JPS6143949Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143949Y2 JPS6143949Y2 JP19844381U JP19844381U JPS6143949Y2 JP S6143949 Y2 JPS6143949 Y2 JP S6143949Y2 JP 19844381 U JP19844381 U JP 19844381U JP 19844381 U JP19844381 U JP 19844381U JP S6143949 Y2 JPS6143949 Y2 JP S6143949Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- rack
- spring
- motor
- worm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012208 gear oil Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両のスロツトル弁の開度を制御し、
車両エンジンのアイドリング回転数を制御するた
めのアクチユエータ兼スロツトル弁位置検出スイ
ツチとなる車両用スロツトル弁制御装置の改良構
造に関する。
車両エンジンのアイドリング回転数を制御するた
めのアクチユエータ兼スロツトル弁位置検出スイ
ツチとなる車両用スロツトル弁制御装置の改良構
造に関する。
従来のものとして、特開昭55−69745号に開示
されたものがあるが、これはナツトギヤを減速回
転させてナツトギヤ中心を貫通するねじシヤフト
を前後進させるものであり次のような問題があつ
た。
されたものがあるが、これはナツトギヤを減速回
転させてナツトギヤ中心を貫通するねじシヤフト
を前後進させるものであり次のような問題があつ
た。
ナツトギヤとねじシヤフトとが噛み込んで駆動
不能に落ち入ることがある。
不能に落ち入ることがある。
ナツトギヤの位置が固定されてねじシヤフト上
で回転するのでなくナツトギヤの位置自体もねじ
シヤフトの軸方向に移動可能であるため、ねじシ
ヤフトの先端すなわちスロツトル弁当接部の進退
量の精度が悪くなりスロツトル弁側を5〔mm〕程
度の幅で精度良く駆動できない。
で回転するのでなくナツトギヤの位置自体もねじ
シヤフトの軸方向に移動可能であるため、ねじシ
ヤフトの先端すなわちスロツトル弁当接部の進退
量の精度が悪くなりスロツトル弁側を5〔mm〕程
度の幅で精度良く駆動できない。
なお、第4図は従来装置を使用したスロツトル
弁駆動系の構成図であり、30はアクセルペダ
ル、31はスロツトル弁、32はスロツトルレバ
ー、33はスプリング、34は従来装置である。
この従来装置34は前述したように内部のナツト
ギヤの回転により出力軸を進退させて出力軸先端
の当接部11が当接しているスロツトルレバー3
2を駆動しスロツトル弁31の開度を決定すると
ともに、アクセルペダル30から運転者の足がは
なれて、スプリング33のバネ力によりスロツト
ルレバー32がスロツトル閉方向に回動すると、
内部のスイツチが作動して図示せぬ制御回路に信
号を与えるものである。
弁駆動系の構成図であり、30はアクセルペダ
ル、31はスロツトル弁、32はスロツトルレバ
ー、33はスプリング、34は従来装置である。
この従来装置34は前述したように内部のナツト
ギヤの回転により出力軸を進退させて出力軸先端
の当接部11が当接しているスロツトルレバー3
2を駆動しスロツトル弁31の開度を決定すると
ともに、アクセルペダル30から運転者の足がは
なれて、スプリング33のバネ力によりスロツト
ルレバー32がスロツトル閉方向に回動すると、
内部のスイツチが作動して図示せぬ制御回路に信
号を与えるものである。
本考案は上記の問題点に鑑み、例え出力軸駆動
中に出力軸がロツクされてもギヤ部の噛み込みが
発生せず、又、出力軸先端つまり被制御部材を精
度良く駆動できる車両用スロツトル弁駆動装置に
することを目的とする。
中に出力軸がロツクされてもギヤ部の噛み込みが
発生せず、又、出力軸先端つまり被制御部材を精
度良く駆動できる車両用スロツトル弁駆動装置に
することを目的とする。
以下図面に示す一実施例について説明する。
第1図ないし第3図において、1は出力軸にウ
オーム5が形成された直流モータであり、整流子
2と界磁用マグネツト3をもつている。4はウオ
ーム歯車、6はウオーム歯車と一体のラツクピニ
オンである。7はモータウジング、8はギヤハウ
ジングである。ラツクピニオン6はラツク出力軸
9と噛み合つておりラツク出力軸9はギヤハウジ
ング8内を前後に移動可能であり後方に動いたと
きにバネ10を圧縮し、このバネ10によつて前
方へ移動するように付勢されている。ラツク出力
軸9の先端には車両スロツトル弁側に当接するス
トツパとなる当接部11を持つている。
オーム5が形成された直流モータであり、整流子
2と界磁用マグネツト3をもつている。4はウオ
ーム歯車、6はウオーム歯車と一体のラツクピニ
オンである。7はモータウジング、8はギヤハウ
ジングである。ラツクピニオン6はラツク出力軸
9と噛み合つておりラツク出力軸9はギヤハウジ
ング8内を前後に移動可能であり後方に動いたと
きにバネ10を圧縮し、このバネ10によつて前
方へ移動するように付勢されている。ラツク出力
軸9の先端には車両スロツトル弁側に当接するス
トツパとなる当接部11を持つている。
又、ラツク出力軸9は合成樹脂からなりバネ1
