JP2010188992A - 4輪駆動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンジン、ミッション装置およびドライブ軸を備える駆動装置がコンパクトに構成された4輪駆動車両を提供することを課題とする。
【解決手段】4輪駆動車両100は、エンジン1の出力を取り出すクランク軸2を備える。クランク軸2の回転駆動力は、ベルト式無段変速機4を介してセカンダリ軸3に伝達される。セカンダリ軸3の回転駆動力は、第2ドライブ軸58によって後輪に伝達される。クランク軸2のクランクウェブ2dとベルト式無段変速機4の駆動プーリ21との間にカムチェーン39が設けられる。第2ドライブ軸58は、クランクウェブ2dと駆動プーリ21との間であって、カムチェーン39の下方に配置される。第2ドライブ軸58は、側面視で、少なくともその一部が駆動プーリ21の回転軌跡C1と重なるよう配置される。
【選択図】図3
【解決手段】4輪駆動車両100は、エンジン1の出力を取り出すクランク軸2を備える。クランク軸2の回転駆動力は、ベルト式無段変速機4を介してセカンダリ軸3に伝達される。セカンダリ軸3の回転駆動力は、第2ドライブ軸58によって後輪に伝達される。クランク軸2のクランクウェブ2dとベルト式無段変速機4の駆動プーリ21との間にカムチェーン39が設けられる。第2ドライブ軸58は、クランクウェブ2dと駆動プーリ21との間であって、カムチェーン39の下方に配置される。第2ドライブ軸58は、側面視で、少なくともその一部が駆動プーリ21の回転軌跡C1と重なるよう配置される。
【選択図】図3
Description
本発明は、4輪駆動車両に関する。詳しくは、エンジン出力を、ベルト式無段変速機を介して前輪及び後輪に伝達する構成の4輪駆動車両に関する。
ベルト式無段変速機を介してエンジン出力を伝達するタイプの4輪駆動車両が知られている。下記特許文献1には、クランク軸の端部にベルト式無段変速機を配置した4輪駆動車両が開示されている。
特許文献1の4輪駆動車両においては、クランクウェブとベルト式無段変速機との間に遠心クラッチが配置されている。ドライブ軸は遠心クラッチの下方を通るように配置されている。
遠心クラッチは、ミッション装置の中で比較的大きい部品である。特許文献1の4輪駆動車両では、ドライブ軸がクランク軸の下方に離れた配置となっている。ドライブ軸とクランク軸の間が広くなれば、ミッション装置のサイズを大きくする要因となる。
4輪駆動車両においては、エンジンおよびミッション装置の上部に座席シートが配置されている。ミッション装置のサイズが大きくなることにより、SSV(Side by Side Vehicle)などの4輪駆動車両において、運転座席の空間が狭くなるという問題がある。
本発明の目的は、エンジン、ミッション装置およびドライブ軸を備える駆動装置がコンパクトに構成された4輪駆動車両を提供することである。
本発明の4輪駆動車両は、2気筒のエンジンと、エンジンの駆動力を得て回転する前輪と後輪とを備える。4輪駆動車両は、クランク軸、セカンダリ軸、ベルト式無段変速機、カムチェーンおよびドライブ軸を備える。クランク軸は、車幅方向に沿って配置され、エンジンの駆動力を取り出す。セカンダリ軸は、クランク軸と平行に配置される。ベルト式無段変速機は、クランク軸の軸方向一端部とセカンダリ軸の軸方向一端部とを連結するように配設され、クランク軸の回転をセカンダリ軸に伝達する。カムチェーンは、クランク軸のクランクウェブとベルト式無段変速機との間に設けられる。ドライブ軸は、カムチェーンの下方に配置される。ドライブ軸は、クランク軸の軸方向から見たとき、少なくともその一部がベルト式無段変速機のプーリと重なるよう配置される。ドライブ軸は、セカンダリ軸の回転を前輪及び後輪に伝達する。
本発明の4輪駆動車両においては、ドライブ軸をクランク軸に近接して配置することができる。より具体的には、クランクウェブとベルト式無段変速機に挟まれる空間であって、カムチェーンの下方にドライブ軸を配置することができる。エンジンおよびミッション装置の上下方向のサイズを小さくできる。エンジンおよびミッション装置の上下方向のサイズを小さくすることにより、4輪駆動車両の運転席の空間を広く確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態の4輪駆動車両100の左側面図である。4輪駆動車両100は、不整地走行を可能としたSSV(Side by Side Vehicle)と呼ばれる車両である。SSVは、前席が二人乗りの車両である。
