JP4516883B2 - 導波管とマイクロストリップ給電線との間の非接触移行部素子 - Google Patents

導波管とマイクロストリップ給電線との間の非接触移行部素子 Download PDF

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Description

本発明は、マイクロストリップ技術ライン回路と、導波管回路との間の移行部素子に関し、より詳細には、マイクロストリップ技術給電線と、金属化成形体に基づく技術を用いることによって実現される矩形の導波管との間の非接触移行部に関する。
高ビット速度を伝送し得る無線通信システムが現在大きく発達している。開発されているシステム、特に、LMDS(ローカル・マルチ・ポイント・ディストリビューション・システム)のようなポイント・トゥ・マルチポイントシステム、WLAN(ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク)は、極めて高周波、即ち、数十ギガヘルツのオーダで稼動している。これらのシステムは複雑であるが、大衆消費者向けであるが故に、ますます低コストで実現されなければならない。現在、LTCC(低温焼結セラミック)又はHTCC(高温焼結セラミック)技術のような技術があり、平面基板上に低コストで実現されるべき上記周波数で動作する受動的及び能動的機能を統合する装置を可能とする。
しかしながら、一部の機能は、特に、フィルタリング機能は、ミリ波帯域において実現するのが困難である。なぜならば、この場合に用いられるべき基板はミリ波帯域レベルで要求される品質を有さないからである。従って、この種の機能は導波管のような従来技術の基板を用いて実現されなければならない。そこで、問題として生じるのは、システムの他の機能によって用いるために設計されたマイクロストリップ技術を用いて実現される導波管とプリント基板との相互接続である。
他方、主としてミリメートル周波数に関連した同一の理由のために、アンテナ及びそれらの関連要素、例えば、フィルター、分極器又は正モード器(orthomode)は、導波管技術を用いて実現される。従って、導波管技術を用いて実現された回路を従来技術のプリント基板技術を用いて実現された平面構造に接続可能であることが必要であり、この最新技術は大量生産のために適切に構成されている。
この結果、マイクロストリップ技術における導波管構造と平面構造との間の接続に関する多くの研究がなされてきた。それ故に、Muller et al,, EADS「大量生産に適した、表面実装可能なメッキプラスチック導波管フィルタ」と題する、2003年にミュンヘンで行われた第33回欧州マイクロ波会議の論文の1255頁は、SMD(表面実装部品)技術を用いることによって複層PCB(プリント回路基板)に接続され得る導波管フィルタを記載している。この場合、導波管フィルタの入力及び出力はプリント基板上に実現されたフットプリント上に直接半田付けされている。これらのフットプリントはマイクロストリップ給電線への直接的な接続を供給する。それ故に、導波管モードの励起はマイクロストリップアクセス給電線と導波管構造との間の直接的な接触によって実行される。従って、この移行部は実現するのが複雑であることが分かっており、厳格な製造及び位置決め公差を要求する。
矩形の導波管とマイクロストリップ給電線との間の移行部も2003年1月3日にトムソン・ライセンシングS.A.名義で出願された仏国特許出願第0300045号において提案されている。この移行部は導波管の端部を特別な方法で型どり、マイクロストリップ給電線を成形体基板上に実現することを要求し、リブ付き導波管が実現されているフォーム構造に延ばす。この場合、導波管を形成する成形体棒材はマイクロストリップ給電線用の基板としても用いられる。この種の基板は受動又は能動回路の実現と必ずしも常時適合するものではない。
全ての場合において、上述の実施態様は複雑であり柔軟性に欠ける。
従って、本発明は、マイクロストリップ技術を用いて実現される導波管構造と移行部との間の新規な非接触型の移行部を提案する。この移行部は実現容易であり、広い製造公差及び組立公差を許容する。さらに、本発明の移行部はSMD実装技術に適合する。
本発明は、導波管回路と、誘電性基板上に実現されたマイクロストリップ技術給電線との間の非接触接続のための移行部素子に関する。移行部素子は、基板への固定ために、導波管の端部をフランジによって拡大し、基板は、前記フランジの下面との接続のための導電性フットプリントを有する。加えて、移行部の適用を実現するために、特別の寸法を示すキャビティが、基板の下方で、導波管の端部に対向して実現される。
