JPS622275Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622275Y2 JPS622275Y2 JP13748482U JP13748482U JPS622275Y2 JP S622275 Y2 JPS622275 Y2 JP S622275Y2 JP 13748482 U JP13748482 U JP 13748482U JP 13748482 U JP13748482 U JP 13748482U JP S622275 Y2 JPS622275 Y2 JP S622275Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- output shaft
- screw
- gear
- screw nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内燃機関のアイドル回転数を制御す
るための、気化器に設ける電気式アクチエータに
関する。
るための、気化器に設ける電気式アクチエータに
関する。
第1図はエンジン回転数制御装置で、気化器1
のスロツトルバルブ2の開閉を行なうスロツトル
レバー3の可動端に係合する電気式アクチエータ
4を備えている。5は水温センサで、エンジン6
の冷却水温を検知し制御回路部7に送る。制御回
路部7はイグニツシヨンコイル8のトリガー信号
で検出した回転数と、冷却水温に応じた目標アイ
ドル回転数とを比較し、その差に応じた操作信号
を電気式アクチエータ4に送つてスロツトルバル
ブ2のアイドル開度を調節することにより、アイ
ドル回転数を目標値に制御する。また図示しては
いないが、エンジン回転数の変化に基因する各種
の負荷を検知するスイツチを設け、その信号を制
御回路7に入力し、負荷に応じた目標アイドル回
転数に制御している。9は電源スイツチである。
のスロツトルバルブ2の開閉を行なうスロツトル
レバー3の可動端に係合する電気式アクチエータ
4を備えている。5は水温センサで、エンジン6
の冷却水温を検知し制御回路部7に送る。制御回
路部7はイグニツシヨンコイル8のトリガー信号
で検出した回転数と、冷却水温に応じた目標アイ
ドル回転数とを比較し、その差に応じた操作信号
を電気式アクチエータ4に送つてスロツトルバル
ブ2のアイドル開度を調節することにより、アイ
ドル回転数を目標値に制御する。また図示しては
いないが、エンジン回転数の変化に基因する各種
の負荷を検知するスイツチを設け、その信号を制
御回路7に入力し、負荷に応じた目標アイドル回
転数に制御している。9は電源スイツチである。
電気式アクチエータ4の従来の構造を第2図に
示す。同図で、10はケース、11は蓋の役目を
兼ねた案内部材、12は直流モータ、13,14
は電線接続用の端子、15は直流モータ12の回
転軸に設けた歯車で、その回転は減速歯車16,
17を経て終段歯車18に伝達される。この終段
歯車18の軸は出力軸19を構成し、ケース10
に設けた軸受20とケース10に固定した板21
に設けた軸受22とで軸承されている。23は出
力軸19を常時左方へ付勢するばね、24はばね
23とケース10との間に設けたスラストベアリ
ングである。25は出力軸19に一体化したスク
リユー(雄ねじ)で、出力軸の左端に設けてあ
る。26はその右端内周部に雌ねじを刻設した、
全体がほぼ円筒形のスクリユーナツトで、その外
周の一部が前記案内部材11の左端軸受部11a
に軸承されている。スクリユーナツト26の右端
近くの外周には突起26aが設けてあつて、案内
部材11に設けた左右方向の案内溝11bに嵌合
し、スクリユーナツト26の左右方向の進退移動
を案内し、回転を止めている。27はスクリユー
ナツト26の左端に圧入嵌合された当接部材で、
スロツトルバルブがアイドル位置にあるとき、ス
ロツトルレバーの先端に当接してその負荷荷重を
受ける。28は防塵用のじや腹、29は出力軸1
9に係合させたタツチスイツチで当接部材27が
負荷荷重を受けて右方に押されて出力軸19がば
ね23に抗して右方に後退する過程でこのタツチ
スイツチ29の接点が閉じ、スロツトルバルブ2
がアイドル開度であるむねの信号を制御回路7へ
入力する。
示す。同図で、10はケース、11は蓋の役目を
兼ねた案内部材、12は直流モータ、13,14
は電線接続用の端子、15は直流モータ12の回
転軸に設けた歯車で、その回転は減速歯車16,
17を経て終段歯車18に伝達される。この終段
歯車18の軸は出力軸19を構成し、ケース10
に設けた軸受20とケース10に固定した板21
