JP4514712B2 - 鞍乗り型車両用エンジン - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車や三輪車等の鞍乗り型車両のエンジンに関するものである。
従来から鞍乗り型車両に設けられたエンジンには、クランク軸が設けられ、このクランク軸にコンロッドを介してピストンが連結され、このピストンがシリンダ内を上下動することにより、コンロッドを介してクランク軸が回転されるように構成されている。
そして、このクランク軸の近傍には、このクランク軸と噛み合うバランサ軸及びメイン軸が配置されている。
そのバランサ軸には、バランサギヤ及びバランサウェブが形成され、このバランサ軸がクランクケースに設けられた一対の軸受けにより回動自在に支持されている。
このバランサギヤはクランク軸のクランクギヤに噛み合わされており、このバランサギヤの径はクランクギヤと同じ径に設定されている。
また、そのクランク軸とメイン軸とがクラッチ機構を介して連結され、そのクランク軸からの駆動力がクラッチ機構を介してメイン軸に伝達されるように構成されている。
このメイン軸には、複数のシフトギヤが配設され、これらギヤの内の任意のギヤがシフト操作により選択されて、ドライブ軸のギヤと歯み合わされることにより、変速操作が行われるようになっている(特許文献1参照)。
特公平06−89813号公報
しかしながら、このような従来のものにあっては、バランサ軸をクランク軸の後側上方に配置しようとすると、シリンダのスカート部等がバランサウェブに接近して邪魔になり、バランサ軸の配設スペースを確保するのが難しいため、バランサ軸とクランク軸中心と交差して前記シリンダ軸中心に平行な第1平行線との距離が長くなってしまう。
そこで、この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、バランサ軸と、クランク軸中心と交差して前記シリンダ軸中心に平行な第1平行線との距離を短くできる鞍乗り型車両用エンジンを提供することを課題としている。
本発明に係る鞍乗り型車両用エンジンは、クランク軸と、前記クランク軸に設けられたクランクウェブと、クランクケースの内部に突出するスカート部を有し、軸中心が前記クランク軸の軸中心に対して一方側にオフセットされたシリンダと、前記クランク軸と平行に配置された単一のバランサ軸と、前記バランサ軸に設けられたバランサウエイトと、を備え、前記バランサ軸は、前記クランク軸中心と交差しかつ前記シリンダ軸中心に平行な第1平行線に対して、前記シリンダ軸中心がオフセットされた側と反対側に配置され、前記バランサウエイトの回転軌跡と前記クランクウェブの回転軌跡とは、前記クランク軸方向から見て重なっており、前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線と前記バランサウエイトの回転軌跡との間の距離は、前記第1平行線と前記スカート部の外周面との間の距離よりも短く、前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線に沿った方向に関して、前記バランサウエイトの回転軌跡の前記シリンダ側の端部は、前記スカート部の前記シリンダ側と反対側の端部よりも、前記シリンダ側に位置しているものである。
この発明によれば、1軸式のバランサを備えたエンジンにおいて、バランサ軸をシリンダ近傍等に配置すると、シリンダのスカート部等がバランサウェブに接近して邪魔になるが、ここでは、クランク軸の軸中心に対して、シリンダの軸中心が一方側にオフセットされることにより、シリンダのスカート部の位置もオフセット方向にずれることから、その分、バランサ軸の配設スペースを拡大させることができると共に、この位置にバランサ軸を配設することで、バランサ軸と、このクランク軸中心と交差してシリンダ軸中心に平行な第1平行線との距離を短くできる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図5には、この発明の実施の形態1を示す。
まず構成を説明すると、図1中符号11は、鞍乗り型車両としての自動二輪車に配設された単気筒4サイクル、4バルブのエンジンで、このエンジン11にはクランク軸12が設けられ、このクランク軸12にコンロッド13を介してピストン14が連結されている。
このピストン14がシリンダ15内を上下動することにより、コンロッド13を介してクランク軸12が車幅方向に沿う軸を中心に回転されるように構成されている。
そして、このクランク軸12の軸中心O2に対して、シリンダ15の軸中心O1が一方側(前方側)に所定長さオフセットされている。このようにオフセットすることにより、ピストン14が燃焼圧を受けたときに、損失馬力が小さくなるように設定されている。
また、クランク軸12の軸中心O2と交差してシリンダ15の軸中心O1に平行な第1平行線L1に対して、シリンダ軸中心O1がオフセットされた側と反対側にバランサ軸18が配置されている。