導波管回路及び固定フランジは、キャビティに対向するゾーン以外は金属化された外面を備えた成形体のような、合成材料のブロックにおいて実現される。
固定フランジは導波管の端部と一体的であるのが好ましい。しかしながら、幾つかの実施態様に関しては、固定フランジは導波管の端部に固着された独立した素子である。
第一実施態様によれば、固定フランジは、少なくともマイクロストリップ給電線の方向において、フランジの幅dが共振モードを有用帯域から離れる方向に移動するように選択されるような寸法とされ、フランジは、導波管の端部に対して少なくとも直交している。この場合、キャビティはλ/4と同一の深さを有し、ここで、λは前記導波管内の導波長に対応しており、マイクロストリップ給電線はプローブで終端する。
第二実施態様によれば、固定フランジは、導波管の延長部において実現される。この場合、マイクロストリップ給電線は容量性のプローブで終端し、キャビティはλ/4とλ/2との間の深さを有し、ここで、λは前記導波管内の導波長に対応する。電気漏洩を防止するために、導電性フットプリントが基板上に実現されてC字形状フランジと接続可能とし、C字形状の枝部間の開放部は、短絡を阻止しつつ、電界漏洩を制限するような寸法とされる。
第三実施態様によれば、導波管は、外面が金属化された誘電性ブロックをくり抜くことによって形成される。この場合、基板上に実現されたC字形状の導電性フットプリントは導波管方向に延び、導波管の下部を形成する。フットプリントは、導波管が溶接される第一金属化ゾーンと、該第一金属化ゾーン内部に位置し、導波管のためのカバーを形成する第二金属化ゾーンとを含むのが好ましい。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して、多様な実施態様の記述を読むことで明らかになろう。
図1乃至4を参照して、導波管回路と誘電性基板上に実現されるマイクロストリップ給電線との間の移行部素子の第一実施態様に関する第一の記述を行う。
移行部素子の展開図に関する図1に図式的に示されているように、参照番号10は矩形の導波管を図式的に示している。この導波管は合成材料で実現されているのが好ましく、より具体的には、空気の誘電率と著しく類似する誘電率を備える成形体で実現されているのが好ましい。11によって参照されるように、成形体の矩形ブロックは全ての外面が金属化されることで、マイクロ波導波管を実現している。
図1及び3に特に示されるように、顕著なC形状を示すフランジ20が導波管10の一端に実現されており、好ましくは、同時に、成形体技術導波管として実現されている。このフランジ20はその2つの短側辺及び1つの長側辺で導波管10の矩形端部を囲んでいるのに対し、他の長側辺は開口22を有し、この開口は誘電性基盤30上に実現されたマイクロストリップ給電線31との如何なる短絡も防止するよう位置している。
図3により明瞭に示されているように、矩形の導波管と、フランジによって構成されている移行部とによって形成されているアセンブリは、11及び23で金属化されている。しかしながら、垂直方向でフランジ20の切断部のレベルにあるゾーンと共に矩形ゾーンを形成する導波管の出力部に対応する端部は、24によって示されるように金属化されていない。
部分的に金属化された成形体構造によって構成されたこのフランジは、移行性能を害し且つ低下し得る過剰周波数キャビティを形成する。この問題を防止するために、本発明に従って、フランジ20は、後述のように、マイクロストリップ技術回路を搭載する基板との信頼性のある電気接触を得るような特別な寸法とされているのに加えて、共振モードを排除することによってアセンブリのための良好な機械的支持を保証している。
それ故に、マイクロストリップ給電線の反対側の部分に対応する、非金属化部分の反対側のフランジ20の一部は、フランジの共振周波数を有用帯域外に移動するような寸法とされている。要求される機械的強度に従って選択されるフランジの厚さ、即ち、フランジのこの部分の寸法dは、発生される共振周波数が有用帯域の外側にあるよう選択されている。さらに、図1に示されるように、マイクロストリップ技術回路は誘電性基板30上に実現されている。より具体的には、図2に示されるように、誘電性基板30は金属層30aを含むことで、下面に接地平面を形成している。接地平面は、導波管10の矩形の出力部に対応する矩形の非金属化ゾーン30bを備え、非金属化ゾーンは、基板30を支持するボックス又はベース40内に実現されたキャビティ40に隣接している。以下にこれらを詳述する。
