JP4514064B2 - 回路基板用電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板用電気コネクタに関する。
異なる回路基板にそれぞれ接続されたコネクタ同士が、伝送回路が表面に設けられた中継部材を介して接続されることがある。
このように中継部材を介して接続されるコネクタとして、例えば、特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1に記載のコネクタは、中継部材としての伝送基板の挿入を可能とする複数の収容溝が上面に開口して形成されたハウジングに、絶縁体のバー部材に複数の端子が一列に植設されて成る分割接続体が複数、該ハウジングの下方から取り付けられて構成されている。
分割接続体には、バー部材の長手方向、すなわち該分割接続体の長手方向で互いに対向して一対をなす端子が、該長手方向で複数対配列されている。該端子はバー部材を上下面で貫通しており、上面からは伝送基板と接触する接触部を有する弾性腕体が突出し、下面からは回路基板の対応回路部と接続される接続部が突出している。上記分割接続体は、コネクタ上方から見て、該分割接続体における端子の配列方向、すなわち分割接続体の長手方向、伝送基板の挿入のためにハウジングに形成された収容溝が延びる方向と直交するように取り付けられる。具体的には、上記ハウジングは上記端子の各対と対応する位置に収容溝が順次形成されており、各分割接続体における対向する一対の弾性腕体はその基部が該対応収容溝に圧入されることによりハウジングに保持される。かかる圧入によって、各対の弾性腕体の先端側に形成された接触部対は弾性撓み可能な状態で上記収容溝内にて対向して位置する。したがって、両面に伝送回路および該伝送回路の終端部としての接続パッドが設けられた伝送基板がコネクタの収容溝内に挿入された際、上記接触部対は、該伝送基板の両面の接続パッドを挟圧して該接続パッドと弾性接触する。
特開2004−303576
しかしながら、端子がハウジングの対応溝に圧入されて組み立てられる特許文献1のコネクタでは、各部材の製造誤差や取付誤差などに起因して、伝送基板との接触が不安定となることがある。
例えば、上記分割接続体の長手方向で端子の位置と対応収容溝の位置とが上記誤差によってずれている場合、該端子をその弾性腕体の基部で該対応収容溝へ無理に圧入すると、該端子の姿勢が収容溝内にて傾いてしまうことがある。つまり、互いに対向する接触部対の収容溝内での伝送基板に対する干渉量が両接触部で不均等となる。したがって、伝送基板を収容溝に挿入した際、接触部と該伝送基板の接続パッドとの接圧は、該伝送基板の両面で均等とならず、接圧が低い側での接触が不安定となる。
また、製造誤差等がなく、収容溝内で端子が傾くことなく組み立てられたコネクタであっても、コネクタ使用中に該コネクタが外力を受けることにより、端子と対応収容溝との相対位置がずれ、その結果、上述と同様に接触部と伝送基板との接触が不安定となることがある。
本発明は、このような事情に鑑み、部材同士間にずれが生じても、中継部材との接触の安定性が確保される回路基板用電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係る回路基板用電気コネクタは、複数の端子と該複数の端子を列をなして保持する端子保持体とを有する中継部材接続体と、該中継部材接続体に組み立てられ、上記端子と接続されるべき中継部材を受け入れる中継部材受入体とを備える回路基板用電気コネクタであって、上記中継部材受入体は、上記端子保持体に列をなして保持された端子の複数列の端子群が広がる面たる端子配列面に対して直角をなす組立方向で該端子保持体と組み立てられ、該中継部材受入体は、中継部材の受入れを可能とする複数の収容溝のそれぞれが上記組立方向に延びて形成されており、上記複数の端子は、上記端子配列面に対して直立して該端子の一端側で保持され、かつ、上記中継部材と接触してその接触方向を弾性撓み方向として弾性撓み可能な接触部が該端子の他端側の位置で上記収容溝内方に向かって設けられている。
かかる回路基板用電気コネクタにおいて、本発明では、上記複数の端子は、該端子の他端側の先端部が上記中継部材受入体と当接して、上記接触部の上記弾性撓み方向で中継部材から離反する方向に予圧を受けていて、上記中継部材受入体は、少なくとも端子の接触部の上記弾性撓み方向にて上記中継部材接続体に対して許容範囲内でずれて位置することが可能であり、該端子は、同一収容溝での端子配列方向から見て、該収容溝に対して両側に端子が配され、両端子の接触部が対向する方向に弾性撓み可能となっていることを特徴としている。