に設けた軸受22とで軸承されている。23は出
力軸19を常時左方へ付勢するばね、24はばね
23とケース10との間に設けたスラストベアリ
ングである。25は出力軸19に一体化したスク
リユー(雄ねじ)で、出力軸の左端に設けてあ
る。26はその右端内周部に雌ねじを刻設した、
全体がほぼ円筒形のスクリユーナツトで、その外
周の一部が前記案内部材11の左端軸受部11a
に軸承されている。スクリユーナツト26の右端
近くの外周には突起26aが設けてあつて、案内
部材11に設けた左右方向の案内溝11bに嵌合
し、スクリユーナツト26の左右方向の進退移動
を案内し、回転を止めている。27はスクリユー
ナツト26の左端に圧入嵌合された当接部材で、
スロツトルバルブがアイドル位置にあるとき、ス
ロツトルレバーの先端に当接してその負荷荷重を
受ける。28は防塵用のじや腹、29は出力軸1
9に係合させたタツチスイツチで当接部材27が
負荷荷重を受けて右方に押されて出力軸19がば
ね23に抗して右方に後退する過程でこのタツチ
スイツチ29の接点が閉じ、スロツトルバルブ2
がアイドル開度であるむねの信号を制御回路7へ
入力する。
上記のアイドル回転数制御装置は、スロツトル
バルブ2が開弁状態からアイドル開度に戻つてス
ロツトルレバー3の先端が電気式アクチエータ4
の当接部材27に当接して該部材を右方に押す
と、この負荷荷重をタツチスイツチ29が検知し
て、スロツトルバルブがアイドル開度であること
を制御回路7に入力する。そこで、制御回路7か
ら電気式アクチエータ4へ操作信号が送られ、直
流モータ12がその信号に応じて正又は逆転す
る。この回転は減速されてスクリユー25に伝え
られ、スクリユーナツト26を左右に進退させ、
エンジンを目標アイドル回転数に制御する。
バルブ2が開弁状態からアイドル開度に戻つてス
ロツトルレバー3の先端が電気式アクチエータ4
の当接部材27に当接して該部材を右方に押す
と、この負荷荷重をタツチスイツチ29が検知し
て、スロツトルバルブがアイドル開度であること
を制御回路7に入力する。そこで、制御回路7か
ら電気式アクチエータ4へ操作信号が送られ、直
流モータ12がその信号に応じて正又は逆転す
る。この回転は減速されてスクリユー25に伝え
られ、スクリユーナツト26を左右に進退させ、
エンジンを目標アイドル回転数に制御する。
第2図に示す従来の電気式アクチエータは、二
つの軸受20,22の左方の軸受22より左方に
延長突出している出力軸19の左端に設けたスク
リユー25が、軸受部11aから右方に離れてい
るスクリユーナツト右端部の雌ねじと螺合してい
るため、スクリユー25の回転中心とスクリユー
ナツト26の軸心とが一致し難く、回転を直線的
な進退運動に変換するときに要求される円滑なか
み合い摺動が阻害されるばかりでなく摩耗が激し
い欠点があつた。
つの軸受20,22の左方の軸受22より左方に
延長突出している出力軸19の左端に設けたスク
リユー25が、軸受部11aから右方に離れてい
るスクリユーナツト右端部の雌ねじと螺合してい
るため、スクリユー25の回転中心とスクリユー
ナツト26の軸心とが一致し難く、回転を直線的
な進退運動に変換するときに要求される円滑なか
み合い摺動が阻害されるばかりでなく摩耗が激し
い欠点があつた。
この考案はこの欠点を解消できる新規な構造の
電気式アクチエータを提案するもので、第3図の
実施例に示すように、出力軸19の左端をスクリ
ユー25よりさらに左方まで延長し、その先端1
9aを、スクリユーナツト26に圧入固着した軸
受27aで軸承するようにした。軸受27aは案
内部材11の軸受部11aとスクリユーナツト2
6を隔てて対向する位置に設けてある。板21は
出力軸19が接触しないで貫通する孔21aが明
けられ、その肩の部分で出力軸19の左方への移
動を制御する。又、軸受27aは実施例では当接
部材27と一体的に形成されている。
電気式アクチエータを提案するもので、第3図の
実施例に示すように、出力軸19の左端をスクリ
ユー25よりさらに左方まで延長し、その先端1
9aを、スクリユーナツト26に圧入固着した軸
受27aで軸承するようにした。軸受27aは案
内部材11の軸受部11aとスクリユーナツト2
6を隔てて対向する位置に設けてある。板21は
出力軸19が接触しないで貫通する孔21aが明
けられ、その肩の部分で出力軸19の左方への移
動を制御する。又、軸受27aは実施例では当接
部材27と一体的に形成されている。
この考案では、出力軸19の両端を、スクリユ
ーナツトに設けた軸受27aと、ケース10に設
