JP2008041214A - 光ピックアップユニット - Google Patents

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【課題】ピックアップレンズが設けられた直動部を更に精度良く移動させることを可能にし、ピックアップレンズの更なる高精度送りを可能にした光ピックアップユニットを提供する。
【解決手段】光ピックアップユニット1において、圧縮コイルバネ20の他端20bに当接する突起部50の採用により、圧縮コイルバネ20自体をガイド面52に所定の力で接触させることができるので、圧縮コイルバネ20が伸縮するときに座屈するような撓み現象を引き起こすことが無くなる。それに伴ってバネ圧に微細な変動が発生し難く、その結果として直動部16を更に精度良く直進運動させることができる。これにより、ピックアップレンズ17の更なる高精度送りを可能にする。
【選択図】図8

Description

本発明は、光磁気ディスクなどのディスク状記録媒体の光による記録・再生に利用される光ピックアップユニットに関するものである。
従来、このような分野の技術として、実開昭63−44272号公報がある。この公報に記載された磁気ディスク装置は、モータにより回転駆動される送りねじ軸と、送りねじ軸に設けられた雄ねじ部に螺合するナット部材と、磁気ヘッドを保持すると共にナット部材と一緒に移動する枠体(直動部)とを有している。そして、送りねじ軸が正転又は逆転すると、磁気ヘッドが設けられた枠体は、ガイドシャフトに沿って往復運動する。このとき、この枠体は、圧縮コイルバネにより付勢されている。
実開昭63−44272号公報
このような従来の磁気ディスク装置に利用されている圧縮コイルバネは、枠体の移動に伴って伸縮運動を行うが、圧縮コイルバネが伸びた状態から徐々に縮んでいくと、コイルバネが座屈するような撓み現象を起こす。このような現象は、バネ圧に微細な変動をもたらし、そのことが、レンズ枠体を精度良く直進運動させる際の妨げになっている。これに対し、光ピックアップ装置は、高精度化が要求されており、ピックアップレンズの送り精度が、読取り/書き込み精度に多大な影響を与えている。
本発明は、ピックアップレンズが設けられた直動部を更に精度良く移動させることを可能にし、ピックアップレンズの更なる高精度送りを可能にした光ピックアップユニットを提供することを目的とする。
本発明に係る光ピックアップユニットは、ベース上で固定されると共に送りネジを有するモータと、送りネジに螺合するナット部と、ナット部の移動に伴って直線的に移動するピックアップレンズと、ピックアップレンズとナット部とを連結し、直線的に移動する直動部と、一端が直動部によって支持され、他端がベース上で固定されたバネ受け部によって支持された圧縮コイルバネと、圧縮コイルバネの周縁に沿うように延在するガイド面と、圧縮コイルバネの他端に当接すると共に、バネ受け部から、圧縮コイルバネの中心軸線の延在方向に突出し、ガイド面に向けて圧縮コイルバネを押圧する突起部と、を備えたことを特徴とする。
この光ピックアップユニットにおいて、モータの駆動によって送りネジが正回転又は逆回転すると、送りネジに螺合しているナット部は直線的に往復動する。そして、ナット部の直線運動は、直動部を介してピックアップレンズを直線的に往復運動させる。このとき、直動部の移動を確実なものにするために、直動部は圧縮コイルバネにより付勢されている。この圧縮コイルバネは、直動部の移動に伴って伸縮運動を行うが、圧縮コイルバネが伸びた状態から徐々に縮んでいく際、圧縮コイルバネの他端に当接する突起部により、圧縮コイルバネ自体をガイド面に所定の力で接触させることができるので、圧縮コイルバネが伸縮するときに座屈するような撓み現象を引き起こすことが無くなる。それに伴ってバネ圧に微細な変動が発生し難く、その結果として直動部を更に精度良く直進運動させることができる。これにより、ピックアップレンズの更なる高精度送りを可能にする。このような構成は、光ピックアップユニットの小型化に伴って、ピックアップレンズの送り精度を更に高精度化させる場合に特に効果を発揮する。
