JP2575168Y2 - キャリッジガイド機構 - Google Patents

キャリッジガイド機構

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JP2575168Y2
JP2575168Y2 JP1992043896U JP4389692U JP2575168Y2 JP 2575168 Y2 JP2575168 Y2 JP 2575168Y2 JP 1992043896 U JP1992043896 U JP 1992043896U JP 4389692 U JP4389692 U JP 4389692U JP 2575168 Y2 JP2575168 Y2 JP 2575168Y2
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roller
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキャリッジガイド機構に
係り、特に組立作業が容易に行えるよう構成したキャリ
ッジガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光磁気ディスク装置では、光学ヘ
ッドをリニアアクチュエータによりディスク半径方向に
移動させて記録又は再生を行うようになっている。リニ
アアクチュエータは、平行に設けられた一対の棒状コア
と、光学ヘッドを支持するキャリッジに設けられ一対の
棒状コアに嵌合する一対のコイルとよりなる。尚、一対
の棒状コアは各コイルの中空部を貫通して遊嵌するよう
にシャーシ上に装架されている。
【0003】そして、キャリッジはコイルに通電される
と、一対の棒状コアと平行に配された一対のガイドシャ
フトにガイドされて移動する。図7に従来のキャリッジ
ガイド機構を示す。同図中、光学ヘッド1を支持するキ
ャリッジ2は、ほぼ平板状に形成され両端近傍に一対の
ガイドシャフト3a,3bが挿通されるオイルレスメタ
ルにより形成された円筒状の軸受4が設けられている。
この構成では、キャリッジ2の移動方向に延在する軸受
4内にガイドシャフト3a,3bが貫通しているため、
キャリッジ2の移動時は軸受4の内周全体に摺動抵抗が
作用して負荷が大きいといった問題がある。
【0004】そのため、図8に示すようなキャリッジガ
イド機構が提案されている。同図中、光学ヘッド1を支
持するキャリッジ2は、偏平な六角形状に形成され、両
側の傾斜面にはシャーシ上に固定された一対のガイドシ
ャフト3a,3bを転動するローラ5が設けられてい
る。一方のガイドシャフト3a側には2個のローラ5が
当接し、他方のガイドシャフト3b側には4個のローラ
5が当接している。そして、上側と下側に配された各ロ
ーラ5は略90度の方向よりガイドシャフト3a,3b
の外周に当接する。
【0005】ガイドシャフト3aに当接するローラ5は
一端がキャリッジ2にネジ止めされた板6に支持されて
おり、板6の他端はキャリッジ2内に設けられたトーシ
ョンバネ7の弾撥力によりガイドシャフト3a側に押圧
される。そのため、板6に支持されたローラ5がガイド
シャフト3aに押圧され、且つその反作用で反対側のロ
ーラ5がガイドシャフト3bに押圧される。
【0006】又、図9に別のキャリッジガイド機構を示
す。同図中、キャリッジ2の両側にはV溝を有する3個
の鍔付ローラ8が設けられている。一方のガイドシャフ
ト3aは断面が平行四辺形とされた押圧ブロック9の斜
面9aに当接し、他方のガイドシャフト3bはシャーシ
に固定される。又、押圧ブロック9はコイルバネ10に
より下方に押圧されているため、ガイドシャフト3bが
鍔付ローラ8のV溝に嵌合するように横方向にされる。
よって、キャリッジ2の両側に配設された各鍔付ローラ
8は一対のガイドシャフト3a,3bにガタツキなく摺
接する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、図8に示す
従来の機構では、図7に示す構成に比べて摺動抵抗が小
さいのでキャリッジ2を駆動する際の負荷が小さく、高
速シーク動作が可能となる反面、板6及びトーションバ
ネ7などのキャリッジ2にローラ5をガイドシャフト3
bに押圧する機構の部品点数が増えて構成が複雑化する
といった課題がある。又、上記機構では、部品点数の増
加によりキャリッジ2が大型化してしまい、より広いス
