JP4510568B2 - デジタルコンバータ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、昇圧チョッパを用いたデジタルコンバータに関し、特に、一般のコイルを使用しても精密なPWM制御が実現できる装置及びその制御方法に関するものである。
出願人は、精密なPWM制御が実現できる類似出願を同日付けで特許出願している(特許文献1)。この特許出願は、安価な一般のコイルも使用可能な簡易な構成でありながら、入力電流の広い範囲で精密な制御が可能なデジタルコンバータを提案したものであり、周波数20KHz程度で繰り返される制御サイクル毎に、コイル入力電流、交流入力電圧、直流出力電圧を計測しており、その計測値に基づいて次回の制御サイクルにおけるPWM制御の制御オン時間を決定している。
特願2004−268135
上記出願のPWM制御は、制御サイクル毎に最適な制御オン時間が設定できる点では優れているが、反面、PWM制御用の演算処理に割り当てることのできる時間に制限があり、プログラム作成上の制約が多いという問題があった。
ここで、十分な演算処理時間を確保するために制御サイクルの周波数を下げることは考えられるが、制御サイクルの周波数を下げると、その分だけ可聴周波数に近づくため、コイルのうなり音などの問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、安価な一般のコイルも使用可能な簡易な構成でありながら、入力電流の広い範囲で精密な制御が可能であるという特徴を生かしつつ、十分な演算処理時間を確保できるようにしたデジタルコンバータ及び制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、コイル及びスイッチング素子を備えた昇圧チョッパと、前記コイルに入力電流を供給する整流回路と、前記スイッチング素子を所定の制御サイクルでPWM制御するコンピュータ回路とを有するデジタルコンバータであって、コイルへの入力電流が制御サイクル中に途切れない連続モードか、制御サイクルの途中で途絶える不連続モードかを、複数の制御サイクルに一回の計測サイクルでの計測値に基づいて判定し、その判定結果に基づく異なるアルゴリズムを用いてPWM制御を行うことを特徴としている。
本発明において、PWM制御は、全ての制御サイクルにおいて実行されるが、制御時間は、複数の制御サイクルに一回の計測サイクルでの計測値に基づいて更新され、更新されるまではそれ以前の制御時間がそのまま使用される。好ましくは、二回の制御サイクルに一回の割合で制御時間が更新される。ここで、PMW波の制御時間は、実施例では、制御オン時間Ton(n−1)を意味しているが、特に限定されるものではなく、スイッチング素子のOFF時間をPWM制御する場合であれば、制御オフ時間がこれに該当する。
連続モードか不連続モードかの判定は、前記計測サイクルにおける、コイル充電開始電流Iv(n−2)、昇圧チョッパへの交流入力電圧Vac(n−1)、及び昇圧チョッパの直流出力電圧Vdc(n−1)の各計測値と、前記計測サイクルにおけるPMW波の制御時間と、コイルのインダクタンス値とに基づいて決定されるのが好ましい。この場合、前記インダクタンス値は、前記計測サイクルにおけるコイル電流の計測値に対応して補正されるのが好ましい。
本発明は、好ましくは、連続モードか不連続モードかの判定結果に対応する演算式を用いて、次回以降の制御サイクルにおけるPMW波の制御時間Ton(n)を決定している。また、次回以降の制御サイクルにおけるPMW波の制御時間Ton(n)は、次回の制御サイクルにおける、コイル平均電流の予測値Iav(n)を演算要素にして決定されるのが好ましい。更にまた、前記コイル平均電流の予測値Iav(n)は、前記交流入力電圧の予測値Vac(n)と積算パラメータβとの積算で決定され、前記積算パラメータβは、直流出力電圧Vdcの目標値Voとの偏差VerrによるPI(Proportional-Integral)制御で決定されるのが好ましい。
また、本発明は、上記各発明の動作を実現する制御方法であり、言い換えると、請求項1〜6に記載の各技術的要素を具備するデジタルコンバータの制御方法である。
