JPS639078A - 情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は記録媒体に情報を記録及び／又はこの記録され
た情報を再生するための装置に関するものであり、より
詳細には記録媒体の情報を処理するためのヘッド部を記
録媒体に対して相対的に移動するための送り機構に関す
る。

（従来の技術） 従来、この種の情報記録再生装置において、記録又は再
生ヘッドを情報記録媒体に対して移動せしめるには、例
えば第４図及び第５図に示した送り機構が用いられてい
た。

即ち、ディスク状の情報記録媒体１の上部には、枠体２
に配設したガイドシャフト３に移動可能に挿着した磁気
ヘッド等の比較的軽量のヘッド本体４と、該ヘッド本体
４の移動方向（＆−ｂ方向）と略平行にリードスクリ、
Ｌ−５を並設し、前記ヘッド本体４の端面に固着した円
柱状の係合部材６がリードスクリ＆−５のねじ溝に係合
されている。

そして、リードスクリュー５に連結したステップモータ
等の駆動モータ７を回動させるととＫより、リードスク
リー−５のねじ溝に係合した保合部材６を介してヘッド
本体４をａ−ｂ方向に往復移動させ、情報の記録又は再
生を行うことができる。

また、リードスクリュー５のねじ溝に係合した係合部材
６は、ヘッド本体４の荷重を支える機能も兼ねている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のような従来の送り機構においては、ヘッド本体４
が例えばｂ方向に送られ枠体２の腕部２ｂに当接した状
態で更に駆動モータ７がヘッド本体４をｂ方向に送る方
向に回転した場合、第５図（、）及び（ｂ）　Ｋ示すよ
５に、ヘッド本体４が腕部２ｂに当接したｉｔ係合部材
６はリードスクリ。

−５のねじ山に乗り上げたりねじ溝に係合したりする動
作を継続的に繰り返する。

この状態で駆動モータ７が逆方向に回転すると係合部材
６は再びねじ溝と係合しヘッド本体４はａ方向に移動す
ることができる。

これらの動作はヘッド本体４が鳳方向に移動して腕部２
ａに当接した場合においても同様である。

従って、誤まって駆動モータ７が暴走した場合でもヘッ
ド本体４の移動は枠体２の腕部２ａ又は２ｂにより停止
するからヘッド本体４及びその周辺の装置が破損するよ
うなことはない。

しかしながら、このように構成された送り機構では、上
述のように、保合部材６がリードスクリュー５のねじ山
に乗り上げたり、ねじ溝に係合したりする動作を繰り返
す際、同時にヘッド本体４も保合部材６の動作に伴って
上下に振動してしまう。しかもこの振動は幾分衝撃を伴
うものであるから、特に、上記のような機構を光ヘッド
などのような比較的重量が重く精密に構成されたヘッド
に用いた場合、ヘッド本体の振動によってその内部の部
品の特性が劣化してしまうという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上述のような問題点を解決するために成された
もので、その問題点は本発明の情報記録媒体に対して記
録又は再生用ヘッドをリードスクリューにより移動して
情報の記録又は再生を行う情報記録再生装置において、
前記リードスクリューの少々くとも片端部に無ねじ部を
備えるとともに前記ヘッドが片端部に移動した時前記ヘ
ッドを反対方向に押しもどすための手段を備えることを
特徴とする情報記録再生装置により解決されろ。

（実施例） 以下本発明の実施例について添付図面を参照しつつ税目
する。

第１図は本実施例装置の全体斜視図、第２図は本実施例
装置の要部を示す部分側面図、第３図は本発明の他の実
施例の斜視図である。なお、これら図中において第４図
における従来装置と同一機能を示す部分には同一の符号
が付しである。

第１図において、１はディスク状の情報記録媒体、２は
腕部２ａｔ２ｂを具備する枠体、３は枠体２に配設した
ガイドシャフト、４はガイドシャフト３に移動可能に挿
着したヘッド本体、５はヘッド本体４の移動方向と略平
行に並設された螺旋状のねじ溝を有するリードスクリュ
ー、６はヘッド本体４の端面に固着した円柱状の保合部
材であってリードスクリュー５のねじ溝に係合されてい
る。