また、ガイド面は、圧縮コイルバネの周縁に沿って円弧状に形成されると共に、圧縮コイルバネの中心軸線方向に延在すると好適である。このような構成によって、圧縮コイルバネをガイド面に沿ってスムーズに伸縮させることができ、バネ圧の微細な変動を更に減少させ、ピックアップレンズの送り精度を更に高めることができる。
本発明によれば、ピックアップレンズが設けられた直動部を更に精度良く移動させることを可能にし、ピックアップレンズの更なる高精度送りを可能にする。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光ピックアップユニットの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、光ピックアップユニット1は、光ピックアップ装置の内部で光磁気ディスクなどのディスク状記録媒体の光による記録・再生に利用され、ネジ止めによって光ピックアップ装置への組み付けを容易にしたタイプのレンズ駆動のユニットである。この光ピックアップユニット1は、ネジ止め用の止め穴2aが設けられた金属製のベース2を有し、このベース2上には、小型のステッピングモータ3が固定されている。このステッピングモータ3は、6mm程度の直径を有するモータ本体3aと、モータ本体3aから突出する出力軸3bと、出力軸3bに固定された送りネジ3cとからなる。
モータ本体3aには、筒状の金属ケース4が設けられ、金属ケース4内は、N極及びS極が交互に着磁されてなるロータが設けられている。ロータの前後には、ロータに回転力を付与する磁気回路としての一対のステータが配置され、ステータには、磁界を発生させるコイルが収容されたヨークが形成されている。ヨークは、外側ヨークと内側ヨークとを有する。
外側ヨーク及び内側ヨークのそれぞれには、ロータの外周面に対向するように配列された環状の磁極歯が設けられており、各磁極歯は櫛状であり、同一円周上で所定のピッチをもって配置されている。ヨーク内に収容されたコイルは、ステータの端子部に電気的に接続されており、コイルには、端子部を介して外部電源から電流が供給される。そして、コイルに流れる電流の向きを順次切り替えることで、ロータがステップ状に回転し、それにともなって出力軸3b及び送りネジ3cがステップ回転する。
また、半球状に形成された出力軸3bの先端部は、ピボット軸受8の凹部8a内に装填され、このピボット軸受8は、出力軸3bの全長に渡って延在するコ字状のシャフト保持金具7に固定されている。そして、このシャフト保持金具7の底部は、枠体6とベース2との間に配置されると共に、枠体6に螺着された止めネジ9によってベース2の上面に固定されている。
さらに、モータ本体3a内の後端には第1の予圧手段10が設けられ、この第1の予圧手段10は、出力軸3bの後端に当接するボール部11と、このボール部11を保持する樹脂製のピボット軸受12と、樹脂製のピボット軸受12を出力軸3bの先端に向けて付勢する圧縮コイルバネ(第1の予圧バネ)13とからなる。この圧縮コイルバネ13は、モータ本体3aの後端部とピボット軸受12との間に配置され、圧縮コイルバネ(第1の予圧バネ)13によって、送りネジ3cは前端側に向けて付勢されている。この第1の予圧手段10により、送りネジ3cにスラスト方向の予圧を発生させ続けることができる。
この第1の予圧手段10によって付勢された送りネジ3cには、円板状のナット部14が螺合され、ナット部14は、送りネジ3cの回転によって直線的に移動する。さらに、ナット部14には、送りネジ3cの回転軸線Lに対して直交する方向(すなわちナット部14の径方向)に突出する摺動部14aが設けられ、この摺動部14aは、回転軸線Lに対して直交して延在する可動アーム(直動部)16に形成されたガイド溝16a内に挿入されている。
このガイド溝16aは、回転軸線Lの方向に一致して延在すると共に、ナット部14の回り止めを可能にしている。また、可動アーム16には、ナット部14の後端面14bに当接するナット支持部16bが設けられている。その結果、ナット部14の摺動部14aが、ガイド溝16aの前端部16cとナット支持部16bとの間に配置されることになり、ナット部14を、ガイド溝16aの端部16cとナット支持部16bとの間で進退させることができる。
