JPH04285351A - 変位装置 - Google Patents

変位装置

Info

Publication number
JPH04285351A
JPH04285351A JP4823791A JP4823791A JPH04285351A JP H04285351 A JPH04285351 A JP H04285351A JP 4823791 A JP4823791 A JP 4823791A JP 4823791 A JP4823791 A JP 4823791A JP H04285351 A JPH04285351 A JP H04285351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
washer
motor
large washer
female screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4823791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masae Miyagawa
正衛 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4823791A priority Critical patent/JPH04285351A/ja
Publication of JPH04285351A publication Critical patent/JPH04285351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インナーフォーカスズ
ームレンズのレンズ駆動装置やフロッピーディスクドラ
イブのキャリッジ駆動装置等に用いられる、リードスク
リュー方式の変位装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被駆動部材を直線的に移動して微
小位置決めを行うリードスクリュー方式の変位装置は、
図3に示す様に、ネジ逃げのみを有する構成となってい
た。ここで、1はステッピングモーター、2はホルダー
、3はモータ軸受、4はピボット軸受、8は雄ネジ部、
10はメスネジを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、駆動回路に異常等が発生してモータが暴走等
すると、被駆動部材であるメスネジ10がネジ山から脱
線してしまい、その結果として、■モータを逆回転させ
ても復帰しない■メスネジ10がスクリューネジのホル
ダーに突き当って喰い付いてしまい、やはり、モータを
逆回転させても復帰しないといった問題が発生していた
【0004】特に、駆動モータにステッピングモータを
使用した場合には、メスネジがホルダーに突き当った際
の喰い付きトルクとしては、モーターのプルアウトトル
クが相当し、復帰させる為の脱出トルクとしてはモータ
のプルイントルクが相当するが、ステッピングモーター
の特性上同じ印加電圧においては、プルアウトトルク>
プルイントルクの関係にある為、喰い付きが発生した際
には一時的に印加電圧を高くして、プルアウトトルク<
プルイントルクの関係にする為の復帰回路が必要であっ
た。
【0005】また、喰い付きの発生を検知する為の検知
手段も上記回路に合わせて必要であった為、駆動回路の
構成が非常に複雑になっていた。
【0006】よって本発明の目的は、上述の点に鑑み、
簡易な構成に拘らずメスネジの喰い付きを防止した変位
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変位装置は
、モータ出力軸端に切削加工された送りネジ部のモータ
端側及び先端側にネジ逃げ部を有し、前記ネジ逃げ部に
は、スラスト方向へは移動が規制された緊定ワッシャー
と、前記ネジ逃げ部に嵌合しスラスト方向へは移動自在
な大ワッシャーと、前記緊定ワッシャーと前記大ワッシ
ャーの間に設けられて常に前記大ワッシャーを雄ネジの
切り始め端に突き当てせしめるコイルスプリングとを有
したものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、雄ネジ両端部にネジ逃げ部を
設け、緊定ワッシャー,コイルスプリング,大ワッシャ
ーを設けることにより、モータが暴走してメスネジが脱
線した際にも、常にメスネジは雄ネジの切り始め端にバ
ネ負勢されている為、モータを逆回転することにより容
易に復帰することが可能となる。
【0009】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例を示す。 ここで、図1はメスネジ10が脱線した状態を示してい
る。図2は本実施例による通常の使用状態を示している
【0010】図1において、1はステッピングモータ、
2はモーター及びリードスクリュー全体を保持している
ホルダー、3はモーター側軸受、4は先端側ピボット軸
受、5は緊定ワッシャー、6はコイルスプリング、7は
大ワッシャー、8は雄ネジ部、9はネジ逃げ部、10は
メスネジ、11はメスネジに設けられた大ワッシャーと
の嵌合部、12は大ワッシャー7に設けられたメスネジ
との嵌合部である。
【0011】先に述べた様に、図1はメスネジ10が使
用領域外まで移動し、雄ネジ部8から脱線した状態を示
しているが、この状態においてメスネジ10は、コイル
スプリング6’および大ワッシャー7’により雄ネジ部
8の切り始め端に負勢されている。
【0012】また、メスネジ10は大ワッシャー7’と
の嵌合部を有している。メスネジ10が雄ネジ8から脱
線してもコイルスプリング6’により大ワッシャー7’
に嵌合・負勢されている為、雄ネジ部8とメスネジ10
の同軸度は、くずれることがない。
【0013】従って、モーターが正回転をし続けて脱線
した場合にも、モーターを逆回転すれば、メスネジ10
は雄ネジ部8の切り始めに喰い付くことなく、容易に復
帰することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、ボ
ールスクリューネジ両端にネジ逃げ部を設け、緊定ワッ
シャーと大ワッシャーとの間にコイルスプリングを設け
た構成とすることにより、複雑な保護回路無しに、メス
ネジの喰い付き防止,復帰が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメスネジ脱線状態を
示す図である。
【図2】本発明の一実施例における通常状態を示す図で
ある。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1  ステッピングモーター 2  ホルダー 3  モーター軸受 4  ピボット軸受 5  緊定ワッシャー 6  コイルスプリング 7  大ワッシャー 8  雄ネジ部 9  雄ネジ部端のネジ逃げ部 10  メスネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  モータ出力軸端に切削加工された送り
    ネジ部のモータ端側及び先端側にネジ逃げ部を有し、前
    記ネジ逃げ部には、スラスト方向へは移動が規制された
    緊定ワッシャーと、前記ネジ逃げ部に嵌合しスラスト方
    向へは移動自在な大ワッシャーと、前記緊定ワッシャー
    と前記大ワッシャーの間に設けられて常に前記大ワッシ
    ャーを雄ネジの切り始め端に突き当てせしめるコイルス
    プリングとを有したことを特徴とする変位装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記大ワッシャ−
    には、駆動部材であるメスネジとの嵌合部分を有したこ
    とを特徴とする変位装置。
JP4823791A 1991-03-13 1991-03-13 変位装置 Pending JPH04285351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823791A JPH04285351A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 変位装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4823791A JPH04285351A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 変位装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04285351A true JPH04285351A (ja) 1992-10-09