図2aに示される基板の頂面は、マイクロストリップ技術を用いてインピーダンス整合給電線31bによって延長されているマイクロストリップ技術給電線31aと、導波管10によって放出されるエネルギーを回収するための接続素子又はプローブ31cとを含む。この素子は英語の「プローブ」という専門用語で知られている。
導波管出力部とプローブ31cとの間の接続を可能とするために、フランジ20下面のフットプリント30c、が基板30の頂面上の導電性材料において実現されている。図2aに明瞭に示されているように、プローブ31cの延長部に見られるフットプリントの部分は、図1に示されているフランジ20の部分の幅dに対応する幅dを有する。
金属化ゾーン30cは、溶接、より具体的には、半田付けによって接続されているフランジの対応面を受け入れるために用いられ、この金属化ゾーンは、図示されていない金属孔によって下方の接地平面30aに電気的に接続されている。
さらに、図1に示されるように、マイクロストリップ技術回路を受け入れる誘電性基板は、導波管に面する部分にキャビティ41を有する金属ベース又は金属ボックス40上に装着されている。このキャビティは、矩形の導波管の開口と同一の大きさの開口と、導波管内の導波長の4分の1と顕著に同一の深さとを有する。これは移行部のためのインピーダンス整合を提供するためである。
本発明に関しては、マイクロストリップ技術給電線と同一の方向に見られる移行部のフランジの部分の幅のみが共振現象との関係で重要である。正に、図1に示されるような矩形の導波管に関しては、基本モードTE10が励起され、電界がアクセス給電線の軸において最大であり、導波管の短側辺上で横方向に準ゼロである。それ故に、マイクロストリップ給電線のいずれかの側に位置し且つフランジの横方向部材の近傍に形成されたキャビティは、性能に対して殆ど影響を及ぼさず、フランジのこれらの部分の大きさは、アセンブリの機械的剛性を与えるためにのみ選択される。これに対し、後方のフランジ部に関しては、それは給電線によって励起され、この部分の大きさに依存して共振周波数を生成する。この周波数は有用帯域内にある。従って、幅dは、この周波数を有用帯域から移動するために選択され、高さは機械的制限に従って選択される。
上記の概念を確認するために、有限要素法を用いた「Ansoft/HFSS」という名称で知られるシミュレーションソフトウェアを用いることによって、図1の形式の平面構造及び矩形の導波管に関連する移行部素子を3Dで電磁的にシミュレートした。この場合、3.556mm×7.112mmの管断面を有するWR28という名称の導波管が、図1に示されるようなフランジによって拡げられている。1.5mmの厚さ、2mmの短側辺の幅及び4mm又は2.3mmと同一の幅を有するフランジが、上述のように、RO4003という商品名で知られている0.2mmの厚さの低コストのマイクロ波基板に装着され、この基板上にマイクロストリップ給電線が実現されている。
さらに、導波管は「Rohacell/HF71」という商品名で知られる成形体材料を金属化することによって実現されている。この材料は極めて低い比誘電率及び低い誘電損失を示し、ここで、εr=1.09,tg、δ=0.001、最大60GHzである。このシミュレーションの結果は図4a及び4bに示されており、ここで、図4aにおいて、d=4mmであり、図4bにおいて、d=2.3mmである。
d=4mmに関しては、18dB近辺の優れたインピーダンス整合が27〜32GHzの周波数帯域に亘って得られるのが観察されるのに対し、d=2.3mmに関しては、破滅的な共振が29GHz近辺で観察される。
図5において、本発明の他の実施例が示されている。この場合、参照番号101によって示されるように、導波管100は90°に屈曲した管であり、端部にフランジ102を含み、アセンブリは成形体技術を用いて、即ち、上述のように、成形体ブロックを圧延し、それを金属層で被覆することによって実現されている。フランジ102は図1に示されているフランジと同一種類である。フランジ102は「C」形状を有し、導波管に結合されるべきマイクロストリップ技術給電線に面しなければならない部分に開口103を有する。