その第1平行線L1に対してバランサ軸18が配置された側と同じ側にメイン軸19が配置されると共に、そのバランサ軸18がメイン軸19よりシリンダ15側に配置されている。図1に示すようなエンジン11の配置状態では、このクランク軸12とバランサ軸18との上下方向の中間位置にメイン軸19が配置されている。
そのバランサ軸18には、図3に示すように、バランサギヤ18b及びバランサウエイト18cが形成され、このバランサ軸18がクランクケース21に設けられた一対の軸受け22,22により回動自在に支持され、この一対の軸受け22,22の間に前記バランサウエイト18cが位置すると共に、前記バランサギヤ18bは図3中右側端部に配設されている。
そして、そのバランサウエイト18cが、クランク軸12の一対のクランクウェブ12aの間に挿入され、そのバランサウエイト18cの回転軌跡18dと、クランクウェブ12aの回転軌跡12dとがクランク軸12方向から見て重なるように構成されている。また、そのバランサウエイト18cの回転軌跡18dは、シリンダ15の外形の延長面上に位置するように設定されている。
また、バランサギヤ18bは、クランク軸12のクランクギヤ12bに噛み合わされている。このクランクギヤ12bとバランサギヤ18bとは同じ径である。
さらに、図4に示すように、そのクランク軸12側に設けられたドライブ側一次減速ギヤ24が、メイン軸19に回転自在に設けられたドリブン側一次減速ギヤ25に噛み合っている。そして、このドリブン側一次減速ギヤ25からの駆動力が、クラッチ機構26を介してメイン軸19に伝達されるように構成されている。
このメイン軸19には、1速ギヤ27、2速ギヤ28、3速ギヤ29、4速ギヤ30、5速ギヤ31および6速ギヤ32が配設され、その5速ギヤ31および6速ギヤ32が各ギヤ27…に両端側に、そして、この内側に1速ギヤ27および2速ギヤ28が配設され、更に、これら1速ギヤ27および2速ギヤ28の間(各ギヤ27…の中央側)に、一番径の大きい1速ギヤ27より径の小さい3速ギヤ29および4速ギヤ30が配設されている。
そして、図4に示すように、この4速ギヤ30の先端に、前記バランサウエイト18cの先端を望ませるように配置している。これにより、メイン軸19の中の径の大きいギヤ27と、前記バランサ軸18に設けられたバランサウエイト18cの回転軌跡とが軸方向視で重なるように、メイン軸19とバランサ軸18との軸間距離が設定されている。
さらに、バランサ軸18の上側近傍には、図2に示すように、スタータモータ35が配置され、このスタータモータ35は、クランクケース21の左ケース37に図3中左側から嵌合されている。
そして、このスタータモータ35のスタータギヤ35aが左ケース37内に突出し、このスタータギヤ35aがアイドラ軸39の大径ギヤ39aに噛み合わされると共に、このアイドラ軸39の小径ギヤ39bが、クランク軸12の連結ギヤ12cに噛み合わされている。これにより、スタータモータ35が駆動されると、アイドラ軸39を介してクランク軸12が回転されるようになっている。
このスタータモータ35は、図2及び図3に示すように、側方から見たときに、バランサ軸18のバランサギヤ18b及びバランサウエイト18cと重なるように配置されている。
このようなものにあっては、バランサ軸18をクランク軸12の後側斜め上方に配置すると、シリンダ15のスカート部15aがバランサウエイト18cに接近して邪魔になるが、ここでは、このクランク軸12の軸中心O2に対して、シリンダ15の軸中心O1が一方側(前方側)に所定長さオフセットされているため、シリンダ15のスカート部15aの位置もオフセット方向(後方)にずれることから、その分、バランサ軸18の配設スペースを拡大させることができる。そして、この位置にバランサ軸18を配設することで、バランサ軸18と第1平行線L1との距離を短くできる。
また、メイン軸19の端部にはクラッチ機構26が設けられているが、このクラッチ機構26は、オイルを浸けたくないと共に、立てたエンジン11が使い勝手がよいため、エンジン11を立てた状態では、メイン軸19はある程度上に設定したい。
すると、バランサウエイト18cがメイン軸19のギヤ27…と干渉しないようにするために、バランサ軸18がメイン軸19からより離間することとなり、エンジン11の外形が大きくなってしまう。すなわち、バランサ軸18の回転とクランク軸12の回転が1:1でなければならないため、バランサ軸18とメイン軸19との距離が離れ、バランサギヤ18bの径が大きくなってしまうためである。
そこで、ここでは、メイン軸19の径の小さい3速又は4速のギヤ29,30を中央側に配置し、この径の小さい4速ギヤ30の先端に、バランサウエイト18cの先端部を望ませるように配置している。すなわち、メイン軸19の中の径の大きいギヤ(1速ギヤ27)と、バランサウエイト18cの回転軌跡とが軸方向視で重なるようにしたため、メイン軸19とバランサ軸18との距離を短くでき、その分、バランサ軸18とクランク軸12との軸間距離も短くできることから、バランサギヤ18bの径を小さくできる結果、エンジン11の小型化を図ることができる。
