JPH06140815A - 導波管・ストリップ線路変換器 - Google Patents

導波管・ストリップ線路変換器

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Publication number
JPH06140815A
JPH06140815A JP26360492A JP26360492A JPH06140815A JP H06140815 A JPH06140815 A JP H06140815A JP 26360492 A JP26360492 A JP 26360492A JP 26360492 A JP26360492 A JP 26360492A JP H06140815 A JPH06140815 A JP H06140815A
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JP
Japan
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waveguide
strip line
dielectric substrate
substrate
pattern
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Withdrawn
Application number
JP26360492A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sogo
博之 十合
Hiroshi Suzuki
鈴木  寛
Kenichi Kudo
憲一 工藤
Yoshihiro Miura
義宏 三浦
Kiyokazu Sugai
清和 菅井
Masayoshi Ikuno
雅義 生野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は導波管基本モードをストリップ線路
モードに変換して出力する導波管・ストリップ線路変換
器に関し、封止の簡単化を目的とする。 【構成】 誘電体基板13は表面に導波管/ストリップ
線路変換用パターン15が形成され、裏面に封止パター
ン17が形成されている。誘電体基板13は封止パター
ン17側が筐体12の導波管11の開口部側と固定され
る。導波管ショートブロック18は導波管/ストリップ
線路変換用パターンのアンテナ部15aが電界最大とな
るような短絡面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導波管・ストリップ線路
変換器に係り、特に外部接続導波管から入力されたマイ
クロ波あるいはミリ波の導波管基本モードをストリップ
線路モードに変換して出力する導波管・ストリップ線路
変換器に関する。
【0002】自動ドアの開閉用センサや相手の車の車速
を測定するセンサとして、放射したマイクロ波のドップ
ラー効果を利用するレーダ式センサが知られている。こ
のレーダ式センサは、使用目的から小型、安価であるこ
とが要求されており、それに伴いレーダ式センサの一部
に用いられる導波管・ストリップ線路変換器も小型化が
強く望まれている。
【0003】
【従来の技術】図9は従来の導波管・ストリップ線路変
換器の一例の構成図を示す。同図(A)において、外部
接続導波管1と導波管2との間には封止用の導波管窓3
が設けられている。また、導波管2上には導波管/マイ
クロストリップ線路変換基板4が一部を導波管2上に位
置するように設けられている。この導波管/マイクロス
トリップ線路変換基板4は同図(B)に示すように、セ
ラミック基板4a上に導波管1の中空部上にアンテナ部
4bが位置するように構成されたマイクロストリップ線
路4cが形成されている。
【0004】上記の導波管/マイクロストリップ線路変
換基板4の近傍には導波管ショートブロック5が、効率
の良い変換を行なうために設けられている。すなわち、
導波管/マイクロストリップ線路変換基板4の上面と導
波管ショートブロック5の内面との距離は、導波管ショ
ートブロック5の内面が短絡面となるようにλ/4(た
だし、λは波長)に設定されており、これによりアンテ
ナ部4bで電界最大となる。
【0005】また、6はカットオフ導波管、7は金属製
の封止用蓋である。封止用蓋7は部品が搭載された室が
完全に封止できるように、導波管ショートブロック5の
上方をレーザ等で溶接される。封止の理由は回路基板に
電界効果トランジスタ(FET)やダイオードなどが基
板上に直接作り込まれている、モノリシック・マイクロ
ウェーブ・IC(MMIC)を用いており、このMMI
Cはパッケージ内に入れて封止しないと経年変化等によ
って特性が変わってしまうからである。
【0006】上記構成において、外部接続導波管1内を
同図(A)中、下から伝搬してきたマイクロ波は、導波
管窓3を通して導波管2に到り、更にこれより導波管シ
ョートブロック5の上部内面に到り短絡される。する
と、前記アンテナ部46付近でマイクロ波は電界最大と
