JP4518186B2 - レンズ駆動機構及びそれを備えた光ピックアップ - Google Patents

レンズ駆動機構及びそれを備えた光ピックアップ Download PDF

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Description

本発明は、光学系が組み込まれる光学装置に取り付けられることがあるレンズ駆動機構の構成に関する。また、本発明は、レンズ駆動機構を備える光ピックアップに関する。
従来、光学系が組み込まれる光学装置には、レンズを駆動するレンズ駆動機構を備えるものがある。例えば、光ディスクに記録される情報の読み取りや、光ディスクへの情報の書き込みを行うために使用される光ピックアップにおいては、球面収差の補正を行う目的でレンズ駆動機構が備えられる場合がある。
具体的には、光学系中に配置されるコリメートレンズをレンズ駆動機構によって光軸方向に動かし、入射する光の収束発散状態を変化して球面収差の補正を行うものがある(例えば特許文献1参照)。また、他の例として、コリメートレンズとは別の可動レンズを設けて球面収差を補正するものがあり、この場合にもレンズ駆動機構が使用される(例えば特許文献2参照)。
従来、光ピックアップに備えられるレンズ駆動機構として種々の構成が提案されている。例えば、特許文献1には、コリメートレンズを保持するホルダを動かす駆動源となるDCモータの回転を、ギア機構によって光軸方向に沿った平行移動に変換してホルダと共にレンズを動かす構成が開示されている。しかし、特許文献1の構成はギア機構が複雑であるために、より簡単な構造を有するレンズ駆動機構が望まれる。
そのようなことから、従来、例えば図9や図10に示すような、簡単な構造を有するレンズ駆動機構が提案されている。図9は、従来のレンズ駆動機構のうち、ティースを用いてレンズを駆動するレンズ駆動機構の構成を説明するための図で、図9(a)はティースを用いてレンズを駆動するレンズ駆動機構の構成を示す概略平面図、図9(b)はティースの作用を説明するための模式図である。また、図10は、従来のレンズ駆動機構のうち、ナット部材を用いてレンズを駆動するレンズ駆動機構の構成を示す概略平面図である。
図9に示す従来のレンズ駆動機構100は、駆動源となるモータ101と、モータ101の出力軸に取り付けられ、モータ101の駆動により回転するリードスクリュ102と、レンズ106を保持するレンズホルダ103と、レンズホルダ103の移動をガイドする2本のガイドシャフト104と、レンズホルダ103に取り付けられて、リードスクリュ102と係合するように配置され、リードスクリュ102の回転に伴って可動するティース105と、を備える。
ティース105には、図9(b)に示すように、複数のギア歯1051が形成されている。このギア歯1051は、リードスクリュ102に形成される螺旋状の溝1021と噛み合うように配置される。また、ティース105には、ギア歯1051がリードスクリュ102の溝1021に付勢されるように与圧バネ1052が設けられている。このため、リードスクリュ102がモータ101の駆動によって回転されると、ティース105と共にレンズホルダ103がガイドシャフト104に沿って移動する。以下では、このようにしてレンズ106を駆動するレンズ駆動機構100の方式をティース方式と表現する。
図10に示す従来のレンズ駆動機構200は、駆動源となるモータ201と、モータ201の出力軸に取り付けられ、モータ201の駆動により回転するリードスクリュ202と、リードスクリュ202と螺合してリードスクリュ202の回転によって、図10の矢印の方向に可動するリードナット203と、レンズ207を保持するレンズホルダ204と、レンズホルダ204の移動をガイドする2本のガイドシャフト205と、2本のガイドシャフト205のうちの一方に遊嵌したコイル状の与圧バネ206と、を備える。なお、与圧バネ206は、レンズホルダ204をモータ201側に向かって付勢している。
このため、リードスクリュ202がモータ201の駆動によって回転されて、リードナット203がモータ201から離れる方向に移動すると、レンズホルダ204はリードナット203によって押される形でモータ201から離れる方向に移動する。一方、リードナット203がモータ201に近づく方向に移動すると、レンズホルダ204は与圧バネ206の付勢力によってモータ201に近づく方向に移動する。以下では、このようにしてレンズ207を駆動するレンズ駆動機構の方式をリードナット方式と表現する。
特開平11−259906号公報 特開2007−265597号公報