以上説明した本発明によれば、簡易な構成でありながら、入力電流の広い範囲で精密なPWM制御が可能となる。特に、連続モードか不連続モードかの判定を、複数の制御サイクルに一回の計測サイクルでの計測値に基づいて行っているので、判定結果を参酌した演算処理の時間を長くとることができ、より精密なPWM制御が可能となる。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1は、ソフトウェア制御によるデジタルコンバータを示す回路構成図であり、実施例のデジタルコンバータは、モータ制御システムの一部として組み込まれている。すなわち、本実施例のコンバータ1では、単相交流電圧(例えば200V)が全波整流回路2で整流されて脈流となった後、ワンチップマイコン3によってPWM(Pulse Width Modulation)制御される昇圧チョッパ4によって所定の直流電圧Vdc(例えば350V)に変換される。そして、三相モータMは、ワンチップマイコン3に制御されるインバータ回路5によって駆動される。
昇圧チョッパ4は、コイルLとコンデンサCとスイッチング素子Qと電流検出用シャント抵抗rとで構成され、コイルLとコンデンサCとシャント抵抗rとが直列接続され、コンデンサCには、コンデンサCを短絡させるスイッチング素子Qが並列接続されている。そして、昇圧チョッパ4の入力電流は、コイルLに向かって流れ込み、シャント抵抗rを通して帰還する。なお、この実施例では、スイッチング素子Qとして、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を使用している。
図示の通り、ワンチップマイコン3には、信号入力部IN1〜IN3を通して、それぞれ入力電流Iと入力交流電圧Vacと出力直流電圧Vdcが入力されており、内蔵されたA/DコンバータAD1〜AD4によって、それぞれデジタル変換されている。なお、A/DコンバータAD1とA/DコンバータAD4は、同じ入力電流Iを異なるタイミングで取得している。ここで、信号入力部IN1は、シャント抵抗rの両端電圧を受けるOPアンプ回路で構成されており、シャント抵抗rと合わせて、電流検出センサとして機能している。また、信号入力部IN2及び信号入力部IN3は、抵抗分圧回路とOPアンプ増幅回路とで構成されている。
このような信号入力部IN1〜IN3及びA/DコンバータAD1〜AD4を通して取得されたデータは、ワンチップマイコン3によって処理されPWM信号のON時間(以下、制御オン時間という)が算出される。そして生成されたPWM信号は、出力ポートPTから信号出力部OUT1を通してスイッチング素子Qのゲートに供給される。なお、ワンチップマイコン3は、信号入力部IN4と信号出力部OUT2を介してインバータ回路5に接続されて、三相モータMをインバータ制御している。
以下、スイッチング素子QをPWM波でON/OFF制御する本実施例の動作原理について説明する。図2は、ワンチップマイコン3から出力されるPWM波と、コイルLに流れる電流の関係を図示したタイムチャートである。図示の通り、コイルLにはコイル充電電流とコイル放電電流による三角波が流れるが、コイルLに蓄えられたエネルギーが十分であって連続的に電流が流れる連続モード(図2(a)参照)と、エネルギーが不十分であるため、電流が途中で途切れる不連続モード(図2(b)参照)とがある。
本実施例では、何れの動作モードにあるかに応じて、異なるPWM制御を行っているので、先ず、動作モードを判定する判定式を説明する。図2のタイムチャートにおいて、今現在が、制御サイクル(n−1)であるとする。そして、この制御サイクル(n−1)中の計測値に基づいて、次の制御サイクル(n)における制御オン時間Ton(n)を決定することを考える。なお、交流入力電圧の周波数は50Hz又は60Hzであるが、十分迅速に制御するため、本実施例では、制御周期Tを50μSにしている。また、実施例の制御サイクルには、計測サイクルと非計測サイクルとが繰り返されるが(図13参照)、原理説明であるため、以下では、全ての制御サイクルが計測サイクルであると扱う。
コイル充電時(スイッチング素子ON)における回路方程式は、