なり、導波管/マイクロストリップ線路変換基板4で効
率良く、マイクロ波の導波管基本モードTE10がマイク
ロストリップ線路のTEMモードに変換される。このT
EMモードのマイクロ波はマイクロ波ストリップ線路4
cを伝搬して増幅器(AMP)や周波数変換回路(MI
X)、発振器(OSC)等の回路基板に伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この従来の
導波管・ストリップ線路変換器は、封止用の導波管窓3
と実際の変換をする導波管/マイクロストリップ線路変
換基板4とが夫々必要であり、そのうち導波管窓3は図
9(C)の平面図及び同図(D)の側面図に示す如く、
セラミック基板3a上の、中央矩形部周囲に金パターン
3bが形成された構成として、金パターン3bの部分と
導波管2の下部とを半田9で固定し、また上記変換基板
4は導波管2の上部と半田10で固定しなければなら
ず、これら2個所の半田付作業が困難である。すなわ
ち、一方を半田付けした後、他方を半田付けするとき
は、装置を上下反転してから半田付けする必要があり、
同じ温度の半田付けでは先に半田付けした部分が半田の
溶融によって落下したりしてしまう。異なる温度の半田
付けを行なう場合は、半田の管理が煩雑である。
【0008】また、導波管窓3は空気より誘電率の大き
いセラミック基板3aを使用しているため、その部分で
不整合が起き、ミスマッチロスが発生する。そのため
に、金パターン3bの部分を導波管2内にとび出すよう
に設計し、不整合を極力抑えるようにしているが完全で
はなく、ある程度のサセプタンスが導波管2内に入るこ
とになる。この不整合と変換基板4で起こる不整合とが
あるため、全体としてみたときの整合がとれたりとれな
かったりし、変換後のマイクロ波にリップルが生じてし
まう。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
導波管窓と変換基板とを兼用する構成とすることによ
り、上記の課題を解決した導波管・ストリップ線路変換
器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、導波管・ストリップ線路変換器は表面に導波管/ス
トリップ線路変換用パターンが形成され、かつ、裏面に
封止パターンが形成された誘電体基板を有し、開口する
導波管が形成された筺体の該導波管の開口側に該誘電体
基板の該封止パターン側を固定すると共に、該導波管/
ストリップ線路変換用パターンの上方に導波管ショート
ブロックを設けたものである。
【0011】また、請求項5記載の発明では、裏面に封
止パターンにより包囲される導波管/ストリップ線路変
換用パターンが形成され、かつ、表面にストリップ線路
が形成されると共に、該導波管/ストリップ線路変換用
パターンとストリップ線路とがバイアホールにより電気
的に接続された誘電体基板を有し、開口する導波管が形
成された筺体の該導波管の開口側に該誘電体基板の裏面
を固定したものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、導波管の開口部が誘
電体基板で封止されるため、誘電体基板は導波管窓を構
成している。また、この誘電体基板の表面には導波管/
ストリップ線路変換用パターンが形成されている。従っ
て、この誘電体基板は従来の導波管/ストリップ線路変
換基板としても作用する。すなわち、本発明では、一枚
の誘電体基板によって従来の導波管窓と導波管/ストリ
ップ線路変換用基板とを兼用することができる。
【0013】請求項5記載の発明では、導波管短終端で
導波管の基本モードと導波管/ストリップ線路変換用パ
ターンとが磁界結合し、それによりバイアホールを通し
てストリップ線路に、導波管/ストリップ線路変換用パ
ターンで変換されたストリップ線路モードの出力が伝達
される。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の構成図を示し、
同図(A)は側面図、同図(B)は平面図である。同図
(A),(B)中、導波管11を有する筺体12上に
は、導波管11の開口部を閉塞するように誘電体基板1
3が半田14により固定されている。誘電体基板13は
図2(A),(B)に示すように平面形状が凸形状に形
成され、その表面には図2(A)に示すように中央部に
配置された矩形のアンテナ部15aと、これに連接する
幅細で直線状のストリップ線路部15bとよりなる導波
管/ストリップ線路変換用パターン15が形成されてい
る。また、誘電体基板13の裏面には図2(B)に示す
ように、導波管11の開口対向部16を残した部分に例
えば金メッキによる封止パターン17が形成されてい
る。
【0015】誘電体基板13は例えばセラミック製で、
その厚さの公差は±0.01程度なので特性は安定してい
る。誘電体基板13の表面上方には、図1(A),
(B)に示す如くアンテナ部15aとの距離がλ/4と
された内面18aと、ストリップ線路部15bとの距離