さらに、このような可動アーム16の端部には、ピックアップレンズ17及びガイド爪18が設けられている。このガイド爪18は、枠体6に固定され且つ回転軸線L方向に延在するガイド軸19を挟み込んでいる。従って、ガイド爪18がガイド軸19に沿って摺動することにより、可動アーム16を、回転軸線L方向に確実に案内することができる。これによって、ピックアップレンズ17を直線的且つ確実に移動させることができる。
さらに、可動アーム16は、圧縮コイルバネ(第2の予圧バネ)20によって、第1の予圧バネ13と同一の方向に付勢されている。圧縮コイルバネ20の前端は、可動アーム16から垂下したバネ受け片16dにより支持され、圧縮コイルバネ20の後端は、枠体6に設けられたバネ受け部21によって支持され、バネ受け部21は、枠体6を介してベース2に固定されている(図1参照)。この場合、ステッピングモータ3側の第1の予圧バネ13と可動アーム16側の第2の予圧バネ20とが同じ方向に付勢力を有しているので、可動アーム16を付勢する第2の予圧バネ20の付勢力を弱めることができる。これによって、可動アーム16に無理な負荷が加わり難くなるので、可動アーム16の変形が防止され、それに伴って、ピックアップレンズ17の歪みやナット部14の変形を適切に防止することができる。さらに、バネ受け片16dを貫通するように、ガイド軸22が回転軸線L方向に延在し、このガイド軸22の一端は、バネ受け部21に固定され、ガイド軸22の他端は、枠体6に設けられた起立片6aに固定されている(図8参照)。
このような構成の光ピックアップユニット1の可動アーム(直動部)16は、送りネジ3cの回転力と圧縮コイルバネ20の付勢力によって、直線的に進退するが、ステッピングモータ3の動作中に制御ソフトが何らかの事情により誤作動を起こし、送りネジ3cが回転し続けると、送りネジ3cの端部までナット部14が送られて、送りネジ3cとナット部14との噛み込みを起こし、ナット部14の再起動を不能にする虞がある。
そこで、送りネジ3cの前端及び後端には、ネジ山の無い第1及び第2のナット空転部31,32が設けられている。さらに、ピボット軸受8を包囲するように、送りネジ3cの前端側にはナット戻しバネ33が配置されている。このナット戻しバネ33の一端はピボット軸受8に固定され、ナット戻しバネ33の他端は遊端になっている。そして、ナット戻しバネ33は、第1のナット空転部31の途中まで延在している。従って、前側の第1のナット空転部31にナット部14が待機すると、ナット部14は、ナット戻しバネ33の遊端によって送りネジ3cの後端側に向けて付勢され続ける。
このように、送りネジ3cの前後端には、ネジ山の無いナット空転部31,32が設けられているので、モータ動作中に制御ソフトが誤作動を起こすことによって、送りネジ3cの端部までナット部14が送られてしまった場合でも、ナット空転部31,32によって、送りネジ3cとナット部14との噛み込みを適切に防止することができる。これによって、送りネジ3c及びナット部14のネジ山が潰されてしまうことが防止される。
さらに、第1のナット空転部31に待機するナット部14は、送りネジ3cの後端側に向けてナット戻しバネ33により付勢されている。これによって、制御ソフトが正常動作に戻って、送りネジ3cが逆転を開始すると、ナット戻しバネ33の付勢力によりナット部14を送りネジ3cに素早く螺合させることができ、ナット部14を正常な動作に素早く復帰させることができる。この場合、ナット空転部31,32の直径を、送りネジ3cの谷径より僅かに小さくすることで、送りネジ3cが逆転すると同時にナット部14を送りネジ3cに確実に螺合させることができる。
なお、枠体6には、前後一対のフォトセンサ41,42が固定され、可動アーム16に設けられた遮光板43が各フォトセンサ41,42の検知光を遮断することによって、ピックアップレンズ17の初期位置やピックアップレンズ17の前後のエンドの検出が可能になる。
さらに、前述した光ピックアップユニット1には、ピックアップレンズ17の更なる高精度送りを可能にするための対策が施されている。