Vac(n−1)=L×{Ip(n−1)−Iv(n−2)}/Ton(n−1)・・・(式1)となる。ここで、Iv(n−2)はコイル充電開始電流、Ip(n−1)はコイル充電ピーク電流、Ton(n−1)は制御オン時間であり、それぞれ制御サイクル(n−1)における値である。また、Vac(n−1)は制御サイクル(n−1)における入力電圧であるが、電源周波数に対して、制御周期(50μS)が十分短いのでVac(n−1)を一定値とみなすことができる。
一方、コイル放電時(スイッチング素子OFF)における回路方程式は、
Vdc(n−1)−Vac(n−1)=L×{Ip(n−1)−Iv(n−1)}/Toff(n−1)・・・(式2)となる。ここで、Vdc(n−1)はコンデンサCの両端電圧、Iv(n−1)は今回の制御サイクル終了時のコイル電流(次回の制御サイクルのコイル充電開始電流)、Toff(n−1)はOFF時間であり、それぞれ制御サイクル(n−1)における値である。
(式1)及び(式2)からIp(n−1)を消去してIv(n−1)について解くと、
Iv(n−1)=Iv(n−2)+T/L×[{Vac(n−1)−Vdc(n−1)}+Ton(n−1)×Vdc(n−1)]・・・(式3)となる。なお、制御周期Tは、T=Ton(n−1)+Toff(n−1)である。
上記の(式3)において、Iv(n−1)>0であれば連続モード、Iv(n−1)=0であれば不連続モードとなる。但し、(式3)は、今回の制御サイクル(n−1)におけるコイル充電開始電流Iv(n−2)を用いて、次回の制御サイクル(n)におけるコイル充電開始電流Iv(n−1)を求めているので、充電開始電流Iv(n−2)が正確でないと、連続モードか不連続モードかの判定が狂うことになる。すなわち、Iv(n−2)を一つ手前の制御サイクルにおける制御オン時間(Ton(n−2))などに基づく予測演算によって決定したのでは、(式3)の演算によって誤差が累積されることになり、制御の指示値自体が目標から外れて発散してしまうおそれがある。そこで、この実施例では、制御サイクルごとに、コイル充電開始時の入力電流ad1を計測するようにしている。
但し、制御サイクル開始時から入力電流の取得時までに不可避的に時間遅れTsが生じるので(図4(c)参照)、この時間遅れTsを考慮して計測値ad1を補正してコイル充電開始電流Iv(n−2)としている。今、制御サイクル(n−1)のTsのタイミングにおける電流計測値をad1とすると、コイル充電電流の傾斜(Δi/Δt)は、L×Δi/Δt=eの関係からΔi/Δt=e/Lである。ここで、eは電圧、iは電流、tは時間である。
したがって、時間遅れTsにおける電流増加量は、Vac(n−1)/L×Tsと算出することができ、この値を用いると、Iv(n−2)=ad1−Vac(n−1)/L×Ts・・・(式4)となる。そして、この(式4)を(式3)に代入すると、
Iv(n−1)=ad1−[Vac(n−1)×Ts+T×{Vdc(n−1)−Vac(n−1)}−Ton(n−1)×Vdc(n−1)]/L・・・(式5)となり、今回の制御サイクル(n−1)の最終タイミング(=次回の制御サイクルの開始タイミング)における入力電流値Iv(n−1)を、今回の制御サイクル(n−1)の開始タイミングにおける入力電流の計測値ad1に基づいて正確に決定することができる。
そして、このようにして求めた次回制御サイクルのコイル充電開始電流Iv(n−1)が正か否かに応じて、連続モードか不連続モードかを正確に判定でき、それに応じた最適な制御が可能となる。すなわち、今回の制御サイクル(n−1)における、交流入力電圧Vac(n−1)、直流出力電圧Vdc(n−1)、及び入力電流ad1の各計測値と、前回の制御サイクルで決定された制御オン時間Ton(n−1)とに基づいて、連続モード用の制御をすべきか、不連続モード用の制御をすべきかを確定できる。なお、以上の(式1)〜(式5)の算出手順については、図7〜図8に補充説明をしている。
ところで、直流出力電圧Vdc(n−1)は、必ずしも、制御サイクル毎に更新される必要はないので、本実施例では、1mS毎に値が更新されるVdc(i)を使用している(図5のステップST30参照)。したがって、本実施例の判別式は、正確には、Iv(n−1)=ad1−[Vac(n−1)×Ts+T×{Vdc(i)−Vac(n−1)}−Ton(n−1)×Vdc(i)]/L・・・(式5’)となる。