がλ/4より小とされた内面18bと、誘電体基板13
の外縁に沿う内側面18cとを有する導波管ショートブ
ロック18が配置され、筺体12にねじ止めされてい
る。
【0016】導波管ショートブロック18の内面18a
は短絡面で、アンテナ部15aで電界最大となるように
設けられ、また内面18b及び側面18cは誘電体基板
13と他の回路基板19とを分けるためのカットオフ導
波管の作用をする。他の回路基板19上には増幅器、周
波数変換回路、発振器などが設けられている。
【0017】筺体12は導波管ショートブロック18,
誘電体基板13及び回路基板19が金属製の蓋20によ
って封止されるようになされる。蓋20と筺体12との
間は半田付けしてもよいが、蓋20が大きく、また精密
に封止するためにレーザー封止21により固定される。
【0018】本実施例では図1(A)の導波管11を通
るマイクロ波は誘電体基板13を通して導波管ショート
ブロック18に到り、ここで反射されて再び誘電体基板
13の表面に到る。ここで、誘電体基板13の裏面の封
止パターン17によって誘電体基板13は導波管窓とし
ての機能を果たすと共に、表面の導波管/ストリップ線
路変換用パターン15によって誘電体基板13は導波管
/ストリップ線路変換用基板としての機能を果たしてい
る。
【0019】上記の導波管/ストリップ線路変換用パタ
ーン15によって導波管の基本モードであるTE10モー
ドが、ストリップ線路のTEMモードに変換された後、
他の回路基板19に伝達される。なお、他の回路基板1
9からのTEMモードのマイクロ波は上記とは逆の伝搬
経路により導波管11より外部へTE10モードで送出さ
れる。
【0020】このように本実施例によれば、誘電体基板
13が導波管窓と導波管/ストリップ線路変換用パター
ンとを兼ねているため、従来2個所必要であった半田付
け個所を1個所にすることができ、よって簡単に封止す
ることができる。また導波管窓が導波管内に入らないの
で、変換後のマイクロ波のリップルを防止することがで
きる。
【0021】図3は本発明の第2実施例の要部の構成図
を示す。本実施例は誘電体基板13を、矩形の第1の基
板部23aと第2の基板部23bとに分離し、第1及び
第2の基板部23a及び23bを金リボン24で接続し
たものである。第1の基板部23aは導波管11の開口
より大径である。第2の基板部23bは他の回路基板に
接続される。
【0022】本実施例によれば、凸状の誘電体基板13
の凸部を第2の基板部23bとして本体の第1の基板部
23aと分離することにより、第1実施例に比し誘電体
基板13の製造をより簡単にできるようにしたものであ
る。誘電体基板13はセラミック製又は石英ガラス製で
あるため固く、凸形状の製作は難しいからである。
【0023】図4は本発明の第3実施例の構成図を示
す。同図(A)は誘電体基板31の表面を示す平面図
で、誘電体基板31はアンテナ部15aとマイクロスト
リップ線路部15bよりなる導波管/ストリップ線路変
換用パターン15が形成されると共に、マイクロストリ
ップ線路部15bの両側に、スルーホール32が穿設さ
れた封止パターン(アースパターン)33が形成され
た、矩形とされている。スルーホール32は例えば基板
の上部と下部とを連通する孔に金属が埋め込まれた構成
とされている。なお、金属は埋め込まなくてもよい。
【0024】図4(B)は誘電体基板31の裏面を示す
平面図で、導波管の開口に対向する部分34を除いた領
域に金メッキによる封止パターン35が形成されてい
る。
【0025】図4(C)は装置平面図、同図(D)は装
置断面図で、導波管37を有する筺体38上に、導波管
37の開口部が誘電体基板31で閉塞されるように構成
されると共に、導波管ショートブロック36が誘電体基
板31上方に設けられている。
【0026】導波管ショートブロック36の内面36a
は短絡面で、アンテナ部15aで電界最大となるように
設けられている。また内面36bがスルーホール32と
当接するように導波管ショートブロック36が筺体38
にねじ止めされている。このようにして、スルーホール
32で筺体アースとつなげた誘電体基板31の上面のア
ースパターン33と導波管ショートブロック36とを電
気的に接続することにより、カットオフ導波管が形成さ
れる。換言すると、カットオフ導波管を作りたい個所に
スルーホール32及びアースパターン33が形成されて
いる。本実施例によれば、誘電体基板31が矩形である
ので、凸形状のものに比し容易に作製することができ
る。
【0027】図5は本発明の第4実施例の構成図を示
す。同図中、図1及び図4と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図4に示した実施例では
導波管ショートブロック36をねじ止めすると、内面3
6bにより誘電体基板31が大なる押圧力を受け、誘電
体基板31が割れたり、逆に電気的に安定した接触が得
られず、カットオフ導波管が実現できない可能性があ
る。