また、スタータモータ35やバランサ軸18をクランク軸12の上側で、互いに接近させて並べて配置することにより、エンジン11の前後長を詰めることができると共に、スタータモータ35をエンジン11の前側に配置する必要が無く、バランサ軸18やスタータモータ35をクランク軸12の上側に配置すると、オイルに浸かることもない。
ちなみに、スタータモータ35をエンジン11の前側に配置すると、水が掛かる位置となってしまうと共に、バランサ軸18を下側に配置しようとすると、オイルに浸かり、エンジン11の駆動にロックが掛かるため配置できない。これらをこの実施の形態によれば解消できる。
また、詳細は省略するデコンプ装置により、燃焼室内の圧力を逃がすことにより、スタータモータ35の駆動力を小さくできるため、スタータモータ35の小型化を図ることができ、左ケース37の凹所37aに配置できる。
しかも、小さなスタータモータ35とすることができるため、エンジンセンターO3より左側に配置できる。従来はスタータモータが大きいため、エンジンセンターO3に配置されており、スタータモータとバランサウエイト18cを側方から見て重ねるような配置ができない。
さらに、バランサ軸18とスタータモータ35とがクランク軸12の後側上方に配置され、バランサギヤ18bとスタータモータ35とが側方から見てオーバーラップしている。
このように配置することにより、エンジン11全体のコンパクト化を図ることができる。また、スタータモータ35は、クランクケース21の左ケース37の図3中左側から挿入されて、左ケース37の凹所37aに配置されているため、スタータモータ35を効果的に配置することができる。
しかも、エンジン11のコンパクト化により、バランサ軸18やスタータモータ35の上側に配置される吸気系の配設スペースを拡大させることができる。
さらに、図3に示すように、バランサ軸18のバランサウエイト18cがクランク軸12の一対のクランクウェブ12aの間に挿入され、そのバランサウエイト18cとクランクウェブ12aとが側方から見てオーバーラップするように配置されているため、バランサ軸18とクランク軸12との軸間距離を短くでき、エンジン11のコンパクト化を図ることができる。
さらにまた、バランサ軸18の軸受け22とアイドラ軸39とが側方から見て重なるように配置されているため、これらアイドル軸39及びバランサ軸18と、クランク軸12との軸間距離を短く設定できる。
しかも、図1に示すように、クラッチ機構26とスタータモータ35とが側方から見て重なるように設定されている。これにより、スタータギヤ35aとメイン軸19との軸間距離を接近させることができ、吸気系の配設スペースを拡大させることができる。
なお、図5中二点鎖線に示すように、クランク軸12の軸中心O2を含み、シリンダ15の軸中心O1に垂直な第1平面P1に対して、バランサ軸18を、シリンダ15と反対側に配置した場合でも、バランサウエイト18cの回転軌跡18dをクランクウェブ12aの回転軌跡12dに重ねることにより、バランサ軸18を第1平行線L1に接近させることができる。
[発明の実施の形態2]
図6には、この発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態2は、スタータモータ35をクランクウェブ12aの回転軌跡12d近傍に配置したものである。すなわち、前記第1平面P1に対して、バランサ軸18が、シリンダ15側に配置されると共に、スタータモー夕35が、クランクウェブ12aの回転軌跡12d近傍で、第1平面P1よりシリンダ15側と反対側に配置されている。
これによれば、バランサウエイト18cの回転軌跡18dをシリンダ15外形の下端に近付けることができ、第1平行線L1に接近させることができると共に、スタータモータ35もクランクウェブ12aの回転軌跡12dに接近させることができる。従って、エンジン11全体としてのコンパクト化を図ることができる。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
[発明の実施の形態3]
図7には、この発明の実施の形態3を示す。
この実施の形態3は、バランサ軸18が第1平面P1上に配置されると共に、スタータモータ35がクランクウェブ12aの回転軌跡12d近傍で、バランサ軸18に対してシリンダ15側に配置されている。
これによれば、スタータモータ35を、シリンダ15外形の下端に近付けることができ、第1平行線L1に接近させることができると共に、バランサウエイト18cの回転軌跡18dをクランクウェブ12aの回転軌跡12dに重ねることができる。従って、エンジン11全体としてのコンパクト化を図ることができる。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
[発明の実施の形態4]
図8には、この発明の実施の形態4を示す。
この実施の形態4は、バランサ軸18が第1平面P1よりシリンダ15側と反対側に配置されると共に、第1平面P1よりシリンダ15側にスタータモータ35が配置されている。
これによれば、スタータモータ35を、シリンダ15外形の下端に近付けることができ、第1平行線L1に接近させることができると共に、バランサウエイト18cの回転軌跡18dをクランクウェブ12aの回転軌跡12dに重ねることにより、第1平行線L1に接近させることができる。従って、エンジン11全体としてのコンパクト化を図ることができる。