しかしながら、ティース方式の従来のレンズ駆動機構100は、与圧バネ1052によって与える与圧の調整が難しく、与圧の調整が最適でない場合には振動衝撃によって歯飛びが起こり易いといった問題がある。特に、例えば、光ピックアップに球面収差を補正する機構として配置されるレンズ駆動機構は小型であることが要求されるために、与圧バネ1052の与圧を最適化する作業が難しいといった問題がある。
この点、リードナット方式の従来のレンズ駆動機構200は、振動衝撃による歯飛びが起こらず、通常動作時の位置決め精度が安定している。また、部品の量産性も良く、小型化する場合でも作製しやすい。このような利点のため、本発明者らは、リードナット方式のレンズ駆動機構を使用することを想定して、リードナット方式のレンズ駆動機構について更に検討したところ、次のような問題があることがわかった。
回路の異常などによってモータに電流が流れ続け、レンズホルダが一定の方向に進み続けようとする異常動作が起こる場合がある。このような異常動作が起こった場合に、リードナット方式においては、リードナットのネジ山がリードスクリュのネジ山に乗り上げてしまう「食い付き(メカロック)」が発生する場合がある。食い付きが発生すると、異常動作が解消されてリードナットを逆方向に移動しようとしても、モータの駆動力では元の状態に復帰できないことがある。
なお、リードナット方式を採用する場合において、リードナットに切れ込みを設けてリードナットのネジ山を減らし、食い付きが起こり難くする方法が考えられる。しかし、このような方法はリードナットの形状に工夫が必要であるために、部品の寸法管理等が難しくなるといった問題がある。
以上の問題点に鑑み、本発明の目的は、振動衝撃の影響を受け難く、また、異常動作時に食い付きが発生するのを簡易な構成で防止できるレンズ駆動機構を提供することである。また、本発明の他の目的は、そのようなレンズ駆動機構を備え、球面収差の補正を安定して行える光ピックアップを提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、駆動源と、前記駆動源に取り付けられ、前記駆動源の駆動により回転するリードスクリュと、前記リードスクリュと螺合して前記リードスクリュの回転によって可動するナット部材と、前記ナット部材の移動に伴って移動するように設けられ、レンズを保持するレンズ保持部と、前記ナット部材の移動方向と同一方向に前記レンズ保持部が移動するようにガイドするガイド部材と、を備えるレンズ駆動機構であって、前記ナット部材が、前記リードスクリュのいずれか一方のネジ端部近傍にある場合に、前記ナット部材を他方のネジ端部がある側に向かって付勢する板バネ部材を設け、前記板バネ部材は、天板となる第1の部分と、前記第1の部分に対して折り曲げられた部分であって、前記ナット部材と当接する部分を有する第2の部分と、から成り、前記第2の部分は前記ナット部材と当接しない非当接腕部と、前記非当接腕部の内側に位置して前記ナット部材と当接する当接腕部と、前記当接腕部に挟まれ前記ナット部材へ前記リードスクリュを挿通する挿通部と、からなる逆Mの字状に形成したことを特徴とする。

本構成によれば、板バネ部材の付勢力によって、異常動作が起きた場合にもナット部材を所定の位置に留まらせることができる。このために、ナット部材が異常動作によって一定の方向に進み続けて、例えば駆動源や壁等に衝突するのを防止することができ、リードスクリュとナット部材の間で食い付きが発生するのを防止できる。また、そのよう食い付きを、板バネ部材を設けることによって防止する構成のため、レンズ駆動機構の構成が複雑とならない。 また、異常が解消された後に、板バネ部材の付勢力によってナット部材を正常動作が行えるように復帰可能であり、その調整も行い易い。更に、ナット部材によってレンズホルダを搬送する構成であるために、振動衝撃の影響を受け難い。
また、上記構成のレンズ駆動機構の具体的な構成として、前記レンズ保持部を前記駆動源側に付勢する付勢部材が更に設けられ、前記ナット部材は前記レンズ保持部よりも前記駆動源側に配置され、前記板バネ部材は、前記リードスクリュの前記駆動源側のネジ端部近傍にある前記ナット部材を付勢することとしても良い。
また、上記構成のレンズ駆動機構の更に具体的な構成として、前記駆動源には、ベース部材に固定するための第1固定部が設けられ、前記バネ部材には、前記ベース部材に固定するための第2固定部が設けられ、前記第1固定部と前記第2固定部とは、前記ベース部材に同一位置で固定されることとしても良い。本構成は、駆動源との位置関係が重要となる板バネ部材について、駆動源と同一位置に設置する構成であり、両者の設置時に、位置ずれが発生するのを抑制することが可能となる。
