接続する。PI
Nダイオード3a、3bと並列に設けるバイアス回路1
0は、バイアス用インダクタ31とその先端に他端を接
地し高周波帯でインピーダンスが十分に低いバイアス用
キャパシタ17を接続して構成し、バイアス用インダク
タ31とバイアス用キャパシタ17との間にバイアス端
子11を設ける。
チは、経路の分岐点から並列装荷をするスイッチング素
子までの線路の電気長を中心周波数において1/4波長
とする方式を採る。
9(b)のように、出力端子2a側をON、出力端子2
b側をOFFとするとき、スイッチング素子として用い
るPINダイオード3aと3bにはそれぞれ逆方向と順
方向のバイアス電圧を印加するから、それぞれ等価的に
遮断時のキャパシタンス18または導通時の抵抗19と
して表される。遮断時のキャパシンタス18のインピー
ダンスは通常十分に高く開放状態になるため、出力端子
2a側は信号を通過する。一方、導通時の抵抗19のイ
ンピーダンスは通常十分に低く短絡状態になり、第1の
出力線路4は1/4波長に相当し線路の分岐点からは開
放状態になる。従って出力端子2b側は信号を遮断す
る。
ンス変成方式によるPINダイオード並列装荷形6〜1
8GHz帯SPDTスイッチ、1996信学総大、C−
61)に示す他の従来の高周波スイッチは図10のよう
に、SPDTスイッチであり、入力端子1から入力線路
32とテーパ線路6を介して分岐し、DCカット用キャ
パシタ9を介して第1の出力線路4と第2の出力線路5
の間にスイッチング素子として用いる他端を接地したP
INダイオード3a、3bを並列に装荷し、テーパ線路
6とDCカット用キャパシタ9と第3の出力線路8を介
して出力端子2a、2bに接続する。またテーパ線路6
とDCカット用キャパシタ9の間にバイアス端子11を
持つバイアス回路10を並列に装荷する。第1の出力線
路4と第2の出力線路5は、中心周波数において1/4
波長で、より高い特性インピーダンスを持つ線路として
形成し、テーパ線路6により入力線路32または第3の
出力線路8に接続する。
は、線路の分岐点から並列装荷をするスイッチング素子
の両側に、電気長が中心周波数において1/4波長とな
る高インピーダンス線路を接続する方式を採る。
図9(b)に示す高周波スイッチと同様に、出力端子2
a側をON、出力端子2b側OFFとするとき、PIN
ダイオード3aと3bにそれぞれ逆方向と順方向のバイ
アス電圧を印加する。このとき、前記の従来の高周波ス
イッチと同様の効果に加え、出力端子2a側については
第1の出力線路4と第2の出力線路5による高インピー
ダンス線路の全長が1/2波長となるため、テーパ線路
6とあわせて、PINダイオード3aに対して広帯域に
整合を取る。一方、出力端子2b側については第1の出
力線路4の特性インピーダンスを高くすることにより、
さらに広帯域にわたり開放状態と見なす。
周波スイッチでは、経路の分岐点から並列装荷をするス
イッチング素子までの線路の電気長を中心周波数におい
て1/4波長とする方式を採るから、導通状態のスイッ
チング素子を有するOFF側の経路を分岐点から見る
と、中心周波数付近では開放状態であるが、中心周波数
から離れるにつれて第1の出力線路の電気長が変化する
ことにより不整合が生じる。このようなOFF側の狭帯
域な特性がON側に影響を与えるため、高周波スイッチ
としての広帯域化が難しい問題点があった。
チでは、経路分岐点から並列装荷をするスイッチング素
子の両側に、電気長が中心周波数において1/4波長と
なる高インピーダンス線路を接続する方式を採るから、
入力端子側にインピーダンス変成のためのテーパ線路が
必要となるため、回路が大形化する問題点があった。
波スイッチで上記問題点を解消するように、経路の分岐
点から並列装荷をするスイッチング素子の出力端子側に
整合部を形成する広帯域化方式を提供することにある。
は、経路の分岐点から1/4波長の出力端子側部位に並
列装荷するスイッチング素子を備える高周波スイッチに
おいて、スイッチング素子の出力端子側に配置され、入
力端子側および出力端子側の両端に接続される線路より