本実施例の以上の構成は従来装置のものと略同様である
から詳細な説明は省略するが、本実施例においては、リ
ードスクリュー５はその両端部において無ねじ部８ｍ、
８ｂを有するように形成されており、さらに枠体２の両
腕部２　ａ　ｅ　２　ｂの夫夫の内側面には板ばね９ａ
＊９ｂが固着され、ガイドシャフト３に沿って移動する
ヘッド本体４の両側面の夫々がこの板ばね９ｍ、９ｂに
当接できるようにされている。

前記リードスクリュー５の無ねじ部８　ａ　＊　８　ｂ
の無ねじ区域幅は、第２図に示すように、ヘッド本体４
が例えばｂ方向に移動して板ばね９ｂを押圧するに到り
た際、ヘッド本体４の係合部材６がねじ山の終端部の外
側に位置し、かつねじ山の斜面部に当接した状態になる
ような幅とすることが肝要である。

こうすることにより、例えばヘッド本体４が板ばね９ｂ
に押圧されるに到るまでｂ方向に移動すると、ヘッド本
体４の係合部材６はリードスクリュー５の無ねじ部区域
８ｂに係合する状態となる。

従って、更にリードスクリュー５がヘッド本体４をｂ方
向に送る方向に回転してもヘッド本体４は上下方向に振
動することなく、板ばね９ｂに押圧された状態を保つ。

次いで駆動モータ７が逆方向に回転し始めると、これに
伴いリードスクリュー５も逆方向に回転するとともＫヘ
ッド本体４は板ばね９ｂの弾性によりａ方向に付勢され
、再び係合部材６はねじ溝に係合した状態となる。以後
、リードスクリュー５の回転により係合部材６は螺旋状
のねじ溝に案内されながらヘッド本体４をａ方向に送る
。

なお、枠体２の腕部２ａ付近におけるヘッド本体４の動
作は上述の腕部２ｂ付近における動作と同様であるから
説明は省略する。

次に本発明の他の実施例につき第３図を参照しつつ説明
する。

本実施例は、特に光学情報が記録された光カードのよう
なカード状及びシート状の情報記録媒体に適合するもの
である。

２枚の並立する枠体１０ｍ＋１０ｂ間には２本のがイド
シャツ）ｌｌｃ、ｌｉｄが間隔をあけて略平行に架設さ
れており、光ヘッド１２は軸受１３ｃｔ１３ｄを介して
これらガイドシャフト１１ｃ、ｌｉｄに挿着され図中ａ
−ｂ方向へ移動可能とされている。光ヘッド１２の軸受
１３ｄ周辺においてはＵ字溝１４が設けられ、この部位
においてはガイドシャ７）１１ｄに取り付けられた軸受
１３ｄは図中ｃ−ｄ方向に摺動可能とされている。従っ
て、ガイドシャフト１１ｅ＊１１ｄの平行度に多少の誤
差があっても、光ヘッド１２はａ−ｂ方向に滑らかに移
動することができる。

光ヘッド１２の端面には円柱状の幾分弾性を有する保合
部材１５が固着しである。枠体１０ａｗ１０ｂ間には係
合部材１５と保合可能なねじ溝を備えるリードスクリュ
ー１６が前記ガイドシャツ）１１ｃｓｌｌｄと略平行に
架設されている。上記光ヘッド１２の係合部材１５は図
示のよ５にリードスクリュー１６の下側からこのリード
スクリュー１６をわずかに押し上げるように設けられて
おり、保合部材１５とリードスクリュー１６はリードス
クリュー１６の凹入時においても常に密接した状態に保
たれる。又、前記実施例ではヘッド本体の荷重をシャフ
トと保合部材とで支持していたが、本実施例では２本の
ガイドシャ７）１１ｃ。