図中、矢印FWDは4輪駆動車両100の走行方向の前方を示している。以下の説明において、前後方向あるいは左右方向と方向を示した場合には、特に断りのない限り、車両の進行方向に対する前後方向あるいは左右方向を意味するものとする。つまり、座席シートに座ったドライバーから見た前方向を4輪駆動車両100の前方向、座席シートに座ったドライバーから見た左右方向を4輪駆動車両100の左右方向として説明する。車幅方向は、左右方向と同じ方向である。
図1に示すように、4輪駆動車両100は、車両の中央付近にエンジン1を配置している。エンジン1の上方には、座席シート116が配置されている。座席シート116の前方には、ハンドル117が取り付けられている。座席シート116およびハンドル117を含む運転座席の空間を覆うように、フレーム115が取り付けられている。
エンジン1の下部にはミッション装置6が配置されている。ミッション装置6から前方にフロントドライブ軸102が延びている。フロントドライブ軸102を介してエンジン1の出力が前輪101に伝達される。ミッション装置6から後方にリヤドライブ軸105が延びている。リヤドライブ軸105を介してエンジン1の出力が後輪104に伝達される。
エンジン1の前部には吸気パイプ110が接続されている。吸気パイプ110は、図示せぬエアクリーナを介して外気を取り入れる。エンジン1の後部には排気パイプ111が接続されている。排気パイプ111は車両の後方に延びている。排気パイプ111の後端にはマフラー112が取り付けられている。
図2は、運転座席周辺の正面図である。図中、矢視X1方向は、車両の左方向を示し、矢視X2方向は、車両の右方向を示している。図2に示すように、左右一対の座席シート116が運転席の空間に配置されている。左右一対の座席シート116の間の下方にエンジン1が配置されている。エンジン1の下部にはミッション装置6が配置されている。
図3は、4輪駆動車両100が備えるエンジン1およびミッション装置6の左側面図である。エンジン1は、水冷式4サイクルの並列2気筒エンジンである。エンジン1のシリンダボディおよびシリンダヘッドは、後斜め上方に向けて傾いて配置されている。
エンジン1の下部にはミッション装置6が配置されている。ミッション装置6は、クランク軸2とセカンダリ軸3とを有している。クランク軸2とセカンダリ軸3は、平行に配置されている。クランク軸2とセカンダリ軸3とは、左右方向に沿って配置されている。つまり、クランク軸2とセカンダリ軸3とは車両の進行方向とは直角の車幅方向に沿って配置されている。
クランク軸2およびセカンダリ軸3の下部には、ドライブ軸5が配置されている。ドライブ軸5は、第1ドライブ軸57と第2ドライブ軸58を有している。第2ドライブ軸58は、車両の前後方向に沿って配置されている。クランク軸2と第2ドライブ軸58とは直交している。
図4は、エンジン1およびミッション装置6の展開断面図である。図4は、図3のA-A線沿った展開断面図である。A−A線は、クランク軸2→セカンダリ軸3→変速軸13→出力軸14の順に軸を結ぶ折れ線である。図4に示すように、クランク軸2とセカンダリ軸3とは平行に配置されている。図中、矢視X1方向は、車両の左方向を示し、矢視X2方向は、車両の右方向を示している。
ミッション装置6の一端には、ベルト式無段変速機4が配置されている。ベルト式無段変速機4は、クランク軸2の回転駆動力をセカンダリ軸3に伝達する。クランク軸2の回転駆動力がセカンダリ軸3に伝達されるとき、セカンダリ軸3の回転速度が、ベルト式無段変速機4によって無段階に変速される。
クランク軸2およびセカンダリ軸3の下部にはドライブ軸5が配置されている。ドライブ軸5は、クランク軸2およびセカンダリ軸3と直交する。ドライブ軸5は、車両前後方向に延びる。ドライブ軸5は、セカンダリ軸3の回転駆動力を前輪101及び後輪104に伝達する。
ミッション装置6は、クランク軸2と平行に配置された変速軸13を備える。ミッション装置6は、さらに、変速軸13と平行に配置された出力軸14を備える。クランク軸2、セカンダリ軸3、変速軸13および出力軸14は平行には位置されている。