図5に示されるように、図1及び2の基板30と同一種類の基板110は、マイクロストリップ技術給電線111と、フランジ102を固定するための導電性フットプリント112とを有する。このフットプリント112は、給電線111の反対側において、この部分の共振周波数を有用帯域外に移動するような方法で上述のように決定された値を備える寸法dを示す。
図1の実施態様と同一の方法で、この基板は金属ベース又は金属ボックス上に取り付けられており、その高さはλ/4と同一であり、ここで、λは導波管内における導波長である。
この種のシステムは、基板及び導波管のために同一の材料を用いて、上記と同一のソフトウェアを用いることによってシミュレートされた。屈曲部101の寸法は、30GHz近辺での適用のために最適化された。周波数の関数としてのインピーダンス整合に関する曲線が図6に示されている。それは30GHz近辺の帯域幅で20dB以上のインピーダンス整合を示している。
図7において、2つの導波管/平面基板移行部を備えた他の実施態様が示されている。より具体的には、成形体技術を用いて実現された直線の導波路200は、各端部で90°の屈曲部201a及び201bによって延びている。各曲線端部は、図5を参照して記述されたものと同様に、フランジ102a,102bによって延びている。このフランジは、導波管200を、マイクロ波誘電性材料の平面基板上にマイクロストリップ技術で実現された入力回路及び出力回路に接続するために用いられている。基板上にマイクロストリップ給電線を備えた各導波管端部の移行部のレベルで、図5のフットプリント112と同一種類のフットプリント211a,211bが実現されている。これらのフットプリントは非金属化部分213a,213bを囲み、平面技術を用いて実現される回路を供給するために用いられるマイクロストリップ給電線212a,212bの端部(又はプローブ)が非金属化部分内に達している。基板210は金属ベース又は金属ボックス220上に装着され、図5に関してと同様に、金属ベースは、導波管200の端部201a,201bに対向するキャビティを有する。キャビティは図1の実施態様と同様な寸法とされている。
この種の構造は上述のようにシミュレートされ、インピーダンス整合に関するシミュレーションの結果が図8に示されている。
この場合、損失のレベルは、30GHzで単一の移行部のために得られる損失に近く、42mmの波長に関して、シミュレートされた挿入損失は1.5dBである。
上述のように、寸法dは、マイクロストリップ給電線に対応する部分に対向するフランジの部分によって形成されるキャビティが、有用帯域の周波数外の周波数で共振するように選択されている。これを達成するために、この部分の共振周波数は、dの値のみならず、フランジのこの部分の高さ及び幅にも依存する。これらの最後の2つの寸法は、フランジが機械的に剛的であるように選択されている。従って、dは選択された高さ及びベース幅のための周波数に反比例する値である。図9の曲線は、フランジの幅dの関数としての共振周波数における変化を示している。例えば、27〜29GHzの帯域幅で動作するシステムのために、共振周波数が有用帯域幅から相当離れて移動されるよう、dの値は2.5mmよりもかなり上でなければならない。
次に、図10乃至17を参照して、本発明に従った移行部素子の他の実施態様を記述する。この場合、導波管回路50は矩形の導波管51を含み、平面技術回路、具体的には、マイクロストリップを有する基板60に固定するために、導波管の端部はフランジ52によって拡げられている。
この実施態様では、導波管の全体が基板60上に位置するよう、フランジ52の下面52aは矩形の導波管の下部51aを拡張している。さらに、矩形の導波管の端部は傾斜部53で終端している。第一の実施態様に関しては、矩形の導波管50は合成繊維の成形体の中実ブロックにおいて実現されており、図1の実施例で用いられているものと同一種類であり得る。ゾーン54及びゾーン55を除いて、導波管及びフランジの外面は、金属化されている。如何なる短絡を阻止するために、ゾーン54は、図示の実施態様では矩形であり且つ後に詳述されるインピーダンス整合キャビティ71の上に位置し、ゾーン55は、マイクロストリップ技術給電線と成形体ブロックとの間のインターフェイスで垂直方向に位置している。
平面技術回路、より具体的には、マイクロストリップ技術との非接触接続を実現するために、図1、2a及び2bに示されるように、誘電性材料の基板60は下部接地平面60aを含み、下部接地平面はキャビティ71に対向して位置する部分に非金属化ゾーン60bを有する。