このような構成の電気コネクタでは、端子は、中継部材受入体と当接して、接触部の弾性撓み方向で中継部材から離反する方向(以下、「離反方向」という)に予圧を受けているので、中継部材受入体が中継部材接続体に対して正規位置から上記離反方向へずれているときには、端子における中継部材受入体との当接部位も正規位置より上記離反方向へずれて位置し、正規位置での予圧よりも大きい予圧に設定される。一方、中継部材受入体が中継部材接続体に対して正規位置より離反方向と逆の方向へずれているとき、端子における中継部材受入体との当接部位も正規位置より離反方向と逆の方向へずれて位置し、正規位置での予圧よりも小さい予圧に設定される。すなわち、中継部材受入体が中継部材接続体に対して、離反方向および該離反方向と逆の方向のいずれの方向へずれていても、端子は予圧を受けている。したがって、接触部は中継部材に対して常時弾性接触することとなり、該接触部と該中継部材との最低限の接圧が常時確保される。
本発明では、端子が収容溝に対して両側に配されることにより、中継部材受入体および中継部材接続体が正規位置にあるとき、上記収容溝に挿入された中継部材は端子の接触部から対向する接圧を両面で受けて安定した姿勢を維持する。そして、中継部材受入体が中継部材接続体に対して端子の弾性撓み方向に正規位置からずれても、中継部材は対向する接圧を該中継部材の両面で常時受けるので、該対向する接圧同士が相殺し合って合力としての接圧差は小さくなり、各接触部は定位置で、十分な接圧を確保可能な位置にもたらされる。したがって、収容溝に対して一方側にのみ端子が配されていて、該収容溝に挿入された中継部材が該中継部材の一方の面でのみ接圧を受ける場合と比較して、該中継部材の位置が大きく崩れることがない。
また、端子は、該端子の自由端である他端側の先端部で予圧を受けているので、該先端部以外の部分で予圧を受ける場合と比較して、端子の限界撓み変形量が大きくなり、該端子の弾性撓みによって、ずれの許容範囲を大きく確保できる。
中継部材接続体および中継部材受入体のいずれか一方は両者の組立のための係止部を、他方は被係止部を有しており、該係止部および該被係止部の少なくとも一方は、上記組立方向および上記接触部の弾性撓み方向の両者に対して直角な方向での弾性撓みが可能となっており、上記係止部は、上記組立方向で遊びをもって上記被係止部と係止していることが好ましい。
被係止部および係止部の少なくとも一方は、組立方向および接触部の弾性撓み方向の両者に対して直角な方向での弾性撓みが可能となっているので、中継部材受入体が中継部材接続体に対して同方向で正規位置からずれていても、被係止部が同方向で撓むことにより、ずれの影響が吸収される。また、係止部は、組立方向で遊びをもって被係止部と係止しているので、中継部材受入体が中継部材接続体に対して組立方向で正規位置からずれていても、遊びによって、ずれの影響が吸収される。したがって、このような構成の電気コネクタでは、立体空間で互いに直交する上記三方向で生じる全てのずれに対処可能となる。
端子は、対向する端子の接触部が同一収容溝での端子配列方向で互いにずれて位置するように配置されていることが好ましい。このように、対向する端子の接触部が端子配列方向で互いにずれていることにより、中継部材には、端子配列方向での該中継部材全域にわたるその両面で、交互に反対方向の接圧が共に上記全域に広く分布している状態で作用する。この結果、中継部材の挿入方向軸線まわりにおける該中継部材の姿勢が安定する。
被係止部は、組立方向に延びる腕部として形成されており、係止部は、上記被係止部と組立方向で係止する係止段部として形成されていることが好ましい。これによって、該腕部を長くすることにより弾性変形量を確保でき、組立方向および接触部の弾性撓み方向の両者に対して直角な方向で生じるずれの許容量を大きくすることができる。
腕部は、組立方向に延びる該腕部の両縁部の間で先端縁部寄りの位置まで該組立方向に延びる窓状の溝部により、該組立方向で互いに平行に延びる二つの側部と、該側部の先端同士を連結する連結部とが形成されており、係止部は、該連結部と上記組立方向で係止する突起として形成されていることが好ましい。