図3に示すように、変速軸13は、クランク軸2とセカンダリ軸3との間に配置されている。出力軸14は、変速軸13の前方かつ下方に配置されている。変速機13は、セカンダリ軸3の回転速度をハイあるいはロウのいずれかのモードで変速する。あるいは変速機13は、セカンダリ軸3の回転方向をリバース方向に切り替える。出力軸14は、変速軸13の回転駆動力をドライブ軸5に伝達する。
図5は、エンジン1、ミッション装置6およびドライブ軸5の位置関係を示す側面図である。
図5に示すように、ミッション装置6は、クランク軸2を収容するクランクケース6Lを有する。ミッション装置6は、セカンダリ軸3、変速軸13および出力軸14を収容するミッションケース6Mを有する。クランクケース6Lとミッションケース6Mとはクランク軸方向において左右に二分割されている。クランクケース6Lの上部には、接合面6aが形成されている。
図3に示すように、接合面6aの上部にシリンダブロック7が結合されている。シリンダブロック7の上部にシリンダヘッド8が結合されている。さらに、シリンダヘッド8の上部にヘッドカバー9が装着されている。シリンダヘッド8の前壁には吸気パイプ110が接続され、後壁には排気パイプ111が接続されている。
図4に示すように、シリンダブロック7には2つのシリンダボア7a,7aが車幅方向に並列に配置されている。シリンダボア7a,7aには、それぞれピストン10,10が挿入されている。ピストン10,10は、シリンダボア7a,7a内を往復運動する。ピストン10,10はコンロッド11,11を介してクランク軸2に連結されている。
クランク軸2は、コンロッド11,11が連結された左右クランクピン2a,2aを備える。クランク軸2には、左右クランクピン2a,2aと左右クランクジャーナル2b,2bとを結合するクランクアーム2cが形成されている。クランク軸2には、クランクアーム2cに続いてクランクピン2aの反対側に延びるクランクウェブ2dが形成されている。
左右クランクジャーナル2b,2bは、クランクケース6Lの左側壁6cおよび右側壁6dにより支持されている。
クランク軸2の右端部には発電機16が取り付けられている。クランク軸2には、発電機16より左側に、スタータギヤ17およびギヤ18が設けられている。ギヤ18は、バランサ軸を駆動するギヤである。
ベルト式無段変速機4は、クランク軸2の左端部と、セカンダリ軸3の左端部とを連結するように配設されている。
ベルト式無段変速機4は、クランクケース6Lあるいはミッションケース6Mとは別に形成されたベルトケース19内に収容されている。ベルト式無段変速機4は、駆動プーリ21と従動プーリ22とを備える。駆動プーリ21および従動プーリ22にはVベルト23が巻かれている。ベルトケース19はケース19aとケース19bとの二分割構造となっている。ケース19aがクランクケース6Lにボルト締め固定されている。
図6は、クランクウェブ2d、駆動プーリ21およびドライブ軸5の位置関係を示す断面図である。クランク軸2には、プライマリ軸20がスプライン結合されている。プライマリ軸20の左端部(X1側の端部)には、駆動プーリ21が取り付けられている。プライマリ軸20は、軸受20aを介して軸受カバー20cに支持されている。プライマリ軸20は、軸受20bを介して軸受ブラケット20dに支持されている。軸受カバー20cはクランクケース6Lの左側壁6cに着脱可能に取り付けられている。
駆動プーリ21は、固定シーブ21aと可動シーブ21bとを備える。固定シーブ21aは、プライマリ軸20にカラー24を介してロックナット25により固定されている。可動シーブ21bは、プライマリ軸20上を軸方向に移動可能に取り付けられている。
可動シーブ21bとプライマリ軸20に固定されたカムプレート26との間には、遠心力により可動シーブ21bを軸方向に移動させるウェイト27が配置されている。
再び、図4を参照する。従動プーリ22は、セカンダリ軸3の左端部(X1側の端部)に取り付けられている。従動プーリ22は、固定シーブ22aと可動シーブ22bとを備える。固定シーブ22aは、セカンダリ軸3にロックナット28により固定されている。可動シーブ22bは、セタンダリ軸3上を軸方向に移動可能に取り付けられている。可動シーブ22bは、コイルばね29により固定シーブ22a側に向かう圧力を受けている。