特性インピーダンスがより高い高インピーダンス線路と
直列に配置されたテーパ線路とを有する広帯域整合部を
備えることを特徴とする。また、本発明の高周波スイッ
チは、経路の分岐点から1/4波長の出力端子側部位に
並列装荷するスイッチング素子を備える高周波スイッチ
において、スイッチング素子の出力端子側に配置され、
入力端子側および出力端子側の両端に接続される線路よ
り特性インピーダンスよりが高い高インピーダンス線路
と直列に配置されたステップ線路とを有する広帯域整合
部を備えることを特徴とする。また、本発明の高周波ス
イッチは、入力端子からの経路の分岐点に接続される1
/4波長の第1の出力線路と、一端をこの第1の出力線
路の出力端子側に接続するとともに他端が接地されたス
イッチング素子と、第1の出力線路の出力端子側に接続
される1/4波長の第2の出力線路を有する整合部とを
備え、第2の出力線路の特性インピーダンスは第1の出
力線路の特性インピーダンスよりも高ことを特徴とす
る。 また、整合部の出力端子側に接続される第3の出力
線路を備え、第2の出力線路の特性インピーダンスは第
3の出力線路の特性インピーダンスよりも高いことを特
徴とする。 また、整合部は、第2の出力線路の出力端子
側であり第3の出力線路の入力端子側に接続され、第2
の出力線路と第3の出力線路とを接続する際にインピー
ダンス変成するインピーダンス変成線路をを備えたこと
を特徴とする。 また、インピーダンス変成線路は、テー
パ線路であることを特徴とする。 また、インピーダンス
変成線路は、ステップ線路であることを特徴とする。 ま
た、本発明の高周波スイッチは、経路の分岐点から1/
4波長の出力端子側部位に並列装荷するスイッチング素
子を備える高周波スイッチにおいて、スイッチング素子
の出力端子側に配置され、入力端子および出力端子から
みた特性イン ピーダンスより高い高インピーダンス線路
と直列に配置されたテーパ線路とを有する広帯域整合部
を備え、分岐点と広帯域整合部との間の線路の特性イン
ピーダンスが入力端子側の特性インピーダンス以下であ
ることを特徴とする高周波スイッチ。 また、本発明の高
周波スイッチは、経路の分岐点から1/4波長の出力端
子側部位に並列装荷するスイッチング素子を備える高周
波スイッチにおいて、スイッチング素子の出力端子側に
配置され、入力端子および出力端子からみた特性インピ
ーダンスより高い高インピーダンス線路と直列に配置さ
れたステップ線路とを有する広帯域整合部を備え、分岐
点と広帯域整合部との間の線路の特性インピーダンスが
入力端子側の特性インピーダンス以下であることを特徴
とする高周波スイッチ。
た高周波スイッチと、高周波スイッチの一端が接続され
た受信端子と、高周波スイッチの他端が接続されたサー
キュレータと、サーキュレータに接続されたアンテナ
と、サーキュレータに接続された送信端子とを備えたこ
とを特徴とする。 さらにまた、本発明の送受信切替装置
は、受信時には、上述した高周波スイッチを導通状態と
して、アンテナに入力された受信信号をサーキュレータ
と高周波スイッチとを介して受信端子に伝送すると共
に、送信時には、高周波スイッチを遮断状態として、送
信端子に入力された送信信号をサーキュレータを介して
アンテナに伝送することを特徴とする。
周波スイッチは図1(a)のように、SPDTスイッチ
であり、入力端子1からの経路の分岐点からDCカット
用キャパシタ9を介して中心周波数において1/4波長
の第1の出力線路4を介して他端を接地したPINダイ
オード3a、3bを並列に装荷し、第2の出力線路5お
よびテーパ線路(インピーダンス変成回路)6からなる
整合部7を接続し、さらにDCカット用キャパシタ9お
よび第3の出力線路8を介して出力端子2a、2bに接
続する。第2の出力線路5は、第1の出力線路4および
第3の出力線路8に比べてその特性インピーダンスを高
くする。テーパ線路6は、第2の出力線路5と第3の出
力線路8とを接続する際にインピーダンス変成を行う。
テーパ線路6とDCカット用キャパシタ9との間にバイ