ペースを要することになり、装置の小型化,軽量化を妨
げてしまうといった課題がある。
【0008】さらに、図9に示すキャリッジガイド機構
では、押圧ブロック9及びコイルバネ10などを有する
構成であるので、キャリッジ2の鍔付ローラ8をガイド
シャフト3bに押圧する機構の部品点数が増加して組立
作業にかなりの手間がかかるといった課題がある。
【0009】そこで、本考案は上記課題を解決したキャ
リッジガイド機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、キャリッジの
一側に設けられた第1のガイドローラを第1のガイドシ
ャフトに摺接させ、キャリッジの他側に設けられた第
2のガイドローラを第2のガイドシャフトに摺接させ、
1,第2のガイドシャフトに沿って該キャリッジの移
動をガイドするキャリッジガイド機構において、前記第
1のガイドシャフトを磁性材により形成し、前記第1の
ガイドローラを前記第1のガイドシャフトの外周に対し
斜め方向から摺接するように配設し、前記第2のガイド
ローラを上下に鍔を有する形状とし、前記第2のガイド
シャフトの外周に対し横方向から摺接して該上下の鍔部
間に前記第2のガイドシャフトのうち少なくとも一部が
位置するように配設し、前記キャリッジに前記第1のガ
イドローラを磁力により前記磁性材のガイドシャフトに
押圧するガイドローラ押圧用磁石を配設し、前記ガイド
ローラ押圧用磁石により、前記第1のガイドローラは前
記第1のガイドシャフトの外周に斜め方向から押圧さ
れ、且つその反作用により前記第2のガイドローラは前
記第2のガイドシャフトの外周に対し横方向から押圧さ
前記キャリッジは前記第2のガイドローラが前記第
2のガイドシャフトに押圧されて位置決めされるよう構
成されたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】従って、本考案によれば、キャリッジの片側に
配設されたガイドローラ押圧用磁石の吸引力により、第
1のガイドローラが第1のガイドシャフトの外周に斜め
方向から押圧され、且つその反作用により第2のガイド
ローラが第2のガイドシャフトの外周に対し横方向から
押圧されるため、ばね等を使用せずにキャリッジの両側
に配設された第1,第2のガイドローラを第1,第2の
ガイドシャフトにがたつきなく摺接させることができ、
これによりキャリッジの左右方向及び上下方向の摺動位
置を規制することができると共に、キャリッジが左右方
向に傾きにくく、キャリッジを安定且つスムーズに移動
させることが可能になる。
【0012】しかも、第2のガイドローラを上下に鍔を
有する形状とし、第2のガイドシャフトの外周に対し横
方向から摺接して上下の鍔部間に第2のガイドシャフト
が摺接するため、第2のガイドローラが第2のガイドシ
ャフトから外れにくく第2のガイドシャフトを基準位置
としてキャリッジの摺動位置が位置決めされるように構
成することができる。
【0013】また、ガイドローラ押圧用磁石の磁力が磁
性材よりなる第1のガイドシャフトに作用して第1のガ
イドローラを第1のガイドシャフトに押圧することによ
り、第2のガイドシャフトを基準に第1のガイドシャフ
トに摺接する第1のガイドローラの位置を規制すること
ができるので、キャリッジの摺動位置を高精度に位置決
めすることができる。
【0014】
【実施例】図1乃至図4に光磁気ディスク装置に適用さ
れたキャリッジガイド機構の一実施例を示す。各図中、
光磁気ディスク装置11ではターンテーブル12上にデ
ィスク(図示せず)が載置されると光学ヘッド13をデ
ィスク半径方向(A,B方向)に移動させて記録再生が
行われる。光学ヘッド13はリニアアクチュエータ14
により駆動され平行に配された第1,第2のガイドシャ
フト15,16にガイドされてA,B方向に移動する。
第1,第2のガイドシャフト15,16は両端部分がシ
ャーシ17上に固定されており、夫々平行となるように
配されている。
【0015】尚、第1,第2のガイドシャフト15,1
6のうち少なくとも、第1のガイドシャフト15は強磁
性材(例えば鉄等)の丸棒材よりなり、その表面をメッ
キしてなる。第1のガイドシャフト15側には後述する
ように磁石26,27の磁力を利用したキャリッジガイ
ド機構30が設けられている。
【0016】リニアアクチュエータ14は、シャーシ1