図4に示すように、クランクケース6Lとベルトケース19との間にはチェーン室6eが形成されている。チェーン室6eにはカムチェーン39が収容されている。
図3に示すように、カムチェーン39は、カムギヤ2eとカムスプロケット40a,41aに巻かれている。カムギヤ2eは、図3および図4に示すように、クランク軸2に形成されている。カムスプロケット40aは、吸気カム軸40上に取り付けられている。カムスプロケット41aは、排気カム軸41上に取り付けられている。吸気カム軸40により図示せぬ吸気弁が開閉駆動される。排気カム軸41により図示せぬ排気弁が開閉駆動される。
図4に示すように、カムチェーン39は、クランク軸2の左端に位置するクランクウェブ2dと駆動プーリ21との間に配置されている。具体的には、クランクケース6Lの左側壁6cの左側近傍に配置されている。
セカンダリ軸3には、従動プーリ22と反対側の右端(X2側端)に、多板式の遠心クラッチ30が設けられている。遠心クラッチ30は、正面視で、つまりクランク軸と直角の方向から見たとき、発電機16と重なるように配置されている。遠心クラッチ30と発電機16とは、ミッション装置6に取り付けられたカバー31により覆われている。発電機16の右端位置と、遠心クラッチ30の右端位置とは略一致している。
図7は、セカンダリ軸3および遠心クラッチ30を示す断面図である。図7に示すように、遠心クラッチ30は、多数のアウタクラッチ板32aが装着されたアウタドラム(入力部)32を有する。遠心クラッチ30は、アウタドラム32内に配置されたインナドラム(出力部)33を有する。インナドラム33には、アウタクラッチ板32aの間に配置される多数のインナクラッチ板33aが装着されている。遠心クラッチ30は、セカンダリ軸3の回転に伴い発生する遠心力により、押圧プレート34を介して、アウタクラッチ板32aおよびインナクラッチ板33aの接触圧力を増大させるウェイト35を有する。
図7においては、便宜的に、S1側とS2側で遠心クラッチ30の異なる状態を描いている。S1側の遠心クラッチ30は、遮断状態となっている。つまり、アウタクラッチ板32aとインナクラッチ板33aの間隔が空いており、回転力が伝達されない状態となっている。S2側の遠心クラッチ30は、接続状態となっている。つまり、アウタクラッチ板32aとインナクラッチ板33aの間隔が詰まって接触しており、回転力が伝達される状態となっている。
セカンダリ軸3は、アウタ軸45とインナ軸46とを有する。インナ軸46は、アウタ軸45の軸心に形成されたシャフト孔45aに相対回転可能に挿入されている。アウタ軸45には、リバース出力ギヤ45b、ロウ出力ギヤ45cおよびハイ出力ギヤ45dが一体的に形成されている。アウタ軸45は軸受49,49を介してインナ軸46に支持されている。
図4に示すように、インナ軸46の左端に従動プーリ22が固定されている。インナ軸46の右端に、アウタドラム32が固定されている。アウタドラム32は、ロックナット47により固定されている。
再び、図7を参照する。アウタ軸45は、各出力ギヤ45b〜45dが形成された出力部45eと、インナドラム33がスプライン結合により接続されたドラム部45fとに軸方向に分割されている。出力部45eとドラム部45fとはスプライン結合されている。ドラム部45fは、スペーサ48および軸受49,49を介して、インナ軸46に支持されている。
図4に示すように、変速軸13には、出力ギヤ13aが一体に形成されている。変速軸13には、ロウ出力ギヤ45cと噛み合うロウギヤ50が相対回転可能に装着されている。変速軸13には、ハイ出力ギヤ45dと噛み合うハイギヤ51が相対回転可能に装着されている。変速軸13には、リバース出力ギヤ45bに対応するリバースギヤ53が相対回転可能に装着されている。リバース出力ギヤ45bとリバースギヤ53とはチェーン54により連結されている。
変速軸13には、ドグクラッチ55,55が軸方向に移動可能に装着されている。ドグクラッチ55を移動させ、何れかのギヤ50,51あるいは53に組み込ませることにより、何れかのギヤ50,51あるいは53を有効化させる。これにより、エンジン回転をロウ、ハイあるいはリバースの何れかに切り換えて出力ギヤ13aから出力する。図4に示す例では、ドグクラッチ55はニュートラル位置に位置している。