係止部に溝部を設けたことにより、弾性変形部位たる側部が細長となり撓みやすくなるので大きい弾性変形量を得られ、組立方向および接触部の弾性撓み方向の両者に対して直角な方向で生じるずれの許容量をさらに大きくすることができる。また、側部の先端は連結されているので、上記弾性変形部位は互いに支え合い、先端における強度の低下を防止できる。
被係止部と係止部との組は、端子の接触部の弾性撓み方向で複数組設けられていることが好ましい。
本発明では、中継部材受入体が中継部材接続体に対して弾性撓み方向で正規位置からずれて位置していても、端子は常に中継部材受入体と当接して予圧を受けるので、端子の接触部と中継部材との最低限の接圧が常に確保され、安定した接触が実現される。また、端子は、該端子の自由端である他端側の先端部で予圧を受けているので、該先端部以外の部分で予圧を受ける場合と比較して、端子の限界撓み変形量が大きくなり、該端子の弾性撓みによって、ずれの許容範囲を大きく確保できる。
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る電気コネクタの全体を示す斜視図である。同図に示されるように、電気コネクタ1(以下、単に「コネクタ1」という)は、略直方体外形をなしており、中継部材(図示せず)を受け入れる中継部材受入体10と、挿入された該中継部材と接触して電気的に接続される複数の端子が配列保持された中継部材接続体20とが組み立てられて作られている。
図2は、図1のコネクタ1の分解斜視図である。本実施形態では、同図に示されるように、立体空間で直交する三方向、すなわちコネクタ1の長手方向をX方向、短手方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。合成樹脂製の中継部材受入体10は、Y方向に幅を有する板状の中継部材(図示せず)の挿入を可能とする複数の収容溝11がZ方向に延びて形成されおり、該各収容溝11は、該中継部材受入体10の上面にて上記中継部材の幅方向たるY方向に延びる開口部が形成されている。
中継部材接続体20は、複数の端子30と該複数の端子30を配列保持する合成樹脂製の端子保持体40とを有している。複数の端子30は、端子保持体40の上面側に植設され行列をなして配列されており、該端子30の配列方向に広がる仮想面たる端子配列面(XY平面)に対して直角な方向、すなわちZ方向で直立している。該複数の端子30は、金属板を屈曲して同一形状に作られており、その板厚方向で弾性撓み変形が可能となっている。全ての端子30は、その板面がX方向と直角な方向に延びており、全ての端子の先端部が同じ高さに位置している。
該複数の端子30は、Y方向で配列された端子30の列(以下、「端子列」という)をX方向で複数形成している。該複数の端子列をY方向で見たとき、これらの端子列はX方向で交互に反対の方向を向いて配列されており、隣接する端子列と対(以下、この端子列の対を「端子対」という)をなしている。具体的には、各端子30は、後述するように、中継部材と接触する接触部が一方の板面に設けられており、各端子対は、複数の端子列をY方向から見て接触部が互いに対向している端子列の組合せにより形成されている。すべての端子対をZ方向で上方から見たとき、各端子対において、対をなす端子列はY方向で同じ寸法だけずれており、端子が互い違いに位置している。
コネクタ1の長手方向、すなわちX方向に延びて対向する中継部材受入体10の側面には、中継部材接続体20との組立てのための腕状の被係止部12がX方向で複数並んで形成されており、これに対して、端子保持体40のXZ方向に面をなして対向する側面には、組立完了時に上記被係止部12と係止する突起状の係止部41がX方向で上記複数の被係止部12と対応する位置にそれぞれ設けられている。中継部材受入体10が中継部材接続体20の上方からZ方向で、すなわち図2にて一点鎖線で示される矢印の向きで該中継部材接続体20と組み立てられると、図1に示されるように、端子保持体40の各係止部41が、中継部材受入体10にて対応する位置に設けられた被係止部12にZ方向でそれぞれ係止し、これによって、同図に示されるコネクタ1が完成される。
図3は、図1に示されるコネクタ1のIII−III断面の一部を示す斜視図である。端子保持体40には該端子保持体40の板面を貫通して端子保持孔42が複数形成されており、各端子30は、該端子30の一端側が上記端子保持孔42に圧入されて保持されている。該端子30の他端側、すなわち図3における上端側には、中継部材(図示せず)と接触する接触部31が屈曲して形成された突面として設けられており、該接触部31は収容溝11内方へ向かって位置している。該接触部31は、後述するように、収容溝11に挿入された中継部材と接触してX方向に弾性撓み可能となっている。