他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
以上のように、本発明に係る第1の鞍乗り型車両用エンジンは、クランク軸と、前記クランク軸に設けられたクランクウェブと、クランクケースの内部に突出するスカート部を有し、軸中心が前記クランク軸の軸中心に対して一方側にオフセットされたシリンダと、前記クランク軸と平行に配置された単一のバランサ軸と、前記バランサ軸に設けられたバランサウエイトと、を備え、前記バランサ軸は、前記クランク軸中心と交差しかつ前記シリンダ軸中心に平行な第1平行線に対して、前記シリンダ軸中心がオフセットされた側と反対側に配置され、前記バランサウエイトの回転軌跡と前記クランクウェブの回転軌跡とは、前記クランク軸方向から見て重なっており、前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線と前記バランサウエイトの回転軌跡との間の距離は、前記第1平行線と前記スカート部の外周面との間の距離よりも短く、前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線に沿った方向に関して、前記バランサウエイトの回転軌跡の前記シリンダ側の端部は、前記スカート部の前記シリンダ側と反対側の端部よりも、前記シリンダ側に位置しているものである。
第2の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記バランサ軸が、前記クランク軸の軸中心を含みかつ前記シリンダの軸中心に垂直な第1平面に対して、前記シリンダ側に配置されているものである。
第3の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記第1平行線に対して前記バランサ軸が配置された側と同じ側に配置されたメイン軸を備え、前記第1平行線に沿った方向に関して、前記バランサ軸は、前記メイン軸よりも前記シリンダに近い側に配置されているものである。
第4の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記バランサ軸が、前記第1平面に対して前記シリンダ側に配置され、前記クランクウェブの回転軌跡の近傍かつ前記第1平面に対して前記シリンダ側と反対側に配置されたスタータモータを備えているものである。
第5の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記バランサ軸が前記第1平面上に配置され、前記クランクウェブの回転軌跡の近傍に配置されたスタータモータを備え、前記第1平行線に沿った方向に関して、前記スタータモータは、前記バランサ軸よりも前記シリンダに近い側に配置されているものである。
第6の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記バランサ軸が前記第1平面に対して前記シリンダ側と反対側に配置され、前記第1平面に対して前記シリンダ側に配置されたスタータモータを備えているものである。
第7の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、スタータモータを備え、側面視において、前記バランサウエイトの回転軌跡と前記スタータモータとが重なっているものである。
第8の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、スタータギヤを有するスタータモータと、前記スタータギヤに噛み合わされたギヤを有するアイドラ軸とを備え、側面視において、前記バランサ軸の軸受けと前記アイドラ軸とが重なっているものである。
第9の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、前記クランク軸と前記バランサ軸との上下方向の中間位置に配置されたメイン軸を備えているものである。
第10の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンの構成に加え、複数のギヤが配設されたメイン軸を備え、前記メイン軸の軸方向から見て、前記メイン軸の一部のギヤと前記バランサウエイトの回転軌跡とが重なっているものである。
第11の鞍乗り型車両用エンジンは、第1の鞍乗り型車両用エンジンにおいて、単気筒4サイクルエンジンによって構成されているものである。
この発明は、クランク軸の軸中心に対して、シリンダの軸中心が一方側にオフセットされると共に、バランサ軸が設けられたエンジンであれば、他の形態のエンジンにも適用できる。
この発明の実施の形態1に係る鞍乗り型車両のエンジンの概略側面図である。 同実施の形態1に係るエンジンの図1と反対側から見た概略側面図である。 同実施の形態1に係るエンジンのクランク軸、バランサ軸、スタータモータ等を示す概略断面図である。 同実施の形態1に係るエンジンのクランク軸、メイン軸、クラッチ機構等を示す概略断面図である。 同実施の形態1に係るシリンダ、ピストン、バランサウエイト等を示す概略図である。 この発明の実施の形態2に係る図5に相当する概略図である。 この発明の実施の形態3に係る図5に相当する概略図である。 この発明の実施の形態4に係る図5に相当する概略図である。