7上に設けられA,B方向に延在する一対の棒状コア1
8,19と、一対の棒状コア18,19に嵌合するコイ
ル20,21とよりなる。上記コイル20,21及び光
学ヘッド13は上記リニアアクチュエータ14に駆動さ
れてA,B方向に移動するキャリッジ22に支持されて
いる。又、キャリッジ22は、中央部に光学ヘッド13
が収納される収納部22aと、一対のコア18,19が
挿通される貫通孔22b,22cとを有し、両側のコイ
ル20,21の近傍にはラジアルベアリング構造のガイ
ドローラ23、一対の鍔付ガイドローラ24,25を回
転自在に支持する支持部22d〜22fを有する。
【0017】図5に示すように、コイル20側のガイド
ローラ23はキャリッジ22の支持部22dに設けられ
た傾斜面22gに回転自在に支承されている。この傾斜
面22gは、キャリッジ22の左右方向に延在する横方
向の線に対して約50度傾斜している。
【0018】そのため、傾斜面22gに配設されたガイ
ドローラ23は、第1,第2のガイドシャフト15,1
6の軸線と直交する左右方向に対して約50度傾斜して
おり、その円筒状の外周が第1のガイドシャフト15の
外周に対して斜め上方より摺接する。
【0019】又、コイル21側の一対の鍔付ガイドロー
ラ24,25は第2のガイドシャフト16に対し横方向
から摺接する。尚、第2のガイドシャフト16はガイド
シャフト15より小径であり、鍔付ガイドローラ24,
25の上下端部に突出する鍔部間に位置する。
【0020】上記キャリッジ22の支持部22dはガイ
ドローラ23が設けられた傾斜面22gの前後より側方
に突出する一対の腕部22h,22iを有する。この一
対の腕部22h,22iの下面、即ち第1のガイドシャ
フト15に対向する部分に四角形状のガイドローラ押圧
用の磁石26,27(各図中、ナシ地模様で示す)が固
着されている。
【0021】キャリッジガイド機構30は上記第1のガ
イドシャフト15、ガイドローラ23、磁石26,27
とより構成されている。ここで、キャリッジガイド機構
30の作用について説明する。図6に示すように、一方
の磁石26はガイドローラ23の左側に位置し、他方の
磁石27はガイドローラ23の左側に位置するように設
けられている。又、一対の磁石26,27は互いに極性
が逆向きになるように設けられており、本実施例では、
一方の磁石26はN極が上、S極が下となる向きに固着
され、他方の磁石27は上記磁石26とは逆にS極が
上、N極が下となる向きに固着されている。
【0022】第1のガイドシャフト15が強磁性材によ
り形成されているので、キャリッジ22は片側に配設さ
れた一対の磁石26,27からの磁力により第1のガイ
ドシャフト15側に吸引される。そのため、一対の磁石
26,27間に傾斜して設けられたガイドローラ23が
第1のガイドシャフト15の外周に押圧される。尚、一
対の磁石26,27は第1のガイドシャフト15と非接
触であり、傾斜面22gに配設されたガイドローラ23
のみがガイドシャフト15に摺接する。
【0023】又、一対の磁石26,27からの磁力によ
る押圧力はガイドローラ23の両側に位置する一対の腕
部22h,22iに均等に作用するため、1個のガイド
ローラ23が第1のガイドシャフト15に摺接するだけ
でもキャリッジ22は傾くことなくガイドされる。さら
に、ガイドローラ23が斜め上方より第1のガイドシャ
フト15に押圧されるため、その反作用によりコイル2
1側の一対の鍔付ガイドローラ24,25は他方のガイ
ドシャフト16に横方向から押圧される。
【0024】そのため、キャリッジ22の片側に配設さ
れた一対の磁石26,27の吸引力により、ガイドロー
ラ23がガイドシャフト15の外周に斜め方向から押圧
され、且つその反作用によりガイドローラ24がガイド
シャフト16の外周に対し横方向から押圧されるため、
ばね等を使用せずにキャリッジ22の両側に配設され
ガイドローラ23,24,25をガイドシャフト15,
16にがたつきなく摺接させることができ、これにより
キャリッジ22の左右方向及び上下方向の摺動位置を規
制することができると共に、キャリッジ22が左右方向
に傾きにくく、キャリッジ22を安定且つスムーズに移
動させることが可能になる。
【0025】よって、キャリッジ22が円滑に移動でき
るとともにキャリッジ22を小型化できシーク動作の高
速化にも対応することができる。さらに、従来よりも部