アス端子11を持つバイアス回路10(構成は限定しな
い)を並列に装荷する。高周波スイッチとして広帯域に
わたり低損失な特性を得る。
の分岐点から1/4波長の位置に並列装荷をするスイッ
チング素子の出力端子側に整合部を形成する広帯域化方
式を採る。
1(b)のように、裏面に地導体12を有する誘電体基
板13上に各線路をマイクロストリップ線路で形成し、
ディスクリート部品を用いて構成する。ディスクリート
部品と各線路は金ワイヤ14で接続する。ここではバイ
アス回路10をシート抵抗15と高インピーダンス線路
16とバイアス用キャパシタ17から構成する。なお入
力線路32および金ワイヤ14を含み、バイアス回路1
0を図1(b)に示す構成としたときの高周波スイッチ
の等価回路図を図2(a)に示す。また図1(b)に示
す高周波スイッチの出力端子2a側部分を詳細に示した
拡大上面図を図2(b)に示す。
3のように、出力端子2a側をON、出力端子2b側を
OFFとするとき、PINダイオード3aと3bにはそ
れぞれ逆方向と順方向のバイアス電圧を印加するから、
それぞれ等価的に遮断時のキャパシタンス18または導
通時の抵抗19として表される。遮断時のキャパシタン
ス18のインピーダンスは通常十分に高く開放状態にな
るため、出力端子2a側は信号を通過する。一方、導通
時の抵抗19のインピーダンスは通常十分に低く短絡状
態になり、中心周波数においては第1の出力線路4が1
/4波長に相当するため線路の分岐点からは開放状態に
なる。さらにPINダイオード3bの出力端子側に設け
る整合部7によって中心周波数の前後についても整合を
取るため、より広い帯域にわたり開放状態と見なす。出
力端子2b側は信号を遮断し、ON側はより広い帯域に
わたりOFF側の影響を受けないので、スイッチとして
広帯域にわたり低損失な特性を得る。
る通過損失シミュレーション計算結果は図4(b)のよ
うに、上記図10に示す従来方式に係る図4(a)のよ
うに中心周波数付近においては良好な特性を呈するが、
中心周波数から離れるにつれて通過損失は増加するのに
比べて、広い周波数範囲にわたって通過損失を少なくで
きることを示している。
態で高周波スイッチは、誘電体基板上に形成するマイク
ロストリップ線路とディスクリート部品とで構成すると
説明したが、図5のように構成要素を1つの誘電体基板
に形成するモノリシックマイクロ波集積回路で構成して
もよい。部品点数を低減できるので組立が容易になりか
つ高い信頼性を得る。
態でPINダイオード3a、3bは並列に装荷するスイ
ッチング素子としていずれも同じ極性で用いるとして説
明したが、図6(a)または(b)のようにたとえば出
力端子2a側と2b側のスイッチング素子としてそれぞ
れが相反する極性のPINダイオード3とNIPダイオ
ード21を用い、共通に用いるバイアス回路10を入力
端子1付近に設置するか、または出力端子2a側が2b
側より低い通過損失を要求されるときは出力端子2b付
近に設置してもよい。それぞれのPINダイオード3a
と3bに対し個別に必要であったバイアス回路10を共
通化するから、回路を小形化し通過損失を低減できる、
または入力端子1から出力端子2aまでの経路にはバイ
アス回路が介在しないためさらに通過損失を低減でき
る。
態で整合部7は第2の出力線路5およびテーパ線路6か
らなるとして説明したが、図6(c)のようにテーパ線
路6に代えてステップ線路(インピーダンス変成回路)
22を用いてもよい。同様の効果を得る。
態で整合部7は第2の出力線路5およびテーパ線路6か
らなるとして説明したが、図7のように出力端子2a、
2bの特性インピーダンスが高くてもよいときは第2の
出力線路だけでもよい。テーパ線路6が省略されるた
め、回路の小形化を図ることができる。
図6と図7に示す発明の実施の形態でSPDT方式に代
えて、PINダイオードをm個用いるSPmT(Sin
gle Pole m−Throw)スイッチ方式を適
用してもよい。またPINダイオードに代えて、導通と
遮断の切換可能なスイッチング素子であればいずれを用