また、上記構成のレンズ駆動機構において、前記板バネ部材は、天板となる第1の部分と、前記第1の部分に対して折り曲げられた部分であって、前記ナット部材と当接する部分を有する第2の部分と、から成ることとしても良い。そして、更に具体的な構成として、前記第1の部分には、開口部と前記開口部を挟むように設けられる2つの腕部とが設けられ、前記2つの腕部が、逆Mの字状に形成される前記第2の部分と繋がっていることとしても良い。この構成によれば、天板の開口部の面積を調整することで板バネ部材の弾性力の調整が行えて便利である。また、この構成によれば、板バネ部材とリードスクリュと接触が起こらず、且つ、板バネ部材とナット部材との接触面積を大きくする構成を実現し易い。更に、この構成によれば、例えばステンレス鋼(SUS)でリン青銅等の特殊バネ鋼と同様の弾性を得ることが可能となる。
また、上記目的を達成するために本発明は、上記構成のレンズ駆動機構を備える光ピックアップであることを特徴としている。
これによれば、光ピックアップは、振動衝撃の影響を受け難く、また、異常動作時に食い付きが発生するのを防止できるレンズ駆動機構を備えることになる。したがって、光ピックアップが質の高いレンズ駆動機構を備えることになり、光ピックアップの装置信頼性が向上する。
また、本発明は、上記構成の光ピックアップにおいて、前記レンズはコリメートレンズであって、前記コリメートレンズは前記レンズ駆動機構によって光軸方向に沿って移動されることとしてもよい。これにより、レンズ駆動機構は球面収差補正機構として機能する。そして、本構成によれば、球面収差の補正を安定して行うことが可能となる。
本発明によれば、振動衝撃の影響を受け難く、また、異常動作時に食い付きが発生するのを簡易な構成で防止できるレンズ駆動機構を提供できる。また、本発明によれば、そのようなレンズ駆動機構を備え、球面収差の補正を安定して行える光ピックアップを提供できる。
以下、本発明のレンズ駆動機構及びそれを備える光ピックアップの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(光ピックアップの構成)
まず、本実施形態のレンズ駆動機構を備える光ピックアップの構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の光ピックアップの構成を示す概略図である。なお、本実施形態の光ピックアップ1は、ブルーレイディスク(BD)に記録される情報の読み取りや、BDへの情報の書き込みを行うために使用される光ピックアップの一例である。
光ピックアップ1には、半導体レーザ11と、回折素子12と、偏光ビームスプリッタ13と、コリメートレンズ14と、1/4波長板15と、立ち上げミラー16と、対物レンズ17と、シリンドリカルレンズ18と、フォトディテクタ19と、を備える光学系が組み込まれている。
半導体レーザ11は、光ディスク20に記録される情報を読み取る際や、光ディスク20に情報を記録する際に、光ディスク20に光を照射するために設けられる。半導体レーザ11から出射されるレーザ光の波長は、光ピックアップ1が読み取りや書き込みの対象とする光ディスクの種類によって適宜選択されるものである。本実施形態では、光ピックアップ1が対象とする光ディスク20はBDであるために、半導体レーザ11からは405nm帯の波長を有するレーザ光が出射される。
回折素子12は、半導体レーザ11から出射されたレーザ光を回折して主ビームと2つの副ビームとに分けるために設けられる。回折素子12は、例えば樹脂やガラス等の透明樹脂によって形成され、その表面に回折格子が形成される。なお、回折素子12を用いてレーザ光を3つの光に分ける理由は、フォトディテクタ19から出力される信号を用いてサーボ(フォーカシング制御やトラッキング制御)用に使用される信号を生成できるようにするためである。
偏光ビームスプリッタ13は、半導体レーザ11から出射されたレーザ光について反射し、光ディスク20で反射された後、偏光ビームスプリッタ13に送られてきたレーザ光について透過する機能を有する。なお、半導体レーザ11から出射されて偏光ビームスプリッタ13に入射するレーザ光と、光ディスク20で反射された後に偏光ビームスプリッタ13に入射するレーザ光は、いずれも直線偏光であるが、その偏光方向が90°異なる。この偏光方向の違いは、後述の1/4波長板15の作用による。
コリメートレンズ14は、入射するレーザ光を平行光に変換する機能を有するレンズである。ただし、本実施形態においては、コリメートレンズ14は、その詳細については後述するレンズ駆動機構30によって光軸方向(図1に矢印で示す方向)に移動可能とされている。このため、偏光ビームスプリッタ13から送られてコリメートレンズ14から出射されるレーザ光は、必ずしも平行光ではなく、発散光や収束光となって出射される。このようにコリメートレンズ14の位置をレンズ駆動機構30によって移動可能とするのは、球面収差の補正を行えるようにするためである。