中継部材受入体10の収容溝11を形成する壁部13は、X方向で各端子列と同位置に設けられており、Y方向で、図3に見られるように断面が下方に開放された櫛歯状をなしている。また、該櫛歯状の部分の溝部13Aは、上記壁部13の板厚方向に貫通しており、Y方向にて各端子30と対応する位置に形成されており、各端子30の上端側の接触部31は該溝部13Aに収まるように位置している。そして、接触部31より上端側の先端部32は、溝部13Aの上縁部において、上記壁部13にて収容溝11の内面13Bと反対側で当接面13Cと当接している。これによって、端子30は、この当接面13Cで、接触部31の弾性撓み方向、すなわちX方向で、中継部材から離反する方向、すなわち離反方向に予圧を受けている。
端子30は、図3に示すように、端子保持体40の端子保持孔42を貫通している。端子保持体40の下面からは端子30の下端側の先端部、すなわち回路基板(図示せず)の対応回路部と接続される接続部33が突出しており、該接続部33には半田ボール50が設けられている。該接続部33は、半田ボール50の溶融およびその後の固化により回路基板の対応回路部へ半田接続される。
図4は、図1に示されるコネクタ1のIII−III断面の一部をY方向から見た図である。各収容溝11では、上記端子対を形成する各端子列が該収容溝11に対して両側に対称に配されている。以下、説明の便宜上、端子対を形成する一方の端子列の端子を「端子30」と、他方の端子列の端子を「端子30’」と、X方向にて端子30と同位置の壁部を「壁部13」と、端子30’と同位置の壁部を「壁部13’」と表記する。Y方向から見て、同一収容溝11内で互いに対向する端子30および30’のそれぞれの接触部31および31’は、コネクタ高さ方向で同位置に設けられており、壁部13,13’から収容溝11内方へ突出して対向している。接触部31と接触部31’との間隔は、二点鎖線にて示される中継部材Pの板厚より狭くなっている。該中継部材Pは、コネクタ1と該コネクタ1の相手コネクタとを電気的に接続するための基板であり、その両面には、伝送回路(図示せず)および該伝送回路の終端部としての接続パッド(図示せず)が設けられている。
既述したように、端子30は、その先端部32が壁部13の当接面13Cと当接して、X方向で中継部材Pから離反する方向(矢印Aの方向)に予圧を受けている。また、図示はされていないが、端子30’は、端子30に対してY方向でずれた位置で、端子30の場合と同様に、壁部13’の当接面と当接してX方向で中継部材Pから離反する方向(矢印Bの方向)に予圧を受けている。
図5は、図4に示したコネクタ断面の一部拡大図である。同図には、端子30の先端部32が壁部13の当接面13Cと当接して予圧を受けている状態が示されている。同図に示されるように、端子30は、その先端部32が壁部13の当接面13Cと当接することにより、二点鎖線で示される自由状態の位置から、該端子30の弾性撓み方向であるX方向で、中継部材から離反する方向(矢印Aの方向)へ距離rだけ弾性変位して予圧を受けている状態が維持されている。収容溝11内で該端子30と対向する端子30’も、上記端子30と同様に、該端子30とは逆の方向に弾性変位して予圧を受けている状態が維持されている。
図4にて二点鎖線で示した中継部材PがZ方向で上方から収容溝11に挿入されると、中継部材Pは、端子30の接触部31と端子30’の接触部31’との間隔を押し広げて下方へ進入する。このように、接触部31および31’が中継部材Pに押されることにより、端子30は矢印Aの方向へ、端子30’は矢印Bの方向へ弾性変位する。中継部材Pの挿入が完了すると、接触部31および31’が中継部材Pの両面に設けられた接続パッドを挟圧して該接続パッドと弾性接触する。これによって、接触部31および31’と該中継部材Pの接続パッドとの接圧が十分に確保され、コネクタ1と中継部材Pとの安定した電気的接触が実現される。
本実施形態では、既述のように、挿入された中継部材Pから離反する方向で端子30および端子30’に予圧が与えられているので、各部材の製造誤差や取付誤差などに起因して、中継部材受入体10と中継部材接続体20との相対位置がX方向で正規位置からずれていても、接触部31および31’と中継部材との最低限の接圧が常時確保される。