いてもよいのはいうまでもない。
チの特性を高周波スイッチ28として利用する関連発明
の実施の形態を示す送受信切替装置は図8のように、送
信時は送信端子23に入力され高出力増幅器26とサー
キュレータ27を介してアンテナ25より送信される信
号が、受信端子24に伝搬しないようにサーキュレータ
27とダミー29との間が導通状態となり、受信時はア
ンテナ25に受信された信号が受信端子24に伝搬する
ようにサーキュレータ27と低雑音増幅器30との間が
導通状態となる。同等の効果を得る。
では、経路の分岐点から1/4波長の位置に並列装荷を
するスイッチング素子の出力端子側に整合部を形成する
広帯域化方式を採るから、従来のように線路の分岐点か
ら並列装荷をするスイッチング素子までの線路の電気長
を中心周波数において1/4波長とする方式、または経
路の分岐点から並列装荷をするスイッチング素子の両側
に電気長が中心周波数において1/4波長となる高イン
ピーダンス線路を接続する方式に比べ、より広帯域にわ
たり低損失かつ高アイソレーションな特性を得る、また
回路の小形化を図れる効果がある。
チの等価回路図と当該構造を示す斜視図。
応する等価回路図と当該一部の拡大上面図。
等価回路図。
通過損失シミュレーション計算結果を示す図。
イッチの構造を示す斜視図。
イッチの等価回路図。
イッチの等価回路図。
一形態を示す送受信切替装置の機能ブロック図。
図と当該機能を説明する等価回路図。
価回路図。
4 第1の出力線路、5 第2の出力線路、6 テーパ
線路、7 整合部、8 第3の出力線路、9DCカット
用キャパシタ、10 バイアス回路、11 バイアス端
子、12 地導体、13 誘電体基板、14 金ワイ
ヤ、15 シート抵抗、16 高インピーダンス線路、
17 バイアス用キャパシタ、18 遮断時のキャパシ
タンス、19 導通時の抵抗、20 バイアホール、2
1 NIPダイオード、22 ステップ線路、23 送
信端子、24 受信端子、25 アンテナ、26 高出
力増幅器、27 サーキュレータ、28 高周波スイッ
チ、29 ダミー、30低雑音増幅器、31 バイアス
用インダクタ、32 入力線路。なお図中、同一符号は
同一または相当部分を示す。
Claims (11)
- 【請求項1】 経路の分岐点から1/4波長の出力端子
側部位に並列装荷するスイッチング素子を備える高周波
スイッチにおいて、 前記スイッチング素子の出力端子側に配置され、入力端
子側および出力端子側の両端に接続される線路より特性
インピーダンスの高い高インピーダンス線路と直列に配
置されたテーパ線路とを有する広帯域整合部を備えるこ
とを特徴とする高周波スイッチ。 - 【請求項2】 経路の分岐点から1/4波長の出力端子
側部位に並列装荷するスイッチング素子を備える高周波
スイッチにおいて、 前記スイッチング素子の出力端子側に配置され、入力端
子側および出力端子側の両端に接続される線路より特性
インピーダンスより高い高インピーダンス線路と直列に
配置されたステップ線路とを有する広帯域整合部を備え
ることを特徴とする高周波スイッチ。 - 【請求項3】 入力端子からの経路の分岐点に接続され
る1/4波長の第1の出力線路と、 一端をこの第1の出力線路の出力端子側に接続するとと
もに他端が接地されたスイッチング素子と、 前記第1の出力線路の出力端子側に接続される1/4波
長の第2の出力線路を有する整合部とを備え、 第2の出力線路の特性インピーダンスは第1の出力線路
の特性インピーダンスよりも高いことを特徴とする高周
波スイッチ。 - 【請求項4】 前記整合部の出力端子側に接続される第
3の出力線路を備え、 第2の出力線路の特性インピーダンスは第3の出力線路
の特性インピーダンスよりも高いことを特徴とする請求
項3記載の高周波スイッチ。 - 【請求項5】 前記整合部は、前記第2の出力線路の出
力端子側であり前記第3の出力線路の入力端子側に接続
され、前記第2の出力線路と前記第3の出力線路とを接
続する際にインピーダンス変成するインピーダンス変成