更にまた、直流出力電圧として、図5のステップST38の処理で算出される過去0.5秒間の平均値Vdcを使用しても良い。この場合には、Iv(n−1)=ad1−[Vac(n−1)×Ts+T×{Vdc−Vac(n−1)}−Ton(n−1)×Vdc]/L・・・(式5’’)の判別式が採用される。
続いて、各制御サイクル中のコイル平均電流Iavに基づいて、制御オン時間Ton(n)を算出する方法について説明する。先ず、不連続モードにおける制御オン時間Ton(n)を算出する(図2(b)参照)。
<不連続モード>
コイル充電時における回路方程式は、Vac(n)=L×{Ip(n)−Iv(n−1)}/Ton(n)となるが、不連続モードゆえに、Iv(n−1)=0であり、結局、Vac(n)=L×Ip(n)/Ton(n)・・・(式6)となる。ここで、Vac(n)は交流入力電圧、Ip(n)はコイル充電ピーク時の電流値、Iv(n−1)はコイル充電開始時の電流値、Ton(n)は制御オン時間である。
一方、コイル放電時における回路方程式は、Vdc(n)−Vac(n)=L/Tcut(n)×{Ip(n)−Iv(n)}となる。なお、Tcut(n)は、コイル充電ピーク状態の電流値Ip(n)が、放電されてゼロになるまでの時間である(図2(b)参照)。ここでは不連続モードの回路方程式を問題にしているので、Iv(n)=0となり、Vdc(n)−Vac(n)=L/Tcut(n)×Ip(n)・・・(式7)となる。また、この制御サイクルにおける入力電流の平均値Iav(n)は、
Iav(n)={Ip(n)×Ton(n)+Ip(n)×Tcut(n)}/(2×T)・・・(式8)となる。
そして、これら(式6)〜(式8)をTon(n)について解くと、
Ton(n)×Ton(n)={2×T×L×Iav(n)×(Vdc(n)−Vac(n))}/{Vac(n)×Vdc(n)}・・・(式9)と算出される。なお、(式9)の算出過程は、図9〜図10に示した。
続いて、連続モードにおける制御オン時間Ton(n)を算出する(図2(a)参照)。
<連続モード>
コイル充電時における回路方程式は、Vac(n)=L×{Ip(n)−Iv(n−1)}/Ton(n)・・・(式10)となる。一方、コイル放電時における回路方程式は、Vdc(n)−Vac(n)=L/Toff(n)×{Ip(n)−Iv(n)}・・・(式11)となる。ここで、Toff(n)=T−Ton(n)であり、コイル放電開始から次回の制御サイクルにおけるコイル充電開始までの時間である。
そして、この制御サイクルにおける平均電流Iav(n)は、Iav(n)=
[{Ip(n)+Iv(n−1)}×Ton(n)+{Ip(n)+Iv(n)}×Toff(n)]/{2×T}・・・(式12)となる。ここで、Ip(n),Iv(n)を消去しつつ(式10)〜(式12)をToff(n)について解くと、
Toff(n)×Toff(n)=[2×T×L×{Iv(n−1)−Iav(n)}/Vdc(n)]+T×T×Vac(n)/Vdc(n)・・・(式13)となるので、結局、Ton(n)は、Ton=T−Toff(n)・・・(式14)と算出される。なお、(式14)その他の算出過程は、図11〜図12に補充説明している。
本実施例では、不連続モードか連続モードかに応じて(式9)か又は(式14)を用いて制御オン時間Ton(n)を算出するが、その演算には、次回の制御サイクル(n)における、交流入力電圧Vac(n)、直流出力電圧Vdc(n)、及び平均入力電流Iav(n)の予測パラメータが必要となる。
交流入力電圧Vac(n)については、今回の交流入力電圧の計測値Vac(n−1)と、前回の交流入力電圧の計測値Vac(n−2)に基づいて予測することとし、具体的には、今回の計測値Vac(n−1)に、制御サイクル(n−2)と制御サイクル(n−1)計測値の差分を加算して以下の通りとする。
Vac(n)=2×Vac(n−1)−Vac(n−2)・・・(式15)
一方、直流出力電圧Vdc(n)については、直流電圧についての過去の計測値の平均値Vdcを採用する。平均値Vdcの算出法は適宜に決定されるが、この実施例では0.5秒毎に実行される平均化処理によって過去0.5秒間の計測値を平均化して、直流出力電圧Vdcとしている(図5のステップST38参照)。この直流出力電圧Vdcは、メモリの適当なワークエリアに格納されており、このワークエリアの値Vdcが0.5秒毎に更新されるようになっている。