具体的には、例えば、図4に示されている中継部材受入体10と中継部材接続体20との相対位置が正規位置である状態になく、上記誤差に起因して、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置から矢印Aの方向へずれて組み立てられたとき、端子30における壁部13との当接部位である先端部32も正規位置より矢印Aの方向へずれて位置し、該端子30は正規位置での予圧よりも大きい予圧を受ける。これと同時に、端子30’における壁部13’との当接部位である該端子30’の先端部も正規位置より矢印Aの方向へずれて位置し、該端子30’は正規位置での予圧よりも小さい予圧を受ける。つまり、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置から矢印Aの方向へずれていても、端子30および30’は常時予圧を受けている。
また、上記誤差に起因して、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置から矢印Bの方向へずれて組み立てられたとき、端子30における壁部13との当接部位である先端部32も正規位置より矢印Bの方向へずれて位置し、該端子30は正規位置での予圧よりも小さい予圧を受ける。これと同時に、端子30’における壁部13’との当接部位である該端子30’の先端部も正規位置より矢印Bの方向へずれて位置し、該端子30’は正規位置での予圧よりも大きい予圧を受ける。つまり、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置から矢印Bの方向へずれていても、端子30および30’は常時予圧を受けている。
このように、端子30,30’の先端部は中継部材受入体10の当接面からX方向で予圧を受けており、該中継部材受入体10が中継部材接続体20に対してX方向でいずれの向きにずれていても、そのずれの向きへ端子30,30’が弾性撓み変形することにより、上記先端部は上記当接面と常時接した位置にもたらされる。これによって、端子の接触部31,31’も上記先端部に追従して変位するので、上記当接面とほぼ一定の位置関係にあり、したがって、壁部13、13’における当接面の裏面である収容溝11の内面13B,13’Bに対しても上記接触部31,31’は定位置にあり、該収容溝11に挿入された中継部材Pとの一定した十分な接圧を確保可能な位置にもたらされる。
これによって、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置からX方向で矢印Aおよび矢印Bのいずれの方向にずれていても、接触部31,31’は中継部材Pに対して常時弾性接触できるので、該接触部31,31’と該中継部材Pとの最低限の接圧が常時確保され、該接触部31,31’と中継部材Pとの安定した接触が実現される。
また、製造誤差等がなく、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置で嵌合されたときでも、嵌合後にコネクタ1がX方向で外力を受けて、中継部材受入体10が正規位置からずれてしまっても、上述の場合と同様に、中継部材Pに対する接触部31,31’からの最低限の接圧は常時確保されるので、該接触部31,31’と中継部材Pとの安定した接触が実現される。
さらに、本実施形態では、端子30,30’は、該端子30,30’の自由端である上端側の先端部32で予圧を受けているので、該先端部32以外の部分、すなわち中間部分で予圧を受ける場合と比較して、端子30,30’の限界撓み変形量が大きくなり、該端子30,30’の弾性撓みによって、ずれの許容範囲を大きく確保できる。
また、本実施形態では、同一収容溝11の端子配列方向、すなわちY方向から見て、該収容溝11に対して両側に端子30と端子30’とが対称に配されているので、中継部材受入体10と中継部材接続体20との相対位置が接触部の弾性撓み方向、すなわちX方向で正規位置からずれていても、上述のように、中継部材Pは端子30,30’の接触部31,31’からの対向する接圧を両面で受けるので、該対向する接圧同士が相殺し合って合力としての接圧差は小さくなり、中継部材接続体20への荷重が小さくなる。したがって、収容溝11に対して一方側にのみ端子が配されていて、該収容溝11に挿入された中継部材が該中継部材の一方の面でのみ接圧を受ける場合と比較して、中継部材が一方向へ受ける接圧が小さいので該中継部材の姿勢が大きく崩れることがない。