線路を備えたことを特徴とする請求項4記載の高周波ス
イッチ。 - 【請求項6】 前記インピーダンス変成線路は、テーパ
線路であることを特徴とする請求項5記載の高周波スイ
ッチ。 - 【請求項7】 前記インピーダンス変成線路は、ステッ
プ線路であることを特徴とする請求項5記載の高周波ス
イッチ。 - 【請求項8】 経路の分岐点から1/4波長の出力端子
側部位に並列装荷するスイッチング素子を備える高周波
スイッチにおいて、 前記スイッチング素子の出力端子側に配置され、入力端
子および出力端子からみた特性インピーダンスより高い
高インピーダンス線路と直列に配置されたテーパ線路と
を有する広帯域整合部を備え、 前記分岐点と前記広帯域整合部との間の線路の特性イン
ピーダンスが前記入力端子の特性インピーダンス以下で
あることを特徴とする高周波スイッチ。 - 【請求項9】 経路の分岐点から1/4波長の出力端子
側部位に並列装荷するスイッチング素子を備える高周波
スイッチにおいて、 前記スイッチング素子の出力端子側に配置され、入力端
子および出力端子からみた特性インピーダンスより高い
高インピーダンス線路と直列に配置されたステップ線路
とを有する広帯域整合部を備え、 前記分岐点と前記広帯域整合部との間の線路の特性イン
ピーダンスが前記入力端子の特性インピーダンス以下で
あることを特徴とする高周波スイッチ。 - 【請求項10】 高周波スイッチと、前記高周波スイッ
チの一端が接続された受信端子と、前記高周波スイッチ
の他端が接続されたサーキュレータと、前記サーキュレ
ータに接続されたアンテナと、前記サーキュレータに接
続された送信端子とを備えた送受信切替装置において、
前記高周波スイッチは、請求項1乃至請求項9のいずれ
か一項に記載の高周波スイッチであることを特徴とする
送受信切替装置。 - 【請求項11】 受信時には、高周波スイッチを導通状
態として、アンテナに入力された受信信号をサーキュレ
ータと前記高周波スイッチとを介して受信端子に伝送す
ると共に、送信時には、前記高周波スイッチを遮断状態
として、送信端子に入力された送信信号を前記サーキュ
レータを介して前記アンテナに伝送することを特徴とす
る請求項10に記載の送受信切替装置。
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JP08841197A JP3381547B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 高周波スイッチと送受信切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08841197A JP3381547B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 高周波スイッチと送受信切替装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10284901A JPH10284901A (ja) | 1998-10-23 |
JP3381547B2 true JP3381547B2 (ja) | 2003-03-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP08841197A Expired - Fee Related JP3381547B2 (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 高周波スイッチと送受信切替装置 |
Country Status (1)
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- 1997-04-07 JP JP08841197A patent/JP3381547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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