【0028】そこで、本実施例は誘電体基板31に対す
る大なる押圧力の低減と安定な接触とを目的として、図
5(A)に示す如く導波管ショートブロック18とスル
ーホール32との間に、例えばリン青銅のばね41を介
挿したものである。
【0029】ばね41は図5(B)に示すように、ばね
本体41aがU字状にわん曲されると共に、中央部に切
欠部41bが形成された構成とされている。切欠部41
bにより、誘電体基板31上のマイクロストリップ線路
部15bとばね41とが接触せず、ばね41がスルーホ
ール32及びアースパターン33のみに当接するように
し、スルーホール32で筺体アースとつなげたアースパ
ターン33と導波管ショートブロック18とを電気的に
接続することにより、カットオフ導波管を構成する。
【0030】図6は本発明の第5実施例の構成図を示
す。同図中、図5と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図6(A)は正面図、同図(B)
は右側面図を示す。本実施例は第4実施例のばね41の
代わりに導電ゴム45を導波管ショートブロック18と
スルーホール32との間に介挿したものである。
【0031】導電ゴム45は図6(A),(B)に示す
ように、誘電体基板31上スルーホール32及びアース
パターン33のみに当接してアースパターン33と導波
管ショートブロック18とを電気的に接続することによ
り、カットオフ導波管を構成する。
【0032】図7は本発明の第6実施例の構成図で、同
図(A)は断面図、同図(B)は平面図、同図(C)は
誘電体基板51の底面図である。図7(A)において、
誘電体基板51の裏面は筺体52の導波管53の開口部
を閉塞し、かつ、裏面のアースパターン(封止パター
ン)54が筺体52に半田付けされて封止している。ア
ースパターン54は図7(C)に示す如く、誘電体基板
51の中央部の平面コ字状の部分55を除く部分に例え
ば金メッキが施されて形成されている。平面コ字状の部
分55は誘電体基板51が露出した部分であり、導波管
/ストリップ線路変換用パターンを構成している。
【0033】誘電体基板51には上記パターン55によ
り三方を囲まれた位置にバイアホール56が穿設されて
いる。バイアホール56は中に孔が開いているものでは
なく、内部が金属で埋め込まれたホールで、その一端は
図7(B)に示す如く誘電体基板51の表面上に形成さ
れたマイクロストリップ線路57の端部に位置するよう
に構成されている。
【0034】また、図7(A),(C)に示すように、
破線で囲んだ部分58が短絡部を形成している。なお、
誘電体基板51は図示しない金属製の蓋により封止され
ている。マイクロストリップ線路57は他の回路基板に
接続される。
【0035】次に本実施例の動作について図7及び図8
と共に説明する。マイクロストリップ線路57にマイク
ロ波を入力すると、そのマイクロ波は図8(A)に示す
如くバイアホール56を通して誘電体基板51の裏面に
到り、短絡部58で短絡される。短絡されると図8
(B)に示すように短絡部分58のアースパターンに高
周波電流が流れ、それにより同図(C)に示すようにT
EMモードの磁界H1 が短絡部58に発生する。
【0036】図8(D)は図8(C)を左側から見た図
で、上記短絡部58に発生した上記の磁界H1 は導波管
53内の基本モードTE10の磁界H2 を励振する。
【0037】なお、導波管53に入力されたマイクロ波
又はミリ波は上記と逆の動作によりTEMモードに変換
されてマイクロストリップ線路57へ伝達される。この
ようにして、本実施例によれば、短絡部58での磁界結
合により、導波管/ストリップ線路変換ができる。
【0038】従って、本実施例では導波管ショートブロ
ックが不要であるため、導波管ショートブロックが必要
な前記各実施例では導波管ショートブロックの位置決め
が難しく、特にミリ波に対する変換器の場合は導波管シ
ョートブロックの短絡面までの距離の僅かなずれで特性
が大きく変わるが、本実施例ではこのような導波管ショ
ートブロックの取付作業から解放される。
【0039】また、導波管53に面したパターン55の
形状を細くすると通過帯域が狭くなるので不要波の除去
ができる。パターン55の形状を適宜選択することによ
り、中心周波数や通過帯域を変えることができる。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、一枚の誘電体基板によって導波管窓と導波管/スト
リップ線路変換用基板とを兼用することができるため、
従来に比し簡単に封止の作業ができると共に小型化で
き、また変換出力のリップルを防止することができ、更
に誘電体基板のみで特性がでるよう設計することによ
り、電気特性的に安定したものができる。
【0041】請求項2記載の発明は誘電体基板を夫々矩
形の基板に分離したので、基板を容易に製作することが
でき、請求項3記載の発明では誘電体基板を分離するこ
となく矩形に形成することができ、また請求項4記載の