また、本実施形態では、対向する端子30,30’の接触部31,31’は端子配列方向、すなわちY方向で互いにずれているので、中継部材には、Y方向での該中継部材全域にわたるその両面で、交互に反対方向の接圧が共に上記全域に広く分布している状態で作用する。この結果、中継部材Pの挿入方向、すなわちZ方向軸線まわりにおける該中継部材Pの姿勢が安定する。
図6は、図1に示したコネクタ1における、係止し合った中継部材受入体10の被係止部12および中継部材接続体20の係止部41を示す斜視図である。被係止部12は、中継部材受入体10と中継部材接続体20との組立方向、すなわちZ方向で互いに平行に延びる二つの側部12Aと該側部12Aの先端同士を連結してY方向に延びる連結部12Bとを有している。該側部12Aおよび連結部12Bは、Z方向に延びる腕状部分に該腕状部分の両縁部の間で先端縁部寄りの位置までZ方向に延びる窓状の溝部を形成している。係止部41は、端子保持体40のY方向に延びる該端子保持体40の側面に突部として形成されており、上記連結部12BとZ方向で係止している。該係止部41は上面が斜面をそして下面が段状の面をなしている。
被係止部12の二つの側部12Aは、その上端部12Cがテーパ面をなし、中継部材受入体10のY方向に延びる上縁部14から下方に腕状に延出している。該側部12Aの上端部12C以外の部分と中継部材受入体10の側面との間には、図6に示されるようにY方向での隙間が形成されている。すなわち、被係止部12は、側部12Aの上端部12Cを固定端とする片持ち梁として機能し、Y方向での弾性撓みが可能となっている。
したがって、製造誤差等に起因して、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対してY方向で正規位置からずれていても、被係止部12が端子保持体40の側面にY方向で押されることにより該Y方向で弾性撓み変形するので、該弾性撓み変形によって、ずれの影響が吸収される。また、製造誤差等がなく、コネクタ嵌合時に中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置にあった場合において、嵌合後にコネクタ1がY方向で外力を受けて、中継部材受入体10が正規位置からずれてしまっても、上述の場合と同様に被係止部12のY方向での弾性撓み変形により、ずれの影響が吸収される。
本実施形態では、Z方向に延びる側部12Aを被係止部12に設けたので、該側部の長さにより弾性変形量を確保でき、したがって、Y方向で生じるずれの許容量を大きくすることができる。また、本実施形態では、被係止部12に溝部を設けたことにより、弾性変形部位が細長となり撓みやすくなるので、大きい弾性変形量を得られ、Y方向で生じるずれの許容量をさらに大きくすることができる。また、側部が細長いにもかかわらず、側部12Aの先端同士は連結部12Bによって連結されているので、上記弾性変形部位は互いに支え合い、被係止部12の先端における強度の低下を防止できる。
図7は、図6のVII−VII断面の一部を示す断面図である。同図に示されるように、係止部41は、Z方向での距離sの遊びをもって被係止部12と係止している。すなわち、該被係止部12の連結部12Bの上面12B−1と該係止部41の下面41Aとの間には、Z方向において距離sの隙間が形成されている。本実施形態では、このように被係止部12と係止部41とをZ方向で距離sの遊びをもって形成したので、製造誤差等に起因して、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対してZ方向で正規位置からずれていても、該遊びによって、ずれの影響が吸収される。
また、製造誤差等がなく、中継部材受入体10が中継部材接続体20に対して正規位置にあった場合に、コネクタ1がZ方向で外力を受けて、中継部材受入体10が正規位置からずれてしまっても、上述の場合と同様に被係止部12と係止部41との間に設けられた遊びにより、ずれの影響が吸収される。
このように、本実施形態に係るコネクタ1では、X方向においては、端子30,30’にX方向で予圧を与えておくことにより、Y方向においては、被係止部12がY方向で弾性撓み変形可能とすることにより、Z方向においては、被係止部12と係止部41をZ方向で遊びをもたせて係止させることによりX,Y,Z方向の全ての方向で生じるずれに対処できるようになっている。