本実施形態の光ピックアップ1が対象とするBDは、その規格によって通常は情報を記録する記録層が2層(図1のL0層とL1層が該当する)となっている。この場合、記録層L0と記録層L1とでは、透明樹脂で形成される保護層の厚みが異なるために、球面収差の発生が問題となる。このため、光ピックアップ1においては、コリメートレンズ14をレンズ駆動機構30によって光軸方向に移動可能とし、コリメートレンズ14の位置の調整によって対物レンズ17に入射するレーザ光の収束発散状態を変化させて球面収差の補正を行う構成としている。
1/4波長板15は、コリメートレンズ14から出射されたレーザ光を円偏光に変換する。なお、光ディスク20で反射された後、1/4波長板15に入射するレーザ光(円偏光)については、直線偏光として出射する。そして、この場合に出射される直線偏光の偏光方向は、半導体レーザ11から出射された直線偏光の偏光方向に対して90°回転された偏光方向となる。
立ち上げミラー16は、1/4波長板15からのレーザ光を反射して、その光軸が光ディスク20のディスク面と直交する光とする。
対物レンズ17は、入射したレーザ光を光ディスク20のL0層又はL1層(いずれも記録層)に集光する。対物レンズ17は、アクチュエータ40に搭載されており、フォーカス方向(図1の上下方向)とトラック方向(図1の紙面と垂直な方向)に移動可能となっている。これにより、光ピックアップ1におけるフォーカシング制御やトラッキング制御が可能となる。また、L0層からL1層、又はL1層からL0層へと対物レンズ17のフォーカス位置を変更する、いわゆるフォーカスジャンプもこのアクチュエータ40の動作によって実現される。対物レンズ17を駆動するアクチュエータ40の構成は公知であるために、ここでは、その説明は省略する。
半導体レーザ11から出射され、光ディスク20で反射されたレーザ光は、対物レンズ17を透過後、立ち上げミラー16で反射され、1/4波長板15、コリメートレンズ14、偏光ビームスプリッタ13に順に透過する。そして、シリンドリカルレンズ18によって非点収差を与えられて、フォトディテクタ19の受光面に集光する。
フォトディテクタ19は、入射した光情報を電気信号に変換してRFアンプ(図示せず)等に出力する。フォトディテクタ19から出力された電気信号は処理されて、再生信号や、フォーカスエラー(FE)信号や、トラッキングエラー(TE)信号等となる。FE信号とTE信号は、上述のフォーカシング制御やトラッキング制御を行うために使用される。
(レンズ駆動機構の構成)
本実施形態の光ピックアップ1の構成は以上のようであるが、次に、コリメートレンズ14を駆動するレンズ駆動機構30の構成について、主に図2〜図7を参照しながら説明する。
なお、図2は、本実施形態のレンズ駆動機構の構成を示す概略斜視図である。図3は、本実施形態のレンズ駆動機構が備えるリードナットについて説明するための図で、図3(a)はリードナットの概略斜視図、図3(b)はリードナットとレンズホルダの関係を示す図である。図4は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の構成を示す概略斜視図である。図5は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の構成を示す概略平面図である。図6は、本実施形態のレンズ駆動機構における、ステッピングモータと板バネ部材の固定位置について説明するための図である。図7は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の作用を説明するための図である。
図2及び図3を参照して、本実施形態のレンズ駆動機構30は、ステッピングモータ301と、リードスクリュ302と、リードナット303と、レンズホルダ304と、2本のガイドシャフト305a、305bと、与圧バネ306と、フォトインタラプタ307と、板バネ部材308と、を備える。
なお、本実施形態においては、レンズ駆動機構30は光ピックアップ1のスライドベース(図示していないが、光学部材等が搭載されるベースのことである)に直接取り付けられる構成となっている。ただし、レンズ駆動機構30を専用に搭載するベース部材を設ける構成とし、レンズ駆動機構を搭載したベースをスライドベースに取り付ける構成としても構わない。
ステッピングモータ301は、スライドベースに固定配置される。本実施形態のレンズ駆動機構30においては、駆動源としてステッピングモータ301を用いているために、ステップ数によってレンズ(レンズホルダ304)の移動量(言い換えれば、レンズの位置)を管理することができる。