ｌｉｄにより支持し得るので、ヘッドのｆｆ１ｔが重い
場合でも保合部材６に負担がかからず、光−。

ド１２の移動時においても保合部材６とリードスクリュ
ー１６のねじ溝面との摩擦が少なくてすむから、係合部
材１５は滑らかな動作でねじ溝を案内され得る。

リードスクリュー１６の両端には前記実施例と同様の無
ねじ部１７ａｔ１７ｂが設けられており、この無ねじ部
１７ａ＊１７ｂと係合部材１６との当接状況は前記実施
例におけると同様の作動を有するようにされている。た
だし、本実施例においては、前記実施例の板ばねの代わ
りに光ヘッド１２の両側と枠体１０ａｔｌＯｂ内側とに
それぞれ対向磁極を有する磁石１８ａｔ１８ｂ＊１９ａ
＊１９ｂが固着されており、磁石１８ｍと１８ｂ及び磁
石１９＆と１９ｂの反発力により上記実施例で用いた板
ばねの弾性の役割を果す。

枠体１０ｍの内側面には、ローラ２０　ａ　＊　２０ｂ
が微少間隔をあけて上下方向に並設されており、ローラ
２０ｍと２０ｂとで光カード２１を挾み込んでこの光カ
ード２１を光ヘッド１２下方付近においてｃ−ｄ方向に
往復移動することができるようにされている。なお、こ
れらローラ２０ｍ。

２０ｂＯ回動は不図示の適当な駆動手段により行なわれ
る。

又、リードスクリュー１６の回動はステ、ピングモータ
２２などの駆動手段により行うことができる。

本実施例装置の作用については前記実施例で説明したも
のと同様であるが、本実施例装置においては上述した様
に比較的重いヘッドを使用する場合にも適合でき、又本
実施例の説明中冒頭でも述べたように、本実施例装置は
特にカード状及びシート状の情報記録媒体に適合するこ
とは本実施例装置の構成上容易に理解され得る。

（発明の効果） 以上説明した様に、本発明装置においてはヘッドに設け
である保合部材を案内するためのリードスクリューの両
端に無ねじ部を設けることＫより、駆動モータが誤まっ
て暴走した場合でもヘッドが枠体により移動を阻止され
るとともに枠体近傍において上下方向に振動することが
ないから、ヘッド内の各種部品も損傷を受けたり衝撃を
受けたりすることがなくその特性にも劣化が生じること
はない。

又、駆動モータが所定量以上回転するようなことがあっ
ても、本装置は何ら悪影響を受けず、ヘッドが枠体近傍
に到った場合でも駆動モータが逆回転するとリードスク
リューのねじ溝とヘッドの保合部材とがただちに係合し
て、ヘッドを逆方向に送ることができるから、駆動モー
タの暴走を防止するためのへ、どの位置検出手段も少な
くてすむ。

さらに、本発明装置においてはヘッドの全移動域におい
てヘッドに上下方向の振動が生じないため、ヘッドを２
本のシャフトで保持することが可能であり、比較的重い
ヘッドを用いた場合でもヘッドの滑らかな移動が期待で
き、しかもリードスクリューの摩耗も抑えられる。

なお、本発明装置に適合しうろ情報記録媒体はディスク
状、カード状及びシート状の記録媒体にまで及び得る。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る実施例装置の全体斜視図、第２図
はその要部を示す部品側面図、第３図は本発明の他の実
施例の斜視図、第４図は従来装置の全体斜視図、第５図
はその要部を示す部品側面図である。 ２・・・枠体、３・・・ガイドシャフト、４・・・ヘッ
ド本体、５・・・リードスクリュー、６・・・保合部材
、８ａ。 ８ｂ・・・無ねじ部。 代理人　弁理士　　山　下　穣　子 弟１図 Ｑ−一一一−ｂ 第２図 ａ　　　　ｂ　　　　　　　　　（ｂ）ａ４−＋ｂ 第３ＦｊＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報記録媒体に対して記録及び１又は再生用ヘッ
   ドをリードスクリューにより移動して情報の記録、再生
   を行う情報記録再生装置において、前記リードスクリュ
   ーの少なくとも片端部に無ねじ部を備えるとともに前記
   ヘッドが片端部に移動した時前記ヘッドを反対方向に押
   しもどすための手段を備えることを特徴とする情報記録
   再生装置。