0に押圧されている後部12と当接部11を持つ
前部13に分割されており、両者12,13間に
後部12と前部13とを分離するように付勢する
第2バネ14をもつている、15はスイツチであ
り、ラツク出力軸の前部13と後部12にまたが
つて位置しており、第1図の如く第2バネ14が
圧縮されていない伸長時には一対の後方接点部1
6(1つは図示されない)と前方接点部16aと
が離れており、スイツチ15はOFFしている。
0に押圧されている後部12と当接部11を持つ
前部13に分割されており、両者12,13間に
後部12と前部13とを分離するように付勢する
第2バネ14をもつている、15はスイツチであ
り、ラツク出力軸の前部13と後部12にまたが
つて位置しており、第1図の如く第2バネ14が
圧縮されていない伸長時には一対の後方接点部1
6(1つは図示されない)と前方接点部16aと
が離れており、スイツチ15はOFFしている。
又、後方接点部16の図示されているものはラ
ツク出力軸9の後部12にインサート成形された
後方電極17に接続されており、図示されぬ後方
接点部の他の1つはラツク出力軸9の前方電極1
8に接続されている。
ツク出力軸9の後部12にインサート成形された
後方電極17に接続されており、図示されぬ後方
接点部の他の1つはラツク出力軸9の前方電極1
8に接続されている。
又、後方電極17と前方電極18には第2図の
如く摺動接点19,20が摺接しており、スイツ
チ15の出力信号は、この摺動接点19,20を
介してリード線21から図示せぬ電子制御回路に
導かれている。22はモータへの給電用リード線
であり、これも前記電子制御回路に導かれてい
る。
如く摺動接点19,20が摺接しており、スイツ
チ15の出力信号は、この摺動接点19,20を
介してリード線21から図示せぬ電子制御回路に
導かれている。22はモータへの給電用リード線
であり、これも前記電子制御回路に導かれてい
る。
以下作動を説明する。
自動車運転者がアクセルペダルから足をはなす
と、スロツトルレバーと当接部11とが接触し、
ラツク出力軸9の前部13は第2バネ14を圧縮
さる。このため、前方接点部16aと1対の後方
接点部16が接触し、摺動接点19,20相互間
は導通する。これにより電子制御回路はモータ1
への通電が可能になり電子制御回路内のプログラ
ムに従つてモータ1が正転する如く通電されウオ
ーム歯車4ならびにラツクピニオン6が回転し、
ラツク出力軸9の後部12が後退し、それにとも
なつてスロツトルレバー側からの力によつてラツ
ク出力軸9の前部13も後退し、スロツトル弁開
度を減少させる。そしてモータ1の正転が続行さ
れると、ラツクピニオン6とラツク部23とは最
早係合しなくなりモータ1は空転するようにら
る。この位置ではスロツトル弁は最小開度とな
る。
と、スロツトルレバーと当接部11とが接触し、
ラツク出力軸9の前部13は第2バネ14を圧縮
さる。このため、前方接点部16aと1対の後方
接点部16が接触し、摺動接点19,20相互間
は導通する。これにより電子制御回路はモータ1
への通電が可能になり電子制御回路内のプログラ
ムに従つてモータ1が正転する如く通電されウオ
ーム歯車4ならびにラツクピニオン6が回転し、
ラツク出力軸9の後部12が後退し、それにとも
なつてスロツトルレバー側からの力によつてラツ
ク出力軸9の前部13も後退し、スロツトル弁開
度を減少させる。そしてモータ1の正転が続行さ
れると、ラツクピニオン6とラツク部23とは最
早係合しなくなりモータ1は空転するようにら
る。この位置ではスロツトル弁は最小開度とな
る。
次に、アクセルペダルから足を離した時、スロ
ツトル弁を開きたいときは、モータ1に逆極性の
電圧が印加されモータ1が逆転することにより、
ラツクピニオン6がラツク出力軸9を前進させ
る。そして、ラツク出力軸9のひきつづく前進に
よつてラツクピニオン6とラツク部23との係合
が外れた時点がスロツトル弁開度最大時である。
ツトル弁を開きたいときは、モータ1に逆極性の
電圧が印加されモータ1が逆転することにより、
ラツクピニオン6がラツク出力軸9を前進させ
る。そして、ラツク出力軸9のひきつづく前進に
よつてラツクピニオン6とラツク部23との係合
が外れた時点がスロツトル弁開度最大時である。
次に、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、
スロツトルレバーは当接部11から離れるため、
第2バネ14によつて前方接点部16aと一対の
後方接点部16とが開離し、スイツチ15は
OFFとなり、モータ1への通電が遮断され、当
接部11はその位置に停止する。
スロツトルレバーは当接部11から離れるため、
第2バネ14によつて前方接点部16aと一対の
後方接点部16とが開離し、スイツチ15は
OFFとなり、モータ1への通電が遮断され、当
接部11はその位置に停止する。
なお、第3図においてスイツチ15は合成樹脂
のカバー25とナツト26によつて囲まれてお
り、接点16,16a間のギヤツプはラツク出力
軸の円筒部にねじ込まれている前記カバー25と
ナツト26を回動さることにより調整できる。
のカバー25とナツト26によつて囲まれてお
り、接点16,16a間のギヤツプはラツク出力
軸の円筒部にねじ込まれている前記カバー25と
ナツト26を回動さることにより調整できる。
以上述べたように本考案においては次の効果を
奏する。
奏する。
減速機構ならびに進退機構がウオーム減速とラ