出力軸14の右端部には、出力ギヤ13aと噛み合う入力ギヤ56がスプライン結合されている。出力ギヤ13aと入力ギヤ56を介して、変速軸13の回転駆動力が出力軸14に伝達される。
出力軸14の左端部にはベベルギヤ14aが一体に形成されている。ドライブ軸5には、ベベルギヤ14aと噛み合うベベルギヤ57aが一体的に形成されている。ベベルギヤ14aとベベルギヤ57aを介して、出力軸14の回転駆動力がドライブ軸5に伝達される。
ドライブ軸5は、変速軸13および出力軸14に対して直交する方向、つまり、車両の前後方向に沿って配置されている。ドライブ軸5は、第1ドライブ軸57と第2ドライブ軸58を有する。第2ドライブ軸58の前端部58aは、第1ドライブ軸57の軸芯部に挿入され、スプライン結合されている。
第1ドライブ軸57は、ミッションケース6Mに設けられた軸支持部6fにおいて軸受60,60を介して支持されている。第1ドライブ軸57にはジョイント部材59を介してフロントドライブ軸102が結合されている。図1に示すように、フロントドライブ軸102はフロントディファレンシャル103(図1参照)を介して左右の前輪101に連結されている。
第2ドライブ軸58は、第1ドライブ軸57と同軸をなすように車両の後方に延びている。図5に示すように、第2ドライブ軸58の後端部58bは、クランクケース6Lの後端部に設けられた軸支持部6gに支持されている。後端部58bにはジョイント部材61を介してリヤドライブ軸105が結合され、リヤドライブ軸105はリヤディファレンシャル106(図1参照)を介して左右の後輪104に連結されている。
図6に示すように、第2ドライブ軸58は、カムチェーン39の下方に配置されている。第2ドライブ軸58は、車両前後方向に延びている。図5に示すように、第2ドライブ軸58は、ミッションケース6Mおよびクランクケース6Lに形成されたシャフト孔6j内に配置される。図6に示すように、第2ドライブ軸58は、クランクケース6Lの左側壁6cの下端に形成された溝6h内に配置されている。
図5に示すように、第2ドライブ軸58の溝6h内に位置する部分は、軸受カバー20cを取り外すと外方(車両の左側)に露出し、側面視で、駆動プーリ21の回転軌跡C1と重なるように配置されている。さらに詳しくは、第2ドライブ軸58の溝6h内に位置する部分は、側面視で、クランクウェブ2dの回転軌跡C2と重なるように配置されている。即ち、第2ドライブ軸58は、クランク軸2の下方に、かつクランク軸2に近接するように配置されている。
図4に示すように、シリンダボア7a,7aの気筒軸線aR,aLの中間を通る気筒中心線bと、第2ドライブ軸58のドライブ軸線cとの間に、車体中心線dが位置するようにエンジン1が搭載されている。より詳細には、気筒軸線aR,aLの間で、かつ気筒中心線bと左側のシリンダボアの気筒軸線aLとの間に車体中心線dが位置している。第2ドライブ軸58は、カムチェーンラインeと左側の気筒軸線aLとの間に位置している。
本実施の形態においては、カムチェーン39をクランク軸2のクランクウェブ2dとベルト式無段変速機4の駆動プーリ21との間に配置した。また、第2ドライブ軸58を、カムチェーン39の下方を通り、かつ、側面視で、その一部が駆動プーリ21の回転軌跡C1と重なるように配置した。カムチェーン39の下方に形成された空間を有効利用して、第2ドライブ軸58をクランク軸2に近接する位置に配置できる。より具体的には、クランクウェブ2dと駆動プーリ21に挟まれる空間であって、カムチェーン39の下方に第2ドライブ軸58を配置することができる。これにより、エンジン1およびミッション装置6の上下方向のサイズを小さくできる。2気筒エンジンを搭載した場合、単気筒エンジンと比べてクランクケースの幅が大きくなる。本実施の形態であれば、2気筒エンジンを搭載した場合であっても、ミッション装置全体のサイズが大きくなるのを抑制できる。
また、本実施の形態においては、第2ドライブ軸58の一部は、左側のクランクジャーナル2bの下方に位置している。言い換えると、クランク軸2と垂直な平面上に、左側のクランクジャーナル2bと第2ドライブ軸58の一部が含まれる。径の小さいクランク軸の軸受部の近傍の空間を有効利用する構成となっている。