図8に示すように、圧縮コイルバネ20の一端20aは、可動アーム(直動部)16に設けられたバネ受け片16dによって支持され、圧縮コイルバネ20の他端20bは、ベース2上で固定されたバネ受け部21によって支持されている。さらに、この圧縮コイルバネ20は、捩られた状態で枠体6上に配置されているので、圧縮コイルバネ20の捩りトルクによって、ガイド爪18がガイド軸19に押し付けられるので、可動アーム16をガタ無く直進運動させることができる。
この圧縮コイルバネ20は、可動アーム16の前進時(図3参照)に伸びて、可動アーム16の後退時(図6参照)に縮む。そして、圧縮コイルバネ20が伸びた状態から徐々に縮んでいく際、圧縮コイルバネ20が座屈するような撓み現象を起こす(図10参照)。これにより、バネ圧に微細な変動がもたらされ、そのことが、可動アーム16を精度良く直進運動させる際の妨げになる。特に光ピックアップユニット1は、高精度化が要求されており、ピックアップレンズ17の送り精度が、読取り/書き込み精度に多大な影響を与える。
そこで、バネ受け部21には、圧縮コイルバネ20の他端20bに当接する四角柱形状の突起部50が設けられ、この突起部50は、バネ受け部21の上端側に設けられると共に、バネ受け部21から、圧縮コイルバネ20の中心軸線L1の延在方向に突出する。さらに、この突起部50は、枠体6に設けられたガイド面52に向けて圧縮コイルバネ20を押圧する。図9に示すように、このガイド面52は、枠体6においてガイド軸22の下方に位置すると共に、圧縮コイルバネ20の周縁に沿うように円弧状(略半円状)に形成されている。さらに、ガイド面52は、圧縮コイルバネ20の中心軸線L1方向に延在して、圧縮コイルバネ20が伸長した際の全長に対応できる長さになっている。なお、圧縮コイルバネ20の中心軸線L1とガイド軸22の中心軸線は一致している。
ガイド軸22の下方にガイド面52を設け、ガイド軸22の上方に突起部50を設けることで、圧縮コイルバネ20の伸縮時に、圧縮コイルバネ20をガイド面52に所定の力で接触させることができるので、圧縮コイルバネ20が伸縮する際に、座屈するような撓み現象を引き起こすことが無くなる。特に、圧縮コイルバネ20が伸びた状態から徐々に縮む際に効果を発揮する。その結果として、バネ圧に微細な変動が発生し難く、それに伴って可動アーム(直動部)16を更に精度良く直進運動させることができる。これにより、ピックアップレンズ17の更なる高精度送りを可能にする。このような構成は、光ピックアップユニット1の小型化に伴って、ピックアップレンズ17の送り精度を更に高精度化させる場合に特に効果を発揮する。
さらに、圧縮コイルバネ20の周縁形状に略対応するように、ガイド面52を円弧状に形成すると、圧縮コイルバネ20をガイド面52に沿ってスムーズに伸縮させることができ、これによって、バネ圧の微細な変動を更に減少させ、ピックアップレンズ17の送り精度を更に高めることができる。
前述した構成の光ピックアップユニット1の動作について簡単に説明する。
図1〜図3に示すように、通常の使用状態において、先ず、ステッピングモータ3の送りネジ3cが正回転すると、これに伴ってナット部14が前進する。このとき、圧縮コイルバネ(第2の予圧バネ)20によって可動アーム16は付勢されているので、可動アーム16と一体化したナット支持部16bがナット部14の後端面に当接し続ける。この当接力によって、ナット部14の前進に追従して可動アーム16及びピックアップレンズ17が前進する。また、送りネジ3cが逆回転すると、これに伴ってナット部14が後退する。このとき、ナット部14がナット支持部16bを押し続けるので、ナット部14の後退に追従して可動アーム16及びピックアップレンズ17が後退する。
また、ステッピングモータ3の動作中に制御ソフトが誤作動を起こして、送りネジ3cの正回転が止まらなくなると、ナット部14も前進し続けることになる。そして、図4及び図5に示すように、ナット部14が送りネジ3cの前端すなわち第1のナット空転部31に達し、ナット部14が空転し続けるので、送りネジ3cとナット部14との噛み込みが適切に防止され、送りネジ3c及びナット部14のネジ山の潰れが防止される。