けた軸受20とで軸受するようにしたので、スク
リユー25の回転中心と、スクリユーナツト26
の軸心の不一致が解消されて円滑なかみ合い摺動
が行なわれ、しかもスクリユーとスクリユーナツ
トの軸心の振れが減少し当接部材27の位置精度
が向上する結果目標アイドル回転数により良い精
度で制御できる。さらに又、従来の場合の軸受2
0と22にかかる軸受荷重に比し、この考案の場
合の軸受20と27aにかゝる軸受荷重の方が小
さくなることとあいまつてアクチエータの耐久性
が向上する効果がある。
ーナツトに設けた軸受27aと、ケース10に設
けた軸受20とで軸受するようにしたので、スク
リユー25の回転中心と、スクリユーナツト26
の軸心の不一致が解消されて円滑なかみ合い摺動
が行なわれ、しかもスクリユーとスクリユーナツ
トの軸心の振れが減少し当接部材27の位置精度
が向上する結果目標アイドル回転数により良い精
度で制御できる。さらに又、従来の場合の軸受2
0と22にかかる軸受荷重に比し、この考案の場
合の軸受20と27aにかゝる軸受荷重の方が小
さくなることとあいまつてアクチエータの耐久性
が向上する効果がある。
第1図はエンジン回転数制御装置の一部縦断面
図、第2図は従来の電気式アクチエータの縦断面
図、第3図はこの考案の電気式アクチエータの縦
断面図である。 2……スロツトルバルブ、4……電気式アクチ
エータ、12……直流モータ、15,16,17
……歯車、18……終段歯車、19……出力軸、
20……軸受、25……スクリユー、26……ス
クリユーナツト、27a……軸受。
図、第2図は従来の電気式アクチエータの縦断面
図、第3図はこの考案の電気式アクチエータの縦
断面図である。 2……スロツトルバルブ、4……電気式アクチ
エータ、12……直流モータ、15,16,17
……歯車、18……終段歯車、19……出力軸、
20……軸受、25……スクリユー、26……ス
クリユーナツト、27a……軸受。
Claims (1)
- スロツトルバルブのアイドル開度を加減するた
めのアクチエータであつて、直流モータ12から
減速歯車を介して回転駆動される出力軸19に前
記減速歯車の終段歯車を構成する歯車18とスク
リユー25とが一体的に設けられ、このスクリユ
ー25と螺合して左右に直線的に進退駆動される
スクリユーナツト26を有するものにおいて、ス
クリユーナツト26に軸受27aを設け、スクリ
ユー25の位置から歯車18と反対の方向に延長
した出力軸19の先端19aを軸受27aで軸承
するとともに、出力軸19の他方の端部を別の軸
受20で軸承した気化器におけるエンジン回転数
制御用アクチエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13748482U JPS5941637U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 気化器におけるエンジン回転数制御用アクチエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13748482U JPS5941637U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 気化器におけるエンジン回転数制御用アクチエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941637U JPS5941637U (ja) | 1984-03-17 |
JPS622275Y2 true JPS622275Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30308792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13748482U Granted JPS5941637U (ja) | 1982-09-09 | 1982-09-09 | 気化器におけるエンジン回転数制御用アクチエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941637U (ja) |
-
1982
- 1982-09-09 JP JP13748482U patent/JPS5941637U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941637U (ja) | 1984-03-17 |
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