基板の上面60cには、プローブ60eで終端するアクセス給電線60dがマイクロストリップ技術で実現されており、この場合では、容量性があるようような寸法とされている。
さらに、基板60への導波管50の装着を実現するために、プローブ60eは、フランジ52の下面に対応する成形体を備えた導電性のフットプリント60fによって囲まれている。フランジのフットプリントへの取り付けは、溶接、より具体的には、半田付け又は任意の他の均等手段によってなされる。フットプリントの形状は以下に詳述される。さらに、フットプリント60fは、図示されていない金属化された孔によって、接地平面60aに電気的に接続されている。
さらに、基板60は金属ベース又は金属ユニット70に装着されている。本発明のために、金属ベースは、移行部のレベルにおいて、ベース70内で型どられた或いは圧延されたキャビティ71を含む。キャビティ71は、矩形の導波管と同一の断面と、λ/4とλ/2との間の深さを有するのが好ましく、ここで、λは導波管内の導波長を表わしている。深さの正確な寸法は移行部素子の反応を最適化するように選択される。
この実施態様において、フランジの寸法は、基板上で導波管を正しくオフセットするのを容易にするのみならず、信頼性のあるプリント回路との電気的接触を提供して、移行部のレベルでの動力漏洩を回避しながら、アセンブリ全体のための接地結合をもたらすように実現されている。ところで、フランジは、移行部の性能に干渉し且つ移行部の性能を低下し得る余剰周波数キャビティを含む。従って、フランジは正しい寸法とされなければならない。
この場合、TE10モードが励起される。従って、電界の構造はアクセス給電線の軸において最大であり、導波管の短側辺上で横方向に殆どゼロである。
従って、アクセス給電線のいずれかの側に位置するキャビティを形成するフランジの部分は、システムの性能に対してスプリアス効果(spurious effect)を殆ど有さない。しかしながら、マイクロストリップ給電線60dの入力にとって本質的なフランジ52内の開口55の寸法は重要である。マイクロストリップアクセス給電線とフランジの金属化ゾーンとの間の結合に関連した外乱を阻止するためには、十分な空間を提供することが必要である。反対に、大き過ぎる開口は、電界の高集中ゾーン内に位置することで、漏洩の顕著な増大の直接的な原因となる。
下記の実施態様は図1の実施態様のために記述されたものと同一の方法を用いてシミュレートされた。それ故に、0.2mmの厚さのROGERS RO4003という名称の誘電性材料で形成された低コストの基板上に実現されたマイクロストリップ給電線と、標準断面WR28: 3.556mm×7.112mmで高さが1mmの(ROHACELL HF71という商品名で知られている成形体のような)低損失材料で実現された図10に示されるような導波管との間の移行部素子に関して、30GHz近辺で動作するよう設計された導波管の寸法を用いたシミュレーションの結果が図12に示されている。
この場合、次の結果が得られた。
・22.2〜30.8GHzに亘る極めて広範な帯域幅における20dB以上のインピーダンス整合。
・28.9〜30.1GHzの25dB以上のインピーダンス整合。
・25dBのオーダの相当に低い挿入損失
移行部の最適化に対するフランジ52寸法の影響を図13乃至17を参照して以下に記述する。図13は、導波管が基板上に装着されたときの移行部素子を図式的に示す頂面図である。この場合、フランジ52は、導波管51自体の横壁に対して横方向に突出する2つのキャビティ52bを含む。これらの2つのキャビティは、中央部に開口52cを有する垂直方向のキャビティ52aの近傍に延び、マイクロストリップ給電線の通路に対応している。この実施態様において、上述のように、開口52cの寸法は、挿入損失(S21)及び反射減衰量(S11)のような、移行部の電気的な性能に対して影響を有する。
それ故に、図14に示されるように、図14は開口52aの幅の関数としての挿入損失S21を示し、次の3つの明確なゾーンがあるのが分かる。
・8mm以下の開口に関しては、損失は大きく、給電線と導波管の金属化された壁との間の結合の現象を反映している。
・8mm〜2mmの間の開口に関しては、移行部損失が−0.25dBのオーダと最低限である最適値の範囲が観察される。
・2mm以上の開口に関しては、損失は増大し始め、その結果、電界漏洩が増大している。