したがって、この場合には、不連続モードで、Ton(n)×Ton(n)={2×T×L×Iav(n)×(Vdc−Vac(n))}/{Vac(n)×Vdc}・・・(式9’)となり、一方、連続モードでは、Toff(n)×Toff(n)=[2×T×L×{Iv(n−1)−Iav(n)}/Vdc]+T×T×Vac(n)/Vdc・・・(式13’)、Ton=T−Toff(n)・・・(式14’)となる。
但し、0.5秒間の平均値Vdcを使用するのに変えて、ADコンバータAD3の出力値ad3を1mS毎に取得したVdc(i)の値を使用しても良い。この場合には、不連続モードで、Ton(n)×Ton(n)={2×T×L×Iav(n)×(Vdc(i)−Vac(n))}/{Vac(n)×Vdc(i)}・・・(式9’’)となり、一方、連続モードでは、Toff(n)×Toff(n)=[2×T×L×{Iv(n−1)−Iav(n)}/Vdc(i)]+T×T×Vac(n)/Vdc(i)・・・(式13’’)、Ton=T−Toff(n)・・・(式14’’)となる。なお、図3では、便宜上、Vdc(i)を使用する場合を実線で示し、直流出力電圧Vdcを使用する場合を破線で示している。
また、平均入力電流Iav(n)の予測値は、交流入力電圧Vac(n)の予測値との関係からIav(n)=β×Vac(n)とする。ここでゲインβは、直流出力電圧の基準値(目標値)Voと、上記の平均化された直流出力電圧Vdcとを比較しながら、その差VerrがゼロになるようにPI制御によって調整する。
すなわち、Verr=Vo−Vdc・・・(式16)であり、Vo=Vac(pk)+α・・・(式17)である。ここで、直流出力電圧の基準値Voは、交流入力電圧(脈流)の波高値Vac(pk)に、コイルLによる昇圧量αを加算したものに設定する。このように設定することによって、入力電圧値に応じた効率の高い変換が可能となる。また、コイルLによる昇圧量を小さくできるので、大型化しない適当なサイズで安価で軽量のコイルを選択することが可能となる。なお、コイルLのインダクタンス最適値は、一般に、L=Vac×Vac×(Vdc−Vac)/{γ×Pac×Vdc/T}の設計式に基づいて決定されるが、本実施例では、入力電圧値Vacに対応して出力電圧値Vdcを設定するので、コイルのインダクタンス値がほぼ最適値を常に維持する。なお、上記の設計式において、γは入力電流のリプル含有率、Tは制御周期、Pacは最大入力電力、Vacは入力電圧の瞬時値である。
図3は、上記した制御動作を説明する制御ブロック図である。また、図4〜図5は、図3の制御動作を実現するワンチップマイコン3の処理内容を示すフローチャートである。なお、ここまで動作原理を簡潔に説明するため、各制御サイクルを区別することなく扱ったが、本実施例のPWM制御では、二回の制御サイクルに一回だけ計測サイクルがあり、その計測結果に基づいて制御オン時間を更新するようにしている。図13は、その関係を図示したものであり、奇数回目の制御サイクルである計測サイクル(n−1,n+1,・・・)では、必要なデータが計測されて、その計測値に基づいて制御オン時間Ton(n)が決定される。一方、偶数回目の制御サイクル(n−2,n,n+2,・・・)では、一つ前の制御サイクルと同一の制御オン時間が使用される。
以上を踏まえて説明するに、図3に示す制御処理は、50μS毎に起動される第1タイマ割込みINT1(図4(a))と、1mS毎に起動される第2タイマ割込みINT2(図5)と、第1タイマ割込みINT1で開始されたAD変換動作が完了すると起動されるAD変換終了割込みINT3(図4(b))とを中心に構成されている。なお、第1タイマと第2タイマは非同期であり、第1タイマ割込みINT1の方が、第2タイマ割込みINT2より高い優先順位に設定されている。
<第1タイマ割込みINT1>
以下、図4及び図5に基づいて、ワンチップマイコン3の動作内容を説明する。図4(a)に示すように、第1タイマ割込みINT1が生じると、レジスタ類の保存処理(POP処理)や割込み要求フラグのクリア処理などを終えた後(ST1)、PWM信号をHレベルに立ち上げると共に、前回か、前々回の制御サイクルである計測サイクルでの計測値に基づいて決定されているPWMタイマの設定値Ton(n−1)のダウンカウント動作を開始させる(ST2)。なお、このダウンカウント動作は、その後、図4や図5の処理とは独立に進行して、所定時間Ton(n−1)経過後にPWM信号がLレベルに戻ることでPWM制御が実現される(図4(c)参照)。