リードスクリュ302は、例えば金属で形成され、ステッピングモータ301の出力軸に取り付けられてステッピングモータ301の駆動によって回転する。リードスクリュ302には、螺旋状のネジが切られている。なお、リードスクリュ302の両端部側には螺旋状のネジが切られていない部分が存在する。
リードナット303は、図3(a)に示すように、略円柱状の第1の部分3031と、第1の部分3031の下部側に設けられる略直方体状の第2の部分3032と、から成る。第1の部分3031には貫通孔3033が形成され、その内面には、リードスクリュ302に形成されるネジ山に螺合するネジが切られている。このような、リードナット302は、本実施形態においては樹脂(例えばポリアセタール(POM))を用いて一体的に形成されている。
リードナット303の第2の部分3032は、図示しないベースに設けられるガイドレールに係合するように配置される。なお、ガイドレールはリードスクリュ302の長手方向と平行な方向に延びている。このために、貫通孔3033にリードスクリュ302を挿入した状態でリードスクリュ302が回転すると、リードナット303は、自身は回転することなくガイドレールに沿って移動する。また、図3(b)に示すように、リードナット303はレンズホルダ304よりもステッピングモータ301に近い側に配置される。
レンズホルダ304は、例えば樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)や液晶ポリマ(LCP)等)によって形成され、コリメートレンズ14を保持する。レンズホルダ304は、詳細には、本体部3041と、本体部3041に貫通孔を形成することによって設けられ、コリメートレンズ14を保持する保持部3042と、ガイドシャフト305aが挿通される軸受け部3043と、ガイドシャフト305bが挿通される軸受け部3044と、後述のフォトインタラプタ307による検知が可能となるように、本体部3041から突出する突出部3045と、リードスクリュ302が本体部3041に接触することがないように形成される切欠き部3046と、を備える。
なお、本体部3041は、図2及び図3(b)に示すように、リードナット303と接触できるように、リードスクリュ302を越える位置まで延び出した形状となっている。
2本のガイドシャフト305a、305bは、例えば金属によって形成され、互いに平行に配置されている。ガイドシャフト305a、305bの長手方向は、コリメートレンズ14の光軸方向と平行となる方向である。2本のガイドシャフト305a、305bは、図示しないスライドベースに固定される。
与圧バネ306は、コイル状に形成されてガイドシャフト305aに遊嵌される(より正確には、レンズホルダ304の一部にも遊嵌されている)。与圧バネ306は、レンズホルダ304をステッピングモータ301側に付勢している。このために、リードスクリュ302がステッピングモータ301の駆動によって回転されて、リードナット303がステッピングモータ301から離れる方向に移動すると、レンズホルダ304はリードナット303によって押される形でステッピングモータ301から離れる方向に移動する。一方、リードナット303がステッピングモータ301に近づく方向に移動すると、レンズホルダ304は与圧バネ306の付勢力によってステッピングモータ301に近づく方向に移動する。
フォトインタラプタ307は、図示しないスライドベースに固定配置され、レンズホルダ304の基準位置を決めるために用いられる。上述のように、レンズホルダ304の本体部3041からは突出部3045が突出している。そして、この突出部3045が、フォトインタラプタ307の発光部から受光部(いずれも図示せず)へと向かう光を遮ると、フォトインタラプタ307によってレンズホルダ304が基準位置に存在すると判断される。レンズホルダ307の位置は、この基準位置からのステッピングモータ301のステップ量で求められる。
板バネ部材308は、ステッピングモータ301の駆動を制御する制御回路の異常などによってステッピングモータ301に電流が流れ続けるという異常動作が生じた場合の対策として設けられる。具体的には、異常動作が生じた場合においても、リードナット303がリードスクリュ302に食い付かず、更に異常動作が解消された場合に、正常な動作に復帰できるように設けられる。
図4及び図5を参照して、板バネ部材308は、天板となる第1の部分3081と、第1の部分3081に対して折り曲げられた部分であって、リードナット303と当接する部分を有する第2の部分3082と、図示しないスライドベースに固定するために使用される固定部3083と、が備えられる。これらの各部は一体的に形成される。