さらに、図15は、前記3つのゾーンの各々に関して見られる、開口の幅dの関数としての反射減衰量を示している。従って、下記の点が観察される。
・8mm以下の開口に関しては、構造の反射減衰量応答は完全に阻害されている。接近しすぎているキャビティの端部の存在が、顕著な不整合を導入している。
・8〜2mmの間の開口に関しては、インピーダンス整合が最適化され、動作帯域幅をカバーしている。
・2mm以上の開口に関しては、広すぎる開口による漏洩に関連するレベルの隆起が開始している。
図16及び17は、フランジを形成するキャビティ52a,52bの幅a及びbが移行部の性能に対して及ぼす影響を示している。
・キャビティaに関して、図16は、このキャビティの幅は移行部の反射減衰量応答に対して僅か少しの影響しか有さないことを示している。広い周波数帯域において、0.2〜1.5mmの広範囲の幅に関して、損失は常時−15dB以下のままである。
・キャビティbの幅に関して、図17は、その値を1mm〜2mmに倍増することによって、反射減衰量は、極めて広範な周波数帯域において、常時−17dB以下のままであるので、それは移行部の性能をより少しだけしか阻害しないことを示している。
図18及び19は、図10を参照して記述された種類の移行部素子で用いられる導波管回路の他の2つの実施態様を図式的に示している。
図18に関しては、導波管500は、チェビシェフ型の応答を示す3つのオーダの絞り導波管フィルタである。導波管500は上記のような移行部素子を用いることによって平面技術回路に接続されている。それ故に、図18aは、接続フットプリント及びアクセス給電線を有することを特徴とする基板501と、フィルタ500の出力部に対向するキャビティを有することを特徴とするベース502とを図式的に示している。
この実施態様に関連する性能は図18bに示されている。以下の結果が分かる。
・30GHz近辺の900MHzの範囲の周波数に関して、1.2dBのオーダの低い挿入損失。
・同一の周波数の範囲で−23dB以下の反射減衰量。
図19は図18と類似しており、導波管の各入力部に位置する2つのスタブを含む擬楕円のフィルタを包含する導波管600を示している。この装置の目的は、帯域通過の局地的な外側に伝達零点を生成することによって、フィルタの選択性を増大することである。基板601(RO4003)と、キャビティを有することを特徴とし且つ2つのマイクロストリップ給電線によって励起されるベース602との上に表面装着されたフィルタ600が、3Dで完全にシミュレートされた。図18bは得られた性能を示している。
・30GHz近辺の1GHzの通過帯域における1.2dBのオーダの挿入損失。
・29.5〜30.0GHzの帯域幅で−30dB以下の反射減衰量
・28.55GHzでの60dB以上の減衰であり、28.55GHzは拒絶するスプリアス周波数に対応する周波数。
図20乃至22を参照して、本発明に従った移行部素子の他の実施例を以下に記述する。この場合、導波管回路80は矩形の導波管81を含み、端部は固定フランジを形成する素子82によって拡がっている。この実施態様において、導波管は誘電性材料のブロックによって形成されており、このブロックは空気と同一の誘電率の合成繊維の成形体であり得る。ブロックはくり抜かれてキャビティ83を形成し、ブロックの外面は完全に金属化されている。さらに、フランジ82はスロット84を有し、その役割は後述される。実施態様において、導波管が平面技術回路、特に、マイクロストリップ給電線を受け入れる基板90上に位置するよう、フランジ82の下面は矩形の導波管81のくり抜かれた部分に延びている。
図20及び21に示されるように、マイクロ波誘電性材料の基板90は、図21aで94と印されている成形体平面を含み、この接地平面は、移行部のレベルにおいて、導波管出力部に対向して位置する部分に非金属化領域95を有する。さらに、この実施態様において、基板90の上面は、導波管80をオフセットするために用いられる第一金属化ゾーン93bを含む。
このゾーン93bは図示されていない金属化された孔によって接地平面94に電気的に接続されている。さらに、基板90は、ゾーン93b内に位置する第二金属化ゾーン93aを含み、導波管の開口83をカバーするよう、導波管80の開口全体の下に延びている。
基板90の上面は、ゾーン95に対応する非金属化ゾーン96も含む。このゾーン96は、プリント回路技術、特に、マイクロストリップによって実現された給電線91の端部92又は「プローブ」を受け入れる。この給電線は、フランジ82内の間隙84に対応するゾーン93a内の非金属化ゾーンを横断している。