また、ナット部14の前進中において、可動アーム16はエンドストッパなどの機械的ストッパにより所定位置で強制的に停止させられるが、可動アーム(直動部)16には、回転軸線L方向に延在してナット部14を第1のナット空転部31まで案内するガイド溝16aが設けられている。従って、モータ3の誤作動中に、可動アーム(直動部)16を送りネジ3cの前端側でエンドストッパなどにより強制的に停止させた場合、ナット部14に設けられた摺動部14aと可動アーム16に設けられたガイド溝16aとの協働によって、ナット部14のみが、送りネジ3cの前端側の第1のナット空転部31までスムーズに送られる。従って、第1のナット空転部31にはナット部14のみが待機することになるので、ナット戻しバネ33のバネ力は、ナット部14のみを押し出す付勢力のみを考慮すれば良く、必要以上に強くする必要がなくなる。
また、制御ソフトの動作が正常に戻って、送りネジ3cが逆転を開始すると、ナット戻しバネ33の付勢力によりナット部14が送りネジ3cに素早く螺合し、ナット部14を正常な動作範囲に素早く復帰させることができる。
また、ステッピングモータ3の動作中に制御ソフトが誤作動を起こして、送りネジ3cの逆回転が止まらなくなると、ナット部14も後退し続けることになる。そして、図6及び図7に示すように、ナット部14が送りネジ3cの後端すなわち第2のナット空転部32に達し、ナット部14が空転し続けるので、送りネジ3cとナット部14との噛み込みが適切に防止され、送りネジ3c及びナット部14のネジ山の潰れが防止される。
また、制御ソフトの動作が正常に戻って、送りネジ3cが正回転を開始すると、圧縮コイルバネ(第2の予圧バネ)20の付勢力によりナット部14が送りネジ3cに素早く螺合し、ナット部14を正常な動作範囲に素早く復帰させることができる。
本発明に係る光ピックアップユニットの一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る光ピックアップユニットの断面図である。 本発明に係る光ピックアップユニットの平面図である。 送りネジの前端の第1のナット空転部にナット部が待機している状態を示す平面である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 送りネジの後端の第2のナット空転部にナット部が待機している状態を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 本発明に係る光ピックアップユニットにおいて、圧縮コイルバネの部分で切断して示す断面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 比較例を示す断面図である。
符号の説明
1…光ピックアップユニット、2…ベース、3…ステッピングモータ、3c…送りネジ、6…枠体、14…ナット部、16…可動アーム(直動部)、17…ピックアップレンズ、20…圧縮コイルバネ、20a…圧縮コイルバネの一端、20b…圧縮コイルバネの他端、21…バネ受け部、50…突起部、52…ガイド面、L…回転軸線、L1…圧縮コイルバネの中心軸線。

Claims (2)

  1. ベース上で固定されると共に送りネジを有するモータと、
    前記送りネジに螺合するナット部と、
    前記ナット部の移動に伴って直線的に移動するピックアップレンズと、
    前記ピックアップレンズと前記ナット部とを連結し、直線的に移動する直動部と、
    一端が前記直動部によって支持され、他端が前記ベース上で固定されたバネ受け部によって支持された圧縮コイルバネと、
    前記圧縮コイルバネの周縁に沿うように延在するガイド面と、
    前記圧縮コイルバネの前記他端に当接すると共に、前記バネ受け部から、前記圧縮コイルバネの中心軸線の延在方向に突出し、前記ガイド面に向けて前記圧縮コイルバネを押圧する突起部と、を備えたことを特徴とする光ピックアップユニット。
  2. 前記ガイド面は、前記圧縮コイルバネの前記周縁に沿って円弧状に形成されると共に、前記圧縮コイルバネの中心軸線方向に延在することを特徴とする請求項1記載の光ピックアップユニット。
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