本実施形態では、収容溝をY方向から見たとき、収容溝を形成する壁部から端子の接触部が突出する該端子を設けることとしたが、変形例として、壁部から端子の接触部が突出しないような該端子を設けてもよい。図8は、既述した形態と変形例とを対比して、中継部材と端子との接触状態を示す概略図であり、(A)は述の形態における接触状態、(B)は変形例における接触状態を示している。図8(A),(B)は、端子の中継部材と接触部との接触状態を説明するための図であり、端子の形状は簡略されて示され、また、端子が予圧を受けている先端部の図示は省略されている。なお、同図には、互いに対向する端子はY方向でずれておらず、該Y方向で同位置に設けられている形態が示されている。
図8(A)に示されるように、述の形態では、収容溝11をY方向から見たとき、対向する端子の接触部31,31’は、収容溝11の内面13B,13’Bから該収容溝11の内方へそれぞれ突出している。そして、中継部材Pが収容溝11に挿入されると、該中継部材Pが接触部31と接触部31’との間隔を押し広げながら下方へ進入する。この結果、上記接触部31,31’が該中継部材Pの両面に設けられた平坦な接続パッド(図示せず)を挟圧して該接続パッドと弾性接触する。
一方、図8(B)に示されるように、変形例では、対向する端子60,60’はY方向から見て、ほぼ直状をなしており、該端子60,60’の接触部61,61’は互いに対向する平坦面をなしている。収容溝11をY方向から見たとき、対向する端子60,60’の接触部61,61’は、収容溝11の内面13B,13’Bからそれぞれ突出していない。これに対し、同図に示されるように、中継部材P’の両面に設けられた接続パッドP’−1は、該中継部材P’の面から突出した形状をなしている。該中継部材P’が収容溝11に挿入されると、該中継部材P’の接続パッドP’−1およびP’−1’が端子60と端子60’と間隔を押し広げながら下方へ進入する。この結果、端子60および60’のそれぞれに設けられた接触部61および61’が上記接続パッドP’−1およびP’−1’を挟圧して該接続パッドP’−1およびP’−1’と弾性接触する。
このような変形例においても、中継部材受入体が中継部材接続体に対して正規位置からX方向にずれていても、接触部61,61’は中継部材P’に対して常時弾性接触しているので、該接触部61,61’と該中継部材P’との最低限の接圧が常時確保され、該接触部61,61’と中継部材P’との安定した接触が実現される。
本実施形態では、被係止部は組立方向に延びる溝部によって形成された二つの側部および該側部の先端同士を連結する連結部を有していることとしたが、変形例として、被係止部は、側部や連結部を有しない、組立方向に延びる腕部として形成されていてもよい。図9は、二つの変形例に係る被係止部および係止部を示すYZ平面での断面図である。本変形例では、被係止部12’は、組立方向、すなわちZ方向に延びる一つの腕部として形成されており、該腕部の先端には鉤状部12’Aが形成されている。そして、被係止部12’と係止する係止部は、被係止部12’の鉤状部12’Aと組立方向で係止する係止段部、例えば突部や凹部として形成されている。
まず、図9(A)に示される変形例では、係止部を突部として形成した場合の例である。図9(A)に示されるように、上面が斜面となっている突部として形成された係止部41’の下面41’Aは段状をなし、被係止部12’の鉤状部12’Aの上面12’A−1にZ方向で遊びをもって係止している。次に、同図(B)の変形例は、係止部を凹部として形成した場合の例である。該凹部は、その内部空間が直方形状をなしている。図9(B)に示されるように、該凹部として形成された係止部41”は、該凹部の内部空間を形成する内面のうち上部に位置する面41”Aが、被係止部12’の鉤状部12’Aの上面12’A−1にZ方向で遊びをもって係止する。
これらの変形例では、被係止部をZ方向に延びる腕部として形成したので、該腕部の長さにより弾性変形量を確保でき、したがって、Y方向で生じるずれの許容量を大きくすることができる。また、被係止部および係止部を単純な形状で形成できるので、中継部材受入体10および端子保持体40の製造が容易となり、製造コストの増大を抑制できる。
実施形態および変形例では、中継部材受入体に被係止部を、端子保持体に係止部を設けたが、これに代えて、中継部材受入体に係止部を、端子保持体に被係止部を設けてもよい。また、実施形態および変形例では、被係止部および係止部のうち、被係止部のみを弾性撓み変形可能としたが、これとは逆に、係止部のみを弾性撓み変形可能としてもよく、また、被係止部および係止部の両方を弾性撓み変形可能としてもよい。