次に、ワンチップマイコン3は、計測要求フラグFGの値をチェックし(ST3)、FG=0であれば、計測要求フラグFGを1にセットして割込み処理を終える。一方、FG=1であれば、計測要求フラグFGを0にセットしてステップ6の処理に移行する。ステップST6では、4chのADコンバータAD1〜AD4を連続スキャンモードで動作させてAD変換処理を開始させ、その後、割込み処理を終える。ここで、連続スキャンモードで実行されるAD変換処理が終わると、ワンチップマイコン3のCPUに、AD変換終了割込みがかかるよう設定されている。なお、図4(c)に示すように、第1タイマの割込みによって制御サイクルが開始されてから最初のAD変換が開始されるまでに時間遅れTsがあり、また、1番目のAD変換開始から4番目のAD変換開始までに遅延時間Tdがある。時間遅れTsは、例えば2.2μS程度であり、遅延時間Tdは、例えば20μS程度である。
以上のステップST3〜ST6の動作から明らかなように、計測要求フラグFGは、ADコンバータによる計測処理(ST6)を開始させるか否かを決定するフラグであり、0→1→0→1の循環動作をするようにしている(ST4,ST5参照)。そのため、制御サイクルの二回に一回が計測サイクルとなり、計測要求フラグFG=0の他の一回は、AD変換処理を開始させることなく第1タイマ割込みの処理を終える。但し、PWM制御については、ステップST2の処理によって実行される。
<AD変換終了割込みINT3>
ステップST6の処理の後、全てのADコンバータについてAD変換動作が終了すると、図4(b)に示す割込み処理INT3によって制御演算が実行される。先ず、ADコンバータAD1,AD4の出力値ad1,ad4(コイルLへの入力電流)を取得する(ST10)。次に、平均演算(ad1+ad4)/2によって、制御サイクル(n−1)における入力電流の平均値Iav(n−1)を算出する(ST11)。なお、図4(c)に示すように、入力電流値は、サンプリング点によって変化するので、入力電流の平均値としての精度は高くないが、この平均値Iav(n−1)は、次に説明するインダクタンス値の補正に使用するだけであるから、特に問題は生じない。
入力電流の平均値Iav(n−1)が求まれば、回路に実装されているコイルLのインダクタンス値を電流値Iav(n−1)に基づいて特定する。コイルLは、図6に示すように、そこに流れる直流重畳電流(平均電流)に応じて、そのインダクタンス値が変化する場合が多い。そこで、この実施例では、回路に実装されているコイルLの特性を予めメモリに格納しておき、入力電流の平均値Iav(n−1)に応じたインダクタンス値を、各演算式で使用するようにしている。
そのため、大型に高価なコイルを使用しなくても高精度の制御が可能となる。なお、制御精度を更に高めるためには、平均演算(ad1+ad4)/2によって求まった電流値Iav(n−1)を、その制御サイクル(n−1)における制御オン時間Ton(n−1)に応じて補正しても良い(図3参照)。すなわち、2つのサンプリング点ad1,ad4が、コイル充電電流ad1とコイル放電電流ad4に分かれる場合もあれば、制御オン時間Ton(n−1)が長いために、共にコイル充電電流となる場合もあるので(図4(c)参照)、この点を踏まえて平均電流を補正すれば、より精密な制御を実現できる。
続いて、ADコンバータAD2の出力値ad2(交流入力電圧Vac(n−1))を取得する(ST13)。そして、電圧予測式Vac(n)=2×Vac(n−1)−Vac(n−2)に基づいてVac(n)を算出する(ST14)。次に、ADコンバータAD3の出力値ad3(直流出力電圧Vdc(n−1))を取得する(ST15)。
何れにしても続いて、Iav(n)=β×Vac(n)の計算によって、入力電流指令値Iav(n)を算出する(ST16)。なお。必要な積算パラメータβの値は、図5に示す第2割込み処理INT2において1mS毎に更新されて適宜なワークエリアに格納されている。