Family

ID=12797839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4823791A Pending JPH04285351A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 変位装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04285351A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214509A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
JP2005165250A (ja) * 2003-11-12 2005-06-23 Sony Corp レンズ送り機構、レンズ鏡筒および撮像装置
JP2012234012A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Document Solutions Inc 移動体の往復機構、清掃機構、露光装置および画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214509A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Nidec Copal Corp レンズ駆動装置
JP2005165250A (ja) * 2003-11-12 2005-06-23 Sony Corp レンズ送り機構、レンズ鏡筒および撮像装置
JP2012234012A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Kyocera Document Solutions Inc 移動体の往復機構、清掃機構、露光装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3649667B2 (ja) 当て止め型直線作動機
US7161751B2 (en) Optical module and camera module
JP2003195143A (ja) レンズ駆動機構
US20100134906A1 (en) Actuator for lens driving mechanism
JPH04285351A (ja) 変位装置
JP2007287281A (ja) 光ピックアップユニット
JP2008041214A (ja) 光ピックアップユニット
JP2005024650A (ja) レンズ駆動装置
HU189490B (en) Electromechanic stretcher
JP2010072555A (ja) レンズ駆動装置
JP2880761B2 (ja) カメラのズーミング装置
JP3766379B2 (ja) フォーカス調整装置、光学機器
JPS6143949Y2 (ja)
JPH0487782A (ja) クラッチ式締付工具
JPH048501Y2 (ja)
JPS6347072A (ja) クラツチ式締付工具
JPS6246481Y2 (ja)
JPH04136906A (ja) カメラの撮影レンズ駆動装置
JP4041039B2 (ja) 光ピックアップの移送機構
JP3133955B2 (ja) 電動シリンダ
JPH05107438A (ja) レンズ駆動装置
JPS6225281Y2 (ja)
JPH0727961A (ja) カメラの鏡筒駆動装置
JP2000046137A (ja) スライド部材駆動装置
JP2000225503A (ja) 棒材のショートカット方法