実施形態および変形例では、中継部材受入体の収容溝に板状の中継部材を挿入する例について説明したが、該収容溝に挿入される部材の形状は板状のものに限られず、例えば、外面に伝送回路および該伝送回路の終端部としての接続パッドが設けられたブロック体であってもよい。
本実施形態に係る電気コネクタの全体を示す斜視図である。 図1の電気コネクタの分解斜視図である。 図1におけるIII−III断面の一部を示す斜視図である。 図1におけるIII−III断面の一部をY方向から見た図である。 図4に示したコネクタ断面の一部拡大図である。 図1に示したコネクタにおける、係止し合った被係止部および係止部を示す斜視図である。 図6におけるVII−VII断面の一部を示す断面図である。 中継部材と端子との接触状態を示す概略図であり、(A)は本実施形態における接触状態、(B)は変形例における接触状態を示している。 変形例に係る被係止部および係止部を示す図であり、(A)は、係止部を突部として形成した場合の断面図であり、(B)は、係止部を凹部として形成した場合の断面図である。
符号の説明
1 コネクタ 20 中継部材接続体
10 中継部材受入体 30,30’ 端子
11 収容溝 31,31’ 接触部
12 被係止部 40 端子保持体
12A 側部 41 係止部
12B 連結部

Claims (6)

  1. 複数の端子と該複数の端子を列をなして保持する端子保持体とを有する中継部材接続体と、該中継部材接続体に組み立てられ、上記端子と接続されるべき中継部材を受け入れる中継部材受入体とを備える回路基板用電気コネクタであって、上記中継部材受入体は、上記端子保持体に列をなして保持された端子の複数列の端子群が広がる面たる端子配列面に対して直角をなす組立方向で該端子保持体と組み立てられ、該中継部材受入体は、中継部材の受入れを可能とする複数の収容溝のそれぞれが上記組立方向に延びて形成されており、上記複数の端子は、上記端子配列面に対して直立して該端子の一端側で保持され、かつ、上記中継部材と接触してその接触方向を弾性撓み方向として弾性撓み可能な接触部が該端子の他端側の位置で上記収容溝内方に向かって設けられている該回路基板用電気コネクタにおいて、上記複数の端子は、該端子の他端側の先端部が上記中継部材受入体と当接して、上記接触部の上記弾性撓み方向で中継部材から離反する方向に予圧を受けていて、上記中継部材受入体は、少なくとも端子の接触部の上記弾性撓み方向にて上記中継部材接続体に対して許容範囲内でずれて位置することが可能であり、上記端子は、同一収容溝での端子配列方向から見て、該収容溝に対して両側に端子が配され、両端子の接触部が対向する方向に弾性撓み可能となっていることを特徴とする回路基板用電気コネクタ。
  2. 中継部材接続体および中継部材受入体のいずれか一方は両者の組立のための係止部を、他方は被係止部を有しており、該係止部および該被係止部の少なくとも一方は、上記組立方向および上記接触部の弾性撓み方向の両者に対して直角な方向での弾性撓みが可能となっており、上記係止部は、上記組立方向で遊びをもって上記被係止部と係止していることとする請求項1に記載の回路基板用電気コネクタ。
  3. 端子は、対向する端子の接触部が同一収容溝での端子配列方向で互いにずれて位置するように配置されていることとする請求項に記載の回路基板用電気コネクタ。
  4. 被係止部は、組立方向に延びる腕部として形成されており、係止部は、上記被係止部と組立方向で係止する係止段部として形成されていることとする請求項2又は請求項に記載の回路基板用電気コネクタ。
  5. 腕部は、組立方向に延びる該腕部の両縁部の間で先端縁部寄りの位置まで該組立方向に延びる窓状の溝部により、該組立方向で互いに平行に延びる二つの側部と、該側部の先端同士を連結する連結部とが形成されており、係止部は、該連結部と上記組立方向で係止する突起として形成されていることとする請求項に記載の回路基板用電気コネクタ。
  6. 被係止部と係止部との組は、端子の接触部の弾性撓み方向で複数組設けられていることとする請求項2ないし請求項のいずれか一つに記載の回路基板用電気コネクタ。
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