次に、ADコンバータAD1からの取得値ad1と、ステップST12の処理で補正されたコイルのインダクタンス値Lと、ステップST13の処理で取得された交流入力電圧値Vac(n−1)と、この制御サイクルにおける制御オン時間Ton(n−1)と、直流出力電圧値Vdc(i)とに基づいて、(式5’)の判別式に基づいて、コイル充電開始電流Iv(n−1)を算出する(ST17)。そして、コイル充電開始電流Iv(n−1)の値(正か否か)に応じて、連続モードとして制御すべきか不連続モードとして制御すべきかを決定する(ST17)。なお、(式5’)に代えて(式5’’)の判別式を用いても良いのは、前述の通りである。
ここでIv(n−1)≦0であって不連続モードであった場合には、Iv(n−1)=0に設定すると共に(ST19)、(式9’)または(式9’’)の演算式に基づいて制御オン時間Ton(n)を算出する(ST20)。一方、Iv(n−1)>であって連続モードであった場合には、(式14’)(式14’’)の演算式に基づいて制御オン時間Ton(n)を算出する(ST21)。
そして、算出された制御オン時間Ton(n)について、それが制御上限値と制御下限値を超えていないことを条件に、次回の制御サイクル(n)の制御オン時間としてPWMタイマにTon(n)の値を設定する(ST22,23)。なお、算出された制御オン時間Ton(n)が、上限値か下限値を超えている場合には、PWMタイマに、それぞれ制御上限値又は制御下限値を設定する。
<第2タイマ割込みINT2>
続いて、上記した第1タイマ割込み処理INT1、AD変換終了割込みINT3とは独立して、1mS毎に開始される第2タイマ割込みINT2について図5のフローチャートに基づいて説明する。
第2タイマ割込みINT2では、先ず、ADコンバータAD3の出力であるVdc(i)を取得する(ST30)。なお、ADコンバータAD3は50μS毎にAD変換動作を実行するが、第2タイマ割込みINT2では、第1タイマ割込みINT1に基づいて出力される出力直流電圧Vdc(i)の値を取得することになる。
次に、SUM←SUM+Vdc(i)の演算を実行して、取得した出力直流電圧Vdc(i)の値をワークエリアの平均算出バッファSUMに加算する(ST31)。また、ADコンバータAD2の出力である交流入力電圧Vac(i)を取得して(ST32)、交流入力電圧Vac(i)と、メモリに保存されている波高最大値Vac(pk)とを対比する(ST33)。
そして、Vac(i)>Vac(pk)であれば、Vac(pk)←Vac(i)の演算によって、メモリに記憶されている波高最大値Vac(pk)の値を更新する(ST34)。このようにして交流入力電圧の波高値Vac(pk)を求めた後、カウンタCTをデクリメント処理(−1)し(ST35)、カウンタ値CTがゼロか否かを判定する(ST36)。
ここで、カウンタ値CTがCT=0となると、平均算出バッファSUMの値を1/500倍することで、出力直流電圧Vdc(i)の平均値を求める(ST37)。そして、この平均値によって直流出力電圧Vdcを特定する(ST38)。
このようにして直流出力電圧Vdcが求めれば、平均算出バッファSUMとカウンタCTの値を初期設定し(ST39)、Vo←Vac(pk)+αの演算によって出力直流電圧の基準値(目標値)Voを算出する(ST40)。αは、入力交流電圧の波高値Vac(pk)と比較した場合の、コイルLにおける昇圧分である。そして、出力基準電圧Voと、計測値から得られる出力平均電圧Vdcとの差を算出する(ST41)。具体的には、Verr(i)←Vo−Vdcの演算を行う。
以上の結果に基づき、PI制御による指令値βを算出して第2タイマ割込み処理INT2を終える(ST42)。ここで、指令値βの算出は、β=Verr(i)×Kp+{Verr(i)×Ki+Verr(i−1)’×Ki}の演算式によるが、Verr(i−1)’×Kiは、前回(i−1)の積分制御値であって、Verr(i−1)’×Ki=Verr(i−1)×Ki+Verr(i−2)’×Kiとして算出されていた値である。
なお、以上説明した制御処理の内容は、制御ブロック図として図3にまとめており、INT1,INT2の記載のない処理は、AD変換終了割込み(図4(b))の処理INT3を意味している。