ツク方式で構成されているため、いわゆるねじの
噛み込みロツクがなく、再起動不能に落ちいるこ
とがなく信頼性に優れる。
ツク方式で構成されているため、いわゆるねじの
噛み込みロツクがなく、再起動不能に落ちいるこ
とがなく信頼性に優れる。
又、ウオーム減速としているため、出力軸側か
ら駆動されることはなく、モータが停止している
限りラツク出力軸先端の当接部も静止しているた
め、精度の良い制御が可能となる。
ら駆動されることはなく、モータが停止している
限りラツク出力軸先端の当接部も静止しているた
め、精度の良い制御が可能となる。
又、スイツチがラツク出力軸の先端側に配置さ
れてているため、歯車のオイル等により汚損され
ることが少ない。
れてているため、歯車のオイル等により汚損され
ることが少ない。
第1図は本考案装置の一実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図装置の正面図、第3図は第2
図のスイツチ部拡大図、第4図は従来装置を使用
したスロツトル弁駆動系の構成図である。 5……ウオーム、1……直流モータ、4……ウ
オーム歯車、6……ラツクピニオン、9……ラツ
ク出力軸、10……バネ、11……当接部、23
……ラツク部、12……後部、13……前部、1
4……第2のバネ、15……スイツチ。
図、第2図は第1図装置の正面図、第3図は第2
図のスイツチ部拡大図、第4図は従来装置を使用
したスロツトル弁駆動系の構成図である。 5……ウオーム、1……直流モータ、4……ウ
オーム歯車、6……ラツクピニオン、9……ラツ
ク出力軸、10……バネ、11……当接部、23
……ラツク部、12……後部、13……前部、1
4……第2のバネ、15……スイツチ。
Claims (1)
- 出力軸にウオームが形成された直流モータと、
前記ウオームに噛み合うウオーム歯車と、このウ
オーム歯車に連結されたラツクピニオンと、この
ラツクピニオンにより駆動されて前後進するラツ
ク出力軸と、このラツク出力軸を前方へ付勢する
バネと、前記ラツク出力軸の先端に位置し車両ス
ロツトル弁側に当接する当接部とを備え、前記ラ
ツク出力軸はラツク部が形成され後端が前記バネ
に押圧された後部と、前記当接部を持つ前部に分
割されて両者間に前記後部と前部とを分離するよ
うに付勢する第2のバネを備え、かつ前記ラツク
出力軸の前部と後部にまたがつて位置し前記第2
のバネが所定の圧縮状態にあるときに作動し、前
記第2のバネが所定の伸長状態にあるときに作動
が反転して前記直流モータを制御する信号を発生
するスイツチを備えたことを特徴とする車両用ス
ロツトル弁制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19844381U JPS5898446U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 車両用スロツトル弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19844381U JPS5898446U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 車両用スロツトル弁制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898446U JPS5898446U (ja) | 1983-07-04 |
JPS6143949Y2 true JPS6143949Y2 (ja) | 1986-12-11 |
Family
ID=30111634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19844381U Granted JPS5898446U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | 車両用スロツトル弁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898446U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0413396Y2 (ja) * | 1984-07-31 | 1992-03-27 | ||
JPS61149533A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-08 | フオード モーター カンパニー | オートマチツク運転システム |
DE3519324A1 (de) * | 1985-05-30 | 1986-12-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Stelleinrichtung zur verstellung eines mit einem steuerorgan einer brennkraftmaschine gekoppelten anschlages |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP19844381U patent/JPS5898446U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898446U (ja) | 1983-07-04 |
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