第1の部分3081には、開口部3081aと、開口部3081aを挟むように設けられる2つの腕部3081bと、が形成される。また、第2の部分3082は、Mの字が逆さまに向いた逆Mの字状に形成され、逆Mの字の上部側が2つの腕部3081bと繋がった状態となっている。本実施形態においては、第2の部分3082のうち、実際にリードナット303と当接する部分は、図4に斜線を施した部分となるように第2の部分3082は形成されている。
固定部3083は、天板より低い位置に設けられ、天板と略平行な板面を有している。この天板と略平行な板面には、ビス留めができるように形成されるビス孔3083aと、位置決めピンによって位置決めできるように形成される位置決め孔3083b、3083cと、が形成されている。
本実施形態のように板バネ部材308を形成した場合、開口部3081aの面積を調整することにより、弾性力を調整できるために便利である。また、上述のように逆Mの字状に第2の部分3082を構成した場合、リードスクリュ302との接触を避けつつ、リードナット303との接触面積を増やせる。このため、リードナット303に板バネ部材308の弾性力をバランス良く伝達できる。更に、図4に示すように、第1及び第2の変形箇所を有することになるために、ステンレス鋼(SUS)によって、例えばリン青銅のような特殊バネ鋼と同様の弾性力を得られ、コスト面や部品の取り扱いの面等で有利である。
このように形成される板バネ部材308は、図6に示すように、ステッピングモータ301の固定部3011がスライドベース50に固定される部分と同じ位置で、その固定部3083が固定されるようになっている。具体的には、ステッピングモータ301の固定部3011には、板バネ部材308の固定部3083と同様のビス孔と、2つの位置決め孔が形成されている。これにより、スライドベース50に形成される2つの位置決めピン52、52によって、ステッピングモータ301の固定部3011と板バネ部材308の固定部3083とが重なり合った状態(板バネ部材308の固定部3083の方が上側に位置する)で位置決めされ、ビス51によって固定される。
なお、板バネ部材308は、必ずしもステッピングモータ301と同一位置で固定する必要はない。しかし、本実施形態のレンズ駆動機構30においては、板バネ部材308とステッピングモータ301との位置関係は重要であり、両者の設置位置の位置ずれをなくす目的で、本実施形態の構成が好ましい。
次に、図7を参照しながら、板バネ部材308の作用について説明する。なお、ここでは、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301に向かって進み続けようとする場合について説明する。
図7に示すように、本実施形態においては、板バネ部材308は、リードスクリュ302のステッピングモータ301側のネジ端部近傍61でリードナット303に当接するように配置されている。板バネ部材308は、リードナット303が当接すると弾性変形するために、リードナット303を他方のネジ端部62がある側に向かって付勢することになる。
なお、本実施形態においては、リードスクリュ302のネジ端部近傍でリードナット303と板バネ部材308とが当接するようにして、両者の当接は、上述の異常動作が発生した時に生じるように構成している。すなわち、通常動作時には、リードナット303と板バネ部材308は当接しない。
リードナット303は板バネ部材308と当接した後も、ステッピングモータ301(異常動作で所定の電流が流れ続けている)の駆動力によって、板バネ部材308の弾性力にかかわらずステッピングモータ301側に向かって進む(そのように、板バネ部材308の弾性力が調整されている)。そして、リードナット303とリードスクリュ302の螺合が外れる。なお、リードスクリュ302には、リードナット303との螺合が外れても、リードナット303がステッピングモータ301に衝突しないだけの十分な距離が設けられている。
リードスクリュ302との螺合が外れたリードナット303は、板バネ部材308の付勢力でリードスクリュ302のネジ山側に押されてリードスクリュ302と螺合しようとする。しかし、ステッピングモータ301の駆動力によって、異常動作中はリードスクリュ302との螺合が外れた状態となる。
動作異常が解消されると、リードナット303は、板バネ部材308の付勢力によってリードスクリュ302のネジ山側に押される。そして、ステッピングモータ301によってリードスクリュ302が逆回転され、リードナット303はリードスクリュ302と螺合する。なお、通常は、リードスクリュ302はスラスト方向(図7に矢印で示す)にガタを有する。このために、板バネ部材308は、このガタの存在にもかかわらず、リードナット303がリードスクリュ302と螺合できるように、その位置及び弾性力が調整されている。
なお、詳細には、部品寸法等によって生じる組み立てガタもあり、板バネ部材308の弾性力等はこの点も考慮して調整する必要がある。