以上の通り、実施例に係るデジタルコンバータ1は、毎回の制御サイクルにおいて制御オン時間を算出するのではなく、制御サイクルの二回に一回の計測サイクルにおいてAD変換動作を実行させ、その計測結果に応じて制御オン時間を算出している。そのため、PWM制御のために十分な演算時間を割当てることが可能となり、精密な制御が実現される。
本実施例の場合、計測処理や演算処理は、制御サイクルの二回に一回しか実行されないが、PWM制御そのものは制御サイクル毎に行われるので、コイルのインダクタンス値を特に高くする必要もない。なお、実施例の場合、制御周期は50μSであるので、コイルの三角波の基本周波数は20KHzとなり、コイルのうなり音が人間に聞こえるおそれもない。
その他、本実施例では、ハードウェア制御回路が存在せず、全てをソフトウェア制御で実現できるため、力率改善回路などを省略でき、低コストで小型化が可能となる。また一般のコイルを使用して、そのインダクタンス値をリアルタイムに補正して演算式に反映させるので、低コストでありながら高精度の制御が可能となる。更に、本実施例では、瞬時応答による制御を行っているので負荷変動に対してもリニアに対応できる。また、(式9)、(式14)に示すように、フィードフォワードによる制御が主体となるので目標値に対する発散を抑制でき制御遅れも少ない。
実施例に係るデジタルコンバータを示す回路ブロック図である。 制御周期とコイルの充放電動作との関係を説明するタイムチャートである。 実施例に係るデジタルコンバータの制御動作を説明する制御ブロック図である。 ワンチップマイコンの動作内容を示すフローチャートである。 ワンチップマイコンの動作内容を示すフローチャートである。 コイルのインダクタンス値と平均電流との関係を示す特性図である。 (式5)の導出過程を説明する図面である。 (式5)の導出過程を説明する図面である。 (式9)の導出過程を説明する図面である。 (式9)の導出過程を説明する図面である。 (式14)の導出過程を説明する図面である。 (式14)の導出過程を説明する図面である。 実施例に係るデジタルコンバータの動作内容を説明するタイムチャートである。
符号の説明
L コイル
Q スイッチング素子(IGBT)
4 昇圧チョッパ
2 整流回路(単相全波整流回路)
3 コンピュータ回路(ワンチップマイコン)
1 デジタルコンバータ

Claims (7)

  1. コイル及びスイッチング素子を備えた昇圧チョッパと、前記コイルに入力電流を供給する整流回路と、前記スイッチング素子を所定の制御サイクルでPWM制御するコンピュータ回路とを有するデジタルコンバータであって、
    コイルへの入力電流が制御サイクル中に途切れない連続モードか、制御サイクルの途中で途絶える不連続モードかを、複数の制御サイクルに一回の計測サイクルでの計測値に基づいて判定し、その判定結果に基づく異なるアルゴリズムを用いてPWM制御を行うことを特徴とするデジタルコンバータ。
  2. 連続モードか不連続モードかの判定は、前記計測サイクルにおける、コイル充電開始電流、昇圧チョッパへの交流入力電圧、及び昇圧チョッパの直流出力電圧の各計測値と、前記計測サイクルにおけるPMW波の制御時間と、コイルのインダクタンス値とに基づいて決定される請求項1に記載のデジタルコンバータ。
  3. 前記インダクタンス値は、前記計測サイクルにおけるコイル電流の計測値に対応して補正される請求項2に記載のデジタルコンバータ。
  4. 連続モードか不連続モードかの判定結果に対応する演算式を用いて、次回以降の制御サイクルにおけるPMW波の制御時間Ton(n)を決定している請求項1〜3のいずれかに記載のデジタルコンバータ。
  5. 次回以降の制御サイクルにおけるPMW波の制御時間Ton(n)は、次回の制御サイクルにおける、コイル平均電流の予測値Iav(n)を演算要素にして決定されている請求項1〜4のいずれかに記載のデジタルコンバータ。
  6. 前記コイル平均電流の予測値Iav(n)は、前記交流入力電圧の予測値Vac(n)と積算パラメータβとの積算で決定され、
    前記積算パラメータβは、直流出力電圧Vdcの目標値Voとの偏差VerrによるPI制御で決定されている請求項5に記載のデジタルコンバータ。
  7. 請求項1〜6のいずれかの動作を実現するデジタルコンバータの制御方法。
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