品点数を削減して構成の簡略化を図ることができ、組立
工程での作業効率を上げて生産性を高めることができ
る。
【0026】しかも、ガイドローラ24,25を上下に
鍔を有する形状とし、ガイドシャフト16の外周に対し
横方向から摺接して上下の鍔部間にガイドシャフト16
が摺接するため、ガイドローラ24,25がガイドシャ
フト16から外れにくくガイドシャフト16を基準位置
としてキャリッジ22の摺動位置が位置決めされるよう
に構成することができる。
【0027】また、磁石26,27の磁力が磁性材より
なるガイドシャフト15に作用してガイドローラ23を
ガイドシャフト15に押圧することにより、ガイドシャ
フト16を基準にガイドシャフト15に摺接するガイド
ローラ23の位置を規制することができるので、キャリ
ッジ22の摺動位置を高精度に位置決めすることができ
る。
【0028】従って、キャリッジ22は両側のガイドロ
ーラ23、鍔付ガイドローラ24,25の転動により第
1,第2のガイドシャフト15,16に沿ってがたつき
なくスムーズ、且つ低負荷でA,B方向に移動できる。
そのため、キャリッジ22に設けられた光学ヘッド13
は、リニアアクチュエータ14の駆動力により第1,第
2のガイドシャフト15,16にガイドされてA,B方
向に移動する際、光磁気ディスク(図示せず)に高密度
に記録されたトラックピッチに応じて精密な制御が可能
となる。
【0029】又、上記キャリッジガイド機構30は従来
の構成(図8、図9参照)よりも部品点数を削減して構
成の簡略化を図ることができ、従来のようにバネを組み
込む必要がないので、組立工程での作業効率を上げて生
産性を高めることができる。しかも、ガイドローラ23
が摺接する第1のガイドシャフト15は強磁性材に形成
され、且つ上記磁石26,27からの磁界中に横架され
ているため、磁束は図6中矢印で示すように第1のガイ
ドシャフト15及びキャリッジ22を通ることになる。
従って、第1のガイドシャフト15及びキャリッジ22
は磁石26,27とともに磁気回路を構成する。よっ
て、磁石26,27からの磁界が漏れにくくなり、例え
ば光学ヘッド13内のアクチュエータあるいはリニアア
クチュエータ14などに磁気的な影響を与えず、トラッ
キングずれなどの発生が防止されている。
【0030】又、キャリッジ22の下面には上記一対の
磁石26,27に対向するように突出するストッパ2
8,29が設けられている。このストッパ28,29は
振動などによりキャリッジ22が上下動してガイドロー
ラ23がガイドシャフト15から離間しても、ストッパ
28,29が第1のガイドシャフト15に当接してキャ
リッジ22の上動を規制する。これにより、キャリッジ
22はガイドシャフト15から脱落せず、再び磁石2
6,27の磁力によりガイドローラ23が第1のガイド
シャフト15に摺接した状態に復帰できる。
【0031】尚、上記実施例では、ガイドローラ23の
前後に一対の磁石26,27を設けたが、磁石の数及び
位置はこれに限らず、磁石を1個あるいは2個以上にし
ても良い。磁石を1個にした場合、磁石の前後に一対の
ガイドローラ23を設けてバランスをとる。
【0032】また、上記実施例では光磁気ディスク装置
を例に挙げて説明したが、本発明はこれ以外の記録再生
装置にも適用できるのは勿論である。
【0033】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、キャリッ
ジの片側に配設されたガイドローラ押圧用磁石の吸引力
により、第1のガイドローラが第1のガイドシャフトの
外周に斜め方向から押圧され、且つその反作用により第
2のガイドローラが第2のガイドシャフトの外周に対し
横方向から押圧されるため、ばね等を使用せずにキャリ
ッジの両側に配設された第1,第2のガイドローラを第
1,第2のガイドシャフトにがたつきなく摺接させるこ
とができ、これによりキャリッジの左右方向及び上下方
向の摺動位置を規制することができると共に、キャリッ
ジが左右方向に傾きにくく、キャリッジを安定且つスム
ーズに移動させることが可能になる。
【0034】そのため、キャリッジが円滑に移動できる
とともにキャリッジを小型化できシーク動作の高速化に
も対応することができる。さらに、従来よりも部品点数
を削減して構成の簡略化を図ることができ、組立工程で
の作業効率を上げて生産性を高めることができる。