さらには、第2ドライブ軸58を、カムチェーン39の下方を通り、かつ、側面視で、クランクウェブ2dの回転軌跡C2と重なるよう配置した。さらに、エンジン1およびミッション装置6の上下方向のサイズを小さくできる。
エンジン1およびミッション装置6の上下方向のサイズを小さくすることにより、4輪駆動車両100の運転席の空間を広く確保することができる。
本実施の形態では、遠心クラッチ30を、セカンダリ軸3の従動プーリ22と反対側の端部に設けた。セカンダリ軸3は、クランク軸2と平行に配置される。比較的径の大きいベルト式無段変速機4と遠心クラッチ30とをクランク軸方向の両側にバランスよく配置できる。クランクケース6Lの車幅方向のサイズを小さくでき、車両の軽量化を図ることができる。
例えば単気筒エンジンを搭載する車両に、単気筒エンジンに代えて並列2気筒エンジンを搭載する場合を考える。クランク軸は、上記実施の形態と同様、車幅方向に沿って配置されるものとする。車体フレームの変更を最小限にするために、エンジン、クランクケースおよびミッションケースの幅および高さが大きくなるのを抑える必要がある。本実施の形態では、遠心クラッチ30をセカンダリ軸3のベルト式無段変速機4の反対側に配設した。クランク軸のクランクウェブとベルト式無段変速機との間に遠心クラッチを設ける従来構成に比べてクランクケースの車幅方向の大きさを小さくできる。並列2気筒エンジンを搭載する際の車体フレームの変更を必要最小限に抑えることができる。
本実施の形態では、並列2気筒エンジン1を、気筒中心線bとドライブ軸線cとの間に車体中心線dが位置するよう搭載した。車両全体を軽量化できる。
本実施の形態では、セカンダリ軸3は、アウタ軸45とインナ軸46とを備える。アウタ軸45は、その外周に出力ギヤ45b〜45dが形成され、遠心クラッチ30のインナドラム33接続されている。インナ軸46は、アウタ軸45の軸心に形成されたシャフト孔45aに相対回転可能に挿入されている。インナ軸46には、軸方向一端部に従動プーリ22が取り付けられ、他端部に遠心クラッチ30のアウタドラム32が取り付けられている。セカンダリ軸3に従動プーリ22および遠心クラッチ30を組み付ける作業が容易である。アウタ軸45およびインナ軸46の製造を容易に行うことができる。
本実施の形態では、アウタ軸45を、出力ギヤ45b〜45dが形成された出力部45eと、インナドラム33が接続されたドラム部45fとに軸方向に分割した。アウタ軸45の製造が容易となり、かつ組み付け性を向上できる。
図8は、別の実施の形態の4輪駆動車両200を示す図である。4輪駆動車両200は、不整地走行を前提とした、いわゆるATV(All−Terrain Vehicle)と呼ばれる車両である。4輪駆動車両200は、鞍乗型の車両である。
4輪駆動車200は、車両の中央付近にエンジン1Aを配置している。エンジン1Aの上方には、座席シート216が配置されている。座席シート216の前方には、ハンドル217が取り付けられている。座席シート216およびハンドル217の間には、燃料タンク218が配置されている。
エンジン1Aの下部にはミッション装置6Aが配置されている。ミッション装置6Aから前方にフロントドライブ軸202が延びている。フロントドライブ軸202およびフロントディファレンシャル203を介してエンジン1Aの出力が前輪201に伝達される。ミッション装置6Aから後方にリヤドライブ軸205が延びている。リヤドライブ軸205およびリヤディファレンシャル206を介してエンジン1Aの出力が後輪204に伝達される。
エンジン1Aおよびミッション装置6Aの構造の基本思想は、図1あるいは図2等を用いて説明した上記実施の形態のエンジン1とミッション装置6と同様である。ただし、図1と図8とを比較すれば分かるように、エンジン1Aとミッション装置6Aの配置は、エンジン1とミッション装置6の配置と前後対称となっている。4輪駆動車両200においては、エンジン1Aが前方に傾斜するように配置されている。エンジン1Aの下部に後方に向かって延びるようにミッション装置6Aが配置されている。つまり、図1におけるエンジン1とミッション装置6からなるユニットを前後逆にして配置した状態がエンジン1Aとミッション装置6Aの配置となる。ただし、フロントドライブ軸とリヤドライブ軸の接続は逆となる。