以上のように、本実施形態のレンズ駆動機構30によれば、板バネ部材308によってリードナット303がステッピングモータ301に衝突しないように形成されている。このために、リードナット303とリードスクリュ302との間で食い付きが起こる可能性を低減できる。また、板バネ部材308の存在により、動作異常解消後にリードナット303とリードスクリュ302との螺合を復帰させることも可能である。
なお、本実施形態においては、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301に向かって進み続けようとする場合にのみ、板バネ部材308によって食い付きを防止する構成としている。この点、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301から離れる方向に進み続けようとする場合も起こり得る。しかし、本実施形態のレンズ駆動機構30によれば、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301から離れる方向に進み続けようとする場合には、与圧バネ306の存在により、リードナット303とリードスクリュ302との間で食い付きが起こる可能性が低い。このため、本実施形態のレンズ駆動機構30においては、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301から離れる方向に進み続けようとする場合における食い付き防止用の板バネ部材は設けないこととしている。
以上に示した実施形態は一例であり、本発明のレンズ駆動機構及び光ピックアップは、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、レンズ駆動機構が備える板バネ部材の構成について、本実施形態の構成に限定される趣旨ではない。すなわち、例えば、図8(a)や図8(b)に示すような構成でも構わない。図8(a)及び図8(b)はいずれも、レンズ駆動機構が備える板バネ部材の変形例を示すものである。いずれの本実施形態も、本実施形態の板バネ部材308と比較して、第2の部分3082の構成を変形している。ただし、本実施形態の構成の方が、リードナット303との接触面積を多く確保できる点、及び特殊なバネ鋼を用いることなく所望の弾性力を得やすい点で好ましい。
また、本実施形態においては、異常動作により、リードナット303がステッピングモータ301に向かって移動し続けようとする場合に、リードナット303とリードスクリュ302の螺合が外れる構成とした。しかし、このような構成に限定されない。すなわと、リードナット303はリードスクリュ302と螺合したままで、板バネ部材308の弾性力の調整で、リードナット303とリードスクリュ302の間で食い付きが発生しない構成としても構わない。
また、本実施形態においては、リードナット303がステッピングモータ301に近づく場合における食い付きの発生を防止する構成とした。しかしながら、例えば与圧バネ306及びリードナット303を設ける位置が、レンズホルダ304を基準に、本実施形態の場合と反対となる構成もあり得る。このような場合には、異常動作によってリードナット303がステッピングモータ301から離れる方向に移動を続けた場合に食い付きが発生する可能性がある。このような構成の場合には、リードスクリュ302のステッピングモータ301側とは反対のネジ端部近傍62(図7参照)で、板バネ部材308がリードナット303に当接するように、板バネ部材308を配置すれば良い。なお、この場合には、板バネ部材308は、リードナット303が当接すると、リードナット303をネジ端部61がある側に向かって付勢することになる。
また、本実施形態においては、レンズ駆動機構30は、コリメートレンズを光軸方向に移動するレンズ駆動機構であることとした。しかし、これに限らず、他のレンズを光軸方向に移動するレンズ駆動機構に対しても、当然本発明は適用できる。例えば、球面収差の補正を行うために使用されるエキスパンダーレンズを駆動するために用いられるレンズ駆動機構に対しても、本発明は適用可能である。更に、本発明のレンズ駆動機構は、光ピックアップ以外の光学装置に搭載されるレンズ駆動機構であってもよい。
また、以上に示した実施形態では、光ピックアップはブルーレイディスク(BD)用であるとした。しかし、球面収差の補正を行うために、レンズを光軸方向に移動する構成が適用される光ピックアップに対して本発明は広く適用される。すなわち、光ピックアップによって情報の読み取りや書き込みを行う対象がブルーレイディスク(BD)以外の場合にも、本発明が適用されるのは当然である。