【0035】しかも、第2のガイドローラを上下に鍔を
有する形状とし、第2のガイドシャフトの外周に対し横
方向から摺接して上下の鍔部間に第2のガイドシャフト
が摺接するため、第2のガイドローラが第2のガイドシ
ャフトから外れにくく第2のガイドシャフトを基準位置
としてキャリッジの摺動位置が位置決めされるように構
成することができる。
【0036】また、ガイドローラ押圧用磁石の磁力が磁
性材よりなる第1のガイドシャフトに作用して第1のガ
イドローラを第1のガイドシャフトに押圧することによ
り、第2のガイドシャフトを基準に第1のガイドシャフ
トに摺接する第1のガイドローラの位置を規制すること
ができるので、キャリッジの摺動位置を高精度に位置決
めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になるキャリッジガイド機構の一実施例
が適用された光磁気ディスク装置の斜視図である。
【図2】キャリッジの平面図である。
【図3】キャリッジの正面図である。
【図4】キャリッジの側面図である。
【図5】本考案の要部を説明するための一部切截断面図
である。
【図6】磁石の作用を説明するためのキャリッジの側面
図である。
【図7】従来のキャリッジガイド機構を説明するための
図である。
【図8】従来の別のキャリッジガイド機構を説明するた
めの図である。
【図9】従来のさらに別のキャリッジガイド機構を説明
するための図である。
【符号の説明】
11 光磁気ディスク装置 13 光学ヘッド 14 リニアアクチュエータ 15,16 ガイドシャフト 18,19 棒状コア 22 キャリッジ 23 ガイドローラ 24,25 鍔付きローラ 26,27 磁石 28,29 ストッパ 30 キャリッジガイド機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−273383(JP,A) 特開 昭62−177769(JP,A) 実開 昭60−172025(JP,U) 実開 昭63−16658(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジの一側に設けられた第1のガ
    イドローラを第1のガイドシャフトに摺接させ、 キャリッジの他側に設けられた第2のガイドローラを
    第2のガイドシャフトに摺接させ、 1,第2のガイドシャフトに沿って該キャリッジの移
    動をガイドするキャリッジガイド機構において、 前記第1のガイドシャフトを磁性材により形成し、 前記第1のガイドローラを前記第1のガイドシャフトの
    外周に対し斜め方向から摺接するように配設し、 前記第2のガイドローラを上下に鍔を有する形状とし、
    前記第2のガイドシャフトの外周に対し横方向から摺接
    して該上下の鍔部間に前記第2のガイドシャフトのうち
    少なくとも一部が位置するように配設し、 前記キャリッジに前記第1のガイドローラを磁力により
    前記磁性材のガイドシャフトに押圧するガイドローラ押
    圧用磁石を配設し、 前記ガイドローラ押圧用磁石により、前記第1のガイド
    ローラは前記第1のガイドシャフトの外周に斜め方向か
    ら押圧され、且つその反作用により前記第2のガイドロ
    ーラは前記第2のガイドシャフトの外周に対し横方向か
    ら押圧され 前記キャリッジは前記第2のガイドローラが前記第2の
    ガイドシャフトに押圧されて位置決めされる よう構成さ
    れたキャリッジガイド機構。
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JPS61108839A (ja) * 1984-11-01 1986-05-27 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPS62177769A (ja) * 1986-01-31 1987-08-04 Toshiba Corp フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構
JPH02273383A (ja) * 1989-04-14 1990-11-07 Nec Corp 光学ヘッド可動部材保持機構

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