4輪駆動車両200のドライブ軸5の配置は、4輪駆動車両100と同様である。つまり、上記の実施の形態で説明した本発明の特徴を全て備えている。4輪駆動車両200においても、エンジン1Aとミッション装置6Aとからなるユニットの上下方向のサイズを小さくすることができるので、エンジン1Aの上方に位置する座席空間を広く確保することができる。
上記の実施の形態では、並列2気筒のエンジンを例に説明したが、車両が搭載するのは、V型2気筒のエンジンであってもよい。V型2気筒のエンジンであれば、さらに、クランクケースの車幅方向のサイズを小さくすることができる。車両が単気筒のエンジンを搭載する場合にも適用可能である。この場合はシリンダボアの気筒軸線が気筒中心線となる。
1 エンジン
2 クランク軸
3 セカンダリ軸
4 ベルト式無段変速機
5 ドライブ軸
6 ミッション装置
13 変速軸
14 出力軸
21 駆動プーリ
39 カムチェーン
57 第1ドライブ軸
58 第2ドライブ軸
100 4輪駆動車両
2 クランク軸
3 セカンダリ軸
4 ベルト式無段変速機
5 ドライブ軸
6 ミッション装置
13 変速軸
14 出力軸
21 駆動プーリ
39 カムチェーン
57 第1ドライブ軸
58 第2ドライブ軸
100 4輪駆動車両
Claims (9)
- 2気筒のエンジンと、
前記エンジンの駆動力を得て回転する前輪と、
前記エンジンの駆動力を得て回転する後輪と、
車幅方向に沿って配置され、前記エンジンの駆動力を取り出すクランク軸と、
前記クランク軸と平行に配置されたセカンダリ軸と、
前記クランク軸の軸方向一端部と前記セカンダリ軸の軸方向一端部とを連結するように配設され、前記クランク軸の回転を前記セカンダリ軸に伝達するベルト式無段変速機と、
前記クランク軸のクランクウェブと前記ベルト式無段変速機との間に設けられたカムチェーンと、
前記カムチェーンの下方に配置され、かつ、前記クランク軸の軸方向から見たとき、少なくともその一部が前記ベルト式無段変速機のプーリと重なるよう配置され、前記セカンダリ軸の回転を前記前輪及び前記後輪に伝達するドライブ軸と、
を備える4輪駆動車両。 - 請求項1に記載の4輪駆動車両であって、
前記プーリは、前記クランク軸の一端部に設けられた駆動プーリを含む4輪駆動車両。 - 請求項1または請求項2に記載の4輪駆動車両であって、
前記クランク軸と垂直な一の平面上に、前記ドライブ軸の少なくとも一部と前記クランク軸の軸受部とが含まれる4輪駆動車両。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の4輪駆動車両であって、
前記ドライブ軸は、前記クランク軸の軸方向から見たとき、その一部が前記クランクウェブの回転軌跡と重なるよう配置される4輪駆動車両。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の4輪駆動車両であって、
前記エンジンが備える2つのシリンダの中央位置と前記ドライブ軸の軸線との間に車体の中心線が位置する4輪駆動車両。 - 請求項5に記載の4輪駆動車両であって、
前記エンジンは、並列2気筒エンジンであり、前記クランク軸の軸方向に2つのシリンダが並列配置されている4輪駆動車両。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の4輪駆動車両であって、さらに、
前記セカンダリ軸の、前記ベルト式無段変速機と反対側の端部に設けられた遠心クラッチを備える4輪駆動車両。 - 請求項7に記載の4輪駆動車両であって、
前記セカンダリ軸は、
出力ギヤが形成され、前記遠心クラッチの出力部が接続されたアウタ軸と、
前記アウタ軸に相対回転自在に挿入され、一端に前記ベルト式無段変速機の従動プーリが接続され、他端に前記遠心クラッチの入力部が接続されたインナ軸と、
を有する4輪駆動車両。 - 請求項8に記載の4輪駆動車両であって、
前記アウタ軸の前記出力ギヤが形成されている部分と、前記遠心クラッチの出力部が接続された部分とは、軸方向に分割されている4輪駆動車両。
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