本発明のレンズ駆動機構は、振動衝撃の影響を受け難い。また、本発明のレンズ駆動機構は、異常動作が発生しても食い付きが起こり難く構成を簡易な構成で実現している。したがって、本発明のレンズ駆動機構は、光ピックアップ等の光学装置に好適に使用される。
は、本実施形態の光ピックアップの構成を示す概略図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構の構成を示す概略斜視図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構が備えるリードナットについて説明するための図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の構成を示す概略斜視図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の構成を示す概略平面図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構における、ステッピングモータと板バネ部材の固定位置について説明するための図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の作用を説明するための図である。 は、本実施形態のレンズ駆動機構が備える板バネ部材の変形例を示すものである。 は、従来のレンズ駆動機構のうち、ティースを用いてレンズを駆動するレンズ駆動機構の構成を説明するための図である。 は、従来のレンズ駆動機構のうち、ナット部材を用いてレンズを駆動するレンズ駆動機構の構成を示す概略平面図である。
符号の説明
1 光ピックアップ
14 コリメートレンズ
30 レンズ駆動機構
61、62 ネジ端部
301 ステッピングモータ(駆動源)
302 リードスクリュ
303 リードナット(ナット部材)
304 レンズホルダ(レンズ保持部)
305a、305b ガイドシャフト(ガイド部材)
306 与圧バネ(付勢部材)
308 板バネ部材
3011 固定部(第1固定部)
3081 第1の部分
3081a 開口部
3081b 腕部
3082 第2の部分
3083 固定部(第2固定部)

Claims (6)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源に取り付けられ、前記駆動源の駆動により回転するリードスクリュと、
    前記リードスクリュと螺合して前記リードスクリュの回転によって可動するナット部材と、
    前記ナット部材の移動に伴って移動するように設けられ、レンズを保持するレンズ保持部と、
    前記ナット部材の移動方向と同一方向に前記レンズ保持部が移動するようにガイドするガイド部材と、
    を備えるレンズ駆動機構であって、
    前記ナット部材が、前記リードスクリュのいずれか一方のネジ端部近傍にある場合に、前記ナット部材を他方のネジ端部がある側に向かって付勢する板バネ部材を設け、
    前記板バネ部材は、天板となる第1の部分と、前記第1の部分に対して折り曲げられた部分であって、前記ナット部材と当接する部分を有する第2の部分と、から成り、
    前記第2の部分は前記ナット部材と当接しない非当接腕部と、前記非当接腕部の内側に位置して前記ナット部材と当接する当接腕部と、前記当接腕部に挟まれ前記ナット部材へ前記リードスクリュを挿通する挿通部と、からなる逆Mの字状に形成したことを特徴とするレンズ駆動機構。
  2. 前記レンズ保持部を前記駆動源側に付勢する付勢部材が更に設けられ、
    前記ナット部材は前記レンズ保持部よりも前記駆動源側に配置され、
    前記板バネ部材は、前記リードスクリュの前記駆動源側のネジ端部近傍にある前記ナット部材を付勢することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動機構。
  3. 前記駆動源には、ベース部材に固定するための第1固定部が設けられ、
    前記バネ部材には、前記ベース部材に固定するための第2固定部が設けられ、
    前記第1固定部と前記第2固定部とは、前記ベース部材に同一位置で固定されることを特徴とする請求項2に記載のレンズ駆動機構。
  4. 前記第1の部分には、開口部と前記開口部を挟むように設けられる2つの腕部とが設けられ、前記2つの腕部が、逆Mの字状に形成される前記第2の部分と繋がっていることを特徴とする請求項に記載のレンズ駆動機構。
  5. 請求項1からのいずれかに記載のレンズ駆動機構を備えることを特徴とする光ピックアップ。
  6. 前記レンズはコリメートレンズであって、前記コリメートレンズは前記レンズ駆動機構によって光軸方向に沿って移動されることを特徴とする請求項に記載の光ピックアップ。
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