アセンブリは金属ベース又は金属ボックス72上に装着される。本発明に関して、金属ベースは、ベース内に型どられ或いは圧延された移行部のレベルにおいて、キャビティ73を含む。キャビティは導波管の端部の断面と顕著に同一の断面を有する。すなわち、非金属化ゾーン95及びλ/4とλ/2との間の深さに対応し、ここで、λは導波管における導波長を表わしている。
上述の実施態様は前記の実施態様のために記述されたものと同一の方法を用いてシミュレートされた。それ故に、基板は、0.2mmの厚さのROGERS RO4003という名称で知られている誘電性材料によって構成されている。導波管の内部断面が標準WR28: 3.556mm×7.112mmと同等であり且つ2mmの厚さを示すような方法で、導波管は圧延された誘電性材料のブロック内に実現されている。導波管は錫、銅等のような導電性材料で金属化されている。システムは30GHzで動作するよう設定されている。
この場合、単一のマイクロストリップ給電線/導波管移行部に関する図22に示されているように、次の結果が得られる。
・26GHz〜36GHzの範囲の極めて大きな帯域における15dB以上のインピーダンス整合。
・この周波数帯域における0.4dBのオーダの相当に低い反射減衰量。
上記の導波管80は、図18に示された種類のチェビシェフ型応答を有することを特徴とする絞り導波管フィルタ又は図19において示された種類の導波管の各入力部に位置する2つのスタブを備えた擬楕円のフィルタを実現するよう変形され得ることは当業者にとって自明である。
上記の実施態様に対して多くの変形がなされ得ることは当業者にとって自明である。具体的には、幾つかの実施態様のための独立の移行部素子に導波管の端部を挿入することが想定されるであろう。重要な点は、スプリアス共振モードを示さない非接触移行部を実現することである。
本発明に従った導波管回路とマイクロストリップ技術給電線との間の移行部素子の第一実施態様を示す展開斜視図である。 (a)は、第一実施態様において用いられるマイクロストリップ技術給電線を含む基板の頂面図であり、(b)は、第一実施態様において用いられるマイクロストリップ技術給電線を含む基板の底面図である。 導波管と一体化された移行部素子を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、図1の実施態様に関し、マイクロストリップ給電線方向のフランジの寸法dのための周波数の関数としての適用を示す曲線グラフであり、例えば、各々d=4mm及びd=2.3mmである。 第二実施態様に従って、マイクロストリップ給電線と90°に屈曲する導波管との間の素子を示す展開斜視図である。 図5の実施態様に関する周波数の関数としてのインピーダンス整合及び移行部損失を示す曲線グラフである。 2つの90°屈曲部を備える導波管に関し、第一実施態様の他の変形を示す展開斜視図である。 図7の実施態様に関する周波数の関数としてのインピーダンス整合及び移行部損失を示す曲線グラフである。 寸法dの関数としての共振周波数の変化を示す曲線グラフであり、dの限界値を決定可能にしている。 本発明に従った導波管回路とマイクロストリップ技術給電線との間の移行部素子の第二実施態様を示す展開斜視図である。 (a)及び(b)は、各々、第二実施態様において用いられているマイクロストリップ技術給電線を含む基板の頂面図及び底面図である。 図10に従った導波管とマイクロストリップ給電線との間の移行部に関してシミュレートされた挿入損失及び反射減衰量を示す曲線グラフである。 図10の実施態様のための基板上の導電性フットプリントとマイクロストリップ給電線を示す拡大底面図である。 30GHzで図10の実施態様のためのフットプリントの開口幅の関数としての挿入損失を示す曲線グラフである。 異なるフットプリント寸法に関する反射減衰量を示す曲線グラフである。 異なるフットプリント寸法に関する反射減衰量を示す曲線グラフである。 異なるフットプリント寸法に関する反射減衰量を示す曲線グラフである。 (a)は、SMDフィルタを含む導波管回路に関する図10の実施態様の変形を示す展開斜視図であり、(b)は、この変形に関してシミュレートされたインピーダンス整合及び反射減衰量を示す曲線グラフである。 (a)は、SMD擬楕円フィルタを含む導波管回路に関する図10の実施態様の他の変形を示す展開斜視図であり、(b)は、この変形に関してシミュレートされたインピーダンス整合及び反射減衰量を示す曲線グラフである。 本発明に従った導波管回路とマイクロストリップ技術給電線との間の移行部素子の第二実施態様を示す展開斜視図である。 (a)及び(b)は、各々、第三実施態様において用いられるマイクロストリップ技術給電線を含む基板を示す底面図及び頂面図である。 図20に従った移行部に関してシミュレートされた挿入損失及び反射減衰量を示す曲線グラフである。