11 エンジン
12 クランク軸
12a クランクウェブ
12d 回転軌跡
15 シリンダ
18 バランサ軸
18c バランサウエイト
18d 回転軌跡
19 メイン軸
26 クラッチ機構
27 1速ギヤ(径の大きいギヤ)
L1 第1平行線
P1 第1平面

Claims (11)

  1. クランク軸と、
    前記クランク軸に設けられたクランクウェブと、
    クランクケースの内部に突出するスカート部を有し、軸中心が前記クランク軸の軸中心に対して一方側にオフセットされたシリンダと、
    前記クランク軸と平行に配置された単一のバランサ軸と、
    前記バランサ軸に設けられたバランサウエイトと、を備え、
    前記バランサ軸は、前記クランク軸中心と交差しかつ前記シリンダ軸中心に平行な第1平行線に対して、前記シリンダ軸中心がオフセットされた側と反対側に配置され、
    前記バランサウエイトの回転軌跡と前記クランクウェブの回転軌跡とは、前記クランク軸方向から見て重なっており、
    前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線と前記バランサウエイトの回転軌跡との間の距離は、前記第1平行線と前記スカート部の外周面との間の距離よりも短く、
    前記クランク軸方向から見て、前記第1平行線に沿った方向に関して、前記バランサウエイトの回転軌跡の前記シリンダ側の端部は、前記スカート部の前記シリンダ側と反対側の端部よりも、前記シリンダ側に位置している鞍乗り型車両用エンジン。
  2. 前記バランサ軸は、前記クランク軸の軸中心を含みかつ前記シリンダの軸中心に垂直な第1平面に対して、前記シリンダ側に配置されている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  3. 前記第1平行線に対して前記バランサ軸が配置された側と同じ側に配置されたメイン軸を備え、
    前記第1平行線に沿った方向に関して、前記バランサ軸は、前記メイン軸よりも前記シリンダに近い側に配置されている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  4. 前記バランサ軸は、前記クランク軸の軸中心を含みかつ前記シリンダの軸中心に垂直な第1平面に対して前記シリンダ側に配置され、
    前記クランクウェブの回転軌跡の近傍かつ前記第1平面に対して前記シリンダ側と反対側に配置されたスタータモータを備えている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  5. 前記バランサ軸は、前記クランク軸の軸中心を含みかつ前記シリンダの軸中心に垂直な第1平面上に配置され、
    前記クランクウェブの回転軌跡の近傍に配置されたスタータモータを備え
    前記第1平行線に沿った方向に関して、前記スタータモータは、前記バランサ軸よりも前記シリンダに近い側に配置されている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  6. 前記バランサ軸は、前記クランク軸の軸中心を含みかつ前記シリンダの軸中心に垂直な第1平面に対して前記シリンダ側と反対側に配置され、
    前記第1平面に対して前記シリンダ側に配置されたスタータモータを備えている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  7. スタータモータを備え、
    側面視において、前記バランサウエイトの回転軌跡と前記スタータモータとが重なっている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  8. スタータギヤを有するスタータモータと、
    前記スタータギヤに噛み合わされたギヤを有するアイドラ軸とを備え、
    側面視において、前記バランサ軸の軸受けと前記アイドラ軸とが重なっている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  9. 前記クランク軸と前記バランサ軸との上下方向の中間位置に配置されたメイン軸を備えている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  10. 複数のギヤが配設されたメイン軸を備え、
    前記メイン軸の軸方向から見て、前記メイン軸の一部のギヤと前記バランサウエイトの回転軌跡とが重なっている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
  11. 単気筒4サイクルエンジンによって構成されている、請求項1に記載の鞍乗り型車両用エンジン。
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