発明では誘電体基板に局所的に過大な力が加わることを
弾性部材により防止することができるため、誘電体基板
の破損を防止することができる。
【0042】更に請求項5記載の発明によれば、導波管
ショートブロックを不要にできるため、導波管ショート
ブロックの精密な取付作業をなくすことができ、簡単な
封止ができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1の要部の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成図である。
【図5】本発明の第4実施例の構成図である。
【図6】本発明の第5実施例の構成図である。
【図7】本発明の第6実施例の構成図である。
【図8】本発明の第6実施例の動作説明図である。
【図9】従来の一例の構成図である。
【符号の説明】
11,37,53 導波管 12,38,52 筺体 13,31,51 誘電体基板 15,55 導波管/ストリップ線路変換用パターン 15a アンテナ部 15b マイクロストリップ線路部 17,35 封止パターン 18,36 導波管ショートブロック 23a 第1の基板 23b 第2の基板 32 スルーホール 33,54 アースパターン 41 ばね 45 導電ゴム 56 バイアホール 57 マイクロストリップ線路 58 短絡部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 憲一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三浦 義宏 宮城県仙台市青葉区1番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内 (72)発明者 菅井 清和 宮城県仙台市青葉区1番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内 (72)発明者 生野 雅義 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に導波管/ストリップ線路変換用パ
    ターン(15)が形成され、かつ、裏面に封止パターン
    (17,33)が形成された誘電体基板(13,31)
    を有し、開口する導波管(11,37)が形成された筺
    体の該導波管(11,37)の開口側に該誘電体基板
    (13,31)の該封止パターン(17,35)側を固
    定すると共に、該導波管/ストリップ線路変換用パター
    ン(15)の上方に導波管ショートブロック(18,3
    6)を設けたことを特徴とする導波管・ストリップ線路
    変換器。
  2. 【請求項2】 前記誘電体基板(13)は前記導波管
    (11)の開口より大径で、かつ、矩形の第1の基板部
    (23a)と、外部基板と接続される第2の基板部(2
    3b)とに分離し、該第1及び第2の基板部(23a,
    23b)を電気的に接続してなることを特徴とする請求
    項1記載の導波管・ストリップ線路変換器。
  3. 【請求項3】 前記誘電体基板(31)は、前記導波管
    /ストリップ線路変換用パターン(15)と前記導波管
    (37)の開口部に対向する位置とを夫々避けた位置に
    スルーホール(32)が穿設され、かつ、前記導波管シ
    ョートブロック(36)は一部が該スルーホール(3
    2)と当接する構造とされたことを特徴とする請求項1
    記載の導波管・ストリップ線路変換器。
  4. 【請求項4】 前記誘電体基板(31)は、前記導波管
    /ストリップ線路変換用パターン(15)と前記導波管
    (11)の開口部に対向する位置とを夫々避けた位置に
    スルーホール(32)が穿設され、かつ、前記導波管シ
    ョートブロック(18)と該スルーホール(32)との
    間に導電性の弾性部材(41,45)を介挿したことを
    特徴とする請求項1記載の導波管・ストリップ線路変換
    器。
  5. 【請求項5】 裏面に封止パターン(54)により包囲
    される導波管/ストリップ線路変換用パターン(55)
    が形成され、かつ、表面にストリップ線路(57)が形
    成されると共に、該導波管/ストリップ線路変換用パタ
    ーン(55)とストリップ線路(57)とがバイアホー
    ル(56)により電気的に接続された誘電体基板(5
    1)を有し、開口する導波管(53)が形成された筺体
    の該導波管(53)の開口側に該誘電体基板(51)の
    裏面を固定したことを特徴とする導波管・ストリップ線
    路変換器。
JP26360492A 1992-10-01 1992-10-01 導波管・ストリップ線路変換器 Withdrawn JPH06140815A (ja)

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