符号の説明
10 導波管
20 フランジ
30 基板
30a 接地平面
30b 非金属化ゾーン
30c フットプリント
31 マイクロストリップ技術給電線
31a マイクロストリップ技術給電線
31b インピーダンス整合給電線
31c プローブ
32 フットプリント
41 キャビティ
50 導波管
51a 下部
52 フランジ
52a キャビティ
52b キャビティ
52c 開口
53 傾斜部
54 非金属化ゾーン
55 非金属化ゾーン
60 基板
60a 下部接地平面
60b 非金属化ゾーン
60c 上面
60d アクセス給電線
60e プローブ
60f フットプリント
70 金属ベース
71 キャビティ
80 導波管回路
81 導波管
82 フランジ
83 キャビティ
84 スロット
90 基板
93a 第一金属化ゾーン
93b 第二金属化ゾーン
94 接地平面
95 非金属化領域
96 非金属化ゾーン
100 導波管
101 屈曲部
102 フランジ
110 基板
111 マイクロストリップ技術給電線
112 フットプリント
200 導波管
201a 屈曲部
201b 屈曲部
210 基板
211a フットプリント
211b フットプリント
212a マイクロストリップ給電線
212b マイクロストリップ給電線
213a 非金属化部分
213b 非金属化部分
600 導波管
601 基板
602 ベース

Claims (7)

  1. 導波管回路と、誘電性の基板の上に実現されるマイクロストリップ技術給電線との間の垂直な非接触接続のための移行部素子であって、
    当該移行部素子は、前記基板への固定ために、前記導波管回路の端部を固定フランジによって拡大し、前記基板は、前記固定フランジの下面との接続のための導電性フットプリントと、前記導波管回路とのインピーダンス整合を実現するような寸法とされるキャビティとを含み、該キャビティは、前記基板の下方で前記導波管の前記端部に対向して実現され、
    マイクロ波キャビティを形成する前記固定フランジは、少なくともマイクロストリップ給電線の方向において、前記固定フランジの幅が、共振モードを有用周波数帯域から離れる方向に移動するよう選択されるような寸法とされ、前記幅は、前記固定フランジの所与の高さ及び幅のための共振周波数と反比例する値であり、前記固定フランジは、前記導波管の端部と一体的であるか、或いは、前記導波管の端部に固着される別体の素子であることを特徴とする、
    移行部素子。
  2. 前記導波管回路及び前記固定フランジは、前記キャビティに対向するゾーン以外は金属化された外面を備えた成形体のような、合成材料のブロックにおいて実現されていることを特徴とする、請求項1に記載の移行部素子。
  3. 前記キャビティは、λ/4とλ/2との間の深さを有し、ここで、λは前記導波管内の導波長に対応していることを特徴とする、請求項1又は2のうちのいずれか1項に記載の移行部素子。
  4. 前記導電性フットプリントはC字形状を有し、該C字形状の枝部間の開放部は、短絡を阻止しつつ、電界の漏洩を制限するような寸法とされていることを特徴とする、請求項1乃至のうちのいずれか1項に記載の移行部素子。
  5. 前記導波管回路は、外面が金属化された誘電性ブロックをくり抜くことによって形成されていることを特徴とする、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の移行部素子。
  6. 前記導電性フットプリントは、前記導波管のくり抜き部分の下方で延びることにより、カバーを形成していることを特徴とする、請求項に記載の移行部素子。
  7. 前記基板上に実現された前記導電性フットプリントは、前記導波管が固定される第一金属化ゾーンと、該第一金属化ゾーン内の第二金属化ゾーンとを含み、該第二金属化ゾーンは、前記導波管のためのカバーを形成することを特徴とする、請求項5又は6に記載の移行部素子。
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